JPH0311005Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311005Y2 JPH0311005Y2 JP19736082U JP19736082U JPH0311005Y2 JP H0311005 Y2 JPH0311005 Y2 JP H0311005Y2 JP 19736082 U JP19736082 U JP 19736082U JP 19736082 U JP19736082 U JP 19736082U JP H0311005 Y2 JPH0311005 Y2 JP H0311005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- outer diameter
- weight body
- larger
- auxiliary tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鼻腔から胃あるいは腸内に挿入され
るカテーテル装置に関するものである。
るカテーテル装置に関するものである。
従来、この種のカテーテル装置においては、細
い軟質素材からなるカテーテルの先端部に錘体
（オリーブ）を設け、該カテーテルを鼻腔から胃
あるいは腸内に挿入して栄養液を供給し得るよう
に構成してなるものが知られている。
い軟質素材からなるカテーテルの先端部に錘体
（オリーブ）を設け、該カテーテルを鼻腔から胃
あるいは腸内に挿入して栄養液を供給し得るよう
に構成してなるものが知られている。
しかしながら、このような従来構造のカテーテ
ル装置においては、カテーテルが細い軟質素材か
らなることから、大きな屈曲がある鼻腔への挿入
にあたつて、カテーテル自体が腰が弱いため、挿
入が困難であり、かつカテーテルの全長が通過す
るため不快感が大きいなどの不具合が生じてい
る。また、この種の不具合に鑑みて、従来カテー
テルにガイドワイヤを挿入して腰を強くしながら
挿入する方法が実施されているが、このような従
来法による挿入手段では、ガイドワイヤをカテー
テルの全長に亘つて挿入する必要があり、操作が
面倒であるばかりでなく、患者により大きな不快
感を与えるなどの欠点があつた。
ル装置においては、カテーテルが細い軟質素材か
らなることから、大きな屈曲がある鼻腔への挿入
にあたつて、カテーテル自体が腰が弱いため、挿
入が困難であり、かつカテーテルの全長が通過す
るため不快感が大きいなどの不具合が生じてい
る。また、この種の不具合に鑑みて、従来カテー
テルにガイドワイヤを挿入して腰を強くしながら
挿入する方法が実施されているが、このような従
来法による挿入手段では、ガイドワイヤをカテー
テルの全長に亘つて挿入する必要があり、操作が
面倒であるばかりでなく、患者により大きな不快
感を与えるなどの欠点があつた。
この考案は、上記した従来の欠点を解消するこ
とを目的としたもので、以下、図示の実施例に基
づいて説明する。
とを目的としたもので、以下、図示の実施例に基
づいて説明する。
第１図および第２図に示すように、図中１はこ
の考案に係るカテーテル装置を構成するカテーテ
ルである。該カテーテル１は、細い軟質の合成樹
脂素材からなる可撓性を有し、その先端部１ａに
は合成樹脂で被覆された複数個の金属球からなる
錘体２が取付けられている。そして、該錘体２の
外径は前記カテーテル１の外径より大きく形成さ
れ、軟質の合成樹脂素材からなる可撓性を有する
補助チユーブ短管３が、前記錘体２をストツパー
としてカテーテルの錘体２よりも基端側に摺動自
在に被嵌されている。すなわち補助チユーブ短管
３は、内径が前記錘体２の外径よりも小さく、か
つカテーテル１の外径よりも大きいものであつ
て、手元側後端部３ａがフアネル状に拡径されて
いるとともに、その周面にはミシン目あるいは切
溝等からなる線条部４が軸方向全長に亘つて複数
条形成され、該線条部４によつて易引裂性が付与
され、カテーテル１からの分割除去を可能にして
いる。また、図中１１は前記カテーテル１の先端
部１ａ側周面に開孔した液注入口である。
の考案に係るカテーテル装置を構成するカテーテ
ルである。該カテーテル１は、細い軟質の合成樹
脂素材からなる可撓性を有し、その先端部１ａに
は合成樹脂で被覆された複数個の金属球からなる
錘体２が取付けられている。そして、該錘体２の
外径は前記カテーテル１の外径より大きく形成さ
れ、軟質の合成樹脂素材からなる可撓性を有する
補助チユーブ短管３が、前記錘体２をストツパー
としてカテーテルの錘体２よりも基端側に摺動自
在に被嵌されている。すなわち補助チユーブ短管
３は、内径が前記錘体２の外径よりも小さく、か
つカテーテル１の外径よりも大きいものであつ
て、手元側後端部３ａがフアネル状に拡径されて
いるとともに、その周面にはミシン目あるいは切
溝等からなる線条部４が軸方向全長に亘つて複数
条形成され、該線条部４によつて易引裂性が付与
され、カテーテル１からの分割除去を可能にして
いる。また、図中１１は前記カテーテル１の先端
部１ａ側周面に開孔した液注入口である。
すなわち、上記したこの考案に係る構成を有す
るカテーテル装置を患者に挿入するにおいては、
片方の手でカテーテル１の先端部１ａ側に被嵌し
た補助チユーブ短管３を掴み、他方の手でカテー
テル１を手前に引張るようにして緊張させなが
ら、鼻腔にカテーテル１を挿入する。次いで、該
補助チユーブ短管３が鼻腔内に挿入された時点で
補助チユーブ短管３の挿入を中止し、錘体２の自
重を利用してカテーテル１のみを補助チユーブ短
管３内を摺動させながら押込むことにより胃ある
いは腸内に導入し、導入後、補助チユーブ短管３
は鼻腔から引抜いて分割することにより除去して
なるものである。
るカテーテル装置を患者に挿入するにおいては、
片方の手でカテーテル１の先端部１ａ側に被嵌し
た補助チユーブ短管３を掴み、他方の手でカテー
テル１を手前に引張るようにして緊張させなが
ら、鼻腔にカテーテル１を挿入する。次いで、該
補助チユーブ短管３が鼻腔内に挿入された時点で
補助チユーブ短管３の挿入を中止し、錘体２の自
重を利用してカテーテル１のみを補助チユーブ短
管３内を摺動させながら押込むことにより胃ある
いは腸内に導入し、導入後、補助チユーブ短管３
は鼻腔から引抜いて分割することにより除去して
なるものである。
この考案は、以上説明したように、細い軟質素
材からなるカテーテルの先端部に錘体を設けたカ
テーテル装置において、前記錘体の外径が前記カ
テーテルの外径よりも大きく設けられ、内径がカ
テーテルの外径より大きく錘体の外径より小さい
補助チユーブ短管を、カテーテルの錘体よりも基
端側に摺動自在に被嵌してなることから、鼻腔へ
の挿入時に補助チユーブ短管によつてカテーテル
の先端部側を腰強く補強することができ、挿入が
容易にできる。また一旦補助チユーブ短管が鼻腔
内に挿入された状態の後は、カテーテルのみを補
助チユーブ短管内を摺動させながら挿入すること
ができるため、従来のような鼻腔内通過に伴う不
快感が解消され、しかも挿入後は補助チユーブ短
管を分割除去できるため、留置中の邪魔にならな
いなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
材からなるカテーテルの先端部に錘体を設けたカ
テーテル装置において、前記錘体の外径が前記カ
テーテルの外径よりも大きく設けられ、内径がカ
テーテルの外径より大きく錘体の外径より小さい
補助チユーブ短管を、カテーテルの錘体よりも基
端側に摺動自在に被嵌してなることから、鼻腔へ
の挿入時に補助チユーブ短管によつてカテーテル
の先端部側を腰強く補強することができ、挿入が
容易にできる。また一旦補助チユーブ短管が鼻腔
内に挿入された状態の後は、カテーテルのみを補
助チユーブ短管内を摺動させながら挿入すること
ができるため、従来のような鼻腔内通過に伴う不
快感が解消され、しかも挿入後は補助チユーブ短
管を分割除去できるため、留置中の邪魔にならな
いなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
第１図はこの考案に係る経鼻挿入用カテーテル
装置の一実施例を示す説明図、第２図は同じくカ
テーテルの先端部側の要部拡大斜視図である。 １……カテーテル、１ａ……先端部、２……錘
体、３……補助チユーブ短管、４……線条部。
装置の一実施例を示す説明図、第２図は同じくカ
テーテルの先端部側の要部拡大斜視図である。 １……カテーテル、１ａ……先端部、２……錘
体、３……補助チユーブ短管、４……線条部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 細い軟質素材からなるカテーテルの先端部に
錘体を設けたカテーテル装置において、 前記錘体の外径が前記カテーテルの外径より
も大きく設けられ、 内径がカテーテルの外径より大きく錘体の外
径より小さい補助チユーブ短管を、カテーテル
の錘体よりも基端側に摺動自在に被嵌したこと
を特徴とする経鼻挿入用カテーテル装置。 (2) 補助チユーブ短管を分割除去可能に形成した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項に記載の経鼻挿入用カテーテル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19736082U JPS59105141U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 経鼻挿入用カテ−テル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19736082U JPS59105141U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 経鼻挿入用カテ−テル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59105141U JPS59105141U (ja) | 1984-07-14 |
| JPH0311005Y2 true JPH0311005Y2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=30422704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19736082U Granted JPS59105141U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 経鼻挿入用カテ−テル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59105141U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2043542B1 (en) * | 2006-07-06 | 2014-09-03 | Leroy L. Yates | Resecting device |
| US10065021B2 (en) * | 2007-05-17 | 2018-09-04 | Medgenesis Therapeutix, Inc. | Convection-enhanced delivery catheter with removable stiffening member and method for using same |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP19736082U patent/JPS59105141U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59105141U (ja) | 1984-07-14 |
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