JPH03109816A - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JPH03109816A
JPH03109816A JP24839089A JP24839089A JPH03109816A JP H03109816 A JPH03109816 A JP H03109816A JP 24839089 A JP24839089 A JP 24839089A JP 24839089 A JP24839089 A JP 24839089A JP H03109816 A JPH03109816 A JP H03109816A
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magnetic
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JP24839089A
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Kimio Kondo
公男 近藤
Fuminori Kikuchi
菊地 文則
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁性体及び非磁性体の何れが検出用コイルに
近接した場合においてもこれを同様に検出できるように
した近接スイッチに関する。
(従来の技術) 一般に、コイルとコンデンサ等からなる共振回路により
発振回路を構成して、その発振状態においてコイルに磁
性体或は非磁性体を近付けると、発振状態は夫々に対し
て次のような変動を呈する。
即ち、磁性体を近付けた場合には共振回路のQ値が変動
し、非磁性体の場合にはコイルのインダクタンスが変動
することにより発振周波数が変動するのである。近接ス
イッチは、上述のコイルを検出用コイルとし、このよう
な変動を検出することにより磁性体或は非磁性体からな
る近接物体を検出するもので、例えば製造ラインに設置
され、そのライン上を流れる磁性体或は非磁性体からな
る製品を近接物体として検出するものである。
ところで、このような磁性体及び非磁性体の検出を一つ
の近接スイッチで行なうためには、上述したように夫々
の場合で変動要素が異なるので、例えば共振回路を磁性
体検出用及び非磁性体検出用に2個設け、夫々の共振回
路に対応して、電圧比較回路によりQ値の変動を検出し
、周波数比較回路により周波数の変動を検出する構成が
考えられる。しかし、この場合には、検出用コイルから
同じ距離で磁性体及び非磁性体を同等に検出するために
、その回路定数を調整することが非常に面倒な作業とな
る不具合があった。
そこで、従来では例えば特公昭62−186614号公
報に開示されたような近接スイッチが考えられている。
即ち、このものは、共振回路を一つとし、その出力端子
側に電圧比較回路及び周波数比較回路を直列或は並列に
接続して構成したものである。この場合、近接物体が磁
性体のときには主として共振回路のQ値が低下するので
、これを電圧比較回路により検出し、非磁性体のときに
は主として検出用コイルのインダクタンスが小さくなっ
て発振周波数が大きくなるので、これを周波数比較回路
により検出する。つまり、一つの共振回路でその変動要
素に応じて電圧比較回路或は周波数比較回路の何れがに
より磁性体及び非磁性体の近接状態を検出することがで
き、この場合に比較基準電圧を夫々調整することにより
、磁性体及び非磁性体の両者を同一距離で検出すること
ができるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来構成のものでは、磁性
体及び非磁性体の両者を一つの共振回路でしかも簡単な
調整により実現できるものの、電圧比較回路及び周波数
比較回路の両者を設けなければならず、全体としてコス
トがかかり、且つ大形化してしまうという不具合があっ
た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、簡単な回路構成で磁性体及び非磁性体の両者を同一
距離で検出することができる近接スイッチを提供するに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の近接スイッチは、検出用コイルを含んで構成さ
れる共振回路に入力抵抗及び出力抵抗を介して増幅器を
接続して発振回路を構成し、この発振回路の発振周波数
を検出する検出回路を設け、前記入力抵抗及び出力抵抗
の抵抗値を、前記検出用コイルに対して磁性体或は非磁
性体の何れが近接したときにおいても、前記発振回路の
発振周波数が前記検出用コイルとの間の距離に応じて同
様に変動するように設定したところに特徴を有する。
(作用) 本発明の近接スイッチの作用について、第5図及び第6
図に示す原理説明図を用いて説明する。
上述の構成は第5図のように表わされ、これによれば、
検出用コイル1に磁性体或は非磁性体のうち何れが近接
した場合でも、後述するように、発振回路2においては
その発振周波数が変動する。
検出回路3は、この発振回路2の発振周波数を検出し、
変動しているときには磁性体或は非磁性体の近接状態を
検出して出力回路4を介し出力する。
(第5図中、Aは電源回路で、各回路に電源を与えてい
る。) この場合、発振回路2における発振周波数の変動は、以
下に述べるような原理に基づいて起こる。
つまり、第6図に示すように、検出用コイル1を白んで
構成される共振回路5と反転増幅器6とが入力抵抗7及
び出力抵抗8を介して接続されている構成において、い
ま、共振回路5が、検出用コイル1(インダクタンスL
、損失抵抗rとする)と2個のコンデンサ9.10(容
量CI 、 02とする)を用いたコルピッツ形の共振
回路を構成している場合を例にとって考える。発振回路
2の発振周波数foは、上述の回路定数から次式のよう
な関係として求められる。
(2πfo)2=1/LC3 ・ll+t/(RiRoC4)+r/Cl (C1/R
o+C2/Ri)1・・・・・・ (1) 但し、C3−ClC2/C4 C4−C1+02 この式(1)によれば、磁性体が近接して検出用コイル
1の損失抵抗rが増大すると発振周波数f0は増大し、
同様に非磁性体が近接して検出用コイル−のインダクタ
ンスLが減少すると発振周波数foが増大する。尚、一
般的な発振回路においては、入力抵抗及び出力抵抗を十
分大きな値に設定することにより、式(1)におけるf
)(括弧)内の第2項、第3項を略零として発振周波数
f。
を略1/LC3となるようにし、変動が少なくなるよう
に設定されている。
しかして、本発明の近接スイッチにおいては、入力抵抗
7及び出力抵抗8の抵抗値R1及びl?2を、検出用コ
イル1のインダクタンスI、及び損失抵抗rの変動に応
じて式(1)における発振周波数f。
が変動要素となるような値に設定しているので、磁性体
及び非磁性体の両者の近接に対して同様に発振周波数が
変動することにより近接物体として検出できるのである
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例について第1図乃至第4図
を参照しながら説明する。
まず、電気的構成を示す第1図において、11は検出用
コイル(例えばインダクタンスL = 50μH)で、
この両端子はコンデンサ12及び]3(例えば容量CI
、C2= 1.000 p F)を夫々介してアースさ
れ、コルピッツ形の共振回路14が構成されている。1
5は増幅器たるインバータ回路で、その入力端子は入力
抵抗16(例えば抵抗値Ri−]kΩ)を介してアース
されると共に検出用コイル11とコンデンサ12との共
通接続点に接続されており、出力端子は出力抵抗17(
例えば抵抗値Ro= 56Ω)を介して検出用コイル1
]とコンデンサ13との共通接続点に接続されている。
そして、以上により発振回路18が構成されている。1
9は検出回路たるマイクロコンピュータで、その入力ポ
ートエ、は入力回路20を介してインバータ回路15の
出力端子に接続され、出力ポート0は出力回路21を介
して出力端子Pに接続されている。22は温度補償回路
で、発振回路18の温度変動による発振周波数のずれを
補正するものであり、入力回路23を介してマイクロコ
ンピュータ19の入力ポートI2に接続されている。
次に、上述の入力抵抗16及び出力抵抗17の抵抗値を
決定するにあたり、発明者らが行なった測定のデータに
ついて、第2図乃至第4図を用いて述べる。即ち、検出
用コイル11に対して、磁性体(例えば鉄)及び非磁性
体(例えばアルミニウム)が近接した場合に、損失抵抗
rは第2図に示すように変動し、インダクタンス1.は
第3図に示すように変動した(磁性体を実線、非磁性体
を破線とし、距離は所定の検出距離を100%とした)
。これにより、磁性体の近接に対しては主として損失抵
抗rが増大するように変動し、非磁性体の近接に対して
は主としてインダクタンスLが減少するように変動する
ことかデータとして得られた。
この結果に基づいて、前述した(作用の項で述べた)式
(1)に従って、発振周波数f。の変動を求め、磁性体
及び非磁性体の両名で同様に変動し得るような入力抵抗
値Ri及び出力抵抗値Roを算出し、上述したように人
力抵抗16の抵抗値Rt=1にΩ及び出力抵抗17の抵
抗値Ro= 56Ωを決定したのである。そして、この
ときの発振周波数f。の変動のしかたは、所定の検出距
離を100%として、磁性体及び非磁性体の両者に対し
て第4図に示すようになった。尚、このR1,I?oの
値は、従来の同タイプの発振回路を備えた近接スイッチ
の場合に比べて桁違いに小さな値である。
上記構成によれば、磁性体及び非磁性体の何れが検出用
コイル]1に近接した場合でも同じ距離で発振回路18
の発振周波数f。か第4図に示すように増加して行く。
この発振周波数f。は、入力回路20を介してマイクロ
コンピュータ19の入力ポート■1に与えられる。マイ
クロコンピュタ19は、プログラムに従ってその発振周
波数foと変動する前の発振周波数とを比較し、その結
果所定値を超えたときに近接物体があると判断して出力
回路21を介して出力端子Pに検出出力を与える。
尚、上述の近接物体の検出に際して、周囲温度が変動す
る場合には、発振回路18の発振周波数foが変動する
が、この変動は温度補償回路22から入力回路23を介
して与えられる補正信号に基づいてマイクロコンピュー
タ19が補正を行なうことにより正確な検出を行なうよ
うになっている。
このような本実施例によれば、共振回路14とインバー
タ回路15との間に接続される入力抵抗]6及び出力抵
抗1−7の抵抗値R1及びRoを、磁性0 体及び非磁性体の何れが近接した場合でも同一距離で発
振回路18の発振周波数f。が同様に変動するように設
定したので、磁性体及び非磁性体の区別なく発振周波数
f。の変動のみをマイクロコンピュータ19により検出
することにより近接物体を検出でき、従って、夫々に対
応して検出回路を設ける従来と異なり、簡単な構成で安
価に製作できる。
第7図は本発明の第2の実施例を示し、第1の実施例と
異なるところは、インバータ回路15に代えて演算増幅
器24を設けて構成したところで、演算増幅器24を反
転増幅器として接続構成しているので、第1の実施例に
おけるインバータ回路15と同様の動作を行わせること
ができ、従って、この場合においても、第1の実施例と
同様の作用効果が得られる。
第8図は本発明の第3の実施例を示し、第2の実施例と
異なるところは、共振回路14に代えてハートレー形の
共振回路25を設けて構成したところである。検出用コ
イル11′には中間タップ1 mが設けられ、コンデンサ26と共にハートレー形の共
振回路25を構成している。この場合には、式(1)と
異なる発振周波数f。の式が得られるが、原理的には式
(1)の場合と同様に、入力抵抗16及び出力抵抗17
の抵抗値Ri及びRoを前述と同様にして決定すること
ができる。従って、第3の実施例によっても第1の実施
例と同様の作用効果が得られる。
尚、上記各実施例において用いた発振回路18の各回路
定数は、これらの値に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内で種々の値を設定し得るもの
である。
また、上記各実施例においては、共振回路14或は25
としてコルピッツ形成はハートレー形のものを用いた場
合について述べたが、これに限らず、他の一般に知られ
る共振回路を用いて発振回路を構成するようにしても良
い。
さらに、上記各実施例においては、検出回路としてマイ
クロコンピュータ19を用いたが、これに限らず、他の
IC等を用いてハードウェアとし2 て構成するようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の近接スイッチによれば、
発振回路の入力抵抗及び出力抵抗を、検出用コイルに磁
性体及び非磁性体の何れが近接した場合にも発振回路の
発振周波数が距離に応じて同様に変動するように抵抗値
を設定したので、近接物体が磁性体及び非磁性体の何れ
であっても検出回路において発振周波数のみを検出する
構成で近接物体を検出でき、従って、簡単な構成で安価
になし得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す電気的構成図、第
2図及び第3図は夫々同検出用コイルの損失抵抗及びイ
ンダクタンスの特性図、第4図は同発振回路の発振周波
数を示す特性図であり、第5図は本発明の作用説明用の
原理的構成図、第6図は同発振回路の構成図である。第
7図及び第8図は本発明の第2及び第3の実施例を示す
発振回路の構成図である。 3 図面中、11及び11′は検出用コイル、12゜13及
び26はコンデンサ、14及び25は共振回路、15は
インバータ回路(増幅器)、16は入力抵抗、17は出
力抵抗、18は発振回路、]9はマイクロコンピュータ
(検出回路)、22は温度補償回路、24は演算増幅器
(増幅器)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、検出用コイルを含んで構成される共振回路に入力抵
    抗及び出力抵抗を介して増幅器を接続して発振回路を構
    成し、この発振回路の発振周波数を検出する検出回路を
    設け、前記入力抵抗及び出力抵抗の抵抗値は、前記検出
    用コイルに対して磁性体或は非磁性体の何れが近接した
    ときにおいても前記発振回路の発振周波数が前記検出用
    コイルとの間の距離に応じて同様に変動するように設定
    されていることを特徴とする近接スイッチ。
JP24839089A 1989-09-25 1989-09-25 近接スイッチ Granted JPH03109816A (ja)

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JP24839089A JPH03109816A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 近接スイッチ

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JPH03109816A true JPH03109816A (ja) 1991-05-09
JPH0586090B2 JPH0586090B2 (ja) 1993-12-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0706039A1 (de) * 1994-10-03 1996-04-10 New Sulzer Diesel Ag Vorrichtung zum Abtasten eines Elementes und Kolbenbrennkraftmaschine mit einer solchen Vorrichtung
JP2010164472A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Yamatake Corp 高周波発振形近接センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0706039A1 (de) * 1994-10-03 1996-04-10 New Sulzer Diesel Ag Vorrichtung zum Abtasten eines Elementes und Kolbenbrennkraftmaschine mit einer solchen Vorrichtung
US5578750A (en) * 1994-10-03 1996-11-26 New Sulzer Diesel Ag Sensor for magnetically scanning a moving element in an internal combustion engine
JP2010164472A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Yamatake Corp 高周波発振形近接センサ

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JPH0586090B2 (ja) 1993-12-09

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