JPH03108807A - 薄型水晶振動子容器の製造方法 - Google Patents
薄型水晶振動子容器の製造方法Info
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- JPH03108807A JPH03108807A JP24609289A JP24609289A JPH03108807A JP H03108807 A JPH03108807 A JP H03108807A JP 24609289 A JP24609289 A JP 24609289A JP 24609289 A JP24609289 A JP 24609289A JP H03108807 A JPH03108807 A JP H03108807A
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- Japan
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- cap
- base
- groove
- grooves
- crystal resonator
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- Pending
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子機器産業では著しい発展がみられる高密
度実装化に貢献するものであり、主に表面実装に好適な
電子部品として供給されている薄型の圧電振動子に関す
るもので、特に振動子ユニットのベースとキャップを接
合してなる容器の製造方法に関するものである。
度実装化に貢献するものであり、主に表面実装に好適な
電子部品として供給されている薄型の圧電振動子に関す
るもので、特に振動子ユニットのベースとキャップを接
合してなる容器の製造方法に関するものである。
本発明は、表面実装に好適な薄型の水晶振動子において
、容器であるベースとキャップを平面的に多数個つなが
った形状とし、生産性の向上、さらには、ベースとキャ
ップの接合後の切り離し部分に溝を設け、気密容器の信
頼性向上を提供することにある。少なくとも2体よりな
る平板または凹凸板のセラミックまたはガラスは、平面
的に多数個同じ形状の収容部を凹設しており、その個々
の収容部の境界部にV字形・U字形・コの字形等任意の
溝を設ける、この溝は、ベースとキャップの接合するた
めの接合部を回避させた位置に設けることにより、バッ
チ処理で個々の振動子容器の切り離し後の気密容器の信
頼性を向上させたものである。
、容器であるベースとキャップを平面的に多数個つなが
った形状とし、生産性の向上、さらには、ベースとキャ
ップの接合後の切り離し部分に溝を設け、気密容器の信
頼性向上を提供することにある。少なくとも2体よりな
る平板または凹凸板のセラミックまたはガラスは、平面
的に多数個同じ形状の収容部を凹設しており、その個々
の収容部の境界部にV字形・U字形・コの字形等任意の
溝を設ける、この溝は、ベースとキャップの接合するた
めの接合部を回避させた位置に設けることにより、バッ
チ処理で個々の振動子容器の切り離し後の気密容器の信
頼性を向上させたものである。
従来の容器の構造は、第2図(a)の斜視図に示すよう
に、平板状のキャップ2とベース1はセラミックまたは
ガラスよりなり、平面的に多数個取り形状となっており
、第2図(b)のように、ベース1とキャップ2を接合
部4で接合し、その後点線で示す切り離し部5の切断に
より切り離しを行なっていた。つまり、接合後の切り離
し時に接合部が切断されていた。
に、平板状のキャップ2とベース1はセラミックまたは
ガラスよりなり、平面的に多数個取り形状となっており
、第2図(b)のように、ベース1とキャップ2を接合
部4で接合し、その後点線で示す切り離し部5の切断に
より切り離しを行なっていた。つまり、接合後の切り離
し時に接合部が切断されていた。
しかしながら、従来の容器構造は、ベース1とキャップ
2を接合し切り離す時に、接合部を切断していたため、
接合部への切断応力が生じ、容器の長期的な気密性を損
ねるという欠点を有していた。つまり、水晶振動子を収
容する気密容器の長期信頼性がなく、問題であった。
2を接合し切り離す時に、接合部を切断していたため、
接合部への切断応力が生じ、容器の長期的な気密性を損
ねるという欠点を有していた。つまり、水晶振動子を収
容する気密容器の長期信頼性がなく、問題であった。
本発明は上記問題を解決するために、薄型水晶振動容器
のベースに同じ形状の収容部を複数個整列して配設し、
接合部によりキャップを封止して気密化された収容部を
形成する薄型水晶振動子の容器の製造方法において、前
記収容部を囲む前記接合部と、それに隣接する収容部を
囲む接合部との境界部に溝を設け、前記接合部の接合機
能は前記溝によって遮断され、かつ前記溝と平面的に一
致する位置で前記ベース及びキャップの任意な面にも溝
を設け、上記溝を案内にして切り離すことにより接合部
への残留応力の悪影響を防止したものである。
のベースに同じ形状の収容部を複数個整列して配設し、
接合部によりキャップを封止して気密化された収容部を
形成する薄型水晶振動子の容器の製造方法において、前
記収容部を囲む前記接合部と、それに隣接する収容部を
囲む接合部との境界部に溝を設け、前記接合部の接合機
能は前記溝によって遮断され、かつ前記溝と平面的に一
致する位置で前記ベース及びキャップの任意な面にも溝
を設け、上記溝を案内にして切り離すことにより接合部
への残留応力の悪影響を防止したものである。
このように本発明は、薄型水晶振動子の容器を構成する
多数個取り形状のべ、−スとキャップにおいて、切り離
し部と接合部が影響しないように溝を設けることにより
、長期気密性を満足する容器を、バッチ処理生産で同時
に多数何畳ることが可能となった。
多数個取り形状のべ、−スとキャップにおいて、切り離
し部と接合部が影響しないように溝を設けることにより
、長期気密性を満足する容器を、バッチ処理生産で同時
に多数何畳ることが可能となった。
本発明の実施例を図面により具体的に述べる。
第1図(a)・(b)は、本発明の薄型水晶振動子容器
の構造と製造方法を示す斜視図である。セラミックより
なるベース1とガラスよりなるキャップ2を平面的に多
数個整列し、図示ではマトリックス状に凹状をなす有底
の収容部5がベース1の平面につながった形状となって
いる、さらに、ベース1とキャップ2の切り離し部5に
V字形・U字形・コの字形等の溝3とキャップ溝3′を
設けである。この合溝3と3′は、接合部4と隣接する
接合部の境界部7をなし、この部分の接合機能を遮断し
ている切り離し部分5を回避させるようにする。したが
って、セラミックベース1とガラスキャップ2の接合体
を切り離す際に、接合部分4を切断加工せずに、あらか
じめ設けた溝3と3′を切断する。これにより、接合体
の切り離し後において、切り離し部5の切断による残留
応力が極めて少ないため、接合部4に加わる歪は微少で
ありバッチ処理による多数個の同時製造であっても容器
の気密性を維持した薄型水晶振動子が得られた、なお図
示のように、接合部の境界部7に施した溝3と平面的に
一致する位置でベース1やキャップ2の任意な平面にキ
ャップ溝3′や裏溝3′を設けることは、作業性の向上
などに有効である。
の構造と製造方法を示す斜視図である。セラミックより
なるベース1とガラスよりなるキャップ2を平面的に多
数個整列し、図示ではマトリックス状に凹状をなす有底
の収容部5がベース1の平面につながった形状となって
いる、さらに、ベース1とキャップ2の切り離し部5に
V字形・U字形・コの字形等の溝3とキャップ溝3′を
設けである。この合溝3と3′は、接合部4と隣接する
接合部の境界部7をなし、この部分の接合機能を遮断し
ている切り離し部分5を回避させるようにする。したが
って、セラミックベース1とガラスキャップ2の接合体
を切り離す際に、接合部分4を切断加工せずに、あらか
じめ設けた溝3と3′を切断する。これにより、接合体
の切り離し後において、切り離し部5の切断による残留
応力が極めて少ないため、接合部4に加わる歪は微少で
ありバッチ処理による多数個の同時製造であっても容器
の気密性を維持した薄型水晶振動子が得られた、なお図
示のように、接合部の境界部7に施した溝3と平面的に
一致する位置でベース1やキャップ2の任意な平面にキ
ャップ溝3′や裏溝3′を設けることは、作業性の向上
などに有効である。
以上述べたように、本発明は、バッチ処理でのベースと
キャップの接合体における切り離し部分と接合部分を回
避する溝を設けることにより、切り離し後の容器の気密
性を向上させた薄型水晶振動子が得られた。
キャップの接合体における切り離し部分と接合部分を回
避する溝を設けることにより、切り離し後の容器の気密
性を向上させた薄型水晶振動子が得られた。
第1図(a)、(b)は本発明の構造を示す斜視図、第
2図は従来の構造を示す斜視図である。 Φベース 0キヤツプ ・溝 ・キャップ溝 ・接合部分 ・切り離し部分 ・収容部
2図は従来の構造を示す斜視図である。 Φベース 0キヤツプ ・溝 ・キャップ溝 ・接合部分 ・切り離し部分 ・収容部
Claims (1)
- ベースに同じ形状の収容部を複数個整列して配設し、接
合部によりキャップを封止して気密化された収容部を形
成する薄型水晶振動子の容器の製造方法において、前記
収容部を囲む前記接合部と、それに隣接する収容部を囲
む接合部との境界部に溝を設け、前記接合部の接合機能
は前記溝によって遮断され、かつ前記溝と平面的に一致
する位置で前記ベース及びキャップの任意な面にも溝を
設け、上記溝を案内にして切り離すことを特徴とする薄
型水晶振動子容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24609289A JPH03108807A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 薄型水晶振動子容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24609289A JPH03108807A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 薄型水晶振動子容器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108807A true JPH03108807A (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=17143374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24609289A Pending JPH03108807A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 薄型水晶振動子容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03108807A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1187318A2 (en) * | 2000-09-11 | 2002-03-13 | Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) | Acoustic resonator |
JP2014143317A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Seiko Instruments Inc | 電子部品及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP24609289A patent/JPH03108807A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1187318A2 (en) * | 2000-09-11 | 2002-03-13 | Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) | Acoustic resonator |
EP1187318A3 (en) * | 2000-09-11 | 2003-05-28 | Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) | Acoustic resonator |
JP2014143317A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Seiko Instruments Inc | 電子部品及びその製造方法 |
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