JPH03107945A - 2成分型ジアゾ複写材料 - Google Patents

2成分型ジアゾ複写材料

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JPH03107945A
JPH03107945A JP24711089A JP24711089A JPH03107945A JP H03107945 A JPH03107945 A JP H03107945A JP 24711089 A JP24711089 A JP 24711089A JP 24711089 A JP24711089 A JP 24711089A JP H03107945 A JPH03107945 A JP H03107945A
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JP
Japan
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diazo
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diazo copying
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photosensitive layer
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JP24711089A
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English (en)
Inventor
Takaaki Komatsu
小松 孝章
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2成分型ジアゾ複写材料に関するものである。
[従来技術] 従来、ジアゾ化合物とカップリング成分を主成分とした
感光液を、紙等の支持体上に塗布することによって感光
層を設けた2成分型ジアゾ複写材料が広く用いられてい
る。ここで使用される感光液には、その他、保存向上剤
、画像濃度向上剤、現像促進剤、酸安定剤、溶解助剤、
塗布助剤等の添加剤が含まれている。ところが、感光層
をこのような組成のまま塗布した場合、発色体や画像濃
度向上剤あるいはその他補助成分を含有する塗布層の一
部が、支持体同士あるいはジアゾ現像機との機械的摩擦
を原因となって、支持体から離脱することによって、ジ
アゾ現像機汚れをもたらす、あるいは発色濃度が低下す
るといった問題点を抱えていた。そこで、結合剤として
ポリマーを感光液に添加することによって、感光層の離
脱を防止する方法が考えられてきた。しかしながら、ポ
リマーの添加は感光液の液性低下を引き起こす場合が多
く、また、その効果も不十分であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、2成分型ジアゾ複写材料の支持体からの現像
前(現像後)の感光(発色)成分の離脱を防止し、現像
時の現像機汚れや発色濃度低下の改善を目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明者はかかる目的を解決するために鋭意検討した結
果、支持体上に直接或いはプレコートを介して、ジアゾ
化合物及びカップリング成分を主成分とする感光層を有
する2成分型ジアゾ複写材料にプルランを用いることで
被膜を形成させ、感光層の耐摩擦強度を向上させること
を見出したものである。同時に、プルランは従来の結合
剤と同様、感光層成分を支持体に結着させる効果も併せ
持つと考えられ、従って塗布液の支持体への接着性、画
像濃度向上剤として一般的に用いられるシリカをはじめ
とする感光層成分の目止め効果が向上し得る。通常、感
光液中にはイオン性物質が多く含まれるため、アニオン
性あるいはカチオン性のポリマーを用いようとするとポ
リマーが凝集したり液性が不安定になり、実用上感光液
との併用は困難であった。プルラン(林原■:PF−2
0)はマルトトリオースが規則的にα−1,6結合した
中性天然高分子多糖であり、溶解性、安定性、固結力、
粘着性、被膜性等に優れる。従って、これをジアゾ感光
液中に用いることによって結合剤兼被膜形成剤とするこ
とを試みた。プルランの使用量は塗布液の全重量に対し
て0.05重量%以上が好ましく、それより少ない場合
には目的とする効果が十分得られない。
本発明で用いられるジアゾ化合物は通常一般にジアゾ複
写材料に用いられる化合物であればいずれも適用される
が具体例を挙げると、N、  N−ジメチル−4−アミ
ノベンゼンジアゾニウムクロライド、N、N−ジエチル
−4−アミノベンゼンジアゾニウムクロライド、N、N
−ジプロピル−4−アミノベンゼンジアゾニウムクロラ
イド、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル−4−ア
ミノベンゼンジアゾニウムクロライド、N、N−ジアリ
ール−4−アミノベンゼンジアゾニウムクロライド、N
、N−ビス−β−ヒドロキシエチル−4−アミノベンゼ
ンジアゾニウムクロライド、2゜5−ジェトキシ−4−
モルホリノベンゼンジアゾニウムクロライド、2,5〜
ジブトキシ−4−モルホリノベンゼンジアゾニウムクロ
ライド、4′−メトキシ−4−ベンゾイルアミドベンゼ
ンジアゾニウムクロライド、4′ 〜メトキシー4−ベ
ンゾイルアミド−2,5−ジェトキシベンゼンジアゾニ
ウムクロライド、N、N−ビスーγ−ヒドロキシプロピ
ル−4−アミノベンゼンジアゾニウムクロライド、N−
メチル−N−ヒドロキシ−4−アミノベンゼンジアゾニ
ウムクロライド、N−メチル−N−ベンジル−4−アミ
ノ−2,5−ジメトキシベンゼンジアゾニウムクロライ
ド、2,5−ジェトキシ−4−(p−)リル)メルカプ
トベンゼンジアゾニウムクロライド、等の化合物と塩化
亜鉛、塩化カドミウム、塩化スズ等の複塩あるいは上記
ジアゾニウム塩の塩素にかわる四フッ化ホウ素の塩等で
ある。
具体例は上記に列挙したジアゾ化合物より適宜選択でき
る。
カップリング成分の例は、 2.3−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキ
シナフタレン、l−ヒドロキシナフタレン−4−スルホ
ン酸ソーダ、2.3−ジヒドロキシナフタレン−5−ス
ルホン酸ソーダ、2.3−ジヒドロキシナフタレン−6
−スルホン酸ソーダ、2.5−ジヒドロキシナフタレン
−6−スルホン酸ソーダ、2−ヒドロキシ−3−ナフト
エ酸−β−アミノエチルアミド、2−ヒドロキシ−3−
ナフトエ酸−β−ヒドロキシエチルアミド、2−ヒドロ
キシ−3−ナフトエ酸−β−モルホリノエチルアミド、
2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−γ−アミノプロピル
アミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−γ−ヒドロ
キシプロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
−γ−モルホリノプロピルアミド、1−ビグアニジノ−
7−ナフトール、レゾルシン、α−レゾルシン酸エタノ
ールアミド、エチレンジアミン−N、N’  −ビスア
セトアセチルアミド等である。
本発明においては、以上の素材の他にジアゾ複写材料と
して通常使用されている各種の補助添加成分を用いるこ
とができる。
このようなものとしては、例えば、現像促進剤として、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール等又は、そ
れらの誘導体、保存性向上剤として、ナフタレンモノス
ルホン酸ソーダ、ナフタレンジスルホン酸ソーダ、ナフ
タレントリスルホン酸ソーダ、スルホサリチル酸、硫酸
カドミウム、硫酸マグネシウム、塩化カドミウム、塩化
亜鉛等の金属塩、酸化防止剤として、尿素系化合物及び
チオ尿素系化合物等、溶解助剤として、カフェイン等、
酸安定剤としてクエン酸、酒石酸、硫酸、シュウ酸、ホ
ウ酸、リン酸等、画像濃度向上剤として各種シリカの他
、カオリン、タルク、クレー、スターチ、水酸化アルミ
ニウム、スチレン樹脂微粒子、尿素−ホルマリン樹脂微
粒子等の無機及び有機系の微粒子等、感度向上剤として
、塩化ナトリウム、塩化カリウム等のハロゲン化アルカ
リ金属が挙げられる。
その他添加剤としてワックス類や高級脂肪酸類、界面活
性剤や分散剤等又、必要に応じて他の結合剤が添加され
るが、この結合剤としては、澱粉、カゼイン、ポリ酢酸
ビニル、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ア
クリル酸及びその誘導体、ポリスチレン、スチレン−ア
クリル共重合体等の各種共重合体、塩化ゴム、ポリウレ
タン等の高分子の溶液型やエマルジョン型等慣用のもの
が使用し得る。
本発明のジアゾ複写材料を製造するには、ジアゾ化合物
、カップリング成分及びその他の補助添加成分を溶解又
は分散させた塗布液を、紙、合成紙等の支持体上に通常
の塗布法により塗布乾燥して、付着量1.5〜15.0
g/fffの感光層を設ければよい。又、別の方法とし
て、タルク、カオリン、シリカ等の画像濃度向上剤と結
合剤を主成分としてプレコート層を設け、その上にジア
ゾ化合物とカップリング成分を主成分とする感光性液状
組成物を設けることも可能である。
[実施例] 次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが特にこ
れに限定されるものではない。以下の実施例における部
は重量基準である。
実施例1 カフェイン           10部酒石酸   
           20部テトラエチレングリコー
ル     35部チオ尿素            
 35部2.3−ジヒドロキシナフタレン− 6−スルホン酸ソーダ       15部4−ジアゾ
−N、 N−ジメチルアニリン塩化物 1/2ZnCI
z      10部塩化ナトリウム        
  30部サポニン              1部
塩化亜鉛             60部微粒子シリ
カ(平均粒径0.1μ) 15部プルラン      
        2部より成る混合物に水を加えて全量
を1リツトルとし、これを白色原紙(坪量55g/rd
)上に塗布、乾燥して約2.5g/rdの感光層を設け
ることによってジアゾ複写材料を作成した。
実施例2 (プレコート層) 微粒子シリカ(平均粒径0.1μ) 10部ポリ酢酸ビ
ニルエマルジョン (固形分50%)         10部(日本カー
バイド社製、商品名二カゾールRX−472)より成る
混合物に水を加えて全量を1リツトルとし、これを白色
原紙(坪量55g/イ)上に塗布、乾燥して約1.0g
/nfのプレコート層を設けた。
(感光層) カフェイン            15部クエン酸 
             20部トリエチレングリコ
ール      40部チオ尿素          
   40部2.3−ジヒドロキシナフタレン− 6−スルホン酸ソーダ       15部4−ジアゾ
−N、N−ジエチルアニリン塩化物・1/2ZnC12
10部 臭化カリウム           20部塩化亜鉛 
            60部プルラン      
        2部よりなる混合物に水を加えて全量
を1リツトルとし、これを前記のプレコート層上に塗布
、乾燥して約2.5g/rrfの感光層を設けることに
よってジアゾ複写材料を作成した。
比較例1.2 実施例1.2において各々プルランを添加しないでジア
ゾ複写材料を作成したものを比較例1.2とした。
以上のようにして得られた各複写材料について、未露光
のまま市販の乾式ジアゾ複写機(水銀灯光源)で現像し
てサンプルとし、その被膜強度を次のようにして試験し
た後、評価を行なった。その結果を表−1,2,3に示
す。
線圧試験■:金属ロールにサンプルを貼付し、綿布で押
さえつけ、更に一定加重(本試験においては1.2kg
)を加えた状態でロールを一定速度(300rpm)で
回転させ、一定時間(1分間または2分間)経過させた
後試験部位と非試験部位をマクベス濃度計にて反射濃度
を測定した。
線圧試験■:机の角に白色紙を貼り、その部分において
サンプルを一定回数しごいた後、白色紙の汚れを目視判
定するとともに、試験部位と非試験部位をマクベス濃度
計にて反射濃度を測定した。
面圧試験:固定した白色紙上にて感光層が下向きになる
ようにサンプルを置き、更にその上に一定の底面積を持
つ錘(本試験では1.8kgのものを使用)を乗せ、サ
ンプルごと一定距離を移動させた後、白色紙の汚れ及び
感光層の色落ちを目視判定した。
(以下余白) (表−2) 線圧試験■結果 以上の結果より、本発明の場合は被膜強度が強く、現像
後の色落ちが少ない複写材料が得られたこきがわかる。
[発明の効果] 本発明はジアゾ化合物とカップリング成分を主成分とし
、更にプルランを含む感光性液状組成物を支持体表面に
塗布乾燥することで、被膜強度が良好で感光層成分の離
脱が少なく、従ってジアゾ現像機汚れやジアゾ複写材料
自身の色落ちを減少させるジアゾ複写材料を得ることが
出来た。
但し、表2及び3における記号は ○:汚れまたは色落
ちが少ないもの、×:同じく多いもの、△:同じく○と
×の中間レベルのものを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上にジアゾ化合物及びカップリング成分を主
    成分とする感光層を有する2成分型ジアゾ複写材料にお
    いて、該感光層中にプルランを含むことを特徴とする2
    成分型ジアゾ複写材料。
JP24711089A 1989-09-22 1989-09-22 2成分型ジアゾ複写材料 Pending JPH03107945A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24711089A JPH03107945A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 2成分型ジアゾ複写材料

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JP24711089A JPH03107945A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 2成分型ジアゾ複写材料

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JPH03107945A true JPH03107945A (ja) 1991-05-08

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ID=17158585

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JP24711089A Pending JPH03107945A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 2成分型ジアゾ複写材料

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JP (1) JPH03107945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0632328A1 (en) * 1993-07-02 1995-01-04 Agfa-Gevaert N.V. Improvement of the storage stability of a diazo-based imaging element for making a printing plate

Cited By (1)

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EP0632328A1 (en) * 1993-07-02 1995-01-04 Agfa-Gevaert N.V. Improvement of the storage stability of a diazo-based imaging element for making a printing plate

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