JPH03107297A

JPH03107297A - 変電機器の予防保全システム

Info

Publication number: JPH03107297A
Application number: JP1243495A
Authority: JP
Inventors: Shin Hasegawa; 伸長谷川; Takaaki Sakakibara; 榊原　高明; Isao Kamata; 功鎌田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-21
Filing date: 1989-09-21
Publication date: 1991-05-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、？Ｉｔ力機器をコンパクトに収納したガス絶
縁開閉装置または変圧器等の変電機器に係り、特５にそ
れらの収納機器の信頼度確認と監視に好適な変電機器の
予防保全システムに関するものである。

（従来の技術）近年、用地の直鎮や都市部における電力供給量の増大に
伴う変強化の必要性から、絶縁性及び消弧性に優れたＳ
Ｆ、ガスを用いて、断路器、遮断器−ｉ！を断器等の変
電機器を密閉容器内に収納配置し、耐循境性とＫＶ−Ａ
当たりの据付は体積をコンパクト化した。いわゆるガス
絶縁開閉装置が汁及し稼働している。

上記の様なガス絶縁開閉装置はコンパクト化、接地タン
クの露出充電部の削減等１種々の利点がある反面、高性
能化に伴う保守診断の困難さ、保守修復作業時間の増大
等、容器内部に異常が生じた場合、その信頼性が著しく
低下するといや欠点があった。

また、近年社会の電力への依存性は益々高くなり、特に
電圧変動等に敏感なコンピュータ等の梓及にともない、
停電のみならず電力の高品質化が要求されるようになっ
て来た。このため、前記ガス絶縁開閉装置や変圧器等の
稼働運転状態が正常であることの信頼度確認と異常発生
の早期検出監視が可能な予防保全システムが適用されて
いる。

ガス絶縁開閉装置を例にこのシステムの概要を説明する
。第３図は具体的な予防保全システムを示したものであ
る。ｌは変電機器のガス圧力・部分放電電荷量等を検出
するセンサで通常機器本体に取付けられている。センサ
１からの信号は、電線又は光フアイバーケーブルにて構
成された伝送路２を介して現場監視盤３ａ、　３ｂ内に
設けられた各センサ受信器４へと送られる。

各センサ１からのデータは、伝送装置５内で処理された
後本能盤７へと伝送される。この間の伝送路６は耐ノイ
ズ性を考慮し光ファイバーが主に用いられる。本能盤７
には計算機８が接続されており、各計測データはデイス
プレー９に表示されるとともに計算機８内に記憶され、
必要時にはプリンター１０に出力されるようになってい
る。

（発明が解決しようとする課題）ところで、この様な予防保全システムの計算機８には、
各計測データが記録されるが、これらのデータを変電所
とは別の電力所や保修所等から直接確認できれば、保守
業務の省力化につながるとともに万が−の不具合時には
、その異常の状況を遠方より詳細に調べることができる
ため、不具合への対応の迅速化、不具合の影響範囲の極
少化につながる。この場合、電力所や保修所にも計算機
を設置し、その計算機に通信回線等を介して変電所の前
記計算機よりデータを伝送することになる。

この様な構成にする場合、電力所や保修所に設置される
計算機を通常予防保全システムのみに待機させておくこ
とは機器の有功利用の点からも、システムのコストから
も好ましくない。また、データの送信が可能な回線は現
在、非常に高価な物であり、例えば電話回線を利用する
とした場合、常時使用状態となるのでこれもまたコスト
高となってしまう。

本発明の目的は、構成が効率的で、かつコストの安い予
防保全システムを提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明の変電機器の予防保全システムは１変電機器又は
その制御回路に設けた検出センサ出力を人力し伝送する
入出力制御装置を具備する予防保全システムにおいて、
前記検出センサから得られて計測データを電力所や制御
所等の遠方に設置された計算機に通信回線又は電話回線
を介して伝送するとともに、前記入出力制御装置より通
信回線を介して遠方に設置された計算機を制御すること
を特徴とするものである。

（作　用）本発秋においては、電力所や保修所等に設置される計算
機の有効活用が可能となり、また同一計算機により多数
の変電所の監視データの処理を効率的におこなうことが
できる。更に計測データの送信は常時はおこなはないの
で通信回線を占有しなくてすむ。これにより電話回線の
利用が現実的となり、専用の通信回線を設けなくてもす
む。

（実施例）以下１本発明を適用した一実施例を示す第１図に基すい
て説明する。第１図において１は変電機器のガス圧力・
部分放電電荷量等を検出するセンサで、通常機器本体に
取付けられている。センサ１からの信号は、電線又は光
フアイバーケーブルにて構成された伝送路２を通して現
場監視盤３ａ。

３ｂ内に設けられた各センサ受信器４へと送られる。

各センサ１からのデータは、伝送装置５内で処理された
後１本能盤７へと伝送される。この間の伝送路６は耐ノ
イズ性を考慮し光ファイバーが主に用いられる。７は本
能盤で、現場監視盤３ａ、３ｂから送られて来た各デー
タ等を伝送する伝送装置１１及び入出力の制御を行う入
出力制御装置１２が設けられている。伝送装置１１の出
力は伝送路１３を介してモデム１５に送られる。

しかして伝送装置１１と入出力制御装置１２は１通常、
一体化されたプログラマブルコントローラにより構成さ
れる場合も多い、１５は入出力制御装置１２に接続され
たモデムであり、入出力制御装置１２に記憶されたデー
タを電話回線等の通信回線を介して遠方に伝送するため
に用いられる。

３０は例えば遠方に位置するなカ所であり、そこには計
算機８、デイスプレィ９、プリンタＩＯ等が設置され、
モデム１５により変電所の入出力制御装置１２とデータ
通信がおこなえるようになっている。

一方、入出力制御装置１２からはリレー接点等が出力さ
れ、その一部は変電所に通常設置しである制御用通信回
線（テレコン）１６を介して、電力所３０へ伝送される
。３１はテレコン１６からの出力を受けて、計算機を駆
動するインターフェースである。

電力所３０における計算機８は、変電所計算機とモデム
１５を介して常時通信をおこない、監視データの電力所
側への伝送をおこなうことも考えられるが、予防保全に
おける監視データは１例えば密閉形ガス絶縁開閉装置（
ＧＩＳ）のガス圧力値、部分放電電荷量、避雷器漏れ電
流値等の準定常値は１日に１〜２回程度計測しデータを
転送すればよいし、ＧＣＢ／ＤＳ動作時間等は機器が動
作した時にのみデータを転送すれば良い、また、異常発
生時には異常データを転送すれば良い。

従って、設備の有効活用の観点から常時は、各種の業務
を計算機８に実行させておき、変電所側から監視データ
の転送時のみモデム１５を介して変電所の入出力制御装
置１２に接続することが必要と考えられる。

第１図においては入出力制御装置１２より、データ転送
の必要な時に接点出力を出し、制御用テレコン１６を介
して電力所３０に伝送し、電力所３０ではテレコン１６
からの接点情報によりインタフェース３１により計算機
８を制御するようになっている。

インターフェース３１からの構成としては、テレコン１
６からの接点出力を受けて、計算機８の電源をＯＮにす
る簡単な構成のものから、計算機８内の入出力インター
フェースの機能をもっており、テレコン１６からのデジ
タシル入力信号をビット信号として計算機８に取り込ま
せる方式が考えられる。

いずれにせよ１本実施例においては監視データの伝送は
制御用通信回線とは別系統となっているため、万一監視
データ伝送時に不具合が発生しても、制御系に与える影
響度が極めて少ない構成となっている。第２図は本発明
の別の実施例を示したものであり、本発明によれば、こ
の様に多数の変電所２０．２０を効率的に監視すること
ができる。

また、第１図において、伝送装置１１の出力をモデム１
５に接続せずに直接計算機に接続することは容易で有り
、こうすることによりデータ通信の回線を用意しなくて
も、計算機に計測データを送信することができる。異常
の有無を従来からあるテレコンにのせることで十分に予
防保全が成立ち、予防保全システム専用のわざわざ高価
なデータ通信回線を用意しなくてもすむ。

〔発明の効果〕

以上の説明のように本発明においては、計測データを遠
方に設置された計算機に通信回線又は電流回線を介して
伝送するとともに、計算機の前後に設けた入出力制御装
置により遠方計算機に対する制御情報を支えるよう構成
したことにより、万一監視データ伝送時に不具合が発生
しても制御系に与える影響度が極めて少なく、電力所や
保修に設置される計算機の有効活用を図ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す予防保全システムの構成
図、第２図は本発明の別の実施例を示す予防保全システ
ムの構成図、第３図は従来の予防保全システムの構成図
。１・・・センサ　　　　　　　２・・・伝送路３ａ　、
　３ｂ・・・現場監視盤　　　４・・・センサ受信器５
・・・伝送装置　　　　　　６・・・伝送路７・・・本
能盤　　　　　　　８・・・計算機９・・・デイスプレ
ー　　　　ＩＯ・・・プリンター１１・・・伝送装置　
　　　　　１２・・・入出力制御装置１５・・・モデム
　　　　　　　ＩＯ・・・テレコン２０・・・変電所　
　　　　　　３０・・・電力所３１・・・インターフェ
ース（８７３３）　　代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ほ
か１名）第１図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

変電機器又はその制御回路に設けた検出センサ出力を入
力し伝送する入出力制御装置を具備する予防保全システ
ムにおいて、前記検出センサから得られた計測データを
電力所や制御所等の遠方に設置された計算機に通信回線
又は電話回線を介して伝送するとともに、前記入出力制
御装置より通信回線を介して遠方に設置された計算機を
制御することを特徴とする変電機器の予防保全システム
。