JPH0310449Y2 - - Google Patents

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JPH0310449Y2
JPH0310449Y2 JP1560286U JP1560286U JPH0310449Y2 JP H0310449 Y2 JPH0310449 Y2 JP H0310449Y2 JP 1560286 U JP1560286 U JP 1560286U JP 1560286 U JP1560286 U JP 1560286U JP H0310449 Y2 JPH0310449 Y2 JP H0310449Y2
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worm wheel
lever
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buttful
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、強制循環式電気冷蔵庫、シヨーケー
ス、カーエアコンなどで用いられるバツフルの開
閉装置に係り、特にモーターを用いてバツフルの
開閉を行なう装置に関する。
(従来の技術) 例えば電気冷蔵庫などでは、庫内の温度制御を
行なうために、庫内に冷気を流入させるダクトを
開閉するバツフルの開閉装置が設けられている
が、このような開閉装置としては、従来、機械式
の装置、電磁式の装置、ステツピングモーターを
用いた装置などが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の機械式の装置では、バツフルを開閉
する装置本体に、このバツフルの開度を調整する
などして温度設定を行なうための操作部が設けら
れているが、このように装置本体と操作部が近接
しているため、温度設定の際の操作性が悪く、ま
た、機構上、近年採用が進んでいるマイクロコン
ピユーターによる制御が行なえない欠点があつ
た。
電磁式の装置は、このような機械式の装置の欠
点を解消するために開発されたものであり、例え
ば、電磁コイルの作動によりプランジヤーを進退
させることによつて、このプランジヤーにレバー
を介して連結されたバツフルを開閉する構造とな
つているが、装置の作動に不快な動作音が伴い、
また、プランジヤーの位置によつて、バツフルが
閉状態および一定開度の開状態の2つの状態にの
み設定され、バツフルの開度の調整ができないな
どの問題点があつた。
ステツピングモーターを用いた装置は、上述の
ような機械式の装置や電磁式の装置の欠点を解消
するために提案されたものであるが、ステツピン
グモーターを用いているため、極めて高価になる
問題点があつた。
本考案の目的は、ダクトを開閉するバツフルの
開度を連続的に調整することができるとともに、
例えば冷蔵庫内の温度の適確な調整のために、バ
ツフルの開度などの正確な制御を行なうことがで
き、かつ、安価なバツフルの開閉装置を得ること
である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のバツフルの開閉装置は、ダクトの開口
端に接離してこのダクトの開口端を開閉するバツ
フルと、このバツフルを一端側に回動自在に連結
するとともに他端側を固定部に回動自在に支持し
回動量に応じて前記バツフルを所定開度で開動作
ないし閉動作させるレバーと、モーターによりウ
オームを介して回動されるウオームホイールと、
このウオームホイールに進退自在に螺着されると
ともに前記レバーに係合され前記スクリユーの回
動に伴つて進退するとともに移動量に応じて前記
レバーを所定量回動させるドライブシヤフトと、
前記ウオームホイールに設けられた永久磁石と、
このウオームホイールの回転に伴う永久磁石の接
近ないし離反により開閉するリードスイツチとを
備え、前記モーターの回動によりバツフルの開度
を連続的に変化させるとともに、前記リードスイ
ツチの開閉によりウオームホイールの回転数を検
出して前記バツフルの開度の制御を行なうことを
特徴とするものである。
(作用) 本考案のバツフルの開閉装置は、モーターによ
りウオームを介してウオームホイールを回動させ
て、このウオームホイールに螺着されたドライブ
シヤフトを進退させ、このドライブシヤフトに係
合されたレバーを回動させるとともに、このレバ
ーの一端側に設けられたバツフルを、閉動作ない
しドライブシヤフトの移動量に応じた所定開度で
開動作させることによつて、例えば冷蔵庫内に冷
気を流入させるダクトを開閉して、冷蔵庫内の温
度調整を行ない、また、前記ウオームホイールに
設けられた永久磁石が、この歯車の回転に伴つて
リードスイツチに近接ないし離反して、このリー
ドスイツチを開閉させることによつて、このリー
ドスイツチが接続されたマイクロコンピユーター
などがウオームホイールの回転数を検出し、それ
によつてモーターなどの制御を介してバツフルの
開度を制御するものである。
(実施例) 本考案のバツフルの開閉装置の一実施例の構成
を第1図および第2図について説明する。
この実施例のバツフルの開閉装置は、強制循環
式電気冷蔵庫に用いられるもので、この冷蔵庫内
に冷気を流入させるダクト1の開口端1aを開閉
して、冷蔵庫内の温度調節を行なうものである。
2は本体で、一面を開口した函形状のケース体
3と、このケース体3の開口面を閉塞するカバー
体4とで構成されている。
5は前記ダクト1の開口端1aを開閉する板状
のバツフルで、このバツフル5には、細長い板状
のレバー6の一端部が支軸7によつて回動自在に
軸着され、このレバー6の他端部は、前記本体2
の外面側に突出され固定部となる突部3aに支軸
8によつて回動自在に軸着されている。また、こ
のレバー6の中央部には、第4図に示すように略
球状の凹部6aが形成されている。さらに、前記
バツフル5とレバー6とに、スプリング9の両端
部がそれぞれ係合されており、このスプリング9
により、前記レバー6に対して、バツフル5は、
その一端側(図示下部)がダクト1側へ向つて付
勢されている。
また、前記本体2内には、正逆両方向へ回転す
る可逆モーター10が設けられており、このモー
ター10の回転軸10aには、ウオーム11が固
着されている。さらに、このウオーム11に噛合
するウオームホイール12が設けられている。こ
のウオームホイール12は熱可塑性合成樹脂にて
成形され、第3図に示すように中心部筒状の軸支
部13が形成され、この軸支部13の内周には一
条の雌ねじ部14が形成され、この雌ねじ部14
は三分割する切欠部15が形成されている。また
このウオームホイール12は筒状の軸支部13の
外周に前記ケース体3とカバー体4との内面にが
たがなく、円滑に回動されるように係合される係
合段部16,17が環状に形成されている。そし
て前記モーター10の回転が、ウオーム11を介
してウオームホイール12に減速されて伝達され
るようになつている。
また前記ウオームホイール12の軸支部13の
雌ねじ部14には、ドライブシヤフト21が進退
自在に螺着されている。また、このドライブシヤ
フト21の先端には、球状部20が設けられてお
り、この球状部20は前記レバー6の凹部6aに
回動自在に係合されている。またこのドライブシ
ヤフト21の球状部20に回り止め突部24を形
成することによりバツフルレバー6を円滑に作動
させることができる。
また、前記ウオームホイール12の周縁部に
は、永久磁石22が設けられており、前記本体2
内において、この永久磁石22と小間隙を保持し
て対向される位置には、この永久磁石22の接近
および離反に伴つて開閉するリードスイツチ23
が設けられている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
図示しないセンサーによつて検出された冷蔵庫
内の温度に基づいて、マイクロコンピユーターな
どの制御部が、バツフル5の開度を演算し、モー
ター10を所定方向へ所定量回転させる。そし
て、モーター10の回転に伴つて、ウオーム11
に噛合するウオームホイール12が回転する。さ
らに、ウオームホイール12の回転に伴つて、ド
ライブシヤフト21が移動するとともに、このド
ライブシヤフト21の球状部20が凹部6aに係
合されたレバー6が、支軸8を中心として回転す
る。レバー6が回転すると、このレバー6に対し
てスプリング9により付勢されたバツフル5が、
その本体2側の一端縁がダクト1に接した状態で
支軸7を中心として回転し、ダクト1の開口端1
aを所定開度で開放する。
このとき、バツフル5の開度、すなわち、この
バツフル5とダクト1の開口端1aとのなす角度
は、ドライブシヤフト21の位置に応じて定ま
る。すなわち、第1図に示すように、ドライブシ
ヤフト21がウオームホイール12の本体2と反
対側に位置しているとき、バツフル5がダクト1
の開口端1aを閉塞し、その位置からドライブシ
ヤフト21が本体2側へ近づくにつれて、より大
きな開度でバツフル5が開く。また、ドライブシ
ヤフト21の移動量は、ウオームホイール12の
回転数に応じて定まるから、結局バツフル5の開
度はマイクロコンピユーターで制御されるモータ
ー10の回転数に応じて定まることになる。
そして、バツフル5が開いた際には、開放され
たダクト1より冷蔵庫内の冷気が流入し、庫内の
温度が低下する。そのとき、バツフル5の開度が
大きいほど、流入する冷気の量は大きくなるの
で、より速やかに冷却が行なわれる。このよう
に、バツフル5を閉じたり所定開度で開いたりす
ることによつて、冷蔵庫内の温度が適確に制御さ
れる。
また、ウオームホイール12が回転すると、こ
のウオームホイール12に設けられた永久磁石2
2がリードスイツチ23に近づいたり離れたりす
るため、リードスイツチ23が開閉する。このリ
ードスイツチ23の開閉信号はマイクロコンピユ
ーターへ送られ、それに基づいてウオームホイー
ル12の回転数が検出される。これにより、ドラ
イブシヤフト21の位置やバツフル5の開度が正
確に検出され、これに基づいてマイクロコンピユ
ーターは、バツフル5の開度が適切なものとなる
ように、モーター10を制御する。
また、このような機構によつて、バツフル5の
開度が制御されるので、モーター10は、安価な
直流式の汎用可逆モーターでよい。
さらに前記実施例ではウオームホイール12の
軸支部13に形成した雌ねじ部14は切欠部15
にて分割してスプリング性を附与したためウオー
ムホイール12またはドライブシヤフト21を回
転させることなく、容易に組込むことができる。
また前記ウオームホイール12は熱可塑性合成
樹脂により成形することにより永久磁石22の組
込みが容易で、工程を低減でき、コンパクトに組
込むことができる。
なお、上記実施例では、ドライブシヤフト21
が本体2へ近づくほどバツフル5の開度が大きく
なるようにした構成について説明したが、上記実
施例の装置とは、本体2の反対側にレバー6を設
け、ドライブシヤフト21が本体2から離れるほ
どバツフル5の開度が大きくなるようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、モーターによりウオームを介
して回動されるウオームホイールに、ドライブシ
ヤフトを進退自在に螺着し、このドライブシヤフ
トに係合されたレバーと、このレバーに回動自在
に軸着されたバツフルとを、ドライブシヤフトの
移動量に応じた量だけ回動させて、バツフルを開
閉動作させるようにしたので、例えば、冷蔵庫内
の温度などに応じて、バツフルの開度を連続的に
変化させることができ、しかもウオームとウオー
ムホイールとの組合せにより平歯車の組合せに比
べて減速比が大きくとれ、部品数も削減でき、ま
た、前記ウオームホイールに永久磁石を設けると
ともに、この本体の回転に伴う永久磁石の近接な
いし離反により開閉するリードスイツチを設け、
ウオームホイールの回転数を検出できるようにし
たので、バツフルの開度を任意に調節することに
よつて、このバツフルの開度を正確に制御するこ
とができ、さらに、このようにしてバツフルの開
度を制御するようにしたので、モーターは直流式
の汎用可逆モーターなどでよく、したがつて安価
なバツフルの開閉装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバツフルの開閉装置の一実施
例を示す断面図、第2図は同上縦断正面図、第3
図は同上ウオームホイールの縦断面図、第4図は
同上ドライブシヤフト部の側面図、第5図は同上
バツフルの閉じた状態時の側面図である。 1……ダクト、1a……ダクト1の開口端、3
a……固定部となる突部、5……バツフル、6…
…レバー、10……モーター、11……ウオー
ム、21……ドライブシヤフト、22……永久磁
石、23……リードスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダクトの開口端に接離してこのダクトの開口端
    を開閉するバツフルと、このバツフルを一端側に
    回動自在に連結するとともに他端側を固定部に回
    動自在に支持し回動量に応じて前記バツフルを所
    定開度で開動作ないし閉動作させるレバーと、モ
    ーターによりウオームを介して回動されるウオー
    ムホイールと、このウオームホイールに進退自在
    に螺着されるとともに前記レバーに係合され前記
    ウオームホイールの回動に伴つて進退するととも
    に移動量に応じて前記レバーを所定量回動させる
    ドライブシヤフトと、前記ウオームホイールに設
    けられた永久磁石と、このウオームホイールの回
    転に伴う永久磁石の接近ないし離反により開閉す
    るリードスイツチとを備え、 前記モーターの回動によりバツフルの開度を連
    続的に変化させるとともに、前記リードスイツチ
    の開閉によりウオームホイールの回転数を検出し
    て前記バツフルの開度の制御を行なうことを特徴
    とするバツフルの開閉装置。
JP1560286U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0310449Y2 (ja)

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JPS62128285U JPS62128285U (ja) 1987-08-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3309950B2 (ja) * 1996-04-19 2002-07-29 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

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