JPH03103512A - 連結構造物の製作方法および長大橋主塔ブロックの製作方法 - Google Patents

連結構造物の製作方法および長大橋主塔ブロックの製作方法

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JPH03103512A
JPH03103512A JP23966089A JP23966089A JPH03103512A JP H03103512 A JPH03103512 A JP H03103512A JP 23966089 A JP23966089 A JP 23966089A JP 23966089 A JP23966089 A JP 23966089A JP H03103512 A JPH03103512 A JP H03103512A
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block
main tower
bridge main
long bridge
structures
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JP23966089A
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English (en)
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Yasuo Yakeno
焼野 保雄
Sumio Asano
麻野 純生
Hitoshi Kitayama
仁志 北山
Nobuhito Takeuchi
竹内 暢人
Masaaki Matsuba
松葉 正明
Takayoshi Tahashi
太著 孝善
Takahiro Kato
孝宏 加藤
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 この発明は、構造物を無応力の自然体の姿勢に支持し、
その自然体の姿勢を基準として連結構造物を製作する方
法、および構造物として長大橋主塔ブO ./クを製作
する方法に関する。
[従来の技術] 従来より、例えば、縦方向に芯合わせされて組み立てら
れる長大橋主塔ブロックや、横方向に芯合わせされて組
み立てられる橋梁ブロックなどのような構造物にあって
は、最終的な長大橋主塔や橋梁の厳しい施工精度を満た
すために、それらの構造物固有の形状を正確に検査する
ことが必要とされている。つまり、それらの構造物固有
の本質的なたわみや捩れのデータを正確に求めて、その
データを構造物の芯出しや構造物同士のタノチ而の切削
加工などに反映させる必要がある。
従来、このように連結される構造物を製作するに当たっ
て、その構造物固有の形状を正確に検査する場合には、
構造物をそれが施工されるときの自然体の姿勢、つまり
構造物に外的な拘束力が加えられない無応力の自然体の
姿勢としている。そのため、例えば長大橋主塔ブロック
のように縦方向に組み立てられる構造物の場合には、必
然的に、その構造物をそれが組み立てられる縦置の自然
体の姿勢として、その構造物の本質的なたわみや捩れを
検出することになる。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来は、構造物固有の形状を検査する
ときに、その姿勢をそれが施工されるときの自然体の姿
勢としていた。
しかし、構造物の形状によっては、それが施工されると
きの自然体の姿勢に保つことが難しいことがある。例え
ば、構造物が大型縦長の長大橋主塔ブロックの場合には
、それを縦置とすることは、安全および工程の短縮を図
る上において障害となる。
そこで、本出.願人は先に、「連結構造物の製作方法お
よび長大橋主塔ブロックの製作方法」に関する提案をし
た(特願昭63−261119号)。
この既提案に内の「連結構造物の製作方法」は、構造物
を複数のジャッキ装置の上に載せて支持し、そして各ジ
ャッキ装置の押し上げ力を制御することによって、構造
物の縦置、横置の如何に拘わらず、それを安全かつ能率
良く無応力の自然体の姿勢とする。そして、その自然体
の姿勢を基準として、構造物を高精度に検査し加工して
製作することができるものである。一方、「長大橋主塔
プロ・ノクの製作方法」は、構造物として長大橋主塔ブ
ロックを高精度に検査し加工して製作することができる
方法である。
この発明は、このような開発に関連して成されたもので
あり、構造物を複数連結した最終的な長大橋主塔や橋梁
などの厳しい芯出し精度をより完全に満たすことを目的
とする。その目的を達戊するために、連結される複数の
構造物の内、製作ずみのものを机上で仮組して、その仮
組形状の三次元座標のデータを、次に製作する構造物の
芯出し用の補正データとして利用しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] (1)第l請求項に記載の連結構造物の製作方法は、 端部のタッチ面同士が互いに突き合わされて連結される
複数の構造物を製作する連結構造物の製作方法において
、 まず、構造物を無応力の自然体の姿勢に支持して、その
ときにおける構造物の三次元座標を求め、その後、それ
らのデータから、構造物の形状を認識して芯出しをし、 その後、構造物を無応力の自然体の姿勢に支持したまま
、その構造物の芯を基準として、その構造物の端部を切
断してタッチ面を形威し、その後、タッチ面が形成され
た構造物であってかつ前後2こ連結される2つの構造物
に関し、先に求めた個々の三次元座標から、それら2つ
の構造物を無応力の自然体の姿勢のままそれらのタッチ
面同士を突き合わせて仮組した場合を想定して、その場
合における机上の仮組形状の三次元座標を演算し、 その後、それら2つの構造物に関する机上の仮組形状の
三次元座標のデータを、それら2つの構造物の次に連結
される次段の構造物の芯出しのときの補正データとする
ことを特徴とする。
(2)第2請求項に記載の長大橋主塔ブロックの製作方
法は、 端部のタッチ面同士が互いに突き合わされて、下から上
に向かって順次連結される複数の長大橋主塔ブロックを
製作する長大橋主塔ブロックの製作方法において、 まず、長大橋主塔ブロックを無応力の自然体の横置姿勢
に支持して、そのときにおける長大橋主塔ブロックの三
次元座標を求め、 その後、その三次元座標のデータから、長大橋主塔ブロ
ックの形状を認識して芯出しをし、その後、長大橋主塔
ブロックを無応力の自然体の横置姿勢に支持したまま、
その長大橋主塔ブロックの芯を基準として、その長大橋
主塔ブロックの端部を切断してタッチ面を形成し、 その後、タッチ面が形成された長大橋主塔ブロックであ
ってかつ上下に連結される2つの長大橋主塔ブロックに
関し、先に求めた個々の三次元座標から、それら2つの
長大橋主塔ブロックを無応力の自然体の横置姿勢のまま
それらのタッチ面同士を突き合わせて仮組した場合を想
定して、その場合における机上の仮組形状の三次元座標
を演算し、その後、それら2つの長大橋主塔ブロックに
関する机上の仮組形状の三次元座標のデータを、それら
2つの長大橋主塔ブロックの上に連結される上段の長大
橋主塔ブロックの芯出しのときの補正データとすること
を特徴とする。
し作用] この発明は、構造物を無応力の自然体の姿勢として芯出
しをし、その芯を基準として構造物のタッチ面を形成し
、その後、そしてタッチ面が形成されて前後に連結され
る2つの構造物に関し、次のような三次元座標データを
求める。
「三次元座標データ」 それら2つの連結構造物の個々の三次元座標から、それ
らの連結構造物を無応力の自然体の姿勢のまま仮組した
場合を想定したときの机上の仮組形状の三次元座標デー
タ。
そして、この三次元座標を、これら2つの連結構造物の
次に連結される次段の連結構造物の芯出しのときの浦正
データとして利用する。
これにより、連結される前段の構造物の仮組形状のデー
タを、次々に次段の構造物の製作に反映させて、構造物
を複数連結した最終的な長大橋主塔や橋梁などの厳しい
芯出し精度をより完全に満たす。
[実施例コ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例では、構造物として長大橋主塔ブロックWを取
り扱う。そこで、まず長大橋主塔ブロックWについて簡
単に説明する。
「長大橋主塔ブロックWについて」 この長大橋主塔ブロック(以下、単に「ブロック」とい
う)Wは、第8図に示すように、断面四角形の1つの内
セルW1と、断面凸形状の2つの外セルW2,W2とを
ボルト接合することによって組み立てられており、それ
ぞれのセルWt,W2,W2自体は溶接組されている。
ブロックWは、Z軸方向を上下方向として複数連結され
ることによって長大橋主塔を構成するものであり、上下
に重なるブロックWの上下面は、互いに突き合わされる
タッチ面となっている。そのタッチ面は、ブロックWの
Z軸方向のブロック芯を基準とする切削加工によって形
成されており、上下のタッチ面同士を突き合わせてブロ
ックWを上下方向に連結することによって、最終的な長
大橋主塔における厳しい施工精度を満たすようになって
いる。
このようなブロックWには、次のような特殊性がある。
■ブロックWは、3つのセルWl,W2,W2自体に生
じている歪みの影響によって、微妙に捩れ変形する。そ
の原因となるセルWl,W2,W2の歪みは、それらに
おける部材の取り何けや溶接時に生じるものであり、計
算では求まらない固有の変形である。当然、それらの変
形に起因するブロックWの捩れは、計算では求まらない
固有のものとなる。以下においては、その捩れを「製作
上の捩れ」という。
■また、ブロックWを第9図(a)のように縦置とした
場合、つまりブロックWのZ軸を上下方向として置いた
場合には、ブロックWは同図中点線のように微小量Δg
だけ軸方向に縮むものの、外的には拘束されない。その
ため、「製作上の捩れ」は拘束されずにそのまま現れる
。なお、同図においては、ブロックWを長方体として簡
略化している。
■また、ブロックWを第9図(b)のように横置とした
場合、つまりブロックWのZ軸を水平方向として置いた
場合には、同図中点線のように左右の支持点の間に架け
渡された梁としての計算上のたわみを生じる。ブロック
Wには、支持梁として抵抗できるウェブやフランジ材が
多いことから、そのブロックWを複数点で対象的に支持
した場合には、梁としてのたわみは極めて小さく、「製
作上の捩れ」に比して加工精度への影響が極めて少ない
。以下においては、そのたわみを「梁としてのたわみ」
という。一方、「製作上の捩れ」は、支持点で拘束され
て表には現れない。なお、同図においてもブロックWを
長方体として簡略化している。
本実施例の場合、このようなブロックWは、第4図およ
び第5図に示すような設備によって製作され、その製作
工程は次のA−Hの8つの工程からなる。
■理想的なブロックWの構造解折A ■ブロックWの支持点での反力を管理して、プロックW
を無応力の自然体の姿勢に支持する反力管理B ■ブロックWの形状を確認して芯出しをする形状確認C ■ブロックWの芯出しD ■ブロックWの芯出しレベルを調整するレベル凋整E ■ブロックWのタッチ面の機械加工F ■ブロックWの検査G ■ブロックWの横2段仮組F 以下、これらの工程を分けて説明する。
「構造解折A」 この構造解折Aは、システムコントローラIによる理想
的なブロックWの構造解析である。
そこで、まずシステムコントローラ1、およびその関連
装置について説明する。システムコントローラ1は、構
造解析プログラムとシステムコントロールプログラムに
したがって動作し、主機能部としては、後述するような
演算部と制御部がある。このシステムコントローラ1に
は、NC定盤(載置テーブル)2に組み込まれている複
数の電気油圧サーボシリンダ(ジャノキ装置)3がサー
ボドライバ(第3図参照)4を通して接続されている。
サーボシリンダ3には、油圧からその押し上げ力を検出
する油圧センサ(押し上げカセンサ)と、シリンダの突
出量からその押し上げ量を検出するストロークセンサが
備えられている。また、システムコントローラ1には、
NC定盤2の周囲に備えられた計4つの三次元座標測定
器5が接続されている。この三次元座標測定器5は、第
3図に示すように、電子セオドライト5aとデータ処理
装置5bによって構或されている。
このように接続されたシステムコントローラlは、第7
図(a)中のステップsl,s2,s3の動作をする。
すなわち、まず、図面情報から理想的なブロックWの形
状と重量を入力し(ステップSl)、その理想的なブロ
ックWを各サーボシリンダ3の上に対称的に載置した場
合における情況データを計算する(ステップS2)。そ
のデータは、各サーボシリンダ3における理論上の反力
と、支持位置と、たわみ(「梁としてのたわみ」に相当
)であり、それらはプリントアウトされる(ステノプS
3)。
ここで、理想的なブロックWは、第6図(a)中の点線
で表すように、「製作上の捩れ」のない理想的な形状で
ある。これに対し、実際のブロックWは、同図中の実線
で表すように、「製作上の捩れ」のある形状である。
「反力管理B」 この反力管理Bは、NC定盤lの上にセットしたサーボ
シリンダ3によって、ブロックWを無応力の自然体の横
置姿勢とする管理である。したがって、その管理場所は
NC定盤2の設置位置Pi(第4図参照)である。
本例の場合は、NC定盤2の上にセルw1,w2,W2
を運び入れて、それらをボルト結合してブロノクWを組
み立てる作業をも含み、第7図(a)中のステップS4
〜S8に相当する。
すなわち、まず、NC定盤2上にブロノクWの受け位置
を定め(ステップS4)、その受け位置に複数のブロッ
ク(第2図参照)6を敷いて仮置き用のジャッキ7をセ
ットする(ステップS5)。
そして、仮置き用のジャッキ7の上に、セルW1,w2
,w2を横置してボルト結合する。したがって、ブロッ
クWは横置姿勢となって組み上がる。
その後、サーボシリンダ3を位置制御により上昇させて
ブロックWを持ち上げ、そのときにサーボシリンダ3が
受ける荷重を合計して、ブロノクWの実重量を求める(
ステップS6)。そのブロノクWの実重量と、先のステ
ップS1にて求めた理想的なブロックWの重量とを比較
し、先のステップS2にて計算した理論上の反力値を補
正して、再計算する(ステップ97)。例えば、前者の
実重量と後者の重量の比に相当する分だけ、理論上の反
力値を増減して目漂反力値とする。その後、サーボンリ
ンダ3を圧力制御し、目標反力値と、サーボシリンダ3
における油圧センサの検出データとを比較して(ステッ
プS8)、理想的にはそれらを一致させる。
この結果、各サーボシリンダ3に対するブロックWの荷
重と、各サーボシリンダ3の押し上げ力が相殺されるこ
とになり、ブロックWが無応力の自然体の横置姿勢とな
る。この横置姿勢においては、ブロックWの「梁として
のたわみ」は極めて小さく、また比較的大きな「製作上
の捩れ」はそのまま大きな変形として現れる。
したがって、理想的なブロックWの底面を第6図(b)
中の点線で表した場合、実ブロックWは、その底面が同
図中の実線で表すように捩れて固有の形状となる。
「形状確認C」 この形状確認Cは、無応力の自然体の横置姿勢における
ブロックWの形状を確認して、芯出しをする作業であっ
て、第7図(a),(b)におけるステップ89〜S1
4に相当する。
すなわち、まず、各サーボシリンダ3のストロークセン
サによって、シリンダの突出量つまりブロックWの押し
上げ量を検出する(ステップS9)。そして、システム
コントローラ1は、その押し上げ量の検出値から、ブロ
ックWの下面の形状、つまり「製作上の捩れ」に起因す
るブロックW固有の下面の形状を求めてディスプレイに
表示する(ステップS10)する。
その後、NO定盤2の回りに備わる4つの三次元座標測
定器5によってブロックWのコーナの位置を計測して、
その計測データからブロック〜Vの外形寸法を求め(ス
テップSll)、それをブロックWの座標データとして
システムコントローラlに入力する(ステップSl2)
。システムコントローラlは、入力したブロックWの座
標データに基づいて実ブロックW固有の形状を認識し(
ステップSI3)、その認識した実ブロックW固有の形
状と、理想的なブロックWの形状をディスプレイに三次
元表示する(ステップS14)。
「芯出しD」 この芯出しDは、システムコントローラ!による実ブロ
ックの机上芯出し、つまり計算上の芯出しであり、第7
図(b)のステップS15,16に相当する。
すなわち、システムコントローラ1は、認識した実ブロ
ックWの形状と、理想的なブロックWの形状を比較して
、両者のブロックWの各寸法差が所定の許容値以下とな
るように、実ブロックWのブロック芯を繰り返しの計算
によって求める(ステップS15)。ここでは、この芯
出しを自動芯出し(1)とする。その芯出し計算に際し
ては、後述するステップS36にて求めた前段のブロッ
クWの机上仮組切削代修正データが、補正データとして
生かされる。その修正データについては後述する。芯出
し結果は、ディスプレイに表示する(ステップS16)
「レベル調整E」 このレベル調整Eは、実ブロックWを無応力の自然体の
横置姿勢としたまま、その実ブロックW全体の向きを調
整して、机上芯出ししたブロック芯と、NG定盤2の水
平面との位置関係を定める作業であって、第7図(b)
.(c)中のステップSl7〜92Bに相当する。
すなわち、まず、システムコントローラlは、ブロック
Wの姿勢制御量として、各サーボシリンダ3におけるシ
リンダの突出量つまり実ブロックWの押し上げ量を計算
する(ステップS17)。
その押し上げ量は、各サーボシリンダ3上の実ブロック
W全体を自然体の横置姿勢のまま傾けて、そのブロック
芯を所定の水平方向に一致さることを目的として、その
ために必要な各サーボシリンダ3の位置制御量に相当す
る。この制御量は、補間計算によって求める。
その浦間計算は、 ■先のステップSllにて計測したブロックWのコーナ
の実際の三次元座標と、 ■ブロック芯を所定の水平方向に一致させた場合を予測
し、その予測した姿勢制御後におけるブロックWのコー
ナの予測の三次元座標と、 ■ブロックWの底面(「平面」と考える)における各サ
ーホシリンダ3の支持点の二次元座標と、に基づいて、 平面的な位置関係による直線補間をして、予測した姿勢
制御後における各サーボシリンダ3のZ座標位置、つま
り伸縮制御量を求める計算である。
したがって、その補間計算した制御量分だけ、各サーボ
シリンダ3を伸縮制御することによって、必然的に、実
ブロックW全体が自然体の横置姿勢のまま傾いて、ブロ
ック芯が所定の水平方向と一致することになる。
なお、ブロック芯を所定の水平方向とした理由は、次の
作業における機械加工Fを考慮したことによる。すなわ
ち、次の機械加工Fは、システムコントローラlの制御
下において、1つの鉛直平面に沿ってブロックWの上下
の端面を切削してブロックW同士の上下のタッチ面を形
成する作業であるため、その形成するタッチ面が鉛直平
面上に位置するように、ブロック芯を水平方向と定めた
第6図(c)に、理想的なブロックWの姿勢を点線で表
し、自然体の横置姿勢でかつブロック芯のレベル調整前
の実ブロックWの姿勢を2点鎖線で表し、ブロック芯の
レベル凋整後の実ブロックWの姿勢を実線で表す。同図
中のOは、ブロック芯のレベル調整後におけるブロック
芯である。
ブロックWを姿勢制御してブロック芯のレベル調整後は
、次に作業の機械加工Fのために必要な「けがき情報」
を求めたり、芯出しの確認をする。
すなわち、まず、三次元座標測定機5によって、姿勢制
御後におけるブロックWのコーナの三次元座標を再度計
測すると共に、タッチ面を形成するブロックWの両端部
近傍に取付けた「けがきターゲット」の三次元座標を計
測する(ステップSl9)。これらの計測データは、姿
勢制御後のプロツクWの位置座標データとしてシステム
コントローラlに入力される(ステップS20)。
その後、システムコントローラlは、姿勢制御後の実ブ
ロックWの形状と、「けがきターゲット」の位置を再認
識し(ステップS21)、それらの情報から、確認のた
めの再度のブロックWの芯出しをする(ステップS22
)。ここでは、その再度の芯出しを自動芯出し(2)と
する。その芯出し結果は、ディスプレイに表示する(ス
テップS23)。その後、ブロックWのタッチ面を形成
するための「けがき情報」、例えばタッチ面の切削代に
対応する縁端距離等のデータを入力し(ステップS24
)、その「けがき情報」をディスプレイに表示する(ス
テップS25)。それから、ブロック芯をけがくための
けかきデータやタッチ面を機械切削するためのデータを
作業指示票としてプリントアウトすると共に、芯出し結
果の確認をするためのデータをチェックシ一トとしてプ
リントアウトする(ステップS28)。
作業者は、後者のチェックシ一トから、プロックWが所
定の許容範囲内に納まるように芯出しされたか否かを確
認し(ステップ928)、許容範囲の外にあるときは、
先のステップS6に戻る。
許容範囲お内にあるときは、次の機械加工Fの作業ステ
ップに進む。
「機械加工F」 この機械加工Fは、前述したように、システムコントロ
ーラ1の制御下において、1つの鉛直平面に沿ってブロ
ックWの上下の端面を切削してブロックW同士の上下の
タッチ面を形成する加工作業である。
この加工作業は、NG定盤2の設置位置Piから離れた
加工位置P2(第4図参照)における作業であって、第
7図(d)中のステップ929〜S31に相当する。加
工位置P2には、水平面内において回転するターンテー
ブル10と、1つの垂直面内において上下、左右に移動
する切削機llが設置されている。また、この加工位置
P2と、NC定盤2の設置位置Piとの間には、ブロッ
ク移動台車の走行ラインが形成されている。
まず、ブロック移動台車がNC定盤2の設置位置PIに
移動し、ブロックWの下に入って、そのブロックWを載
せる。そして、ブロック移動台車がブロックWを載せた
まま加工位置P2まで走行し、ブロックWをターンテー
ブル10上に移す。
ターンテーブル10上には、レベリングブロックをセッ
トしておき、この上にブロックWを載せる。
レベリングブロックは高さ調整されていて、夕一ンテー
プル10上におけるブロックWの姿勢を加工姿勢とする
。その加工姿勢は、先の「レベル調整E」におけるブロ
ック芯のレベル調整後の姿勢であり、その姿勢を再現す
るために、先のステップ826,27にてプリントアウ
トした作業指示票とチェックシ一トのデータを利用する
。第7図(C)では、レベリングブロックの高さのセッ
トをブロックセット(ステップS29)としている。
その後、ターンテーブルlOが90度回転して、タッチ
面が形成されるブロックWの上端、または下端のいずれ
か一方の端部を切削機l1に向ける。
そして、先に求めておいた「罫書きターゲット」とタッ
チ面との間の距離データなどをもとにして、ブロックW
の位置を微凋整して、タッチ面の形成するためのけかき
線(三次元座標上の仮想線)に、切削機l1における鉛
直の切削面を合わせる。そして、切削機11によって、
ブロックWの一方の端部を切削して(第6図(d)参照
)、一方のタッチ面を形成する。それを形成した後は、
ターンテーブル10をl80度回転させ、同様にして、
ブロックWの他方の端部を切削して、他方のタッチ面を
形成する。第7図(c)では、このようなタッチ面の形
成を機械加工(ステップS30)としている。
その後、ターンテーブルlO上において、ブロックWの
表面にブロック芯をけがく(ステップS31)。
「検査G」 この検査Gは、システムコントローラlの制御下におい
て、上下のタッチ面形成後のブロックWの形状を検査す
る作業であり、この検査作業のときは、ブロックWを無
応力の自然体の横置姿勢とする。
この検査は、加工位置P2から離れた検査位置P3(第
5図参照)のNC定盤上における作業であって、第7図
(d)中のステップ932〜S35に相当する。検査位
置P3には、計4つの三次元座漂測定機l2が設置され
ており、また検査位置P3と先の加工位置P2との間に
は、ブロック移動台車の走行ラインが形成されている。
まず、ブロック移動台車によって、ブロックWが加工位
置P2から検査位置P3のNG定盤上に移される。そし
て、ブロックWは、先の「レベル調整E」におけるブロ
ック芯のレベル凋整後の姿勢で検査を受ける(第6図(
e)参照)。そのため、先の「機械加工F」におけるタ
ーンテーブル!0上におけるブロックWのセットと同様
に、検査位ifP3のNC定盤上にレベルングブロック
をセットして、その上にブロックWを載せる(ステップ
S32)。そのレベルングブロックは高さ凋整されてい
て、ブロックWを先のレベル詞整後の姿勢、つまり無応
力の自然体でかつブロック芯を所定の水平方向とする姿
勢に再現する。
その後、検査位置P3に備わる4つの三次元座標測定器
l2によって、ブロックWに関する所定の検査項目の計
測をし(ステップS33)、システムコントローラlは
、その計測データをブロック芯とブロック形状の座標デ
ータとして人力し(ステップS34)、部材検査票をプ
リントアウトする(ステップS35)。その部材検査票
には、ブロックWの端面の直角度、部材の長さ、断面の
寸法、および部材のねじれ等に関するデータが記入され
る。
その後、現在の計測対象の現ブロックWと、先に製作さ
れて現ブロックWの下に構築される下段のブロックWと
を計算上での机上仮組をし、、切削代の修正データつま
り切削線の修正データを作成する(ステップ836)。
その修正データは、プリントアウトされる(ステップS
37)と共に、次段のブロックWの製作時におけるステ
ップSt5にフィードバックされる。そして、後に製作
されて現ブロックWの上に構築される次段のブロックW
のための机上の芯出し計算の補正データとして反映され
る。
「横2段仮組F」 この横2段仮組Fは、システムコントローラ!の制御下
において、現ブロックWと、先に製作した下段のブロッ
クWとを仮組する作業であり、その仮組のときは、それ
らのブロックWを無応力の自然体の横置姿勢とする。
この仮組の作業は、検査位置P3から離れた仮組位置P
4(第5図参照)における作業であって、第7図(e)
のステップ938〜S47に相当する。
まず、システムコントローラ!が仮組のブロックセット
条件を作成する(ステップS38)。そして、このブロ
ックセット条件にしたがい、現ブロックWと先に製作し
た下段のブロックWのタッチ面同士を突き当てて、それ
らを第6図(f)のように横置姿勢で仮組する(ステッ
プS39)。
その後、タッチ面同士がメタルタッチしているか否かの
検査、ブロック芯の鉛直度の検査、目違いの検査、およ
び連結用の孔間隔などの計測をし(ステップS40)、
これらのデータからスプライス加工用のデータを作成す
る(ステップS41)と共に、それらのデータをスプラ
イス発注用の加工指示票としてプリントアウトする(ス
テップS42)。
その後、仮組状態における各寸法を計測し(ステップS
43)、その結果をチェックシ一トにプリントアウトす
る(ステップS44)。そして、最終鉛直度を推定計算
し(ステップS45)、その結果をプリントアウトする
(ステップ846)と共に、蓄積する(ステップS47
)。また、最終鉛直度の推定結果は、次に作成する次段
のプロ・ソクWのステップS36に反映されて、切削代
の修正データとなる。その後、仮組したブロックWを離
し、現ブロックWは次段のブロックWとの仮組のために
近くに置いておき、一方、先に作或した下段のブロック
Wは外に搬出する。
その後、現ブロックWと同様にして次段のブロックWを
製作する。そして、それらを仮組する。したがって、長
大橋主塔を構成するブロックWの全てのタッチ面が仮組
によって突き合わされることになる。そして、順次仮組
する都度に推定する最終鉛直度が次段のブロックWの製
作データとして次々に反映され、この結果、長大橋主塔
として厳しく要求される最終鉛直精度が満たされること
になる。
なお、本実施例においては、机上の仮組による三次元座
標データと共に、実際の仮組による三次元座標データを
求めて、それらのデータを次段のブロックWの製作デー
タとして利用しているが、前者のデータだけを求めて利
用しても充分である。
勿論、本実施例のように両者のデータを求めて利用した
場合には、製作精度が一層アップすることになる。
[効果] 以上説明したように、この発明は、連結される複数の構
造物の内、製作ずみのものを机上で仮想の仮組をして、
その仮組形状の三次元座標のデータを、次に製作する構
造物の芯出し用の補正データとして利用するから、連結
される前段の構造物の仮組形状のデータを、次々に次段
の構造物の製作に反映させることになり、構造物を複数
連結した最終的な長大橋主塔や橋梁などの厳しい芯出し
精度をより完全に満たすことができる。
また、構造物として、長大橋主塔ブロックを高精度に製
作することができる。
また、この発明は、長大橋主塔ブロックの他、互いに連
結される種々の連結構造物の製作方法としても広く適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、長大橋主塔ブロックを構造物とするこの発明の
一実施例を説明するための図であって、第1図はNO定
盤上とその周辺装置の斜視図、第2図はNG定盤にて構
造物を組み立てているときの斜視図、第3図はシステム
コントローラおよびその周辺装置の概略構成図、第4図
と第5図は構造物の製作設備の概略斜視図、第6図(a
)〜(f)は構造物の製作情況の説明図、第7図(a)
〜(e)は構造物の製作手順を説明するためのフローチ
ャート、第8図は構造物の斜視図、第9図(a)は構造
物を縦置としたときの概略斜視図、同図(b)は構造物
を横置としたときの概略斜視図である。 P4・・・・・・仮組位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)端部のタッチ面同士が互いに突き合わされて連結
    される複数の構造物を製作する連結構造物の製作方法に
    おいて、 まず、構造物を無応力の自然体の姿勢に支持して、その
    ときにおける構造物の三次元座標を求め、その後、それ
    らのデータから、構造物の形状を認識して芯出しをし、 その後、構造物を無応力の自然体の姿勢に支持したまま
    、その構造物の芯を基準として、その構造物の端部を切
    断してタッチ面を形成し、 その後、タッチ面が形成された構造物であってかつ前後
    に連結される2つの構造物に関し、先に求めた個々の三
    次元座標から、それら2つの構造物を無応力の自然体の
    姿勢のままそれらのタッチ面同士を突き合わせて仮組し
    た場合を想定して、その場合における机上の仮組形状の
    三次元座標を演算し、 その後、それら2つの構造物に関する机上の仮組形状の
    三次元座標のデータを、それら2つの構造物の次に連結
    される次段の構造物の芯出しのときの補正データとする
    ことを特徴とする連結構造物の製作方法。
  2. (2)端部のタッチ面同士が互いに突き合わされて、下
    から上に向かって順次連結される複数の長大橋主塔ブロ
    ックを製作する長大橋主塔ブロックの製作方法において
    、 まず、長大橋主塔ブロックを無応力の自然体の横置姿勢
    に支持して、そのときにおける長大橋主塔ブロックの三
    次元座標を求め、 その後、その三次元座標のデータから、長大橋主塔ブロ
    ックの形状を認識して芯出しをし、その後、長大橋主塔
    ブロックを無応力の自然体の横置姿勢に支持したまま、
    その長大橋主塔ブロックの芯を基準として、その長大橋
    主塔ブロックの端部を切断してタッチ面を形成し、 その後、タッチ面が形成された長大橋主塔ブロックであ
    ってかつ上下に連結される2つの長大橋主塔ブロックに
    関し、先に求めた個々の三次元座標から、それら2つの
    長大橋主塔ブロックを無応力の自然体の横置姿勢のまま
    それらのタッチ面同士を突き合わせて仮組した場合を想
    定して、その場合における机上の仮組形状の三次元座標
    を演算し、その後、それら2つの長大橋主塔ブロックに
    関する机上の仮組形状の三次元座標のデータを、それら
    2つの長大橋主塔ブロックの上に連結される上段の長大
    橋主塔ブロックの芯出しのときの補正データとすること
    を特徴とする長大橋主塔ブロックの製作方法。
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