JPH03102932A - 光フアイバ通信方式及びこれを適用したマルチメデイア光フアイバネツトワーク - Google Patents

光フアイバ通信方式及びこれを適用したマルチメデイア光フアイバネツトワーク

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JPH03102932A
JPH03102932A JP1240074A JP24007489A JPH03102932A JP H03102932 A JPH03102932 A JP H03102932A JP 1240074 A JP1240074 A JP 1240074A JP 24007489 A JP24007489 A JP 24007489A JP H03102932 A JPH03102932 A JP H03102932A
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optical
communication
wavelength
optical fiber
network
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正男 真島
Kenji Nakamura
憲司 中村
Noboru Yamamoto
昇 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光ファイバ通信方式、特に光波長多重を用いた
光ファイバ通信方式及びこの通信方式を適用したマルチ
メディア光ファイバネットワークに関するものである。
[従来の技術] 近年、オフィス内で通信される情報は多様化しつつある
.例えば、コンピュータ.ワークステーションのデータ
信号.ファクシミリの静止画像信号,電話の音声信号,
TV会議システムの映像信号等が混在するようになった
.しかし、これらの伝送速度.伝送容量.連続性等はま
ちまちである。一方、通信される情報については、各端
末装置の高性能化による大容量化,高速化が時代の趨勢
である。このような情報社会の急激な発達によって、ネ
ットワークには種々の伝送速度,伝送容量,連続性をも
った信号を同一の伝送媒体を用いて伝送する能力、すな
わちマルチメディア対応能力や高速化等が要求されるよ
うになり、これらの要求に対処するための好適なネット
ワークとして光ファイバネットワークが導入されつつあ
る。なお、ここでいう信号の連続性の違いとは、例えば
音声やTV映像等のように伝送中に中断できない信号(
以後連続信号という)と、コンピュータデータのように
中断を交えて伝送しても支障のない信号(以後データ信
号という)の差異のことである. 光ファイバネットワークの信号アクセス方式としては、
一般に衝突検出機構付き搬送波検知方式(以下、CSM
A/CD).  トークンバッシング方式,時分割多重
方式(以下、TDMA)が用いられるが、マルチメディ
ア対応には主にTDMAが用いられる。その理由として
は、CSMA/CDとトークンバッシングとが、元来デ
ータ信号の伝送に適したパケット交換通信用であり、音
声や映像などの連続性を必要とされる信号を扱うには、
パケット制御に受信端末で信号の連続性が失われないよ
うな複雑な工夫(優先順位の付加や遅延対策等)が必要
であり、また制約も多い点があげられる。
一方、TDMAは各端局装置からの信号をフレーム内の
タイムスロットに割り当て、時間軸上で圧縮するもので
あり、連続信号を簡単に取り扱うことが出来、且つ制約
も少ない。タイムスロットの割り当て方により種々の方
式があるが、中でも最近はネットワーク制御装置により
、必要に応じてタイムスロットを各端局装置に割り当て
る可変割り当て方式が主流となっている.この、TDM
Aを用いたマルチメディア対応法としては、フレーム内
の一部のタイムスロットをバースト信号を伝達するパケ
ット交換用に、残りを連続信号を伝送する回線交換用に
割り当てる方法がある。
[発明の解決しようとする課題] しかしながら、上記のTDMAを用いるマルチメディア
対応の光ネットワークには以下のような問題点があった
。TDMAは各端局装置からの信号を時間的に多重化す
なわち時間軸上で圧縮するため、ネットワーク上での伝
送速度は各端末装置が送出する信号速度より高くなり、
また、各端末からの様々な伝送速度の信号を同一の伝送
速度に変換してネットワーク上に送出しなければならな
いという制約がある,即ち、ネットワーク上での伝送速
度は、最も高い伝送速度をもった端末の速度に、その端
末に対して想定される多重化数を乗じただけの速度であ
ることが必要とされ、また、最も低い伝送速度をもった
端末も、このネットワーク上での伝送速度まで信号を時
間圧縮して送出することが要求される。
従って、例えば数1 0Kbpsの伝送速度をもった端
末から数1 0 0 M b p sの伝送速度をもっ
た端末までをそれぞれ10端末程度想定してマルチメデ
ィアネットワーク化しようとする場合、ネットワークに
は数Gbpsの伝送速度が要求され、かつ、数1 0K
bpsの端末に対しても、その信号をネットワーク伝送
速度、即ち、数Gbpsまで時間圧縮する為の通信装置
が必要とされることになる。
このような伝送速度のネットワークの実現は、技術的に
困難であり、また、実現できたとしても価格的に高価な
ものとなる.また本来低価格であるべき低速端末に対し
ても、ネットワークに接続するための通信系として高速
、即ち高価な装置を導入することが要求され、現実的に
ネットワーク化することが不可能となる.更に、このよ
うな複雑な制御を要求されるTDMA方式においては、
ネットワーク制御装置の設置が必要となり、この点にお
いてもコスト的に不利であるばかりでなく、ネットワー
クの拡張性の面で問題があった。
本発明の目的は、前記従来の欠点を除去し、光波長多重
を用いることにより、マルチメディア対応のネットワー
クを実現する光ファイバ通信方式を提供することである
6 又、本発明の他の目的は、上記光ファイバ通信方式を適
用し、光ネットワーク制御装置を有しないマルチメディ
ア光ファイバネットワークを提供することである. [課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の光ファイバ通信方
式は、複数種類の端末間において光ファイバを介して信
号の通信を行う光ファイバ通信方式において、 少なくとも三波以上の光波長多重を用い、第1の波長で
連続性を必要としない信号のパケット通信を行い、第2
の波長で時分割多重通信を行い、残りの波長で高速の連
続信号の通信を行い、各端末間の第1の波長を用いたパ
ケット通信により、第1の波長以外の波長の通信制御を
分散的に行う. 又、本発明のマルチメディア光ファイバネットワークは
、第1の光波長で分散制御方式のパケット交換通信を行
うデータ端末装置と、前記第1の光波長の分散制御方式
のパケット交換通信により制御されて、第2の光波長で
時分割多重方式の回線交換通信を行う大容量データ端末
装置あるいは中速連続信号端末装置と、前記第1の光波
長の分散制御方式のパケット交換通信により制御されて
、前記第1と第2以外の光波長で光波長割り当てによる
回線交換通信を行う高速連続信号端末装置との内の少な
くとも2種類の端末装置から成るマルチメディア光ファ
イバネットワークであって、 前記各端末は、前記第1の光波長の分散制御方式のパケ
ット交換通信を行うパケット通信手段を備え、前記大容
量データ端末装置あるいは中速連続信号端末装置は、更
に第2の光波長での時分割多重方式の回線交換通信にお
ける通信状態を記憶する記憶手段を備え、前記高速連続
信号端末装置は、更に前記第1と第2以外の光波長での
光波長割り当てによる回線交換通信における通信状態を
記憶する記憶手段を備える。
ここで、光ネットワークは受動型の光カツブラを用いた
バス型である。
又、光ネットワークは光増幅器を用いたバス型である. 又、光ネットワークはスター型である。
又、前記第1の光波長以外の光波長を用いた端末装置は
、その通信制御系に搬送波検出機能を有する。
[作用] かかる構成により、TDMAマルチメディア光ネットワ
ークにおけるネットワーク伝送速度の超高速化のよる技
術的困難と価格の上昇という問題を除去し、伝送速度の
低い端末のコストを抑え、更にネットワーク制御をも不
要をすることができるため、広い範囲にわたるマルチメ
ディアに対応することが可能でかつ拡張性に富む高性能
な光ファイバネットワークを低価格で提供することを可
能とした。
[実施例] 以下に、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
〈バス型光ネットワーク例〉 第1図から第5図を用いて本発明の第1の実施例の光ネ
ットワークを詳細に説明する.第1図は、本発明の第1
の実施例のマルチメディア光ネットワークのシステム全
体を示す概念図であり、第2A図から第2D図は、その
通信機能を司る通信インターフェースのブロック図、第
3図は第1図のシステムにおける通信のタイミングチャ
ートの概略図である. 第1図はバス型光ファイバネットワークと呼ばれる通信
網の概念を示す構成図であり、1〜5はネットワークに
接続される端末群、71〜74は該端末群とネットワー
クの間の信号の送信・受信を行う通信インタフェース、
75はノード、76は光ファイバ・バスである. 端末1は、パーソナルコンピュータなどのいわゆるデー
タ信号を送受する端末であり、ここでは高々10Mbp
s以下の速度の連続性を必要としない信号を送受するも
のとする.これらの端末をデータ端末と呼ぶ。
端末2は例えばワークステーション.画像ファイル.グ
ラフィック・プリンタなどの大容量のデータを扱う端末
であり、送受する信号は大容量のデータ信号である.こ
れらの端末を大容量データ端末と呼ぶ. 端末3は例えばコンパクトディスクプレーヤ,デイジタ
ルオーディオ,テーブレコーダなどのハイファイオーデ
ィオ機器などより成る端末であり、送受する信号は数M
 b p s程度の連続性を必要とするデイジタル信号
である.これらの端末を中速連続信号端末と呼ぶ. 端末4は例えば映像信号を扱うTV,VTR等の機器で
あり、送受する信号は1 0 0 M b p s程度
のディジタル信号とする.これらの端末を高速連続信号
端末と呼ぶことにする, 端末5は上記の端末の複合した複合端末である. 通信インタフェース71〜74は、各々の末端に好適な
機能を有するインタフェース回路であり、光波長の分波
合波.光電気変換(0/E変換.E/0変換)及びネッ
トワーク制御などの機能を有する.これらについては後
に詳述するが、本実施例の端末1〜5は、ネットワーク
を構成する通信路の状態を記憶・保持する通信状態記憶
部1a〜5aを有している。
ノード75、は光ファイバ・バス76の上を伝送される
光信号パワーの一部分を通信インタフェース71〜74
に送出し、あるいは通信インタフェース71〜74より
送出された光信号を光ファイバ・バス76に結合するた
めの光カブラである. 光ファイバ・バス76上には後述するように、データ信
号を伝送するための第1の波長λ1、大容量データ信号
と中速連続信号をTDMA方式により多重化した信号を
伝送するための第2の波長λ2、および高速連続信号を
伝送するための第3,第4の波長λ,.λ4の4つの光
信号が波長多重化されて伝送される。
第2A図は、データ端末1に好適な通信インタフェース
71のブロック図である.本実施例ではデータ信号はI
EEE802.3規格に準拠したCSMA/CDのよる
多重化を用いて伝送される.尚、以下に説明する第2A
図〜第2D図において同一機能のブロックには同一番号
を付してある。
I/FコントロールMPU85は、データ端末lからの
データ信号の送信要求を受けると、CSMA/CD制御
回路81を介して、伝送路、即ち光ファイバ・バス76
上で波長λiが使用されていないことを確認し、データ
端末1に送信可能であることを伝える.これを受けたデ
ータ端末1は、該データ信号をCSMA/CD制御回路
81に送る。その後、該データ信号はエンコーダ/デコ
ーダ82により伝送路信号に変換され、O/E− E/
O回路83により波長λ1の光信号に変換されてネット
ワーク上へ送出される. また、ネットワークからデータ端末1へと信号が伝送さ
れてきた時には、上記と逆の過程を経て該データ信号を
データ端末1へと送出する.この時、ネットワーク上に
はλ,以外の波長の光も伝送されているので、分波合波
器84を介して波長λ1のみを選択する. CSMA/CD制御回路81は、自端末から信号を送信
している間衝突検出を行う機能を有している. 第2B図は、大容量データ端末2あるいは中速連続信号
端末3に好適な通信インタフェース72のブロック図で
ある。前述の様に波長ル,はTDMA方式により多重化
を行っており、例えば4Mbpsの信号を10チャンネ
ル伝送するために、40Mbpsの伝送速度をもってい
るものとする.この時、波長λ2の伝送路上には、Oか
ら9までの番号がつけられたタイムスロットがくり返し
伝送される.波長λ2を用いて通信を行う端末は、10
のタイムスロットの内の特定の番号のタイムスロットに
信号を送出する.これにより中速連続信号端末3は一定
の時間間隔で信号を送出できて信号の連続性を保証する
ことができる.また、大容量データ端末2は他の端末に
影響を与えることなく大容量のデータを送出することか
できる.尚、中速連続信号端末3においては信号は各フ
レームの特定のタイムスロットに毎回送出されるが、大
容量データ端末2においては信号がタイムスロットに送
出されないフレームがある場合もある.また伝送速度が
不足する場合には一つの端末が同一フレーム中の複数の
タイムスロットに信号を送出する場合もある.大容量デ
ータ端末2あるいは中速連続信号端末3から信号送信の
要求を受けると、I/FコントロールMPU (マイク
ロプロセッサユニット)85は、CSMA/CD制御回
路8lを介してネットワークに接続されている各端末に
対し、使用するタイムスロット番号と信号のあて先とを
エンコーダデコーダ82及びO/E.E/O回路83を
通して伝送路により波長λ宜で連絡する.この時、他の
端末から同じ番号のタイムスロットを使用するという連
絡が同時になされようとしていでも、波長λlの伝送路
はCSMA/CDにより多重化されているので、必ずど
ちらかの端末が先に使用の連絡を行うことになり、先に
使用の連絡を行うことのできた端末に対して、そのタイ
ムスロットの使用権が与えられる.また、上述のように
、タイムスロットの使用が、各端末に対して連絡される
ので、各端末はタイムスロットの使用状況を常に把握す
ることができ、適宜あいているタイムスロットの選択を
することが可能となる。
タイムスロットの使用に関する連絡が各端末に対してな
され、また信号のあて先として指定された端末の受信準
備が整うと、I/FコントロールMPU85は、TDM
A制御回路86に対し、信号の送信許可を出し、時間軸
方向に圧縮されたデータはエンコーダ/デコーダ87及
び○/E・E/O回路88を通し、波長ん2の光信号と
なって指定されたタイムスロットを用いてネットワーク
上へ送信される.受信端末は、この逆の過程を経て、指
定されたタイムスロットから自端末への信号をとり出す
第2C図は、高速連続信号端末4に好適な通信インタフ
ェース73のブロック図である.高速連続信号端末4と
しては、例えば高精細映像信号をデジタル符号化した6
00Mbpsの映像信号等が考えられる。高速映像信号
の伝送用には、本実施例ではλ,およびλ4の2波長の
光信号が用意されており、端末からの信号はこのどちら
かを選択して伝送される。伝送中は、λ,あるいはλ4
の光信号はその端末に占有され、同一波長で複数の高速
連続信号が同時に伝送されることはない。
高速連続信号端末4からの信号送信要求を受けると通信
インタフェース73のI/FコントロールMPU85は
、まずC S M A/C D制御回路81を介し、各
端末に波長λ3あるいは波長λ4の使用と、信号のあて
先とを連絡する.波長の使用権の設定やあいている波長
の認識は、第2B図の大容量データ端末2及び中速連続
信号端末3用の通信インタフェース72で説明した動作
と同様にしてなされる. 波長λ3あるいはλ4の伝送路の使用に関する連絡がな
され、あて先の端末の受信準備が整うと、I/Fコント
ロールMPU85は、バツファ回路90に送信の許可を
出し、該高速連続信号はエンコーダ/デコーダ91で伝
送路符号に変換され、切換器92でI/Fコントロール
MPU85から指定された波長のE/O − 0/E回
路93あるいは94に入力されて、波長λ,あるいはλ
4の光信号となり、分波合波器84を介してネットワー
ク上に送信される.受信端末では、この逆の過程を経て
指定された波長の信号を受信する。
第2D図は、データ信号.大容量データ信号,中速連続
信号,高速連続信号を併せ持つ複合端末5に好適な通信
インタフェース74のブロック図である。即ち、第2A
図〜第2C図で説明した波長λ1.λ2.λ3,λ4の
送受信機能を有し、I/FコントロールMPU85は、
端末5からの信号の種類によって、第2A図から第2C
図で説明した過程のいずれかを用いて信号の送受信を行
う。
第3図は、本実施例の光ファイバネットワークの動作の
一例を示すタイムチャートであり、んI+a+2+ λ
3,λ4は光波長を示す.前述の如く、λ,はIEEE
802.3に準拠したCSMA/CD方式による多重化
、λ,はTDMA方式による多重化を時間軸上で行って
いる.図中の矩形が光信号の伝送を示す. 波長ん,の伝送において、111,113等で指示され
た斜線を施していない矩形はデータ端末間のデータ信号
のパケットを示しており、斜線を施した矩形は波長λ2
,λ3,λ4による伝送路の使用に関する連絡のための
パケットを示している。波長ル2の伝送においてO〜9
の番号を付した区間はタイムスロットであり、I〜■の
番号を付した区間はタイムスロットの周期である.21
1,212等で指示する矩形はタイムスロットにのせら
れた信号を示しており、251,252等の破線で囲ま
れた矩形はそのタイムスロットに信号がないことを示し
ている.波長λ3,λ4の伝送において、311,32
1等で指示する矩形は高速連続信号を示している.第3
図の初期状態、即ち左端の状態では、波長λ1ではCS
MA/CDにより適宜通信が行われており、波長λ2で
は、2,3,5.8の番号を付したタイムスロットが使
用されている.また、波長λ,.λ4は使用されていな
い.この状態から順次、波長λ1のパケットに付した番
号(1)〜(6)に従い、通信状態を説明する.(1)
第1の高速連続信号端末4−1が通信を開始するに当り
、波長λ1のパケット112により各端末に使用の連絡
とあて先の指定とを行った後に、波長λ3を用いて通信
311を開始する。
(2)第1の大容量データ端末2−+は、波長λ2にお
いて使用中のタイムスロット2,3,5.8以外のタイ
ムスロット7と9の指定およびあて先の指定の連絡を行
った後に、タイムスロットの周期II以降はタイムスロ
ット7と9とを使用して、217,219,252,2
53,228,230・・・の伝送を行う。但し、25
2,253では信号は送られていない. (3)第2の高速連続信号端末4−2は、パケット11
2によって波長λ3が第1の高速連続信号端末4−,に
より使用されていることを認識しているので、波長λ4
を用いて通信を行うことをパケット116によって各端
末に連絡し、波長九4によって通信321を開始する。
(4)第1の中速連続信号端末3−1は、波長λ2にお
いて使用中のタイムスロット2,3,5,7,8.9以
外のタイムスロットから、例えばタイムスロット6を選
択し、波長λ1のパケット118を用いて各端末にタイ
ムスロット6の指定およびあて先の指定の連絡を行った
後に、タイムスロットの周期■以降はタイムスロット6
を使用して、223,227,・・・の伝送を行う.(
5)波長λ2のタイムスロット2を使用していた第2の
中速連続信号端末3−2は通信を終了し、このむねを波
長λ1のパケット120により各端末に連絡する。これ
により、周期■以降タイムスロット2は各端末のいずれ
か1つが使用を連絡するまで開放された状態となる。
(6)波長λ3を用いて通信311を行っていた第1の
高速連続信号端末4−1は通信を終了し、そのむねを波
長λ宜のパケット121を用いて各端末に連絡する。こ
れにより、波長λ3は開放される。
以上のようにして、本実施例では、CSMA/CDを用
いたデータ信号の伝送を波長λ,で、TDMA方式を用
いた信号の伝送を波長λ2で、また時間軸多重を用いな
い高速連続信号の伝送を波長λ,及び波長λ4で行い、
さらに、波長λ2,λ2,λ4の通信状態の制御を、波
長λ1のCSMA/CD通信を用いて分散制御で行うこ
とにより、前述したマルチメディアネットワークの構築
上の問題点である伝送速度の高速化やコストの上昇等を
抑え、且つ特性の異なる各種信号の通信を効率良く実行
可能となる。
次に、通信インタフェースの他の構成例を第4A図及び
第4B図のブロック図に従って説明する。システム全体
の概念図は第1図と同様である。
第4A図および第4B図は、第2B図及び第2C図に示
した大容量データ端末2あるいは中速連続信号端末3に
用いられる通信インタフェース72と、高速連続信号端
木4に用いられる通信インタフェース73どの他の構成
例を示したものであり、第2B図、第2C図との主要な
差異は、O/E − E/O回路88,93.94の後
に搬送波検出回路100,101,102を設けたこと
にある。
先の構成例においては、波長λ2における各タイムスロ
ットの使用状況、および波長λ,,^4の使用状況は、
使用端末が波長λ真のパケットを用いて各端末に連絡す
ることにより、各端末において認識されていた。このよ
うな方式は、ネットワーク使用開始時に全端末が使用可
能となるようなシステムにおいては好適に動作する。
しかしながら、例えば非使用端本は通常電源を切ってお
いて、使用時に電源を投入することが想定される。端末
が接続される場合に、該端末は電源投入時に各タイムス
ロットや各波長の使用状況が把握できないので問題とな
る. 本構成例によれば、搬送波検出回路を設けることにより
、ネットワーク動作中に後から電源が投入された新規参
入の端末においても、タイムスロットや波長の使用状況
が把握できるので、上記のような問題は生じない.なお
、第4A図、第4B図には大容量データ端末,中速連続
端末に用いられる通信インタフェースと高速連続端末に
用いられる通信インタフェースのブロック図を示したが
、複合端末についても同様の搬送波検出回路を設ければ
、同様の効果が得られることは明白である. くスター型光ネットワーク例〉 第5図は本発明の第2の実施例の光ネットワークを示す
システム全体の概念図である。
第5図はスター型光ファイバネットワークと呼ばれる通
信網の構成図であり、端末1〜5及び通信インタフェー
ス71〜74は、第1の実施例で示したものと同様の機
能を有し、77は光ファイバ伝送路、78はスターカブ
ラである.スターカブラ78は、光ファイバ伝送路77
のどれか1本に光信号が伝送されて来た時に、この光信
号をすべての光ファイバ伝送路に分配する機能を有する
。このようなネットワーク構成によっても、第1の実施
例で説明したと同様の機能を有するマルチメディア光フ
ァイバネットワークが実現できる。
尚、本発明の適用範囲は、上記各実施例に限定される訳
ではない。
まず、ネットワーク形態に関しては、パッシブバス型及
びパッシブスター型といわれる形態を用いて説明したが
、いわゆるアクティブスター型と呼ばれる形態において
も、本発明が有効であることは明らかである。またバス
型の形状において、バス上あるいはノード内に再生中継
を行うような増幅器を設けても、波長が保存されて中継
されるならば本発明は実施可能である。更に、バス上あ
るいはノード内に光増幅器を設けることもできる。
第6A図は、光増幅器を設けたノードの一例を示す構成
図である.光ファイババス76の上を伝送される光信号
パワーは、ノード401に設けられた光増幅器402で
増大され、その一部分は光カブラ403により通信イン
タフェース404に送出される.また、通信インタフェ
ース404より送出された光信号パワーは、光カブラ4
03で分配され、光増幅着402で増大されて光ファイ
ババス76に送出される. 第6図Bは、光増幅器を設けたノードの他の例を示す構
戒図である。光ファイババス76の上を伝送される光信
号パワーは、ノード411に設けられた分岐・合流器4
05で分配され、一部は分岐・合流器407を介して、
通信インタフェース404に送出され、他の部分は光増
幅器402で増大され、他方の分岐・合流器406をへ
て、他方の光ファイババスに送出される.また、通信イ
ンタフェース404から送出された光信号パワーは分岐
・合流器407で分配され、分岐・合流器405あるい
は分岐・合流器406を介して光ファイババス76に送
出される. また、第7図は、ノード75とノード75の間のバス7
6上に光増幅器402を設けた一例を示す図である。
このように、ノード内あるいはバス上に光増幅器を設け
ることにより、光ファイババスや光カブラ,分岐・合流
器で減衰される光信号パワーを補償することができ、ノ
ードの数を増大した光ファイバネットワークを得ること
が可能となる。
また、前述実施例では、波長λ,にI EEE802,
3に準拠したCSMA/CD,また波長λ2に伝送速度
40MbpS.多重度10のTDMA方式を用いて説明
したが、これらの多重化方式に限定される訳ではない。
また、高速連続信号は、600Mbpsの信号を波長λ
3.λ4の2波多重行う例を示したが、この信号速度と
多重数は一例であり、本発明の適用がこの数値に限定さ
れる訳ではない。さらに前記実施例に示したデイジタル
オーディオ機器やビデオ機器は端末の一例である、信号
速度や連続性の一致した端末ならばどのようなものでも
これらと置き代える事が可能である. 更に、本実施例では、端末と通信インタフェースを分離
して説明したが、本来両者は不可分のものであり、通信
の状態を記憶する記憶部18〜5a等も通信インタフェ
ース内にあっても良いことは当然である。
[発明の効果] 本発明により、光波長多重を用いることにより、マルチ
メディア対応のネットワークを実現する光ファイバ通信
方式を提供できる。
又、上記光ファイバ通信方式を適用した、マルチメディ
ア光ファイバネットワークを提供できる。
詳細には、゛伝送速度、伝送容量、連続性を有する複数
の端末間において信号の通信を行うマルチメディア光フ
ァイバネットワークにおいて、ネットワーク上の伝送速
度を超高速化することなく、また、低伝送速度の端末の
価格を低く抑えることが可能で、更にネットワーク制御
装置を不要とすることができるので、広い範囲にわたる
マルチメディアに対応することが可能で、拡張性に冨む
、高性能なネットワークを低価格で提供することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したマルチメディア光ネットワー
クの第2の例を示すシステム構成図、 第2A図から第2D図は第1図のシステムにおける通信
インタフェースのブロック図、第3図は第1図のシステ
ムの動作の一例を示すタイムチャート、 第4A図と第4B図は通信インタフェースの他の構成を
示すブロック図、 第5図は本発明を実施したマルチメディア光ネットワー
クの第2の例を示すシステム構成図、 第6A図はバス型光ネットワークにおける光増幅器を設
けたノードの一例を示す図、第6B図はバス型光ネット
ワークにおける光増幅器を設けたノードの他の例を示す
図、第7図はノードとノードの間に光増幅器を設けたバ
ス型光ネットワークのシステム構成の一部を示す図であ
る。 図中、1・・・データ端末、2・・・大容量データ端末
、3・・・通則連続信号端末、4・・・高速連続信号端
末、5・・・複合端末、71〜74・・・通信インクフ
ェース、75・・・ノード、76・・・光ファイババス
、1a〜5a・・・通信状態記憶部である。 第 5 図 第6A図 411

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数種類の端末間において光ファイバを介して信
    号の通信を行う光ファイバ通信方式において、 少なくとも三波以上の光波長多重を用い、 第1の波長で連続性を必要としない信号のパケット通信
    を行い、 第2の波長で時分割多重通信を行い、 残りの波長で高速の連続信号の通信を行い、各端末間の
    第1の波長を用いたパケット通信により、第1の波長以
    外の波長の通信制御を分散的に行う光ファイバ通信方式
  2. (2)第1の光波長で分散制御方式のパケット交換通信
    を行うデータ端末装置と、 前記第1の光波長の分散制御方式のパケット交換通信に
    より制御されて、第2の光波長で時分割多重方式の回線
    交換通信を行う大容量データ端末装置あるいは中速連続
    信号端末装置と、 前記第1の光波長の分散制御方式のパケット交換通信に
    より制御されて、前記第1と第2以外の光波長で光波長
    割り当てによる回線交換通信を行う高速連続信号端末装
    置との内の少なくとも2種類の端末装置から成るマルチ
    メディア光ファイバネットワークであつて、前記各端末
    は、前記第1の光波長の分散制御方式のパケット交換通
    信を行うパケット通信手段を備え、前記大容量データ端
    末装置あるいは中速連続信号端末装置は、更に第2の光
    波長での時分割多重方式の回線交換通信における通信状
    態を記憶する記憶手段を備え、前記高速連続信号端末装
    置は、更に前記第1と第2以外の光波長での光波長割り
    当てによる回線交換通信における通信状態を記憶する記
    憶手段を備えることを特徴とするマルチメディア光ファ
    イバネットワーク。
  3. (3)光ネットワークは受動型の光カップラを用いたバ
    ス型であることを特徴とする請求項第2項記載のマルチ
    メディア光ファイバネットワーク。
  4. (4)光ネットワークは光増幅器を用いたバス型である
    特徴とする請求項第2項記載のマルチメディア光ファイ
    バネットワーク。
  5. (5)光ネットワークはスター型であることを特徴とす
    る請求項第2項記載のマルチメディア光ファイバネット
    ワーク。
  6. (6)前記第1の光波長以外の光波長を用いた端末装置
    は、その通信制御系に搬送波検出機能を有することを特
    徴とする請求項第2項記載のマルチメディア光ファイバ
    ネットワーク。
JP1240074A 1988-10-04 1989-09-18 光フアイバ通信方式及びこれを適用したマルチメデイア光フアイバネツトワーク Pending JPH03102932A (ja)

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US07/415,764 US5144466A (en) 1988-10-04 1989-10-02 Optical fiber communication method and multimedia optical fiber network using the same
DE68923143T DE68923143T2 (de) 1988-10-04 1989-10-03 Lichtwellenleiter-Übertragungsverfahren und Multimedien-L.W.L-Netz zur Anwendung desselben.
EP89118321A EP0362790B1 (en) 1988-10-04 1989-10-03 Optical fiber communication method and multimedia opitcal fiber network using the same
US07/897,482 US5343314A (en) 1988-10-04 1992-06-12 Optical fiber communication method and multimedia optical fiber network using the same

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514385A (ja) * 1991-06-28 1993-01-22 Fuji Xerox Co Ltd 光通信ネツトワーク及びローカルエリアネツトワーク
EP0769858A2 (en) 1995-10-19 1997-04-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Optical transceiver and optical communications network for both of optical fiber transmission and free space transmission
JP2008504769A (ja) * 2004-07-01 2008-02-14 フランス テレコム マルチサービスプライベートネットワーク及びかかるネットワーク上でさまざまなフォーマットでデータを搬送することを可能にするインターフェースモジュール

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