JPH031024A - 空気調和系内の制殺菌方法 - Google Patents

空気調和系内の制殺菌方法

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JPH031024A
JPH031024A JP1132131A JP13213189A JPH031024A JP H031024 A JPH031024 A JP H031024A JP 1132131 A JP1132131 A JP 1132131A JP 13213189 A JP13213189 A JP 13213189A JP H031024 A JPH031024 A JP H031024A
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ozone
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和系内における細菌類1糸状菌類、酵
母類等の微生物の繁殖を防止する制(殺)菌方法に関す
る。
(従来の技術〕 空気中の微生物を減少させることは医療はもとより、各
種の工業例えば薬品1食品、バイオ、電子工業分野にお
いて重要である。従来の空気調和系内における微生物の
繁殖を防止する制菌方法としては、最も普通にはHEP
Aフィルタで微生物を捕集する方法が行われていた。し
かし、微生物の粒子が小さい場合にはHE P Aフィ
ルタでは捕集することが出来ず、またHEPAフィルタ
で捕集された微生物がそこで繁殖して再び飛散するとい
った欠点があった。また、空気調和系内に紫外線灯を設
けて紫外線照射により、微生物の制菌を行なう方法もあ
ったが、この方法では紫外線の影となる部分の制菌は成
し得ないという欠点があった。
そこで近時、オゾンガスを空気調和系内に供給して微生
物の殺菌を行う方法が提案されている。
このオゾンガスは酸素分子に活性酸素が作用して生成す
るもので、生物の細胞膜内に侵入してDNA蛋白質を破
壊し、また細胞膜自体へ損傷を与える性質があるため微
生物の殺菌力が強いものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来のオゾンガスを用いた制(殺)閑方法では
、微生物の完全な殺菌を目的とするため。
高濃度のオゾンガスを使用することが多かった。
しかしオゾンガスは微生物への殺菌力が強いのと同時に
人体に対する毒性及び悪臭も強いことから。
人間の居住空間においては0.01〜o、o2pp−以
下の低い濃度で使用されなければならず、従来の高濃度
のオゾンガスを使用した段歯方法では人体に悪影響を及
ぼすといった問題点を生じていた。一方。
低濃度オゾンガスを使用した制菌方法もあったが。
低濃度オゾンガスを用いた場合には、オゾンガスと微生
物との接触時間が充分確保されなければ高い制(殺)菌
効果を挙げることが出来ず、そのため従来の制(殺)菌
方法では微生物との接触時間が短く充分な制(殺)菌効
果を達成し得ないといった欠点があった。
本発明は、従来技術の上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは。
人体に悪影響のない低濃度のオゾンガスを使用して、空
気調和系内の微1生物を仮死状態にし、その繁殖活動を
抑制阻止し得る空気調和系内の制(殺)菌方法を堤供す
ることにある。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため1本発明の空気調和系の制(殺
)菌方法は、空気中のオゾン濃度が5 ppm以下の低
濃度オゾン空気(低濃度オゾンガスと呼ぶ)を連続的に
製造するオゾンガス発生装置を準備し、このオゾンガス
発生装置で製造される低濃度オゾンガスを送気停止中の
空気調和器の器内に供給し、そのさい、器内空気を器内
上方から取出しながら該低濃度オゾンガスを器内下方に
供給して空気より高比重のオゾンを器内に残留させるこ
とにより器内オゾン濃度を高め、このオゾン濃度が高く
なった状態を所定時間維持することを特徴とする。また
、この操作と空気調和器内に設置された加湿器の保有水
中に前記の低濃度オゾンガスを供給する操作とを併用す
ることを特徴とする。
さらに、かような器内の制殺菌操作と該オゾンガス発生
装置で製造した低濃度オゾンガスをダクト内に該ダクト
の上流側からダクト内面に接触して流れるように導入し
てダクトの制(殺)菌操作とを併用することを特徴とす
る。
〔作用〕
本発明法によれば、オゾンガス発生装置で製造した低濃
度オゾンガスを、空気調和器の器内空気を器内上方から
取出しながら、器内下方に循環供給することによって、
オゾンが空気より重いことを利用して器内オゾン濃度を
高め、この所定濃度のオゾンガスで置換した状態を所定
時間維持することによって、器内の特にフィルタ、熱交
換器。
エリミネータ等の表面に存在する微生物を仮死状態にす
ることができ、低濃度オゾンガスを利用しても高い制(
殺)菌効果を挙げることができる。
特に、最大5ppmといった低濃度オゾンガスを用いて
も循環を繰り返すことにより (通常は3回程度)器内
では15ρp−程度の濃度とすることができ、その暴露
時間を例えば30分程度としても十分の制段歯作用が得
られる。
また、オゾンガスは気状よりも液状の方が制殺菌力が高
いことを利用して、空気調和器内に設置された加湿器の
保有水中にもオゾンガス発生装置で製造した低濃度オゾ
ンガスを供給して、加湿器の保有水中における微生物の
繁殖を効果的に防止出来る。
さらに、オゾンガス発生装置で製造した低濃度オゾンガ
スを空気調和系のダクト内に該ダクトの上流側からダク
ト内面に沿うように導入し、ダクト内空気流によってダ
クト下流側にダクト内面に沿って搬送することにより、
低濃度オゾンガスは気流に導かれてダクトの末端まで行
き渡るのでダクト内面に着床し繁殖しはじめる菌を制殺
菌することが出来る。
そして、このような制殺菌操作は低濃度オゾンガス発生
装置を使用するので、更には小容積の空気調和器内だけ
を所定の時間だけ制殺菌に必要なオゾン濃度にし、これ
は器内への送気開始によって極低4度オゾンに拡散する
ことができるので。
オゾンによる人体への影響は無視できる程度に軽微とす
ることができ、これは建物内の排気ファンを稼働するこ
とによって一層助成される。
〔実施例〕
以下に2本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
1図は2本発明に係る制菌方法を適用した空気調和系を
示す全体構成図である。■は空気調和器であり、この空
気調和器1は器内にフィルター2.熱交換コイル3.エ
リミネータ4.ファン5.加湿器6を内蔵している。フ
ァン5の稼働によつて空気調和器に取入れられる空気は
、フィルター2で塵等の不純物が除去された後、熱交換
コイル3で熱交換され、更に加湿器6を稼働した場合に
はエリミネータ4で水滴が除去されてから給気ダクト7
に送気される。而して、空気調和器1の器内は温度及び
湿度の面で微生物の繁殖し易い条件を持ち、特にa罐水
が表面に存在することになる熱交換コイル3.水滴を除
去するエリミネータ4.ファン5のケーシング等、更に
は加湿器6は、それらの温血が微生物のM殖に非常に好
適な条件となっている。
8はオゾンガス供給装置であり、該オゾンガス供給装置
8はその内部に、i大温度5 ppmとする低濃度オゾ
ンガス発生装置8a及び送風ファン8bを備えている。
低濃度オゾンガス発生装置8aで発生した低濃度オゾン
ガスは送風ファン8bにより、供給路9a内を通って空
気調和器1の底板10に設けた給気口11がら空気調和
器1内の底部へと供給される。また低濃度オゾンガスは
、加湿器6内部の保有水6a中にも小型の圧縮機12 
(例えば鑑賞無用送気ポンプ等)を介して供給される。
一方空気調和器1の天板13には吸気口14が設けられ
、器内の上方に存在する空気がこの吸気口14から還路
15aを経てオゾンガ、ス供給装置日に送られ、オゾン
ガス発生装置8aで低濃度オゾンガスとされ、再び器内
に循環される。これによって、低濃度オゾンガスが連続
的に製造され、器内に循環供給されることになる。
第2図は空気調和器lの底板10に設けるオゾンガスの
給気口11の一例を示したものであり、フレキシブルパ
イプ16の先端に、先拡がりのラッパ管からなる給気口
11aを接続したうえ、このラッパ管からなる給気口1
1aを器内側から下向きにして底板10に近接させて配
置したものである。これによって、フレキシブルバイブ
16からラッパ管内に供給された低濃度オゾンガスは底
板10にいったん衝突したあと、ラッパ管の縁部と底板
10との間の隙間から器内底部に水平方向に吹き出され
る。
また、第3図は、空気調和器1の天板13に設けた器内
空気の吸気口14の一例を示したもので、前記の給気口
11の構造を逆にした関係になっている。
すなわち、フレキシブルバイブ16°の先端に、先拡が
りのラッパ管からなる吸気口14aを接続したうえ、こ
のラッパ管からなる吸気口14aを器内側から上向きに
して天板13に近接させて配置したものである。これに
よって、器内の上層部に存在する空気が該吸気口14a
の方向に水平方向に移動しながら、ラッパ管の縁部と天
板13との間の隙間から吸気口14aに吸い込まれる。
このようにして、空気調和器1の器内底部に低濃度オゾ
ンガスを徐々に導入すると同時に、器内上部から器内空
気を徐々に取出す操作を続行するすることにより、オゾ
ンガスは空気より比重が大きいので、低濃度オゾンガス
であっても器内空気がやがては(例えば3回程度の循環
によって)十分な濃度をもつオゾンガス例えば15pp
m程度のオゾンガスで置換されることになり、この濃度
を所定の時間例えば30分程度維持することによって制
殺菌が行われる。本発明では、この比重差を利用するこ
とによって、低濃度オゾンガスの使用でも微生物を制菌
できるに十分な器内環境を一時的に狭い空間内で作り出
すことに一つの特徴がある。
また、低濃度オゾンガス発生袋W8aで発生した低濃度
オゾンガスは送風ファン8bにより、供給路9b内を通
って給気ダクト7内部へも供給される。
第4図は給気ダクトへの低濃度オゾンガスの供給の仕方
を示したもので、空気調和器1のファン吐出口に対して
短い連結ダクト18を介して給気ダクト7を接続しく第
1図参照)、その給気ダクト7の接続部周面にオゾンガ
ス供給チャンバー17を形成し、この供給チャンバー1
7の周方向の適宜箇所に低濃度オゾンガス供給路9bと
の接続口19を設けたものである。これにより、供給路
9b内を経て上記接続口19から供給される低濃度オゾ
ンガスは。
該チャンバー17のスリット間隙20から給気ダクト7
内部の内壁に沿って流入される。
なお、第1図に示すように連結ダクト18にも還路15
bが接続されており、連結ダクト18内から空気を吸引
して還路15bを経てオゾンガス供給装置8に送り、オ
ゾンガス発生装置8aで低濃度オゾンガスとするように
なっている。また、低濃度オゾンガスの供給路9a 、
 9bにはその流路を開閉するモーター式のダンパ21
a、21bが設けられ、還路15a。
15bにもその流路を開閉するモーター式のダンパ22
a、22bが設けられている。
給気ダクト7は建物内の各空調ゾーンに導かれるのであ
るが、空調ゾーンに供給された空気は。
第1図に示すように1例えば厨房24の排気ダクト23
から排気ファン25の駆動によって、その一部が排気と
して建物外に放出される。
以上のように構成された本実施例における微生物の制菌
方法の手順の一例を第5図に示す説明図に基づいて説明
する。先ず、給気ファン5及び排気ファン25の稼動を
停止して送気を止める(手順■)0次に、空気調和器1
と接続している供給路9a及び還路15aのダンパ21
a、22aを開き、一方。
給気ダクト7と接続している供給路9b及び連結ダクト
18と接続している還路15bのダンパ21b、22b
を閉じる(手順■)、そして、オゾンガス供給装置8の
送風ファン8bを発動させると共に(手順■)低濃度オ
ゾンガス発生装置18aも発動させて(手順■)、低濃
度オゾンガスを供給路9aへと送り込んでいく、この時
、給気ダクト7と接続している供給路9bのダンパ20
bは閉じているので、供給路9bに低濃度オゾンガスが
流れ込むことはない。
供給路9aに送り込まれた低濃度オゾンガスは。
フレキシブルパイプ15内を通流して給気口11aのラ
ッパ管内に供給されて空気調和器1の器内底部に水平方
向に吹き出される。一方、器内上層部の空気は吸気口1
4aに吸い込まれた後、還路15aを経てオゾンガス発
生装置8に送られ、オゾンガス発生装置8aで低濃度オ
ゾンガスとされ、再び器内に循環される。而して、空気
調和器1の器内底部に低濃度オゾンガスを徐々に供給す
ると同時に器内上部から器内空気を徐々に取出す操作を
続行すると、オゾンガスは空気より比重が大きいので。
低濃度オゾンガスであってもやがては器内空気がオゾン
ガスで置換されて、微生物を制菌し得るに十分なオゾン
ガス濃度をもつ器内環境が作られる。
なお、器内空気とオゾンガスの置換を61実に行なうた
めには、上記した循環機構を低速度で行うのが望ましい
、器内空気とオゾンガスの置換を終えたら、低濃度オゾ
ンガス発生装置8aを停止させる(手順■)、そのさい
、空気調和器l内にオゾンガス濃度センサーを設置して
、器内のオゾンガスが一定濃度に達っしたら自動的に低
濃度オゾンガス発生装置8aが停止するようにしたり、
またタイマーを設置して、器内空気とオゾンガスの置換
が終了し得る所定時間を経過したら、自動的に低濃度オ
ゾンガス発生装置8aが停止するようにしてもよい、低
濃度オゾンガス発生袋fleaの停止後は。
器内空気をオゾンガスで1F換した状態を所定時間維持
して微生物を仮死状態にし得る制菌時間を確保する(手
順■)、微生物の制菌に必要なオゾンガスの濃度及び制
菌時間は、制菌しようとする微生物の種類によって異な
り1例えば酵母類の場合は1.0〜5.01)I)11
の濃度で35〜300分の制菌時間が必要であり、また
糸状菌類の場合は、0.5〜1.5 ppmの濃度で1
5〜300分の制菌時間が必要であるが1本発明では比
重差による高濃度化と暴露時間との組合せによって、更
には胞子よりも遥かに弱い菌の栄養細胞を攻撃すること
によって、効果的な制殺菌を行うものである。またオゾ
ンは気状よりも液状の方が5〜lO倍の制菌力を持つ、
したがって本発明の制菌方法を調和空気の送気体正直後
に行えば、熱交換コイル3やエリミネータ40表面には
付着水が存在した状態となっているので、供給されたオ
ゾンガスはこれら付着水に溶は込んで液状となり、高い
制菌効果を挙げることが出来る。
また、供給路9aに送り込まれた低濃度オゾンガスは、
圧縮機12を経て空気調和器1内に設置した加湿器6の
保有水6a中にも供給されて、微生物の増殖しやすい加
湿器保有水6a内の制菌を行うのである。而して、オゾ
ンは上記の通り、気状よりも液状の方が5〜10倍の制
菌力を持つことから、オゾンガスを加湿器保有水6a中
に直接供給して、オゾンガスを液状とする本実施例の制
菌方法は、高い制菌効果を挙げることが出来る。
尚、器内空気をオゾンガスで置換した状態を所定時間維
持した後、給気ファン5及び排気ファン25を発動して
送気を開始すれば、小空間の器内に存在したオゾンは大
量の空気に拡散されてオゾン濃度は極低となり、また厨
房24外に速やかに排気もされるので、i房24内に居
る人の人体に悪影響を与えるおそれはない(手順■)。
以上の方法による空気調和器l内部の制菌を終えたら1
次に、給気ダクト7内部の制菌に移行する。即ち、今度
は給気ダクト7と接続している供給路9b及び連結ダク
ト18と接続している還路15bのダンパ21b、22
bを開き、一方、空気調和器1と接続している供給路9
a及び還路15aのダンパ21a。
22aを閉じるのである(手順■)、そして、オゾンガ
ス供給装置8の低濃度オゾンガス発生装置ff18aを
発動させて(手順■)、低濃度オゾンガスを供給路9b
へと送り込んでいくと共に、停止していた給気ファン5
及び排気ファン25を発動させて送気を開始する(手順
@)、而して、供給路9bに送り込まれた低濃度オゾン
ガスは、供給路9b内を通流して給気ダクト7の上流側
に設けた接続口19より給気ダクト7内に供給され9 
スリット間隙20から給気ダクト7内部へとダクト内壁
に沿って流入する。流入した低濃度オゾンガスは、給気
ダクト7内を流れる空気流によって給気ダクト7の下流
側に搬送されて、給気ダクト7の隅々にまで行きわたり
、ダクト内面の制菌が行われる。給気ダクト7内に供給
されたオゾンガスの一部は厨房24に流れ込んでいくが
、該オゾンガスは低濃度であると共に、排気ファン25
が発動しているために、厨房24外に速やかに排気され
るので、厨房24内に居る人の人体に悪影響を与えるお
それはない。
以上の手順により、空気調和器l及び給気ダクト7内の
制菌を終えたら、オゾンガス供給装置8の低濃度オゾン
ガス発生装置8aと送風ファン8bを停止させる(手順
■)、その後、一定時間調和空気の排気を継続すること
により、空気調和系内に残留しているオゾンガスを完全
に厨房24外に除去するのである(手順@)。
以後1手順■に戻ることにより、再び本実施例の制菌方
法が繰り返されるのである。而して2本実施例の制菌方
法を定時的に行って微生物を仮死状態にすることにより
、微生物の成長・繁殖を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は1本発明に係る空気調和系の全体構成図、第2図
は、空気調和器の器内へのオゾンガス供給機構の一例を
示す要部拡大図、第3図は空気調和器の器内からの空気
吸引機構の一例を示す要部拡大図、第4図は、給気ダク
トへのオゾンガス供給機構の一例を示す要部拡大図、第
5同は1本発明に係る制菌方法の手順の一例を示す説明
図である。 符号の説明 ■ 6 ・ 8 ・ 25 ・ ・空気調和器。 ・加湿器。 ・オゾンガス供給装置。 ・排気ファン。 5・・給気ファン 7・・給気ダクト 12 ・ ・圧縮機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気調和系内の制菌または殺菌を行うにあたり、
    空気中のオゾン(O_3)濃度が5ppm以下の低濃度
    オゾンガスを連続的に製造するオゾンガス発生装置を準
    備し、このオゾンガス発生装置で製造される低濃度オゾ
    ンガスを送気停止中の空気調和器の器内に供給し、その
    さい、器内空気を器内上方から取出しながら該低濃度オ
    ゾンガスを器内下方に供給して空気より高比重のオゾン
    を器内に残留させることにより器内オゾン濃度を高め、
    このオゾン濃度が高くなった状態を所定時間維持するこ
    とを特徴とする空気調和系内の制(殺)菌方法。
  2. (2)空気調和系内の制菌または殺菌を行うにあたり、
    空気中のオゾン(O_3)濃度が5ppm以下の低濃度
    オゾンガスを連続的に製造するオゾンガス発生装置を準
    備し、このオゾンガス発生装置で製造した低濃度オゾン
    ガスを送気停止中の該空気調和器の器内に供給し、その
    さい、器内空気を器内上方から取出しながら該低濃度オ
    ゾンガスを器内下方に供給して空気より高比重のオゾン
    を器内に残留させることにより器内オゾン濃度を高め、
    このオゾン濃度が高くなった状態を所定時間維持するこ
    と、および空気調和器内に設置された加湿器の保有水中
    に前記の低濃度オゾンガスを供給すること、を特徴とす
    る空気調和系内の制(殺)菌方法。
  3. (3)器内上方から取出された器内空気は該オゾンガス
    発生装置に導かれ、その循環を少なくとも3回は繰り返
    す請求項1または2に記載の空気調和系内の制(殺)菌
    方法。
  4. (4)器内をオゾンガスで置換した状態を所定時間維持
    したあと、建物の排気系統を駆動しながら空気調和系に
    送気を開始し、該オゾンガスを排気に同伴させる請求項
    1または2に記載の空気調和系内の制(殺)菌方法。
  5. (5)空気調和系内の制菌または殺菌を行うにあたり、
    空気中のオゾン(O_3)濃度が5ppm以下の低濃度
    オゾンガスを連続的に製造するオゾンガス発生装置を準
    備し、このオゾンガス発生装置で製造した低濃度オゾン
    ガスを送気停止中の該空気調和器の器内に供給し、その
    さい、器内空気を器内上方から取出しながら該低濃度オ
    ゾンガスを器内下方に供給して空気より高比重のオゾン
    を器内に残留させることにより器内オゾン濃度を高め、
    このオゾン濃度が高くなった状態を所定時間維持する空
    気調和器の制(殺)菌操作と:前記のオゾンガス発生装
    置で製造した低濃度オゾンガスを空気調和系のダクト内
    に該ダクトの上流側からダクト内面に沿って導入し、ダ
    クト内空気流によってダクト下流側に搬送するダクトの
    制菌操作と:を行うことを特徴とする空気調和系内の制
    (殺)菌方法。
  6. (6)ダクトの制菌操作中は、建物の排気系統を駆動し
    ながらダクト内に送気する請求項5に記載の空気調和系
    内の制(殺)菌方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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