JPH03102408A - 冷却用ファンの回転制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 コンピュータシステムに使用される冷却用ファンの回転
制御方式に関し、 ファンの回転数の変動幅を大きくすることができるとと
もに低温時にもファンの回転数を低速回転で保持できる
ようにすることを目的とし、ファンと電源との間に抵抗
変化の大きい温度一抵抗特性を持つサーミスタを介装し
、該サーくスタと前記ファンとの間に低温状態て前記フ
ァンの回転数を一定回転数に保持する切換回路を介装す
るよう構威したものである。

（　産業上の利用分野　） 本発明は、コンピュータシステムに使用される冷却用フ
ァンの回転制御方式に関する。

〔　従来の技術　〕

従来のコンピュータシステムに使用される冷却用ファン
では、第４図に示すように、ファン１と、そのファン１
に接続する電源２との間にサーくスタ３を介装している
。このため、ファン１の回転数が、介装しているサーく
スタ３の温度一抵抗特性に左右される。

例えば、第５図および第６図に示すように、サーミスタ
３の抵抗変化が大きく変動するものと（第５図（ロ）の
Ω１）、抵抗変化か小さく変動ずるもの（第６図（ロ）
のΩ２）とに分かれ、その抵抗変化が小さいとファン１
の回転幅が狭くなり（第６図（イ）のＮ２）、抵抗変化
が大きいとファン１の回転幅が広くなりすぎて（第５図
（イ）のＮよ）、その中間幅のものがなく、ファン１の
回転を希望する回転数の範囲に合せることが困難になっ
ている。

〔　発明か解決しようとする課題　〕

上記従来の冷却用ファンの回転制御方式では、サーくス
タ３の抵抗変化が大きすぎるか、小さすぎるため、ファ
ン１の回転制御において、その抵抗変化が大きすぎる場
合には、高速回転から低速回転へ回転数Ｎ１を下げてい
くとき、低温時にファン１が停止してしまい、その抵抗
変化が小さすぎる場合にはファン１の回転数Ｎ２の変化
も小さく、回転数Ｎ２をあまり下げることができず、騒
音を低減できないという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みて威されたものであり、そ
の解決を目的として設定される技術的課題は、ファンの
回転数の変動幅を大きくすることができるとともに低温
時にもファンの回転数な低速回転で保持できるようにし
た、冷却用ファンの回転制御方式を提供することにある
。

〔　課題を解決するための手段　〕

本発明は、上記課題を解決するための具体的な手段とし
て、冷却用ファンの回転制御方式を構成するにあたり、
第１図に示すように、ファン１と電源２との間に抵抗変
化の大きい温度一抵抗特性を持つサーくスタ３を介装し
、該サーミスタ３と前記ファン１との間に低温状態で前
記ファン１の回転数を一定回転数に保持する切換回路４
を介装したものである。

〔作用〕

本発明は上記構或により、第２図に示すように、サーミ
スタ３の抵抗変化領域内のある一定温度Ｔ３以下では、
切換回路４によりファン１の回転数Ｎ３を一定回転数に
保持させ、それ以下の回転数に下げないで運転ずるよう
になり、ファン１の動作中における騒音を低下させる。

また、ファン１の高速回転時は従来通りサーくスタ３の
抵抗値Ω３が低下するに従い、ファン１の回転数Ｎ３が
高くなる。

？　実施例　〕 以下、本発明の実施例として切換回路をトランジスタ回
路により形成した場合について図示説明する。

第３図に示すように、４１はファン１とサーくスタ３と
の間に介装するトランジスタ（Ｔｒ■）で、コレクタ端
子Ｃをサーくスタ３側にし、エミッタ端子ｅをファン１
側にして接続する。

４２はトランジスタ４１のコレクタ端子Ｃ側とベース端
子ｂ側との間に接続する抵抗である。

４３はトランジスタ４１のベース端子ｂとグラウンドＧ
との間に介装するトランジスタ（Ｔ＋・２）で、コレク
タ端子Ｃをトランジスタ４１のベース端子ｂ側にし、工
くツタ端子ｅをグラウンドＧ側にして接糸充ずる。４４
はトランジスタ４３のベース端子ｂ側とトランジスタ４
１のコレクタ端子Ｃ側（抵抗４２の１〜ランジスタ４１
のコレクタ端子Ｃ側に接続する接続端子側）との間に接
続する抵抗である。

５０はトランジスタ４１のコレクタ端子Ｃ側とグラウン
ドＧとの間に接続する抵抗である。

４５は電源２とファンｌとの間に介装するトランジスタ
（ＴＩ−３）で、コレクタ端子Ｃをサー夫スタ３に設け
られた接続端子のファン電源側に接続し、工くツタ端子
ｅをファン１に設けた接続端子のトランジスタ４１側に
抵抗（Ｒ）４６を介して接続する。トランジスタ４５の
ベース端子ｂはトランジスタ４３のベース端子ｂ側に接
続する。

４７はコンパレータ回路で、反転入力端子をサーミスタ
３と抵抗５０との間（ａ点）に接続し、非反転入力端子
を電源２とグラウンドＧとの間に直列に配した２つの抵
抗４８．４９の中間に接続し、出力端子をトランジスタ
４３のベース端子ｂ側（１〜ランジスタ４５のベース端
子ｂ側）に接続する。このコンパレータ回路４７の＋■
ｃＣ入力端子をトランジスタ４５のコレクタ端子Ｃ側に
接続し、−Ｖ，．入力端子をグラウンドＧに接続する。

５１はコンパレータ回路４７の出力端子とコンパレータ
回路４７の非反転入力端子との間に接続した抵抗である
。

この切換回路４におけるファン１の低速回転数は、抵抗
（Ｒ）４６の抵抗値によって定める。

このように構威した実施例によると、装置の温度が低い
場合には、サーミスタ３の抵抗値が大きく、ファン１の
回転数が規定回転数よりも低くなると、サーくスタ３の
前後の電圧を比較しているコンパレータ回路４７が切換
信号を出力して｝ヘランジスタ４３とトランジスタ４５
のベース電圧を変化させる。

トランジスタ４、５は、ベース電圧を加えられると、電
源２からトランジスタ４５のコレクタおよび工くツタを
経由して、ファン１に負荷Ｒによる電圧降下を伴なわせ
て通電させる。

そしてトランジスタ４３は、ベース電圧を加えられると
、電源２からサーくスタ３および抵抗４２を介してトラ
ンジスタ４３のコレクタおよびエミッタを介してグラウ
ンドＧへ接地させ、トランジスタ４１のベース電圧を下
げて、電源２からザーミスタ３を介して１ヘランシスタ
４１のコレクタおよびエミッタを経由する系を停電させ
る。

このように実施例では、規定温度以下になった場合に、
サーミスタ３をバイパスした系より通電して、ファン１
に低速回転を行わせる駆動電力を与えることができ、常
時、ファン１を回転させて、装置の冷却を行うことがで
きる。装置が低温の場合には、ファン１が低速回転ずる
ため騒音が低く抑えられ、冷却用ファンの低騒音化が実
現できる。

〔　発明の効果　〕

以上のように本発明では、ファン１の回転制御を、サー
くスタ３と切換回路４とにより制御させて、高速回転か
ら低速回転まで広い回転幅で制御できるとともに、一定
温度以下の領域ではファン１の回転数を一定に保持させ
ることができ、過剰な風量による送風騒音を防止して、
コンピュータシステムに対する適正な風量の送風により
騒音の低減ができ、冷却用ファンの低騒音化が実現でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による冷却用ファンの回転制御方式を
示す構或図、 第２図は、本発明による冷却用ファンの回転制御方式に
おける特性を示す特性線図、 第３図は、実施例による冷却用ファンの回転制御方式を
示す構戊図、 第４図は、従来の冷却用ファンの回転制御方式を示す構
戊図、 第５図は、従来における抵抗変化の大きいサーミスタを
使用した場合の特性を示す特性線図、第６図は、従来に
おける抵抗変化の小さいサーくスタを使用した場合の特
性を示す特性線図、１・・・ファン ２・・・電源 ３・・・サーくスタ ４・・・切換回路 一７６− 第 ５ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファン１と電源２との間に抵抗変化の大きい温度−抵抗
   特性を持つサーミスタ３を介装し、該サーミスタ３と前
   記ファン１との間に低温状態で前記ファン１の回転数を
   一定回転数に保持する切換回路４を介装したことを特徴
   とする冷却用ファンの回転制御方式。