JPH03100799A - カップ式飲料自動販売機のカップ内原料攪拌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー、ココア、紅茶等、各穏粉末原料を
カップ内に投入し、さらに湯、冷水、氷等を注入しつつ
同時に原料を撹拌してホットない従来の技術 近年、カップ式自動販売機の需要が高まるにつれ、特に
内蔵している原料撹拌装置については飲料汚染を生じな
い衛生度の高いものや、機構を簡素化した省スペース構
造のものへの要求が強くなっている。

従来の技術としては、例えば特開昭６３−３０９９７号
公報に示されている様なカップ式自動販売機のカップ内
原料撹拌装置がある。

以下図面を参照しながら、上述した従来のカップ式自動
販売機のカップ内原料撹拌装置の一例について説明する
。

第４図は従来のカップ式飲料自動販売機のカップ内原料
撹拌装置の構成と撹拌工程の一状態を示すものである。

１はフラットスプレノズルで、加圧した湯を供給する加
圧給湯ホース２ａや冷水ホース２ｂと接続されており、
その下方に置かれるあらかじめ粉末原料３を供給された
カップ３ａ内に加圧した湯や冷水を噴射する。またフラ
ットスプレノズル１は駆動装置４によシ矢印Ｅの方向に
揺動運動するようになっている。６はカップａａ内に向
けて固定された固定ノズルであシ、給湯ホース６と接続
されておシカ・ツブ３ａに加圧されない湯を供給する。

７は氷シュータで、コールド飲料製造時にカップ３ａ内
に水を供給する。

以上のように構成されたカップ式自動販売機の粉亦原料
撹拌装置について、以下その動作を説明する。

販売指令によシ粉末原料が供給されたカップ３ａがセッ
トされると、駆動装置４によシフラットスプレノズル１
が揺動運動を開始する。同時に加圧給湯ホース２ａを通
じてフラットスプレーノズル１から加圧された湯が噴射
注入され粉末原料３を撹拌する。撹拌終了後、以上の加
圧湯噴射を中止し、続いて希釈を行うホット飲料製造時
においては、給湯ホース６を通じて固定ノズル６から常
圧の湯がカップａａ内に注入され所定量に到達すると注
入が中止されホット飲料の調合が終了する。又、コール
ド飲料製造時には、フラットスプレーノズル１からの加
圧湯噴射中止に続いて、冷水ホース２ｂを通じ同様に７
ララトスプレーノズル１から冷水カップ３ａ内に噴射注
入するとともに、氷シュータ７から氷をカップ３ａ内に
供給し所定量に到達すると噴射注入が中止されコールド
飲料の調合が終了する。尚上記一連の動作は図示せぬコ
ントローラからの指令でプログラム制御されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、撹拌混合用の７２
ツトスプレーノズル１と別に注湯用の固定ノズル５を設
けであるので複雑な構成となって取付スペースが大きく
なる上、最適な撹拌を行わせるためにフラットスプレー
ノズル１が揺動動作するために、固定ノズル６の設置場
所が限定される上、開口面積も大きくで、きす、注湯流
量が少なくなって飲料調合に時間を要していた。又、特
にコールド飲料製造時には撹拌・注入の全工程を７ラツ
トスプレーノズル噴射で行うために、ホット飲料にも増
して調合に時間を要していた上、水投入時には噴射水が
氷に当ってカツオ外に飛散し、周囲を汚染していた。

この課題を解決するためには、別に１本開口面積の大き
な冷水ノズルを設けることが考えられるが原料撹拌装置
がよ）複雑な構成となり適当ではない。

本発明は上記問題に鑑み、簡単な構成による省スペース
構造でかつ飲料調合時間が短く、その上周囲への飲料の
飛散がない衛生度の高いカップ式自動販売機のカップ内
原料撹拌装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のカップ式自動販売機
の原料撹拌装置は、カップ内に飲料用水を注入するノズ
ル内に挿入したニードルとこのニードルをノズルの軸方
向に多段階に移動させる駆動手段を備えるよう構成され
ている。

作　　用 本発明は上記した構成により、粉末原料が投入されたカ
ップ内に、まずニードルをノズル開口部よシも下方に移
動した状態でシャワー状に飲料用水を、カップ内に注入
した後、ニードルを開口部と同一になるまで上方へ移動
させ飲料用水を注水することにより、開口面積のせまい
ノズル先端から飲料用水が噴射状にカップ内へ注水され
ることとなる。更に、ニードルをノズル内奥方に収納す
ることにより、再びノズルの開口面積が広がシ、多量の
飲料用水が注入されることとなる。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるカップ式自動販売機
の撹拌装置の構成と、カップとの位置関係及び給湯槽、
給水槽等との接続関係を示す。第２図はノズル本体のＡ
矢視図である。

８はノズル本体で開口部８＆を粉末原料８ｂを供給され
たカップ８Ｃ内に面している。ノズル８は給湯槽９から
湯を供給する給湯ライン９ａ、給湯槽９からポンプ９ｂ
を通じて加圧された湯を供給する加圧湯供給ライン９ｃ
、及び冷水槽１ｏから冷水を供給する給水ライン１０　
ａと直接接続され、ノズルに加圧され九湯や、常圧の湯
、常圧の水を供給するようになっている。

また、ノズル８の内部には略円錐形状をしたニードル１
１が挿入されている。そしてこのニードル１１はバー１
２ａ、スライド機構１２ｂから構成される駆動手段１３
によシ矢視Ｆのように上下方向に移動してノズル８の開
口部８ａの開口面積を可変する。又１４はカップ８ｃ内
に製氷器１４ａからの氷を供給する氷シュータである。

以上の様に構成されたカップ式自動販売機の撹拌装置の
動作について第３図１〜３を用いて説明する。

尚一連の動作は図示せぬコントローラからの指令でプロ
グラム制御されている。

第３図は飲料の調合工程を示す図である。販売指令によ
シ粉末原料がカップ８ｃ内に投入されノズル８の下方に
セットされると加圧給湯ライン９Ｃを通じて加圧された
湯がノズル８からカップ８Ｃに注入される。この時、ニ
ードル１１の位置は、ノズル８の先端の開口部８ａよシ
も下方へ駆動手段１３によシセットされており、ノズル
８から注入された水はニードルにそってシャワー状に原
料粉末に注水される。次に駆動手段１３により、ニード
ル１１をノズル８の先端の開口部８ａと同一にすること
によシノズル８の開口面積は小さくなシ、略リング状と
なシ、注水は、放射状の噴射水となる。更にカップ８Ｃ
内に注水された飲料が半分以上になると、ニードル１１
を駆動装置１３によシ更に上方に移動させてノズル８内
にニードル１１を収納することによってノズル８の開口
面積を広げ十分の流量を供給することとなシ、短時間で
所定量の注入が終了する。

またコールド飲料調合時には、粉末原料との混合撹拌終
了後、加圧湯の供給が中止され、続いて駆動手段１３に
よりニードル１１が上昇してノズル内に収納され、ノズ
ル８の開口面積が大きくなシ、同時に袷−水ライン１０
ａを通じて第３図の２−ｂに示すように冷水がカップ８
Ｃ内に供給されて希釈を行うとともに氷シュータ１４か
ら氷が供給され所定量に到達すると給水、氷の供給が中
止されコールド飲料の調合が終了する。

以上のように、まずニードル１１をノズル８の開口部８
ａよシも突出させ原料粉末にシャワー状の注水をするこ
とによって早期に原料粉末全体を湿めらせ原料粉末に含
まれている気相成分を除去することにより、泡の発生の
ない良質の飲料が調合できる。また、ニードル１１をノ
ズル８の開口部８ａと同一位置にすることにより、略リ
ング状の開口部となシ放射状の噴射水となり幅広い面積
に勢いよく注水するため撹拌効率のよい調合が可能とな
る。更に、カップ８Ｃ内に半分程度飲料が調合されると
、駆動装置１３によりノズル８内にニードル１１を収納
し、開口面積を広げ、十分の流量にて撹拌するため、所
定量の注水が短時間で行える。また、注水終了まぎわで
は、噴射注水とならないために、氷にはねかえって周囲
に飲料を飛散することもなく、衛生度の高い、カップ式
自動販売機のカップ内原料撹拌装置を実現できる。

また以上のように飲料調合工程を全て一本のノズルによ
って行うため原料撹拌装置としての構成が簡単となり取
付スペースが小さくて済むなどカップ式自動販売機の省
スペース化に寄与するメリットもある。

発明の効果 以上のように本発明は、カップ内に粉末原料を投入し、
ノズルから飲料用水を注入することにより、カップ内で
粉末原料を注入することにより、カップ内で粉末原料と
飲料用水を混合撹拌して飲料を調合するカップ式飲料自
動販売機の原料撹拌装置において、ノズル内に挿入した
ニートルト、このニードルをノズルの軸方向に多段階に
移動させる駆動手段とを備えたことにより、注水初期は
、ノズル先端よシもニードルを突出させシャワー状に注
水することによって原料粉末全体を効率よく湿らせ気相
を除去し、泡の発生を防止すると共に、注水中期は、ノ
ズル先端とニードルを同一位置にし、ノズルの開口面積
を小さくして放射状に噴射注水し、高効率の撹拌を行う
。更に注水後期には、ニードルをノズル内に収納しノズ
ルの開口面積を広げ、多量の注水を行うことによって、
撹拌時間が短時間で行えると共に、周囲への飲料の飛散
のない高衛生のカップ式自動販売機を、省スペースで提
供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカップ式自動販売機
のカップ内撹拌装置の構成と、カップとの位置関係及び
給湯槽、給水槽等の接続関係を示す配管図、第２図は第
１図中に示すノズル本体のＡ矢視図、第３図つ主棒≠キ
；は本実施例のカップ内撹拌装置の動作説明図、第４図
は従来のカップ式自動販売機のカップ内撹拌装置の構成
と撹拌工程の一状態を示す断面図である。 ８・・・・・・ノズル、１１・・・・・・ニードル、１
３・・・・・・駆動手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カップ内に粉末原料を投入し、ノズルから飲料用水を注
   入することにより、カップ内で粉末原料と飲料用水を混
   合撹拌して飲料を調合するカップ式飲料自動販売機の原
   料撹拌装置において、前記ノズル内に挿入したニードル
   と、前記ニードルを前記ノズルの軸方向に多段階に移動
   させる駆動手段とを備えたカップ式飲料自動販売機のカ
   ップ内原料撹拌装置。