JPH0298362A - 液体分離装置 - Google Patents

液体分離装置

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JPH0298362A
JPH0298362A JP1142198A JP14219889A JPH0298362A JP H0298362 A JPH0298362 A JP H0298362A JP 1142198 A JP1142198 A JP 1142198A JP 14219889 A JP14219889 A JP 14219889A JP H0298362 A JPH0298362 A JP H0298362A
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進 藤川
Susumu Kobayashi
進 小林
Akihiko Furuya
明彦 古屋
Fumiaki Inaba
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体分離装置に関し、特に血液バック等の柔
軟性を有する容器から、血漿、赤血球等を分離する液体
分離装置に関する。
[従来の技術] 従来、輸血に際し全血輸血の弊害が問題視されているこ
とから、現在、血液の各成分のうち患者にとって必要な
成分のみを輸血することにより、患者の身体的負担や免
疫などによる副作用を出来るだけ少なくする目的で、血
液の成分輸血が一般的に行なわれている。従って、成分
製剤を作る必要があり、成分製剤を作るには、血液バッ
グ中の血液を遠心分離機で各成分に分画し、それぞれの
成分毎に分離バッグに分離しておく必要かある。
この血液バッグ中の血液をそれぞれの成分毎に分離する
装置には、大きく分けて下部圧制方式と平行加圧方式と
の2種類かある。
下部圧制方式は、特公昭55−17585号、特公昭5
7−30507号、特表昭62−502594号公報等
にて公知になっているもので、第13図(a)に示すよ
うな分離スタンドを使用している。
このような分離スタンドを使用して遠心分離された唾液
バッグ中の血漿を分離するとともにチューブシーラを使
用して血液バックと分離バッグとの間のチューブに封止
部を作って密封するようにしている。
即ち、先ず遠心分離を終了した血液バック2内の赤血球
か、舞上がらないように分離スタンド1′のフック7に
血液バッグ2をセットする。
そして、この血液バック2は、分離スタンド1′に回動
自在に取付けられた加圧板1oを矢線A方向に操作する
ことにより加圧される。血液ハック2内から血漿が分離
バッグ(図示せず)にチューブ12を介して流れ、この
操作を赤血球との境界面まて行なって血液の分離を終了
する。その後、血液バック2と分離バックとの間のチュ
ーブシーラ(図示せず)により封止する。
平行加圧方式は、特開昭55−155652号及び特開
昭61−29363号公報等にて公知になっているもの
て、第13図(b)に示すような分離スタンドを使用し
ている。即ち、先ず、遠心分離を終了した血液バック2
内の赤血球が舞上がらないように分離スタンド1′のフ
ック7に、血液バッグ2をセットする。そして、この血
液バック2は、分離スタンド1′に取付けられた加圧!
FL10を矢線B方向(水平方向)に操作する。
これら2種類の血液分離装置は、その分M操作をいずれ
も手動、又は自動て行なうことができ、自動で行なう場
合は、血漿と赤血球との界面を界面検出センサによって
自動的に検出することにより行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来の血液分離装置は、面漿と赤血球或い
は軟xiの界面は、目視てあろうが、光学的センサーに
よる検知であろうが、その境界面における血液バック2
の断面層S1、s2か、第13図に示すように、大きい
ことから、僅かな検出位置の誤差が分離される血液成分
量に大きな誤差を生してしまい、ひいては必要な血液成
分を収率よく分離できなかった。これは、特に血液バッ
グ2の断面積が大きい下部圧制方式に関して顕著である
。又、下部圧制方式は、下部にある回転軸8を中心とし
て、加圧板1oを圧偏するため、血液バッグ2を上方に
持ち上げる分力が働き、血液バッグ2を持ち上げ、位置
ずれが生じ、従って、各成分の界面がずれ、界面検出セ
ンサによる界面の検出かしずらくなる。更に、血液バッ
グ2側面に皺が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
液体の各成分の界面を精度良く検出して、液体の各成分
を収率良く分離することが可能な液体分離装置を提供す
ることを目的とする。
又、これらの操作を自動にした液体分離装置を提供する
ことを目的とする。
又、上記血液分離装置において血液バッグ中の血漿を赤
血球に対して分離するに際しては、分離バッグ側に分離
される血漿の純度を上げる等のために、血漿層と赤血球
層との境界層に位置する軟膜層(血小板と白血球と血漿
と赤血球とを含む層)を分離終了時の血液バッグ側に残
留させる必要がある。そして、この残留させるべき血漿
量は、今回使用の血液バックの容量、或いは、前工程の
遠心分離条件により異なり、それらの血液バックの容量
、或いは遠心分離条件に基づいて予め特定される。従っ
て、血液分離装置においては、分離終了時における血漿
と赤血球の界面が血液バックに対する特定位置に達した
時、血液バック中に上記の血漿残留量が確保されること
が必要である。このため、血液分離装置を自動化する場
合には、界面検出センサが分離終了時に検出すべき界面
位置を、今回分離終了時にあるべき血漿残留量に応じて
(従って、今回使用の血液バ・ソゲの容量、或いは前工
程の遠心分離条件に応して)容易に調整出来るようにす
ることか望まれる。
更に、上記血液分離装置において血液バッグ中の血漿を
赤血球に対して分離するに際しては、成分製剤を製造す
るに必要な血漿量を分離バック内に確保する等のために
、分離バッグ内に収容した血漿量を測定し、分離終了時
の血漿量を設定値に一致させる必要がある。そして、こ
の設定血漿量は、今回使用の分離バッグの容量に基づい
て予め測定される。このため、血液分離装置を自動化す
る場合には、液量測定センサが分離終了時に測定すべき
血漿量を、今回使用の分離バックの容量に応じて容易に
調整できるようにすることが望まれる。
本発明は、界面検出部が分離終了時、検出すべき、分離
元容器中における液体界面の設定位置を容易に設定替え
し、液体の各成分を純度良く分離することが可能な液体
分離装置を提供することを目n勺とする。
又、本発明は、液量測定部か分離終了時に測定ずべき分
離光容器中における設定液量を容易に設定替えし、液体
の各成分を所定の液量にて正確に分離することか可能な
液体分離装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、液体取出管が設けられ柔軟
性を有するとともに、上方の層と下方の層に予め分離さ
れた液体を収容した容器を保持しうる容器保持部と、該
容器保持部に前記液体取出管が上方に位置して保持され
た前記容器を前記容器保持部と相俟って挟持加圧して前
記容器内の上方の層の液体を前記液体取出管を介して押
し出す容器加圧部とからなり、該容器加圧部は、前記容
器の−E端部に所定厚を保持して、該所定厚よりも大き
な厚さを有する前記容器の他の部分を前記容器の上端部
側から下端部側に加圧するように構成したものである。
請求項2に記載の本発明は、液体取出管が設けられ柔軟
性を有するとともに、上方の層と下方の層に予め分離さ
れた液体を収容した第1の容器を保持しうる第1容器保
持部と、該第1容器保持部に前記液体取出管が上方に位
置して保持された前記第1の容器を上端部側から下端部
側に加圧して前記容器内の上方の層の液体を前記液体取
出管を介して押し出す容器加圧部と、該容器加圧部によ
り前記容器の液体取出管から押し出された液体か通路を
介して収容されつる柔軟性を有する第2の容器を保持し
うる第2容器保持部と、前記通路を開閉する開閉部と、
前記第1の容器内の分離された液体の界面を検出する界
面検出部と、該界面検出部によって検出された検出信号
、及び予め入力されているプログラムに基づき前記容器
加圧部及び開閉部を操作する操作信号を演算出力する演
算制御部とを備え、該演算制御部により出力された操作
信号によって容器加圧部及び開閉部を操作して、液体分
離を自動的に行なうようにしたものである。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明に
おいて更に、前記第1の容器に対する界面設定位置を設
定するための界面設定部と、設定された界面設定位置を
記憶し、この記憶データを書換え読出しできるとともに
主電源を切った状態においても記憶データが消えること
のない記憶部とを更に備え、前記演算制御部は、上記記
憶部か記憶している界面設定位置のデータと、前記界面
検出部の検出結果とを得て、該界面検出部の検出界面が
界面設定位置に達したことを認識して、前記開閉部を閉
止させるようにしたものである。
請求項4に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明に
おいて更に、前記第1の容器に対する界面設定位置を設
定するための界面設定部を更に備え、前記界面検出部は
、その界面検出位置を前記第1の容器に対する特定位置
に調整できる機能な備えており、前記演算制御部は、上
記界面設定部の設定結果に基づき、該界面検出部の界面
検出位置を上記界面設定位置に定め、その後、該界面検
出部の検出結果を得て、第1の容器内の界面が界面設定
位置に達したことを認識して、前記開閉部を閉止させる
ようにしたものである。
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の本発明に
おいて更に、前記界面設定部にて設定された界面設定位
置を記憶し、この記憶データを書換え読出しできるとと
もに主電源を切った状態においても記憶データが消える
ことのない記憶部を更に備え、前記演算制(1部は、上
記記憶部が記憶している界面設定位置のデータを得て該
界面検出部の界面検出位置を上記界面設定位置に定める
ようにしたものである。
請求項6に記載の本発明は、請求項2〜5のいずれかに
記載の本発明において更に、前記界面検出部が、第1容
器保持部に付帯的に設けられ、第1の容器に対する上下
方向に沿って延設された光学的センサからなるようにし
たものである。
請求項7に記載の本発明は、液体取出管が設けられ柔軟
性を有するとともに、上方の層と下方の層に予め分離さ
れた液体を収容した第1の容器を保持しうる第1容器保
持部と、該第1容器保持部に前記液体取出管が上方に位
置して保持された前記第1の容器を上端部側から下端部
側に加圧して前記容器内の上方の層の液体を前記液体取
出管を介して押し出す容器加圧部と、該容器加圧部によ
り前記容器の液体取出管から押し出された液体か通路を
介して収容されつる柔軟性を有する第2の容器を保持し
うる第2容器保持部と、前記通路を開閉する開閉部と、
前記第1の容器内の分離された液体の界面を検出する界
面検出部と、前記第2の容器に収容される液量を測定す
る液量測定部と、該界面検出部によって検出された検出
信号、該液量測定部によって測定された測定信号、及び
予め入力されているプログラムに基づき前記容器加圧部
及び開閉部を操作する操作信号を演算出力する演算制御
部とを備え、該演算制御部により出力された操作信号に
よって容器加圧部及び開閉部を操作して、液体分離を自
動的に行なうようにしたものである。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の本発明に
おいて更に、前記第1の容器に対する界面設定位置を設
定するための界面設定部、及び前記第2の容器に収容す
べき設定液量を設定するための液U設定部と、設定され
た界面設定位置、及び設定液はを記憶し、この記憶デー
タを書換え読出しできるとともに主電源を切った状態に
おいても記憶データが消えることのない記憶部とを更に
備え、前記演算制御部は、上記記憶部か記憶している界
面設定位置、及び設定液量のデータと、前記界面検出部
の検出結果と、前記液量測定部の測定結果とに基づき、
該界面検出部の検出界面が界面設定位置に達し、及び/
又は該液量測定部の測定結果が設定液量に達したことを
認識して、前記開閉部を閉止させるようにしたものであ
る。
請求項9に記載の本発明は、請求項7に記載の本発明に
おいて更に、前記第1の容器に対する界面設定位置を設
定するための界面設定部、前記第2の容器に収容すべき
設定液量を設定するための液量設定部、及び設定液量を
記憶し、この記憶データを書換え読出しできるとともに
主電源を切った状態においても記憶データが消えること
のない記憶部とを更に備え、前記界面検出部は、その界
面検出位置を前記第1の容器に対する特定位置に調整で
きる機能を備えており、前記演算制御部は、上記界面設
定部の設定結果を得て、該界面検出部の界面検出位置を
上記界面設定位置に定め、その後、該界面検出部の検出
結果と、前記液量測定部の測定結果と、上記記憶部が記
憶している設定液量のデータとを得て、第1の容器内の
界面が界面設定位置に達し、及び/又は該液量測定部の
測定結果が設定液量に達したことを認識して、前記開閉
部を閉止させるようにしたものである。
請求項1oに記載の本発明は、請求項9に記載の本発明
において更に、前記界面設定部にて設定された界面設定
位置を記憶し、この記憶データを書換え読出しできると
ともに主電源を切った状態においても記憶データが消え
ることのない記憶部を更に備え、前記演算制御部は、上
記記憶部か記憶している界面設定位置のデータを得て該
界面検出部の界面検出位置を上記界面設定位置に定める
ようにしたものである。
請求項11に記載の本発明は、請求項7〜1゜のいずれ
かに記載の本発明において更に、前記液量測定部が、重
量センサからなるようにしたものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、下記■の作用効果が
ある。
■容器保持部に保持された柔軟性のある容器は、これの
上端部に所定厚を保持した容器加圧部により、該所定厚
よりも大きな厚さを有する前記容器の他の部分を、容器
の上端部側から下端部側に加圧され、容器内の上方の層
と下方の層に予め分離された液体のうち上方の層の液体
は液体取出管から徐々に排出される。容器の上端部側が
ら下端部側に加圧しているから、容器の液体取出管近傍
の断面積が小さくなり、この部分の液体量も少量となり
、界面のある液体は、容易にかつ精度良く分離される。
請求項2に記載の本発明によれば、上記■の作用効果に
加えて更に下記■の作用効果がある。
■上述の界面を検出する界面検出部を設けて、この検出
信号及び予め入力されているプロクラムに基づき演算制
御部で操作信号を演算出力して、この操作信号に基づい
て容器加圧部及び開閉部を操作するものであるから、第
1の容器内の上方の層と下方の層とに予め分離された液
体のうち上方の層の液体は、その界面により分離された
、その分離された液体を前記液体取出管を介して第2の
容器内に自動的に収容することができる。
請求項3に記載の本発明によれば、上記■、■の作用効
果に加えて更に下記■の作用効果がある。
■界面設定部にて設定される界面設定位置を記憶部に記
憶させるとともに、第1の容器内の界面を界面検出部に
て検出し、演算制御部により上記検出結果が界面設定位
置に達するタイミングを監視することになる。そして、
上記タイミングに達した時に、演算制御部か開閉部を閉
止させ、分離動作を停止させることになる。
従って、界面検出部か分離終了時に検出すべき、分離元
容器中における液体界面の設定位置は記憶部の記憶デー
タを書換えることにより調整てき、容易に設定替えし、
液体の各成分を純度良く分離することかできる。この時
、記憶部か記憶している界面設定位置は、停電等により
主電源か切られる場合にも消去されず、書換えられない
限り反復して同一の界面設定位置を特徴する請求項4に
記載の本発明によれば、上記■、■の作用効果に加えて
、下記■の作用効果がある。
■演算制御部は界面検出部の界面検出位置を、界面設定
部にて設定された界面設定位置に調整し、その後、界面
検出部か界面を検出するタイミンクを監視することにな
る。そして、上記タイミングに達した時に、演算制御部
が開閉部を閉止させ、分離動作を停止させることになる
従って、請求項4に記載の本発明によれば、界面検出部
が分離終了時に検出すべき分離光容器中における液体界
面の設定位置を容易に設定替えし、液体の各成分を純度
良く分離することができる。
請求項5に記載の本発明によれば、上記■、■、■の作
用効果に加えて、下記■の作用効果を有する。
■液体界面の設定位置は、記憶部の記憶データを書換え
ることにより調整でき、容易に設定替えし、液体の各成
分を純度良く分離することができる。この時記憶部が記
憶している界面設定位置は、停電等により主電源が切ら
れる場合にも消去されず、書換えられない限り反復して
同一の界面設定位置を特徴する 請求項6に記載の本発明によれば、上記■〜■の作用効
果に加えて、下記■の作用効果を有する。
■界面検出部か光学的センサからなるから、構成簡素で
ある。
請求項7に記載の本発明によれば、上記■、■の作用効
果に加えて、下記■の作用効果を有する。
■第2の容器に収容される液量を測定する液量測定部を
設けて、この測定信号及び予め入力されているプログラ
ムに基づき演算制御部で操作信号を演算出力して、この
操作信号に基づいて容器加圧部及び開閉部を操作するも
のであるから、所定量の液体を第2の容器内に自動的に
終了できる。
請求項8に記載の本発明によれば、上記■〜■、■の作
用効果に加えて、下記■の作用効果を有する。
■液量設定部にて設定される設定液量を記憶部に記憶さ
せるとともに、第2の容器内の液量な液量測定部にて測
定し、演算制御部により上記測定結果が設定液量に達す
るタイミングを監視することになる。そして、上記タイ
ミングに達した時に、演算制御部が開閉部を閉止させ、
分離動作な停止させることになる。
従って、液量測定部が分離終了時に測定すべき、分離光
容器中における設定液量は記憶部の記憶データを書換え
ることにより調整でき、容易に設定替えし、液体の各成
分を所定の液量にて正確に分離することができる。この
時、記憶部が記憶している設定液量は、停電等により主
電源が切られる場合にも消去されず、書換えられない限
り反復して同一の設定液量を特徴する 請求項9に記載の本発明によれば、上記■、■、■、■
の作用効果に加えて、上記■の作用効果を有する。
請求項10に記載の本発明によれば、上記■、■、■、
■、■の作用効果に加えて、上記■の作用効果を有する
請求項11に記載の本発明によれば、上記■〜■、■、
■の作用効果に加えて、下記■の作用効果を有する。
■第2の容器に収容される液量を重量にて測定すること
により、液量を正確に測定できる。
[実施例〕 (第1実施例) 第1図はトリプルタイプの血液バッグを装着した本発明
の液体分離装置を示す正面図、第2図は液体分離装置を
示す側面図、第3図は液体分離装置の容器加圧状態を示
す側面図である。図において、1は液体分離装置を示し
、該液体分離装置1は、液体バッグ(柔軟性を有する容
器)2を保持する容器保持部3と、該容器保持部3に保
持された血液バッグ2を容器保持部3と相俟って挟持加
圧する容器加圧部4とからなっている、尚、血液バック
2は、この実施例ではトリプルタイプであるから、親バ
ック2a、第1子バツグ2b及び第2子バツグ2Cとか
らなっている。
前記容器保持部3は、矩形状の水平板5に矩形状の垂直
板6を立設してなり、この垂直板6の上部には前述の血
液バッグ2を吊すフック7.7が設けられている。そし
てこの容器保持部3の垂直ff16の上部には、前記容
器加圧部4の回転軸8が回動自在に軸支される支持部材
9を介して取付けられ、この回転軸8は、前述のフック
7.7に吊下げされた血液バッグ2の親バツグ2aの上
端部に位置している。この回転軸8には透明な素材で作
られた加圧板10が取付けられ、加圧板lOと親バツグ
2aの上端部との間には、所定寸法の厚かある。この所
定厚は、少なくとも親バツグ2a内の分離された血液を
通過することができる程度のものである。
尚、前記親バツグ2aには、破断して分離可能な栓体な
有した血液取出管11が設けられ、この液体取出管11
は、チューブ12、ト字管13及びチューブ14を介し
て第1子バツグ2bに接続され、更に、チューブ15を
介して第2子バツグ2cに接続されている。又、親バツ
グ2aにはそれぞれ排出口16.16が設けられ、更に
採血針(図示せず)に接続されたチューブ17が設けら
れている。
次に上部構成になる液体分離装置の操作について説明す
る。
先ず、第1図のようなトリプルタイプの血液バッグ2を
用意し、供血者よりこ血液バッグ2の採血針にて、親バ
ツグ2aに400eI2の血液を採血する。この後、血
液バッグ2を遠心分離にかけて血液成分を血漿層Cと軟
膜iDと、赤血球Eとに分離する。この遠心分離された
血液成分を収納した親バツグ2aを液体分離装置1の容
器保持部3のフック7に吊す。そして加圧板10を矢線
F方向に回転して親バツグ2aを加圧し、親バツグ2a
内の上方の層の血漿層Cを液体取出管11を介して第1
子バツグ2bに移し、血漿J¥40と軟膜NDとの界面
が液体取出管11の親バック2aとの接合部に近づいた
ら加圧を止め、液体取出管11をクレンメ(図示せず)
にて閉塞する。この時、第3図に示すように液体取出管
ll付近の親バツグ2aの断面積S3か第8図の従来例
の下部圧制方式、並行加圧方式に比べ極めて小さいため
(St>St>Ss)、親バツグ2a内に残る血漿量が
少なく、精度良く分離できる。更に、親バツグ2aを加
圧して親バツグ2a内の軟膜層りを第2子バツグ2Cに
移し、軟膜層りと赤血球層Eとの界面か液体取出管路1
1の親バツグ2aとの接合部に近付いたら加圧を止め、
液体取出管11をクレンメ(図示しない)にて閉塞する
。この時、液体取出管11付近の親バツグ2aの断面積
が極めて小さいことと、容器加圧部4による加圧が液体
取出管11付近で、本発明方式は、従来例の下部圧制方
式、並行加圧方式に比べ強いため、排出口16.16に
軟膜層りが逃げにくく、強制的に液体取出管11に排出
されるので、軟膜IDが精度良く分離できる。従って、
本発明方法によれば、血液成分を容易かつ精度良く分離
することができる。
(第2実施例) 第4図は本発明の自動化した液体分離装置を示す概略構
成図、第5図は自動化した液体分離装置を示す斜視図で
ある。第6図は第5図の要部具体例を示す断面図、第7
図は第6図の■−■線に沿う矢線図、第8図は容器加圧
状態を示す断面図、第9図(A)は界面検出部の発光装
置を示す模式図、第9図(B)は界面検出部の受光装置
を示す模式図、第10図は界面検出部の作動状態を示す
模式図、第11図は自動化した液体分離装置に第1遠心
分離した白血球除去用4連バツグを使用した場合の操作
を示すフローチャート、第12図は第2遠心分I f&
の操作を示すフローチャートである。尚、第1図〜第3
図の実施例と共通する部分は、図面に符合を付して説明
を省略する。図において、20は自動の液体分離装置n
を示し、該自動の液体分離装置20は、主に血液の成分
分離に使用されるものて、その対象の血液ハック2は、
200el及び400mI2のものてあり、それぞれ、
ダブルバッグ、トリプルハック及び白血球除去用4連バ
ツグ(Additive 5olution入り又は無
し)が使用可能なものである。尚、本実施例では40h
ff用の白血球除去用4連バツクを使用する。
前記自動液体分離装置20は、液体取出管11が設けら
れた親バツグ2aを保持する第1容器保持部21と、該
第1容器保持部21に保持された親バツグ2aを加圧し
て親バック2a内の上方の層の血液成分を押し出す容器
加圧部22と、該容器加圧部22により前記親バツグ2
aの液体取出管11から各チューブを介して押し出され
た上方の層の血液成分が収容される第1、第2及び第3
子ハツク2b、2C及び2dを保持する第2容器保持部
23と、各チューブを開閉する開閉部24と、血液バッ
ク2の血液の界面を検出する界面検出部25と、各子ハ
ック2b、2C12dに収容される面液成分の重量を測
定する重量測定部101〜103と、該界面検出部25
によって検出された検出信号、各重量測定部101〜1
03によって測定された測定信号、及び予め入力されて
いるプログラムに基づき前記容器加圧部22及び開閉部
24を操作する操作信号を演算出力する演算制御部26
とを主要な構成要素としている。
前記第1容器保持部21は、操作ボックス27の側面2
7aに位置しており、フック7.7が設けられており、
このフック7.7に血液バッグ2を吊せるようになって
いる。
前記容器加圧部22は、前記回転軸8と、該回転軸8に
固定された前記加圧板10と、操作ボックス27の側面
27aの上部に取付けられるとともに前記回転軸8を軸
支し、側面27aに対して所定厚を設定できる支持部材
28と、加圧板10を回動させる加圧駆動部29とから
なっている。
そして、この加圧駆動部29は、操作ボックス27内に
収納され、加圧回路30及び入出力ボート31を介して
前記演算制御部26に電気的に接続されている。この加
圧駆動部29は、その駆動源として、モータ、エアーシ
リンダ、油圧シリンダ等如何なるものでも良い。
又、第6図は、前記第1容器保持部21及び容器加圧部
22の別の態様を示す断面図である。このjフ様におい
ては、第1容器保持部21は、第6図の矢印のように開
閉可能であり、開いた状態で親バツグ2aをフック7.
7に吊し、第1容器保持部21を関した状態が第6図に
示された状態となる。更に容器加圧部22は後述する押
圧機構により親バツグ2aを第1容器保持部21側へ押
圧する。即ち、押圧機構は第6図のように構成され、1
11はモータ、112は送りねじ軸、113は移動子、
114はマンドレル、115はばねである。送りねじ軸
112はモータ111にて駆動され、移動子113は送
りねじ軸112に螺合して該送りねし軸112の軸方向
に移動し、マンドレル114は加圧板10にピン結合す
るとともに移動子113に遊嵌し、ばね115はマンド
レル114の周囲に装着されて移動子113により圧縮
せしめられる。従って、■演算制御部26か加圧回路3
0をしてモータ111を正転せしめると、送りねじ軸1
12が回転し、移動子113か送りねじ軸112の軸方
向に移動する。
■移動子113は同時にばね115を圧縮して前進端に
て停止する。■これにより圧縮されたばね115が徐々
に加圧板10を押動し、この加圧板10を上述の如く回
動せしめる。
前記第2容器保持部23は、操作ボックス27の上面2
7bに開閉するように取付けられたフタ32を有してい
る。このフタ32は上面27bに対して垂直方向に固定
できるようになっており、このフタ32には、子バツグ
を2個吊すことかできるようにフック33a、33bが
設けられ、更に、操作ボックス27の側部には、子バツ
グを1個収納できる部屋35が設けられてなる。
前記開閉部24は、操作ボックス27の傾斜面27cに
設けられた第1チユーブクランパ36、上面26bにそ
れぞれ設けられた第2、第3及び第4チユーブクランパ
37.38及び39からなり、これらの各チューブクラ
ンパ36.37.38及び39はそれぞれツレイド36
a、37a、38a及び39aにより開閉する。
この各ツレイド36a、37a、38a及び39aは駆
動回路36b、37b、38b、及び39b並びに入出
力ボート31を介して演算制御部26に電気的にそれぞ
れ接続されている。
前記界面検出部25は、遠心分離された後の血液バッグ
2の血漿1cと軟膜層りとの界面、軟膜層りと赤血球E
との界面を検出するもので、−船釣にはフォトセンサが
使用され、それぞれの層の光吸収率の差によって界面を
検出するものである、尚、この界面検出部25の取付位
置は上下に若干補正することができるようになっている
。この界面検出部25は入出力ボート31を介して演算
制御部26に電気的に接続されている。
前記界面検出部25は、具体的には例えば、第8図〜第
10図の如く構成される。即ち、第8図、第9図におい
て、121は加圧板10に配設された発光装置、122
は操作ボックス27の側面27aに配設された受光装置
である。発光装置121は第1容器保持部21にセット
された血液バック2の上下方向に沿って延設される第1
〜第15の15個の赤外発光タイオートからなり、受光
量ral 20には発光装置121の全発光ダイオード
に対向配置される2枚の並列接続された受光ダイオード
からなる。
この時、液体分離装置20は、第1容器保持部21にセ
ットされた血液バッグ2に対する界面設定位置(分離終
了時にあるべき界面の位置)を、今回分離終了時に血液
バッグ2にあるべき血漿残留量に応じて(従って、今回
使用の血液バッグ2の容量、或いは前工程の遠心分離条
件に応じて)設定するための界面設定部50を備えてい
る。
又、液体分離袋ra20は、この界面設定部50にて設
定された界面設定位置を後述する記憶部40の不揮発性
のEEPROM40cに記憶させる。
不揮発性のEEPROM40cは、上述の記憶データを
書換え呼出しできるとともに、主電源を切った状態にお
い°Cも記憶データを消去せしめることがない。
然して、前記界面検出部25か上記界面設定部50にて
設定された界面位置を検出する方式としては、例えば下
記(A)、(B)かある。
(A)■演算制御部26が分離操作の開始と同時に、界
面検出部25の発光装置121を構成する第1〜第15
の発光ダイオードのそれぞれを順次繰り返しパルス点灯
させる。同時に、演算制御部26は受光装置122を構
成する受光ダイオードの受光量をA/D変換後転送され
、ある発光ダイオードに対応する受光量が予め定めたレ
ベルにまで低減した時に血液バッグ2内の界面がその発
光ダイオードに対応する位置に到達したことを検出する
■これにより、演算制御部26は、不揮発性のEEPR
OM40cが記憶している界面設定部50の設定データ
と、上記界面検出部25の検出結果とを得て、該界面検
出部25の検出界面が界面設定位置に達したことを認識
できる。
(B)■演算制御部26が、不揮発性のEEPROM4
0cに記憶させた界面設定部50の記憶データに従って
、界面検出部25の界面検出位置を第1容器保持部21
にセットされた血液バッグ2に対する特定位置(即ち界
面設定部50による界面設定位置)に調整する。この時
、界面検出部25の発光装置1if121を構成する各
発光ダイオードには、第9図(a)に示す如くの確認表
示装置123を構成する各赤色発光ダイオードが位置さ
れており、確認表示装ff1123は、今回調整後の界
面検出位置に対応する該確認表示装y1123の特定発
光ダイオードを点灯せしめることにて、この界面設定結
果を確認可能としている。
■然るに、界面設定部50の設定位置か例えば第8発光
ダイオードに対応する位置に定められると、演算制御部
26は分離操作の開始と同時に、第8発光ダイオードを
挟む上下釜2個の発光ダイオードを含む5個の発光ダイ
オード、即ち第6発光ダイオードから第10発光タイオ
ートのそれぞれを順次繰り返しパルス点灯させる(第1
0図参照)。
■同時に、演算制御部26は受光量″11122を構成
する受光ダイオードの受光量をA/D変換後転送され、
第6発光ダイオードと第10発光タイオードの受光量S
6、SIOの受光量の差(S6−510)を演算し、第
8発光タイオードの受光量88勺(S 6−310) 
/2となった時に血液バッグ2の界面が界面設定位置に
達したことを認識する。
尚、各発光ダイオードの発光強度はばらつきがあるので
、組立て調整時の検出値を後述する不揮発性のEEPR
OM40cに記憶させておく。
又、液体分離装置20の使用環境によって外乱(照明、
窓等)の強度が違うから、電源投入時点での外乱光強度
も記憶させておく。これら2つの校正値を用いて受光強
度信号を補正し、界面検出精度の向上を図っている。
前記重量測定部101〜103は重量計測回路36及び
入出力ボート31を介して、前記演算制御部26に電気
的に接続され、具体的には以下の如く構成される。
第1子バツグ2bのための重量測定部101は、第6図
に示す如く、該子バツグ2bが載架されるバッグ受皿1
04を重量センサ105の上に支持することにて構成さ
れる。第2及び第3子ハツク2c、2dのための重量測
定部102.103は該子バツグ2c、2dが吊される
フック33a、33bを重量センサ106.107に支
持することにて構成される。尚、フック33a、33b
の重量センサは1つの重量センサを共有することも可能
である。この場合、構造、測定回路を簡略化することが
できる。更に2つの重量センサを使用することによるセ
ンサのバラツキを生じることがない。重量センサ105
〜107は、上面の2位置、下面の2位置のそれぞれに
張付けられてホイートストンツリッジ回路を形成する歪
ゲージを備えて構成される。
この時、液体分離装rt、20は、第2容器保持部23
にセットされた各子バツグ2b〜2dに収容すべき液量
な、今回使用の子バツグ2b〜2dの容量に応じて設定
するための流量設定部60を備えている。又、液体分離
装置20は、この液量設定部60にて設定された設定液
量を後述する不揮発性のEEPROM40cに記憶させ
る。記憶部40は、上述の記憶データを書換え読出しで
きるとともに、主電源を切った状態においても記憶デー
タを消去せしめることかない。
従って、前記各重量測定部101〜103は上記液量設
定部60にて設定された液量な以下の如く測定する。即
ち、演算制御部26は、不揮発性のEEPROM40c
が記憶している液量設定部60の記憶データと、各重量
測定部101〜103の測定結果とを得て各重量測定部
101〜103の測定結果がそれらの設定液量に達した
ことを認識できる。
前記演算制御部26は、入出力ボート31から入力され
る各信号と、必要に応じて記憶部40(ROM40a、
RAM40 b、EEPROM40cを含む〉から読み
出した情報とに基づき演算して操作信号を各回路を介し
て各機器に出力するためのものである。そして、記憶部
40のROM40aには、予め本発明の操作方法が記憶
されているプログラムか装着されており、演算制御部2
6に電気的に接続されている。尚、このプログラムは、
例えば、400raI2の場合、20001I2の場合
、その他種々の操作方法の各場合についてあり、このプ
ログラムを選択スイッチにより選択することにより、操
作方法を種々に変えることができる。尚、ROM40a
に装着されるプログラムは各操作方法毎に作られたプロ
グラムカセットを、操作方法毎に交換する方式でも良い
尚、ROM(40a)は、「リード・オンリー・メモリ
」であり、液体分離操作を自動的に行なうためのプログ
ラムか入っており、電源を切っても、その内容は失われ
ることがない。又、その内容を書き替えることはできな
い。
又、RAM(40b)は、「ランダム・アクセス・メモ
リ」であり、液体分I!fH*作の途中で現在の分離操
作が何ステップ目に有るかを記憶したり、液量の測定結
果を記憶したり、界面検出部の測定結果を記憶したり、
演算制御部で行なっている演算の途中結果を記憶するた
めのメモリであり、電源を切ると、その内容は全て失わ
れる。
又、EEPROM (40c)は、「エレクトリカル・
イレーサブル・プログラマブル・リード・オンリー・メ
モリ」であり、リード・オンリー・メモリとは言つても
書き込み用の高電圧を印加することで内容を書き替える
ことが可能である。
又、記憶した内容は電源を切っても消えない。このEE
PROMには血液バッグのタイプ毎の、界面検出設定値
、液量設定値が全て記憶されておリ、設定変更モードに
切り換えた時のみ、設定内容を書き替えることができる
即ち、演算制御部26は、界面検出部25によって検出
された検出結果、重量測定部101〜103によって測
定された測定結果、及びプログラムに基づき前記容器加
圧部22及び開閉部24を操作して、液体分離を自動的
に行なう。
この時、演算制御部26は、不揮発性のEEPROM4
−QCが記憶している界面設定位置及び設定液量のデー
タと、界面検出部25の検出結果と、各重量測定部10
2〜103の測定結果とに基づき、界面検出部25の検
出界面か界面設定位置に達し、及び/又は各重量測定部
101〜103の測定結果が設定液量に達したことを認
識して開閉部24を閉止させ、分離動作を終了せしめる
又、この演算制御部26には、入出力ボート31を介し
て、電源スィッチ41、第1スタートスイツチ42、第
2スタートスイツチ43及び停止スイッチ44等のスイ
ッチ類並びに液晶デイスプレィ45が電気的に接続され
ている。これらスイッチ類及び液晶デイスプレィ45は
操作ボックス27の傾斜部27cにあるパネル部に取付
けられている。この液晶デイスプレィ45は操作ボック
ス27の操作パネル上に設けられている。そして、この
液晶デイスプレィ45には使用プログラムの名称か表示
される。従って、このプログラムが正しいものであるか
どうか確認できる。又、エラーメツセージ、例えば界面
レベル、重量計に異常がある場合(子バックが所定個所
にセットされていない)等はその旨が液晶デイスプレィ
45に表示されるようになっている。
次に、上記構成になる自動液体分離袋″1120の操作
について、説明する。
第11図は自動の液体分離装置に第1遠心分離した白血
球除去用4連バツグを使用した場合の操作を示すフロー
チャートである。
先ず、自動液体分離装置20の電源スィッチ41をオン
して、初期設定を行なう(ステップ1)0次に、供血者
から400mで採血した血液バッグ(白血球除去用4連
バツグ)2を第1遠心分離したもの、例えば、2000
Gで5分間行な、ったものを用意する。遠心分離された
血液バッグ2を第5図に示すように自動液体分離装置2
0にセットする。血液バッグ2のうち400mflの全
血が入った親バツグ2aを第1容器保持部21のフック
7.7に吊す、又、第1子ハツク2bを第2容省保持部
23の部屋35に収納するとともに重量測定部101の
バッグ受皿104に載架する。
更に、第2、第3の各子バツグ2C12dを重量測定部
102.103のフック33a、33bにそれぞれ吊す
、更に血液バッグ2のチューブ12を第1チユーブクラ
ンパ36に、チューブ14を第2チユーブクランパ37
に、チューブ15a及び15bを第3及び第4チユーブ
クランパ38及び39にそれぞれセットする。
血液バッグ2を自動の液体分離袋fi20にセットした
後、この血液バッグ2、即ち、白血球除去用4連バツグ
用のプログラムを選択して、このプログラムを選択して
自動液体分離装置1の記憶部40から読み出す(ステッ
プ■)。
次に読み出されたプロクラムの名称か、液晶デイスプレ
ィ45上に表示されるので、この表示を見て血液バック
2の種類とセットしたプログラムとか一致するか否か判
別する(ステップ■)。
ステップ■の答か否定であれば、停止スイッチ44をオ
ンして全面解除して、ステップ■に戻り、正しいプログ
ラムを選択して記憶部40から読み出す、ステップ■の
答が肯定であれば、ステップ■に進み、第1スタートス
イツチ42をオンしてステップ5に進む。
ステップ■にて界面検出部25の検出結果を得て分離界
面レベルが所定位置になっているか、即ち、親バツグ2
8か所定位置にセットされているか否かを判定する。
この際、液晶デイスプレィ45上に表示されるから、こ
れを見て判定することになり、ステップ■の答が否定で
あればステップ■に戻り、停止スイッチ44をオンして
全面解除し、親バツグ2aの位置を所定位置にセットし
て、再び第1スタートスイッチ42をオンする。ステッ
プ■の答が肯定であれば、ステップ■に進み、ステップ
■で、重量測定部101が所定の重量を示しているか、
即ち、第1子バツク2bが所定位置にセットされている
か否かを判定する。
これは液晶デイスプレィ45上に表示されるから、これ
を見て判定しステップ■の答が否定であれば、再びステ
ップ■に戻り、停止スイッチ44をオンして全面解除し
て、第1子バツグ2bを所定位置にセットして、再び、
第1スタートスイツチ42をオンする。ステップ■の答
か肯定であればステップ■に進み、第1及び第3チユー
ブクランパ36及び38が開、第2及び第4チユーツク
ランパ37及び39が閉となる。
次にステップ■に進み、容器加圧部2の加圧板10を回
動せしめて、親バツグ2aの加圧を開始する。親バツグ
2aの液体取出管11内に内蔵された破断して分離可能
な栓体な折り、親バツグ2aとチューブ12を連通ずる
。親バツグ2aの血漿層Cは第2子バツグ2cに移り始
める。
次にステップ■に進んで、血漿層Cと軟膜層りとの界面
が界面検出部25にて設定位置に達したか否かを判定す
る。ステップ■の答が否定であれば、ステップ■に戻り
、加圧板10の加圧を続行して血漿層Cを第2子バツグ
2Cに送る。
ステップ■の答が肯定であればステップ0に進み、第1
及び第2チユーブクランパ36及び37が開、第3及び
第4チユーブクランパ38及び39が閉となり、第1子
バツグ2bに血漿層Cの一部、軟膜層り及び赤血球層E
の一部を移す。次にステップ■に進み、重量測定部10
1の測定結果を得て、第1子バツグ2b内に入った血液
重量が30gになったか否かを判定する。ステップ■の
答が否定てあれば、前に進まず、重量が30gになるま
で待つ、ステップ■の答が肯定であれば、ステップ■に
進んで、加圧板10の加圧を停止してステップ0に進む
ステップ0にて、第2及び第3チユーブクランパ37及
び38が開、第1及び第4チユーブクランパ36及び3
9が閉となる。従って、第2子バツグ2cに入っている
血漿層Cが第1子バツグ2bに自然流下で移る。ステッ
プ■に進み、重量測定部101の測定結果を得て、第1
子バツグ2b内に入った血漿重量か30g + 40g
 = 70gになワたか否かを判定する。ステップ■の
答が否定であれば、前に進まず、重量70gになるまで
待つ。
ステップ0の答が肯定であればステップ■に進んて、ス
テップ■にて、第1及び第4チユーブクランパ36及び
39が開、第2及び第3チユーブクランパ37及び38
が閉となり、この状態で所定時間継続される。すぐに、
第3子バツグ2dの液体取出管11に内蔵された破断し
て分離可能な栓体を折り、第3子バツグ内の赤血球の保
存液(Additive 5olution )を親バ
ツグ2a内に移す。ステップ■の状態が所定時間継続さ
れた後ステップOに進んで停止スイッチ44がオンされ
、更に、電源スィッチ41がオフされ、ENDとなり、
第1遠心分離された血液成分分離操作が終了する。この
後、チューブシーラー等でチューブ12及び15aをシ
ールした後、血液バッグ2から親バツグ2a、第2子バ
ツグ2Cを切断する。
切断された親バツグ2a及び第2子バツグ2Cは所定場
所に保管される。
第12図は第2遠心分離したもの、例えば、第1子バツ
グ2b及び第3子バツグ2dを第2遠心分離200G、
 5分間したものを使用した場合の操作を示すフローチ
ャートである。
先ず、自動液体分離装置20の電源スィッチ41をオン
して、初期設定を行なう(ステップ■)。次に、第1及
び第3子バツグ2b及び2dを自動液体分離装置20に
セットする。第1子バツグ26を第1容器保持部21の
フック7.7に吊す。次に、第3子バツグを第2容器保
持部23の部屋35内に収納するとともに重量測定部1
01のバック受皿104に載架する。
更に、血液バッグ2のチューブ14を第1チユーブクラ
ンパ36に、チューブ15bを第2チユーブクランパ3
7にそれぞれセットする。
第1及び第3子バツグ2b及び2dを自動の液体分離袋
′y!120にセットした後、この血液バッグ、即ち、
第2遠心分離した子バツグ用のプログラムを選択して、
このプログラムを自動液体分離装置20の記憶部40か
ら読み出す(ステップ0)。次に、選択されたプログラ
ムの名称が、液晶デイスプレィ45上に表示されるので
、この表示を見て第2遠心分離した子バツグ用のプログ
ラムと、読み出したプログラムとが一致するか否かを判
別する(ステップ@)。ステップ@の答が否定てあれば
停止スイッチ44を押して全面解除してステップ■に戻
り、正しいプログラムを選択して記憶部40から読み出
す。ステップ[相]の答か肯定であれば、ステップ■に
進み、第2スタートスイツチ43をオンしてステップ■
に進む。
ステップ■にて、重量測定部101が所定の重量を示し
ているか即ち第3子バツグ2dか所定位置にセットされ
ているか否を判定する。
これは、液晶デイスプレィ45上に表示されるから、こ
れを見て判定しステップ■の答が否定であれば、再びス
テップ■に戻り、停止スイッチ44をオンして全面解除
して第3子バツグ2dを所定位置にセットして、再び第
2スタートスイツチ43をオンする。ステップ■の答か
肯定であればステップ■に進み、第1及び第2チユーブ
クランパ36及び37が開となる。
次にステップ■に進み、容器加圧部22の加圧板10を
回動せしめて、第1子バツグ2bの加圧を開始する。第
1子バツグ2bの液体取出管11内に内蔵された破断し
て分離可能な栓体を折り、第1子バツグ2bの血小板は
第3子バツク2dに移り始める0次にステップ[相]に
進み、重量測定部101の測定結果を経て、第3子バツ
グ2d内に入った庇小板重量か40gになったか否かを
判定する。ステップ@の答か否定であれば、前に進まず
、重量が40gになるまて待つ。
ステップ■の答か肯定であれば、ステップ[相]に進ん
で、加圧板10の加圧を停止して、ステップ■に進む、
ステップ■にて第1及び第2クランパ36及び37が閏
となり、更にステップOに進んで停止スイッチ44がオ
ンされ、更に、電源スィッチ41がオフされ、ENDと
なり、第2遠心分離された血液成分分離操作が終了する
。この後、チューブシーラー等でチューブ14又は15
bをシールした後、第1及び第3子バツグ2b及び2d
を切断する。
第1子バツグ2bは廃棄し、第3子バツグ2dは所定場
所に保管する。
次に、上記実施例の作用について説明する。
■以上詳述したように、本発明の液体分離装置1.20
によれば、容器保持部3.21に保持された柔軟性のあ
る血液バッグ2は、これの上端部に所定厚を保持した容
器加圧部4.22により、該所定厚よりも大きな厚さを
有する前記血液バッグ2の他の部分を、血液バッグ2の
上端部側から下端部側に加圧され、血液バッグ2内上方
の層と下方の層に予め分離された液体のうち上方の層の
液体は液体取出管11から徐々に排出される。血液バッ
グ2の上端部側から下端部側に加圧しているから、血液
バッグ2の液体取出管11近傍の断面積が小さくなり、
この部分の液体景も少量となり、界面のある液体は容易
にかつ精度良く分離される。
従って、液体の必要な各成分を強制的に精度良く分離す
るから、液体の必要な各成分か高い収率で得ることがで
きる。
■又、本発明の自動化した液体分離装置20によれば、
この界面を検出する界面検出部25を設けて、この検出
信号及び予め入力されているプログラムに基づき演算制
御![11部26で操作イ3吟を演算出力して、この操
作信号に基づいて容器加圧部22及び開閉部24を操作
すれば、親バツグ2a内の上方の層と下方の層とに予め
分離された液体のうち上方の層の液体は、その界面によ
り分離されて、その分離された液体を前記液体取出管1
1を介して子バツグ2b、2C内に自動的に収容するこ
とかできる。
従って、人手をあまり必要とすることなく、然も経験や
勘を必要としないで、液体の必要な各成分を強制的に精
度高く分離でき、液体の必要な各成分が高い収率で得ら
れる。
■演算制御部26は界面検出部25の界面検出位置を、
界面設定部50にて設定された界面設定位置に調整し、
その後、界面検出部25が界面を検出するタイミングを
監視することになる。そして、上記タイミングに達した
時に、演算制御部26が開閉部24を閉止させ、分離動
作を停止させることになる。
従って、界面検出部25か分離終了時に検出すべき分離
元親バッグ2a中における液体界面の設定位置を容易に
設定替えし、液体の各成分を純度良く分離することがで
きる。
■液体界面の設定位置は、記憶部40の記憶データを書
換えることにより調整でき、容易に設定替えし、液体の
各成分を純度良く分離することかCきる。この時、記憶
部40か記憶している界面設定位置は、停電等により主
電源が切られる場合にも消去されず、書換えられない限
り反復して同一の界面設定位置を維持する。
■界面検出部25が光学的センサからなるから、構成簡
素である。
■子バッグ2b、2Cに収容される液量を測定する重量
測定部101を設けて、この測定信号及び予め人力され
ているプロクラムに基づき演算制御部26で操作信号を
演算出力して、この操作信号に基づいて容器加圧部22
及び開閉部24を操作するものであるから、所定量の液
体を子バツグ2b、2c内に自動的に終了できる。
■液景設定部60にて設定される設定液量を記憶部40
に記憶させるとともに、子バック2b、2c内の液量を
重量測定部101にて測定し、演算制御部26により上
記測定結果か設定’tl ?aに達するタイミングを監
視することになる。そして、上記タイミングに達した時
に、演算制御部26が開閉部24を閉止させ、分離動作
を停止させることになる。
従って、重量測定部101が分離終了時に測定すべき、
分離光子バック2b、2C中における設定液量は記憶部
40の記憶データを書換えることにより調整でき、容易
に設定替えし、液体の各成分を所定の液量にて正確に分
離することができる。この時、記憶部40が記憶してい
る設定液量は、停電等により主電源が切られる場合にも
消去されず、書換えられない限り反復して同一の設定液
量を維持する。
■子バッグ2b、2Cに収容される液量を重量にて測定
することにより、液量を正確に測定できる。
尚、上記液体分離装置20においては、界面設定部50
にて設定される界面設定位置を記憶部40に記憶させる
とともに、親バツグ2a内の界面を、界面検出部25を
構成する発光装置121の全発光ダイオードを順次パル
ス点灯することにて前述の如く検出し、演算制御部26
により上記検出結果が界面設定位置に達するタイミング
を監視するものとしても良い。これにより、上記タイミ
ングに達した時に、演算制御部26が開m部24を閉止
させ、分離動作を停止させることになる。この場合にも
、界面検出部25が分離終了時に検出すべき、分離元親
バッグ2a中における液体界面の設定位置は記憶部4・
0の記憶データを書換えることにより調整でき、容易に
設定替えし、液体の各成分を純度良く分離することかで
きる。
この時、記憶部40か記憶している界面設定位置は、停
電等により主電源か切られる場合にも消去されず、書換
えられない限り反復して同一の界面設定位置を維持する
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、液体の各成分の界面を精
度良く検出して、液体の各成分を収率具く分離すること
が可能な液体分離装置を提供することができる。又、こ
れらの操作を自動化した液体分離装置を提供することが
できる。
又、本発明によれば、界面検出部が分離終了時、検出す
べき、分離元容器中における液体界面の設定位置を容易
に設定替えし、液体の各成分を純度良く分離することが
可能な液体分離装置を提供することができる。
又、本発明は、液量側足部が分離終了時に測定すべき分
離光容器中における設定液量を容易に設定替えし、液体
の各成分を所定の液量にて正確に分離することが可能な
液体分離装置を提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトリプルタイプの血液バッグを装着した本発明
の液体分離装置を示す正面図、第2図は液体分離装置を
示す側面図、第3図は液体分離装置の容器加圧状態を示
す側面図、第4図は本発明の自動化した液体分離装置を
示す概略構成図、第5図は自動化した液体分離装置を示
す斜視図、第6図は自動化した液体分離装置の他の実施
例を示す断面図、第7図は第6図の■−■線に沿う矢線
図、第8図は容器加圧状態を示す断面図、第9図(a)
は界面検出部の発光装置を示す模式図、第9図(b)は
界面検出部の受光装置を示す模式図、第10図は界面検
出部野作動状態を示す模式図、第11図は自動化した液
体分離装置に第1遠心分離した白面法除去用4連バッグ
を使用した場合の操作を示すフローチャート、第12図
は第2遠心分l1ll後の操作を示すフローチャート、
第13図は従来例における血液バッグの加圧状態を示す
側面図である。 1.20・・・液体分離装置、 2・・・血液バッグ(柔軟性を有する容器)、2a・・
・親バツグ(第1の容器)、 2b、2C12d・・・子バツグ(第2の容器)3・・
・容器保持部、 4.22・・・容器加圧部、 11・・・液体取出管、 12.14.15.15a、15b ・・・チューブ(通路) 21・・・第1容器保持部、 23・・・第2容器保持部、 24・・・開閉部、 25・・・界面検出部、 26・・・演算制御部、 40・・・記憶部、 50・・・界面設定部、 60・・・液量設定部、 101〜103・・・重量測定部、 105・・・重量センサ、 121・・・発光装置、 122・・・受光装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)液体取出管が設けられ柔軟性を有するとともに、
    上方の層と下方の層に予め分離された液体を収容した容
    器を保持しうる容器保持部と、該容器保持部に前記液体
    取出管が上方に位置して保持された前記容器を前記容器
    保持部と相俟って挟持加圧して前記容器内の上方の層の
    液体を前記液体取出管を介して押し出す容器加圧部とか
    らなり、該容器加圧部は、前記容器の上端部に所定厚を
    保持して、該所定厚よりも大きな厚さを有する前記容器
    の他の部分を前記容器の上端部側から下端部側に加圧す
    るように構成されたことを特徴とする液体分離装置。 (2)液体取出管が設けられ柔軟性を有するとともに、
    上方の層と下方の層に予め分離された液体を収容した第
    1の容器を保持しうる第1容器保持部と、該第1容器保
    持部に前記液体取出管が上方に位置して保持された前記
    第1の容器を上端部側から下端部側に加圧して前記容器
    内の上方の層の液体を前記液体取出管を介して押し出す
    容器加圧部と、該容器加圧部により前記容器の液体取出
    管から押し出された液体が通路を介して収容されうる柔
    軟性を有する第2の容器を保持しうる第2容器保持部と
    、前記通路を開閉する開閉部と、前記第1の容器内の分
    離された液体の界面を検出する界面検出部と、該界面検
    出部によって検出された検出信号、及び予め入力されて
    いるプログラムに基づき前記容器加圧部及び開閉部を操
    作する操作信号を演算出力する演算制御部とを備え、該
    演算制御部により出力された操作信号によって容器加圧
    部及び開閉部を操作して、液体分離を自動的に行なうよ
    うにしたことを特徴とする液体分離装置。 (3)前記第1の容器に対する界面設定位置を設定する
    ための界面設定部と、設定された界面設定位置を記憶し
    、この記憶データを書換え読出しできるとともに主電源
    を切った状態においても記憶データが消えることのない
    記憶部とを更に備え、前記演算制御部は、上記記憶部が
    記憶している界面設定位置のデータと、前記界面検出部
    の検出結果とを得て、該界面検出部の検出界面が界面設
    定位置に達したことを認識して、前記開閉部を閉止させ
    る請求項2記載の液体分離装置。 (4)前記第1の容器に対する界面設定位置を設定する
    ための界面設定部を更に備え、前記界面検出部は、その
    界面検出位置を前記第1の容器に対する特定位置に調整
    できる機能を備えており、前記演算制御部は、上記界面
    設定部の設定結果に基づき、該界面検出部の界面検出位
    置を上記界面設定位置に定め、その後、該界面検出部の
    検出結果を得て、第1の容器内の界面が界面設定位置に
    達したことを認識して、前記開閉部を閉止させる請求項
    2記載の液体分離装置。 (5)前記界面設定部にて設定された界面設定位置を記
    憶し、この記憶データを書換え読出しできるとともに主
    電源を切った状態においても記憶データが消えることの
    ない記憶部を更に備え、前記演算制御部は、上記記憶部
    が記憶している界面設定位置のデータを得て該界面検出
    部の界面検出位置を上記界面設定位置に定める請求項4
    記載の液体分離装置。(6)前記界面検出部が、第1容
    器保持部に付帯的に設けられ、第1の容器に対する上下
    方向に沿って延設された光学的センサからなる請求項2
    〜5のいずれかに記載の液体分離装置。 (7)液体取出管が設けられ柔軟性を有するとともに、
    上方の層と下方の層に予め分離された液体を収容した第
    1の容器を保持しうる第1容器保持部と、該第1容器保
    持部に前記液体取出管が上方に位置して保持された前記
    第1の容器を上端部側から下端部側に加圧して前記容器
    内の上方の層の液体を前記液体取出管を介して押し出す
    容器加圧部と、該容器加圧部により前記容器の液体取出
    管から押し出された液体が通路を介して収容されうる柔
    軟性を有する第2の容器を保持しうる第2容器保持部と
    、前記通路を開閉する開閉部と、前記第1の容器内の分
    離された液体の界面を検出する界面検出部と、前記第2
    の容器に収容される液量を測定する液量測定部と、該界
    面検出部によって検出された検出信号、該液量測定部に
    よって測定された測定信号、及び予め入力されているプ
    ログラムに基づき前記容器加圧部及び開閉部を操作する
    操作信号を演算出力する演算制御部とを備え、該演算制
    御部により出力された操作信号によって容器加圧部及び
    開閉部を操作して、液体分離を自動的に行なうようにし
    たことを特徴とする液体分離装置。 (8)前記第1の容器に対する界面設定位置を設定する
    ための界面設定部、及び前記第2の容器に収容すべき設
    定液量を設定するための液量設定部と、設定された界面
    設定位置、及び設定液量を記憶し、この記憶データを書
    換え読出しできるとともに主電源を切った状態において
    も記憶データが消えることのない記憶部とを更に備え、
    前記演算制御部は、上記記憶部が記憶している界面設定
    位置、及び設定液量のデータと、前記界面検出部の検出
    結果と、前記液量測定部の測定結果とに基づき、該界面
    検出部の検出界面が界面設定位置に達し、及び/又は該
    液量測定部の測定結果が設定液量に達したことを認識し
    て、前記開閉部を閉止させる請求項7記載の液体分離装
    置。 (9)前記第1の容器に対する界面設定位置を設定する
    ための界面設定部、前記第2の容器に収容すべき設定液
    量を設定するための液量設定部、及び設定液量を記憶し
    、この記憶データを書換え読出しできるとともに主電源
    を切った状態においても記憶データが消えることのない
    記憶部とを更に備え、前記界面検出部は、その界面検出
    位置を前記第1の容器に対する特定位置に調整できる機
    能を備えており、前記演算制御部は、上記界面設定部の
    設定結果を得て、該界面検出部の界面検出位置を上記界
    面設定位置に定め、その後、該界面検出部の検出結果と
    、前記液量測定部の測定結果と、上記記憶部が記憶して
    いる設定液量のデータとを得て、第1の容器内の界面が
    界面設定位置に達し、及び/又は該液量測定部の測定結
    果が設定液量に達したことを認識して、前記開閉部を閉
    止させる請求項7記載の液体分離装置。 (10)前記界面設定部にて設定された界面設定位置を
    記憶し、この記憶データを書換え読出しできるとともに
    主電源を切った状態においても記憶データが消えること
    のない記憶部を更に備え、前記演算制御部は、上記記憶
    部が記憶している界面設定位置のデータを得て該界面検
    出部の界面検出位置を上記界面設定位置に定める請求項
    9記載の液体分離装置。 (11)前記液量測定部が、重量センサからなる請求項
    7〜10のいずれかに記載の液体分離装置。
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