JPH0296530A - 改良された抗真菌組成物及び真菌感染の制御方法 - Google Patents

改良された抗真菌組成物及び真菌感染の制御方法

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JPH0296530A
JPH0296530A JP1096529A JP9652989A JPH0296530A JP H0296530 A JPH0296530 A JP H0296530A JP 1096529 A JP1096529 A JP 1096529A JP 9652989 A JP9652989 A JP 9652989A JP H0296530 A JPH0296530 A JP H0296530A
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JP
Japan
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antifungal
azasterol
inhibitor
azacholesterol
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JP1096529A
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Janet C Onishi
ジヤネツト シー.オニシ
Arthur A Patchett
アーサー エー.パチエツト
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Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カンジダ種クリプトコツカス ネオフオルマンス(ne
oformans)、ヒストプラスマ力ブスラーツム(
)lLstoplasma capsulatum)な
どに起因する全身性真菌感染症は、重篤あるいは致命的
であることがしばしばである。治療される患者に有効で
あると同時に無毒である抗真菌剤が引き続き必要とされ
ている。既知の多くの抗真菌剤は病気を取り除くのに有
効であるが毒性又は他の望ましくない副反応のために使
用が制限されている。多くの場合毒性は薬剤の量に関係
し、薬剤が少量使用される場合には無視されるか又は低
減される。従って相乗作用するか又は既知の抗真菌剤に
相乗効果をもたらす第2成分を有する組み合わせが見い
出されて必要とされる薬剤の量が減少し、付随する副反
応が低下又は排除されるとすれば望ましいことである。
アンフォテリシン(amphotericin )を他
の抗生物質と投与することによってカンジダアルビカン
ス(albicans)が抗真菌剤に感作する文献が報
告されている。このように例えばミノサイクリン(mi
nocycline)とアンフォテリシンBは、カンジ
ダ アルビカンスに対する相乗剤組成物であることが見
い出されている。リーブ等ブライト、ジェー、インフェ
クト、ディス、  (Lecv at al Br1t
、 J。
I nfect、 Dis、)第136巻263〜27
0頁(1977年)、シかしながら、アンフォテリシン
との併用はアンプォテリシンが人間に対して毒性がある
ため満足するものではない。
本発明は特定のアザステロール化合物を特定の静真菌化
合物と併用して使用する場合にこれらの化合物の活性が
増強されて優れた抗真菌併用剤となり、場合によっては
有用な殺真菌併用剤となる発見によって可能になった真
菌の制御、特に真菌感染症の治療に有用な改良された組
成物及び方法に関する。いくつかのアザステロールはい
くらかの抗真菌特性を示すことができるがこの場合増強
される組成物は相乗組成物とみなすことができる。
本発明によれば25−アザステロール化合物を抗真菌剤
と併用投与することによって抗真菌剤の抗真菌特性を増
強することができることを発見したのである。従って真
菌の生育を抑制しない濃度に於ける25−アザステロー
ル化合物を準静真菌量の抗真菌剤と使用する場合に抗真
菌剤に対する真菌微生物の感応性が予期しないことに著
しく増大して相乗抗真菌組成物を生じる。更に特定の静
真菌剤との併用が予期しないことに殺真菌組成物を生じ
ることを発見した。
真菌感染症の原因である真菌に対する併用剤の有効性か
ら考えて本発明は更に準静真菌量の抗真菌化合物及び真
菌の生育を抑制しない量の25−アザステロール化合物
を包含している組成物の抗真菌的に有効な量で感染した
部位を処置することを特徴する真菌感染症の原因である
真菌と闘う方法及び組成物に関する。本発明は更に準静
真菌量の抗真菌化合物及び真菌の生育を抑制しない量の
25−アザステロールを包含している組成物の抗真菌的
に有効な量を真菌感染症の治療を必要としている患者に
投与することを特徴とする真菌感染症の治療方法に関す
る。
殺真菌組成物を生じる最も有効で実際予期されないほど
に増強された静真菌剤はラノステロールの生成前の生化
学経路における酵素に作用する静真菌剤である。HM 
G −Co Aシンターゼ、β−ケトチオラーゼ(β−
ケトアシル−補酵素Aチオラーゼ)及びHMG−CoA
還元酵素のようなメバロン酸合成に於ける酵素の阻害剤
並びにスクアレンエポキシダーゼを包含するラノステラ
ールへの経路の後の方の段階で作用する酵素を阻害する
ものは新規な殺真菌組成物の生成に特に重要である。こ
れらの酵素は全てラノステロール合成経路の酵素である
ため、これらの酵素に作用する抗真菌剤は一般的な言葉
で言われる場合ラノステロール合成阻害剤と呼ばれる。
ラノステロール合成阻害剤である静真菌剤を増強する2
5−アザステロールの有効性を考えると本発明は更に準
静真菌量のラノステロール合成阻害剤及び真菌の生育を
抑制しない量の25−アザステロール化合物を包含して
いる真菌感染症の治療方法及び組成物に関する。
真菌感染症は静真菌組成物によって軽減することができ
るが、殺真菌組成物を除いては治癒しない。本発明の極
めて特別な態様は25−アザステロール化合物及びHM
G−CoAシンターゼ阻害剤又はβ−ケトチオラーゼ阻
害剤又はHM G −Co A還元酵素阻害剤又はスク
アレンエポキシダーゼ阻害剤を包含している新規な殺真
菌組成物である。
本発明の改良された抗真菌組成物及び方法に有用な″2
5−アザステロール化合物″は次式(I) (式中Rは水素又は低級アシルであり、XはCH,OH
,又はOであり、側鎖の811.は単結合又は二重結合
を示す、但しXが0又はCH,である時は単結合である
。) かられかるように3位のヒドロキシル基又はエステル化
ヒドロキシル基、環Bの不飽和及びステロイド環系の側
鎖の25位の窒素が特徴である。
以下に示される場合を除いて、アザステロール化合物は
、すぐに入手し得るか文献に報告される化合物であるか
あるいは通常のエステル化法によって容易に製造される
既知の化合物のエステル誘導体である。以下は本発明で
特に有用な特定の25−7ザステロールの代表例である
(a)   25−アザコレステロール、17β−[[
3−(ジメチルアミノ)プロピル]メチルアミノ]アン
ドロスト−5−エン−3β−オール (b)  N、N−ジメチル−3β−ヒドロキシ−5,
22(Z)コラジエン−24−アミン、(3β−222
)−24−(ジメチルアミノ)コラ−5,22−ジエン
−3−オール上記のものは出願人N、G、スタインベル
グの同時係属中の1988年3月18日出願USSN 
 169,661に記載される通りi−ステロイドカル
ボキシアルデヒドによるウィッチヒ反応後転位及び加水
分解することによって製造することができる。
(c)  N、N−ジメチル−3β−アセトキシ−5,
22(Z)コラジエン−24−アミン、(3β−222
)−24−(ジメチルアミノ)コラ−5,22−ジエン
−3−オールアセテート アセテートの製造もまた出願人N、G、スタインベルグ
のUSSN  169,661の主題である。
(d)  25−アザ−22−オキサコレステロール、
(3,20) −20−[2−(ジメチルアミノ)エト
キシ]プレグンー5−エン−3−オール 好ましい25−アザステロール化合物は25−アザコレ
ステロール(化合物Ia)である。
25−アザステロール化合物によって増強されることが
できる抗真菌化合物は構造上具なるが真菌感染症の原因
となる微生物に対して特に有用である。多くの適した抗
真菌化合物はラノステロールの生化学経路における酵素
の阻害剤であることが知られているものである。しかし
ながらラノステロールの生化学経路における酵素の阻害
剤でなくあるいは抗真菌作用の方法は確立していないが
抗真菌特性を有することが知られているか又は示される
ことができる多くの抗真菌剤もまた増強され、有用な相
乗抗真菌組成物を生成することが見い出された。本発明
の方法及び組成物に於ける抗真菌主成分である異なった
構造のこれらの化合物は前述したことであるが25−ア
ザステロール化合物のいくつかがいくらかの抗真菌特性
を有することから、種類は非ステロイド系である。25
−アザステロール化合物によって増強される代表的な化
合物は多くの新規な静真菌剤並びにUSAN又は鹿毛に
よってL2PFaできる確立された静真菌剤を包含する
。以下の代表的な化合物は増強される抗真菌剤の異なっ
た種類を例示するものであるがこれらに限定するものと
して解釈されるべきではない。
(1)   1l−(3−ヒドロキシメチル−4−オキ
ソ−2−オキセタニル)−7−メチル−2,4−ウンデ
カジエン酸(化合物A)この化合物はジェー、ケム、ツ
ク、 (J 、Chem。
Soe、) (c) 、 1971年、3888頁に報
告されており、抗真菌特性は1986年2月3日に出願
された米国特許出願番号第825,496号の主題であ
り、HMG−CoAシンターゼ阻害特性は1987年3
月4日に出願された米国特許出願番号第21.848号
の主題である。
(2)  5−(1−ヒドロキシ−2,4,6−へブタ
トリイニル)−2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4
−へブタン酸(化合物B)O=C−O この化合物は1987年5月26日に出願された米国特
許出願第53,920号に抗真菌特性と共に記載される
通り微生物ATCC53,614,53,615又は5
3,616を培養し、次に単離することによって製造す
ることができる。β−ケトチオラーゼ活性は1987年
5月26日に出願された米国特許第53,973号の主
題である。
(3)  1−メチル−2−ノニル−5−(フェニルメ
チル)−3−ピロリジノール(化合物C) (4)   (E)−N−(6,6−シメチルー2−へ
ブテン−4−イニル)−N−メチル−1−ナフタレンメ
チルアミン、タービナフィン(化合物D) この化合物は出願人R,E、シワルツ等で出願された同
時係属中の米国特許出願番号172.164 (198
8年3月23日出願)に抗真菌特性と共に記載される通
り微生物ATCC22947を培養し、次に単離するこ
とによって製造することができる。
(5)  1,2,3,7,8,8a−ヘキサヒドロ−
3,7−シメチルー8−[2−(テトラヒドロ−4−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−2H−ピラン−2−イル)エチ
ルコー1−ナフタレニルー2−メチルブタノエート、ロ
バスタチン(化合物E) −ウンデカジェニル)−β−レゾルシクル酸μmラクト
ン、−モノルデン(化合物G)(6)  1−エチル−
1,4−ジヒドロ−7−メチル−4−オキソ−1,8−
ナフチリジン−3−カルボン酸、ナリジキシ酸(化合物
F) CH,CH。
(8)  2−(4−チアゾリル)−1H−ベンズイミ
ダゾール、チアベンダゾール(化合物H) (7)  5−クロロ−6−(7,8−エポキシ−10
−ヒドロキシ−2−オキソ−3,5(9)  4−[2
−(3,5−ジメチル−2−オキソシクロヘキシル)−
2−ヒドロキシエチル]2,6−ビペリジンジオン、シ
クロへキシミド(化合物J) ヒドロ−3,6,10,12,12a−ペンタヒドロキ
シ−6−メチル−1,11−ジオキソ−2−ナフタセン
カルボキサミド、テトラサイクリン(化合物L) (10)  4.7−ビス(ジメチルアミノ)−1,4
,4a、5,5a、6,11,12a−アクタヒドロ−
3,10,12,12a−テトラヒドロキシ−1−ジオ
キソ−2−ナフタセンカルボキサミド、ミノサイクリン
(化合物K) (12)  N−メチル−N−(3−フェニル−2−プ
ロペニル)−1−ナフタレン−メタンアミン、ナフチフ
ィン(化合物M) CH。
(U) 4−(ジメチルアミノ)−1,4゜ 4a、5,5a、6,11,12a−オクタ(13) 
  2−(p−メトキシベンジル)−3゜4−ピロリジ
ンジオール−3−アセテート。
アニソマイシン(化合物N) 前述の化合物は以後厘毛又はUSAN名又は文字指定に
よる“化合物″によって確認することができる。
前で示した通り、注目すべき併用は25−アザステロー
ル化合物とランステロール合成の生化学経路に於ける酵
素の阻害剤との併用である。これらの併用は殺真菌特性
並びに相乗抗真菌特性を示す。特に25−アザステロー
ル化合物とメバロン酸合成の阻害剤との併用即ち25−
アザステロール化合物とHMG−Co Aシンターゼ阻
害剤化合物、25−アザステロール化合物とβ−ケトチ
オラーゼ阻害剤化合物及び25−アザステロール化合物
とHMG−CoA還元酵素阻害剤化合物との併用が顕著
である。特に有用な特定併用は25−アザステロール化
合物としての25−アザコレステロールとHMG−Co
Aシンターゼ阻害剤化合物としての1l−(3−(ヒド
ロキシメチル)−4−オキソ−2−オキセタニル)−7
−メチル−2,4−ウンデカジエン酸(化合物A)、β
−ケトチオラーゼ阻害剤化合物としての5−(1−ヒド
ロキシ−2,4,6−ヘプタトリイニル)−2−オキソ
−1,3−ジオキサラン−4−へブタン酸(化合物B)
及びHM G −Co A還元酵素阻害化合物としての
1.2,3,7,8.8a−へキサヒドロ−3,7−シ
メチルー8−[2−(テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−
6−オキソ−2H−ピラン−2−イル)エチル]−1−
ナフタレニルー2−ブタノエート(化合物E、ロバスタ
チン(lovastatin) )である。
また25−アザステロールと(E)−N−(6,6−シ
メチルー2−へブテン−4−イニル)−N−メチル−1
−ナフタレン−メチルアミン(化合物り、タービナフィ
ン(ter−binafine) )及びN−メチル−
N−(3−フェニル−2−プロペニル)−1−ナフタレ
ンメタンアミン塩酸塩(化合物M、ナフチフィン(na
ftifine) )との併用が注目される。特に後者
の25−アザコレステロールとタービナフィンの併用が
有用である。
本発明の抗真菌及び殺真菌相乗併用剤は、カンジダ種、
例えばC,アルビカンス、C。
バラプシロシス(parapsilosis)、 c、
  トロピカリス(t・opicalis)、C,シュ
ードトロピカリス(pseudotropicalis
)、C,クルセイ(krusei)、 C,ルゴサ(r
ugosa)、C,キリエルモンディイ(quilli
ermondii)、C,ステラトイデア(stell
atoidea)など、アスペルギルス種例えばA、フ
ミガタス(fumigatus)などのような真菌微生
物に起因する真菌感染症及びクリプトコツカス ネオフ
オルマンス(Cryptococcus neofor
mans) 、  トルロプシスゲラブラタ(Toru
lopsis glabrata)、リゾプス リゾポ
ジフォルミス(Rh 1zopus rhizo−po
diformis) 、コクシジオイデス イミチス(
Coccidioides 1mm1tis)、スポロ
スリックスジエンキイ(Sporothrix 5ch
enkii)、ヒストブラスマ カブスラーツム(H1
stoplas m acapsulatum)及びプ
ラストマイセス デルマチチジス(Blastomyc
es dermatitidis)のような真菌に起因
する他の疾患の治療に有効である。
準静真菌量の抗真菌化合物を25−アザステロール化合
物と共に使用することを特徴とする抗真菌化合物の抗真
菌有効性を増強する方法はそれがいくらかの静真菌特性
を有していても真菌の生育を抑制しない濃度で使用され
る。それで増強された併用剤は真菌の生育を抑制しない
量の25−アザステロール化合物と抗真菌化合物を包含
している組成物の抗真菌的に有効な量を真菌の制御が望
まれる部位に投与又は処方することにより真菌生育を制
御するために使用することができる。
他方各々の化合物は連続して投与することができる。こ
の方法は特に25−アザステロール化合物を抗真菌剤と
共に包含している組成物の抗真菌的に有効な量を患者に
投与することを特徴とする真菌の生育を制御する真菌感
染症及び真菌に起因する疾患にかかっている患者を治療
することに関する。この適用は経口又は非経口投与の場
合であるような感染から離れた部位で又は真菌に感染し
た部位に直接行なうことができる。薬剤は以下に言及さ
れる量の医薬的に使用し得る担体の存在又は不存在下で
好ましくは存在させて投与することができる。以下に言
及されるような薬剤の量を投与することによって薬剤の
全く予期されない増強又は相乗外真菌相互反応が達成さ
れる。
またいくつかの併用剤即ち、アザステロールとランステ
ロール合成阻害剤を用いて通常高濃度に於て殺真菌効果
を達成することができる6本発明は殺菌効果を有する組
み合わせを用いて殺真菌併用剤を真菌に感染した部位に
投与することにより真菌を殺菌することに関する。更に
アザステロール化合物とHMG−CoAシンターゼ阻害
剤、アザステロール化合物とβ−ケトチオラーゼ阻害剤
、アザステロール化合物とHM G −Co A還元酵
素阻害剤又はアザステロール化合物とスクアレンエポキ
シダーゼ阻害剤を包含している殺真菌組成物を投与する
ことにより真菌に起因する疾患を根絶するために真菌感
染症にかかった患者を治療することに関する。静真菌組
成物を用いた場合、適用は経口又は非経口投与でのよう
な感染と離れた部位で行なわれるか又は直接感染の部位
で行なわれる。投与は以下に詳述される量の担体の存在
又は不存在下で行なうことができる。これらの操作によ
って全く予期されない真菌の根絶が達成される。
併用剤の有効性は、一般にアザステロール化合物と併用
して使用される静真菌剤に対する個々の細菌又は細菌株
の原感受性に依存する。従ってアザステロール化合物は
静真菌剤により相乗効果を有するが一般に個々の併用剤
の明白なより顕著な効果は変性されない静真菌剤に対す
る細菌の原感受性に依存することができる。ランステロ
ール合成阻害剤であることが既知の静真菌剤の場合には
相乗外真菌併用剤が得られるばかりでなく、殺真菌併用
剤が得られることがこれらの静真菌剤で見い出されてい
る。
25−アザステロール化合物を同時投与することによる
抗真菌剤の抗真菌特性の増強及び抗真菌相乗効果並びに
多くの場合殺真菌効果の結果は活性の定量に対する試験
管内相互反応研究によって具体的に説明することができ
る。カンジダアルビカンス、(也のカンジダ種及び多く
の他の真菌を包含する真菌感染症の病原体であることが
知られている代表的な真菌微生物に対するこれらの試験
では25−アザステロール化合物と種々の静真菌うンス
テロール合成阻害化合物に相乗抗真菌特性が示されてい
る。
25−アザステロール化合物と抗真菌剤の併用の代表的
な抗真菌特性は、以下の実施例で示されるが、これらは
、代表するものと考えられ限定するものとして解釈され
るべきではない。
寒天を25−アザコレステロールで補足した標準のディ
スク拡散検定を使用し、カンジダ アルビカンス、MY
992 及びMY1055の2菌株を使用して薬剤の抗
真菌特性について25−アザコレステロールの相乗効果
の範囲を定量するために薬剤を試験した。
数種の抗真菌剤の抗カンジダ活性について25−アザコ
レステロールの代表的な相乗効果は以下の表で示すこと
ができる。
去迦■〔−l サブローデキストロース寒天にカンジダアルビカンスM
Y992を I X 10’コロニ一形成単位7mm 
(c fu/mQ)まで接種した。エタノール:Br1
j  58 (1:1゜V / V )に溶解したアザ
ステロール、25−アザコレステロール(化合物Ia)
及び25−アザ−22−オキサコレステロール(化合物
Id)を10μn/laQの等偏量で加えた。
検定プレートに注いだ、決められた濃度の薬剤を供給す
るために調製された感受性ディスクをプレート上に置い
た。プレートを37℃で17時間温Ibた。この直後に
阻止帯を測定した。細菌の薬剤に対する感受性が増加し
ているアザステロールの作用は表■で知ることができる
一人一見− アニソマイシン シクロへキシミド ナリジキシ酸 ニッコマイシン テトラサイクリン ロバスタチン ナフチフィン タービナフィン 去IL−見 アザステロール化合物の増強特性を定量するために数種
のアザステロール化合物を数種の抗真菌剤と使用してデ
ィスク拡散検定を実施した。
アザステロールをサブローデキストロース寒天で滴定し
、C,アルビカンスMY992を接種した。抗真菌剤を
含む感受性ディスクを50μg/ディスクでプレートに
適用した。
プレートを37℃で18時間温Ibた。この直後阻止帯
に対してプレートを読み取った。
アザステロール化合物、25−アザコレステロール(化
合物Ia)、N、N−ジメチル−3β−7セトキシー5
.22 (Z)−コラジエン−24−アミン(化合物I
c)及びN。
N−ジメチル−3β−ヒドロキシ5,22(Z)−コラ
ジエン−24−アミン(化合物Ib)と抗真菌剤シクロ
へキシミド、ナリジキシ酸及びタービナフィンの結果を
表■に示す、(化合物Icは単独で使用される場合25
μg / m Qで生育を抑制した)化合物Ia 化合物Ic 化合物Ib 6.25 1.56 0.39 6.25 1.56 0.39 6.25 1.56 0.39 表■ 実施例 ■ A0皿來羞米 ナリジキシ酸、ニッコマイシン、ロバスタチン及びター
ビナフィン単独及び25−アザコレステロールとの併用
の最小阻止濃度(MIC)を測定した。
合成培地(SM、デイフコ酵母窒素ベースを0.5%デ
キストロースで補足した)及び複合培地(CM、デイフ
コサブローデキストロース寒天)に指数期のカンジダア
ルビカンスMY992.  lXl0’cfu/mQ 
(1mQ当りのコロニー形成単位)を接種した。
ジメチルスルホキシド(DMSO)10μQ/mQ及び
エタノールーブリジ(Brij)58  (1: 1.
v/v)10μ+2/mQを含む希釈管を調製した。試
験薬剤を400〜1.56μg/IIIQ′a定した。
管を37℃で17時間温Ib、読み取り最小阻止濃度を
定量した。MICを目に見える増殖を阻止する最小濃度
として使用した。結果を表IVAに示す。
一粂一一剣一卿 ナリジキシ酸 SM M ニッコマイシンSM M −人一■Δ− 薬剤の最小阻止濃度(MIC) μg/mQ 25−アザコレステロールの濃度(μg/mQ)0  
  1.25   12.5 〉400 〉400 ロバスタチン M M タービナフィンSM M B、殺真菌効果 薬剤単独及び25−アザコレステロールとの併用の殺真
菌効果は最小阻止濃度を定量するために使用した滴定管
を希釈することによって定量した。
試験試料をミクロ力価デイツシュで10倍加量によって
希釈した。5μQアリコートの各希釈液をサブローデキ
ストロース寒天にはりつけ、プレートを37℃で24時
間温Ibた。MIC管中の生育細胞の存在に注意し。
最小殺真菌濃度(M F C)を定量した。結果を表I
VBに示す。
表■B IL−側御 ナリジキシ酸 ニッコマイシン ロバスタチン タービナフィン 薬剤の最小殺真菌濃度(MFC) μg/mQ 25−アザコレステロールの濃度(μシーα)0   
  12.5 >400      >400 >400      >400 >400      100 ス膚2−と C,アルビカンスMY1055に対する特定の抗真菌剤
の最小阻止濃度(MIC)又は最小殺真菌濃度(MFC
)に関する25−アザコレステロールの相乗効果は以下
の実験で示される。
C,アルビカンスMY1055を0.5%グルコースで
補足したデイフコ酵母窒素ベース中で37℃に於て一晩
生育した。培養菌を新しい培地に1. X 10’c 
f u/rmQまで希釈した。1mQアリコートを4倍
加量によって連続的に希釈した薬剤を含む管に加えた。
25−アザコレステロールを二塩酸塩として使用した。
接種後管を30Orpmに於て37℃で24時間温Ib
た。MICを目に見える生育を阻止する最低濃度として
定量した。
最小真菌濃度(MFC)は−晩薬剤処理した培養菌をミ
クロ力価皿で10倍加量で希釈することにより定量した
。各希釈液の5μΩをサブローデキストロース寒天には
りつけた。
プレートを37℃で24時間温Ib、生育を観察した。
開始コロニー形成単位の対数2より大きいか又は等しい
MFCを殺菌のための最低濃度として定量した。
結果を表Vに示す。
表V μg/mΩ 一栗−−−剋一 ナリジキシ酸 ロバスタチン タービナフィン 化合物C ニッコマイシン モノルデン ミノサイクリン 1.56 1.56 6.25 去1劃り一■ 実施例Vで記載した方法で実施した操作でカンジダアル
ビカンスMY1055に対する25−アザコレステロー
ルと5−(1−ヒドロキシ−2,4,6−へブタトリイ
ニル)−2−オキソ−1,3−ジオキサラン−4−へブ
タン酸カーボネート塩(化合物B)及び1l−(3−(
ヒドロキシメチル)−4−オキソ−2−オキセタニル)
−7−メチル−2゜4−ウンデカジエン酸(化合物A)
と併用の最小阻止濃度及び最小殺真菌濃度を定量した。
結果を表■に示す。
表■ 一栗一一一一珂− MICMFC μg/mΩ   μg /aa Q 25−アザコレステロール(μg/1IIQ)化合物8
  1.25  <0.31 5.0  <0.31化
合物A   3.1  (3,112,5(3,1去1
■L−剋 広範囲スペクトルの酵母及び線状真菌に対する併用剤の
活性の増大は寒天希釈検定に於ける25−アザコレステ
ロールとタービナフィン、モノルデン及び化合物Cとの
併用で示すことができる。使用した方法は次の通りであ
る。25−アザコレステロールを蒸留水に可溶化し、ま
ず1.28〜O,00063mg/mΩの範囲の濃度を
調製し1次に寒天培地で希釈して128〜0.063m
g/mQの試験濃度を得た。タービナフィン、モノルデ
ン及び化合物CttIO%ジメチルスルホキシドに可溶
化し25−アザコレステロールでのように化合物Cの最
大最終濃度64μg / m nを除いて希釈した。
希釈した各薬剤を冷却した溶融酵母窒素ベースとグルコ
ース寒天(薬剤1.0  mAと寒天9.0mg)に加
えた。また適当な溶媒と培地対照(薬剤不在)を調製し
た。調製したプレートを使用前に一晩室温で暗所に貯蔵
した。
酵母マルトース(YM)ブイ3.ンに維持した酵母培養
菌を新しいYM培地に移植し、37℃で一晩振盪しなが
ら(250rpm)温置した。温置後、各培養菌を滅菌
食塩水で希釈して最終濃度3 X 10’〜3 X I
 O’コロニー形成単位/mQ (cfu/mQ)を生
成した。アスペルギルス及びペニシリウムの2種の分離
物をジャガイモデキストロース寒天斜面に維持し胞子懸
濁液を滅菌ガラスピーズと激しく振盪することにより生
成した。胞子標本をこれら3つの線状真菌の接種物とし
て使用した。
調製した各プレートにデンレイ マルチポイント イノ
キュレータ−(デンレイ、スセックス、英国)を使用し
て21個の酵母状の線状真菌を接種した。イノキュレー
タ−は寒天表面に約0.OOlmQを供給し3 X 1
0”〜3 X 10”コロニー形成単位が接種される。
プレートを28℃で48時間温Ibた。最小阻止濃度(
MIC)を生育せずか3cfus/スポツト以下を示す
薬剤の最低濃度として記録した。
アザステロール化合物による活性の増大は。
微生物の数種に対してすべての併用剤に見られた。モノ
ルデン及びタービナフィンとの併用は試験したほとんど
すべての微生物に対して活性が極めて増大した。
モノルデン、化合物C及びタービナフィンとの結果は、
表■A、■B及び■Cに示される。25−アザコレステ
ロール(AC)は128μg / m Qに維持した。
モノルデン(M)又はタービナフィン(T)は128〜
0 、063 it g / m Qで滴定し、化合物
C(Cpdc)は64〜0 、063 μg / m 
Qで滴定した。更にタービナフィンを用いた試験では2
5−アザコレステロールを32μg/mQ又は8μg 
/ m Qに維持し一方タービナフィンを128−0.
063 p g/mQで滴定して実施した。併用剤カラ
ムの最小阻止濃度は混合物の静真菌剤を滴定したもので
ある。
タービナフィンと併用では25−アザコレステロール濃
度を128〜8μg/mQに低下させることにより活性
増大の著しい減少は見られなかった。
25−アザコレステロールとナリジキシ酸を使用する同
様の試験は同様の相乗効果を示したが効果は劣っていた
。活性のパターンはC,シュードトロピカリス、C,ク
ルセイ及びペニシリウムイタリクムに対して高い相乗作
用を示すモノルデンと併用のものと同様であった。しか
しながらモノルデンとの併用と異なり、25−アザコレ
ステロールはカンジダアルビカンスのほとんどの菌株に
対してナリジキシ酸による相乗効果はほとんど示さなか
った。
真   菌 ■A クリプトコッ力スネオフオルマンス Cr、不オフオルマンス カンジダ アルビカンス C,アルビカンス C,アルビカンス C,アルビカンス C,アルビカンス C,バラプシロシス C,バラプシロシス C,+−ロビカリス c、  t−ロピカリス C,シュードトロピカリス C,クルセイ C,ルゴサ C,キリエルモンジイ C,ステラトイデア トルロプシス ゲラブラタ Sac、セレビシアエ アスペルギルス フミガラス A、フラブス ペニシリウム イタリクム Y1051 Y1146 YLO58 Y1055 YO992 MY  1 0 1 3 Y1029 YIO09 YIOIO MYLOI  I MYLOI2 Y1040 Y1020 Y1022 MYLOI9 MY  1 0 1 8 Y1059 Y1027 MF4 8 3 9 F0383 F2819 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 <0.06 3 <0.063 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 <0.063 0.5 0.25 0.25 <0.06 3 <O−063 0,125 <0.063 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128 〉128  Z 臥象机來  種々の静真菌化合物の既知の用量範囲及び
真菌の生育を抑制しない25−アザステロール化合物の
濃度から相乗抗真菌又は殺真菌組成物は真菌感染症を制
御することを達成し、静真菌又は殺真菌作用は主として
抗真菌剤に依存する。相乗作用はアザステロール化合物
が非ステロイド系抗真菌剤量の約1/4〜1/2量を使
用した場合に又は1/30量でさえ得ることができる。
殺真菌作用を生しる併用剤としては25−アザステロー
ル化合物の量を抗真菌相乗作用を生じるのに必要とされ
る以上に増加させることができる。しかしながら、抗真
菌特性が主に非ステロイド系1こ存在し、望ましくない
副反応を低下させなから抗真菌特性の利点を利用するた
めにこの非ステロイド系の量を減少させることがしばし
ば望ましいことからステロイド系薬剤の実際量は主とし
て考慮する必要はなく望ましい有用な相乗作用は小さな
端数の重量でよりむしろ過剰のステロイド系重量の量で
得ることができることは心に留めておくべきである。抗
真菌剤に対するステロイド系増強剤の実際比は非ステロ
イド系外真菌剤に依るばかりでなく、制御される個々の
細菌に依存する6従って実際の比は臨界的ではない。
本発明は、準静真菌量の選択された静真菌剤と真菌の生
育を抑制しないアザステロール化合物の量の使用を企図
している。真菌感染の治療制御に対しては、患者の全身
状態、体重、年令及び薬剤の応答に影響する他の因子並
びに使用される個々の薬剤を考慮しながら非ステロイド
系抗真菌剤を体重1kg当たり約1 、5−5 、0 
m g / k g、同様にアザステロール化合物を体
重1kg当た リ1.5〜5.0mgを投与することが
できる0人間の患者での使用に適する服用量として表わ
される場合の量は経口又は非経口経路によりBIDで投
与される非ステロイド系抗真菌前約100〜400 m
 g及びアザステロール化合物50〜400mgの範囲
にある。
顕著な特性はアザステロール化合物及び非ステロイド系
抗真菌剤を通常の医薬配合手法に従って医薬的に使用し
得る担体と共に新規な医薬組成物に処方する場合最も有
効に利用される。
相乗併用剤は注射用として処方することができ、アンプ
ル又は多数回投与容器に単位用量形態で必要があれば防
腐剤を添加して存在させることができる。組成物はまた
油性又は水性賦形剤中の1lfi濁液剤、液剤又は乳剤
のような形態を使用することができ、沈殿防止剤、安定
剤及び/又は分散剤を含有することができる。他方有効
成分は非経口又は経口投与前に適当な賦形剤と再構成す
る粉末形態にあることができる。
非経口適用に対しては薬剤は、水中0.85%塩化ナト
リウム又は5%デキストロースのような通常の非経口液
中でデスオキシコレート又は他の医薬的使用し得る組成
物のような処方助剤と共に処方されるのが好ましい。
化合物はまた錠剤又はカプセル形態並びに経口投与用の
液体形態で調製することができる。経口用量形態の組成
物の調製に於て構成薬剤を液体製剤に対して水、グリコ
ール、油、アルコール等の液体担体、カプセル剤及び錠
剤のような固体製剤に対して、デンプン、糖、カオリン
、エチル セルロースのような固体担体を包含する通常
の医薬媒質のいずれかと、一般にステアリン酸カルシウ
ムのような滑沢剤と結合剤及び崩壊剤等と共に緊密に混
和される。投与の容易さから錠剤及びカプセル剤が最も
有利な経口用量形態を表わす。
投与の容易さ及び用量の均等性のために単位用量形態の
組成物を処方することが特に有利である。単位用量形態
の組成物は、本発明の態様として構成する。明細書及び
特許請求の範囲で使用される″単位用量形態″なる用語
は物理的に異なる単位を意味し、有効成分の予め決定さ
れた量を含有する各単位は医薬担体と共に望まれる治療
効果を生じるように計算される。かかる単位用量形態の
具体例は、錠剤、カプセル、火剤、散剤包、ウェーファ
、アンプル又は多数回投与容器中の計量単位等である0
本発明の単位用量は、一般に非ステロイド系抗真菌剤1
00〜400mg及びアザステロール化合物約50〜4
00mgを含有し、非ステロイド系抗真菌前約100〜
20Offig及びアザステロール化合物100〜20
0mgが好ましい。
以下の実施例は新規な組成物を具体的に説明するもので
あり、限定するものとして解釈されるべきではない。
末五貫−へ 各々にN、N−ジメチル−3β−アセトキシ5.22 
(3)−コラジエン−24−アミン(化合物Ic)10
0mg及びロバスタチン200mgを含有する100個
の圧縮錠剤を以下の処方により調製する。
化合物I c            100ロバスタ
チン          200デンプン      
      75〇二塩基性リン酸カルシウム含水50
00ステアリン酸カルシウム       2.5微細
粉末成分を十分に混合し、10%デンプンペーストと共
に顆粒にする。顆粒物を乾燥し、錠剤に圧縮する。
実施例 B 各々に25−アザコレステロール100mg及びタービ
ナフィン200mgを含有する1000個の硬ゼラチン
カプセルを次の処方から調製する。
−」L− 25−アザコレステロール     150タービナフ
イン           200デンプン     
         250ラクトース        
    750タルク               
250ステアリン酸カルシウム       10成分
の均一な混合物を混和することによって調製し、2部分
の硬ゼラチンカプセルに充填するために使用する。
実施例 C 各々にN、N−ジメチル−3β−ヒドロキシ−5,22
(Z)〜コラジエンー24−アミン(化合物Ib)21
0mg及びロバスタチン290mgを含有する1000
個の硬ゼラチンカプセルを以下の組成物を混和すること
によって生成し、2部分の硬ゼラチンカプセルに充填す
るために使用する。
−」L− 化合物Ib             210ロバスタ
チン           290デンプン     
         250ラクトース        
    750タルク               
250ステアリン酸カルシウム       lO去8
114  D− 各々に25−アザ−22−オキサコレステロール(化合
物Id)210mg及び1−メチル−2−ノニル−5−
(フェニルメチル)−3−ピロリジノール(化合物C)
290mgを含有する1000個のゼラチンカプセルを
同様の方法で調製する。
−」L− 化合物1d             210化合物C
290 デンプン              250ラクトー
ス            750タルク      
         250ステアリン酸カルシウム  
     10実施例 E 各々に25−アザコレステロール200mg及び5−(
1−ヒドロキシ−2,4,6−へブタトリイニル)−2
−オキソ−1,3−ジオキサラン−4−へブタン酸炭酸
塩(化合物B)300mgを含有する1ooo個の圧縮
錠剤を次の処方から実施例Aで記載したのと同様の方法
で調製する。
−」L− 25−アザコレステロール    200化合物B  
      300 デンプン            75〇二塩基性リン
酸カルシウム含水5000ステアリン酸カルシウム  
     2.5ス」1江−!− 各々に25−アザコレステロール210mg及び11−
 (3−(ヒドロキシメチル)−4−オキソ−2−オキ
セタニル)−7−メチル−2,4−ウンデカジエン酸(
化合物A) 29 Q m gを含有する1000個の
硬ゼラチンカプセルを以下の処方から実施例Bで記載し
たのと同様の方法で調製する。
25−アザコレステロール 化合物A デンプン ラクトース タルク ステアリン酸カルシウム −」L−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又は低級アシルであり、XはCH、CH
    _2又はOであり、側鎖の■は 単結合又は二重結合を示す。但しXがO又はCH_2で
    ある時は単結合である。) で表わされる25−アザステロール化合物をラノステロ
    ール合成阻害剤である非ステロイド系抗真菌剤と併用投
    与することを特徴とする抗真菌剤の抗真菌特性を増強す
    る方法。 2、25−アザステロール化合物が17β−[[3−(
    ジメチルアミノ)−プロピル]メチルアミノ]アンドロ
    スト−エン−3β−オール(25−アザコレステロール
    )である請求項1記載の方法。 3、非ステロイド系抗真菌剤が準静真菌量で使用され2
    5−アザステロール化合物が真菌の生育を抑制しない量
    で使用される請求項1記載の方法。 4、抗真菌ラノステロール合成阻害剤がメバロン酸合成
    阻害剤である請求項5記載の方法。 5、メバロン酸合成阻害剤がHMG−CoAシンターゼ
    阻害剤である請求項4記載の方法。 6、HMG−CoAシンターゼ阻害剤が11−(3−(
    ヒドロキシメチル)−4−オキソ−2−オキセタニル)
    −7−メチル−1,4−ウンデカジエン酸である請求項
    5記載の方法。 7、メバロン酸合成阻害剤がβ−ケトチオラーゼ阻害剤
    である請求項4記載の方法。 8、β−ケトチオラーゼ阻害剤が5−(1−ヒドロキシ
    −2,4,6−ヘプタトリイニル)−2−オキソ−1,
    3−ジオキソラン−4−ヘプタン酸である請求項7記載
    の方法。 9、メバロン酸合成阻害剤がHMG−CoA還元酵素阻
    害剤である請求項4記載の方法。10、HMG−CoA
    還元酵素阻害剤が1,2,3,7,8,8a−ヘキサヒ
    ドロ−3,7−ジメチル−8−[2−(テトラヒドロ−
    4−ヒドロキシ−6−オキソ−2H−ピラン−2−イル
    )エチル]−1−ナフタレニル−2−メチル−ブタノエ
    ート(ロバスタチン)である請求項9記載の方法。 11、準静真菌量のラノステロール合成阻害剤である非
    ステロイド系抗真菌化合物及び体重1kg当たり約1.
    5〜5.0mg/kgの25−アザステロール化合物を
    包含している組成物の抗真菌的に有効な量を患者に投与
    し、25−アザステロール化合物が体重1kg当たり約
    1.5〜5.0mgの量で使用されることを特徴とする
    真菌感染症の治療方法。 12、(1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又は低級アシルであり、XはCH、CH
    _2又はOであり、側鎖の■は 単結合又は二重結合を示す。但しXがO又はCH_2で
    ある時は単結合である。) で表わされるアザステロール化合物約50〜200mg
    、 (2)非ステロイド系抗真菌化合物約100〜400m
    gを医薬的に使用し得る担体と混和して包含している改
    良された抗真菌組成物。 13、25−アザステロール化合物が25−アザコレス
    テロール、(3β,22Z)−24(ジメチルアミノ)
    コラ−5,22−ジエン−3−オール又は25−アザ−
    22−オキサコレステロールである請求項17記載の組
    成物。
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