JPH0296032A - 折り畳み式シンク台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、折り畳み式シンク台に関し、特に山や野外で
手易く開設して用いることができ、且つ速やかに折り畳
んで携帯に便利なようにすることができる折り畳み式シ
ンク台に関するものである。

〔従来の技術とその問題点〕

従来は、主に登山、釣りなどのレジャー用に開発された
用具としては、テン１〜、背裏、テーブル、椅子などの
一般用具や、バーナ、コツエル、ナイフなどの炊事道具
がほとんどであり、大型のシンク台すなわち流し台を携
帯して野外に行くということは想像をもできない事情で
あったし、従って野外ではシンク台が全くない状況で不
便のまま調理台やレンジ台として簡易テーブルを用いた
り現場で急造してもの足りないままに用いるなど非常に
不便な事情であった。

本発明は、このような従来の不便を解消するための研究
開発されたもので、次のような目的を有する。

本発明の主な目的は、開設して固定させた場合には、最
大の使用スペースを確保して多用途に用いることができ
、折り畳んだ場合には最小の容積を占めることができる
ので携帯が容易で使用が簡単な折り畳み式シンク台を提
供することにある。

本発明の他の目的は、使用材質を強度が優れ重量が軽い
アルミニューム、プラスチック、木材等の材質から撰ん
で、全体的構成をリンク構成に立脚して作製することに
より、小型軽量化が図られ、携帯が可能で速やかに開設
、折り畳み携帯することができ、全体的に十分な堅牢性
と耐久性の有る折り畳み式シンク台を提供することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を具体化するため上部カバーの内側
には調理道具を掛けて置くことができる掛け物バーと、
小型の調味料容器や香辛料等を入れて置くことができる
ミニ棚を設け、フレームと板材からなる調理台と、その
一方側には食器洗い槽を設は得るようにし、調理台下方
の脚部の一側には水洗いした容器等を水切りさせながら
保管することができる水切り台を、他方側には補強部材
と共に下部カバーとしての調理台を設ける一方、調理台
の下部には多用途収納台を設けると同時に、これら上記
した構成部材をヒンジとリンクを組み合わせた複合的な
構造によって連結組み立てして折り畳み可能な構造にし
たものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照しながら詳
細に説明する。

第１図は本発明の折り畳み式シンク台を広げた場合を示
した斜視図で、図中（１）は上部カバー（３）はその一
方側に食器洗い槽（２）を嵌装できるようになされた調
理台、（４）は上記調理台（３）の一側下方に設けられ
た水切り台、（５）は上記調理台の右側に設けられたレ
ンジ台、（６）は上記レンジ台（５）の下方に設けられ
た多用途収納台である。

上部カバー（１）はカバーフレーム（７）の後方側（７
ａ）と調理台（３）の一側フレーム（８ａ）の後部に取
り付けられたヒンジ（９）により開閉できるようになっ
ており、また、上記上部カバー（１）の両側のフレーム
（７ｂ）。

（７ｂ）と調理台（３）の上部板材（１０）の両側に設
けられたリンク（１１）、（１１）によって相互に支持
固定されるようになって、その内側には調理道具を掛け
て置けるように多数のフック（１２ａ）が設けられた掛
け物バー（１２）が中間フレーム（７Ｃ）と一側フレー
ム（７６）との間にその下方のゴム紐（１３）と共に架
設され、その一方側には小さい調味料容器や香辛料容器
などを収納するのに適するようになされたミニ棚（１４
）、（１４’　）が上下にそれぞれ固定され、これらの
ミニ棚（１４）、（１４’　）は、上部カバー（１）を
折り畳んだ時には、後述の食器洗い槽（２）の内側に収
納されるようになっている。

上記両側のリンク（１１）、（１１）は、第１図の部拡
大図に示す通り、その中間部がそれぞれ２分され、２分
された部分がヒンジ軸（１１’）により支持されると同
時にその一側のリンク（１１ａ）の端部にストッパであ
る突出部（１１ｂ）が設けられ、上部カバ（１）を完全
に広げたときにヒンジされたリンク（１１）が−直線状
に固定されるようになっている。

食器洗い槽（２）は調理台（３）の一側に分離す如く種
々の多様な実施例を挙げることができる。

第２図（１）に示すものは桶状の容器を射出又はプレス
により一体的に成形された食器洗い槽（２″）で、上部
外周縁に張り出し部（２ａ）が設けられ、調理台（３）
の一側聞口部に嵌挿設置されるようになっており、その
内方両側には傾斜凹部（２ｂ）を設けて取り外しが便利
になっている。

第２図（ＩＩ）乃至（Ｖ）は上述した食器洗い槽（２″
）の変形例で、外周縁に張り出し部（２ａ）と内方の傾
斜凹部（２ｂ）が設けられているのは上述の第２図（Ｉ
）の食器洗い槽（２″）と同じであるが、食器洗い槽（
２″″）の下部中心部に排水口（２”Ｃ）を設け、ゴム
キャップ（２ｄ’）金属キャップ（２ｄ”）が螺合して
いる栓（２ｄ）を前記排水口（２”Ｃ）に挿脱可能に設
けられている。これは排水口（２”Ｃ）を用いずにふさ
いで食器洗い槽（２”）を使用する場合には、第２図の
（ｍ）に示すように金属キャップ（２ｄ″″）をゴムキ
ャップ（２ｄ’）の下方から螺合させておけばよく、排
水口（２”Ｃ）にホース（２ｅ）を連結して使用しよう
とする場合には、第２図の（ＩＶ）および（Ｖ）に示す
ように金属キャップ（２ｄ”）をゴムキャップ（２ｄ’
　）の上方から螺合させ、別に設けられたホース連結具
（２ｆ）を食器洗い槽（２”）の下部突出部（２”ａ）
の内周縁の内側傾斜面（２′″ａ）に嵌合させ、上記ホ
ース連結具（２ｆ）にホース（２ｅ）を嵌挿して使用す
れば良い。

上記連結具（２ｆ）はその上端面に上記内側傾斜面（２
”ａｌ）に内接するように突出部（２ｆ’）が一体に設
けられ、結合時には、上記内側傾斜面（９８７，＞と加
圧（液密口）着設させることができ、また上記連結具（
２ｆ）の下部外側に突起（２ｆ”）が設けられてホース
（２ｅ）の内側面と加圧（液密口）着設することができ
、食器洗い槽（２′″）を使用した後、栓（２ｄ）を取
り外して食器洗い槽（２”）内の水を外部に排出させる
場合、他部分への逆流現象を完全に防止でき、結合され
たホース（２ｅ）以外のところには排水できないように
なっている。

第２図（ＶＩ）は上述の食器洗い槽（２″′）のまた他
の変形例で、外周縁に張り出し部（２ａ）と内方の傾斜
凹部（２ｂ）が一体に設けられたことは上述の食器洗い
槽（２′″）と同様であるが、該槽部分は蛇腹状に設け
られその蛇腹部の両側には調節ベルト（１４）、（１４
）が設けられて高さ調節と垂れ下がり防止のために使用
されるようになっている。

上記調節ベルト（１４）；　（１４）は第１図における
調理台（３）の一側に位置する食器洗い槽（２）が嵌装
される開口の端部両側の下部にそれぞれ設けることもで
きる。この際ホース連結具（２”ａ）は食器洗い槽（２
”’）と一体的に固設される。

調理台（３）は上部板材（１０）および外側フレーム（
１５）が相互に固定設置され、フレーム（１５）の前面
には取っ手（１８）が設けられており（第１図）、取っ
手（１８）は第３図および第４図に示すように、両端側
に長孔（１８ａ）が設けられ、こられの長孔（１８ａ）
とフレーム（１５）、（１５）を共に貫通してボルト（
１９）およびナツト（２０）、ワッシャ（２１）で固定
され、通常は第４図（Ｉ）にように取っ手（１８）がフ
レーム（１５）の表面に一直線状に接した形で位置する
が、シンク台全体を携帯する時は第４図（１１）に示す
ように取っ手（１８）を容易に握れるように弓形に曲げ
られるようになっている。

フレーム（１５）は第１図、第５図および第６図示すよ
うに、中空にされているが、内部にリブ（１５’）が一
体に設けられ、また、一側に突出段部（１５ａ）が一体
に設けられ先端にＬ字状に酊げられた板材（１０）を載
置してリベット（２２）で固定し、フレーム（１５）の
相互の連結部位である調理台（３）の各部は両側に凹溝
が、互に垂直になるように設けられたホルダー（２３）
によって凹溝内にフレーム（１５）が嵌着されてリベッ
ト（２４）によって固定され、調理台（３）の左側下部
には脚（１６）が第５図に示すようにヒンジピン（２５
）によりフレーム（１５）にヒンジ固定される一方、調
理台（３）の右側下部には脚（１７）が第６図に示すよ
うに後述の補強部材（２６）の内側に接して補強部材（
２６）と共にフレーム（１５）にヒンジピン（２５’）
によってヒンジ固定される。この際、補強部材（２６）
の一側には段部（２６″）が設けられホルダー（２３）
の一側にも突出段部（２３’）が一体に設けられ脚（１
７）を立設した時、互いに加圧接触され調理台（３）の
荷重の殆んどがこれら接触面に加わるようにされている
。

補強部材（２６）は第７図に示すように左右相似に２等
分された形で形成されており、同図（Ｉ）に示すように
、その左右両端の外側にはヒンジ軸孔（２６”）、（２
６’″）が設けられたその内方の内側には補強板（２６
Ｇ）を挿入するための溝（２６”’）、（２６”’）が
細長く設けられた部材（２６ａ）、（２６ｂ）が両側に
位置し、弯曲状の補強板（２６Ｃ）がこれらに挾まれて
溝（２６″’）（２６”’）に嵌合されて組立てられる
が、この際、溝（２６”’）、（２６”’）と補強板（
２６Ｃ）が挿入される深さは第７図（ｎ）に示すように
余有空間すなわち逃げ（２６Ｓ）を設けて部材（２６ａ
）、（２６ｂ）の熱歪みにも備えるようになっており、
さらに第７図（ｍ）および（ＩＩ）に示すように後述す
るレンジ台（５）の支持板材（３２）が上記補強板（２
６Ｃ）と部材（２６ａ）、（２６ｂ）の下部突出端部（
２６ａ’　）、（２６ｂ’　）との間の空間部に嵌挿さ
れるようになっている。

第８図は上記補強部材（２６）の変形例を示すもので、
部材全体構造が一体に形成された点をのぞいては第７図
のものと大同小異のもので、両端面上にはヒンジ軸孔（
２６”）と突出部（２６ｅ）が設けられて調理台（３）
の突出部（２３’）に加圧接触され、また、中央部には
長溝（２６ｆ）と凹溝端部（２６ｇ）が一体に設けられ
、該長溝（２６ｆ）内にはレンジ台（５）の支持板材（
３２）が嵌挿支持されるようになっている。

なお、フレーム（１５）と脚（１６）、（１７）との間
にはそれぞれリンク（２７）、（２７）が内方に折り曲
げられるように設けられ、上記調理台（３）の左側下部
には脚（１６）、（１６）の間に支持板（２８）と固定
バー（２８’）とがそれぞれ上、上部位に設けられてい
る。

水切り台（４）は格子状に設けられその一方側は脚（１
６）、（１６）の間にヒンジ着設し、他方側はフレーム
（１５）にヒンジ着設された鉛直アーム（２９）の下端
部にヒンジで取付けられている。

レンジ台（５）は折り畳んだ時には、下部カバーの役目
を果たし広げた時にはガスレンジやストーブなどの加熱
手段を載置して用いることができるもので、第１図、第
７図（ＩＩＩ）および（ｒＶ）に示すように、外側フレ
ーム（３ｏ）によって板材（３１）の３周縁部に縁当て
固定し、他の１周縁部はフレーム（３０）を当てずに開
放されたままの状態でその中間部分だけを第７図（ｍ）
および（ＩＶ）に示すようにＬ字状の支持板（３２）に
上記板材（３１）がリベット（３３）で固定連結され、
補強部材（２６）の補強板（２６Ｃ）と下部突出部（２
６ａ、’　）、（２６ｂ’　）との間ノスヘースに嵌装
され折り畳んだ時には、第７図（ｍ）に示すように補強
部材（２６）と平行に位置し、広げた時には第７図（Ｉ
Ｖ）に示すように垂直に位置してＬ字状の支持板（３２
）が下部突出部（２６ａ’　）、（２６ｂ’　）に載置
支持されるように構成されている。

また、上記フレーム（３ｏ）の一側は、脚（１７）にヒ
ンジ固定され、脚（１７）部分から適当距離に鉛直枠（
３３’）の上端部がヒンジ固定され、この鉛直枠（３３
’）の下端部は後述の多用途収納台（６）のフレーム（
３４）にヒンジ固定される。

上記多用途収納台（６）は上記レンジ台（５）の下方に
位置して、フレーム（３４）と板材（３５）とからなり
第１図の一部拡大図で示すようにフレーム（３４）の一
側凹部（３４’　）に板材（３５）の一端側を嵌挿させ
リベットによって固定する。上記フレーム（３４）はそ
れぞれ脚（１７）、（１７）および脚（３６）、（３６
）、鉛直棒（３３）、（３３）の間にヒンジ固定され、
また脚（１７）、（１７）および脚（３６）、（３６）
の下部のそれぞれの間には固定バー（３７）および固定
バー（３９）がそれぞれ設けられ、上記多用途収納台（
６）のフレーム（３４）の４個所にはそれぞれリンク（
３８）、（３８）およびリンク（４０）、（４０）の一
端が取り付けられ他端がそれぞれ上記固定バー（３７）
固定バー（３９）に取り付けられて互いに内方に折り畳
まれるようになっている。

また、上記のそれぞれ一組のリンク（３８）。

（３８）およびリンク（４０）、（４０）にはそれぞれ
の間にヒンジ軸（４１）およびヒンジ軸（４２）が取付
けられている。

なお、（４３）は脚やフレームの端部に取り付けられた
キャップであり、（４４）は上部カバー（１）を折り畳
んで蓋をした際に調理台（３）の前面フレームにロック
させるためのロック爪（４５）はレンジ台（５）を折り
畳んだときにロックさせるためのロック爪である。

〔作用と効果〕

次に上記のように構成された本発明の作用および効果に
ついて説明する。

本発明の折り畳み式シンク台を広げて設置した態様は第
１図に示すものであり、これを折り畳む過程を第９図を
参照しながら説明する。

先づ、第９図（Ｉ）および（ＩＩ）に示すようにリンク
（１１）を畳んで上部カバ（１）を閉じ。

ロック爪（４４）、（４４）でそれぞれロックし、第９
図（ＩＩ）に示すようにリンク（２７）と水切り台（４
）を畳み、脚（１６）を折り畳み、リンク（４２）を折
って脚（３６）を折り畳んだのち、第９図（ＩＶ）に示
すように、リンク（３８）を畳んで多用途収納台（６）
と共にレンジ台（５）をたたみながらリンク（２７）を
畳み脚（１７）と共に折り畳んだのち側面のロック爪（
４５）をロックさせれば第９図（Ｖ）に示すように携帯
が可能な小型に折り畳みが可能になるのである。

このような折り畳み手順は必ず定められているものでは
なく使用者の使い勝手に行ってもよく、広げて設置する
手順は上記の折り畳みの逆に行えばよい。

第１０図は本発明の折り畳み式シンク台を使う状態を示
す一例示図であり、上部カバー（１）の掛け物バーには
種々の調理器具を掛け、その下方のゴム紐（１３）でこ
れらの調理器具が風やその他の外部要因によって動かな
いように押えられており、ミニ棚（１４）、（１４’　
）には調味料や香辛料の容器等が収納されている。食器
洗い槽（２）は排水口が設けられてこれにホース（２ｅ
）が取り付けられており、槽内で食器洗をした後、栓（
２ｄ）を取り除きホース（２ｅ）を通じて洗い水を外に
排出させることができる。洗浄された食器類は水切り台
（４）に移して水切りおよび乾燥が自然になされると共
に、調理台（３）では、必要なメニューの材料を調理ま
たは準備をする。

また、レンジ台（５）にはガスレンジ（４６）やバーナ
、ストーブ等の加熱器具を載置して料理物を加熱できる
ようになっており、その下方の多用途収納台（６）は、
種々の料理道具や容器等を載置するか必要によって他の
目的にも用いられるようになっている。

以上の使用方法は一つの例示に過ぎないもので、使用者
の趣向によってその用途をいくらでも変更選択可能であ
る。

従って、本発明の折り畳み式シンク台は釣り、キャンピ
ング等のレザー用として用いることができるシンク台で
あって、広げて設置すれば、最大の可用スペースを確保
して調理台、食器洗槽、レンジ台、多用途収納台等に使
用することができ、一連のヒンジ固定方法とリンク構造
からなり、折り畳んだ場合には最小の容積を占るように
構成され、その構成材料もアルミニューム、プラスチッ
ク、木材などからなっているので軽量ながら強度に優れ
ているので携帯が簡便で使用上にも何等の服飾が生ずる
おそれが全くないものである。

さらに、本発明は食器洗い槽の場合には、多様な変更実
施が可能なので使用者が便利なものを撰んで用いること
ができ、また補強部材（２６）は独特な設計からなり、
全体的の構成において支持力を十分に発揮することがで
きると同時に、特に、脚部分とレンジ台の支持において
強い補強力を発揮することができるなど優れた効果を持
つものである。

最後に、本発明の折り畳み式シンク台が持つ全体的な構
成は多様な変□形が可能であるが、これら変形がすでに
前述した本発明の技術的思想に含まれる限り本発明の保
護範囲に属するものであることを明らかにしておくもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に系る折り畳み式シンク台を広げた場合
を示す斜視図、 第２図は本発明に用いる食器洗い槽を示すもので、 （Ｉ）はその−実施例図、 （ＩＩ）は（Ｉ）の変形例図、 （ＩＩＩ）は（ＩＩ）のＡ部分拡大断面図、（ＩＶ）は
（ＩＩ）にホース連結具を取り付けた状態図、 （Ｖ）は（ＩＶ）のＢ部分拡大断面図、（ＶＩ）は（１
）のさらに他の実施例図、第３図は本発明に設けられる
取っ平部を示す一部斜視図、 第４図は第３図のＣ−Ｃ線断面を示すもので、（１）は
取っ手を用いないときを示す断面図、（ＩＴ）は取っ手
を用いたときを示す断面図、第５図は第１図のＤ部分を
示す一部切欠斜視図、第６図は第１図のＥ部分を示す一
部切欠斜視図、第７図は本発明に設けられる補強部材を
示すもので、 （１）はそ分解斜視図、 （ＩＩ）は組立て結合部分の一部断面図、（ｍ）はレン
ジ台を折り畳んだ状態を示す断面図、 （ＩＶ）はレンジ台を広げた状態を示す断面図、第８図
は第７図の補強部材の変形実施例を示す斜視図、 第９図は本発明の折り畳み式シンク台を折り畳む手順を
示す状態図、 第１０図は本発明の折り畳み式シンク台の使用状態図で
ある。 １・・・上部カバー　　　２・・・食器洗い台、３・・
・調理台、　　　　４・・・水切り台、５・・・レンジ
台、　　　　６・・・多用途収納台、９・・・ヒンジ、
　　　　　１０，３１．３５・・・板材、１１．２７，
３８，４０・・・リンク、１２・・・掛け物バー、　　
１３・・・ゴム紐、１４．１４’　・・・ミニ棚、 １５．３０．３４・・・フレーム、 １６．１７．３６・・・脚、２６・・・補強部材、２９
．３３・・・鉛直棒。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）上部カバー（１）の内側の一方側には調理道具を
   掛けておくことができる掛け物バー（１２）とゴム紐（
   １３）とを設けると共にその他方側には小型の容器を入
   れておくことができるミニ棚（１４）、（１４’）を設
   け、また、フレーム（１５）と板材（１０）からなる調
   理台（３）の一側には食器洗い槽（２）を設けると共に
   上記調理台（３）の下部の脚（１６）、（１６）側には
   該脚間の所定部位に洗浄した食器等を載置して水切りし
   ながら保管できる水切り台（４）を設け、又、脚（１７
   ）、（１７）側には該脚間の所定部位に補強部材（２６
   ）と共にフレーム（３０）と板材（３１）および支持部
   材（３２）からなるレンジ台（５）が設けられ、かつ該
   レンジ台（５）の下方にはフレーム（３４）と板材（３
   ５）からなる多用途収納台が設けられ、さらに、上記上
   部カバー（１）と調理台（３）はヒンジ（９）およびリ
   ンク（１１）により連結固定され、また上記調理台（３
   ）と脚（１６）、（１６）、（１７）、（１７）はそれ
   ぞれヒンジおよびリンク（２７）、（２７）により連設
   され、上記水切り台（４）は脚（１６）、（１６）と鉛
   直棒（２９）、（２９）とによりヒンジ固定されると共
   に上記レンジ台（５）と多用途収納台（６）は脚（１７
   ）、（１７）、（３６）、（３６）および鉛直棒（３３
   ）、（３３）とにヒンジおよびリンク（３８）、（４０
   ）によりそれぞれ連結固定されてなることを特徴とする
   折り畳み式シンク台。 （２）上記食器洗い槽（２）がその外周縁に張り出し部
   （２ａ）と内方側には傾斜凹部（２ｂ）が設けられてな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の折り畳
   み式シンク台。 （３）上記食器洗い槽（２）がその下部中心部に排水口
   （２”Ｃ）が設けられ、該排水口（２”Ｃ）にはゴムキ
   ャップ（２ｄ’）がその下方から金属キャップ（２ｄ”
   ）で螺合される栓（２ｄ）がこれに挿脱可能に設けられ
   てなることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の折
   り畳み式シンク台。 （４）上記食器洗い槽（２）がその排水口を形成する下
   部突出部（２”ａ）の内側傾斜面（２”ａ＿１）に、上
   端面には上記内側傾斜面に内接するように突出部（２ｆ
   ’）が一体に設けられると共にその下部外側には突起（
   ２ｆ”）が設けられたホース連結具（２ｆ）が液密に加
   圧着設され、該ホース連結具（２ｆ）にホース（２ｅ）
   を嵌挿するようになっていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の折り畳み式シンク台。 （５）上記食器洗い槽（２）はその外周縁に張り出し部
   （２ａ）が設けられ、その水槽部分が蛇腹状に設けられ
   その蛇腹状部分の両側部位には調節ベルト（１４）、（
   １４）が設けられると共に、ホース連結具（２”’ａ）
   が一体に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の折り畳み式シンク台。 （６）上記補強部材（２６）は左右相似に二等分され、
   その両端の外側にヒンジ軸孔（２６”）、（２６”）が
   設けられ、またその内方の内側には補強板（２６Ｃ）を
   挿入するための溝（２６”’）、（２６”’）が細長く
   設けられた部材（２６ａ）、（２６ａ）が両側に位置し
   、弯曲状の補強板（２６Ｃ）がこれらに挾まれて溝（２
   ６”’）、（２６”’）に嵌合され、上記溝（２６”’
   ）、（２６”’）と補強板（２６Ｃ）が挿入される深さ
   が余有空間（２６Ｓ）を設けて部材（２６ａ）、（２６
   ｂ）の熱歪みに備えるようにし、レンジ台（５）の支持
   板材（３２）が上記補強板 （２６Ｃ）と部材（２６ａ）、（２６ｂ）の下部突出部
   （２６ａ’）、（２６ｂ’）との間の空間部に嵌挿され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の折り畳
   み式シンク台。 （７）上記補強部材（２６）がその全体が一体に形成さ
   れ、両端面上にはヒンジ軸孔（２６”）と突出部（２６
   ｅ）が設けられ、該突出部（２６ｅ）は上記調理台（３
   ）の突出段部（２３’）に加圧接触され、中央部には長
   溝（２６ｆ）と凹溝端部（２６ｇ）が一体に設けられ、
   該長溝（２６ｆ）内にはレンジ台（５）の支持板材（３
   ２）が嵌挿されるようになっていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の折り畳み式シンク台。 （８）フレーム（１５）と板材（１０）からなる調理台
   （３）と、該調理台（３）の一側には食器洗い槽（２）
   を設け、また該調理台（３）下部の一方側の脚（１６）
   、（１６）の所定位置に水切り台（４）が設けられ、他
   方側の脚（１７）、（１７）の所定位置には補強部材（
   ２６）とフレーム（３０）および板材（３１）、支持板
   材（３２）とからなるレンジ台（５）が設けられ、上記
   レンジ台（５）の下方にはフレーム（３４）と板材（３
   ５）からなる多用途収納台（６）が設けられ、これら、
   調理台（３）と脚（１６）、（１６）、（１７）、（１
   ７）はヒンジおよびリンク（２７）、（２７）により、
   また水切り台（４）は脚（１６）、（１６）と鉛直棒（
   ２９）、（２９）にヒンジにより、またレンジ台（５）
   と多用途収納台（６）は脚（１７）、（１７）、（３６
   ）、（３６）および鉛直棒（３３）にヒンジおよびリン
   ク（３８）、（４０）によりそれぞれ連結固定されてな
   ることを特徴とする折り畳み式シンク台。 （９）上部カバー（１）の内側の一方側には調理道具を
   掛けることができる掛け物バー（１２）とゴム紐（１３
   ）とを設けると共にその他方側には小型の容器を入れる
   ことができるミニ棚 （１４）、（１４’）を設け、また、フレーム（１５）
   と板材（１０）からなる調理台（３）の一側には食器洗
   い槽（２）を設けると共に上記調理台（３）の下部の溝
   （１６）、（１６）側には該脚間の所定部位に洗浄した
   食器等を載置して水切りしながら保管できる水切り台を
   設ける一方、脚（１６）、（１６）、（１７）、（１７
   ）と上記調理台（３）とをヒンジおよびリンク（２７）
   、（２７）・・・の連結により固定し、また、上部カバ
   ー（１）と調理台（３）とはヒンジ（９）およびリンク
   （１１）、（１１）の連結により固定されてなることを
   特徴とする折り畳み式シンク台。