JPH0295765A - 内燃機関の酸素富化空気装置 - Google Patents

内燃機関の酸素富化空気装置

Info

Publication number
JPH0295765A
JPH0295765A JP24530288A JP24530288A JPH0295765A JP H0295765 A JPH0295765 A JP H0295765A JP 24530288 A JP24530288 A JP 24530288A JP 24530288 A JP24530288 A JP 24530288A JP H0295765 A JPH0295765 A JP H0295765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
air
enriched air
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24530288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimizu
義明 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP24530288A priority Critical patent/JPH0295765A/ja
Publication of JPH0295765A publication Critical patent/JPH0295765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内燃機関の酸素富化空気装置に係り、特に酸
素富化空気装置によって酸素富化空気を生成することに
より残留生成される窒素富化空気を排出用ポンプを設け
ることなく排出し得る内燃機関の酸素富化空気装置に関
する。
〔従来の技術〕
内燃機関に供給される燃料の燃焼効率を高めて出力や燃
料消費率を向上させるために、酸素濃度を高めた空気(
以下、「酸素富化空気」という)を生成する装置(以下
「酸素富化空気装置」という)により酸素富化空気を供
給される内燃機関がある。第5図に示す如く、従来の酸
素濃縮装置201は、空気の取入口202と取出口20
3との間に吸引用ポンプ204により圧力差を生じさせ
、気体選択性透過膜等の酸素濃縮体205により取出口
202側に酸素濃度を高めた酸素富化空気を生成する。
このように、取入口202側に酸素濃度を高めた酸素富
化空気を生成する一方では、酸素濃度の低減により取出
口203側に窒素濃度の高められた空気(以下「窒素富
化空気」という)が残留生成されることになる。この窒
素富化空気が酸素濃縮装置201の周辺に滞留すると、
窒素富化空気で飽和して酸素富化率を低下させることに
より酸素富化空気を十分に生成し得なくなる不都合があ
る。
そこで、従来は、第5図に示す如く、窒素富化空気の排
出口206を設けるとともにこの排出口に排出ポンプ2
07を設け、ファン208により窒素富化空気を排出し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このように排出用ポンプを設けることは部品
数の増加による重量増加及びコストの上昇を招く不都合
があるとともに、排出用ポンプの駆動によって内燃機関
の発生するエネルギが消費されることにより運転効率の
低下を招く不都合を生じた。
〔発明の目的〕
そこで、この発明の目的は、酸素富化空気装置によって
酸素富化空気を生成することにより残留生成される窒素
富化空気を排出用ポンプを設けることなく排出し得て、
これにより部品数の減少の減少による軽量化及びコスト
低減を果し得るとともにエネルギ消費の減少による内燃
機関運転効率の向上を果し得る内燃機関の酸素富化空気
装置を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、空気取入口から
取入れた空気の酸素濃度を高め酸素富化空気を生成する
酸素富化空気装置の前記酸素富化空気の取出口を内燃機
関吸気系に連通させて設けるとともに前記酸素濃度を高
めることにより残留生成される窒素富化空気の排出口を
前記内燃機関の駆動により生じる気流に臨ませて設けた
ことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、酸素富化空気装置によって酸
素富化空気を生成することにより残留生成される窒素富
化空気の排出口を内燃機関の駆動により生じる気流に臨
ませて設けたので、排出用ポンプを設けることなく内燃
機関の駆動により生じる気流の吸引力により窒素富化空
気を排出し得て〈′エネルギ消費を減少し得て、また、
内燃機関の駆動により生じる気流の吸引力により窒素富
化空気を排出することによって、取入口側に空気を大量
に供給することができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は、この発明の第1実施例を示すものである。図
において、2は内燃機関、4は酸素富化空気装置である
内燃機関2の、エアクリーナ6の吸気口8から取入れら
れた空気は、吸気通路10に設けた気化器12により燃
料と混合され、混合気を生成する。
混合気は、燃焼室14に導入され、点火プラグ16によ
り点火燃焼されてピストン18を往復動させ、このピス
トン18の往復動をコネクチングロッド20を介してク
ランク軸22に伝達し、回転駆動力に変換して取出す。
この駆動力により、車両等を走行させる。このクランク
軸22には、強制冷却用の冷却ファン24が設けられて
いる。
即ち、この内燃機関2は、強制空冷式の内燃機関2であ
る。
前記酸素富化空気装置4は、気体選択性透過膜などの酸
素濃縮体26を備え、空気取入口28側にフィルタ30
を設け、酸素富化空気の取出口32側に吸引用ポンプ3
4を設けている。この吸引用ポンプ34は、例えばクラ
ンク軸プーリ36a及びポンププーリ36bとベルト3
6Cとからなる駆動力伝達機構36によって、内燃機関
2により駆動される。この吸引用ポンプ34により酸素
濃縮体26の前記取入口28側と取出口32側との間に
圧力差を生じさせ、酸素濃縮体26により取出口32側
に酸素富化空気を生成する。吸引用ポンプ34には、前
記吸気通路10上流端のエアクリーナ6に連通ずる連通
路38を設け、生成された酸素富化空気を吸気通路10
側に供給する。
なお、符号40は、エアクリーナ6に設けた逆止弁であ
る。この逆止弁40によって、酸素富化空気が吸気口8
から大気に流出するのを阻止するとともに、必要に応じ
て大気を吸気通路10側に流入させる。
前記酸素富化空気装置2により酸素富化空気を生成すべ
く酸素濃縮体26の取出口32側の酸素濃度を高めると
、酸素濃縮体26の取入口28側には酸素濃度の低減に
より窒素濃度の高められた窒素富化空気が残留生成され
る。そこで、酸素濃縮体26の取入口28側に連通ずる
排出口42を設け、この排出口42を内燃機関2の駆動
により生じる気流に臨ませて設ける。
この第1実施例においては、内燃機関2のクランク軸2
2に設けた冷却ファン24の駆動により生じる冷却空気
の流れる冷却空気通路44の冷却空気流44aに臨ませ
て、窒素富化空気の排出口38を設けている。
次に第1実施例の作用を説明する。
内燃機関2の駆動時には、酸素富化空気装置4の酸素濃
縮体26により取出口32側に酸素濃度の高められた酸
素富化空気を生成する。この酸素富化空気は、連通路3
8により吸気通路10に供給される。これにより、内燃
機関4には、酸素富化空気が供給されて燃焼効率が高め
られるので、出力・燃料消費率等を向上させることがで
きる。
このとき、酸素富化空気を生成すべく酸素濃縮体26の
取出口32側の酸素濃度を高めることにより、酸素濃縮
体26の取入口28側には酸素濃度の低減により窒素濃
度の高められた窒素富化空気が残留生成される。この窒
素富化空気は、冷却空気流44aに臨ませて設けた排出
口38から、内燃機関2のクランク軸22に設けた冷却
ファン24の駆動により生じる冷却空気流44aの吸引
力によって冷却ファン24方向に吸引され、内燃機関2
を冷却空気とともに排出される。これにより、従来の如
き排出用ポンプを設けることなく、窒素富化空気を排出
することができる。
このため、部品数の減少の減少による軽量化及びコスト
低減を果すことができるとともにエネルギ消費の減少に
よる内燃機関運転効率の向上を果すことができる。また
、内燃機関2のクランク軸22に設けた冷却ファン24
の駆動により生じる冷却空気流の吸引力により窒素富化
空気を排出する”ことによって、取入口28側に空気を
大量に供給し得て、これにより酸素富化空気装置4の周
辺を窒素富化空気で飽和させることなく酸素富化率を向
上させることができる。
第2・3図は、この発明の第2実施例を示すものである
。この第2実施例の特徴とするところは、窒素富化空気
の排出口を、内燃機関2の駆動により生ずる排気の流れ
る排気通路46の排気ガス流46aに蕗ませて設けたこ
とにある。
即ち、第2図に示す如く、主ガス通路101の主ガス流
の流量をG1、圧力をPl、温度をT1、主ガス通路1
01の主ガス噴出口102の面積をFl、噴出口102
から噴出する主ガス流の流速をWlとし、また、2次ガ
ス通路103の2次ガス流の流量を02、圧力をP2、
温度をT2、主ガス噴出口102から噴出される主ガス
流により混合室104から吸引される2次ガス流の流速
をWl、主ガス通路101の主ガス噴出口102前方に
設けた絞り部105先端の流出口106の面積をFとす
ると、 となる。
つまり、主ガス噴出口102がら噴出される主ガス流に
より混合室104に生ずる負圧と、噴出される主ガス流
の粘性とによって、2次ガスは吸引されて2次ガス流を
生起することになる。
そこで、第3図に示す如く、内燃機関2の排気通路46
の途中を絞って排気ガス噴出口48を設け、この排気噴
出口48を包囲する混合室5oを設けるとともに前記排
気ガス噴出口48の前方の排気通路46に絞り部52を
設けて排出器54を構成し、前記混合室50に前記酸素
富化空気装置4の排出口32をQpませて設けている。
これにより、排気ガス噴出口48から噴出する排気ガス
流によって窒素富化空気は吸引されるので、排気ガスと
ともに排出することができる。
このため、従来の如き排出用ポンプを設けることなぐ・
窒素富化空気を排出し得て、これにより、部品数の減少
の減少による軽量化及びコスト低減を果すことができる
とともにエネルギ消費の減少による内燃機関運転効率の
向上を果すことができる。また、内燃機関2の駆動によ
り生じる排気ガス流の吸引力により窒素富化空気を排出
することによって、取入口28側に空気を大量に供給し
得て、これにより酸素富化空気装置4の周辺を窒素富化
空気で飽和させることなく酸素富化率を向上させること
ができる。
さらに、この第2実施例によれば、空冷式の内燃機関2
のみならず、液冷式、水冷式を含む一般の内燃機関2に
も適用し得るので、汎用性が大となる効果を奏すること
ができる。
なお、自動車や2輪車の如く、走行中の対向気流により
ラム圧が得られる場合は、排出用ポンプを不要として窒
素富化空気を対向気流により排出することができるもの
である。
この場合に、第4図に示す如く、酸素濃縮体20を包囲
して、内燃機関2の搭載された車両(図示せず)の進行
方向Aの前方に指向して拡開する人口部56と、中間の
狭窄部58と、前記人口部56よりも小径で車両の進行
方向Aの後方に指向して拡開する出口部60とを有する
絞り体62を設けることもできる。この絞り体62によ
って、対向気流62aによるラム圧をさらに増圧し得る
ので、窒素富化空気を対向気流62aにより排出し得て
、取入口28側に増圧した空気を大量に供給し得て、こ
れにより酸素富化空気装置の周辺を窒素富化空気で飽和
させることなく酸素富化率を向上させることができる。
また、簡単な構成により、さらなる軽量化及びコスト低
減を果し得る。
〔発明の効果〕
このように、この発明によれば、酸素富化空気装置によ
って酸素富化空気を生成することにより残留生成される
窒素富化空気の排出口を内燃機関の駆動により生しる気
流に臨ませて設けたので、排出用ポンプを設けることな
く内燃機関の駆動により生じる気流の吸引力により窒素
富化空気を排出し得て、これにより部品数の減少の減少
による軽量化及びコスト低減を果し得るとともにエネル
ギ消費の減少による内燃機関運転効率の向上を果し得て
、また、内燃機関の駆動により生じる気流の吸引力によ
り窒素富化空気を排出することによって、取入口側に空
気を大量に供給し得て、これにより酸素富化空気装置の
周辺を窒素富化空気で飽和させることなく酸素富化率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例を示す内燃機関の酸素
富化空気装置の概略構成図である。 第2・3図は、この発明の第2実施例を示し、第2図は
理論説明図、第3図は酸素富化空気装置の概略構成図で
ある。 第4図は、別の実施例を示す酸素富化空気装置の概略構
成図である。 第5図は、従来例を示す酸素富化空気装置の概略構成図
である。 図において、2は内燃機関、4は酸素富化空気装置、2
4は冷却ファン、26は酸素濃縮体、28は取入口、3
2は取出口、34は吸引用ポンプ、38は連通路、42
は排出口、44は冷却空気通路、46は排気通路、54
は排出器、62は絞り体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、空気取入口から取入れた空気の酸素濃度を高め酸素
    富化空気を生成する酸素富化空気装置の前記酸素富化空
    気の取出口を内燃機関吸気系に連通させて設けるととも
    に前記酸素濃度を高めることにより残留生成される窒素
    富化空気の排出口を前記内燃機関の駆動により生じる気
    流に臨ませて設けたことを特徴とする内燃機関の酸素富
    化空気装置。
JP24530288A 1988-09-29 1988-09-29 内燃機関の酸素富化空気装置 Pending JPH0295765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24530288A JPH0295765A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 内燃機関の酸素富化空気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24530288A JPH0295765A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 内燃機関の酸素富化空気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0295765A true JPH0295765A (ja) 1990-04-06

Family

ID=17131651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24530288A Pending JPH0295765A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 内燃機関の酸素富化空気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0295765A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270681A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Honda Motor Co Ltd エンジンの吸気装置
JP2010281260A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 汎用エンジン
US9541042B2 (en) 2009-03-09 2017-01-10 GM Global Technology Operations LLC Engine having oxygen pumping intake system and method of removing oxygen from intake air flow

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541042B2 (en) 2009-03-09 2017-01-10 GM Global Technology Operations LLC Engine having oxygen pumping intake system and method of removing oxygen from intake air flow
DE102010009327B4 (de) * 2009-03-09 2018-05-09 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Motor mit Sauerstoff pumpendem Ansaugsystem und Verfahren zum Entfernen von Sauerstoff vom Ansaugluftstrom
JP2010270681A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Honda Motor Co Ltd エンジンの吸気装置
JP2010281260A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 汎用エンジン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08218875A (ja) エンジンの排気再循環装置
RU94044449A (ru) Камера сгорания газотурбинного двигателя
JPS54151719A (en) Air intake device for counter-flow type multicylinder internal combustion engine
JPS5749020A (en) Turbo supercharger in internal combustion engine
US4359034A (en) Exhaust gas recirculation control system
US6752118B2 (en) Valve-controlled internal combustion engine
US4149377A (en) Internal combustion engine with emission control systems
BR8800774A (pt) Valvula de entrada em motor de combustao interna
JPH0295765A (ja) 内燃機関の酸素富化空気装置
US4365598A (en) Internal combustion engine
US4010723A (en) Exhaust gas cleaning apparatus for an internal combustion engine for a vehicle
JPS5990720A (ja) エンジンの吸気装置
JPS6388262A (ja) 内燃機関の酸素富化装置
KR100802701B1 (ko) 흡입부압 연동 배기가스 순환 시스템
JPS54151721A (en) Air intake device for internal combustion engine
JPH0295766A (ja) 酸素富化エンジンの酸素富化空気制御装置
JPS57135224A (en) Exhaust construction of internal combustion engine
JPS6024940Y2 (ja) エンジンの燃料供給装置
JPH0560041A (ja) 燃料噴射装置
JPS6013968A (ja) 自動二輪車用エンジンの吸気装置
JPH0237161A (ja) 酸素富化幕を利用した内燃機関
RU2116493C1 (ru) Смесительное устройство для системы питания двигателя внутреннего сгорания
JPS54151717A (en) Air intake device for internal combustion engine
JPS5660848A (en) Exhaust recirculating device
JPH04101057A (ja) 酸素富化空気供給装置