JPH0294511A

JPH0294511A - 電気二重層コンデンサ

Info

Publication number: JPH0294511A
Application number: JP63246140A
Authority: JP
Inventors: Seiichi Miyajima; 宮嶋　誠一; Soichi Matsuzaki; 松崎　壮一; Hiroshi Yamaguchi; 博山口; Minoru Osada; 実長田; Seiji Honma; 本間　政治
Original assignee: Hitachi Condenser Co Ltd
Current assignee: Lincstech Circuit Co Ltd
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は電気二重層コンデンサに関する。

（従来の技＃Ｉ）電気二重層コンデンサは、従来、第４図に示す通り、コ
ンデンサセル２０に第１電極２１、絶縁体２２、第２電
極２３を順次重ね合わせ金属ケース２４に収納し一体化
した構成になっている。

（発明が解決しようとする課題）しかし、組み立て前は、第１電極２１、絶縁体２２及び
第２電極２３は各々別々の部品である。

また、一般に、金属製の第１雷極２１や第２電極２３に
比べて樹脂製等の絶縁体２２は精度が低くバラツキを生
じ易い。そのために組み立て作業が困籠になる欠点があ
る。また、コンデンサセル２０を金属ケース２４と絶縁
等するために、コンデンサセル２０に絶縁チューブ２５
を被覆等する必要があり、作業が困難になる欠点もある
。

本発明の目的は、以上の欠点を改良し、組み立て作業を
容易にしうる電気二重層コンデンサを提供するものであ
る。

〈課題を解決するための手段）本発明は、上記の目的を達成するために、１以上のコン
デンサセルに第１電極を重ね合わせるとともに絶縁体を
介して第２電極を重ね合わせ金属ケース内に収納した電
気二重層コンデンサにおいて、第１電極または第２電極
の少なくともどちらか一方に付着された絶縁体を有する
ことを特徴とする電気二重層コンデンサを提供するもの
である。

また、本発明は、金属ケースの内側面に絶縁体が付着さ
れている請求項１記載の電気二重層コンデンサを提供す
るものである。

（作用）第１電極または第２電極の少なくともどちらか方に予め
絶縁物質を塗布したり接着して絶縁体を形成することに
よって、第１電極等と絶縁体とを一体化できるため、第
１電極等の組み立てが容易になる。

また、金属ケース内側面に絶縁体を付着することによっ
ても、コンデンサセルを金属ケースと絶縁でき、絶縁チ
ューブ等を必要としないために組み立てを容易にできる
。

（実施例）以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図において、１は電気二重層コンデンサのセルであ
り、３個が重ね合わされている。２は、コンデンサセル
１に重ね合わされた平板状の第１電極であり、第１端子
３が切り起こされている。

４は、第１電極２に重ね合わされた平板状の第２電極で
あり、第２端子５が切り起こされている。

そしてこの第２電極４には第１電極２と接触する側に絶
縁材が塗布あるいは接着され、絶縁体６が形成されてい
る。絶縁体６は、第２端子３を切り起こした後の孔７に
も形成されている。絶縁材としては、塩ビやナイロン、
ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ、フッ素樹脂等
を用いる。８は、絶縁体６に形成された孔であり、第１
＠子３が貫通している。９は、コンデンサセル１、第１
電極２、第２電極４を収納する金属ケースであり、開口
端をかしめこれらを固定している。

なお、金属ケース１０としては、第２図に示す通り、内
側面に絶縁体１１を付着したものを用いてもよい。

上記実施例によれば、第２電極４にｌＩ！！縁体６を設
Ｃプているために、別に絶縁体を必要とせず、組み立て
作業が容易になる。

また、第２図に示す金属ケース１０を用いた場合には、
コンデンサセル１を絶縁チューブ等で被覆する必要がな
く、より作業が容易になる。

また、第３図は本発明の他の実施例を示す。

第１電極１２はコンデンサセル１３の周囲に接触してい
て、その一端１４が第２電極１５に設けられた孔１６を
貫通して端子として引き出されている。そしてこの第１
電極１２は、端子として引き出された一端１４とコンデ
ンサセル１３の電極部１７に接触する箇所を除き、樹脂
等の絶縁材を塗布等して形成した絶縁体１８により被覆
されている。

なお、絶縁体は第１電極及び第２電極の両方に設けても
よい。

（発明の効梁）以上の通り、請求項１の発明によれば、第１電極部材ま
たは第２電極部材の少なくともどちらか一方に絶縁体を
付着しているために、組み立て作業が容易な電気二手層
コンデンサが得られる。

また、請求項２の発明によれば、金属ケースの内側面に
も絶縁体を付着しているために、より作業の容易な電気
二重層コンデンサが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の正面断面図、第２図は本発明の
他の実施例に用いられる金属ケースの正面断面図、第３
図は本発明の他の実施例の正面断面図、第４図は従来の
電気二重層コンデンサの正面断面図を示す。１．１３・・・コンデンサセル、２．１２・・・第１電極、４．１５・・・第２電極、６．１１．ｉｓ・・・絶縁体、９．１０・・・金属ケース。特許出願人　日立コンデンサ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　１以上のコンデンサセルに第１電極を重ね合わ
せるとともに絶縁体を介して第２電極を重ね合わせ金属
ケース内に収納した電気二重層コンデンサにおいて、第
１電極または第２電極の少なくともどちらか一方に付着
している絶縁体を有することを特徴とする電気二重層コ
ンデンサ。
（２）　金属ケースの内側面に絶縁体が付着されている
請求項１記載の電気二重層コンデンサ。