JPH0292743A - 定速走行制御装置 - Google Patents

定速走行制御装置

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Publication number
JPH0292743A
JPH0292743A JP63244755A JP24475588A JPH0292743A JP H0292743 A JPH0292743 A JP H0292743A JP 63244755 A JP63244755 A JP 63244755A JP 24475588 A JP24475588 A JP 24475588A JP H0292743 A JPH0292743 A JP H0292743A
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JP
Japan
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fuel
speed
engine
pulley
attitude
Prior art date
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Pending
Application number
JP63244755A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ogawa
謙一 小川
Hitoshi Hyodo
兵藤 仁志
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Priority to US07/413,555 priority patent/US5031715A/en
Publication of JPH0292743A publication Critical patent/JPH0292743A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の走行速度と目標速度とを比較して、走
行速度を目標速度に等しくするために、エンジンの回転
速度を決定する回転速度決定手段(例えばスロットルバ
ルブ)の姿勢(回転角)を自動的に調整する定速走行制
御装置に関する。
(従来の技術) 定速走行制御装置は、現在速度と目標速度とを比較して
前者が低いときには増速制御し、前者が高いときには減
速制御する、という原理で動作するものであるが、近年
における自動車の多機能化や高効率化に伴ってそれらと
の複雑な対応が求められている。
例えば、電子制御フューエルインジェクタ(以下EFI
という)との対応がある。EFIは、マイクロコンピュ
ータ等の電子制御装置を用いて。
エンジンに対する燃料の供給を、スロットルバルブ開度
やエア流量、エンジンの回転数等により最適制御するも
のである。
このEFIが行う燃料供給制御の1つに、スロットルバ
ルブがアイドリング開度でエンジン回転数が所定以上の
ときに燃料の供給を遮断する制御(以下フューエルカッ
トという)がある。これは、エンジンブレーキの制動力
の向上や燃料消費率の向上をもたらす効果的な制御であ
るが、定速走行制御装置と組合わせることにより、次の
ような不都合が生じる。
すなわち、定速走行制御装置は、車両の増速を抑えるた
めにスロットルバルブを閉駆動し、急な降板路等の走行
においては、それを全閉することがある。このとき、ツ
ユ一二ルカットの条件が成立してEFIがフューエルカ
ットを行なうが、このフューエルカットによりエンジン
から車両に制動力が加えられて車速が急激に低下すると
、今度は定速走行制御装置が車両の減速を抑えるために
スロットルバルブを開駆動するので、ツユ一二ルカット
の条件が不成立となり、EFIがフューエルカットを解
除(燃料の供給)する。この燃料供給の再開で車速が再
び増加するため、上記の繰り返しが起り、車両がサージ
してしまう。
この種の問題を解決するために、特開昭63−1144
4号公報には一担、定速走行制御においてフューエルカ
ットの条件が成立してフューエルカットした後は、車速
偏差(目標車速と現在車速との偏差)が所定値以下であ
る限り、フューエルカットの条件が不成立となってもフ
ューエルカットを継続して行なう定速走行制御装置が開
示されている。
また、特開昭60−135334号公報には、定速走行
制御においてフューエルカットの条件が成立してフュー
エルカットしたときは、その後の所定時間の定速走行制
御のループゲインを小さく設定し、フューエルカットの
条件が不成立となり再び成立するまでの周期を長くする
定速走行制御装置が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記いずれの従来例においても、定速走行制御装置の応
答特性を実質的に低下させて、フューエルカットの条件
の成立/不成立の周期を引き延ばし、降板走行時の車両
のサージに対処しているが、これが解消されているわけ
ではない。つまり、ここで設定する車速偏差の参照値や
ループゲイン、あるいは、降板の程度によってはフュー
エルカットの条件の成立/不成立の周期が延びずに不快
なサージが発生することもあり、逆に、ツユ一二ルカッ
トが不必要な状態になってもそれが継続するという不具
合が生じてしまう。
本発明は、降板等の走行時にサージが発生しない定速走
行制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明においては、車両のエ
ンジンの吸気側に備わり、その姿勢により該エンジンの
出力軸の回転速度を決定する回転速度決定手段;エンジ
ンに燃料を供給する燃料供給手段であって、回転速度決
定手段の姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、該姿勢検
出手段が、回転速度決定手段の、エンジンの所定の低速
回転に対応する姿勢を検出しているとき、エンジンに対
する燃料の供給を遮断する燃料供給手段;回転速度決定
手段の姿勢を変更するための駆動手段:車両の走行速度
を検出する速度検出手段;所定の指示を入力するための
入力手段;および、入力手段より定速走行の設定指示が
あると、燃料供給手段のエンジンに対する燃料の供給の
遮断を禁止するとともに、目標速度を設定し、該目標速
度とそのときの走行速度とを対比して両者が合致する方
向に駆動手段を付勢し、入力手段より定速走行の解除指
示があると、燃料供給手段のエンジンに対する燃料の供
給の遮断を許可する、制御手段;を仰える構成とする。
(作用) これによれば、制御手段が、入力手段よりの指示に応答
して定速走行制御を設定し、それを解除するまでの間は
、燃料供給手段のエンジンに対する燃料の供給の遮断が
禁止されるので、燃料供給手段は、エンジンに対する燃
料の供給を遮断する条件が成立しても燃料の供給を継続
して行なう。
したがって、降板等の走行時にサージが発生しない定速
走行制御装置が得られる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) この実施例は、本発明をマニュアルミッション車に適用
した定速走行装置である。
まず本実施例装置のアクチュエータとなる、電動スロッ
トルバルブ開閉駆動機構の横断面を示した第5a図およ
び、そのVB−VB線断面を示した第5b図を参照され
たい。
この駆動機構の駆動源はモータ21である。モータ21
はケース39aに固着されており、その回転軸はケース
39aに軸着されたウオーム22と結合している。
ウオーム22にはクラッチ駆動歯車23が噛み合ってい
る。このクラッチ駆動歯車23はケース39aに固着さ
れた固定軸24に回転自在に支持されており、内部にコ
イル25を収容し、非磁性体のクラッチ板26が固着さ
れている。クラッチ板26には円形溝が形成されており
、板ばね27を介して対向する磁性体のクラッチ従動歯
車28のクラッチ面に備わる係合突起29を受ける。つ
まり、コイル25への通電がないときには、板ばね27
によりクラッチ板26とクラッチ従動歯車28とが事前
(クラッチ断)されているためクラッチ駆動歯車23と
クラッチ従動歯車28との間で回転力の伝達はなされな
いが、コイル25への通電があると、コイル25に発生
した鎖交磁束がクラッチ従動歯車28を吸引し、クラッ
チ板26に形成された円形溝とクラッチ従動歯車28の
クラッチ面に備わる係合突起29が対向したときに両者
の結合(クラッチ接)が成立し、クラッチ駆動歯車23
とクラッチ従動歯車28との間で回転力の伝達がなされ
る(以下これらでなる機構を電磁クラッチという)。
クラッチ従動歯車28は、クラッチ駆動歯車23と同様
に固定軸24に回転自在に支持されており、歯30が一
体形成されている。この歯30は、ケース39aに回転
自在に支持された出力軸32の中間部に固着された扇形
歯車31に噛合っている。
出力軸32の内端にはカム板33が固着されている。カ
ム板33には歯34が一体形成されており、この歯34
に噛み合う歯車35はポテンショメータ36の入力軸に
固着されている。ポテンショメータ36は出力軸32の
回転角度を表わす電圧を出力する。また、カム板33に
はカム溝が形成されており、リミットスイッチ37およ
び38に作用して出力軸32のリミット位置を検出する
つまり、出力軸32の回転角がスロットル開度上限対応
角を超えるとリミットスイッチ37の作用子がカム溝に
落ちてこれがオフとなり、スロットル開度下限対応角を
下まわるとリミットスイッチ38の作用子がカム溝に落
ちてこれがオフとなる。
これら、カム板33.リミットスイッチ37および38
等は、カバー39bにより防塵保護されている。
出力軸32の外端には扇状の出力プーリ40が固着され
ており、そこにはワイヤ42の一端を固着したピン41
が係止されている。このワイヤ42の他端は、第5c図
に示す連結機構100に結合されている。
第5c図を参照されたい。
連結機構100は、上述した電動スロットルバルブ開閉
駆動機構とアクセルペダル75とを有機的に結合し、そ
れらの出力をミキシングチャンバFMC内に備わるスロ
ットルバルブ65に伝達する。この機構は、扇形の第1
プーリ50.第2プーリ60および第3プーリ70を主
要素としてなり、それぞれは固定軸110に回転自在に
支持され、第1プーリ50と第3プーリ70とにより第
2プーリ60を両側から挟み込んだ形に構成されている
第1プーリ50は前述の出力プーリ40と接続されてい
る。つまり、前述したワイヤ42の他方の端を固着した
ピン51をここに係止している。
また、この第1プーリ50には、コイルスプリング53
によりワイヤ42を巻取る方向の回転が強制されており
、かつ、第2プーリ60に隣り合う外側面に突起54が
形成されている。
第3プーリ70はアクセルペダル75と接続されている
。この接続は、ワイヤ72を介してなされ、ワイヤ72
の一方の端は第3プーリ70に係止されたピン71に固
着されており、他方の端はアクセルペダル75の作用点
に接続されている。
また、この第3プーリ70には、コイルスプリング73
によりワイヤ72を巻取る方向の回転が強制されており
、かつ、第2プーリ60に隣り合う外側面に突起74が
形成されている。
第2プーリ60はスロットルバルブ65と接続されてい
る。この接続は、ワイヤ62を介してなされ、ワイヤ6
2の一方の端は第2プーリ60に係止されたピン61に
固着されており、他方の端はスロットルバルブ65に連
結されたリンク機構66の作用点に接続されている。リ
ンク機構66にはコイルスプリング67によりスロット
ルバルブ65を閉じる方向の力が付勢されており、その
力はワイヤ62から第2プーリ60に伝達される。
したがって、第2プーリ60にはワイヤ62を繰出す方
向の回転が強制されることになるが、その面外側面のそ
れぞれに第1プーリ50に形成された突起54を受ける
突起645および第3プーリ70に形成された突起74
を受ける突起647が形成されているので、その回転は
第1プーリ50または第3プーリ70の回転角により規
制される。
この動作を第1プーリ50側からWt察すれば、ワイヤ
42を介して電動スロットルバルブ開閉駆動機構から第
1プーリ50にワイヤ42を繰出す方向の回転力が付勢
されたときに、突起54と突起64sとの係合により第
1プーリ50と第2プーリ60とが一体で回転し、ワイ
ヤ62およびリンク機構66を介してスロットルバルブ
65を開駆動し、第3プーリ70側からl1II察すれ
ば、ワイヤ72を介してアクセルペダル75から第3プ
ーリ70にワイヤ72を繰出す方向の回転力が付勢され
たときには、突起74と突起647との係合により第3
プーリ70と第2プーリ60とが一体で回転し、ワイヤ
62およびリンク機構66を介してスロットルバルブ6
5を開駆動する、ということになる。この場合、第1プ
ーリ50と第3プーリ70が同時にワイヤ繰出し方向(
ワイヤ42または72を繰出す方向:第2プーリ60に
おいてはワイヤ62を巻取る方向)に回転付勢されたと
きには、その方向に回転角の大きい方が有効となり、他
はアイドル回転となることは第5c図から明らかであろ
う。いいかえると、第1プーリ50または第3プーリ7
0によりワイヤ62を巻取る方向に回転された第2プー
リ60は、他方によりその回転が戻されることはない、
ということができる。
一方、コイルスプリング53により第1プーリ50に印
加されたワイヤ42を巻取る方向の回転力は、ワイヤ4
2を介して電動スロットルバルブ開閉駆動機構の出力プ
ーリ40に伝達され出力軸32から扇形歯車31を介し
てクラッチ従動歯車28に作用する。このとき、電磁ク
ラッチが結合していれば(クラッチ従動歯車28とクラ
ッチ駆動歯車23との間の回転力伝達あり)、クラッチ
駆動歯車23の回転がウオーム2との噛合いにより阻止
されるため第1プーリ50は固定されるが、電磁クラッ
チが事前していれば(クラッチ従動歯車28とクラッチ
駆動歯車23との間の回転力伝達なし)、出力軸32は
ほぼ無負荷状態となるため第1プーリ50はコイルスプ
リング53によりワイヤ42を巻取る方向に回転される
。つまり、電動スロットルバルブ開閉駆動機構のコイル
25を消勢したとき、電磁クラッチに異常がなければ第
1プーリ50はコイルスプリング53によりワイヤ42
を巻取る方向に回転され、アイドリング回転位置(この
位置にある第1プーリ50の突起54に第2プーリ60
の突起645が当接すると第2プーリ60はスロットル
バルブ65をエンジンのアイドリング回転開度に設定す
る)に戻される。
ところで、前述した電動スロットルバルブ開閉駆動機構
は、第1図に示した電気制御回路により制御される。こ
の電気制御回路は、マイクロコンピュータ(以下CPU
という)1およびEFIコントローラ17.ならびに各
種のドライバ、コンバータ、入力回路およびスイッチ等
により構成されている。構成各部には、バッテリBTT
からの電圧VBt第1定電圧電源CPSiを介しての定
電圧Vealおよび/または第2定電圧電源CPS2を
介しての定電圧Vcc2が供給されている。第1図中に
は特に詳細な電源ラインを示していないがこれは電圧v
8およびVealの供給がバッテリBTTの接続のみを
要件とし、バッテリBTTが接続されている限り常時供
給されることによる。
また、電圧Vcc2の供給はさらにメインスイッチMS
Wの投入を要件とするが、この電圧Vcc2が供給され
る要素は第1図中に示したように、CPU1および警報
ランプALPのみである。
CPUIでは、第2定電圧電源CPS2よりの定電圧V
cc2をスタンバイモードの設定および通常モードへの
復帰に使用している。このスタンバイモードは、全入出
力ポートをハイインピーダンスとし、直前のレジスタの
状態およびRAMの内容のみを保持し、ソフトウェア動
作を停止する省電力モードである。CPUIは定電圧V
cc2の印加がなくなったときにこのスタンバイモード
を設定するが、−担このモードを設定するとソフトウェ
ア動作を停止してしまうので、通常モードへの復帰には
ハードウェアの制御が必要になる。それを行なうための
ポートが制御ポートIssであり、この制御ポートIs
sに第2定電圧電源CPS2よりの定電圧Vcc2が印
加されるとスタンバイモードから通常モードに復帰する
以下、各部の機能動作について説明する。
PWMカウンタ2には、CPUIからPWMデータDお
よびクロックパルスが与えられる。このPWMデータは
、正負の値で与えられ、符号はモータ21の付勢力向を
、大きさはオンデユーテイを示す。つまり、PWMカウ
ンタ2は、零以外のPWMデータDが与えられると、P
WMパルスをHレベル(高レベル)に転するとともにそ
の符号が正であれば付勢方向制御信号をHレベルに、負
であれば付勢方向制御信号をLレベル(低レベル)に設
定してクロックパルスのカウントを開始し。
その後、カウント値がPWMデータDの絶対値に等しく
なるとPWMパルスをLレベルに転する。
PWMカウンタ2のPWMパルスおよび付勢方向制御信
号はモータドライバ3に与えられる。モータドライバ3
には前述した電動スロットルバルブ開閉駆動機構のモー
タ21が接続されており、モータドライバ3は、方向制
御信号がHレベルであればPWMパルスがHレベルの間
モータ21を正転付勢し、方向制御信号がLレベルであ
ればPWMパルスがHレベルの間モータ21を逆転付勢
する。このモータドライバ3の動作は、監視回路4によ
り監視されている。
モータ21の付勢ラインには前述したリミットスイッチ
37および38が直列に介挿されている。
これらのスイッチは出力軸32の限界を超える回転を規
制する。すなわち、前述したように、モータ21の正転
が電磁クラッチを介して出力軸32に伝達され、出力軸
32がワイヤ42を巻取る方向に回転し、その回転がス
ロットル開度上限対応角を超えるとリミットスイッチ、
37が開いてモータ21の正転付勢を阻止し、モータ2
1の逆転が電磁クラッチを介して出力軸32に伝達され
、出力軸32がワイヤ42を繰出す方向に回転し、その
回転がスロットル開度下限対応角を下まわるとリミット
スイッチ38が開いてモータ21の逆転付勢を阻止する
。なお、モータ21の正転付勢が阻止されている状態で
の逆転付勢はリミットスイッチ37と並列に接続されて
いるダイオードD1により可能となり、逆転付勢が阻止
されている状態での正転付勢はリミットスイッチ38と
並列に接続されているダイオードD2により可能となる
ソレノイドドライバ5には前述した電動スロットルバル
ブ開閉駆動機構のコイル25が接続されている。ソレノ
イドドライバ5は、CPUIより電磁クラッチ付勢指示
を受けるとこのコイル25を付勢し、電磁クラッチ消勢
指示を受けるとそれを消勢する。
コイル25の付勢ラインにはブレーキペダル(図示せず
)の踏込みに連動するノーマルクローズのブレーキスイ
ッチBSW2が介挿されている。
このブレーキスイッチB S W 2は、ブレーキペダ
ルの踏込みがあると接点を開き、コイル25の付勢ライ
ンを遮断する。したがって、ブレーキペダルの踏込みに
よりコイル25が直ちに消勢される。
なお、ソレノイドドライバ5の動作およびブレーキスイ
ッチBSW2の動作は監視回路6により監視されている
ランプドライバ7はCPUIよりランプ付勢指示を受け
ると警報ランプALPを付勢する(定電圧Vcc2の供
給が条件)。この警報ランプALPは、自動車のメータ
パネル(図示せず)に備わり。
′″オートドライブ点検を受けて下さい″なるメツセー
ジのバックライトになっている。
A/Dコンバータ8はCPUIによりチップセレクトさ
れるとポテンショメータ36の検出電圧をデジタル変換
してCPUIに返し、A/Dコンバータ9はCPUIに
よりチップセレクトされるとF/Vコンバータ10の出
力電圧をデジタル変換してCPtJlに返し、A/Dコ
ンバータ111まCPUIによりチップセレクトされる
と傾きセンサ12の検出電圧をデジタル変換してCPU
Iに返す。
F/Vコンバータ10は、周波数を電圧に変換するコン
バータであり、ここでは、リードスイッチLSWが、ト
ランスミッションのアウトプットシャフト(図示せず)
に結合された回転永久磁石Magの磁気に感応してオン
/オフすることにより生じる信号の周波数を電圧に変換
している。つまり、F/Vコンバータ10は車速に比例
した電圧信号を出力することになる。
傾きセンサ12は、振子12aおよび振子12aの傾き
角を検出するポテンショメータ12bをダンパオイルを
充填した容器内に封入したものであり、自動車の水平基
準面に振動方向を前後方向にして固着されている。した
がって、自動車が登板または降板に前後に傾くと、鉛直
方向を維持する振子12aの相対的な傾きによりその傾
き角が検出される。
入力回路13,14.15および16は、それぞれ、C
PUIが各スイッチSSW、R5W。
B S W 1およびC8Wのオン/オフを読み取るた
めの入力インターフェイスである。
スイッチSSWは手動操作されるセットスイッチであり
、このスイッチの操作は、それがオンからオフに転じた
ときの車速による定速走行制御の実行指示となる。また
、スイッチRSWは同じく手動操作されるリジュームス
イッチであるが、このスイッチの操作は、記憶している
車速(定速走行制御を解除している時であれば解除前の
車速)による定速走行制御の実行指示となる。
スイッチBswtは、前述したブレーキスイッチBSW
2と同じくブレーキペダル(図示せず)の踏込みに連動
するが、こちらはノーマルオープンのブレーキスイッチ
であり、これにはブレーキランプBLPが直列に接続さ
れている。なお、入力回路15にはブレーキスイッチB
SW、の両端の電圧が入力されるので、ブレーキランプ
BLPあるいはこれらに直列に介挿されているフユーズ
の断線があってもブレーキスイッチBSW1のオン/オ
フを検出することができる。
スイッチC8Wはクラッチペダル(図示せず)の踏込み
に連動するノーマルオープンのクラッチスイッチである
EFIコントローラ17は、EFI・装置(電子制御フ
ューエルインジェクション装置)の中枢をなす制御装置
であり、ここには、電磁燃料噴射弁F IVt 、FV
T2 、フィトリングスイッチISWが接続された入力
回路17a、およびタコジェネレータ17cが接続され
たアンプ17b、ならびに図示していない燃料ポンプや
圧力センサ、吸気温度センサ、冷却水温度センサ等の各
種のセンサが接続されている。
電磁II8料噴射弁FIVIおよびF V I 2 i
nk、 付勢時に燃料ポンプから供給された燃料をミキ
シングチャンバFMC内に噴射する。また、アイドリン
グスイッチISWは、スロットルバルブ65の下限開度
(エンジン(E/G)のアイドリング回転に対応する)
を検出し、タコジェネレータ17cはエンジンの回転数
を検出する。
本実施例のEFI装置には、スピードデンシティ方式を
採用しており、EFIコントローラ17は、アイドリン
グスイッチrsw、タコジェネレータ17C9圧カセン
サ、吸気温度センサおよび冷却水温度センサ等が検出し
た情報に基づいて電磁燃料噴射弁FIVtおよびFVI
2を付勢/消勢制御し、エンジンが要求する噴射量で燃
料を供給する。これにおいて、アイドリングスイッチI
SWがスロットルバルブ65の下限開度を検出し、タコ
ジェネレータ17cが所定回転数以上のエンジンの回転
を検出していると、燃料の供給を遮断する″フユ〜ニル
カット″を行なって、エンジンブレーキの制動力の向上
および燃料消費率の改善等を図る。ただし、EFIコン
トローラ17は、CPU1よりフューエルカットが許可
されているときに限りこの制御を行なう。
オフボードダイアグノーシスツール(以下ODTという
)18は、修理時に必要に応じて接続される。この0D
T18は、表示器や操作キー等を備えており、CPUI
に対するダイアグノーシスデータの出力指示や異常モー
ドの解除指示等の入力および、CPUIよりのダイアグ
ノーシスデータの表示等を行なう。
次に、第2図、第3図、第4a図、第4b図および第4
c図に示したフローチャートを参照してCPU1の動作
を説明する。
まず、第2図および第3図を参照されたい。
CPU1は、バッテリBTTが接続されて第1定電圧電
源cps1より定電圧vcc1が印加されるとSt(フ
ローチャートに付したステップ番号を示す:以下同義)
において各人呂カボート、内部レジスタおよびRAMを
初期化し、EFIコントローラ17に対しフューエルカ
ットの許可を与えた後、S2においてスタンバイ命令を
実行してスタンバイモードを設定する。
この後、メインスイッチMSWが投入されて制御ポート
Issに定電圧Vcc2が印加(Hレベルの印加)され
ると、スタンバイモードがら通常モードに復帰し、SI
Oにおいてイニシャルセット処理を実行する。
イニシャルセット処理においては、出力ポートおよび、
以下に説明する各フラグ(異常フラグFabを除く)、
レジスタならびにメモリ (初期開度設定テーブルPm
を格納したメモリ領域、ダイアグノーシスデータを格納
したメモリ領域を除く)を初期化、EFIコントローラ
17に対しフューエルカットの許可を与える。
CPUIは、イニシャルセット処理を終了すると、SL
1以下の処理を約5Qmsec周期で繰り返し実行する
Sllで実行する入力読取処理においては、定電圧Vc
c2の印加ありなし、各スイッチSSW。
R8W、BSWIおよびCSWの状態、ポテンショメー
タ36の検出電圧による電動スロットルバルブ開閉機構
の出力軸32の回転角Pp、F/Vコンバータ10の出
力電圧による車速Vρならびに、傾きセンサ12の検出
電圧による自動車の前後方向の傾き角IPを読み取ると
ともに、車速の変化量から加速度APを求める(各記号
の添字II PI3は現在値であることを示す)。
S12においては、選択レジスタSELの値により、次
に行なう処理を選択する。すなわち、選択レジスタSE
Lの値が“0″″であればS 100において待機処理
を実行し、sr 1 r+であれば5200において初
期開度設定処理を実行し、zl 211であれば530
0において定速制御処理を実行し、113 H′であれ
ば5400においてキャンセル処理を実行する。
ただし、この選択レジスタSELは、イニシャルセット
処理において0′″に初期化される。したがって、ここ
では待機処理から順に説明する。
第4a図を参照されたい。
待機処理においては、まず、5101でPWMデータD
をOに設定し、5102でそれをPWMカウンタ2に出
力するとともに、ソレノイドドライバ5に電磁クラッチ
(フローチャートではE/Cと記載)の消勢を指示する
ので、モータドライバ3はモータ21を付勢していれば
それを消勢し、ソレノイドドライバ5はコイル5を付勢
していればそれを消勢する。
この後、ブレーキスイッチBswiのオン/オフ(S1
03)、 Vcc2(7)印加あり/なり、(SIIO
)、異常フラグFabのセット/リセット(S112)
、 リジュームスイッチRSWのオン/オフ(S 11
3) 、セットスイッチSSWのオン/オフ(S117
)、および、セットフラグF setのセット/リセッ
ト(S119)を調べる。
5103においてブレーキスイッチB S W Hのオ
ンを検出した場合には、5104において出力軸32の
回転角ppを調べる。前述したように、出力軸32の回
転角ppはスロットルバルブ65の開閉角に対応してお
り、また、電磁クラッチが付勢されているときにはアイ
ドリング回転角(第1プーリ50が前述したアイドリン
グ回転位置にあるときの出力軸32の回転角)Pr□に
戻されていなければならない。つまり、このときの出力
軸32の回転角ppがアイドリング回転角Proを超え
ていれば、電磁クラッチに結合故障があり、クラッチ板
26とクラッチ従動プレート28とが垂流不能になって
いると考えられるので、5105においてPWMデータ
Dを高速逆転定数−DCOに設定し、5102において
それをPWMカウンタ2に出力する。これにより、PW
Mカウンタ2のPWMパルスを受けたモータドライバ3
がモータ21を高速逆転付勢するので電磁クラッチに結
合故障があるときには出力軸32がアイドリング回転角
Pr(Hに強制的に戻される。
この種の故障が発生したときには、定速走行装置の使用
を全面的に禁止することが好ましいので。
5107において異常フラグFabをセットしてこれ以
降の定速走行装置の使用を全面的に禁止する。
また、8108においては故障発生をダイアグノーシス
データとして記録し、5109においてはランプドライ
バ7に警報ランプALPの付勢を指示して゛′オートド
ライブの点検を受けて下さい″なるメツセージを表示す
る。
なお、CPUIは、0DT18よりの異常モードの解除
指示があるまで異常フラグFabを保持し。
これをセットしている限り5112から5109に戻り
、8113以下に進まないので本実施例の定速走行装置
は実質的に動作しない。
5110において定電圧Vcc2の印加なしを検出した
ときには、5111に進みスタンバイ命令を実行してス
タンバイモードを設定する。
5113においてリジュームスイッチR8Wのオンを検
出したときには、5114においてセットスイッチSS
Wを調べる。本実施例の定速走行装置では、リジューム
スイッチR3WとセットスイッチSSWの二重抛作を禁
止しているので、ここでセットスイッチSSWのオンを
検出すると8115においてセットフラグF set、
をリセットした後メインルーチンにリターンし、特別な
処理を行なわない。
二重操作でないリジュームスイッチR8Wのオンを検出
したときには、8116において記憶車速V+oを調べ
る。メインスイッチMSWの投入後このリジュームスイ
ッチR8Wのオンを検出するまでの間に一回も定速走行
制御を行なっていないときには、記憶車速VmはOとな
るので、リジュームスイッチR8Wの操作は無意味であ
り、そのままメインルーチンにリターンするが、そうで
ないときには8123以下に進む。5L23以下の処理
については次を参照されたい。
5117においてセットスイッチSSWのオンを検出す
ると8118においてセットフラグF setをセット
してメインルーチンにリターンする。この間にセラ1〜
スイツチSSWの操作がなくなるとセットフラグF s
et、をセットしているので3119から5120以下
に進む。
5120においてはセットフラグF set、をリセッ
トし、5121においては車速VPを調べる0本実施例
の定速走行装置では、40kIIl/h以下の定速走行
制御を禁止しているので、このときの車速VPが40k
m/hを超えていることを条件に、5122において車
速Vpを記憶車速Vmとして登録する。
5123においては、記憶車速Vmにより目標車速vb
を設定し、また、目標車速vbと関数fvとにより、車
速を複数段階に分けたシーケンシャルナンバVを求める
。このシーケンシャルナンバVは、次に説明する初期開
度設定処理においてスロットルバルブ65の初期開度に
対応する出力軸32の回転角を求めるときのアドレスと
なる。
この後、5124において選択レジスタSELの値を″
ビ′にセットし、5125においてソレノイドドライバ
7に電磁クラッチの付勢を指示するとともにEFIコン
トローラ17に対してフューエルカットの禁止命令を与
え、メインルーチンにリターンする。
メインルーチンにおいては、選択レジスタSELの値を
“1″にセットしているので、S12から5200に進
み、初期開度設定処理を実行する。第4b図を参照して
この初期開度設定処理を説明する。
ここでは、5201において、自動車の傾き角IPと関
数fiとにより、傾き角を複数段階に分けたシーケンシ
ャルナンバiを求め、5202において、先に求めたシ
ーケンシャルナンバVととともに用いて初期開度設定テ
ーブルPmを検索する。この初期開度設定テーブルP1
1には、車速の段階と傾き角の段階に分けてスロットル
バルブ65の初期開度に対応する出力軸32の回転角が
記憶されているので、CPUIは、このときのシーケン
シャルナンバVおよびiにより指定される、目標車速v
bと自動車の傾き角rpに対応するスロットルバルブ6
5の初期開度に対応する出力軸32の回転角を読み取り
、出力軸32の目標回転角pbを設定する。なお、初期
開度設定テーブルP+nには、工場出荷時に@S準的な
データが格納されるが、後述するように適宜学習により
適切なデータに更新される。
5203においては、出力軸32の回転角ppと目標回
転角Pbとを比較する。このとき、回転角ppが許容範
囲を超えて目標回転角pbより大きいと、5204にお
いてPWMデータDを逆転定数−Dclに設定し、52
05においてそれをPWMカウンタ2に出力する。これ
により、PWMカウンタ2は前述したPWMパルスを出
力し、それを受けたモータドライバ3はモータ21を逆
転付勢するが、何らかの原因によりPWMカウンタ2ま
たはモータドライバ3が故障し、または、モータ21も
しくは伝達機構がロックしていると出力軸32の回転と
なって現われない。そこで5206〜5212において
は以下の様にこの種の故障を検出している68206に
おいては、カウントフラグFjを屑べる。
このフラグをリセットしていれば、5207においてそ
れをセットし、カウントレジスタjをクリアした後、3
208においてそのときの出力軸32の回転角ppをモ
ータ21の付勢前の回転角(以下付勢前回転角という)
Psとして登録し、メインルーチンにリターンする。
このときカウントフラグFjをセットしたので、次にこ
の初期開度設定処理を実行するときには。
5206から5209に進む。5209は、1処理サイ
クルの間の出力ll1I!132の回転角の変化、すな
わち、Ps−Pplの程度を調べる処理である。これに
おいて、差IPs−Pplが閾値Pr1を超えていれば
出力軸32の回転は異常なく行なわれているものと判定
して5210に進み、カウントレジスタjをクリアし、
付勢前回転角Psを更新してメインルーチンにリターン
するが、差IPs−Pplが閾値Pr1以下のときには
出力軸32の回転に異常があったものと判定して521
1に進み、カウントレジスタjを1インクリメントし、
8208において付勢前回転角Psを更新してメインル
ーチンにリターンする。
出力軸32の回転に異常があったものと判定すべき状態
が連続して4処理サイクルを超えて継続すると、カウン
トレジスタjの値が4を超える。
その場合には、5213において異常フラグFabをセ
ットし1選択レジスタSELの値をrt 3 rrにセ
ットしてキャンセル処理の選択を予約し、5213aに
おいてEFIコントローラ17に対してフューエルカッ
トの許可を与える。なお、キャンセル処理については後
述する。
5203において出力軸32の回転角PPと目標回転角
pbとを比較したとき、前者が許容範囲を含めても後者
より小さいと判定されると、8214以下において出力
軸32の回転角に現われる変化を監視しなからモータ2
1を正転付勢する。これらの処理は、上述した5204
〜5213aの処理説明において逆転定数II  o 
clrtを正転定数11 D cIll 4:)、カウ
ントフラグFjをカウントフラグFkに、カウントフラ
グjをカウントレジスタkに、それぞれ読み換えること
に等しいので、ここでの説明を省略する。
5203において出力軸32の回転角ppと目標回転角
pbとを比較したとき、前者と後者とが許容範囲内で等
しいと判定されたときには、5224においてカウント
フラグFjおよびFkをリセットするとともに、後述す
るアドレステーブルQおよび初期開度更新テーブルPm
sをクリアし、5225において選択レジスタSELの
値を“2″にセットした後1次に説明する定速制御処理
を実行する。
第4c図を参照して定速制御処理を説明する。
5301においては、予め設定されたループゲインG、
目標車速■b、そのときの車速vP、予め設定された補
償時定数CT(スロットルバルブ65の開度変化に対す
る車速変化の遅れを補償する時定数)、およびそのとき
の加速度APを用いて、G (Vb−(Vp+CT−A
p))   ・・”・・(1)なる演算を行なってPW
MデータDを設定し、5302においてそれをPWMカ
ウンタ2に出力する。これにより、PWMカウンタ2は
前述したPWMパルスを出力し、それを受けたモータド
ライバ3はモータ21を正転または逆転付勢する。この
ときのPWMデータDがある程度の大きさ(ここでは閾
値Dr以上とする)を有していれば、PWMカウンタ2
.モータドライバ3.モータ21および伝達機構等に異
常がない限り、このときのモータ21の付勢により出力
軸32の回転角の変化が認められる(ただし、出力軸3
2がスロットル開度上限対応角を超える場合、または、
下限対応角を下まわる場合を除く)。いいかえると、こ
の種の異常があると出力軸32の回転角の変化を認める
ことができない、5304〜5312はモータ21の逆
転付勢を設定(IJ値Dr以上の大きさを有するPWM
データDをPWMカウンタ2に出力したという程の意味
:以下同じ)したときのこの種の異常を検出する処理を
示し、5314〜5322はモータ21の正転付勢を設
定したときのこの種の異常を検出する処理を示す。
5304においてはカウントフラグFjを調べる。
このフラグをリセットしているときには、続いて530
5においてそのときの出力軸32の回転角ppを調べる
。このとき回転角ppがスロットル開度上限対応角に基
づいて設定した下限回転角Pr2を下まわっていればそ
のまま5325に進むが、下限回転角Pr2以上であれ
ば8306においてカウントフラグFjをセットしてF
kをリセットし、カウントレジスタjをクリアし、その
ときの出力軸32の回転角Ppを付勢前回転角Psとし
て登録した後5325に進む。
このときカウントフラグFjをセットしたので、次にこ
の定速制御処理を実行するときには5304から530
7に進む。5307は、前述した初期開度設定処理の8
209あるいは5219に等しく、1処理サイクルの間
の出力軸32の回転角の変化、すなわちIPs−Ppl
の程度を調べる処理である。これにおいて、差IPs−
Pplが閾値Prlを超えていれば出力軸32の回転は
異常なく行なわれているものと判定して5308に進み
、カウントフラグFjをリセットするが、差IPg−P
plが閾値Prl以下のときには出力軸32の回転に異
常があったものと判定して5309に進み、カウントレ
ジスタjを1インクリメントした後、5311において
付勢前回転角Psを更新する。
モータ21の逆転付勢を設定(Dr以上の大きさのPW
MデータDを出力)している間に、出力軸32の回転に
異常があったものと判定すべき状態が連続して4処理サ
イクルを超えて継続すると、カウントレジスタjの値が
4を超える。その場合には、5312において異常フラ
グFabをセットし、カウントフラグFjをリセットし
、選択レジスタSELの値を113 IIにセットして
キャンセル処理の選択を予約し、5313においてEF
Iコントローラ17にフューエルカットの許可を与えた
後メインルーチンにリターンする。
8314〜5323で実行する処理は1以上の8304
〜5313で実行する処理においてカウントフラグFj
をカウントフラグFkに、カウントフラグFkをカウン
トフラグFjに、カウントフラグjをカウントレジスタ
kに、下限回転角Pr2を上限回転角Pr3にそれぞれ
置き換え、5305に対応している5315において不
等号の向きを逆向にしたものに等しいので、ここでの説
明を省略する。
5301で設定し5302でPWMカウンタ2に向けて
出力したPWMデータDが閾値Dr以上となる大きさを
有していないときには、5324においカウントフラグ
FjおよびFkをリセットした後、8325以下に進む
5325においては、そのときの車速Vpと目標車速v
bとの偏差を調べている。この偏差が許容範囲Vr以下
であれば、そのとき設定しているスロットルバルブ65
の開度がほぼ正確に車速に反映されていると見做し、8
326以下において初期開度設定テーブルPIll内の
データを更新するための初期開度更新テーブルPtsを
作成する。すなわち、5326において、車速Vpと関
数fvとにより車速を複数段階に分けたシーケンシャル
ナンバ■、自動車の傾き角IPと関数fiとにより傾き
角を複数段階に分けたシーケンシャルナンバi、および
、これらのシーケンシャルナンバVおよびiによりアド
レステーブルQを検索し、シーケンシャルナンバVおよ
びiで指定される初期開度更新テーブルP+++sの空
領域のアドレスqを求め、5327において、シーケン
シャルナンバVおよびiならび1;アドレスqで指定さ
れる初期開度更新テーブルPmsの領域Pm5(v、i
、q)にそのときの出力軸32の回転角Ppを格納する
。この後、8328において、アドレスqを更新してア
ドレステーブルQのV。
iで指定される領域Q(v、i)に書き込み、メインル
ーチンにリターンする。
ここで、再度第3図を参照されたい。
初期開度設定処理を実行するループあるいは定速制御処
理を実行するループにおいては、Vcc2の印加あり/
なしく513)、ブレーキスイッチBSWIのオン/オ
フ(S14)およびクラッチスイッチC8Wのオン/オ
フ(S 13)を監視しており、Vcc2の印加なし、
ブレーキスイッチBSWIのオンまたはクラッチスイッ
チC8Wのオンを検出すると816において選択レジス
タSELの値をLL 31gにセットしてキャンセル処
理の選択を予約し、Si2においてEFIコントローラ
17に対してツユ一二ルカットの許可を与える。
キャンセル処理について第4d図を参照して説明する。
ここでは、まず、5401においてタイマフラグFLm
を調べる。初めてキャンセル処理を実行するときにはこ
のタイマフラグFewをリセットしているので、540
1においてPWMデータDを0に設定し、5403にお
いてそれをPWMカウンタ2に向けて出力するとともに
ソレノイドドライバ5に電磁クラッチの消勢を指示し、
5404においてタイマフラグFt、mをセットしてタ
イマTをクリア及スタートする。
続いて定速制御処理において作成した初期開度更新テー
ブルPa5s内のデータに基づいて初期開度設定テーブ
ルPIl内のデータの更新を行なうが、このキャンセル
処理を実行するまでの間に何らかの異常の発生があった
ときには初期開度更新テーブルPms内のデータの信頼
性は低いものと見做して初期開度設定テーブルPm内の
データの更新を行なわない。つまり、5405において
異常フラグFabを調べ、これをセットしているときに
は以下の処理を行なうことなくメインルーチンにリター
ンする。
8406においてはシーケンシャルナンバv、iおよび
アドレスqを初期化し、5407においてはアドレステ
ーブルQよりシーケンシャルナンバVおよびiにより指
定される初期開度更新テーブルPmsの空領域のアドレ
スq′を求める。このアドレスq′は、初期開度更新テ
ーブルPmsのシーケンシャルナンバVおよびiにより
指定される欄に書き込まれている更新用のデータの数に
対応する。
そこで、その値が0を超えるときには、840Bから8
409に進み、更新レジスタPnをクリアした後、54
10〜5412において、更新レジスタPnに初期開度
更新テーブルPIIISのシーケンシャルナンバVおよ
びiにより指定される欄の全更新用のデータの平均値を
求める。これが求まると、5413においてアドレスq
を再度初期化し、S 414において、初期開度設定テ
ーブルPmのシーケンシャルナンバVおよびiにより指
定される領域Pn+(v、i)に、更新レジスタPnに
求めた平均値を格納する。
以上の8407〜5414の処理を、シーケンシャルナ
ンバiを更新(S 415)する毎に行ない、さらにシ
ーケンシャルナンバiが一巡するとシーケンシャルナン
バVを更新(S417) して繰り返し、初期開度設定
テーブルPmを更新する。
初期開度設定テーブルPaの更新を終了すると、541
9においてアドレステーブルQおよび初期開度更新テー
ブルPmsをクリアし、メインルーチンにリターンする
2度目にキャンセル処理を実行するときには、タイマフ
ラグFtmをセットしているので、S 401から54
20に進み、タイマTを監視する。このタイマTは、連
結機構100(第5c図)の第1プーリ50がコイルス
プリング53によりアイドリング回転位置に戻される時
間余裕を稼ぐもので、これがタイムアツプすると、54
21において選択レジスタSELの値を′0”にセット
し、タイマフラグFemをリセットしてメインル−チン
にリターンする。
メインルーチンにおいては1選択レジスタSELの値を
′0”にセットしているときには、前述した待機処理を
実行する。
なお、メインルーチンの818においては、監視回路4
および6の異常検出に対する異常処理、および0DT1
8が接続されたときの処理等を行なうが1本発明の要旨
にあまり関係はないのでここでは詳説しない。
さらに、上記実施例におけるアクチュエータやセンサ等
の構成が本発明を限定するもではないことを付記してお
く。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の定速走行制御装置は、 車両のエンジンの吸気側に備わり、その姿勢により該エ
ンジンの出力軸の回転速度を決定する回転速度決定手段
(65) :エンジンに燃料を供給する燃料供給手段で
あって、回転速度決定手段の姿勢を検出する姿勢検出手
段を備え、該姿勢検出手段が1回転速度決定手段の、エ
ンジンの所定の低速回転に対応する姿勢を検出している
とき、エンジンに対する燃料の供給を遮断する燃料供給
手段(17,17a、FIVl 、FIV2 ) ;回
転速度決定手段の姿勢を変更するための駆動手段(21
〜32,40,100) ;車両の走行速度を検出する
速度検出手段(Mag、LSV) :所定の指示を入力
するための入力手段(SSW 、 R5V 。
C5W、BSWt ) ;および、入力手段より定速走
行の設定指示があると、燃料供給手段のエンジンに対す
る燃料の供給の遮断を禁止するとともに、目橢速度を設
定し、該目標速度とそのときの走行速度とを対比して両
者が合致する方向に駆動手段を付勢し、入力手段より定
速走行の解除指示があると、燃料供給手段のエンジンに
対する燃料の供給の遮断を許可する、制御手段(1〜3
); を備えてなる。つまり、制御手段が、入力手段よりの指
示に応答して定速走行制御を設定し、それを解除するま
での間は、燃料供給手段のエンジンに対する燃料の供給
の遮断が禁止されるので、燃料供給手段は、エンジンに
対する燃料の供給を遮断する条件が成立しても燃料の供
給を継続して行なう。したがって、降板等の走行時にお
いて車両にサージが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の定速走行装置の電気制御回
路を示すブロック図である。 第2図、第3図、第4a図、第4b図、第4C図および
第4d図は第1図に示したマイクロコンピュータ1の制
御動作を一例で示すフローチャートである。 第5a図は実施例装置の機構部の構成を示す断面図、第
5b図は第5a図のVB−VB線断面図。 第5c図は第5b図に示す出力プーリ40とスロットル
バルブ65とを結合する結合具100の外観を示す斜視
図である。 にマイクロコンピュータ  2 : PvMカウンタ3
:モータドライバ     4,6:監視回路1〜3:
(付勢制御手段) 5:ソレノイドドライバ 8.9,11 : A/Dコンバータ 12:傾きセンサ 17 : EFIコントローラ 17c:タコジェネレータ 18:オフボードダイアグノーシスツール21:モータ
        22:ウオーム23:クラッチ駆動歯
車    24:固定軸25:電気コイル      
 26:円板27:板ばね         28:ク
ラッチ従動歯車29:係合突起        30:
歯3N扇形歯車        32:出力軸33:カ
ム板         34:歯7:ランプドライバ 10 : F/Vコンバータ 13〜16.17a:入力回路 17b=アンプ 35:歯車          36:ポテンショメー
タ37.38:リミットスイッチ 39a:ケース        39b=カバー40:
出力プーリ       50,60,70 :プーリ
42.62,72 :ワイヤ      53.73:
コイルスプリング54.645,64□、74:突起 65:スロットルバルブ(回転速度決定手段)100:
連結機構       21〜32,710,100 
: (駆動手段)tXV:リードスイッチ    Ma
g :回転永久磁石LSW、Mag : (速度検出手
段)ALP : W告うンプ      MSIil 
:メインスイッチ5511.R5V :操作スイッチ 
  13S11i 、asw2ニブレーキスイッチCS
V:クラッチスイッチ   55v、R5W、C5V、
85111 : (入力手段)ISW ニアイドリング
スイッチ(姿勢検出手段)FIVI 、FIV2 :f
fi磁燃料噴射弁17.17a、ISW、FIVI 、
FIV2 : (燃料供給手段)BTT:バッテリ  
     CPSi 、cps2:定電圧電源声2図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両のエンジンの吸気側に備わり、その姿勢により該エ
    ンジンの出力軸の回転速度を決定する回転速度決定手段
    ; 前記エンジンに燃料を供給する燃料供給手段であって、
    前記回転速度決定手段の姿勢を検出する姿勢検出手段を
    備え、該姿勢検出手段が、前記回転速度決定手段の、前
    記エンジンの所定の低速回転に対応する姿勢を検出して
    いるとき、前記エンジンに対する燃料の供給を遮断する
    燃料供給手段; 前記回転速度決定手段の姿勢を変更するための駆動手段
    ; 車両の走行速度を検出する速度検出手段; 所定の指示を入力するための入力手段;および、 前記入力手段より定速走行の設定指示があると、前記燃
    料供給手段の前記エンジンに対する燃料の供給の遮断を
    禁止するとともに、目標速度を設定し、該目標速度とそ
    のときの走行速度とを対比して両者が合致する方向に前
    記駆動手段を付勢し、 前記入力手段より定速走行の解除指示があると、前記燃
    料供給手段の前記エンジンに対する燃料の供給の遮断を
    許可する、制御手段; を備える、定速走行制御装置。
JP63244755A 1988-09-29 1988-09-29 定速走行制御装置 Pending JPH0292743A (ja)

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US5626535A (en) * 1994-10-12 1997-05-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automobile control apparatus having fuel cutting means, lock-up clutch control means and auto-cruising means

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US5626535A (en) * 1994-10-12 1997-05-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automobile control apparatus having fuel cutting means, lock-up clutch control means and auto-cruising means

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