JPH0292499A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH0292499A
JPH0292499A JP24313888A JP24313888A JPH0292499A JP H0292499 A JPH0292499 A JP H0292499A JP 24313888 A JP24313888 A JP 24313888A JP 24313888 A JP24313888 A JP 24313888A JP H0292499 A JPH0292499 A JP H0292499A
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Toshio Yamauchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、低圧から高圧までの広い範囲での加圧力の制
御が可能で、しかも低圧領域での微小な加圧力の制御が
可能な新規な構造のプレス装置に関するものである。
(背景技術) プレス装置の中に、極めて広い範囲で加圧力を調節でき
、しかも低圧領域において、微小な加圧力を精度良く調
節できる機能を要求されるものがある。例えば、ガラス
板やセラミックス等を加圧接着するために用いられるプ
レス装置においては、1 kgから1000kg程度ま
での範囲で加圧力を調節する機能が要求される一方、低
圧領域において、1 kg程度の微小な加圧力を調節す
る機能が要求されている。
ところで、このような機能が要求されるプレス装置にお
いては、従来、固定盤との間で被加工品を挟圧する可動
盤が空圧乃至油圧シリンダで駆動され、加圧力がそれら
空圧乃至油圧シリンダの作動力に基づいて得られるよう
になっていた。ところが、可動盤の駆動手段としてそれ
らシリンダを用いるプレス装置にあっては、加圧力に影
響を及ぼすシリンダのシールパツキンの摩擦力が大きく
且つ不安定なため、1 kg程度の微小な加圧力を精度
良(調節することは事実上不可能であった。
また、油圧シリンダで可動盤を駆動するものにおいては
、油圧制御レリーフバルブの精度を考慮すると、1台の
ポンプで圧力比が20倍(1:20)程度の圧力範囲を
カバーするのが精々であるため、仮に1〜1000kg
の加圧力の範囲をカバーする必要がある場合には、高圧
用、中圧用および低圧用の3台のポンプを用意しなけれ
ばならず、装置が極めて複雑化するといった問題があっ
た。
さらに、油圧シリンダで可動盤を駆動するものにおいて
は、油圧バルブや配管内を流動する作動油の流動摩擦損
失が影響し、また油温によっても加圧力が影響を受ける
ため、それらに起因しても1〜2kg程度の加圧力の誤
差が生じることが避けられないといった問題もあった。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、このような事情を背景として
為されたものであり、その課題とするところは、低圧か
ら高圧までの広い範囲での加圧力の制御が可能で、しか
も低圧領域での微小な加圧力の制御が可能な、可動盤の
駆動手段として電動モータ手段を採用した新規な構造の
プレス装置を提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明に従うプ
レス装置にあっては、可動盤を挟んで固定盤と対向する
ように駆動盤を設けると共に、該駆動盤と前記可動盤と
の間に、バネ定数が異なる複数のバネ手段を直列に接続
してなる構造の可動器付勢機構を介装し、且つ前記駆動
盤を前記固定盤に対して所定のネジ送り機構を介して接
近・離隔移動せしめる電動モータ手段を設けて、該電動
モータ手段の作動に基づいて該駆動盤を該固定盤に接近
移動させることにより、前記可動盤を前記可動器付勢機
構を介して該固定盤に押圧させて、それら可動盤と固定
盤との間で所定のプレス操作を行ない得るようにしたこ
とを特徴としたのである。
(作用) このようなプレス装置においては、可動盤が被加工物を
介して固定盤に当接させられてその移動を阻止された状
態で、駆動盤が可動盤に対して電動モータ手段にて相対
変位させられることにより、可動盤に加圧力が作用せし
められる。そして、可動盤に対する駆動盤の相対変位量
が小さい間は、可動器付勢機構を構成するバネ手段のバ
ネ定数の小さいものが電動モータ手段の回転に応じて主
として変形させられることから、可動盤に対してその低
バネ定数のバネ手段の変形量にほぼ応じた小さい加圧力
が作用させられ、可動盤に対する駆動盤の相対変位量が
一定量に達して、バネ定数の小さいバネ手段がそれ以上
変形されなくなると、それ以降は、バネ定数のより大き
いバネ手段が電動モータ手段の回転に応じて変形させら
れるようになって、そのより大きいバネ定数のバネ手段
の変形量に応じた大きい加圧力が可動盤に作用させられ
るようになる。
従って、低バネ定数のバネ手段と高バネ定数のバネ手段
とを含んで可動器付勢機構を構成するようにすれば、可
動盤と駆動盤との相対変位量を電動モーフ手段で調節す
ることにより、それら可動器付勢機構を構成するバネ手
段の変形に基づいて、小さい加圧力から大きい加圧力ま
での広い圧力範囲で可動盤に対する加圧力を連続的に調
節することが可能となる。
また、可動器付勢機構の低バネ定数のバネ手段が主とし
て変形せしめられる低加圧力作用時においては、可動盤
に対する駆動盤の相対変位量の割に、すなわち電動モー
タ手段の回転量の割りに、加圧力の変化量を小さくでき
るため、可動盤に対する加圧力を充分細かい圧力精度で
耳部することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図および第2図において、10は、固定盤と
しての上定盤であり、下定盤12上に立設された4本の
タイバー14の上端部に取り付けられている。この上定
盤10と下定盤12との間には、それら4本のタイバー
14で4隅を上下方向に案内される状態で、上定盤10
との間で所定の被加工物を挟圧するための可動盤16が
配設されており、またこの可動盤16と下定盤12との
間には、可動盤16と同様に、4本のタイバー14で4
隅を上下方向に案内される状態で、駆動盤18が設けら
れている。そして、それら可動盤I6と駆動盤18との
間に、それぞれ、バネ定数の小さい所定長さの1個の低
圧バネ20と、バネ定数の大きい所定長さの2個の高圧
バネ22.22とが、タイバー14に嵌挿されて互いに
直列に接続された構造の4mのバネ機構24が介装され
ている。
各バネ機構24を構成する低圧バネ20と高圧バネ22
との間、および両高圧バネ22.22の間には、それぞ
れ、タイバー14に摺動可能に嵌合せしめられた状態で
、バネ座としての環状の凹所を上下端に備えた中間座2
6.27が介装されており、また可動盤16および駆動
盤18には、それぞれ、下方および上方に開口するバネ
座としての環状の凹所を形成せしめる二重筒構造の円筒
部材29.31が配設されている。そして、可動盤16
のバネ座と中間座26との間で低圧バネ20が、また中
間座26と中間座27との間で一方の高圧バネ22が、
さらに中間座27と駆動盤18のバネ座との間でいま一
方の高圧バネ22が、それぞれ保持されている。
そして、可動盤16と前記固定盤としての上定盤IOと
の間で被加工物が未だ挟圧されない間は、可動盤16が
それら各バネ機構24のバネ20゜22.22を介して
駆動盤18に支持されて、駆動盤18の上下動に伴って
一体的に昇降せしめられるが、可動盤16と上定盤1o
との間で被加工物が挟圧されて可動盤16の移動が阻止
されると、駆動盤18が可動盤16に対して相対変位さ
せられて、それら駆動盤18と可動盤16との間でバネ
20,22.22が圧縮変形され、それらハネ20.2
2.22の圧縮変形量に応じた加圧力が可動盤16に作
用せしめられるようになっている。
二のことから明らかなように、ここでは、上記4つのバ
ネ機構24から可動盤付勢機構が構成されているのであ
る。
なお、各バネ機構24のバネ20,22.’22は、そ
の内径がタイバー14の外径よりも大径とされており、
またそれらの両端部がバネ座としての環状の凹所内に収
容されて保芯されているため、それらバネ20,22.
22がタイバー14に干渉することはない。また、ここ
では、図示されているように、各バネ機構24について
3個の円筒状の防護カバー28が、それぞれの内周面上
端部において円筒部材29および雨中間座26.27の
外周面下端部に固定される一方、それぞれの内周面下端
部において中間座26.27および円筒部材31の外周
面上端部に遊嵌せしめられて配設されており、それら防
護カバー28によってバネ20.22..22内に異物
や塵などが侵入しないようにされている。さらに、ここ
では、後述するように、低圧バネ20が一定量圧縮変形
せしめられると、可動盤16に配設された円筒部材29
の下端部に中間座26の上端部が当接して、低圧バネ2
0がそれ以上変形せしめられないようになっている。
一方、前記駆動盤1日には、その中央部に位置して、雌
ネジ部材30が配設されており、この雌ネジ部材30を
貫通し、且つこの雌ネジ部材30に螺合されて、下足1
12に回転可能に保持された雄ネジ部材32が配設され
ている。
この雄ネジ部材32は、下定盤12から突出した下端部
において、減速機34を介して、電動モータ手段として
のギヤー1・′プレーキイ」のパルスモータ36に接続
されており、かかるパルスモータ36によって回転駆動
せしめられるようになっている。そして、これにより、
かかるパルスモータ36の回転作動に基づいて、駆動盤
18が両ネジ部材30.32のネジ送り作用によって昇
降せしめられるようになっている。このことから明らか
なように、ここでは、それらネジ部材30.32からネ
ジ送り機構が構成されている。
ところで、可動盤16および駆動盤18の側面には、ラ
ック40が、上端部を可動盤16に固定されると共に、
下端部を駆動盤18に設けられたガイド38で上下方向
に案内されて配設されており、一方駆動盤18には、か
かるラック40の駆動盤18に対する相対位置をピニオ
ン41を利用して検出して、可動盤16と駆動盤18と
の間の相対距離を検出するためのロークリエンコーダ4
2が配設されている。そして、これにより、かかるロー
クリエンコーダ42の検出値に基づいて、可動盤16と
駆動盤18との間の相対距離、ひいては前記バネ機構2
4のバネ20,22.22の変形量、さらにはそれらバ
ネ20,22.22の変形量に応じた加圧力が検出せし
められるようになっている。
なお、ロータリエンコーダ42に代えてポテンショメー
タを用いることも可能であり、またラック40.ピニオ
ン41とロークリエンコーダ42に代えてマグネットス
ケール装置を採用することも可能であるが、前記雄ネジ
部材32を回転駆動するパルスモータ36の回転量を直
接検出して、可動盤16と駆動盤18との相対距離、ひ
いては可動盤16に作用せしめられる加圧力を検知する
ようにすることも可能である。
また、かかるプレス装置においては、上述の如き、可動
盤16と駆動盤18との間の相対距離を検出して加圧力
を自動的に検出する加圧力検出装置とは別に、加圧力を
視覚的に確認することのできる加圧力指示装置が設けら
れている。すなわち、可動盤16および駆動盤18の側
面の互いに対応する部位に位置してガイド部材44.4
6が配設されており、これらガイド部材44.46によ
って上下に案内される状態で、中間部において前記低圧
バネ20と高圧バネ22との間の中間座26に取り付け
られた目盛スケール48が配設されている。そして、こ
の目盛スケール48の上端部側および下端部側に、それ
ぞれ、低圧バネ20の変形量に応じた加圧力を示す目盛
および高圧バネ22.22の総変形量に応じた加圧力を
示す目盛が付与される一方、可動盤16および駆動盤1
8に、それら目盛を指示する低圧指示針および高圧指示
針(共に図示せず)が設けられている。
つまり、可動盤16に加圧力が加えられて、低圧バネ2
0および高圧バネ22.22がそれぞれ圧縮変形せしめ
られると、可動盤16および駆動盤18に対する中間座
26の相対的な移動により、低圧指示針および高圧指示
針が、目盛スケール48に対して、それぞれ低圧バネ2
0の圧縮変形量および高圧バネ22.22の圧縮変形量
に対応する加圧力を示す目盛位置に相対的に移動せしめ
られるようになっているのであり、これにより、それら
指示針が指示する目盛を読み取ることによって、可動盤
16の上定盤10に対する加圧力(押圧力)、ひいては
可動116と上定盤10との間での被加工物に対する加
圧力(プレス力)を知ることができるようになっている
のである。
なお、低圧指示針および高圧指示針は、可動盤16が上
定盤IOとの間で被加工物を挟圧しない無加圧状態では
、何れも、加圧力が[OJを示す目盛位置を指示するよ
うに調節されて、可動盤16および駆動盤1日に設けら
れることとなる。ここで、第1図に示されているように
、上定盤10および可動盤16にそれぞれ熱板50が取
り付けられて、被加工物がそれら熱板50.50間で挟
圧・プレスされるような場合には、可動盤16および被
加工物の重量だけでなく、その熱板50の重量も含めて
、再指示針の位置が調節されることとなる。
このような構成のプレス装置において、第1図に示す状
態からパルスモータ36を回転させて駆動盤18を上昇
させると、被加工物を介して可動盤16が上定盤10に
当接するまでは、可動盤16が、バネ機構24で支持さ
、れて、駆動盤18に対して同じ位置関係をもって一体
的に上昇せしめられる。そして、その上昇によって可動
盤16が被加工物を介して上定盤10に当接すると、そ
れ以上の可動ff116の上昇が抑制されるが、駆動盤
18はパルスモータ36の回転量に応じて更に上昇させ
られる。その結果、かかる駆動盤18と可動盤16との
間で、バネ機構24を構成する低圧バネ20および高圧
バネ22.22が圧縮変形され、それらバネ20.22
.22の圧縮量に応じて可動盤16に加圧力が作用せし
められる。
ここで、駆動盤18が可動盤16に対して相対的に接近
させられる初期の段階では、駆動盤18の上昇に伴って
主として低圧バネ20が圧縮変形され、圧縮量に応じた
小さな加圧力が可動盤16に作用せしめられる。例えば
、可動盤16に対する加圧力が200 kgに上昇する
までは、かかる低圧バネ20に圧縮変形が惹起されるも
のとすると、0〜200kgの範囲の加圧力は、主とし
て、かかる低圧バネ20の圧縮変形に基づいて得られる
こととなる。つまり、その0〜200kgの加圧力範囲
では、駆動盤18と可動盤16の相対変位量、すなわち
パルスモータ36の回転量に比して、加圧力の変化量が
小さいのであり、従ってその0〜200kgの範囲の低
圧領域においては、パルスモータ36の回転量の調節に
基づいて、加圧力を充分細かい精度で連続的に制御でき
るのである。
なお、この低圧バネ20のバネ定数が小さい程、上記低
圧領域において、可動盤16に対する加圧力を細かい精
度で正確に制御することが可能となるが、このバネ定数
をあまり小さくすると、その低圧バネ20の圧縮量が過
大になり、装置の大型化を招くこととなるため、この低
圧バネ20のバネ定数は、通常、加圧力に対する要求精
度(一般には、1kg程度)に応じて選択されることと
なる。
また、低圧バネ20が長大で、しかもそのバネ定数が小
さ過ぎると、可動盤16(熱板50)上に被加工物を載
置した時の重量変動によって可動盤16に上下方向の波
打ち現象(振動現象)が惹起され、可動盤16が静止し
難くなるため、そのような波打ち現象を防止するために
ダンパ装置を併設することが望ましいが、通常は、その
ようなダンパ装置を併設することなく、上述のような波
打ち現象の発生を良好に抑制することができる。
駆動盤18の上昇により、低圧バネ20が一定量圧縮変
形されて、加圧力が予め定められた大きさに達すると、
前述のように、中間座26の上端部が可動盤16に配設
された円筒部材29の下端部に当接せしめられて、低圧
バネ20がそれ以上変形されなくなる。従って、それ以
降は、可動盤16に対する駆動盤18の接近作動に応じ
て、高圧バネ22.22だけが圧縮変形せしめられるこ
ととなる。つまり、パルスモータ36の回転量に応じて
高圧バネ22.22が圧縮変形せしめられるのであり、
これにより、パルスモータ36の回転量に応じて、高圧
バネ22.22の圧縮変形に基づく大きな加圧力が可動
盤16に作用せしめられるのである。なお、この高圧バ
ネ22.22のバネ定数および最大変形量は、加圧力の
高圧領域で要求される精度および最大要求加圧力に応じ
て、プレス装置の大きさを考慮して設定されることとな
る。
このように、本実施例のプレス装置によれば、低圧バネ
20および高圧バネ22.22のバネ定数およびそれら
の最大変形量の設定(高圧バネ22.22の最大変形量
は、最大要求加圧力に対して充分大きく設定される)に
より、パルスモータ36による駆動m18の上昇作動に
基づいて、可動盤16に対する加圧力を低圧から高圧ま
で、例えば0〜1000kgの範囲で連続的に、しかも
低圧領域(例えば0〜200kgの領域)においては、
低圧バネ20のバネ定数に応じた優れた圧力精度(例え
ば1 kg程度の圧力精度)をもって、連続的に昇圧す
ることができるのであり、また加圧力の降圧に際しても
、前述の説明から容易に推察されるように、パルスモー
タ36による駆動盤18の下降作動に基づいて、可動盤
16に対する加圧力を高圧から低圧まで連続的に、しか
も低圧領域においては、低圧バネ20のバネ定数に応じ
た優れた圧力精度をもって降圧することができるのであ
る。
そして、本実施例では、その可動pJ116に対する駆
動盤18の相対移動による加圧力の大きさが、ロータリ
エンコーダ42で検出できるようになっていることから
、そのロータリエンコーダ42で検出される加圧力に基
づいてパルスモータ36を駆動制御することにより、可
動盤16に対する加圧力、すなわち上定盤10と可動盤
16との間での被加工物に対する加圧力(プレス力)を
自動的に昇降制御することもできるのである。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、これは文字
通りの例示であり、本発明が、かかる具体例に限定して
解釈されるべきものではな(、その趣旨を逸脱しない範
囲内において、種々なる変更、修正、改良等を施した態
様で実施できることは、言うまでもないところである。
例えば、前記実施例では、電動モータ手段としてパルス
モータ36が採用されていたが、パルスモータ36以外
のモータを電動モータ手段として採用することも勿論可
能である。なお、この電動モータ手段は、必要に応じて
、適当なブレーキ装置と組み合わせて用いられることと
なる。
また、前記実施例では、高バネ定数の高圧バネ(22)
が2個に分割されていたが、状況によっては、1個の高
圧バネ(22)だけを採用することも可能であり、更に
は高圧バネ(22)を3個以上に分割して用いることも
可能である。また、低圧バネ20と高圧バネ22に加え
て中圧バネ等を更に直列に接続して、それら3種乃至そ
れ以上のバネ定数のバネ手段にてバネ機構24、更には
可動器付勢機構を構成するようにすることも可能である
さらに、前記実施例では、可動器付勢機構を構成するバ
ネ機構24がタイバー14に嵌挿されて設けられていた
が、そのようなバネ機構は、必ずしもタイバー14に嵌
挿された状態で設けられる必要はなく、またその設置数
も、必要に応じて増減することが可能である。
また、本発明は、例示の竪型プレス装置に限定されるも
のではなく、横型や斜傾型等の他の形式のプレス装置に
も適用することが可能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従うプレス装
置は、電動モーフ手段の回転力に基づいて駆動盤を可動
盤に対して相対移動せしめ、その相対移動によって、そ
れら駆動盤と可動盤との間に設けた、互いに異なるバネ
定数のバネ手段を直列に接続した構造の可動器付勢機構
を介して可動盤に加圧力を作用せしめるようにしたもの
であるため、その可動器付勢機構を構成するバネ手段の
バネ定数の選択により、低圧から高圧までの広い範囲で
加圧力を連続的に調節することができると共に、バネ定
数の小さいバネ手段が主として変形せしめられる低圧領
域において、加圧力を充分細かい精度で良好に制御でき
るのであり、それ故、ガラス板やセラミックス等の加圧
接着用のプレス装置として好適に採用できるといった利
点があるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うプレス装置の一例を説明するた
めの断面図であり、第2図は、第1図のプレス装置の右
側面一部切欠断面図である。 10:上定盤(固定盤)  12:下定盤14:タイパ
−16:可動盤 18:駆動盤      20:低圧バネ22:高圧バ
ネ     24:バネ機構26.21:中間座   
30:雌ネジ部材32:mネジ部材 36:パルスモータ(電動モータ手段)40ニラツク 
  42:ロークリエンコーダ48:目盛スケール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可動盤を挟んで固定盤と対向するように駆動盤を設ける
    と共に、該駆動盤と前記可動盤との間に、バネ定数が異
    なる複数のバネ手段を直列に接続してなる構造の可動盤
    付勢機構を介装し、且つ前記駆動盤を前記固定盤に対し
    て所定のネジ送り機構を介して接近・離隔移動せしめる
    電動モータ手段を設けて、該電動モータ手段の作動に基
    づいて該駆動盤を該固定盤に接近移動させることにより
    、前記可動盤を前記可動盤付勢機構を介して該固定盤に
    押圧させて、それら可動盤と固定盤との間で所定のプレ
    ス操作を行ない得るようにしたことを特徴とするプレス
    装置。
JP24313888A 1988-09-28 1988-09-28 プレス装置 Expired - Lifetime JPH07110435B2 (ja)

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