JPH0291440A - 内燃機関の触媒劣化判別装置 - Google Patents

内燃機関の触媒劣化判別装置

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JPH0291440A
JPH0291440A JP63242481A JP24248188A JPH0291440A JP H0291440 A JPH0291440 A JP H0291440A JP 63242481 A JP63242481 A JP 63242481A JP 24248188 A JP24248188 A JP 24248188A JP H0291440 A JPH0291440 A JP H0291440A
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fuel ratio
air
sensor
output
catalyst
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JP63242481A
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English (en)
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Yukihiro Sonoda
幸弘 園田
Hironori Bessho
別所 博則
Michio Furuhashi
古橋 道雄
Naohide Izumitani
泉谷 尚秀
Hiroyuki Sawamoto
広幸 澤本
Koichi Hoshi
幸一 星
Koichi Osawa
大沢 幸一
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N11/00Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity
    • F01N11/007Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity the diagnostic devices measuring oxygen or air concentration downstream of the exhaust apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2550/00Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
    • F01N2550/02Catalytic activity of catalytic converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は触媒コンバータの上流側、下流側に空燃比セン
サ(本明細書では、酸素濃度センサ(02センサ))を
設けたダブル空燃比センサシステムにおける触媒劣化判
別装置に関する。
〔従来の技術〕
単なる空燃比フィードバック制御(シングル02センサ
システム)では、酸素濃度を検出する0□センサをでき
るだけ燃焼室に近い排気系の箇所、すなわち触媒コンバ
ータより上流である排気マニホールドの集合部分に設け
ているが、0□センサの出力特性のばらつきのために空
燃比の制御精度の改善に支障が生じている。かかる02
センサの出力特性のばらつきおよび燃料噴射弁等の部品
のばらつき、経時あるいは経年的変化を補償するために
、触媒コンバータの下流に第2の0□センサを設け、上
流側02センサによる空燃比フィードバック制御に加え
て下流側0□センサによる空燃比フィードバック制御を
行うダブル02センサシステムが既に提案されている(
参照:特開昭58−72647号公報)。このダブル0
□センサシステムでは、触媒コンバータの下流側に設け
られた02センサは、上流側02センサに比較して、低
い応答速度を有するものの、次の理由により出力特性の
ばらつきが小さいという利点を有している。
(1)触媒コンバータの下流では、排気温が低いので熱
的影響が少ない。
(2)触媒コンバータの下流では、種々の毒が触媒にト
ラップされているので下流側02センサの被毒量は少な
い。
(3)触媒コンバータの下流では排気ガスは十分に混合
されており、しかも、排気ガス中の酸素濃度は平衡状態
に近い値になっている。
従って、上述のごとく、2つの02センサの出力にもと
づく空燃比フィードバック制御(ダブル0□センサシス
テム)により、上流側02センサの出力特性のばらつき
を下流側02センサにより吸収できる。実際に、第2図
に示すように、シングル02センサシステムでは、02
センサの出力特性が悪化した場合には、排気エミッショ
ン特性に直接影響するのに対し、ダブル02センサシス
テムでは、上流側o2センサの出力特性が悪化しても、
排気エミッション特性は悪化しない。つまり、ダブル0
2センサシステムにおいては、下流側02センサが安定
な出力特性を維持している限り、良好な排気エミッショ
ンが保証される。
触媒コンバータの触媒は車両を通常考えられる使用条件
の範囲内で使用されている限り、その機能が著しく低下
しないように設計されている。しかし、ユーザが燃料を
誤って有鉛ガソリンを入れてしまうとか、使用中に何ら
かの原因でハイテンションコードが抜は失火してしまう
場合には、触媒の機能は著しく低下することがある。前
者の場合には、ユーザは全(気付かず、また、後者の場
合にはハイテンションコードを挿入し直せばよいので触
媒を交換することはまずない。この結果、触媒コンバー
タが充分に排気ガスを浄化しないまま、走行されること
がある。
しかしながら、上述のダブル02センサシステムにおい
ては、上述のごとく、触媒の機能が劣化すると、HC,
CD・H2等の未燃ガスの影響を受け、下流側02セン
サの出力特性は劣化する。すなわち、下流側02センサ
の出力の反転回数が大きくなり、この結果、下流側02
センサによる空燃比フィードバック制御に乱れを生じさ
せ、良好な空燃比が得られなくなり、この結果、燃費の
悪化、ドライバビリティの悪化、HC,C[l・N0M
エミッションの悪化等を招くという問題点がある。
このため、本願出願人は、既に単位時間当りの下流側0
2センサの出力の一定レベルに対する反転回数により触
媒の劣化を検出することを提案しでいる(参考:特願昭
61−241489号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に上流側02センサの出力V、および下流側02
センサの出力v2の例を示す。すなわち、三元触媒が新
品もしくは劣化度が小さい場合には、第3図(B)に示
すごとく、三元触媒の02ストレージ効果が大きく、触
媒に入るガスの空燃比のリッチ、リーンの幅が大きくて
も、排出されるガスの空燃比は時間的に平均化される。
この傾向は三元触媒の浄化性能が高ければ高いほど大き
い。
また、三元触媒の劣化度が大きくなると、すなわち、三
元触媒の02ストレージ効果が小さくなると、第3図(
D)に示す下流側0□センサの出力V2の振幅、周期は
第3図(A>に示す上流側02センサの出力VIの振幅
、周期に近づく。従って、先に提案した単位時間当りの
下流側02センサの出力V2の一定レベルに対する反転
回数により三元触媒の大きな劣化度の判別は可能である
しかしながら、三元触媒の劣化度が中程度の場合には、
第3図(C)に示すように、下流側02センサの出力V
2の振幅中心値がずれるために一定レベルに対する反転
回数では判別できない。すなわち、第3図(E)に示す
ごとく、吸入空気量Qが大になると、三元触媒の中での
ガス流速が早くなるために三元触媒での化学反応時間が
短くなり、この結果、0□ストレージ効果が十分に作用
しなくなり、従って、下流側02センサの出力V2のレ
ベルおよび周波数が高くなるからである。また、上流側
02センサによる空燃比フィードバック制御における種
々の補正係数は機関の回転速度および/または負荷によ
って変化させているため、吸入吸気量Qにも応じて下流
側02センサの出力レベルが変化するからである。
従って、本発明の目的は、三元触媒の中程度の劣化度を
も確実に判別できる触媒劣化判別システムを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するための手段は第1図に示される。
第1図において、内燃機関の排気系に設けられた排気ガ
ス浄化のための触媒コンバータの上流側、下流側には、
それぞれ、排気ガス中の特定成分濃度を検出する上流側
、下流側空燃比センサが設けられている。第1の比較手
段は上流側空燃比センサの出力Vlを第1の比較電圧V
RIと比較する。
また、負荷検出手段は機関の負荷たとえば吸入空気量Q
を検出し、比較電圧演算手段はこの検出された負荷Qに
応じて第2の比較電圧VR2を演算する。たとえば、検
出された負荷Qが大きいときに第2の比較電圧VR2を
リッチ判定側に、他方、検出された負荷Qが小さいとき
に第2の比較電圧V112をリーン判定側に演算する。
この結果、第2の比較手段は下流側空燃比センサの出力
V2を第2の比較電圧VR2と比較する。空燃比調整手
段は第1、第2の比較手段の比較結果に応じて機関の空
燃比を調整する。他方、反転回数演算手段は所定時間当
りの下流側空燃比センサの出力V2の反転回数C8を演
算し、触媒劣化判別手段は反転回数C8が所定値C3O
以上のときに触媒コンバータの触媒の劣化とみなすもの
である。
〔作 用〕
上述の手段によれば、下流側空燃比センサの出力振幅中
心値に合致したレベルに対する反転回数により触媒劣化
を判別する。
〔実施例〕
第4図は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実
施例を示す全体概要図である。第4図において、機関本
体1の吸気通路2にはエアフローメータ3が設けられて
いる。エアフローメータ3は吸入空気量を直接計測する
ものであって、ポテンショメータを内蔵して吸入空気量
に比例したアナログ電圧の出力信号を発生する。この出
力信号は制御回路lOのマルチプレクサ内蔵A/D変換
器101に供給されている。ディストリビユータ4には
、その軸がたとえばクランク角に換算して720°毎に
基準位置検出用パルス信号を発生するクランク角センサ
5およびクランク角に換算して30°毎に基準位置検出
用パルス信号を発生するクランク角センサ6が設けられ
ている。これらクランク角センサ5・6のパルス信号は
制御回路10の入出力インターフェイス102に供給さ
れ、このうち、クランク角センサ6の出力はCPU10
3の割込み端子に供給される。
さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供給系から加圧
燃料を吸気ポートへ供給するための燃料噴射弁7が設け
られている。
また、機関本体1のシリンダブロックのウォータジャケ
ット8には、冷却水の温度を検出するための水温センサ
9が設けられている。水温センサ9は冷却水の温度TH
Wに応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。この出
力もA/D変換器101に供給されている。
排気マニホールド11より下流に排気系には、排気ガス
中の3つの有害成分HC、CD 、NOxを同時に浄化
する三元触媒を収容する触媒コンバータ12が設けられ
ている。
排気マニホールド11には、すなわち触媒コンバータ1
2の上流側には第1のo2センサ13が設けられ、触媒
コンバータ12の下流側の排気管14には第2の02セ
ンサ15が設けられている。
02センサ13,15は排気ガス中の酸素成分濃度に応
じた電気信号を発生する。すなわち、0□センサ13,
15は空燃比が理論空燃比に対してリーン側かリッチ側
かに応じて、異なる出力電圧を制御回路10でA/D変
換器101に発生する。
また、吸気通路2のスロットル弁16には、スロットル
弁16が全閉か否かを検出するだめのアイドルスイッチ
17が設けられており、この出力信号は制御回路10の
入出力インターフェイス102に供給される。
18はアラームであって、触媒コンバータ12の三元触
媒の劣化を示す。
制御回路10は、たとえばマイクロコンピュータとして
構成され、A/D変換器101、入出力インターフェイ
ス102 、CPU103、の外に、ROM104゜R
AM105、バックアップROM106、クロック発生
回路107等が設けられている。
また、制御回路10において、ダウンカウンタ108、
フリップフロップ109、および駆動回路110は燃料
噴射弁7を制御するためのものである。
すなわち、後述のルーチンにおいて、燃料噴射量TAU
が演算されると、燃料噴射量TAUがダウンカウンタ1
08 にプリセットされると共にフリップフロップ10
9 もセットされる。この結果、駆動回路110が燃料
噴射弁7の付勢を開始する。他方、ダウンカウンタ10
8がクロック信号(図示せず)を計数して最後にそのキ
ャリアウド端子が“1”レベルとなったときに、フリッ
プフロップ109がリセットされて駆動回路110は燃
料噴射弁7の付勢を停止する。つまり、上述の燃料噴射
量TAUだけ燃料噴射弁7は付勢され、従って、燃料噴
射量TAUに応じた量の燃料が機関本体1の燃焼室に送
り込まれることになる。
なお、CPU103の割込み発生は、A/D変換器10
1のA/D変換終了時、入出力インターフェイス102
がクランク角センサ6pパルス信号を受信した時、クロ
ック発生回路107からの割込信号を受信した時、等で
ある。
エアフローメータ3の吸入空気量データQおよび冷却水
温データTHWは所定時間毎に実行されるA/D変換ル
ーチンによって取込まれてRAM105の所定領域に格
納される。つまり、RAM105におけるデータQおよ
びTHWは所定時間毎に更新されている。また、回転速
度データNeはクランク角センサ6の30°CA毎に割
込みによって演算されてRAM105の所定領域に格納
される。
第5図は上流側02センサ13の出力にもとづいて空燃
比補正計数FAFを演算する第1の空燃比フィードバッ
ク制御ルーチンであって、所定時間たとえば4rns毎
に実行される。
ステップ501では、上流側02センサ13による空燃
比の閉ループ(フィードバック)条件が成立しているか
否かを判別する。たとえば、冷却水温が所定値以下の時
、機関始動中、始動後項量中、暖気増量中、パワー増量
中、触媒過熱防止のため○TP増量中、上流側02セン
サ13の出力信号が一度も反転していない時、燃料カッ
ト中等はいずれも閉ループ条件が不成立であり、その他
の場合が閉ループ条件成立である。閉ループ条件が不成
立のときには、ステップ527に進んでFAFを閉ルー
プ制御終了直前値とする。なお、一定値たとえば1.0
としてもよい。他方、閉ループ条件成立の場合はステッ
プ502に進む。
ステップ502では、上流側02センサ13の出力V、
をA/D変換して取込み、ステップ503にてV、が比
較電圧V Rlたとえば0.45V以下か否かを判別す
る、つまり、空燃比がリッチかリーンかを判別する、つ
まり、空燃比がリーン(V+ ≦V+u)であれば、ス
テ)ブ504にてデイレイカウンタCDLYが負か否か
を判別し−CDLY>Qであればステップ505にてC
DLYを0とし、ステップ506に進む。ステップ50
6では、デイレイカウンタCDLYを1減算し、ステッ
プ507 、508にてデイレイカウンタCDLYを最
小値TDLでガードする。この場合、デイレイカウンタ
CDLYが最小値TDLに到達したときにはステップ5
09にて第1の空燃比フラグF1を“0” (リーン)
とする。なお、最小値TDLは上流側02センサ13の
出力においてリッチからリーンへの変化があってもリッ
チ状態であるとの判断を保持するためのリーン遅延状態
であって、負の値で定義される。他方、リッチ(V+ 
>Vat)であれば、ステップ510にてデイレイカウ
ンタC口LYが正か否かを判別し、CDLY<Qであれ
ばステップ511にてCDLYを0とし、ステップ51
2に進む。ステップ512ではデイレイカウンタCDL
Yを1加算し、ステップ513,514にてデイレイカ
ウンタCDLYを最大値TDRでガードする。
この場合、デイレイカウンタCDLYが最大値TDRに
到達したときにはステップ515にて第1の空燃比フラ
グF1を“1″ (リッチ)とする。なお、最大値TD
Rは上流側02センサ13の出力においてリーンからリ
ッチへの変化があってもリーン状態であるとの判断を保
持するためのリッチ遅延時間であって、正の値で定義さ
れる。
ステップ516では、第1の空燃比フラグF1の符号が
反転したか否かを判別する、すなわち遅延処理後の空燃
比が反転したか否かを判別する。空燃比が反転していれ
ば、ステップ517にて、第1の空燃比フラグF1の値
により、リッチからり−ンへの反転か、リーンからリッ
チへの反転かを判別する。リッチからリーンへの反転で
あれば、ステップ518にてPAP −FAF+R3R
とスキップ的に増大させ、逆に、リーンからリッチへの
反転であれば、ステップ519にてFAF −FAF−
R3Lとスキップ的に減少させる。つまり、スキップ処
理を行う。
ステップ516にて第1の空燃比フラグF1の符号が反
転していなければ、ステップ520.521.522に
て積分処理を行う。つまり、ステップ520にて、F1
=”0”か否かを判別し、Fl=“0” (リーン)で
あればステップ521にてFAF −FAF+KIRと
し、他方、F1=@l” (リッチ)であればステップ
522 にてFAF −FAP−にIL とする。ここ
で、積分定数KIR、KILはスキップ量R3R、R3
Lに比して十分小さく設定してあり、つまり、KIR(
Klい < R2H(R5L)である。従って、ステッ
プ521はリーン状態(F1=“0”)で燃料噴射量を
徐々に増大させ、ステップ522はリッチ状態(Fl=
“1″)で燃料噴射量を徐々に減少させる。
ステップ518.519.521.522にて演算され
た空燃比補正係数FAFはステップ523 、524に
最小値たとえば0.8にてガードされ、また、ステップ
525 、526にて最大値たとえば1゜2にてガード
されるにれにより、何らかの原因で空燃比補正係数FA
Fが大きくなり過ぎ、もしくは小さくなり過ぎた場合に
、その値で機関の空燃比を制御してオーバリッチ、オー
バリーンになるのを防ぐ。
上述のごとく演算されたFAFをRAM105に格納し
て、ステップ527にてこのルーチンは終了する。
なお、第5図においては、遅延時間TDR,TDL。
スキップ量R5R,R3L、積分定数KIR,KILを
一定値としているが、吸入空気IQの領域毎に可変とす
ることもでき、さらに、後述のごとく、上流側02セン
サのずれ等の微調整のためにこれら1つたとえばスキッ
プ量R3R,R3Lを下流側0□センサ15の出力V2
に応じて可変とすることもできる。
第6図は第5図のフローチャートによる動作を補足説明
するタイミング図である。上流側0□センサ13の出力
により第6図(A)に示すごとくリッチ、リーン判別の
空燃比信号A/Fが得られると、デイレイカウンタCD
LYは、第6図(B)に示すごとく、リッチ状態でカウ
ントアツプされ、リーン状態でカウントダウンされる。
この結果、第6図(C)に示すごとく、遅延処理された
空燃比信号A/F’  (フラグF1に相当)が形成さ
れる。たとえば、時刻1.にて空燃比信号A/F’がリ
ーンからリッチに変化しても、遅延処理された空燃比信
号A/F’はリッチ遅延時間TDRだけリーンに保持さ
れた後に時刻t2にてリッチに変化する。時刻t、にて
空燃比信号A/Fがリッチからリーンに変化しても、遅
延処理された空燃比信号A/F’はリーン遅延時間(−
TDL)相当だけリッチに保持された後に時刻t、にて
IJ +ンに変化する。しかし空燃比信号A/F’が時
刻t5 i t6 、t、のごとくリッチ遅延時間TD
Rの短い期間で反転すると、デイレイカウンタCDLY
が最大値TDRに到達するのに時間を要し、この結果、
時刻t8にて遅延処理後の空燃比信号A/F′が反転さ
れる。つまり、遅延処理後の空燃比信号A/F’は遅延
処理前の空燃比信号A/Fに比べて安定となる。このよ
うに遅延処理後の安定した空燃比信号A/F’にもとづ
いて第6図(D)に示す空燃比補正係数FAFが得られ
る。
次に、下流側0□センサ15による第2の空燃比フィー
ドバック制御について説明する。第2の空燃比フィード
バック制御としては、第1の空燃比フィードバック制御
定数としてのスキップ量R3R,R5L 、積分定数K
IR,KIL 、遅延時間TDR。
TOし、もしくは上流側02センサ13の出力v1の比
較電圧V Rlを可変にするシステムと、第2の空燃比
補正係数FAF2を導入するシステムとがある。
たとえば、リッチスキップ量R3Rを大きくすると、制
御空燃比をリッチ側に移行でき、また、リーンスキップ
量R3Lを小さくしても制御空燃比をリッチ側に移行で
き、他方、リーンスキップ量R3Lを大きくすると、制
御空燃比をリーン側に移行でき、また、リッチスキップ
量R3Rを小さくしても制御空燃比をリーン側に移行で
きる。
従って、下流側02センサ15の出力に応じてリッチス
キップ量R3Rおよびリーンスキップ量R3Lを補正す
ることにより空燃比が制御できる。
また、リッチ積分定数KIRを大きくすると、制御空燃
比をリッチ側に移行でき、また、リーン積分定数KIL
を小さくしても制御空燃比をリッチ側に移行でき、他方
、リーン積分定数KILを大きくすると、制御空燃比を
リーン側に移行でき、また、リッチ積分定数KIRを小
さくしても制御空燃比をリーン側に移行できる。従って
、下流側0□センサ15の出力に応じてリッチ積分定数
KIRおよびリーン積分定数KILを補正することによ
り空燃比が制御できる。リッチ遅延時間TDRを大きく
もしくはリーン遅延時間(−TDL)を小さく設定すれ
ば、制御空燃比はリッチ側に移行でき、逆に、リーン遅
延時間(−TDL)を大きくもしくはリッチ遅延時間(
TDR)を小さ(設定すれば、制御空燃比はリーン側に
移行できる。つまり、下流側0□センサ15の出力に応
じて遅延時間TDR、TDLを補正することにより空燃
比が制御できる。さらにまた、比較電圧Vllを大きく
すると制御空燃比をリッチ側に移行でき、また、比較電
圧Vllを小さくすると制御空燃比をリーン側に移行で
きる。従って、下流側02センサ15の出力に応じて比
較電圧V81を補正することにより空燃比が制御できる
これらスキップ量、積分定数、遅延時間、比較電圧を下
流側02センサによって可変とすることはそれぞれに長
所がある。たとえば、遅延時間は非常に微妙な空燃比の
調整が可能であり、また、スキップ量は、遅延時間のよ
うに空燃比のフィードバック周期を長くすることなくレ
スポンスの良い制御が可能である。従って、これら可変
量は当然2つ以上組み合わされて用いられ得る。
次に、空燃比フィードバック制御定数としてのスキップ
量を可変にしたダブル02センサシステムについて説明
する。
第7図は下流側0□センサ15の出力にもとづいてスキ
ップ量R3R,R3Lを演算する第2の空燃比フィード
バック制御ルーチンであって、所定時間たとえばIS毎
に実行される。ステップ701では、下流側02センサ
15による閉ループ条件か否かを判別する。たとえば、
上流側02センサ13による閉ループ条件の不成立に加
えて、下流側0□センサ15の出力信号が一度も反転し
ていない時、吸入空気量Qが所定範囲(Ql ≦Q≦Q
2)外、スロットル弁全開等が閉ループ条件が不成立で
あり、その他の場合が閉ループ条件成立である。閉ルー
プ条件でなければステップ716に進み、リッチスキッ
プ量R3Rを演算する。たとえば、RAM105より吸
入空気量データQを読出してROM104に格納された
1次元マツプを用いてリッチスキップff1R3Rを補
間計算する。
あるいは、 R3R=5% としてもよく、また、閉ループ終了直前値に保持するこ
とも、学習値(バックアップRAM106の値)とする
こともできる。
下流側02センサ15による閉ループ条件成立であれば
、ステップ702に進み、RAM105より吸入空気量
データQを読出し、その変化ΔQを、ΔQ−Q−QO ただし、Qoは前回のQの値、により演算し、ステップ
703では次の実行に備えて、Q0←Qとする。次いで
、ステップ704にて吸入空気量変化ΔQlが所定値Δ
Q0以下か否かを判別する。
ΔQ1≦ΔQoであればステップ705.706に進み
、1ΔQl>ΔQ0であればステップ707に進む。つ
まり、吸入空気量Qの変化1ΔQ1が小さい安定状態す
なわち定常状態がCNTo X 1 s持続したときの
み、ステップ708に進み、その他の場合にはやはりス
テップ716に進む。
つまり、下流側02センサ15の出力は、排気ガスの輸
送遅れ、三元触媒の02ストレージ効果等による反応遅
れを考慮して定常状態判別のためのステップ702〜7
07が設けられている。なお、三元触媒の02ストレー
ジ効果について説明すると、三元触媒はNOX、 CO
,HCを同時に浄化するものであり、その浄化率ηを第
8図に示すように、理論空燃比(λ=1)よりリッチ側
ではNO,の浄化率が大きく、リーン側ではCD・HC
の浄化率が大きい。このとき、三元触媒は、空燃比がリ
ーンのときには0□を取込み、空燃比がリッチになった
ときにCD、HCを取込んでリーンのときに取込まれた
0□と反応せしめるという02ストレージ効果を奏する
上述のごとく吸入空気量Qの変化ΔQが安定したときに
は、ステップ708に進み、比較電圧VR2を演算する
。つまり、RAM105より吸入空気量データQを読出
してROM104に格納された1次元マツプを用いて比
較電圧V12を補間計算する。ここでは、吸入空気量Q
が大であれば比較電圧VR2を大きくし、逆に、吸入空
気量Qが小であれば比較電圧Va□を小さくする。従っ
て、02センサの出力特性は第9図のごとく示されるの
で、吸入空気量Qが大であれば、比較電圧VR2はリッ
チ側に演算され、逆に、吸入空気量Qが小であれば比較
電圧VR2はリーン側に演算されることになる。なお、
Q<Q、では下流側0□センサ15の素子温が低下する
ため、また、Q<Q2ではOTP増量域のために、ステ
ップ601において空燃比フィードバック制御条件とし
てQ1≦Q≦Q2 としである。
また、Q ” Q +ではV112は0.2〜0.4V
、また、Q ” Q 2ではVIL2は0.6〜0.8
Vとされる。
なお、負荷としては吸入空気量Qの外にスロットル弁開
度、吸気管圧力が使用でき、また、これら負荷と機関回
転速度のマツプあるいは演算から比較電圧VR2を求め
るようにしても良い。
ステップ709では、下流側02センサ15の出力V2
をA/D変換して取込み、ステップ710にてV2が比
較電圧Vlk2以下か否かを判別する、つまり、空燃比
がリッチかリーンかを判別する。
ステップ710にてV2≦V12 (リーン)であれば
ステップ711.712に進み、他方、Va>Vi+□
(リッチ)であればステップ713.714に進む。
ステップ711では、第2の空燃比フラグF2を“0”
とし、ステップ712にてR2H−R3R+ΔR3(一
定値)とし、つまり、リッチスキップ量R3Rを増大さ
せて空燃比をリッチ側に移行させる。
他方、V2 >Vl12 (リッチ)のときには、ステ
ップ713にて第2の空燃比フラグF2を“0”とし、
ステップ714にてR2H−R2H−ΔR3とし、つま
り、リッチスキップ量R8Rを減少させて空燃比をリー
ン側に移行させる。
ステップ715は、上述のごとく演算されたリッチスキ
ップ量R3Rのガード処理を行うものであり、たとえば
最小値MIN=2.5%、最大値MAX=7.5%にて
ガードする。なお、最小値MINは過渡追従性がそこな
われないレベルの値であり、また、最大値MAXは空燃
比変動によりドライバビリティの悪化が発生しないレベ
ルである。
ステップ717では、リーンスキップfiR3Lを、R
3L −10%−R2H にて演算する。つまり、R3R+R3L = 10%で
ある。
上述のごとく演算されたR2HはRAM105は格納さ
れた後に、ステップ718にてこのルーチンは終了する
第10図は触媒劣化判別ルーチンであって、所定時間た
とえば4ms毎に行われる。ステップ1001では、第
7図のステップ701と同様に、下流側02センサ15
の閉ループ条件成立か否かを判別し、下流側0□センサ
15の閉ループ条件成立の場合のみステップ1002に
進む。ステップ1002では、RAM105より回転速
度データNeを読出してN、≦Ne≦Nまたとえば11
000rl1≦Ne≦300Orpm (D範囲か否か
を判別し、ステップ1003にて、RAM105より吸
入空気量データQを読出してQl ≦Q≦Qまたとえば
0.511 /rev≦Q/Ne≦1. OR/rev
の範囲か否かを判別する。つまり、アイドル状態、加減
速状態、燃料増量域等を除いた定常状態のみステップ1
004に進むようにしである。その他の場合にはステッ
プ1014に直接進む。
ステップ1004では、カウンタCTを+1歩進させ、
ステップ1005にてCT≦CToか否かにより所定時
間CTo X 4 ms経過したか否かを判別する。
11000rp≦Ne≦300Orpm且つ0.51 
/rev≦Q/Ne≦L O1/revの状態の持続が
所定時間経過前(CT≦CTo)であれば、ステップ1
006 。
1007に進んで下流側o2センサ15の出力V2の反
転回数を回数カウンタC8により計数する。すなわち、
ステップ1006にて第2の空燃比フラグF2が反転し
たか否かを判別し、ステップ1007にて第2の空燃比
フラグF2の反転毎に回数カウンタCSを+1歩進させ
る。
次に、11000rp≦Ne≦300Orpm且つ0.
51!/rev≦Q/Ne≦1.01 /revの状態
が所定時間経過すると(CT > CT o)、ステッ
プ1005のフローはステップ1008に進む。この結
果、ステップ1008にて下流側0□センサ15の反転
回数C8が所定値C3o以上か否かを判別する。C3<
C3゜であれば、触媒劣化なしと判別して、ステップ1
009にてアラーム停止(もしくは解除)し、また、ス
テップ1010にてアラームフラグFAL14を“0”
とする。他方、C8≧C3oであれば触媒劣化と判別し
て、ステップ1011にてアラーム18を付勢すると共
に、ステップ1012にてアラームフラグFALMを“
1”とする。そして、ステップ1013にてカウンタC
T、C3を共にクリアしてステップ1014に進むQな
お、アラームフラグF ALXはバックアップRAM1
06に格納され、従って、特別の読取装置によりアラー
ムフラグFALMを読出すことにより触媒劣化を知り、
これにより、触媒交換を行うことができる。
なお、ステップ1008の所定値C8oは運転状態パラ
メータたとえば負荷に応じて可変とすることもできる。
第11図もまた触媒劣化判別ルーチンであって、第10
図の場合と異なり、上流側02センサ13の出力Vlの
反転回数と下流側02センサ15の出力V2の反転回数
との比により触媒劣化の判別を行う。ステップ1101
〜1103は第10図のステップ1001〜1003と
同一である。ステップ1104.1005では、下流側
02センサ15の出力V2の反転回数すなわち第2の空
燃比フラグF2の反転回数をカウンタC8により計数し
、ステップ1006 、1107では、上流側0□セン
サ13の出力V1の反転回数すなわち第1の空燃比フラ
グF1の反転回数をカウンタCMにより計数する。この
結果、CM≧200となったときには、ステップ110
8でのフローはステップ1109に進む。
ステップ1109にてC8≧CM/2か否かを判別する
C3<CM/2であれば、触媒劣化なしと判別して、ス
テップ1110にてアラーム停止(もしくは解除)し、
また、ステップ1111にてアラームフラグFALMを
“0”とする。他方、C8≧CM/2であれば触媒劣化
と判別して、ステップ1112にてアラーム18を付勢
すると共に、ステップ1113にてアラームフラグFA
LMを“1”とする。そして、ステップ1114、11
15に進む。なお、この場合も、アラームフラグFAL
MはバックアップRAM106に格納され、従って、特
別の読取装置によりアラームフラグFAL14を読出す
ことにより触媒劣化を知り、これにより、触媒交換を行
うことができる。
つまり、通常、上流側02センサ13の出力V1は第3
図(A)に示すごとく高い周波数を有するものの、下流
側02センサ15の出力V2は第3図(B)に示すごと
(低い周波数を有するが、触媒コンバータ12の触媒が
劣化すると、02ストレージ効果が減少し、下流側0□
センサ15の出力v2の周波数が第3図(C)、 (D
)に示すごとく上流側0□センサ13の出力Vlの周波
数に近づく。従って、これら2つの周波数の相対値で触
媒劣化が可能となる。
第12図は噴射量演算ルーチンであって、所定クランク
角毎たとえば、360°CA毎に実行される。
ステップ1201では、RAM105により吸入空気量
データQおよび回転速度、データNeを読出して基本噴
射量TAUPを演算する。たとえば、TAUP←α・Q
/Ne(αは定数)とする。ステップ1202にてRA
M105より冷却水温データTHWを読出してROM1
04に格納された1次元マツプにより暖機増量値FWL
を補間計算する。この暖機増量値FWLは、図示のごと
く、現在の冷却水温THWが上昇するに従って小さくな
るように設定されている。ステップ1203では、最終
噴射量TAUを、 TAU−TAUP・FAF  ・(FWL十β)+γに
より演算する。なお、β、γは他の運転状態パラメータ
によって定まる補正量であり、たとえば図示しないスロ
ットル位置センサからの信号、あるいは吸気温センサか
らの信号、バッテリ電圧等により決められる補正量であ
り、これらもRAM105に格納されている。次いで、
ステップ1204にて、噴射量TAUをダウンカウンタ
108 にセットすると共にフリップフロップ109を
セットして燃料噴射を開始させる。そして、ステップ1
205にてこのルーチンは終了する。なお、上述のごと
く、噴射量TAUに相当する時間が経過すると、ダウン
カウンタ108のキャリアウド信号によってフリップフ
ロップ109がリセットされて燃料噴射は終了する。
なお、上述のごとく、触媒劣化が判別された場合には、
下流側02センサ15による閉ループ制御を停止するこ
ともでき、これにより、エミッションの悪化を防止でき
る。
さらに、上述の実施例においては、吸入空気量Qに応じ
て比較電圧Vi2を可変とする際に、制御定数たとえば
スキップ量R3R,R5Lを各吸入空気量Q毎にブロッ
ク分割することもでき、これにより、機関の負荷が異な
る領域に遷移したときにも要求空燃比に迅速に近づける
ことができ、制御遅れによる燃費の悪化、ドライバビリ
ティの悪化、エミッションの悪化等の防止に役立つ。
さらに、第1の空燃比フィードバック制御は4ms毎に
、また、第2の空燃比フィードバック制御はIS毎に行
われるのは、空燃比歩フィードバック制御の応答性の良
い上流側02センサによる制御を主にして行い、応答性
の悪い下流側0□センサによる制御を従にして行うため
である。
また、上流側0□センサによる空燃比フィードバック制
御における他の制御定数、たとえば遅延時間、積分定数
、上流側02センサの比較電圧(参照:特開昭55−3
7562号公報)等を下流側02センサの出力により補
正するダブル0□センサシステムあるいは第2の空燃比
補正係数を導入したダブル0□センサシステムにも、本
発明を適用し得る。
また、吸入空気量センサとして、エアフローメータの代
りに、カルマン渦センサ、ヒートワイヤーセンサ等を用
いることもできる。
さらに、上述の実施例では、吸入空気量および機関の回
転速度に応じて燃料噴射量を演算しているが、吸入空気
圧および機関の回転速度、もしくはスロットル弁開度お
よび機関の回転速度に応じて燃料噴射量を演算してもよ
い。
さらに、上述の実施例では、燃料噴射量により吸気系へ
の燃料噴射量を制御する内燃機関を示したが、キヤブレ
タ式内燃機関にも本発明を適用し得る。たとえば、エレ
クトリック・エア・コントロールバルブ(EACV)に
より機関の吸入空気量を調整した空燃比を制御するもの
、エレク) IJフックブリード・エア・コントロール
バルブによりキャブレタのニアブリード量を調整してメ
イン系通路およびスロー系通路への大気の導入により空
燃比を制御するもの、機関の排気系へ送りこまれる2次
空気量を調整するもの、等に本発明を適用し得る。この
場合には、ステップ1201における基本噴射量TAU
P相当の基本燃料噴射量がキャブレタ自身によって決定
され、すなわち、吸入空気量に応じた吸気管負圧と機関
の回転速度に応じて決定され、ステップ1203にて最
終燃料噴射量TAUに相当する供給空気量が演算される
さらに、上述の実施例では、空燃比センサとして02セ
ンサを用いたが、COセンサ、リーンミクスチャセンサ
等を用いることもできる。
さらに、上述の実施例はマイクロコンピュータすなわち
ディジタル回路によって構成されているが、アナログ回
路により構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、三元触媒の劣化度
が比較的小さい場合にもその劣化度を精確に判別できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための全体ブロック図
、 第2図はシングル02センサシステムおよびダブル02
センサシステムを説明する排気エミッション特性図、 第3図は本発明が解決すべき課題を説明するタイミング
図、 第4図は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実
施例を示す全体概略図、 第5図、第7図、第1O図、第11図、第12図は第4
図の制御回路の動作を説明するためのフローチャート、 第6図は、第10図のフローチャートを補足説明するた
めのタイミング図、 第8図は02ストレージ効果を説明する図、第9図は0
□センサの出力特性を示すグラフである。 1・・・機関本体、     3・・・エアフローメー
タ、4・・・ディストリビュータ、 5・6・・・クランク角センサ、 10・・・制御回路、   12・・・触媒コンバータ
、13・・・上流側0□センサ、 15・・・下流側0□センサ、 17・・・アイドルスイッチ。 Ox 第2図 課題を説明する図 A/F 第8図 A/F 第9図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関の排気通路に設けられた三元触媒(12)
    と、 該三元触媒の上流側の排気通路に設けられ、前記機関の
    空燃比を検出する上流側空燃比センサ(13)と、 前記三元触媒の下流側の排気通路に設けられ、前記機関
    の空燃比を検出する下流側空燃比センサ(15)と、 前記上流側空燃比センサの出力を第1の比較電圧と比較
    する第1の比較手段と、 前記機関の負荷を検出する負荷検出手段と、該検出され
    た負荷に応じて第2の比較電圧を演算する比較電圧演算
    手段と、 前記下流側空燃比センサの出力を前記第2の比較電圧と
    比較する第2の比較手段と、 前記第1、第2の比較手段の比較結果に応じて前記機関
    の空燃比を調整する空燃比調整手段と、所定時間当りの
    前記下流側空燃比センサの出力の反転回数を演算する反
    転回数演算手段と、前記反転回数が前記所定値以上のと
    きに前記触媒コンバータの触媒の劣化と判別する触媒劣
    化判別手段と、 を具備する内燃機関の触媒劣化判別装置。
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