JPH0289095A - 情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報の表示が可能であり、かつ表示した情報
のスクロールが可能な情報表示装置に関〔従来の技術〕 従来、例えば入カキ−の操作によって入力されたデータ
を記憶すると共に、記憶しているデータを表示部に表示
可能な情報表示装置が知られている。この種の装置では
、情報としての表示データを上下方向および左右方向ヘ
スクロールすることが可能であり、これによって、表示
部の画面に表示しきれない分のデータが表示可能となる
。上記のスクロール機能については、一般に、画面上の
表示データを区別することなく全表示データのスクロー
ルが可能、あるいは一部の表示データについてのみスク
ロールが可能というものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、表示部に異なる複数グループのデータが表示
されており、これら各グループのデータの全部が表示部
にて表示しきれない場合には、画面上の表示データをス
クロールさせることによりデータの全部を表示する必要
がある。

しかしながら、上記従来の情報表示装置では、表示部に
異なる複数グループのデータが表示されており、これら
各グループのデータの表示しきれない部分をスクロール
させて表示しようとする場合、１グループの表示データ
のみをスクロールさせるか、各グループの表示データを
同一方向ヘスクロールさせるか、あるいは各グループの
データを別画面に別編集表示させて、各グループの表示
データに対し、画面側にスクロールさせることしかでき
ない。従って、効率良くデータを表示することができず
、また煩わしい操作を強いられるといったことにより、
使用しすらいものであるという問題点を有している。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の情報表示装置は、上記の課題を解決するために
、データを表示する表示部と、表示部に表示された表示
データのスクロール方向を指示する複数の入力部と、表
示部に複数グループのデータを表示させると共に、上記
の入力部による指示に従って、所定の方向へ表示データ
をスクロールさせる機能を備えた処理部とを有する情報
表示装置において、上記の処理部は、表示部に表示され
た複数グループの表示データに対し、各グループの表示
データ毎に固有の方向ヘスクロールさせる機能を有して
いる構成である。

〔作　用〕

上記の構成によれば、例えば、表示部に２グループのデ
ータが表示されている場合に、第１グループの表示デー
タは、左右のスクロール方向を指示する入力部の操作に
よって左右方向のスクロールが可能となる。また、第２
グループの表示データは、上下のスクロール方向を指示
する入力部の操作によって上下方向のスクロールが可能
となる、そして、第１グループのデータにおいて表示部
に表示しきれない部分がある場合には、左右のスクロー
ル方向を指示する入力部を操作し、表示データを左右方
向にスクロールさせ、その部分を表示させることができ
る。また、第２グループのデータに表示しきれない部分
がある場合にも、上下のスクロール方向を指示する入力
部を操作することにより、同様に、その部分を表示させ
ることができる。

このように、本装置では、異なるグループのデータ毎に
、固有のスクロール方向が設定され、入力部を操作する
ことより、容易に表示データを固有の方向にスクロール
させることができるので、操作性が良好であり、かつ効
率のよいデータ表示を行うことが可能である。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図ないし第６図に基づいて以下
に説明する。

本発明に係る情報表示装置は、第２図および第３図に示
すように、見開きの手帳状をなす開閉可能な装置本体１
を有している。装置本体１の左側部位１ａの上部には、
データ内容であるメツセージ、あるいは演算結果の表示
等に供される表示部としての液晶表示装置（以下ＬＣＤ
と称する）２が設けられている。このＬＣＤ２はドツト
マトリクス構成となっている。ＬＣＤ２の下方および装
置本体１の右側部位１ｂには、各種の情報を入力するた
めの入力キー群３が設けられている。

この入力キー群３のうち、右側部位１ｂの上部には、情
報表示装置の備える各種の機能を呼び出し、それを設定
するためのモード設定キー群４が配されている。このモ
ード設定キー群４には、動作モードを国語辞典モードに
設定するための国語辞典キー４ａ、その他、カレンダー
、スケジニール、計算、電話、メモのモードに設定する
ための各キーが配されている。右側部位１ｂの中央部に
は、ローマ字により文字情報を入力するためのローマ字
かな変換キー群５が配され、右側部位１ｂの下部には、
計算機として使用する際に数値情報を入力するための数
値入力キー群６が配されている。モード設定キー群４と
ローマ字かな変換キー群５との間には、電ｔｘｏＮキー
７、電源ＯＦＦキー８およびその他のキーが配されてい
る。尚、本装置では、国語辞典キー４ａと電源ＯＮキー
７とは、相互に相手の機能を兼ね備えている。即ち、例
えば、電源ＯＮキー７を操作すれば、国語辞典モードが
実行されるようになっている。

また、左側部位１ａにおける入力キー群３の下方には、
見出し語の検索を実行させるための見出し語検索キー９
ａ、およびその他の入カキ−を備えた漢字操作キー群９
が配され、この漢字操作キー群９の下方には、所定方向
への画面送りすなわちスクロール、およびカーソル移動
を行うための入力部としてのカーソルキー群１０が配さ
れている。カーソルキー群ＩＯは、カーソルを右方向へ
移動させるための右カーソルキー１０ａ、左方向へ移動
させるための左カーソルキー１０ｂ、その他、上カーソ
ルキーＩＱｄおよび下カーソルキー１０ｃを備えている
。

上記の装置本体１の内部には、第４図に示す制御部が設
けられている。この制御部は、情報表示装置全体の入出
力の処理、および演算処理等を行う中央演算処理装置（
以下ＣＰＵと称する）１１と、このＣＰＵＩＩから出力
される制御信号に基づいて、ＬＣＤ２を駆動するＬＣＤ
ドライバ１２と、人力キー群３からのキー人力をＣＰＵ
Ｉ　１に伝送する入出力ボート（以下Ｉ１０ポートと称
する）１３と、ＣＰＵＩＩの制御プログラム、主に入出
力の制御プログラムを記憶すると共に、多数のデータを
記す、αするデータ部としてのＲＯＭ１４と、このＲＯ
Ｍ１４の制御プログラムに利用されるデータを一時的に
記憶するＲＡＭ１５と、時、分、秒を計時し、日付のカ
ウントを行うリアルタイムクロック（以下ＲＴＣと称す
る）１６とを備えている。

上記のＲＯＭ１４は、読み出し専用の記憶装置であり、
モード設定キー群４の各入カキ−によって選択されるモ
ードの各種データを記憶している。例えば、国語辞典モ
ードにおいては１．入力された見出し語に対し、その漢
字、読みおよび意味等を記憶している。ＲＡＭ１５は読
み書き可能な記憶装置である。ＲＴＣ１６は、ＣＰＵＩ
　１により内容が読み書きされるようになっている。ま
た、本装置は、電源としての電池１７を備えている。

この電池は、本装置の電＃ＯＦＦ時にもＲＡＭｌ５をバ
ックアンプして記憶内容を保持させるようになっている
。そして、上記のＣＰＵＩ　１、ＲＯＭ１４およびＲＡ
Ｍ１５によって処理部が構成されている。

第４図に示した制御部の構成をさらに具体化すると、第
５図のようになり、ＬＣＤドライバ１２は、第１表示バ
ッファ１８および第２表示バッファ１９を備えている。

ＲＡＭ１５は、第１バンフア２０、第２ハンフア２１、
第１表示用アドレスポインタ２２および第２表示用アド
レスポインタ２３を備えている。これら表示用アドレス
ポインタ２２・２３は第１・第２バツフア２０・２１上
のアドレスを示し、第１表示用アドレスポインタ２２は
見出し語ハンファ用アドレスポインタであり、第２表示
用アドレスポインタ２３は意味へソファ用アドレスポイ
ンタである。

上記構成の情報表示装置は、ＣＰＵ１１がＲＯＭ１４内
の動作プログラムに基づき、入力キー群３からの入力に
従って処理を行い、この処理結果をＬＣＤ２に表示させ
ること等により、各種機能の実行を行うようになってい
る。

次に、情報表示装置の動作を第１図のフローチャートお
よび第６図の表示例に基づいて以下に説明する。

本実施例においては、国語辞典モードを選択し、表示さ
れたデータについてのスクロール動作について示す。国
語辞典モードに設定する際には、先ず、モード設定キー
群４の国語辞典キー４ａ、あるいは電源ＯＮキー７を操
作する（Ｓｌ）。これにより、動作モードは国語辞典モ
ードに設定され、国語辞典のアプリケーションソフト処
理に入る（Ｓ２）、このとき、ＬＣＤ２は、第６図（ａ
）に示すような初期画面となる。

ここで、例えば、°“相法まない°という見出し語を検
索するものとすると、先ず、ローマ字かな変換キー群５
の各キーおよび数値入力キー群６の各数字キーを操作し
、検索用のデータを入力する（Ｓ３）。このとき、ＬＣ
Ｄ２の表示画面は、同図（ｂ）に示すように、“あいす
まない゛が表示される。次に、漢字操作キー群９の見出
し語検索キー９ａを操作する（Ｓ４）。見出し語検索キ
ー９ａが操作されると、見出し語検索のキー処理を開始
する。先ず、ＣＰＵＩＩはＲＯＭ１４より、該当データ
である見出し語および意味データをＲＡＭ１５の第１・
第２バンフア２０・２１に呼び出してくる（Ｓ５）。

次に、第１・第２表示用アドレスポインタ２２・２３を
初期値にセットしくＳ６）、各ポインタ２２・２３の示
すアドレスより、表示可能な桁数分のデータをそれぞれ
第１・第２バツフア２０・２１から読み出して第１・第
２表示バッファ１Ｂ・１９に書き込み（Ｓｔ）、ＬＣＤ
２に展開しくＳ８）、表示させ’Ｚ　（Ｓ９）。このと
き、第６図（Ｃ）に示すように、見出し語は上段に、意
味は下段に表示されるが、見出し語の°“相法まない゛
と意味とは全て表示されていない。従って、そのシンボ
ルとして、“悼゛′と“↓”とを表示させている。

尚、ここでは、カーソルキー群ＩＯのどのキーが操作さ
れたか、あるいは他のどのキーが操作されたかをスキャ
ンしている（ＳＩＯ）。そこで、例えば見出し語の見え
ない部分をＬＣＤ２上に表示させるため、右カーソルキ
ー１０ａが操作されれば（Ｓｌｌ）、キー処理を行い、
見出し語の表示しきれなかった分のデータが存在するか
否か、即ち“°→′”が表示されているか否かを判別し
く５１２）、ここでは、第６図（Ｃ）に示すように、“
→゛が表示されているので、見出し語用の第１表示用ア
ドレスポインタ２２をカウントアツプする（３１３）。

そして、前記の３７へ移行し、ポインタ２２の示すアド
レスより、表示桁数分のデータを第１バツフプ２０から
読み出して第１表示バッファ１８へ書き込み（５７）、
展開させて（３Ｂ）、ＬＣＤ２の画面上に表示させる（
Ｓ９）。このとき、ＬＣＤ２の画面には、第６図（ｄ）
に示すように、見出し語の表示しきれなかった部分であ
る“°い゛が表示される。

また、この状態から、下カーソルキー１０ｃが操作され
れば（Ｓ１４）、キー処理を行い、意味データの表示し
きれない部分が存在するか否か、即ち°“８″が表示さ
れているか否かを判別する（Ｓ１５）。ここでは“８゛
が表示されているので、意味用の第２表示用アドレスポ
インタ２３をカウントアツプする（Ｓ１６）。そして、
ポインタ２３の示すアドレスより、表示桁数分のデータ
を第２バツフア２１から読み出して第２表示バッファ１
９へ書き込み（Ｓ７）、展開させて（Ｓ８）ＬＣＤ２に
表示させる（Ｓ９）。このとき、ＬＣＤ２には、第６図
（ｅ）に示すように、意味の表示しきれなかった部分で
ある“い。−ことをした。°゛が表示される。

一方、この状態から左カーソルキーｆｏｂあるいは上カ
ーソルキー１０ｄが操作されれば（Ｓ１７・２０）、キ
ー処理を行い、同様に、それぞれ←“あるいはｔ′”が
表示されているか否かを判別しく８１８・Ｓ２１）　、
その後、第１表示用アドレスポインタ２２あるいは第２
表示用アドレスポインタ２３をカウントダウンしくＳ１
９・２２）、ポインタ２２あるいは２３の示すアドレス
より、表示桁数分のデータを第１バツフア２０あるいは
第２バツフア２１から読み出して第１表示バッファ１８
あるいは第２表示バッファ１９に書き込み（Ｓ７）、展
開させて（Ｓ８）、ＬＣＤ２に表示させる（Ｓ９）。

以上のように、本装置では、ＬＣＤ２に表示された表示
データのうち、見出し語は、右カーソルキー１０ａおよ
び左カーソルキー１０ｂを操作することにより、独立し
て左右方向ヘスクロール可能であり、見出し語の意味は
上カーソルキー１０ｄおよび下カーソルキー１０ｃを操
作することにより、独立して上下方向にスクロール可能
である。従って、見出し語と意味とが、カーソルキー群
１０によって個々に異なる方向ヘスクロール可能であり
、ＬＣＤ２に表示しきれない部分を容易に表示させるこ
とができる。

〔発明の効果〕

本発明の情報表示装置は、以上のように、データを表示
する表示部と、表示部に表示された表示データのスクロ
ール方向を指示する複数の入力部と、表示部に複数グル
ープのデータを表示させると共に、上記の入力部による
指示に従って、所定の方向へ表示データをスクロールさ
せる機能を備えた処理部とを有する情報表示装置におい
て、上記の処理部は、表示部に表示された複数グループ
の表示データに対し、各グループの表示データ毎に固有
の方向ヘスクロールさせる機能を有している構成である
。

それゆえ、表示部に表示された各グループの表示データ
における表示しきれない部分を見たい場合には、それぞ
れ別個の入力部の操作にて固有の方向へ表示データをス
クロールさせることにより、その部分を見ることができ
る。従って、異なるグループのデータを別編集表示させ
て、それぞれ順番にスクロールさせるといった操作が不
要となる。これにより、操作性を大幅に改善することが
できると共に、各データを効率よく表示させ、迅速に参
照することができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第１図は情報表示装置の動作を示すフローチャー
ト、第２図は情報表示装置を示す正面図、第３図は同概
略の斜視図、第４図は情報表示装置における制御部の構
成を示すブロック図、第５図は第４図に示したブロック
図を具体化したブロック図、第６図（ａ）〜（ｅ）は液
晶表示装置における表示例を示す説明図である。 ２は液晶表示装置ｆ（表示部）、１０はカーソルキー群
（入力部）、１１は中央演算処理装置（処理部）、１２
はＬＣＤドライバ、１４はＲＯＭ　（処理部）、１５は
ＲＡＭ（処理部）である。 第 図 第 図（ａ） 第 図（Ｃ） 第 図（ｅ） 菓 図 第 図（ｂ） 第 図（ｄ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データを表示する表示部と、 表示部に表示された表示データのスクロール方向を指示
   する複数の入力部と、 表示部に複数グループのデータを表示させると共に、上
   記の入力部による指示に従って、所定の方向へ表示デー
   タをスクロールさせる機能を備えた処理部とを有する情
   報表示装置において、上記の処理部は、表示部に表示さ
   れた複数グループの表示データに対し、各グループの表
   示データ毎に固有の方向ヘスクロールさせる機能を有し
   ていることを特徴とする情報表示装置。