JPH028906Y2 - - Google Patents

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JPH028906Y2
JPH028906Y2 JP1987041784U JP4178487U JPH028906Y2 JP H028906 Y2 JPH028906 Y2 JP H028906Y2 JP 1987041784 U JP1987041784 U JP 1987041784U JP 4178487 U JP4178487 U JP 4178487U JP H028906 Y2 JPH028906 Y2 JP H028906Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は載置部に積載された封筒を1通ずつ繰
り出すようにした封筒自動繰り出し装置に関する
ものである。
「従来の技術」 従来、本考案のような封筒ではなくシートを繰
り出す装置としては、例えば特開昭49−49643号
公報に記載したものが知られているが、この装置
は壁と支持板とで囲まれた中にシートを積重ね
て、トーシヨンばねの力でローダー棒によつて下
向きに押圧し最低のシートをコンベアベルトで給
送し、この給送作動の間はこの下向きの力を除去
するものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の装置では厚み
が一定のシートの場合には有効であつても、多数
の書類等の内容物が入つて厚手のものもあれば、
逆に薄手のものがあつてこれらが混在するケース
の多い封筒の繰り出し装置としては問題が多く、
二重繰り出しを生じてしまう問題を完全に解決で
きなかつたのである。
つまり上記従来の装置は、まずトーシヨンばね
というバネの押圧力を利用して最低のシートとコ
ンベアベルトとの摩擦係合の付加力を与えている
が、このバネの力では厚手、薄手が混在して積載
された封筒間の隙間が厚手の時には大きい隙間が
生じ、薄手の時にはこの隙間が小さく互いに密着
してしまう場合に、この付加力の強さが不充分で
最下位置とこの次の2番目の封筒も繰り出される
問題が発生してしまうのである。
しかもこの従来の装置のようにこのトーシヨン
ばねで多数のシートが積重ねたシートの上方から
押圧すると共に、ローダー棒によるこの押圧する
位置がコンベアベルトに対応位置したシート上面
の先端側にのみにかかつていると、積重ねたシー
トの枚数の多少で押圧力が変化してしまう問題が
生じると共に、コンベアベルトと接触しないシー
トの中央から後方部分にかけては付加力がかから
ず、したがつて封筒に適用した場合一層二重繰り
出しが生じやすかつたのである。
更に、この従来の装置は、給送作動中ではロー
ダー棒を上動させて押圧力を解除する給送サイク
ルをとつているため、次のシートとコンベアベル
トとの摩擦係合の時間的な問題が見られ、つまり
この押圧力付与時間を長く設定すると繰り出し速
度が低下し、能率が落ちるともに、これを短くす
ると押圧力が不充分のまま給送作用が行われると
いう問題が見られたのである。
そこで本考案は上述した従来のシートの繰り出
し装置の問題点に鑑み、載置した多数の封筒中か
ら送り出される少数の封筒に対して、この封筒の
上面に叩打板によつて繰り返し叩打することによ
つて、最下位置の封筒がこれに対応した移送ベル
トに密着される係擦係合力が付与されて、制動板
との共用で1通ずつ繰り出せるような装置を提供
するものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、多数の封筒を載置した載置部と、前
板の下端部と移送ベルトとの間に形成した封筒制
限口と、最下位置の封筒のみを繰り出すために開
閉自在にバネで付勢した横長の制動板と、この封
筒制限口と制動板との間に送り出され、移送ベル
トに対応して位置した少数の封筒に対して、この
上面を叩打用電磁石によつて繰り返し叩打すべ
く、延設部と下曲部と屈曲部とから構成される叩
打板とを備えたものである。
「作用」 本考案は、封筒制限口と制動板との間で移送ベ
ルトに対応して位置された少数の封筒の上面を、
叩打板の屈曲部の先端で叩打用電磁石の間欠励磁
力によつて繰り返し叩打することにより、最下位
置の封筒をこの移送ベルトに瞬間的かつ断続的に
押し付けて、この移送ベルトに密着させる作用を
行うと共に、制動板のバネの付勢力に抗してこれ
を押し開いて、この最下位置の封筒を繰り出すよ
うにしたものである。
「実施例」 以下、本考案の1実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
1,1は第2図で示すように各々対設したフレ
ームで、このフレーム1,1はねじ3によつてそ
れぞれ支持棒2で支持されている。
4はこれら両フレーム1,1の左右に固着して
設けた側板で、この側板4の前方部は第1図に示
すように下方に向け傾斜した前板7で形成してい
る。
これらの側板4,4と前板7とで囲まれて平面
コ字形に成形された中の載置部5には多数の封筒
6が載置されている。
また、前板7の下端部7aと移送ベルト8との
間には、少数の封筒6が通過でき送り出される封
筒制限口が設けられている。
移送ベルト8は載置部5に載置され、しかも封
筒制限口9より送り出される最下位置の封筒6a
と接触する位置の、載置部5の下方から後記制限
板18の下方にわたつて設けられると共に、第2
図で示すように駆動プーリ10と従動プーリ11
との間に4本張設されている。
12は移送ベルト8の下方に設けたモータで、
この駆動力をプーリ13,14とに掛け渡した伝
達ベルト15に伝達し、駆動プーリ10を回動さ
せることにより移送ベルト8を矢印Q方向に移動
し、これによつて最下位置の封筒6aが送り作用
を受ける。
16,17は移送ベルト8の中間にそれぞれ設
けたたわみ防止の支えローラである。
移送ベルト8の移送に伴い、前板7の封筒制限
口9を経て送り出された少数の封筒6のうち最下
位置の封筒6aのみを繰り出すために、4本の移
送ベルトの幅に渡つた横長の制動板18が、この
移送ベルト8の終端近くの上方に設けられてい
る。この制動板18は、フレーム1に横架された
制動シヤフト19に下向きに傾斜して固着され、
この一端には下方(閉じる方向)へバネ20で付
勢され開閉自在に設けられている。
また制動シヤフト19の一端にはレバー21が
固着されている。なお図示していないが制動板1
8の裏面(下面)にはゴム等の摩擦係数の大きい
滑り止め片を付着している。
制動板18による最下位置の封筒6aのみの繰
り出しを常に確実かつスムーズに行うために、制
動板18の幅と同じ横長の叩打板22がフレーム
1に横架された叩打シヤフト23に固着されてい
る。この叩打板22は、制動板18を上側から覆
うように設けられると共に、叩打シヤフト23か
ら封筒制限口9側に延びた延設部22aと、この
延設部22aより下方へ折曲した下曲部22b
と、さらにこの下曲部22bの遊端には制動板1
8と同方向に傾斜し屈曲した屈曲部22cとから
形成されている。
そしてこの屈曲部22cの傾斜屈曲形状によ
り、封筒制限口9より送り出された封筒6に対し
これと衝止することなく制動板18側に案内させ
る作用を行うものである。
叩打シヤフト23の一端には叩打用電磁石24
のプランジヤ25に連結されたレバー26が固着
されている。この叩打用電磁石24をオンにして
レバー26をバネ(図示せず)に抗して回動する
と、叩打板22が叩打シヤフト23を軸支点とし
て下方へ回動し、上記のよに封筒制限口9から突
出して送り出された少数の封筒6の上面を叩打す
る。
27はマイクロスイツチでレバー26に連動さ
せ、叩打用電磁石24が吸引すると当該電源を切
り、間欠作動を行うこととなり、これによつて叩
打板22の繰り返しの叩打が行われる。
28はフオトセンサで1通ずつの繰り出し作動
を休止させたい時には、このフオトセンサ28の
検知でモータ12を停止するようにしている。
次に本考案の封筒の繰り出し装置の作用を説明
する。
まず多数の封筒6を側板4,4と前板7とで囲
まれた載置部5に積載する。この時各封筒6は同
一の厚さである必要はなく、内容物が入つた厚手
の封筒や薄手の封筒が混在しても良い。
然して、電源スイツチ(図示せず)を入れると
モータ12が回転し、プーリ13,14、伝達ベ
ルト15を介して駆動プーリ10が回転すること
により、移送ベルト8が矢印Q方向に移送され
る。この移送ベルト8の移送により載積された封
筒6の中で、封筒制限口9より突出され送り出さ
れた少数の封筒6が、制動板18に当接し衝止さ
れる。
次に、叩打用電磁石24は吸引し、マイクロス
イツチ27を切つて復帰しこの動作を反復しプラ
ンジヤ25、レバー26を介して叩打板22に叩
打作動を与える。
封筒制限口9より突出し送り出され制動板18
によつて当接して衝止されている少数の封筒6の
上面に、この叩打板22の屈曲部22cの先端で
繰り返し叩打されることにより、最下位置の封筒
6aは移送ベルト8に瞬間的かつ断続的に押し付
けられ、この移送ベルト8との摩擦係合が大きく
なり密着される形となつて、制動板18のバネ2
0の制動力に打ち勝つてこれを押し開いて、第1
図一点鎖線で示すように1通(6b)のみが繰り
出される。
又、下から2番目の封筒6は、摩擦力が最下位
置の封筒6aと移送ベルト8とに対するそれより
も小さく滑りを生じるため、制動板18をくぐり
ぬける移送力がなく、封筒制限口9より突出した
他の封筒6と同様に阻止され続け、最下位置の封
筒6aが繰り出されて次の封筒6が移送ベルト8
に接触すると、同様の作用をうけて次々と1通ず
つの繰り出しが行われる。
そして、この叩打板22の叩打作用は、封筒制
限口9より突出して送り出された少数の封筒6に
対して連続的に行われるため、封筒の厚手、薄手
の場合にもこの叩打力の強さは変化を受けず行わ
れると共に、制動板18はバネ20で張設されて
いるため、内容物の入つた封筒の厚さに対応して
押し開くことができるから、厚手、薄手といつた
不均一の場合でもつつかえたり二重繰り出しなど
の誤動作が生じない。
「考案の効果」 以上の通り本考案によれば、まず繰り返し叩打
作動を行う叩打板を設けたことにより、この叩打
板によつて最下位置の封筒を移送ベルトに瞬間的
かつ断続的に押し付けて、この移送ベルトに密着
させることができるので、したがつて、従来見ら
れたシート繰り出し装置のようなバネ力で押圧す
るものに比べて、この移送ベルトとの摩擦係合の
付加力を常に強く設定でき、薄手あるいは厚手が
混在する封筒に対して非常に有効でありバネで開
閉する制動板との共用で二重繰り出しの発生をな
くすことができる。
又本考案では、この叩打板の叩打作用を封筒制
限口と制動板との間で移送ベルトに対応して位置
された少数の封筒の上面に対して行われるように
したので、従来の装置のように多数積載されたシ
ート上面で、しかもベルトに対応したこのシート
前方端のみに押圧するものに比べて、叩打力によ
る移送ベルトへの付加力が常に変わることなく強
力で、かつこの付加力が移送ベルトに対して充分
な形で行えることができ、封筒の二重繰り出しの
発生を完全に取り除くことができる。
しかも本考案によれば、叩打用電磁石の間欠励
磁力により反復、連続的な叩打が行えるので、
次々と繰り出される封筒に対して移送ベルトへの
摩擦係合の付与がスムーズに行え、能率的な繰り
出しを行うことができるものである。
更に、本考案では、叩打板の屈曲部を制動板と
同方向へ傾斜屈曲したことにより、封筒制限口よ
り突出され送り出される少数の封筒が、この叩打
板と衝止されることなく、常にスムーズに制動板
へ案内できるといつた多くの実用的な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本装
置の部分縦断面図、第2図は封筒を除いた平面図
である。 5……載置部、6……封筒、7……前板、8…
…移送ベルト、9……封筒制限口、18……制動
板、20……バネ、22……叩打板、22a……
延設部、22b……下曲部、22c……屈曲部、
24……叩打用電磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右の側板4,4と前板7とで囲まれた平面コ
    字形に成形された載置部5に多数の封筒6を載置
    し、これらの載置した封筒6のうち最下位置の封
    筒6aと接触する位置に、モータ12の駆動によ
    り移送作用を行う移送ベルト8を張設すると共
    に、 上記移送ベルト8の移送方向に向けて傾斜した
    上記前板7の下端部7aと、当該移送ベルト8と
    の間に封筒制限口9を形成し、 上記載置した封筒6のうち上記封筒制限口9よ
    り突出して送り出される小数の封筒6と当接し、
    上記最下位置の封筒6aのみを送り出すために、
    横長の制動板18をフレーム1に横架した制動シ
    ヤフト19で開閉自在に設け、常には上記移送ベ
    ルト8側に向けて下向きに傾斜させるべくバネ2
    0で付勢して設けてなり、 更に、この制動板18を上側から覆うようにフ
    レーム1に横架した叩打シヤフト23に固着した
    横長の叩打板22を設け、この叩打板22は、上
    記封筒制限口9側に向けて延びた延設部22a
    と、この延設部22aより下方へ折曲した下曲部
    22bと、この下曲部22bの遊端部分が上記制
    動板18と同方向へ傾斜屈曲した屈曲部22cと
    から形成され、 上記封筒制限口9と上記制動板18との間で上
    記移送ベルト8に対応して位置された上記少数の
    封筒6の上面を、上記叩打板22の上記屈曲部2
    2cの先端で、叩打用電磁石24の間欠励磁力に
    よつて繰り返し叩打することにより、上記最下位
    置の封筒6aを上記移送ベルト8に瞬間的かつ断
    続的に押し付けて当該移送ベルト8に密着させる
    作用を行うようにしてなることを特徴とする封筒
    自動繰り出し装置。
JP1987041784U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH028906Y2 (ja)

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JP1987041784U JPH028906Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS62168040U JPS62168040U (ja) 1987-10-24
JPH028906Y2 true JPH028906Y2 (ja) 1990-03-05

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ID=30857097

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JP1987041784U Expired JPH028906Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949643A (ja) * 1972-05-08 1974-05-14
JPS543508U (ja) * 1977-06-10 1979-01-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949643A (ja) * 1972-05-08 1974-05-14
JPS543508U (ja) * 1977-06-10 1979-01-11

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JPS62168040U (ja) 1987-10-24

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