JPH028801A - デユアル型回折格子の作成方法 - Google Patents

デユアル型回折格子の作成方法

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JPH028801A
JPH028801A JP16047788A JP16047788A JPH028801A JP H028801 A JPH028801 A JP H028801A JP 16047788 A JP16047788 A JP 16047788A JP 16047788 A JP16047788 A JP 16047788A JP H028801 A JPH028801 A JP H028801A
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JP
Japan
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diffraction grating
light
substrate
stamper
grating
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Pending
Application number
JP16047788A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sumi
墨 勇志
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回折格子を両面に有するデュアル型回折格子
の作成方法に関する。
従来の技術 従来、回折格子を作成する方法の一つとしてよく知られ
ているものに2P法がある。そこで、この2P法を第5
図(a)〜(h)に基づいて簡略化して説明する。基板
としてのガラス基板1にフォトレジスト2を塗布し、そ
の表面をマスク3で覆った後、2光束干渉露光を行い現
像することによって回折格子4を作成する。その後1作
成された回折格子4の表面からスパッタリングとしての
Niスパッタ5を行いNiスパッタ膜を500人位作成
する。さらに、電鋳6を行い、スタンパ部材としてのN
iスタンパ7を作成し、その裏面にAQ等からなる台8
を裏打ちする。一方、基板としてのアクリル板9に紫外
線硬化樹脂10を塗布し、その表面から紫外II (U
V)露光して硬化させる。
その後、Niスタンパ7の表面に光重合部材としての2
P樹脂(七ツマ−)11を滴下し、この上部から紫外線
硬化樹脂10の塗布されたアクリル板9を圧着させ、こ
の状態で紫外線露光を行いその2P樹脂11を重合させ
た後、Niスタンパ7を剥離することにより目的とする
回折格子4を作成することができる。
発明が解決しようとする問題点 このようにして2P法により基板1の片面に回折格子4
を容易に作成することができるわけであるが、近年、こ
のような回折格子4は片面のみならず両面に形成された
、いわゆる、デュアル型回折格子なるものが増えてきて
いる。例えば1図示しない光磁気ディスクを用いた光ピ
ツクアップ装置において、回折格子が基板の両面に形成
されたデュアル型回折格子を用いることよって、光磁気
信号、フォーカスエラー信号、トラックエラー信号のす
べてを検出することができる。
このようなデュアル型回折格子を用いることによって部
品点数を大幅に削減することはできるが、しかし、その
ようなデュアル型回折格子を2P法で作成する場合、次
のような問題を生じる。すなわち、基板の両面に回折格
子を作成する段階で。
表面の回折格子と裏面の回折格子との間に格子ズレが生
じてしまうと検出精度が大幅に劣ってしまう。そこで、
現在ではこのような格子ズレをなくすために人間の目に
よる作業でその補正を行っているわけであるが、しかし
、そのような補正の仕方には限度があり、作業効率が悪
い。また、このような問題があるにもかかわらず、生産
性に優れ。
コストが低く、信頼性の高いデュアル型回折格子の要請
は今後益々増える傾向にあり、このような面からも格子
ズレの生じないデュアル型回折格子の作成方法の確立が
−早く望まれる。
問題点を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、一面に第一回折格子の形成された基板の裏面に、光重
合部材を介して、第二回折格子の複製されたスタンパ部
材を密着させ、この状態で第一回折格子及び第二回折格
子に光を入射して透過、回折された光に分離し、これら
分離された光を予め光線追跡法により受光板上に位置設
定された受光素子により検出してそれらの先輩の最大値
が得られるように基板及び受光板を調整手段により移動
調整し、その調整後に紫外線露光を行い光重合部材を重
合させることにより基板の裏面に第二回折格子を形成し
、その後スタンパ部材を剥離してデュアル型回折格子を
作成するようにした。
作用 従って、第一回折格子及び第二回折格子の影響を共に受
けなかった光、第一回折格子のみの影響を受けた光、第
二回折格子のみの影響を受けた光のそれぞれの光の通過
位置を予め光線追跡法により調べ、その通過位置にそれ
ぞれ受光素子を配設し、これらの受光素子に検出される
光量が最大値になるように、第一回折格子の形成された
基板及び受光素子の配設された受光板をそれぞれ調整手
段により移動調整することにより、第一回折格子と第二
回折格子との間における格子ズレを簡単になくすことが
可能となり、これにより、人間の目による格子ズレの補
正を行う必要がなくなるため、作業効率を上げ生産性を
一段と向上させることができ、しかも、安価で、信頼性
の高いデュアル型回折格子を作成することができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
する。なお、従来技術と同一部分については同一符号を
用いる。まず、基板としてのアクリル板12の表面には
、光重合部材としての2P樹脂(ポリマー)13よりな
る第一回折格子14が形成されており、また、スタンパ
部材としてのNiスタンパ15の表面には、第二回折格
子16が複製されている。これら第一回折格子14、第
二回折格子16の形成方法は、従来技術で説明したよう
な2P法により作成することができる。
次に5Niスタンパ15に複製された第二回折格子16
の表面に光重合部材としての2P樹脂(モノマー)17
を滴下し、さらに、この上部にアクリル板12の裏面を
密着させる。このようにして、第一回折格子14の形成
されたアクリル板12と、第二回折格子16の複製され
たNiスタンパ15とを一体化し、この状態で前記アク
リル板12を調整台18を介して、調整手段としての図
示しない微調整駆動装置に接続する。これにより、アク
リル板12を、X、Y方向への移動や、その平面内で回
転させることができる。
次に、このようにセットされたアクリル板12の上部に
は、第一回折格子14及び第二回折格子16により反射
された光を検知する受光素子A。
B、Cが、前記微調整駆動装置に接続された受光板19
上に設けられており、その受光量はパワーメータ20に
より知ることができる。この場合、受光素子A、B、C
を受光板19上に配設する位置は、予め、第1表のよう
な受光する光を選択しくここでは、a、b、Qの3種の
光を選択)、レーザ21より出射された光の波長、その
入射角、第一回折格子14及び第二回折格子16のピッ
チ、アクリル板12の厚さや屈折率、2P樹脂(ポリマ
ー、モノマー)13.17の屈折率等を考慮して、光線
追跡法により光線追跡を行ってその配設位置を決めてお
く。
二こで、第1表の見方を第2図を参考にして説明してお
く。Aは、光aが第一回折格子14の表面を透過して、
第二回折格子16の表面により反射され、再び、第一回
折格子14の表面を透過して受光素子Aに導かれる様子
を示す。同様にして。
Bは、光すが透過、回折反射、透過して受光素子Bに導
かれる様子を示し、また、Cは、光Cが回折、反射、透
過して受光素子Cに導かれる様子を示したものである。
次に、上述したようにして光a、b、cが第一回折格子
14、第二回折格子16を介して通過する位置を予め光
線追跡法により求め、その通過位置に受光素子A、B、
Cを配置した状態で、今、第一回折格子14と第二回折
格子16との間で格子ズレ、すなわち、格子面に対して
横ズレ、縦ズレ、回転ズレが発生しているものとする。
このような状態で、以下、このような格子ズレをなくす
方法について順次説明していく。
まず、第二回折格子16の微調整を行う。すなわち、受
光素子A、Bに到達する光は、第一回折格子14の影響
は受けず、第二回折格子16の影響のみを受ける(第1
表中での反射回折)ので、これにより微調整を行うこと
ができる。具体的には、受光素子Aに入射する光aの光
量と、受光素子Bに入射する光すの光量とが、パワーメ
ータ20で共に最大値が得られるように、受光板19を
微調整駆動装置により移動(x、y方向への移動、回転
)させ微調整を行う。これにより、まず、第二回折格子
16と受光板19との位置合わせが完了する。
次に、第一回折格子14の微調整を行う。すなわち、受
光素子A、Cに到達する光は、第一回折格子14のみの
影響を受ける(第1表中での回折)ので、これにより微
調整を行うことができる。具体的には、受光素子Aに入
射する光aの光量と、受光素子Cに入射する光Cの光量
とが、パワーメータ20で共に最大値が得られるように
、アクリル板12を微調整駆動装置により移動させ微調
整を行う。これにより、第一回折格子14と受光板19
との位置合わせが完了するため、第一回折格子14と第
二回折格子16との位置合わせが達成されたことになる
最後に、このようにして第一回折格子14と第二回折格
子16との格子ズレがなくなった状態で、紫外線露光を
行い2P樹脂17を重合させ、その後Niスタンパ15
を剥離することにより、アクリル板12の裏面に第二回
折格子16を形成させることができる。
以上説明してきたように、アクリル板12と3個の受光
素子A、B、Cを備えた受光板19とを、それぞれ微、
g整駆動装置によりパワーメータ20を見ながら移動さ
せることにより、第一回折格子14と第二回折格子16
との格子ズレの補正を容易に行うことができ、これによ
り、従来のように直接目で補正を行う必要がなくなった
ので、作業時間を短縮して生産効率を一段と上げること
ができる。
発明の効果 本発明は、一面に第一回折格子の形成された基板の裏面
に、光重合部材を介して、第二回折格子の複製されたス
タンパ部材を密着させ、この状態で第一回折格子及び第
二回折格子に光を入射して透過1回折された光に分離し
、これら分離された光を予め光線追跡法により受光板上
に位置設定された受光素子により検出してそれらの光景
の最大値が得られるように基板及び受光板を調整手段に
より移動調整し、その調整後に紫外線露光を行い光工R
合部材を重合させることにより基板の裏面に第二回折格
子を形成し、その後スタンパ部材を剥離してデュアル型
回折格子を作成するようにしたので、第一回折格子及び
第二回折格子の影響を共に受けなかった光、第一回折格
子のみの影響を受けた光、第二回折格子のみの影響を受
けた光のそれぞれの光の通過位置を予め光線追跡法によ
り調べ、その通過位置にそれぞれ受光素子を配設し、こ
れらの受光素子に検出される光量が最大値になるように
、第一回折格子の形成された基板及び受光素子の配設さ
れた受光板をそれぞれ調整手段により移動調整すること
により、第一回折格子と第二回折格子との間における格
子ズレを簡単になくすことが可能となり、これにより、
人間の目による格子ズレの補正を行う必要がなくなるた
め、作業時間を短縮して生産効率を一段と向上させるこ
とができ、しかも、安価で、信頼性の高いデュアル型回
折格子を作成することができるものである。
U)  図
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す基板の両面に回折格子
を形成した様子を示す機側面図、第2図は回折格子に入
射した光の進行経路を示す説明図、第3図は表面に回折
格子の形成されたアクリル板を調整手段により駆動させ
る状態を示す平面図、第4図は受光板を調整手段により
駆動させる状態を示す平面図、第5図(a)〜(h)は
従来の回折格子の作成方法である2P法の作成図である
。 1・・・基板、2・・・フォトレジスト、4・・・回折
格子、5・・・スパッタリング、6・・・it!u、1
1・・・光重合部材、12・・・基板、13・・・光重
合部材、14・・・第一回折格子、15・・・スタンパ
部材、16・・・第二回折格子、17・・・光重合部材
、19・・・受光板、A、B。 C・・・受光素子、a、b、C・パ光 」b 〜篤Z図 l3 図 Xも 4図 、lδ 5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一面に第一回折格子の形成された基板の裏面に、光
    重合部材を介して、第二回折格子の複製されたスタンパ
    部材を密着させ、この状態で前記第一回折格子及び前記
    第二回折格子に光を入射して透過、回折された光に分離
    し、これら分離された光を予め光線追跡法により受光板
    上に位置設定された受光素子により検出してそれらの光
    量の最大値が得られるように前記基板及び前記受光板を
    調整手段により移動調整し、その調整後に紫外線露光を
    行い前記光重合部材を重合させることにより前記基板の
    裏面に前記第二回折格子を形成し、その後前記スタンパ
    部材を剥離してデュアル型回折格子を作成するようにし
    たことを特徴とするデュアル型回折格子の作成方法。 2、第一回折格子は、基板上にフォトレジストを塗布し
    、その表面より露光することによつて回折格子を形成し
    、この回折格子の形成されたフォトレジストを現像し、
    スパッタリングを行い、その後電鋳することによりスタ
    ンパ部材を作成し、基板上に紫外線硬化樹脂を塗布し紫
    外線露光を行い硬化させ、前記スタンパ部材の表面に光
    重合部材を塗布し、この光重合部材の上部から前記紫外
    線硬化樹脂の塗布された前記基板を圧着させた状態で紫
    外線露光を行い重合させた後、前記スタンパ部材を剥離
    して形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のデュアル型回折格子の作成方法。
JP16047788A 1988-06-28 1988-06-28 デユアル型回折格子の作成方法 Pending JPH028801A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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