JPH028571A - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
- Publication number
- JPH028571A JPH028571A JP15635588A JP15635588A JPH028571A JP H028571 A JPH028571 A JP H028571A JP 15635588 A JP15635588 A JP 15635588A JP 15635588 A JP15635588 A JP 15635588A JP H028571 A JPH028571 A JP H028571A
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- Japan
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- shape memory
- memory alloys
- piston
- cylinder
- valve body
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- Pending
Links
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 32
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 5
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は多段階に燃料などの流量制御が可能な弁に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
周知の如く、エンジンの燃料供給系をはじめとして、各
種機器類には流体の流量を多段階に制御する弁が具えら
れている。この多段階式の流量制御弁の中には位置制御
を行なう駆動機構にソレノイドを用いたものがある。こ
のソレノイドによる多段位置制御は、電磁コイルに供給
する電流値を変えて磁力を変化させるか、あるいは電磁
コイルを複数段に構成し各段に電流を選択的に供給して
磁力を変化させて中心の作動鉄心に作用する吸引力を調
節することによって行なわれる。
種機器類には流体の流量を多段階に制御する弁が具えら
れている。この多段階式の流量制御弁の中には位置制御
を行なう駆動機構にソレノイドを用いたものがある。こ
のソレノイドによる多段位置制御は、電磁コイルに供給
する電流値を変えて磁力を変化させるか、あるいは電磁
コイルを複数段に構成し各段に電流を選択的に供給して
磁力を変化させて中心の作動鉄心に作用する吸引力を調
節することによって行なわれる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、ソレノイドによる多段位置例の構成に加
えて、複数個の形状記憶合金の間に御手段は作動鉄心を
中間の位置で高精度でしかも安定よく停止させることが
できないという問題がある。
えて、複数個の形状記憶合金の間に御手段は作動鉄心を
中間の位置で高精度でしかも安定よく停止させることが
できないという問題がある。
本発明はこのような課題を解決し、各段階で安定よく停
止させることができる高精度の流量制御弁を提供するこ
とを目的として発明されたものである。
止させることができる高精度の流量制御弁を提供するこ
とを目的として発明されたものである。
[課題を解決するための手段]
シリンダと、前記シリンダに嵌装され弁体を結合したピ
ストンと、このピストンに作用させたばねと、前記シリ
ンダに嵌装され前記ばねの付勢方向と逆方向の付勢力を
発生するように変形する複数個の形状記憶合金と、前記
形状記憶合金のそれぞれと対応させて配置した複数個の
電気抵抗発熱体とを具えたこと、およびこれら断熱体を
装入させたことにより前記課題を解決するための手段と
した。
ストンと、このピストンに作用させたばねと、前記シリ
ンダに嵌装され前記ばねの付勢方向と逆方向の付勢力を
発生するように変形する複数個の形状記憶合金と、前記
形状記憶合金のそれぞれと対応させて配置した複数個の
電気抵抗発熱体とを具えたこと、およびこれら断熱体を
装入させたことにより前記課題を解決するための手段と
した。
[作 用コ
電気抵抗発熱体によって形状記憶合金の形状を変化させ
ピストンに作用するばねの付勢方向と逆方向の付勢力を
発生させて弁体を駆動するものであり、電気抵抗発熱体
に順次電流を供給あるいは遮断し形状記憶合金の形状を
順次変化させて多段階に弁体の位置制御を行なう。
ピストンに作用するばねの付勢方向と逆方向の付勢力を
発生させて弁体を駆動するものであり、電気抵抗発熱体
に順次電流を供給あるいは遮断し形状記憶合金の形状を
順次変化させて多段階に弁体の位置制御を行なう。
[実 施 例]
本発明の実施例を図面に従って説明する。
シリンダ1の内部にピストンロッド2aを有するピスト
ン2が嵌装され、このピストン2によってシリンダlの
内部が前室3と後室4とに仕切られているとともに、前
室3を縦断してシリンダ〕の前方へ突出したピストンロ
ッド2aの先端には弁体5が設けられでいる。そして、
前室3にはピストン2を後室4へ向って移動させる付勢
力となるばね6が装入され、後室4には駆動力発生機構
7が設けられている。
ン2が嵌装され、このピストン2によってシリンダlの
内部が前室3と後室4とに仕切られているとともに、前
室3を縦断してシリンダ〕の前方へ突出したピストンロ
ッド2aの先端には弁体5が設けられでいる。そして、
前室3にはピストン2を後室4へ向って移動させる付勢
力となるばね6が装入され、後室4には駆動力発生機構
7が設けられている。
駆動力発生機構7は三個の板状の形状記憶合金8a、
8b、 8cと、これらの間に介在させた二個の断熱体
9a、 9bと、前記形状記憶合金8a、 8b、 8
cを各別に加熱するPTCからなる三個の電気抵抗発熱
体10a、 10b、 10cとから構成される。形状
記憶合金8a、 8b、 8cはともに逆変態終了温度
よりも高温度において弧状に変形させて原形状を記憶さ
せ、マルテンサイト変態終了温度よりも低温度において
平板状に加工したものであり、電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cによって加熱されると原形状である
弧状に変形し、ばね6の付勢力と逆方向の付勢力、即ち
ピストン2を前室3側へ移動させる付勢力を発生するも
のである。(第2図参照)。電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cは環状に形成され、三個の形状記憶合
金8a、 8b、 8cを各別に囲んでシリンダ1の内
側局面に埋設されており、これらは電源11に対して並
列に配置されそれぞれに付設したスイッチ12a、 1
2b、 12cをオンすることにより電流が供給されて
発熱し形状記憶合金8a、 8b、 8cを変形させる
。
8b、 8cと、これらの間に介在させた二個の断熱体
9a、 9bと、前記形状記憶合金8a、 8b、 8
cを各別に加熱するPTCからなる三個の電気抵抗発熱
体10a、 10b、 10cとから構成される。形状
記憶合金8a、 8b、 8cはともに逆変態終了温度
よりも高温度において弧状に変形させて原形状を記憶さ
せ、マルテンサイト変態終了温度よりも低温度において
平板状に加工したものであり、電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cによって加熱されると原形状である
弧状に変形し、ばね6の付勢力と逆方向の付勢力、即ち
ピストン2を前室3側へ移動させる付勢力を発生するも
のである。(第2図参照)。電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cは環状に形成され、三個の形状記憶合
金8a、 8b、 8cを各別に囲んでシリンダ1の内
側局面に埋設されており、これらは電源11に対して並
列に配置されそれぞれに付設したスイッチ12a、 1
2b、 12cをオンすることにより電流が供給されて
発熱し形状記憶合金8a、 8b、 8cを変形させる
。
以上のように構成した本実施例を、通路13を流れる流
体の流量制御を行なわせる場合について第3図により説
明すると、電気抵抗発熱体10a、 10b、 10c
のいずれにも電流が供給されていない状態では三個の形
状記憶合金8a、 8b、 8cはともに平板状となっ
ており、駆動力発生機構7はピストン2に付勢力即ち駆
動力を与えずばね6の作用で通路13を全開している(
第3図C参照)。
体の流量制御を行なわせる場合について第3図により説
明すると、電気抵抗発熱体10a、 10b、 10c
のいずれにも電流が供給されていない状態では三個の形
状記憶合金8a、 8b、 8cはともに平板状となっ
ており、駆動力発生機構7はピストン2に付勢力即ち駆
動力を与えずばね6の作用で通路13を全開している(
第3図C参照)。
第一のスイッチ12aをオンにすると第一の電気抵抗発
熱体10aに電流が供給されて第一の形状記憶合金88
を加熱して弧状に変形させ、その変形量だけピストン2
を前室3側へばね6の荷重に抗して移動させる。これに
より弁体5は通路13を少し絞る(第3図C参照)。次
に第二のスイッチ12bもオンにすると第二の形状記憶
合金8bが変形し通路13を更に絞る(第3図C参照)
。
熱体10aに電流が供給されて第一の形状記憶合金88
を加熱して弧状に変形させ、その変形量だけピストン2
を前室3側へばね6の荷重に抗して移動させる。これに
より弁体5は通路13を少し絞る(第3図C参照)。次
に第二のスイッチ12bもオンにすると第二の形状記憶
合金8bが変形し通路13を更に絞る(第3図C参照)
。
更に第三のスイッチ12cをオンにすると第三の形状記
憶合金80も変形し弁体5が通路13を全閉するのであ
る(第3図り参照)。
憶合金80も変形し弁体5が通路13を全閉するのであ
る(第3図り参照)。
尚、断熱体9a、 9bを介在させないで形状記憶合金
8a、 8b、 8cを互いに隣接させて並べること、
また目的、用途に応じて三個以外の適宜数の形状記憶合
金を使用し、その数と同数の多段位置制御が可能な流量
制御弁とすること、更に常時電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cに通電しておき、順次通電を遮断する
ことによって形状記憶合金8a、 8b、 8cを変形
させて弁体5の位置を制御すること、更にまた前室3に
駆動力発生機構7を設置し後室4にばね6を設置するこ
と、或いは電気抵抗発熱体はニクロム線とすることなど
の設計変更ができる。
8a、 8b、 8cを互いに隣接させて並べること、
また目的、用途に応じて三個以外の適宜数の形状記憶合
金を使用し、その数と同数の多段位置制御が可能な流量
制御弁とすること、更に常時電気抵抗発熱体10a、
10b、 10cに通電しておき、順次通電を遮断する
ことによって形状記憶合金8a、 8b、 8cを変形
させて弁体5の位置を制御すること、更にまた前室3に
駆動力発生機構7を設置し後室4にばね6を設置するこ
と、或いは電気抵抗発熱体はニクロム線とすることなど
の設計変更ができる。
[発明の効果コ
以上のように本発明は、電気抵抗発熱体によって複数個
の形状記憶合金を各別に加熱変形させて多段階に位置制
御するように構成したものであるから、形状記憶合金に
対応させて配置した電気抵抗発熱体へ電流を適宜に供給
あるいは遮断することにより全開、全閉位置はもとより
中間位置においても安定した位置制御が高精度で行なえ
、確実にして安定した性能を有する小形の流量制御弁提
供されるものである。更に形状記憶合金の間に断熱体を
装入した場合は隣接する電気抵抗発熱体による熱的影響
が少なく動作の正確性が向上するものである。
の形状記憶合金を各別に加熱変形させて多段階に位置制
御するように構成したものであるから、形状記憶合金に
対応させて配置した電気抵抗発熱体へ電流を適宜に供給
あるいは遮断することにより全開、全閉位置はもとより
中間位置においても安定した位置制御が高精度で行なえ
、確実にして安定した性能を有する小形の流量制御弁提
供されるものである。更に形状記憶合金の間に断熱体を
装入した場合は隣接する電気抵抗発熱体による熱的影響
が少なく動作の正確性が向上するものである。
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は形状
記憶合金変形後の断面部分図、第3図A、B、C,Dは
位置制御の説明図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・ピストン、5
・・・・・・弁体、6・・・・・・ばね、7・・・・・
・駆動力発生機構、8a、 8b、 8c・・・・・・
形状記憶合金、9a、 9b・・・・・・断熱体、10
a、 10b、 10c・・・・・・電気抵抗発熱体第
3図
記憶合金変形後の断面部分図、第3図A、B、C,Dは
位置制御の説明図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・ピストン、5
・・・・・・弁体、6・・・・・・ばね、7・・・・・
・駆動力発生機構、8a、 8b、 8c・・・・・・
形状記憶合金、9a、 9b・・・・・・断熱体、10
a、 10b、 10c・・・・・・電気抵抗発熱体第
3図
Claims (2)
- (1)シリンダと、前記シリンダに嵌装され弁体を結合
したピストンと、このピストンに作用させたばねと、前
記シリンダに嵌装され前記ばねの付勢方向と逆方向の付
勢力を発生するように変形する複数個の形状記憶合金と
、前記形状記憶合金のそれぞれと対応させて配置した複
数個の電気抵抗発熱体とを具えたことを特徴とする流量
制御弁。 - (2)請求項(1)の構成に加えて、複数個の形状記憶
合金の間に断熱体が装入されていることを特徴とする流
量制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15635588A JPH028571A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15635588A JPH028571A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 流量制御弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028571A true JPH028571A (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=15625942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15635588A Pending JPH028571A (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028571A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036285A1 (de) * | 2005-09-23 | 2007-04-05 | Möhlenhoff Wärmetechnik GmbH | Anordnung zum verstellen eines ventils |
US9267617B2 (en) | 2010-07-28 | 2016-02-23 | Buerkert Werke Gmbh | Drive unit for a micro valve comprising a shape memory alloy, and micro valve |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP15635588A patent/JPH028571A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036285A1 (de) * | 2005-09-23 | 2007-04-05 | Möhlenhoff Wärmetechnik GmbH | Anordnung zum verstellen eines ventils |
US8939427B2 (en) | 2005-09-23 | 2015-01-27 | Mohlenhoff Warmetechnik Gmbh | Arrangement for adjusting a valve |
US9267617B2 (en) | 2010-07-28 | 2016-02-23 | Buerkert Werke Gmbh | Drive unit for a micro valve comprising a shape memory alloy, and micro valve |
DE102011108223B4 (de) * | 2010-07-28 | 2019-03-28 | Bürkert Werke GmbH | Antrieb für ein Mikroventil mit Formgedächtnislegierung und Mikroventil |
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