JPH0282072A - 装置の冷却方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は装置の冷却方法に係り、特に装置の設置レイア
ウト上、排熱方向に制限を受ける場合に、排熱方向を可
変として設置上の対応を図り、かつ装置内を効率的に冷
却することができる冷却方法に関するものである。

〔従来の技術］ 従来の装置は、例えば実公昭５７−１７３８８号公報に
記載のように、装置の上部より冷気を吸気し、装しかし
、装置の小形化が図られ、銀行のカウンタ下や、事務所
の机下に装置を設置するようになると、他の装置との重
ね設置が必須となって来る。

この場合、装置下方に排熱する方式では、装置下方の排
熱エリアが十分に確保できなくなって、装置内の効率的
な冷却効果を期待できなくなる。

このため、装置の冷却風排熱方向は、装置前面方向か、
又は背面方向とすることが、カウンタ下や机の下に装置
を重ね設置する際には、良好である。しかし、設置場所
の都合で排熱方向に制約を受け、顧客の要求で排熱方向
を変えて設定する場合が生じて来る。

その際、装置は前面排熱と後面排熱の２通りのタイプが
必要となるが、移設等で設置場所を変更されて排熱方向
の変更を生じた場合に、タイプ変更による対応を図るこ
とが難しい。

本発明の目的は、装置の設置環境により排熱方向を前面
、後面のいずれにも自由に切替えることができ、かつ、
良好な冷却効果を得ることのできる装置の冷却方法を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、装置を操作部、前面通気孔部、制御部、冷
却機構部、背面通気孔部の５つに分割構成し、冷却機構
部を制御部と背面通気孔部の間、または、冷却機構部の
排熱方向を逆転して前面通気孔部と制御部の間に着脱自
在に取付けられるようにすることで達成される。

〔作用］ 冷却機構部は一方向に固定された強制風を流すようにし
ているが、風向きは冷却機構部を反転し取付けられるよ
うにすることで、排熱方向を切替えることができる。

また、冷却機構部は、制御部に面する側がダクト状にな
っており、前記の冷却機構部を反転取付けしても、制御
部に対しては冷却方式そのものは同一となるため、いづ
れの排熱方向を選択しても、良好な冷却効果を得ること
ができる。

〔実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第１図は、本発明の第１の実施例を示す装置の断面図で
あり、装置後方に排熱するものである。

この装置は、図示するように、大別して操作部ｌと、全
面通気孔部２と、制御部３と、冷却機構部４と、後面通
気孔部５と、これらを連結固定する複数の連結孫子６，
７，８．９から構成されている。尚、全面通気孔部２に
は通風用スリット１ｏが設けられ、後面通気孔部５にも
通風用スリット１１が設けられ、通風用スリット１０．
１１は開口面積が等しく設定されている。また、冷却機
構部４にはファン１２が設けられており、ファン１２は
制御部３に面する側に設けられたエアーダクト１３に対
して連結孫子１４で固定されている。

装置後方への排熱は、次のように行われる。即ち、ファ
ン１２の働きにより、全面通気孔部２のスリット１０か
ら冷却風が流入し、この冷却風が、制御部３と冷却機構
部４と後面通気孔部５のスリット１１を破線矢印１５の
ように流れることにより、制御部３内の冷却が行われる
。

第２図は、この発明の第２の実施例を示す装置の断面図
である。なお、第２図において、第１図に示す部分と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。第２
図は第１図に示す冷却機構部４を全面通気孔部２と制御
部３の間に反転して設け、装置の前方に排熱を行うもの
である。その結果、後面通気孔部５は直接制御部３と連
結されている。冷却機構部４のファン１２の働きによっ
て、後面通気孔部５の通風用スリッ）１１から冷却風が
流入し、この冷却風は制御部３と冷却機構部４と全面通
気孔部２の通風用スリット１０を破線矢印１５に示すよ
うに流れることにより、制御部３内の冷却が行われる。

この場合において、吸気側となる後面通気孔部５の通風
用スリッ目１の開口面積と全面通気孔部１の通風用スリ
ット１０の開口面積は同じなこと、また、制御部３は変
更がないことがら、制御部３内の通風効率は第１図の装
置後方排熱と変わらないこと。

第３図はこの発明の第３の実施例を示す装置の断面図で
あり、第１図に示す部分と同一部分には同一符号を付し
ている。第３図に示す実施例は、第１図に示す配置を基
準にして、冷却機構部４を反転させることなく、全面通
気孔部２と制御部３の間に配置し、制御部３に冷却風を
送り、後面通気孔部５から装置後面に排熱を行うもので
ある。

第４図はこの発明の第４の実施例を示す装置の断面図で
あり、第１図に示す部分と同一部分には同一符号を付し
ている。第４図に示す実施例は、第１図に示す実施例と
同様に冷却機構部４を制御部３と後面通気孔部５の間に
設けている。しかし、第１図の場合と比較して、冷却機
構部４の向きは反転した配置となっている。

上記した第３．第４の実施例においても、第１図、第２
図の場合と同様に装置寸法を変えずに排熱方向を変える
ことができる。

第５図はこの発明の第５の実施例を示す装置の断面図で
ある。第５図に示す装置において、第１図に示す実施例
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。

第１図に示す実施例と相違するのは、装置の全面通気孔
部２と制御部３の間に機器収納部１７が設けられ、これ
が複数の連結孫子７．８により結合されていることであ
る。即ち、機器収納部１７は全面通気孔部２と制御部３
の間に配置され、該機器収納部１７は冷却機構部４のフ
ァン１２とダクト１３′を収容可能な大きさを有してい
る。そして、機器収納部１７は、連結孫子１８と係合し
、かつダクト１３′　と結合させる連結穴１９を有して
いる。これにより、冷却機構部４内のファン１２が取り
付けられているダクト１３′を取り外し、機器収納部１
７内に取り付けることが可能になる。

第６図はこの発明の第６の実施例を示す装置の断面図で
あり、第５図に示す実施例において、制御部３の前後に
冷却機構部を相反転して設けた例である。排熱方向の変
更はどちらか一方の冷却機構部のファンを動作させるこ
とにより実現できる。

更に、冷却機構部４内のファン１２の制御部３に対して
装置後方排熱と同様の排出方向となり、ファン１２と制
御部３間で生ずる圧力損失差も変わらないため、排熱方
向が、逆になっただけ、制御部３内の冷却効果は、第１
図の後面方向排熱と同等に保つことができる。また、装
置後方の排熱から前方の排熱に変える場合、後面通気孔
部を直接、制御部に連結することができるので、排気方
向を変えても装置寸法を変えずに実施できる。

〔発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、装置内部の冷却効果を
変えないで、装置の設置環境条件に合わせて排熱方向を
装置前方、または、後方に、装置寸法を変えずにできる
効果がある。

また、装置の製造においては、構成部品、ユニットを共
通とすることができるので、製造段取り時間等の削減が
図れ、コスト低減の効果がある。

また、納入先での排熱方向変更に当たっては、連結組合
わせ位置を変えることで変更が可能なことから現地変更
作業を短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例を示す装置の断面図、
第２図はこの発明の第２の実施例を示す装置の断面図、
第３図はこの発明の第３の実力面倒を示す装置の断面図
、第４図はこの発明の第４の実施例を示す装置の断面図
、第５図はこの発明の第５の実施例を示す装置の断面図
、第６図はこの発明の第６の実施例を示す装置の断面図
である。 Ｉ・・・操作部、２・・・前面通気孔部、３・・・制御
部、４・・・冷却機構部、５・・・後面通気孔部、６，
７，８゜９．１８・・・連結孫子、１０・・・前面通気
孔部の通風用スリット、１１・・・背面通気孔部の通風
用スリット、１２・・・ファン、１３．１３’・・・冷
却機構部内のエアダクト、Ｉ４・・・ファンの連結孫子
、Ｉ５・・・冷却風の流れ、Ｉ７・・・機器収納部、１
９・・・取付穴。 代理人　弁理士　　秋　本　正　実 第 檗 蔗作舌口 ２罰め止気北仰 ３制御つ 区 図 ４に岬夙惧桿 ５僕面通λ孔御 １０道楔、用スリット 運米し用人リット ２フ７ノ １３　デクト 第 図 第 区 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、装置の前面に設けられた操作部と、前面通気孔部と
   、制御部と、冷却機構部と、後面通気孔部とからなる電
   子機器装置において、上記前面通気孔部と制御部と冷却
   機構部と後面通気孔部をそれぞれ独立したユニットとし
   て形成し、冷却機構部を前面通気孔部と制御部の間、ま
   たは制御部と後面通気孔部の間に着脱可能に設け、排熱
   方向を装置の前方または後方に変更可能にしたことを特
   徴とする装置の冷却方法。 ２、上記前面通気孔部と制御部の間及び上記後面通気孔
   部の間に一対の冷却機構部を設け、いずれか一方の冷却
   機構部を運転し、排熱方向を可変とすることを特徴とす
   る請求項１記載の装置の冷却方法。