JPH0282067A - 冷暖房給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷暖房給湯機において、暖房時の蒸発器として
温水ボイラの熱を間接的に利用し、かつ給湯時の熱源と
して温水ボイラの熱を間接的に利用する冷媒・水回路に
関するものである。

従来の技術 従来の冷暖房給湯機の冷媒回路の一例について、第２図
を参照しながら説明する。

第２図において、１は圧１１４１！、２はアキュームレ
ータ、３は４方弁、４は室内熱交換器、６は室外熱交換
器、２１．２２は、暖房・給湯流路の切替電６Ｂ弁で逆
止弁も内蔵したもの、２３は冷暖房用減圧器、２４は給
湯用減圧器、２５は逆止弁、２６は給湯用熱交換器であ
る。

次に、以上の構成による動作を説明する。

暖房時は、圧縮機１より吐出された冷媒は４方弁３、切
替電磁弁２１を通過し、室内熱交換器４で凝縮し、高圧
冷媒液となり減圧器２３で断熱膨張し、外 低圧の気液２相状態となった後に、室内熱交換器６で蒸
発して低圧冷媒ガスとなって圧縮機ｌへ帰っていく。こ
の時、切替電磁弁２２は閉となっている。

冷房時は、圧縮機ｌを吐出された高圧冷媒ガス外 は４方弁３を介して室内熱交換器６で凝縮し高圧冷媒液
となり減圧器２３で断熱膨張し、低圧の気液２相状態と
なり室外熱交換器４で蒸発し、低圧冷媒ガスとなって切
替電磁弁２１の逆止弁を通過して圧縮機１へ帰っていく
。この時逆止弁２５により給湯用熱交換器２６へは冷媒
は流出せず、切替電磁弁２１．２２は閉である。

給湯時は、圧縮ｍ１より吐出された高圧冷媒ガスは、４
方弁３、切替電磁弁２２を通過して給湯用熱交換器２６
に循環してくる市水に熱を与えて凝縮し高圧冷媒液とな
り、減圧器２４にて断熱膨張し低圧の気液２相状態とな
り逆止弁２５を介して室外熱交換器６で蒸発し、低圧冷
媒ガスとなり圧ｊｌｉｉ機１へ帰っていく。

発明が解決しようとする課題 以上述べてきたような冷暖房給湯機は、ヒートポンプ式
のために、低外気温時には室外熱交換器６に着霜するこ
とから除霜運転が必要であるし、又外気温の低下により
暖房能力も低下する。又、給湯と暖房の同時運転は、か
かる構成ではできないし、また実現しようとすると圧縮
機の出力が増加できる必要性や、給湯用熱交換器と室内
熱交換器に同時に冷媒が流れることから、多冷媒を必要
とするために、その対策も必要である。また、給湯運転
時にも冬期の低外気温時には室外熱交換器６に着霜する
ために、除霜運転が必要である。

本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、除霜運転が
なく、冬期の低外気温時でも、暖房能力、給湯能力の低
下がなく、かつ暖房運転と給湯運転の同時運転、冷房運
転と給湯運転の同時運転もできる冷暖房給湯機を提供す
るものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷暖房給湯機は、圧
縮機、４方弁、室内熱交換器、水・冷媒熱交換器、流路
切替手段、減圧器、室外熱交換器により冷暖房の冷媒回
路を構成し、前記室外熱交換器と前記水・冷媒熱交換器
を並列に設け、それぞれの冷媒回路の合流点に流路切替
手段を設けて前記減圧器と連通させ、一方、前記水・冷
媒熱交換器、温水ボイラ、給湯用熱交換器、循環ポンプ
を環状に連結して給湯・暖房用水回路を構成し、前記給
湯用熱交換器には市水を循環させる構成を設けたもので
ある。

作用 本発明は前記構成によって、温水ボイラで加熱された水
が、水・冷媒熱交換器を循環し、この水・冷媒熱交換器
を暖房運転時の蒸発器とし、循環水より冷媒が熱を受け
るため、温水ボイラの加熱量が一定なら、冬期の低外気
温時でも暖房能力の低下はなく、かつ除霜運転も必要と
しない。

給湯運転時は、温水ボイラで加熱された水が給湯用熱交
換器を循環する時に、給湯用熱交換器に循環して来た市
水を加熱する。給湯用の回路は、ヒートポンプ回路と無
関係なため、冬期の給湯能力の低下や除霜運転とは無縁
である。

又、暖房運転と給湯運転の同時運転時は、温水ボイラの
加熱量を増加させて、給湯用熱交換器と水・冷媒熱交換
器の両方に十分の熱量を与えれば可能であるし、冷房運
転と給湯運転の同時運転も可能である。

実施例 以下、本発明の一実施例の冷暖房給湯機について図面を
参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例における冷暖房給湯機の冷
媒・水回路を示すものである。

第１図において、１は圧縮機、２はアキュームレータ、
３は４方弁、４は室内熱交換器、５は減圧器、６は室外
熱交換器、１１は電［３方弁、７は水・冷媒熱交換器、
８は温水ボイラ、１０は給湯用熱交換器、９は循環ポン
プ、１２は逆止弁である。

以上の構成で動作を説明する。

冷房運転時は、圧縮機１を吐出された高圧冷媒ガスは４
方弁３を介して室外熱交換器６で凝縮し高圧冷媒液とな
り、室外熱交換器６側へ流路の切替っている電磁３方弁
１１を介して減圧器５で断熱膨張して低圧の気液２相状
態となり、室内熱交換器４で蒸発して低圧冷媒ガスとな
って圧縮機１へ帰っていく。逆止弁１２は高圧冷媒ガス
の水・冷媒熱交換器７への流入を阻止するためのもので
ある。

暖房運転時は、圧縮機１を吐出された高圧冷媒ガスは４
方弁３を介して室内熱交換器４で凝縮して高圧冷媒液と
なり、減圧Ｈ５で断熱膨張して低圧の気液２相状態とな
り、水・冷媒熱交換器７側へ流路の切替っている電磁３
方弁１１を介して、水・冷媒熱交換器７で温水より熱を
得て藤発し低圧冷媒ガスとなって圧縮機１へ帰っていく
。この時、温水ボイラ８は作動し、循環ポンプ９により
循環している水に熱を与えている。

給湯運転時は、温水ボイラ８で加熱された水が給湯用熱
交換器ｌＯで、循環して来た市水に熱を与えて給湯する
ものである。

又暖房運転と給湯運転の同時運転は、温水ボイラ８の加
熱量を増加させて、水・冷媒熱交換器と給湯熱交換器に
十分の熱を循環する温水を通して与えれば良い。

また、冷房運転と給湯運転の同時運転時は、冷媒回路は
冷房用回路とし、給湯回路での温水ボイラ８の加熱量は
給湯骨のみとすれば良い。

発明の効果 以上のように、本発明の冷暖房給湯機は、圧縮機、４方
弁、室内熱交換器、水・冷媒熱交換器、流路切替手段、
減圧器、室外熱交換器により冷暖房の冷媒回路を構成し
、前記室外熱交換器と前記水・冷媒熱交換器を並列に設
け、それぞれの冷媒回路の合流点に流路切替手段を設は
前記減圧器と連通させ、一方、前記水・冷媒熱交換器、
温水ボイラ、給湯用熱交換器、循環ポンプを環状に連結
して給湯・暖房用水回路を構成し、前記給湯用熱交換器
には市水を循環させるものである。

以上の構成によって、温水ボイラで加熱された水が、水
・冷媒熱交換器を循環し、この水・冷媒熱交換器を暖房
運転時の基発器とし、循環水より冷媒が熱を受けるため
、温水ボイラの加熱量が一定なら、冬期の低外気温時で
も暖房能力の低下はなく、かつ除霜運転も必要としない
。

給湯運転時は、温水ボイラで加熱された水が給湯用熱交
換器を循環する時に、給湯用熱交換器に循環して来た市
水を加熱する。給湯用の回路は、ヒートポンプ回路と無
関係なため、冬期の給湯能力の低下や除霜運転とは無縁
である。又、暖房運転と給湯運転の同時運転時は、温水
ボイラの加熱量を増加させて、給湯用熱交換器と水・冷
媒熱交換器の両方に十分の熱量を与えれば良い。

また、冷房運転と給湯運転の同時運転時は、温水ボイラ
の加熱量は給湯骨のみで、冷媒回路と水回路を同時に運
転させてやれば良い。このような、利点を有する冷暖房
給湯機を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷暖房給湯機の冷媒回路と
水回路図、第２図は従来の冷暖房給′ＩＩＩｍの冷媒回
路図である。 ■・・・・・・圧縮機、２・・・・・・アキュームレー
タ、３・・・・・４方弁、４・・・・・・室内熱交換器
、５・・・・・・減圧器、６・・・・・・室外熱交換器
、７・・・・・・水・冷媒熱交換器、８・・・・・・温
水ボイラ、９・・・・・・循環ポンプ、ｌＯ・・・・・
・給湯熱交換器、１１・・・・・・電磁３方弁、１２・
・・・・・逆止弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、４方弁、室内熱交換器、水・冷媒熱交換器、流
   路切替手段、減圧器、室外熱交換器により冷暖房の冷媒
   回路を構成し、前記室外熱交換器と前記水・冷媒熱交換
   器を並列に設け、それぞれの冷媒回路の合流点に流路切
   替手段を設けて前記減圧器と連通させ、一方、前記水・
   冷媒熱交換器、温水ボイラ、給湯用熱交換器、循環ポン
   プを環状に連結して給湯・暖房用水回路を構成し、前記
   給湯用熱交換器に市水を循環させるようにした冷暖房給
   湯機。