JPH027682Y2 - - Google Patents

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JPH027682Y2
JPH027682Y2 JP1983056248U JP5624883U JPH027682Y2 JP H027682 Y2 JPH027682 Y2 JP H027682Y2 JP 1983056248 U JP1983056248 U JP 1983056248U JP 5624883 U JP5624883 U JP 5624883U JP H027682 Y2 JPH027682 Y2 JP H027682Y2
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JP
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cap
wheel
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wide
width
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JP1983056248U
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JPS59160403U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車輪外側にキヤツプを嵌着するよ
うなキヤツプ付キヤスター車輪に関する。
(従来技術) 従来のキヤスタ車輪にキヤツプを取付ける構造
を示すものとしては、例えば実開昭57−1703号の
ように、輪体周囲に複数個の差込小孔を設け、こ
の小孔に嵌着する複数の脚部をキヤツプ内面の外
周縁に一体形成し、脚部先端の突部を差込小孔内
部の凹部入段部に弾着係止することによつて固定
していた。
しかし、前記キヤツプ取付構造では、単なる弾
着係止ゆえ、キヤスターに無理な力が作用した
り、キヤツプに他物が当つたりすると、該キヤツ
プが簡単に外れてしまう欠点があつた。
(考案の目的) この考案は極めて簡単な構造でありながら、キ
ヤツプを一旦車輪に嵌着するといかなる外力が作
用しても外れることのないキヤツプ付キヤスター
車輪の提供を目的とする。
(考案の構成) 本考案は中心部のボス部3aと、外周の輪体3
bと、上記ボス部および輪体を連結する円板3c
とを備えた車輪において、前記円板の外周近傍部
に外側巾広部7aと内側巾狭部7bとを有する逆
凸形状の差込孔7を複数設け、これら各差込孔内
側の輪体内周面には車輪内側に至る程軸芯方向に
突出する突起変向ガイド8を設けると共に、車輪
に装着する合成樹脂製キヤツプ5の内面外周に
は、前記差込孔に対応して複数の突起9を設け、
これら各突起の先端部を巾広の先端巾広部9a
に、中間部9bを巾狭にし、先端巾広部の巾は前
記差込孔外側巾広部7aより小さく内側巾狭部7
bより大きくし、且つ突起中間部9bの巾は前記
内側巾狭部7bより小さく形成し、キヤツプの各
突起9を対応する差込孔7へ挿入した時、突起先
端巾広部9aを突起変向ガイド8で軸芯方向に押
圧変向して突起先端部と差込孔の巾狭部7bとの
係合によりキヤツプを車輪に固定したキヤツプ付
キヤスター車輪であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、キヤツプの車輪への取付け
に際しては、キヤツプの各突起を差込孔に対応さ
せて押し込めば、突起先端部は輪体内周面の突起
変向ガイドに案内されて中心側に押圧されるの
で、突起の先端巾広部が差込孔の外側巾広部から
完全に入り込むと、突起中間の巾狭部が差込孔巾
狭部に入り、先端巾広部の段部と差込孔の段部と
が係合してキヤツプは車輪に完全に係止される。
このためキヤツプを一旦車輪に嵌着すると、い
かなる外力が作用してもキヤツプは車輪から外れ
ることがなく、完全な嵌着固定を行なうことがで
きる効果がある。
(実施例) 本考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述す
る。
図面はキヤツプ付キヤスター車輪を示し、第1
図において、合成樹脂製のキヤスタ1において、
2はカバーであり、このカバー2は両側の車輪
3,3外周上部を覆う半円形に形成している。こ
のカバー2の一側上部には支軸4が回転可能に挿
嵌され、前記車輪3,3の外側には押圧変形可能
な合成樹脂製のキヤツプ5,5が嵌着されてい
る。
第2図の断面図に示すように、カバー2は巾方
向の中間下部に一体的に支持壁2aが連設され、
この支持壁2aには貫通孔2bを穿設し、この貫
通孔2bに車輪6を挿通すると共に、該車軸6の
両端部には前記車輪3のボス部3aを回転可能に
嵌め込んでいる。
前記車輪3は中心部のボス部3aと、外周の輪
体3bと、これら両者3a,3bを連結する円板
3cとを一体形成したもので、円板3cのアウタ
フエースは輪体3bの外端部より一段低くしキヤ
ツプ5の嵌め込み代としている。
そして円板3cの外周部には、第3図に示すよ
うに、外側巾広部7aと内側巾狭部7bとを有す
る逆凸形状の差込み孔7,7…を複数設け、これ
ら各差込孔7,7…内側の輪体3b内周面には車
輪3内側に至る程軸芯方向に突出する断面楔形の
突起変向ガイド8,8…を一体形成している。
車輪3に装着するキヤツプ5は、第4図、第5
図にも示すように、内面外周に前記差込孔7,7
…に対応して複数の突起9,9…を一体的に突設
し、これら各突起9,9…の先端部を巾広の先端
巾広部に形成すると共に、中間部9bを巾狭に
し、先端巾広部9aの巾は前記差込孔7の外側巾
広部7aより小さく、内側巾狭部7bより大きく
し、また中間部7bの巾は前記差込孔の内側巾狭
部7b内に入り得る大きさに形成している。
次にキヤツプ5の車輪3への取付けについて説
明すると、第5図Aに示すように車輪3の外側部
からキヤツプ5の突起9,9…を差込孔7,7…
に合わせ同図Bに示すように押圧すると、輪体3
b内周面の楔形の突起変向ガイド8,8…により
突起9,9…は軸芯方向に徐々に曲げられながら
挿入される。
そして、先端巾広部9aが差込孔7内に完全に
挿入されると、第6図に示すように先端巾広部9
aと中間部9bとの段部9cが差込孔7の内側巾
狭部7bの両側壁と係合して、完全にロツクされ
全く抜け出ない状態となる。
このように、一旦嵌め込まれたキヤツプ5は、
楔形の突起変向ガイド8により突起9を軸芯方向
に押し曲げ先端巾広9aの段部9cと差込孔7側
壁7bとの係合によつてロツクすることで、いか
なる外力が作用してもキヤツプ5が外れないキヤ
ツプ付キヤスター車輪を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はキ
ヤツプ付キヤスター車輪の斜視図、第2図はキヤ
ツプを取外した状態の縦断面図、第3図はキヤツ
プ嵌着前の車輪の正面図、第4図はキヤツプの背
面図、第5図A〜CはA〜Cは車輪にキヤツプを
取付ける工程を示す説明図、第6図はキヤツプの
嵌着状態を示す拡大図、第7図は車輪にキヤツプ
を取付けた状態の縦断面図である。 3……車輪、3a……ボス部、3b……輪体、
3c……円板、5……キヤツプ、7……差込孔、
7a……巾広部、7b……巾狭部、8……突起変
向ガイド、9……突起、9a……先端巾広部、9
b……中間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心部のボス部3aと、外周の輪体3bと、上
    記ボス部および輪体を連結する円板3cとを備え
    た車輪において、前記円板の外周近傍部に外側巾
    広部7aと内側巾狭部7bとを有する逆凸形状の
    差込孔7を複数設け、 これら各差込孔内側の輪体内周面には車輪内側
    に至る程軸芯方向に突出する突起変向ガイド8を
    設けると共に、 車輪に装着する合成樹脂製キヤツプ5の内面外
    周には、前記差込孔に対応して複数の突起9を設
    け、 これら各突起の先端部を巾広の先端巾広部9a
    に、中間部9bを巾狭にし、先端巾広部の巾は前
    記差込孔外側巾広部7aより小さく内側巾狭部7
    bより大きくし、且つ突起中間部9bの巾は前記
    内側巾狭部7bより小さく形成し、 キヤツプの各突起9を対応する差込孔7へ挿入
    した時、突起先端巾広部9aを突起変向ガイド8
    で軸芯方向に押圧変向して突起先端部と差込孔の
    巾狭部7bとの係合によりキヤツプを車輪に固定
    した キヤツプ付キヤスター車輪。
JP5624883U 1983-04-14 1983-04-14 キヤツプ付キヤスタ−車輪 Granted JPS59160403U (ja)

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JPS59160403U JPS59160403U (ja) 1984-10-27
JPH027682Y2 true JPH027682Y2 (ja) 1990-02-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618483U (ja) * 1979-07-23 1981-02-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545123Y2 (ja) * 1977-01-18 1980-10-23
JPS577523Y2 (ja) * 1977-11-30 1982-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618483U (ja) * 1979-07-23 1981-02-18

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JPS59160403U (ja) 1984-10-27

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