JPH0276634A

JPH0276634A - 電食機の加工液準備装置

Info

Publication number: JPH0276634A
Application number: JP1211523A
Authority: JP
Inventors: Josef Budin; ジョセフ　ブディン; Gideon Levy; ギデオン　レヴィ; Hugo Kutil; フーゴー　クティル
Original assignee: Agie Charmilles SA
Current assignee: Agie Charmilles SA
Priority date: 1988-08-19
Filing date: 1989-08-18
Publication date: 1990-03-16
Also published as: DE58901474D1; US4992641A; CN1040751A; CN1019762B; EP0355633B1; DE3828237C1; KR900002884A; EP0355633A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、電食機すなわち放電加工機の加工液を準備る
、ための装置に関る、。

（従来の技術）電食機は、加工液が満たされた加工コンテナーを有し、
この加工コンテナー内には電食加工される工作物が浸さ
れている。ワイヤカット電食機の場合、加工液は脱イオ
ン水かうなり、型彫電食機の場合、加工液は炭化水素か
らなる。工作物からの粒子の電食除去の結果として、加
工液の清浄さは減ぜられ、加工液の導電率が変化る、。

電食作業に所望の質を維持る、ために、加工液の電気特
性および清浄さを所定範囲内に維持すべく、加工液を清
浄または純粋にる、ことが必要である。

従来技術は、一般に、加工液の準備のために、比較的大
きい孔径を有る、フィルターを使用してきた。従来のフ
ィルターの大きな孔径の場合、濾過作用は、加工液を数
日間所望の質的範囲に維持る、のに適当でない。しかし
、濾過の質を高めるために、従来のフィルターの孔径の
減少は、フィルター壁の詰まりを招く。

一般に、従来のフィルターの孔径に比較して非常に小さ
い孔断面を有る、膜フィルターを使用る、ことが、フィ
ルターの技術分野において知られている。しかし、清浄
さが減ぜられ、加工液の導電率が変化した加工液すなわ
ち濃加工液に占める固体の高い割合により、膜フィルタ
ーが急速に詰まることを恐れ、膜フィルターは、電食技
術における濃加工液の粗濾過には不適当であると考えら
れてきた。

したがって、電食機の加工液の準備において、膜フィル
ターは、非常に特殊な機能のためにのみ使用されてきた
が、それは濃加工液を清浄にる、、すなわち、準備る、
ためではなかった。特開昭６２−２４９１７号公報は、
膜フィルターを使用る、加工液準備装置を開示る、。開
示された装置は、セロファン膜により２つの区域に区画
された加工液コンテナーを含む。第１の区域は、下流側
が在来のフィルターに接続されたポンプにより、電食機
の加工域に接続され、加工液は別のポンプにより加工液
のコンテナーの第１の区域に再び戻される。第２の区域
は、さらに別のポンプによりイオン交換器に接続される
。第２の区域にあけるイオンの濃度は、第１の区域にお
けるイオン濃度より十分に低く、その結果イオン交換器
をその作用上有利な低イオン濃度で作動させることがで
きる。この従来装置において、従来のフィルターが濃加
工液を濾過る、ために使用されており、他方、膜フィル
ターはイオン交換器の循環のためのイオン濃度の低減に
のみ使用されている。

（発明が解決しようとる、課題）この従来技術に比べ、本発明の課題は、長期にわたって
電食用加工液に高い質を維持る、ことを可能にる、よう
に、加工液処理装置を改良る、ことにある。

（Ｂ題を解決る、ための手段）本発明は、当業者の従来の見解に反して、濃加工液のタ
ンクから少なくとも一部の濃加工液の流れかフリースフ
ィルターを備える処理コンテナーに通され、該フリース
フィルターにより、一部の濃加工液の流れから、予め清
浄にされた一部の濃加工液の流れが濃加工液のタンクに
戻される前に、固体を濾過分離る、ならば、膜フィルタ
ーを濃加工液の清浄化のために使用できることを見い出
したことに基づいている。膜フィルターと、フリースフ
ィルターにより成し遂げられる濃加工液の部分的な処理
との組合わせにより、膜フィルターをこれに詰まりを生
じることなしに濃加工液を清浄にる、ために使用できる
ような低固体濃度を濃加工液タンクに維持る、ことがで
きる。

したがって、濃加工液の清浄化は基本的に膜フィルター
により成し遂げることができ、フリースフィルターは濃
加工液の回路からのダート粒子の処理に役立つ。

本発明の膜フィルターとフリースフィルターとの組合わ
せの大きな利点は、濃加工液中の固体に対る、フリース
フィルターの濾過作用を一層増大させるフィルターケー
キを形成る、濃加工液からの固体が、フリースフィルタ
ー上にたまることにある。

フリースフィルター上にフィルターケーキとしてたまる
固体は、比較的低い湿度を有し、または、実際に、フィ
ルターフリースと共にこの固体を処分し易いように乾燥
状にる、ことができる、ということに格別な意義がある
。

ダート回路の処分放出が不連続状に起こるならば、すな
わち、膜フィルターの逆流洗浄を行うとき、特に有利で
ある。逆流洗浄の頻度すなわち該逆流洗浄を行うときは
、電食工程のパラメータ、特に電食機の表切断電流の供
給時間から間接的に決定る、ことができる。したがって
、一定切断電圧の場合、除去の量、したがって、生成さ
れたダート粒子の量は、加工間隙において消費した電力
による。

これらのパラメータの関数として、膜フィルターの洗浄
が制御され、それが個々にまたは膜フィルターの逆流洗
浄と膜フィルターを経る逆の濃加工液の流れとの組合わ
せで成就される場合、その膜フィルターの洗浄の開始直
前であれば、濃加工液の回路に特に高い固体濃度がある
ので、処理コンテナーへの部分的な流れを増すことは特
に有利である。

（実施例）後に詳しく説明る、ように、電食機の加工液準備装置は
、第１図に概略的に示された濃加工液タンク１を含む。

ポンプ２がタンク１から膜フィルター３に濃加工液を送
り、該膜フィルターから透過液が出口４において流出る
、。固体で更に濃度が高められた濃加工液の流れは、フ
ィルター出口５からタンク１に戻される。濃加工液の還
流の一部は、ソレノイド弁である部分流弁７により分岐
点６の下流側の処理コンテナー８に送られる。

この処理コンテナー８は、フリースフィルターが配置さ
れたワイヤバスケットとして構成されている。前記フリ
ースフィルターは、ベース面がふるい状またはスクリー
ン状に構成された処理コンテナーの底部を覆うバッグま
たはマットとる、ことができる。処理コンテナー８は、
濃加工液のタンク！の上方に配置されており、コンテナ
ー８のフリースフィルター９を通過した一部の濃加工液
流はタンク１に戻される。濾過中にフィルターケーキが
フリースフィルター９の表面上に形成され、該フィルタ
ーケーキは濃加工液から分離された固体からなる。この
フィルターケーキは、フリースフィルターバッグ９の濾
過作用を増大る、。

本発明の変形例によれば、処理コンテナー８は溢流部１
０を備え、該溢流部は、処理コンテナー８に供給された
濃加工液の一部の流れがフィルターケーキおよびフリー
スフィルターバッグ９を通過して清浄にされた液の量よ
り大きいとき、コンテナー８からタンク１への溢流を許
す。

部分流弁７を適当に制御る、ことにより、定期的または
不連続的に変化る、、一部の流れの単位時間当たりの量
が処理コンテナー８に供給されるように、一部の流れの
量を変えることができる。

実際に、少量の部分流が連続的に処理コンテナー８に供
給される。処理コンテナーに対る、部分流の不連続な増
加に選択が与えられ、これは有利にも電食工程のパラメ
ータ、特に、長期断電流の時間積分から間接的に決定さ
れる不純物濃度が予め定められた値に達したとき常に起
こる。膜フィルターの逆流洗浄は前記パラメータの関数
として行われるので、処理コンテナーへの部分流量の増
加が逆流洗浄の関数として直接的に開始されるようにる
、ことができ、これはダート粒子が膜フィルターの短時
間の逆流洗浄を経て膜フィルターの壁から強制されて濃
加工液流に連行され、その結果この段階でダート粒子濃
度の増加があることによる。洗浄作用は、また、膜フィ
ルターを経る濃加工液流の流れ方向が一定の時間間隔で
逆転されることによって得られ、こればダート粒子が膜
フィルター人口に集まり易いことによる。流れの逆転の
場合、先の人口は膜フィルターの出口となり、その結果
この堆積した粒子は濃加工液に連行される。

ダート粒子の濃度は、この洗浄段階においては特に高く
、そのためフリースフィルターへの部分流を量的に増す
ことが適当である。

第２図に示すように、膜フィルター３の透過液出口４は
透過液コンテナーすなわちクリーンタンク７に接続され
ており、該クリーンタンクから透過液が電食機の加工コ
ンテナー１１（第３図参照）にポンプ圧送される。この
好ましい実施態様において、膜フィルター３は管状の膜
１２を有し、該膜は濃加工液区域１３と透過液区域１４
とを分離る、。膜フィルター３は円筒状の壁１５により
取り囲まれている。

図面は単一の膜フィルター３を示しているが、好ましい
実施例において、複数の同じフィルター３が平行に配置
される。複数のロット状フィルタ一部材としての膜フィ
ルターのこの構成により、少スペースに大きな濾過面を
得ることができる。

１漠フイルター３は好ましくはポリエチレンの中空繊維
からなり、約１．５ｍｍの直径および約０．２μｍの孔
径を有る、。

第３図は電食機の実際的な加工液準備装置の全体構造の
詳細図を示している。第１，２図に使用したと一致る、
参照番号は同一または同（薬の部品を指している。

加工コンテナー１１および濃加工液のタンク１とは別に
、加工液準備装置は、収集コンテナー１６およびクリー
ンタンク１７を含む。加工コンテナー１１の内容物は、
排出管１８を経て収集コンテナー１６に送られる。収集
タンク１６の内容物は、濃加工液の沈殿後、第２のポン
プ１９によりタンク１へ圧送される。加工コンテナー１
１は戻し管２０を介してタンク１に接続されている。ポ
ンプ２の下流側に、圧力ゲージ２１、粗フィルター２２
およびスクリーンすなわちシールド２３が配置されてお
り、これらの背後で供給管２６は分岐され、大口弁２４
．２５にそれぞれ接続されている。一方の大口弁２４は
膜フィルター３にその−・方の側で接続され、他方の大
口弁２５は膜フィルター３にその他方の側で接続されて
いる。膜フィルター３の上流側および下流側の圧力は、
第２および第３の圧力ゲージ２７．２８により監視され
ている。膜フィルター３の濃加工液区域１３は、大口弁
２４．２５の側で出口弁２９．３０に接続されており、
これら出目弁は濃加工液戻し管３１によりタンク１に接
続されている。この戻し管３１は部分流弁７において、
処理コンテナー管３２と、シールド３４を有しかつタン
ク１に接続されたシールド管３３と、ダート側圧力解除
弁３６を有しかつ同様にタンク１へ伸びる圧力解除管３
５とに分岐されている。

大口弁２４．２５および出口弁２９．３０は、大口弁２
４の開放時、別の入口弁２５が閉じられ、出口弁３０が
開放され、そして第１の大口弁２４に而る、出目弁２９
が閉じられるように制御される。この弁の開閉の組合わ
せにより、第３図上、左側から右側への流れ方向か決め
られる。

膜フィルター３を経る流れ方向を逆にる、ことが可能で
あり、その際人口弁２５および出口弁２９が開放され、
他方人口弁２４および出口弁３０が閉じられる。

浄され、同時に、ダート回路におけるダート粒子の蓄積
に至る。ダート回路におけるダート濃度のこの増加段階
において、フリースフィルターにダート回路の全潰また
はその大部分を通過させることが好ましい。

膜フィルター３は２つの排液弁３７．３８を備える。膜
フィルター３の透過液出口４は、膜フィルターの逆流洗
浄のためのバッファコンテナー３９に接続されている。

バッファコンテナー３９は、通気弁４０により通気る、
ことができ、また、膜フィルター３の圧縮空気弁４１に
より圧縮空気の作用を受け、該圧縮空気の圧力は第４の
圧力ゲージ４２により監視される。

この逆流洗浄は膜フィルター３の洗浄をなし、したかっ
て、ダート回路中のダート濃度を高める。この逆流洗浄
段階の後、濃加工液流の全てまたはその実質部分をフリ
ースフィルターに通過させることが有利である。

バッファコンテナー３９は、弁４３を有る、戻し管４４
によりクリーンタンク１７に接続されている。クリーン
タンク１７に溜められた透通液は第３のポンプ４５およ
び透過液管４６により加工コンテナー１１に戻される。

この透過液の加工液コンテナーへの戻しは、約５０ない
し約６０　Ｉｔ　／　ｍの供給速度で行うことが望まし
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は電食機の加工液準備装置内の部分の概略図であ
り、第２図は第１図に示した装置に使用される膜フィル
ターの断面図であり、第３図は本発明にかかる、電食機
の加工液準備装置の全体図である。！・・・濃加工液タンク、２・・・ポンプ、３・・・フィルター、７・・・ソレノイド弁、８・・・処理コンテナー、９・・・フリースフィルター、１０・・・溢流部、１２・・・膜フィルター壁、３２・・・処理コンテナー管。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）濃加工液のタンクから濃加工液の流れが送られ、
透過液流が排出されるフィルターを備える、電食機の加
工液準備装置であって、前記フィルターは膜フィルター
（３）であり、フリースフィルター（９）を備える処理
コンテナー（８）が設けられており、該処理コンテナー
に少なくとも部分的な濃加工液流が供給され、また、前
記処理コンテナーから前記フリースフィルターにより準
備された部分流が濃加工液のタンク（１）に戻される、
電食機の加工液準備装置。
（２）前記フリースフィルターはフリースフィルターバ
ッグとして構成され、該フリースフィルターバッグにフ
リースフィルターの濾過作用を増大させるフィルターケ
ーキを形成する、請求項（１）記載の電食機の加工液準
備装置。
（３）前記フリースフィルターはフリースフィルターマ
ットとして構成され、該フリースフィルターマットにフ
リースフィルターの濾過作用を増大させるフィルターケ
ーキを形成する、請求項（１）記載の電食機の加工液準
備装置。
（４）前記処理コンテナー（８）は濃加工液のタンク（
１）の上方に配置され、濃加工液は前記フィルターケー
キおよびフリースフィルター（９）を経て滴下した後濃
加工液のタンク（１）に戻る、請求項（２）または（３
）に記載の電食機の加工液準備装置。
（５）前記処理タンク（８）濃加工液のタンク（１）へ
の溢流部（１０）を備える、請求項（４）に記載の電食
機の加工液準備装置。
（６）部分的な濃加工液の流れが前記処理コンテナー（
８）に供給され、ポンプ（２）により濃加工液が供給さ
れた膜フィルター（３）から濃加工液のタンク（１）に
戻る、請求項（１）ないし（５）のいずれか１項に記載
の電食機の加工液準備装置。
（７）前記膜フィルター（３）は膜フィルター壁（１２
）に対して実質的に接線方向の回路にポンプ（２）で濃
加工液が供給され、フリースフィルターによる低固体濃
度を有する濃加工液で前記膜フィルター壁を逆洗浄する
ことにより、該膜フィルター壁に過度に厚い層の形成を
阻止する、請求項（１）ないし（７）のいずれか１項に
記載の電食機の加工液準備装置。
（８）処理コンテナー（８）への処理コンテナー管（３
２）は制御可能のソレノイド弁（７）を有し、該ソレノ
イド弁は電食工程のパラメータの関数として開閉される
、請求項（１）ないし（７）のいずれか１項に記載の電
食機の加工液準備装置。
（９）前記ソレノイド弁（７）は、前記膜フィルター（
３）の逆流洗浄中および／または前記膜フィルターを経
る濃加工液流の逆転後閉じられる、請求項（８）に記載
の電食機の加工液準備装置。
（１０）前記処理コンテナー（８）はワイヤバスケット
である、請求項（１）ないし（９）のいずれか１項に記
載の電食機の加工液準備装置。