JPH0276605A - センサー付切削工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は旋削加工において、機械側にチャックされてい
る工作物に対する切削工具の刃先を電気的に位置決め可
能とした切削工具に関するものである。

（従来の技術及び解決しようとする課題）従来、旋削加
工において工作物に対する切削工具の刃先の０点位置合
せは、切削音の聴覚及び微小の切り籾排出によって行な
っていた。

しかし、このような刃先の位置合せは熟練者の判断が必
要であり、内径加工においては、その際、回転中の工作
物に顔を近づけなければならず、非常に危険であった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上述の問題点を解消した切削工具を提供するも
ので、その特徴は、三重構造により電気的に絶縁した状
態の切削工具本体のホルダーシャンク先端に取付けたス
ローアウェイチップの刃先が工作物に接触することによ
り、ホルダーシャンク後端に設けてある発光ダイオード
が点灯し、電気的にスローアウェイチップの刃先の位置
決めを可能に構成したことにある。

第１図は本発明の切削工具の具体例の一部断面をあられ
した正面図である。

図面において、（１）はホルダーシャンク（２）の先端
に取付けたスローアウェイチップ、（３）は電源用電池
、（４）はスプリング、（５）はＩＣ基盤チップ、（６
）は発光ダイオード、（７）はホルダーシャンク（２）
の前部及び後部の外周上に設けたスリーブ、（８）は前
記ホルダーシャンク（２）の後部スリーブ（７）上に螺
合により装着したキャップ、（９）は両側のスリーブ（
７）にわたって設けた外部ケースである。

しかして、前記電源用電池（３）、スプリング（４）、
ＩＣ基盤チップ（５）及び発光ダイオード（６）は、ホ
ルダーシャンク（２）の後端部において、この順序で直
列にキャップ（８）内に内蔵されている。又スリーブ（
７）と外部ケース（９）の界面は接若剤を介して一体に
構成されている。

（作用） 上述の構成を有する本発明の切削工具においては、ホル
ダーシャンク（２）の先端に取付けであるスリ口、−ア
ウェイチップ（１）の刃先が、機械側にチャックされて
いる工作物に接触すると、キャップ（８）内に内蔵され
ているＩＣ基盤チップ（５）が信号を発し、発光ダイオ
ード（６）が数秒間点灯することにより、工作物とスロ
ーアウェイチップ０）の刃先の位置決めが明確となる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の切削工具によれば、三重
構造によって電気的に絶縁した状態の切削工具本体のホ
ルダーシャンク先端に取付けたスローアウェイチップの
刃先と工作物の接触により、工具に内蔵されている発光
ダイオードが点灯し、工作物とスローアウェイチップの
刃先の明確な位置決めが可能となる。この結果、工作物
の加工寸法精度が向上するばかりでなく、位置合せに特
に゛） 熟練を必要とせず、又作業の安全性が確保できる等の利
点を有するものであるヵ

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の切削工具の具体例の一部断面をあられ
した正面図である。 １・・・スローアウェイチップ、２・・・ホルダーシャ
ンク、３・・・電源用電池、４・・・スプリング、５・
・・ＩＣ基盤チップ、６・・・発光ダイオード、７・・
・スリーブ、ｑ・・・外部ケース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）三重構造によって電気的に絶縁した状態の切削工
   具本体のホルダーシャンク先端に取付けたスローアウエ
   イチップの刃先が工作物に接触することにより、ホルダ
   ーシャンク後端に設けてある発光ダイオードが点灯し、
   電気的にスローアウエイチップの刃先の位置決めを可能
   に構成したことを特徴とするセンサー付切削工具。