JPH0274829A - 感震装置 - Google Patents

感震装置

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JPH0274829A
JPH0274829A JP22699388A JP22699388A JPH0274829A JP H0274829 A JPH0274829 A JP H0274829A JP 22699388 A JP22699388 A JP 22699388A JP 22699388 A JP22699388 A JP 22699388A JP H0274829 A JPH0274829 A JP H0274829A
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JP
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seismic
balls
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piezoelectric element
ball
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JP22699388A
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Toshihiko Ono
大野 壽彦
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、3震装置に関し、特に、水平地震動に対し
水平面の全方向について、一定振幅以上の震動を受けた
とき、機械電気変換センサあるいは電気センサスイッチ
を介して、例えば、ガス弁の閉止動作をさせるための感
震装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の自動的に水平を保つようにした感震装置は、ケー
スに入った形の感震センサ部分を、さらに外側のケース
内に収容して、そのケース間に液体を入れたものが提案
されている(1!開昭63−29286号公報)、従来
の例として第6図および第7図にその2例の断面図を示
し説明する。
第6図の例では、球体室31が球継手32を介して吊り
下げられており1球継手32により自由に揺動する。外
ケース33との間に液体34が収容されている0球体室
31内にはr!!、賞球35およびスイッチ部36が収
容されている。液体34は高粘度液体とし球体室31の
揺動を押さえるダンパーとして作用する。この構成では
外ケース33が傾斜して固定されても、 球体室31は
球継手32を中心に回転して水平を保つことができる。
水平地震動を受けたとき液体34の高粘性により、球体
室31の移動速度を制御し、地震動を球体室31に伝達
する。所定以上の地震動振幅になると感震球35は水平
方向に転勤し同時に感震球の上に設けられたスイッチ部
36を作動させるようになっている。
この例では液体34の浮力と球継手32の摩擦に打ち勝
って揺動出来るためには、球体室31を重くしなければ
ならない、そのため全体が大きくなると共に球体室31
を重くした事により地震時に球体室31が振り子として
共振する問題が起こる。また、球体室31の揺動範囲を
広くして、大きな取り付は傾斜角度に対応できるように
するには、外ケース33を大きくしなければならず、必
然的に液体34の量が増し、さらに外ケース33内での
液体34の移動が自由となり、球体室31に動く粘性力
が下がるため、球体室31の共振周波数が下がり、前記
のごとき共振現象を更に増大する。スイッチ部36は感
震球35にビンを介して接触じている構造であるため、
感震球35に対し上方からの負荷として加わり、感震球
35の自由な動きを抑制する構造であって、感震振幅精
度が悪くなる欠点がある。
第7図は第6図とは別の祷遣例である。外ケース3フ内
に球体室38を高粘度で比重の大きい液体39で浮かせ
ている。外ケース37の内側と球体室38の外側は半球
状であり、その間に僅かな隙間がある寸法とし、この隙
間に液体39が介在している0球体室38の中にある感
震球40は球体室38の底部中央に凹状の受は座があっ
て、所定の地震動を越えると水平方向に転動し、内側の
柔軟な円電極41を押し、その外側に間隔をとって設け
である円電極42に接触し通電し、地震動を検出するこ
とができる0球体室38は密閉して液体39の流入を防
ぎ、感震球40の重量により外ケース37の傾斜に従っ
て、その内面をゆっくり滑動して常に水平を保つ構造と
なっている。
地震動は外ケース37に伝えられるが、 液体39が高
粘度であり、外ケース37と球体室38の隙間が僅かで
あるため、そのまま球体室38に伝達される。
仕切板43は球体室38がある角度以上の傾斜を防ぐス
トッパーであり、同時に、電気端子部分44を保護して
いる。
[発明が解決しようとする課題] 以上の2例で示す従来の感震装置においては、どちらも
液体を使用し、感震球を内装する第6図の球体室31ま
たは第7図の球体室38を外ケース内に浮かして水平を
保つ構造である。
第6図の例では、前述のように全体が大きくなり、また
球体室が振り子として動きやすく、その共振も発生しや
すい欠点があり、従って感震精度の変動を伴いやすい、
また、第7図の例では、高粘度で比重の大きい液体によ
り、外ケースに球体室が僅かな隙間を保って浮上してい
るように構成しており、第6図の例のものより小型化が
計れる。
しかし、この2例とも、本質的に液体上に球体室を浮か
すことにより水平を得ている。このため、機構の上では
外ケースと球体室の2ケースを必要とし複雑であり、か
つ、液体の温度による粘度の変化の影響があり、これが
機能に影響すること、また、いくらかの対策は採られて
いても搬送時における天地による液体の流動とその復元
性に問題がおこること、さらに、液体からの蒸気ガスの
電気接点への影響などが欠点である。その上、工業生産
性において、機構部品の外に液体を使用することによる
作業性の悪さなどの欠点がある。
また、感震センサ部に感震球型のみが適応し、他の形式
のものは使えないのも欠点である。
この発明では、先ず液体を使用せず、液体自身のもつ欠
点を排除し、従って外ケースと球体室のごとき2ケース
を必要とせず簡潔とし、1ケース内に感震部と、水平を
自動的に保つ機構を機械的に組み立て、このクース内を
不活性ガスに置換または真空にするなどができ、小型で
しかも従来の欠点を取り除いた優れた機能と生産性の良
い感震装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る感震装置は、球凹面をなすベースに少な
くとも3個の球が転勤可能に載置されており、球の上に
載置されている滑動台に円筒部材が固定されていて、前
震により水平移動する振子または怒賞球が円筒部材の内
側に配置されている。
[作用] この発明においては、水平地震動を正しく捕捉するため
に、その感震装置の中にある感震センサの位置付けが、
ある傾斜範囲内では自動的に水平に補正される構造を備
え、感震装置の取り付は上の傾斜の許容範囲が広く、し
かも、長期にわたり安定な動作を保持できるものである
。また、感震装置に内装する!3震センサの形式には各
種のものが応用できる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示し、キャップ
状の振子1は、その内面中心において。
中心軸2とその中心の針状の突起3および円錐凹面4と
でなるピボットで支持されている。中心軸2は鉛直をな
し、振子1はとポットに対して全水平方向に対称に形成
されており、さらに、キャップ辺部を肉厚として円環状
の重錘1aを一体に形成されている。このようにして振
子1はピボットを中心として動作可能になっている。ま
た、振子lの共振周期は、ピボット支持点からその重心
までの距離と、重錘1aの見掛けの重量で定まる。
中心軸2と同心の円筒状の圧電素子5が、重錘1aから
間隔をとって配置されており、重錘1aの振幅が上記間
隔を越えると重錘1aが圧電素子5に衝突し、この衝撃
力により圧電素子5に電気出力が発生するようになって
いる。振子1は鉛直であるため、圧電素子5が水平に保
たれていれば、水平面の全方向に対し、重錘1aと圧電
素子5が衝突する振幅は等しくなる。
中心軸を鉛直に保持する滑動台6は、その内面を平滑に
、しかも周辺部に内接する球7が脱落しないための周縁
を設けである。また、中心軸2の延長として、滑動台6
の内面、つまり、球7の集合の中心に軸8と設け、軸8
が球7の半径を越え、球7の直径以内の適宜の位置に、
滑動台6に対する球7の押さえとしてリング9が設けら
れている。
球7は少なくとも3個で、滑動台6を安定に支えている
球7が載置されている球凹面10は、球7の転勤が円滑
であるように、堅い滑面とする。この球凹面10を有す
るベース11は、全I!構の基盤を成し、この感震装置
の設置基準とされる。
ベース11を収納しているケース12には、輸送中の事
態を考え、滑動台6がその滑動範囲を大きく越えて移動
しないためのストッパ13が設けられている。
また、振子1は、ピボットから外れても復帰する範囲に
あるように、ケース12との間隔をとる。
圧電素子5と滑動台6の間には電気絶縁板14が介挿さ
れている。ケース12に設けた出力端子15に圧電素子
5を接続する導線16は、細い箔糸を線またはリボン導
線のような柔らかいものを渦巻き状に配線し、十分柔軟
に接続している。
以上の構成により、振子1の重錘1aと圧電素子5間の
間隔以上に振子1が振動する作用が、外部からこの感震
装置に加わると、重錘1aは圧電素子5に衝突し、出力
端子15に電気信号が出力され、この信号によりガス弁
などの自動閉止を行う。
ここで、ケース12が傾斜して設置された場合などによ
り、中心軸2がわずかに傾斜すると、重jl 1 aと
圧電素子5間の間隔の偏心は、ピボット点から重錘1a
の接触点までの距離をRとし、中心軸2の傾斜角をθと
すれば、偏心による上記間隔の短縮距離は、例えばθ=
7゛とし、R=10mmとすれば1.2mm程度となり
、もし、上記間隔を3mmとすればその誤差は40%と
なる。
このような誤差を極力少なくするには、中心軸2が鉛直
に保持されることが必要であるが、この実施例では、ケ
ース12が傾斜して設置された場合、滑動台6は、球7
が球凹面10上を転勤することにより、その面は水平な
いし水平に近く保たれ、中心軸2は鉛直を保持すること
になる。その結果、重鐘1aと圧電素子5間の間隔は、
設置時の傾斜に関係なく水平面の全方向に対して一様と
なり、どの震動方向に対しても等しい悪魔を持たせるこ
とができる。
球凹面10の曲率半径は、使用する球7の直径およびケ
ース12の最大傾斜許容範囲、また、滑動台6の滑動の
し易さなどから適当に選ぶ、滑動台6の動きは球7と一
体であって、この一体系の慣性能率は、滑動台6と球7
の重量が主であり、この滑動系の動きには摩擦抵抗も関
与する。外部震動が与えられたとき、この系の慣性能率
や摩擦抵抗による動き易さが、この系の上にある振子1
の動き易さに比して十分悪ければ、振子1は外部の震動
に対応して振動する。
なお、上記の実施例では、円筒状の圧電素子5によって
出力信号を得るものを示したが、これに代えて、他の実
施例として、金属円筒を用い、出力端子15とケース1
2間に電圧を与えておくことにより、金属の重錘1aと
金属円筒5間の間隔以上に振子1が振動したとき、振子
1と金属円筒5との接触による電気の導通に対応して出
力端子15に同様の信号を得ることができる。
第4図、第5図は、さらに池の実施例、すなわち感震球
による感震センサの例である。
17は感震球、18は第1電極、19は第2電極、20
は電気絶縁ベース、21は球凹面である。
第4図はこの感震球による感震センサの説明図である。
すなわち球凹面21は球凹面1oの曲率半径より大きい
曲率半径をとり、地震動による怒度を高く保つと共に、
この例では底部中央に感震球17を着座しうるちいさな
凹み状の受は座をつけてあり、上記感震球17が所定の
震度以上の地震で転勤することにより、 可動しうる第
1電極18を押しその運動によって、第1を極18の外
側に電気絶縁ベース20で絶縁して設けである第2電極
19と電気接触し、その電気通電により地震動を検出す
ることができる。第1電極18は例えば第5図のごとく
、薄い金属のリングでつくり、さらに櫛形にスリット1
8aを入れることで、感震球17がその内側から衝突し
たとき、その部位が外側に反り、第2電極19に容易に
接触させることができる。
また、別の実施例として、金属円筒に平板状やバイモル
フ型など適宜の圧電素子を設けたものも考えられる。
しかし、上記いずれの実施例においても、電流は大きい
ものを期待できない、従ってこの電流で直接に、例えば
電磁弁の開閉を行うのは困難である。この接触時のパル
ス電流をトリガにして例えばフリップフロップ回路等の
応用により一定時間、例えば30m5間を通電しパワー
回路を経て電磁弁を開閉するなどの技術手段をとる事が
できる。
この様に、電気パルスを得れば、以後の電子回路につい
ては各種の手段がある。
また、振子lと中心軸2の結合はピボットのみでなく、
スプリングによる結合も考えられ、その動作はとポット
程敏捷でないにしても、震動の対象震度により実用でき
る。さらに、ケース12の中に窒素ガスなどの不活性ガ
スを充填、または、真空として長期の安定動作を期待で
きる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように、球凹面に転勤可能に
載置した少なくとも3個の球と、この球に載置した滑動
台、および滑動台に固定した鉛直の中心軸と、この中心
軸に支持したキャップ状の振子と、この振子と一体の重
錘と一定の間隔を保って滑動台に固定された円筒部材、
または、滑動台に乗せた感震球と感震球と一定の間隔を
保って滑動台に固定された円筒部材からなり、設置に際
して、その取り付けの水平性を極めて正確に確定する要
がなく、自動的に傾斜取り付けを補正するので、設置作
業が極めて容易である効果がある。
この発明は、感震装置の内部に水銀のような有害物質を
用いることなく安全で、構造簡単でしかも安価に実現で
き、さらにこの機械構成は、感震装置の流通輸送時にお
いても容易に破壊されない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
正断面図、第2図は第1図の■−■線に7aう平面での
断面図、第3図は斜視図である。 第4図は曲の実施例の要部正断面図、第5図は第4図の
ものの一部斜視図である。 第6図、第7図はそれぞれ従来の感震装置の正断面図で
ある。 ■・・・・・振子、1a・・・・・重錘、2・・・・・
・中心軸、5・・・・・・圧電素子(円筒部材)、6・
・・・・・滑動台、7・・・・・・球、10・・・・・
球凹面、11・・・・・・ベース、17・・・・・・感
震球。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)球凹面が形成されているベースと、前記球凹面に
    可転動に載置されている少なくとも3個の球と、この球
    上に載置されかつ前記球を囲む周縁を有する滑動台と、
    この滑動台に固定されている円筒部材と、水平加震され
    て前記円筒部材に接触する振子および感震球のいずれか
    とからなる感震センサとを備えてなる感震装置。
  2. (2)円筒部材が円筒状の圧電素子である請求項(1)
    記載の感震装置。
  3. (3)円筒部材が金属円筒である請求項(1)記載の感
    震装置。
  4. (4)金属円筒に圧電素子が固着されている請求項(3
    )記載の感震装置。
JP22699388A 1988-09-09 1988-09-09 感震装置 Pending JPH0274829A (ja)

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JP22699388A JPH0274829A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 感震装置

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JP22699388A JPH0274829A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 感震装置

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JP (1) JPH0274829A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019748A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Ntt Facilities Inc 変位測定装置
JP2012141163A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Ntt Facilities Inc 球体を利用した変位測定装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019748A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Ntt Facilities Inc 変位測定装置
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