JPH0274660A - パッドドライヤー - Google Patents
パッドドライヤーInfo
- Publication number
- JPH0274660A JPH0274660A JP22582088A JP22582088A JPH0274660A JP H0274660 A JPH0274660 A JP H0274660A JP 22582088 A JP22582088 A JP 22582088A JP 22582088 A JP22582088 A JP 22582088A JP H0274660 A JPH0274660 A JP H0274660A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- dye
- moist heat
- group
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、長尺布帛を連続的に染色加工する染色工程に
設備されるパッドドライヤーに関するものである。
設備されるパッドドライヤーに関するものである。
工業的に生産する長尺布帛をパッド染色加工する従来工
程は、前処理された布帛を、所定の染液を充填したパッ
ダー内を通過せしめて布帛への染液含浸を行ない、次い
でこの含液布帛を約800℃に加熱されている赤外線乾
燥機内を通して、布帛表面に付着している水分を気化す
る予備乾燥を行ない、次にこの予備乾燥された布帛を、
120〜130℃の乾熱風が吹き出されるホットフル
(乾熱空気乾燥装置)内に供給して布帛の本乾燥を行な
う。かくして乾燥された染料付着布帛は湿熱が保持され
るスチーマ内で湿熱処理されて染料の固着がなされ、次
いで洗浄して染色が完了されるものである。
程は、前処理された布帛を、所定の染液を充填したパッ
ダー内を通過せしめて布帛への染液含浸を行ない、次い
でこの含液布帛を約800℃に加熱されている赤外線乾
燥機内を通して、布帛表面に付着している水分を気化す
る予備乾燥を行ない、次にこの予備乾燥された布帛を、
120〜130℃の乾熱風が吹き出されるホットフル
(乾熱空気乾燥装置)内に供給して布帛の本乾燥を行な
う。かくして乾燥された染料付着布帛は湿熱が保持され
るスチーマ内で湿熱処理されて染料の固着がなされ、次
いで洗浄して染色が完了されるものである。
(発明が解決しようとする課題〕
ところが上記従来の染色工程にあっては、ホットフルと
称する乾熱空気乾燥機を使用して本乾燥を行なっている
ものであるために、このホットフルによる乾燥処理時に
おいてマイグレーションが生じて高品質の均染が困雅て
あった。即ち従来のホットフルにおいては前にも述べて
いるように、 120℃〜130℃の乾熱風を、染料が
付着している布帛に直接吹き付けるものであるために、
この乾熱風の風速力により、布帛表面に付着されている
染料が8勤し、その結果、マイグレーションや、むら染
めを生じ、品質の高い染色布帛が得られ難いという問題
点があった。
称する乾熱空気乾燥機を使用して本乾燥を行なっている
ものであるために、このホットフルによる乾燥処理時に
おいてマイグレーションが生じて高品質の均染が困雅て
あった。即ち従来のホットフルにおいては前にも述べて
いるように、 120℃〜130℃の乾熱風を、染料が
付着している布帛に直接吹き付けるものであるために、
この乾熱風の風速力により、布帛表面に付着されている
染料が8勤し、その結果、マイグレーションや、むら染
めを生じ、品質の高い染色布帛が得られ難いという問題
点があった。
(課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる従来の問題点に着目してなされたもの
であって、その主たる目的は、マイグレーションの発生
防止にある。即ちマイク1ノージヨンの発生原因である
灼800℃の赤外線による予備乾燥と、乾熱風の吹きつ
けを省き、かつ効果的な乾燥を行なうことができるバッ
トドライヤーの開発である。
であって、その主たる目的は、マイグレーションの発生
防止にある。即ちマイク1ノージヨンの発生原因である
灼800℃の赤外線による予備乾燥と、乾熱風の吹きつ
けを省き、かつ効果的な乾燥を行なうことができるバッ
トドライヤーの開発である。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
る。
1は所定の染液を充填した液槽であって、この液槽1の
出口側近傍には絞りロール2が配置されている。3は湿
熱を保持する湿熱室であって、この湿熱室3の下部には
、布帛導入口4と布帛導出口5の夫々が設けられている
。またその布帛導入口4及び布帛導出口5の各々内側に
は、中仕切6があって、各々のエア室7が形成されてお
り、各エア室7には、排気口8が位置されている。9は
湿熱室3内側の導入口4近傍に配設されているタイミン
グロール群であり、10はそのタイミングロール群9に
次いで配設されている加熱シリンダー群である。11は
湿熱室3の内底部に配設されている蒸気吹出し管、12
はドレン抜きパイプ、13はダンサ−ロール、14は被
染色布帛を示す。
出口側近傍には絞りロール2が配置されている。3は湿
熱を保持する湿熱室であって、この湿熱室3の下部には
、布帛導入口4と布帛導出口5の夫々が設けられている
。またその布帛導入口4及び布帛導出口5の各々内側に
は、中仕切6があって、各々のエア室7が形成されてお
り、各エア室7には、排気口8が位置されている。9は
湿熱室3内側の導入口4近傍に配設されているタイミン
グロール群であり、10はそのタイミングロール群9に
次いで配設されている加熱シリンダー群である。11は
湿熱室3の内底部に配設されている蒸気吹出し管、12
はドレン抜きパイプ、13はダンサ−ロール、14は被
染色布帛を示す。
次にその作用について述べると、稼動させるに際し、先
ず蒸気吹出し管11より飽和蒸気を吹き出させて、湿熱
室3内を湿度100%で室温100℃の雰囲気を保持さ
せ、さらには加熱シリンダー群を120〜150℃に加
熱保持せしめる。
ず蒸気吹出し管11より飽和蒸気を吹き出させて、湿熱
室3内を湿度100%で室温100℃の雰囲気を保持さ
せ、さらには加熱シリンダー群を120〜150℃に加
熱保持せしめる。
そこで染色すべき布帛14を走行させ、最初に、この布
帛14を染液槽1内に通過させて、染液の含浸を行なう
。染液が含浸された布帛は、間もなく湿熱室3内に供給
され、タイミングロール群9によりガイド移送される。
帛14を染液槽1内に通過させて、染液の含浸を行なう
。染液が含浸された布帛は、間もなく湿熱室3内に供給
され、タイミングロール群9によりガイド移送される。
このタイミングロール群9によりガイド移送される間に
布帛14は、湿熱室3内の室温100℃に追従して、
100℃近くまで加熱される。このタイミングロール群
9により移送される間に約100℃近くまで加熱された
布帛14は、加熱シリンダー群10に繰返しガイドされ
て、その加熱シリンダー群10の加熱温度即ち 120
℃〜150℃の加熱を受けて乾燥されるものである。本
実施例では、3タワーの加熱シリンダー群10を通過す
ることにより目的とする乾燥が完了され布帛表面への染
料付着が有効になされた。
布帛14は、湿熱室3内の室温100℃に追従して、
100℃近くまで加熱される。このタイミングロール群
9により移送される間に約100℃近くまで加熱された
布帛14は、加熱シリンダー群10に繰返しガイドされ
て、その加熱シリンダー群10の加熱温度即ち 120
℃〜150℃の加熱を受けて乾燥されるものである。本
実施例では、3タワーの加熱シリンダー群10を通過す
ることにより目的とする乾燥が完了され布帛表面への染
料付着が有効になされた。
このように、本実施例にあっては、染液を含浸せしめた
布帛を湿熱によって約100℃まで昇温させ、次いでこ
の布帛を 120〜150℃の加熱シリンダーに当接さ
せて乾燥を行なうものであるから、その温度差が約20
〜50℃ときわめて低く従ってマイグレーションが生じ
にくい。さらに本実施例では、染料の仮付着布帛が加熱
シリンダーに当接されながら乾燥されるものであるから
、その乾燥時において染料分子がS勤されることなく、
従って従来例で述べたように、熱風の吹きつけ力により
生じる染料の移行がないために、マイグレーションの発
生が皆無となり、染色品質の良好な布帛が得られる。
布帛を湿熱によって約100℃まで昇温させ、次いでこ
の布帛を 120〜150℃の加熱シリンダーに当接さ
せて乾燥を行なうものであるから、その温度差が約20
〜50℃ときわめて低く従ってマイグレーションが生じ
にくい。さらに本実施例では、染料の仮付着布帛が加熱
シリンダーに当接されながら乾燥されるものであるから
、その乾燥時において染料分子がS勤されることなく、
従って従来例で述べたように、熱風の吹きつけ力により
生じる染料の移行がないために、マイグレーションの発
生が皆無となり、染色品質の良好な布帛が得られる。
以上のように本発明は、飽和蒸気噴射管を有して室内を
多湿高温に維持せしめることができ、しかも長尺布帛を
連続的に導入、導出することができる布帛導入口及び布
帛導出口を設けてなる湿熱室と、この湿熱室内に、上記
布帛導入口近傍に配置して湿熱室内に導入された布帛を
直ちに所定のタイミング移送せしめるタイミングロール
群及びこのタイミングロール群を通過した布帛をガイド
し乾燥するために、 120〜150℃に加熱されてい
る加熱シリンダー群を配置してなるパッドドライヤーで
あるから、このバットドライヤーによれば、染液を含浸
せしめた布帛を、湿熱室内で約100℃までに昇温させ
て予備乾燥し、次いでこの布帛を120〜150℃の加
熱シリンダーに当接させて本乾燥するものであるから、
その予備乾燥から本乾燥までの温度差がきわめて低く、
さらには、本乾燥は加熱シリンダーへの当接による乾燥
であるから、マイグレーションが生ぜず、染色品質の良
好な布帛が得られる効果がある。
多湿高温に維持せしめることができ、しかも長尺布帛を
連続的に導入、導出することができる布帛導入口及び布
帛導出口を設けてなる湿熱室と、この湿熱室内に、上記
布帛導入口近傍に配置して湿熱室内に導入された布帛を
直ちに所定のタイミング移送せしめるタイミングロール
群及びこのタイミングロール群を通過した布帛をガイド
し乾燥するために、 120〜150℃に加熱されてい
る加熱シリンダー群を配置してなるパッドドライヤーで
あるから、このバットドライヤーによれば、染液を含浸
せしめた布帛を、湿熱室内で約100℃までに昇温させ
て予備乾燥し、次いでこの布帛を120〜150℃の加
熱シリンダーに当接させて本乾燥するものであるから、
その予備乾燥から本乾燥までの温度差がきわめて低く、
さらには、本乾燥は加熱シリンダーへの当接による乾燥
であるから、マイグレーションが生ぜず、染色品質の良
好な布帛が得られる効果がある。
図面は本発明よりなるパッドドライヤーの実施例を示し
た説明図である。 1・・・液槽 2・・・絞りロール3・・
・湿熱室 4・・・布帛導入口5・・・布帛
導出口 6・・・中仕切7・・・エア室
8・・・排気口9・・・タイミングロール群 10・・・加熱シリンダー群 11・・・蒸気吹出し管 2・・・ドレン抜きパイプ 3・・・ダンサ−ロール 4・・・布帛
た説明図である。 1・・・液槽 2・・・絞りロール3・・
・湿熱室 4・・・布帛導入口5・・・布帛
導出口 6・・・中仕切7・・・エア室
8・・・排気口9・・・タイミングロール群 10・・・加熱シリンダー群 11・・・蒸気吹出し管 2・・・ドレン抜きパイプ 3・・・ダンサ−ロール 4・・・布帛
Claims (1)
- 1 飽和蒸気噴射管を有して室内を多湿高温に維持せし
めることができ、しかも長尺布帛を連続的に導入、導出
することができる布帛導入口及び布帛導出口を設けてな
る湿熱室と、この湿熱室内に、上記布帛導入口近傍に配
置して湿熱室内に導入された布帛を直ちに所定のタイミ
ング移送せしめるタイミングロール群及びこのタイミン
グロール群を通過した布帛をガイドし乾燥するために、
120〜150℃に加熱されている加熱シリンダー群を
配置してなることを特徴とするパッドドライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582088A JPH0274660A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パッドドライヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582088A JPH0274660A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パッドドライヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274660A true JPH0274660A (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=16835314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22582088A Pending JPH0274660A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パッドドライヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0274660A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH043880A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-08 | Kanebo Ltd | 布帛の連続乾燥装置 |
JPH07301488A (ja) * | 1994-04-13 | 1995-11-14 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | 材料シートを処理する装置及び方法 |
CN102901334A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 苏州宏洋纺织染整有限公司 | 一种烘布方法 |
CN104457187A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 倪国权 | 一种面料脱浆烘干装置 |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22582088A patent/JPH0274660A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH043880A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-08 | Kanebo Ltd | 布帛の連続乾燥装置 |
JPH0749912B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1995-05-31 | 鐘紡株式会社 | 布帛の連続乾燥装置 |
JPH07301488A (ja) * | 1994-04-13 | 1995-11-14 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | 材料シートを処理する装置及び方法 |
CN102901334A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 苏州宏洋纺织染整有限公司 | 一种烘布方法 |
CN104457187A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 倪国权 | 一种面料脱浆烘干装置 |
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