JPH0274372A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は例えばコンピュータ等に使用するプリンタ、
特にその連続用紙の給紙に関するものである。

［従来の技術］ 第４図及び第５図はそれぞれコンピュータ等に用いられ
るプリンタの給紙機構を示す構成図であり、第４図は１
頁毎に折り目のある連続用紙１をトラクタ２１で押込む
形式の用紙押込み型のプリンタで、第５図は送りローラ
３１．３２で連続用紙１を送る水平型のプリンタである
。

第４図の用紙押込み型のプリンタにおいては、トラクタ
２１に連続用紙１をセットし、例えば操作盤上の「用紙
ロード」スイッチを押下すると、モータ（図示せず）が
トラクタ２１とスプロケット２２及びプラテン２３を回
転することにより、スプロケットホールを有する連続用
紙１を印字へ・ソド２４の位置に送る。印字ヘッド２４
の位置に送られた連続用紙１には、印字ヘッド２４によ
り所定の印字が行なわれる。印字された連続用紙１は押
えレバー２５でふくらみやたるみが生じないように押え
られながらカバー２６の端部に設けられた用紙カット手
段２７を通ってカバー２６の外へ送り出される。

この連続用紙１の印字が終了し、最終行のすぐ後の折り
目に設けられたミシン目で連続用紙１を切り取るときは
、連続用紙１の折り目を用紙カット手段２７のカット位
置まで送り、連続用紙１を切り取っている。

また、第５図に示した水平型のプリンタにおいても、送
りローラ３１．　、３２で送られた連続用紙１に印字ヘ
ッド２４で印字しながら、連続用紙］を用紙カット手段
２７を通してカバー２６の外へ送り出している。そして
、印字が終了すると連続用紙１の１頁相当分の終了位置
まで用紙カット手段２７に送り、用紙カット手段２７で
連続用紙１を切り取っている。

したがって、第４図及び第５図に示したプリンタにおい
ては、最終印字位置のすぐ後で連続用紙１を切り取るこ
とができる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように構成されたプリンタにおいては、印字され
た連続用紙１を切り取るときに、連続用紙１の最終印字
位置からすぐ後の切り取り位置を印字ヘッド２４から用
紙カット手段２７までの距離に対応する長さだけ送って
から切り取る必要があった。

しかしながら、印字ヘッド２４と用紙カット手段２７と
の間に押えレバー２５あるいは送りローラ３２が設けら
れ、かつ印字ヘッド２４自体がある程度の大◇ きを持っているため、印字ヘッド２４と用紙カット手段
２７との距離はあまり短かくすることができなかった。

このため連続用紙１の切り取り位置から印字ヘッド２４
までの長さが長くなり、次に印字するときに連続用紙１
の切り取り位置からすぐに印字をすることができず、連
続用紙を育効に使用することができないという問題点が
あった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであり、連続用紙の切り取り位置の直後から印字する
ことができるプリンタを得ることを目的とするものであ
る。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るプリンタは、連続用紙の１頁の用紙長を
設定する用紙長設定手段と、６頁の先頭位置から印字終
了位置までの紙送り量を検出し、記憶する紙送り量検出
手段と、印字手段から用紙カット手段までの距離で定ま
る固定値を記憶する固定値記憶手段と、演算手段及び用
紙切取位置送り手段とを備えている。

演算手段は用紙長設定手段に設定された用紙長と紙送り
量検出手段で検出した紙送り量との差を演算し、更にそ
の演算した値を固定値記憶手段に記憶された固定値に加
算して最終印字位置からの連続用紙の送り量を算出する
。用紙切取位置送り手段は、用紙切取信号を受けて演算
手段により演算された送り量だけ連続用紙を送り、用紙
を用紙カット手段で切り取った後、残余の連続用紙を印
字手段の位置まで逆送りする。

［作用］ この発明においては、連続用紙の１頁の用紙長と最終印
字位置及びプリンタで定まる固定長から用紙切り取り時
の用紙送り量を算出し、この送り量により連続用紙を送
って切り取り、その後同じ送り量だけ逆送りすることに
より、連続用紙の切り取り位置を印字手段の位置まで戻
す。

［実施例コ 第１図はこの発゛明の一実施例のプリンタの制御系を示
すブロック図である。なお、この実施例に使用するプリ
ンタの給紙機構は第４図に示したものと全く同じもので
ある。

第１図において、２は１頁毎に折り目を有する連続用紙
１の印字時における紙送り量を指定する紙送り全指定手
段、３は紙送り全指定手段２で指定された紙送り量によ
り紙送りを制御する紙送り制御手段、４は紙送り制御手
段３から送られる制御量により紙送りモータ５を駆動す
るモータドライバである。

６は用紙長設定手段であり、用紙長設定手段６には後述
する第２図の連続用紙１の平面図に示すように、連続用
紙１の折り目１２Ａ、１２Ｂ間の長さである用紙長ｇが
設定されている。７は紙送り量検出カウンタであり、紙
送り量検出カウンタ７は紙送り制御手段３から出力する
印字１行毎の紙送り量を受けて、連続用紙１の６頁の先
端位置から最終印字位置１３までの長さａを算出する。

８は固定値記憶手段であり、固定値記憶手段８は、第４
図において印字ヘッド２４から用紙カット手段２７まで
の距離で定まるプリンタ固をの固定値ｍを記憶する。９
は演算回路であり、演算手段９は紙送り量検出カウンタ
７と用紙長設定手段６及び固定値記憶手段８からの信号
を受けて、印字された用紙を切り取るときの連続用紙１
の紙送り量ｄを演算する。１０は用紙切取位置送り手段
であり、用紙切取位置送り手段ｌＯは演算手段９で演算
した紙送りＱｄと用紙ロードスイッチ１１から送られる
信号を受けて紙送り制御手段３に正転、逆転信号を送る
。

第２図及び第３図は連続用紙１の平面図である。

上記のように構成されたプリンタの動作を第２図及び第
３図に示す連続用紙１を参照して説明する。

まず、プリンタによるプリント動作開始前に、用紙長設
定手段６に使用する連続用紙１の用紙長ｇを設定する。

また、固定値記憶手段８にも、用紙カット手段２７と印
字手段との距離のようなプリンタに固有な固定値ｍを記
憶させる。

この状態で紙送り制御手段３により紙送りモータ９を駆
動して連続用紙１を印字ヘッド２４に送りながら印字を
開始する。このとき、紙送り制御手段３からは紙送り量
検出カウンタ７に印字１行毎の紙送り量が送られる。紙
送り量検出カウンタ７は送られた１行毎の紙送り量を計
算し、印字されている頁の先頭位置、すなわち連続用紙
１の折り目位置１２から現在印字されている位置までの
長さを算出する。この算出した長さは演算手段９に送ら
れ、用紙長設定手段６に設定された用紙長ｇと比較され
る。

演算手段９は紙送り量検出カウンタ７で算出した長さと
用紙長ｇが一致すると、すなわち連続用紙１の第１頁目
の印字が終了すると紙送り量検出カウンタ７にリセット
信号を送り、紙送り量検出カウンタ７をリセットする。

紙送り量検出カウンタ７は、その後引続き連続用紙１の
折り目位置１２＾から印字位置までの長さを算出して演
算手段４に送る。

ここで印字が終了すると、紙送り制御手段３により紙送
りモータ５の駆動が停止され、連続用紙１の送りを停止
させる。このとき、紙送り量検出カウンタ７からは、そ
の頁の先頭位置１２Ａから最終印字位置１３までの長さ
ａが演算手段４に送られる。演算手段４は紙送り量検出
カウンタ７から送られた長さａと、用紙長設定手段６に
設定されている用紙長ｇと、固定値記憶手段８に設定さ
れている固定値ｍとを用い、印字された用紙を切り取る
ときの連続用紙１の紙送りｍｄを次式により算出して用
紙切取り位置送り手段ＩＯに送る。

ｄ−ｍ＋　（ｆＩ−ａ）　　　　　　−（１）すなわち
用紙長ｇと最終印字位置１３までの長さａから、最終印
字位置から次の折り目１２Ｂである切り取り部までの長
さを算出し、算出した値に固定値ｍを加えて、次の折り
目１２Ｂの位置から用紙カット手段２７までの長さｄを
算出する。

上記のようにして印字が終了した段階で連続用紙１を切
り取りたい場合にはオペレータが用紙ロードスイッチ１
１を操作することにより切取信号が用紙切取位置送り手
段ｌＯに送られる。

用紙切取位置送り手段ＩＯは切取信号を受けると紙送り
制御手段３に紙送り量ｄと正転信号を送る。

紙送り制御手段３は紙送り量ｄと正転信号を入力すると
、モータドライバ８を介して紙送りモータ５を駆動し、
第３図に示すように連続用紙１を所定ｆｆ１ｄだけ送り
、折り目１２Ｂの位置を用紙カット手段２７の位置に合
せる。その後、用紙カット手段２７で連続用紙１を切り
取り、用紙ロードスイッチｔｉを再び操作すると、用紙
切取位置送り手段１ｏに再起動信号が送られる。用紙切
取位置送り手段１０は再起動信号を受けると、固定値ｍ
と逆転信号を紙送り制御手段３に送る。紙送り制御手段
３は送られた信号により紙送りモータ５を逆転して連続
用紙１を印字手段の位置まで戻す。

連続用紙１が印字手段の位置に戻っているので、その後
再び印字をする場合には連続用紙１の先頭位置１２Ｂの
すぐ近くから印字を行なうことが出来る。

なお、上記実施例においては用紙切取位置送り手段１０
に用紙ロードスイッチ１１から切取信号と再起動信号を
送る場合について説明したが、用紙ロードスイッチ１１
に代えてタイマを使用し、印字するデータが途切れてか
ら一定時間経過してから切取信号と再起動信号を送り、
自動的に連続用紙の送り、戻りを行なわせても良い。

また、上記実施例は第４図に示した用紙押込み型のプリ
ンタを使用した場合について説明したが、第５図に示す
水平型のプリンタにも同様に適用することができる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したように、連続用紙の１頁の用紙
長と最終印字位置及びプリンタで定まる固定長から用紙
切り取り時の用紙送り量を算出し、この送り量により連
続用紙を送って切り取り、その後同じ送り量だけ逆送り
することにより、連続用紙の切り取り位置を印字手段の
位置まで戻すようにしたから、連続用紙の切り取り位置
から直ちに印字することができ、用紙を有効に使用する
ことができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
及び第３図は各々上記実施例の連続用紙を示す平面図、
第４図及び第５図は各々プリンタの給紙機構を示す構成
図である。 ６・・・用紙長設定手段、７・・・紙送り量検出カウン
タ、８・・・固定値記憶手段、９・・・演算手段、ＩＯ
・・・用紙切取位置送り手段。 代理人　弁理士　鈴　木　敏　明

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 紙送り手段により送られた連続用紙に印字手段で印字し
   、その後用紙カット手段で連続用紙を切り取るプリンタ
   において、 連続用紙の１頁の用紙長を設定する用紙長設定手段と、 各頁の先頭位置から印字終了位置までの紙送り量を検出
   し、記憶する紙送り量検出手段と、印字手段から用紙カ
   ット手段までの距離で定まる固定値を記憶する固定値記
   憶手段と、上記用紙長設定手段に設定された用紙長と紙
   送り量検出手段で検出した紙送り量との差を演算し、更
   にその演算した値を固定値記憶手段に記憶された固定値
   に加算する演算手段と、 用紙切取信号を受けて演算手段で演算された長さだけ連
   続用紙を送り、連続用紙が用紙カット手段で切り取った
   後、残余の連続用紙を印字手段の位置まで逆送りする用
   紙切取位置送り手段とを備えたことを特徴とするプリン
   タ。