JPH0272856A - 棒状喫煙物品用フイルタロッドを造るための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続的に供給される繊維材料および付加的な
フィルタ材料成分から棒状喫煙物品用フィルタロッドを
造るための方法に関する。

本発明は更に、繊維材料を供給しかつ搬送するための手
段並びに付加的なフィルタ材料を供給するための手段を
備えている、連続的に供給される繊維材料および付加的
なフィルタ材料成分から棒状喫煙物品用フィルタロッド
を造るための装置に関する。

フィルタロッドを製造するためには、通常連続して供給
される、場合によってはニードルパンチ前処理された繊
維から成る連続体が形成され、この連続体に被覆材料が
巻かれる。次いでこのようにして形成されたフィルタ連
続体から一定の長さのフィルタロッドが裁断される。繊
維材料以外に更に他のフィルタ材料成分を備えているフ
ィルタロッド、例えばフィルタ材料と活性炭顆粒から成
るいわゆる「チャコ−ルーフィルタＡも知られている。

本発明の根底をなす課題は、このような付加的なフィル
タ材料成分のフィルタ材料への供給および添加を改良す
ることである。

上記の課題は、本発明による方法により、付加的なフィ
ルタ材料を連続的に供給される繊維材料に配量して添加
することによって解決される。更にこの場合、付加的な
フィルタ材料は繊維材料に添加する際少なくともほぼ繊
維材料の供給速度に加速される。

このようにして、二つ或いは多数の成分から成る連続し
たフィルタ連続体が造られ、このフィルタ連続体から通
常の方法によりフィルタロッドが裁断される。

この方法を実施するための装置の特徴は、付加的なフィ
ルタ材料のための配量手段が設けられており、この配量
手段の後方に繊維材料への付加的なフィルタ材料の供給
を少なくともほぼ繊維材料の供給速度に加速するための
加速手段が設けられていることである。

本発明の優れた構成により、配量手段は配量ロールとし
て形成されている。

更に、加速手段は加速ブラッシとして形成されている。

更に、本発明により、加速ブラッシは配量ロールに接触
しないように設けられている。即ち、この加速プラック
は配量ロール上に存在しているフィルタ材料を刷毛で除
去する機能を行うのみならず、連続して供給される繊維
材料へのフィルタ材料の供給を加速する機能をも行う。

本発明により、付加的なフィルタ材料のための貯蔵部が
設けられており、この貯蔵部から付加的なフィルタ材料
が配量手段により配量されて取出されるように構成され
ている。

本発明の他の特徴により、加速プランジにより少なくと
もほぼ繊維材料速度に加速される付加的なフィルタ材料
のための入口開口を備えている、繊維材料が通過する、
閉鎖された管路が設けられている。

本発明により連続的に供給される繊維材料はとうの形を
している。

本発明により付加的なフィルタ材料の供給は繊維材料と
うの搬送ノズル内へ入る手前で行われるように構成され
ている。

付加的な、例えば粒状のフィルタ材料を繊維材料とうに
供給することにより、このような付加的なフィルタ材料
が添加され繊維材料の搬送の際圧縮空気の作用を受ける
搬送ノズルにより塵埃の発生が誘起される。従って、こ
の塵埃が周囲に飛散しないようにするため、本発明によ
り、搬送ノズルはその開口領域内において塵埃捕集室を
形成するジャケットを備えている。

この場合、塵埃捕集室は塵埃吸込み部を備えている。既
に述べたように、繊維材料に供給される付加的なフィル
タ材料はとうの速度に加速されなければならない。従っ
て本発明により、加速プランジは繊維材料とうの送り速
度に相当する周速度で駆動されるように構成されている
。

付加的なフィルタ材料を配量供給するために、本発明に
より、配量ロールは周囲にポケットを備えている。過剰
量のフィルタ材料を配量ロールから、即ちそのポケット
から取去るために、本発明により、配量ロールに掻取り
手段が設けられている。本発明により、付加的なフィル
タ材料は活性炭顆粒である。

他のフィルタ材料成分を繊維材料に同し方法で供給する
ことも可能である。

本発明により多数の成分から成るフィルタロッドを連続
的に製造することが可能となる。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

図面を簡略化するために線として示した繊維とう１は図
示していない貯蔵部から搬送ロール２．３を経て搬送ノ
ズル４に供給される。この搬送ノズル４は繊維とうを送
るために圧縮空気６を必要とするが、この圧縮空気はこ
の搬送ノズルに接続管７を介して供給される。搬送ノズ
ル４は繊維とう１を成形手段に送り、この成形手段内で
繊維とう１は連続体に形成される。この成形手段は導入
フィンガ８とこれに接続されている図示していないガー
ニチュアとから成る。

この形成された繊維連続体を被覆するためにローラ９を
経て矢印方向で被覆材料１１が供給され、これにより被
覆されたフィルタ連続体が形成され、次いでこのフィル
タ連続体から図示していない裁断装置により一定の長さ
のフィルタロッドが裁断される。

上記の点ではこの装置はフィルタ連続体を製造するため
に公知の装置、例えば本出願人の製造にかかわるＫＤＦ
型フィルタロッド製造機における製造原理に則っている
。

フィルタ材料成分−ここでは活性炭顆粒１２（チャコー
ル）−を繊維材料（繊維とう１）に供給するために、活
性炭顆粒１２を貯蔵容器１４から取出す配量ロール１３
が設けられている。

この目的のためこの配量ロール１３はその周面に適当な
ポケット１３ａを備えている。この配量ロール１３はケ
ーシング１６内で運動する。

このケーシングの壁内には条片の様式の掻取り手段１７
が設けられており、これにより過剰量の活性炭顆粒がボ
ケッｈ１３ａから掻取られる。

配量ロール１３の下方にはこれに接触しないように回転
する加速プランジ１８が設けられている。この加速プラ
ンジ１８は配量ロール１３から供給される活性炭顆粒１
２を繊維とう１の送り速度に加速し、この活性炭顆粒１
２を運動する、少なくとも未だ幾分床がっている繊維と
うｌ内に添加する。この目的のため、繊維とうｌが上記
の搬送ノズル４内に入る手前に閉鎖された管路１９が設
けられている。この管路を繊維とう１が通過し、かつこ
の管路は加速ブラッシ１８によりとう速度に加速された
供給される活性炭顆粒１２のための流入開口２１を備え
ている。加速プランジ１８は搬送ロール３と連動されて
駆動される。この連動を図面には一点鎖線による作用線
２２で示した。このようにして、搬送ロール３と加速ブ
ラッシ１日が同じ周速度で運動することが可能となる。

しかし、適当な単独の駆動も可能である。管路の開口領
域内において搬送ノズル４がジャケラ）２３ａ、２３ｂ
で囲繞されている。これらのジャケットは供給される活
性炭顆粒１２から生じる塵埃のための捕集室２４を形成
している。内方のジャケット２３ａはこの場合捕集室２
４内へ塵埃が通抜けるための孔２６を備えている。矢印
２７で示した塵埃吸込み部を経て塵埃は捕集室２４から
吸出される。

此処に述べた活性炭顆粒（チャコール）の代わりに他の
フィルタ材料成分を同じ方法で繊維とうに添加すること
も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルタ連続体を造るための装置の一部を切断
して示した側面図。 図中符号は、 ｌ・・・繊維とう、２．３・・・搬送ロール、４・・・
搬送ノズル、６・・・圧縮空気、７・・・接続管、８・
・・導入フィンガ、９・・・ローラ、１１・・・被覆材
料、１２−・・活性炭顆粒、１３・・・配量ロール、１
４・・・貯蔵容器、１６・・・ケーシング、１７・・・
掻取り品、１８・・・加速ブラッシ、１９・・・管路、
２３ａ、２３ｂ・・・ジャケット、２４・・・捕集室。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、連続的に供給される繊維材料および付加的なフィル
   タ材料成分から棒状喫煙物品用フィルタロッドを造るた
   めの方法において、付加的なフィルタ材料を連続的に供
   給される繊維材料に配量して添加することを特徴とする
   、棒状喫煙物品用フィルタロッドを造るための方法。 ２、付加的なフィルタ材料を繊維材料に添加する際少な
   くともほぼ繊維材料の供給速度に加速する、請求項１記
   載の方法。 ３、繊維材料を供給しかつ搬送するための手段並びに付
   加的なフィルタ材料を供給するための手段とを備えてい
   る、連続的に供給される繊維材料および付加的なフィル
   タ材料成分から棒状喫煙物品用フィルタロッドを造るた
   めの装置において、付加的なフィルタ材料（１２）のた
   めの配量手段（１３）が設けられており、この配量手段
   の後方に繊維材料（１）への付加的なフィルタ材料（１
   ２）の供給を少なくともほぼ繊維材料（１）の供給速度
   に加速するための加速手段（１８）が設けられているこ
   とを特徴とする、上記棒状喫煙物品用フィルタロッドを
   造るための装置。 ４、配量手段が配量ロール（１３）として形成されてい
   る、請求項３記載の装置。 ５、加速手段が加速ブラッシ（１８）として形成されて
   いる、請求項３記載の装置。 ６、加速ブラッシ（１８）が配量ロール（１３）に接触
   しないように設けられている、請求項４或いは５記載の
   装置。 ７、付加的なフィルタ材料（１２）のための貯蔵部（１
   ４）が設けられており、この貯蔵部から付加的なフィル
   タ材料（１２）が配量手段（１３）により配量されて取
   出されるように構成されている、請求項３記載の装置。 ８、加速ブラッシ（１８）により少なくともほぼ繊維材
   料速度に加速される付加的なフィルタ材料（１２）のた
   めの入口開口（２１）を備えている、繊維材料（１）が
   通過する、閉鎖された管路（１９）が設けられている、
   請求項３から７までのいずれか一つに記載の装置。 ９、連続的に供給される繊維材料（１）がとうの形をし
   ている、請求項３から８までのいずれか一つに記載の装
   置。 １０、付加的なフィルタ材料（１２）の供給が繊維材料
   とう（１）が搬送ノズル（４）内へ入る手前で行われる
   ように構成されている、請求項３から９までのいずれか
   一つに記載の装置。 １１、搬送ノズル（４）がその開口領域内において塵埃
   捕集室（２４）を形成しているジャケット（２３ａ、２
   ３ｂ）を備えている請求項１０記載の装置。 １２、塵埃捕集室（２４）が塵埃吸込み部（２７）を備
   えている、請求項１１記載の装置。 １３、加速ブラッシ（１８）が繊維材料とう（１）の送
   り速度に相当する周速度で駆動されるように構成されて
   いる、請求項３から１２までのいずれか一つに記載の装
   置。 １４、配量手段（１３）が周面にポケット（１３ａ）を
   備えている、請求項４或いは６記載の装置。 １５、配量手段（１３）に掻取り手段（１７）が設けら
   れている、請求項１４記載の装置。 １６、付加的なフィルタ材料（１２）が活性炭顆粒であ
   る、請求項３から１５までのいずれか一つに記載の装置
   。