JPH0267387A - 感圧接着剤構成体の形成方法及びその方法で使用するための組成物 - Google Patents

感圧接着剤構成体の形成方法及びその方法で使用するための組成物

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JPH0267387A
JPH0267387A JP1174363A JP17436389A JPH0267387A JP H0267387 A JPH0267387 A JP H0267387A JP 1174363 A JP1174363 A JP 1174363A JP 17436389 A JP17436389 A JP 17436389A JP H0267387 A JPH0267387 A JP H0267387A
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JP1174363A
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John D Blizzard
ジョン ドナルド ブリザード
Terence J Swihart
テレンス ジョン スウィハート
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、感圧接着剤及び感圧接着剤構成体(cons
truction)を形成するための改良方法に関する
。もっと詳しく述べれば、本発明は、第一の構成成分に
アルコキシ官能性ケイ素化合物が取入れられており、第
二の構成成分にこのアルコキシ官能性ケイ素化合物のた
めの硬化剤が取入れられている二つの別個の構成成分を
接触させて、感圧接着剤の構成体を形成する方法に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕種々の
基材に対する接着性の有意の改良は、接着剤組成物に種
々の接着促進剤を混ぜ合わせるか、あるいはそのような
接着促進剤を基材を塗布するためのプライマー組成物で
使用することによって達成することができる、というこ
とは接着剤の技術分野においてよく知られている。広い
範囲にわたる接着剤技術分野の発展は、接着性を改良す
るこの方法から恩恵を被っており、様々なオルガノシラ
ンが接着促進剤として典型的に使用されている。
これらの用途に有用であるオルガノシランは一般に、そ
のケイ素原子に結合しており、周囲湿分と接触すること
によってシラノール基を生じ、かくして無機物及び金属
の表面と化学的及び/又は物理的な結合をたやすく形成
する、加水分解可能な原子団(例えばハロゲン、アルコ
キシ基)を含有している。やはりオルガノシラン接着促
進剤のケイ素と結合しているのが、接着剤の成分のうち
の一つ(通常は重合体)と反応性であり、あるいは少な
くともそれに対していくらかの親和性を示す有機部分で
ある。この後者の必要条件は、接着剤と基材との特定の
組み合わせに対して特定のオルガノシランの実用性を通
常制限する。このように、接着剤と基材との間には、結
果として接着性の巨視的な改良が認められるに至る化学
的又は物理的な「分子の橋」が形成されるものと信じら
れる。
天然又は合成ゴムと樹脂の粘着付与剤とを一般に含んで
なる接着剤の独特なカテゴリーは、「感圧接着剤」とし
て当該技術分野において知られている。感圧接着剤は、
別の表面と接触して即座に測定可能な強さの結合を提供
する永久的な「タック」を独特的に維持する。基材への
接着性も感圧接着剤組成物自身の凝集強さも、感圧接着
剤を硬化させることによってやはり改良することができ
る。
シリコーンに基づく感圧接着剤や、シラン類を接着促進
剤として使用することや、あるいは反応性のケイ素原子
団が有機分子へ化学的に結合してそれらの間の硬化を促
進する組成物のほかに、シリコーンが不粘着物質である
(すなわちそれらは接着剤を良好に剥離させる)ことは
当該技術分野で一般に知られており、そして実際に粘着
テープのための剥離ライナーに広く用いられている。驚
くべきことに、二つの同時係属米国特許出願(I988
年4月14日提出の第181763号及び1988年5
月2日提出の第189004号)明細書に開示されるよ
うに、ブリザード(Blizzard)及びスウィハー
ト(Swihart)は、二つの構成成分を接触させて
感圧接着剤構成体(cons truc t 1on)
を形成する方法であって、第一の構成成分が通常の感圧
接着剤と反応性オルガノポリシロキサンとを含んでなり
、そして第二の構成成分が該感圧接着剤と該オルガノポ
リシロキサンのための硬化剤とを含んでなるものである
方法を発見した。この方法は、未改質の感圧接着剤を上
回る、時間の経過とともに一般に増加する改良された接
着力を提供する。
[課題を解決するための手段及び作用効果]一定のアル
コキシ官能性ケイ素化合物を、上で述べたブリザード及
びスウイハードにより記載された方法に従って使用して
もよい、ということが更に発見された。感圧接着剤組成
物に従来技術のシランのみ又は硬化剤だけが取入れられ
ている場合に対して、本発明の組成物により提供される
増大した接着力は、やはり時間とともに増加することが
一般的に分った。
従って、本発明は、次の成分(I)及び(II)、すな
わち、 (I)感圧接着剤、 (II)次の(a)及び(b)からなる群、すなわち、
(a)次の一般式、すなわち、R’gSj(OR) a
−q (この式中、R′は炭素原子数1〜10個の一価の炭化
水素基であり、Rは炭素原子数1〜4個のアルキル基で
あり、gは0〜3(0及び3を含む)の平均値を有する
ことができる)を有する少なくとも1種のアルコキシシ
ラン、及び、(b)上記アルコキシシラン(a)の部分
加水分解縮合物からなる群より選択されるアルコキシ官
能性ケイ素化合物、 を含んでなる第一の構成成分を、次の成分(II[)及
び(IV)、すなわち、 (I)上記の感圧接着剤、 (IV)上記のアルコキシ官能性ケイ素化合物のための
硬化剤、 を含んでなる第二の構成成分と接触させることを包含し
ている、感圧接着剤構成体(construction
)を形成するための方法に関する。
この発明は更に、上記の方法で使用する感圧接着剤とア
ルコキシ官能性ケイ素化合物とを含んでなる組成物に関
する。
本発明の方法では、(I)感圧接着剤と(II)アルコ
キシ官能性ケイ素化合物とを含んでなる第一の構成成分
を、(II[)同じ感圧接着剤と(IV)上記のアルコ
キシ官能性ケイ素化合物のための硬化剤とを含んでなる
第二の構成成分と接触させて、感圧接着剤構成体を形成
する。どのような特定の機構に束縛されることも望むわ
けではないが、感圧接着剤構成体が形成された後に、硬
化剤はアルコキシ官能性ケイ素化合物と相互に作用して
その接着剤系に[永久的結合(permanent 5
et) Jを与える、と信じられる。ここで使用する「
永久的結合」とは、第−及び第二の構成成分間の接着結
合が時間とともに不可逆的に増大することを指す。
もちろんながら、この相互作用は高温で促進させること
ができる。しかしながら個々の構成成分は、それらを互
いに接触させない限りは周囲条件下で長期間保管して一
般に差支えない。
分っている限りでは、本発明の方法及び組成物で使用す
る感圧接着剤(I)の正確な性質は、操作性にとって重
要ではない、この−殻内操作性にとっての唯一の制限は
、感圧接着剤がそれぞれ下記で説明するアルコキシ官能
性ケイ素化合物(II)及び硬化剤(IV)との適度の
相容性を有するということである。相容性とは、感圧接
着剤成分が静置によって相分離を受けず、均質な分散液
又は溶液のままであることを意味する。このように、当
該技術分野において公知の感圧接着剤のいずれもここで
は申し分なく機能を果すと信じられる。
これらの感圧接着剤は一般に、粘着付与剤の樹脂と混ぜ
合わされ、そして任意に種々の充填剤、可塑剤、エキス
テンダー油、触媒、保存剤、酸化防止剤、安定剤あるい
は感圧接着剤の調製に標準的に使用される他の成分と混
ぜ合わされている、天然又は合成ゴムを基礎材料とする
。本発明の方法及び組成物で使用するのに適した感圧接
着剤は、天然ゴム並びφは、1種もしくは2種以上の合
成ゴム、例えばブチルゴム、シリコーンゴム、アクリル
ゴム、スチレンブタジェンゴム、アクリロニトリルブタ
ジェンゴム、ポリイソブチレンゴム、イソプレンゴム、
イソプレンイソブチレンゴム、クロロプレンゴム、ポリ
ビニルエーテルゴム、塩化ゴム及びウレタンゴムのよう
なもの、その信置様のものを基礎材料として差支えない
、これらのゴムと共に用いられる典型的な樹脂粘着付与
剤には、ロジン、炭化水素樹脂、テルペン樹脂、シロキ
サン樹脂その信置様のものが含まれる。特に好ましい感
圧接着剤には、スチレンブタジェン重合体やアクリル重
合体を基礎材料とするものが含まれる。
成分(I)の感圧接着剤は当該技術分野ではよく知られ
ており、それらを更に説明することは不要であると考え
られる。これらの物質の多くは商業的に入手可能である
本発明の成分(II)は、アルコキシ官能性ケイ素化合
物である。それは、次の一般式、すなわち、R’、5i
(OR) a−e (この式中、R′は炭素原子数1〜lO個の一価の炭化
水素基であり、Rは炭素原子数1〜4個のアルキル基で
あり、gはOから3までの平均値を有することができる
)を有する少なくとも1種のアルコキシシランを含んで
なることができる。適当なR′基の例には、メチル基、
エチル基、イソプロピル基、ブチル基、ヘキシル基及び
オクチル基のようなアルキル基や、ビニル基及びアリル
基のようなアルケニル基や、フェニル基、トリル基及び
キシリル基のようなアリール基や、β−フェニルエチル
基及びβ−フェニルプロピル基のようなアリールアルキ
ル基や、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基のよう
な脂環式基が含まれる。好ましくは、成分(■)の全て
のR’5は1〜8個の炭素原子を有する低級アルキル基
であり、gの値は1である。上記の構成式において好ま
しいR基には、メチル基、エチル基及びプロピル基が含
まれ、メチル基が大いに好ましい。
アルコキシシランの特定の例には、メチルトリメトキシ
シラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリエ
トキシシラン、イソプロピルオルトシリケート(すなわ
ちテトライソプロポキシシラン)、エチルオルトシリケ
ート(すなわちテトラエトキシシラン)及びトリメチル
メトキシシランが含まれる。
あるいはまた、アルコキシ官能性ケイ素化合物は、上記
のアルコキシシランの部分的に加水分解された縮合物で
もよい。これらの重合体種は、当業者により躊躇なく認
められるように、実質的に線状の又は大いに枝分れした
構造で差支えない。
この縮合物は、アルキル基が1〜3個の炭素原子を有す
るアルキルポリシリケート、例えばメチルポリシリケー
ト、エチルポリシリケート及びプロピルポリシリケート
のようなものであることが好ましい。最も好ましくは、
この縮合物はシリカ含有量が約40重量%であるエチル
ポリシリケートである。
上で説明したアルコキシシラン及びそれらの縮合物は、
当該技術分野ではよく知られており、これらの物質の多
くは商業的に入手可能である。
本発明の成分(I[[)は、成分(I)と同じ感圧接着
剤である。
アルコキシ官能性ケイ素化合物(II)のための硬化剤
(IV)は、水の存在下で5iOH原子団と5iOR原
子団との縮合反応を促進することが知られている化合物
のうちのいずれから選択してもよい。
例えば、考えられる化合物はカルボン酸の金属塩でよい
。Pb、Zn、Sb、Fe、Cd、Sn、Ba、Ca、
Co及びMnのような金属、詳しく言うとナツタネート
、オクタン酸塩、ヘキサン酸塩、ラウリン酸塩及び酢酸
塩は、これに関して有効であることが分っている。好ま
しいスズ塩は、ジブチルスズジアセテート、ジブチルス
ズジラウレート及びオクタン酸第−スズであり、特にジ
ブチルスズジアセテートである。これらの触媒及びそれ
らを上述の反応を促進するのに用いることは、当該技術
分野においてよく知られている。
硬化剤は、有機チタネートのような活性有機金属触媒か
ら選択してもよい。好ましい硬化剤には、テトラブチル
チタネート及びテトライソプロピルチタネートが含まれ
る。
硬化剤(IV)は、次の一般式、すなわち、R/Il+
Q  Si  (X)s−p を有するアミノ官能性シランを含んでなるものでもよく
、この式中、Qは下式の原子団である。
これらの式において、RIIは炭素原子数2〜4個の二
価の炭化水素基、例えばエチレン基、トリメチレン基又
はテトラメチレン基のようなものを表わす。R″′は、
炭素原子数3〜6個の二価の炭化水素基であって、これ
には例えばトリメチレン基、テトラメチレン基、メチル
トリメチレン基、ペンタメチレン基及びヘキサメチレン
基のような基が含まれる。有機基Rtr′tは、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基及びフェニル基か
らなる群より選択することができる。加水分解の可能な
種Xは、メトキシ基、エトキシ基、アセトキシ基又は塩
素から選択することができる。最後に、nは0と2との
間(0及び2を含む)の整数であり、pはO又は1であ
る。好ましいアミノ官能性シランは、N−r−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−β−アミノエチル−T
−アミノイソブチルトリメトキシシラン及びN−β−ア
ミノエチル−T−アミノプロピルトリメトキシシランで
あり、後者が最も好ましい。加水分解可能な原子団Xを
有するこれらの硬化剤を本発明の第二の構成成分におい
て用いる場合には、この構成成分はそれを使用するまで
は乾燥環境で保存すべきである。使用時には、X原子団
は周囲湿分により加水分解される。
次の平均−紋穴、すなわち、 R,5iO(R2SiO)x(RSiO)、SiR+を
有するアミン官能性シリコーンを硬化剤として使用して
もよい。上の式において、R及びQは先に定義された意
味を有し、Xは約50〜450であり、yは1〜約50
である。全てのR5がメチル基であることが好ましい。
そのような好ましいアミン官能性シリコーンの例は、下
式で表わされる。
MeiSi (MezSiO) *a (MeSiO)
 gsiMeiCI(zcH(Me)C)lJHcHz
cHzNHzこの式中、Meはメチル基を表わす。
硬化剤(IV)は、第一級、第二級又は第三級有機アミ
ンから選択することもできる。好ましいアミンは、アル
キル又はアリールアミンであって、該アルキル基は1〜
6個の炭素原子を有し、また該アリール基はフェニル基
である。本発明において有用なアミンの特定の例は、エ
チルアミン、メチルアミン、フェニルアミン、ジエチル
アミン、ジメチルアミン、ジブチルアミン、ジフェニル
エチルアミン、フェニルメチルアミン、ブチルアミン、
トリエチルアミン、トリメチルアミン及びトリプロピル
アミンである0本発明の目的上は、トリエチレンジアミ
ン、ジエチルアミン及びトリエチルアミンが最も好まし
い。
アミン官能性のシラン及びシロキサンも有機アミンも、
全て当該技術分野においてよく知られており、それらを
更に説明することは不要であると考えられる。
上で説明した硬化剤は本発明の方法で一般的に使用して
よいけれども、一定の感圧接着剤はこれら自体がそれら
のうちのあるものと不相容性であることが分っている。
例えば、一部の専売される架橋可能なアクリル系感圧接
着剤組成物は、それらを一定の硬化剤と組み合わせると
ゲル化する(下記の例1〜6及び例15 、16参照)
。熟練技術者は、どの硬化剤が所定の感圧接着剤と相客
性であるかを容易に決定しよう。
この発明の組成物は、感圧接着剤の調製に用いられる典
型的な補助剤、例えば触媒、充填剤、顔料、染料、殺カ
ビ剤、殺菌剤、安定剤、酸化防止剤及び硬化調節添加剤
といったようなものを、所望ならば更に含むことができ
る。
本発明を実施するためには、固形分を基準として、約0
.5〜25重量部、好ましくは約3〜lO部のアルコキ
シ官能性ケイ素化合物(II)を100部の感圧接着剤
(I)と完全に混合して、第一の構成成分を調製する。
アルコキシ官能性ケイ素化合物(II)が感圧接着剤(
I)に混入されている本発明の組成物は、このように本
発明の方法において中間体として使用される。同じよう
にして、硬化させる量の硬化剤(IV)を100部の感
圧接着剤(III)と完全に混合して、この発明の第二
の構成成分を調製する。「硬化させる量」とは、未改質
の感圧接着剤に対して結合強さが増加すること及び/又
は凝集破壊が増加することにより示されるように少なく
とも二つの構成成分間の接着力を向上させるのに十分な
だけの量を意味する。従って、使用する硬化剤の量は、
感圧接着剤の性質、感圧接着剤に混入されるアルコキシ
官能性ケイ素化合物の量、及び選択された特定の硬化剤
に応じて様々である。当業者は、日常的な実験によって
最適な配合をたやすく決めることであろう。例えば、感
圧接着剤をアクリルゴム又はスチレンブタジェンゴムを
基礎材料とする好ましい系から選択する場合には、感圧
接着剤固形分100重量部当りに約0.05〜15重量
部のジブチルスズジアセテートが効果的に用いられ、約
1〜10部のジブチルスズジアセテートが好ましい。
しかしながら、先に述べたように、第一の構成成分にお
けるアルコキシ官能性ケイ素化合物の最大含有量は相容
性を考慮して制限され、そしてこの成分は感圧接着剤マ
トリックスから分離してそれ自身の巨視的な相を形成し
てはならない。もちろんながら、微視的レベルでは分離
した相が存在してもよいということは認められる。
当業者により容易に認められるように、本発明の感圧接
着剤は不活性有機溶媒溶液又は分散液として供給を受け
ることができよう。不活性とは、溶媒が本発明の他の成
分のいずれとも反応しないことを意味する。選択される
特定の溶媒は、一般には使用する感圧接着剤に左右され
る。例えば、シリコーン又はブチルゴムのような無極性
の感圧接着剤については、トルエン、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ミネラルスピリット又はキシレンのような無
極性溶媒が適当であろう。ウレタン又はアクリロニトリ
ルのような極性感圧接着剤については、アセトン、酢酸
エチル、テトラヒドロフラン又はジメチルホルムアミド
のような極性溶媒が用いられよう。一般に、本発明にお
いて考えられる感圧接着剤は、上記のような溶媒溶液又
は分散液の形で調製及び上市されていて、当該技術分野
においてよく知られている。
上で説明した構成成分の各成分を混合するためには、い
ずれの通常の混合方法を利用してもよい。
例えば、感圧接着剤が溶液で供給される場合には、低速
ブレードミキサー又はファウドラー型ミキサーのような
比較的剪断力の小さいミキサーを使用して差支えない。
全てが固形分の感圧接着剤を本発明の方法に従って用い
る場合には、成分の良好な分散を保証するためバンバリ
ーミキサ−あるいはロールミルのような強力ミキサーを
使用すべきである。分っている限りでは、混合の順序は
、アルコキシ官能性ケイ素化合物及びこれのための硬化
剤がそれぞれの感圧接着剤組成物に完全に分散される限
りこの発明の操作性にとって重要ではない。
先に説明した第−及び第二の構成成分を調製した後、こ
れらの構成成分をこの発明の方法でもって接触させて感
圧接着剤構成体を形成させる。通常は、接触工程を実行
する前に各構成成分を基材上にコーティングする。この
ように、当該技術分野において周知のこの方法を、ここ
に開示されている構成成分を使用し、最初にプラスチッ
ク又は金属のフィルム又はテープのような支持材料(b
acker)にこの発明の第一の構成成分をコーティン
グし、そしてその結果得られた複合体を予め本発明の第
二の構成成分でコーティングされている金属又はプラス
チックのような固体基材の表面と接触させることによっ
て、実施することができる。
当該技術分野において一定の結合操作で一般に実施され
ているように剥離ライナー上にそれぞれの構成成分をコ
ーティングして、本発明の第−及び第二の構成成分の支
持材料なしのフィルムを調製してもよい、ということも
考えられる。
本発明の分れている構成成分を高湿度下で保管すれば、
これらの構成成分を接触させて本発明の構成体を形成す
る時に得ることができる最終の結合強さが低下すること
がある、ということが分っている。しかしながら、これ
らの構成成分を湿分に対して比較的不透過性である基材
へ適用する場合には、コーティングされた基材を結合強
さの有意の低下を引き起こさずに長期間ロールの形(例
えば感圧接着剤テープ)で保管して差支えない。
基材上にそのようなコーティングを形成するためには、
この発明の溶媒型組成物を所望のコーティングコンシス
チンシーにするために十分なだけの量のそれぞれの構成
成分についての良好な溶媒で希釈することができる。先
に説明したように、この目的のためにはヘキサン、へブ
タン、トルエン、キシレン、ミネラルスピリット又はケ
トン類のような溶媒が好適であり、的確な選定は、当該
技術分野において一般に行われているように、関係する
感圧接着剤の性質に基づく。そのような溶媒系の第−及
び第二の構成成分のコーティングは、コーティングの技
術分野において広〈実施される方法のうちのいずれによ
って基材へ適用してもよい。例えば、それらは基材へ浸
漬塗り、はけ塗り、流し塗り、ナイフ塗り又はグラビア
塗りすることができる。支持材料又は固体基材を感圧接
着剤組成物でコーティングした後、溶媒は一般には、通
常大気中で行われるように周囲温度で薫発させて、ある
いは加熱して除去される。あるいはまた、ここでは10
0%固形分のコーティングも考えられる。
これらは、例えばカレンダリング操作又は、粘度が十分
に低い場合には先に述べた技術のうちの一つにより、基
材に適用されよう。
当業者は、本発明の構成体は先に説明した感圧接着剤(
すなわち本発明の成分(り)により現在かなえられてい
る用途の多くに用いることができる、ということを躊躇
なく認めよう。とは言うものの、本発明の構成体にあっ
ては、接着力が改良され、そして、第−及び第二の構成
成分間に形成された接着結合が時間の経過とともに一般
に強さを増す。もちろんのことながら、本発明のこの永
久的結合の側面は、強固な結合の方が結合の可逆性より
も主として重要である多くの用途において有利である。
そのような用途には、自動車と装飾品の結合、永久的な
定着用具、例えば絵画のフック、接触紙及びラベルの如
きもの、電子部品集成体、積層基材(例えば金属、紙、
プラスチック、床タイル、カーペット)、その信置様の
ものが含まれる。
〔実施例〕
以下に掲げる例は、この発明の組成物及び方法を更に例
示するために提供するものであるが、本発明を限定する
ものと解釈すべきではない。本発明は特許請求の範囲に
記載されている。相反する指示がない限りは、例中の部
数及び百分率は全て重量を基準とするものであり、また
全て固形分を基準として報告される。
次に掲げる物質を使用して本発明の構成体を調製した。
・n−POSはn−プロピルオルトシリケートである。
・DBTDAはジブチルスズジアセテート硬化剤である
・TEDAはトリエチレンジアミンである。
・MTMはメチルトリメトキシシランである。
・TMMSはトリメチルメトキシシランである。
・UPSはエチルポリシリケート40である。
・0TESはオクチルトリエトキシシランである。
・シランAは、N−(β−アミノエチル)−r−アミノ
プロピルトリメトキシシランである。
■にエ アクリル系感圧接着剤溶液GELVA MS 263を
改質して本発明の構成体を形成した。GELVA MS
 263(米国ミズーリ州セントルイスのモンサント社
(MonsanLo Co、)製)は、酢酸エチル及び
ヘキサンにアクリル共重合体の溶解した45%固形分溶
液であると説明されている。第1表に示されている量の
n−プロピルオルトシリケート(II −POS)をこ
の感圧接着剤と完全に混ぜ合わせて第一の構成成分を調
製した。やはり第1表に示したように、ジブチルスズジ
アセテート硬化剤(口BTDA)を感圧接着剤のもう一
方と完全に混合して第二の構成成分を調製した0次に、
これらの構成成分のおのおのを5ミル(I27m)のア
ルミニウム箔に適用し、乾燥させてその上に厚さ2ミル
(50,8μ)のフィルムを形成させ、そしてこのコー
ティングされた笛を切断して幅1インチ(2,54cm
)のストリップにした。第一の感圧接着剤フィルムを有
する箔ストリップ及び第二の感圧接着剤フィルムを有す
る箔ストリップを10ポンド(約4.5kg)の鋼ロー
ラーを使って室温で一緒に押し付けて、0.5インチ(
I,27cm)の重なりを有する(すなわち合計0.5
平方インチ(3,23cffl )の接触面を有する)
重ね接合部を作った。同じ手順に従って、対照の役目を
果し且つどちらの感圧接着剤層も添加剤を含有していな
い例1(比較例)の試料を調製した。重ね接合部を室温
で種々の期間エージングし、次いで試験を行って(0,
5インチ/m1n(I,27cm/win)の引張速度
を使って室温で)、剪断接着強さを測定した。結果を第
1表に示す。この表では、剪断強さをpsi(及びkg
/cffl)で報告する。
第1表 *アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
第1表より、本発明の感圧接着剤の構成体は未改質のア
クリル系に対して向上した剪断接着強さを示すことが分
る。
上で説明したアクリル系感圧接着剤を用いる実験では、
一定の硬化剤(例えばオクタン酸第−スズ、テトラブチ
ルチクネート及びN−(β−アミノエチル)−T−アミ
ノプロピルトリメトキシシランのようなもの)は感圧接
着剤溶液をゲル化させる傾向があり、それゆえに本発明
の方法でこの特定の感圧接着剤と共に用いるのには適さ
ないであろう、ということが分った。
改りし二」− もう一つのアクリル系感圧接着剤溶液76 RES91
05を例1〜6で説明したように改質して、本発明の構
成体を形成した。76 RES 9105(米国イリノ
イ州シャンバーグ(Schamburg )のUnoc
al ChemicalsDivisionより入手)
は、アクリル樹脂重合体を酸素化炭化水素混合物に溶解
させた45%固形分溶液である高性能「自己架橋性」感
圧接着剤であると説明されている。第2表に示したよう
に、第一の構成成分はn−PO3を用いて改質し、第二
の構成成分は口BTDA又はトリエチレンジアミン(T
EDA)のどちらかを使って改質した。1インチ(2,
54cm)の重なり部(すなわち合計で1平方インチ(
6,45c1a)の接触面積)を使用して例1〜6のや
り方で測定した剪断接着強さの結果を第2表に示す。
第2表 *アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
汎U二■ 第一の構成成分ではメチルトリメトキシシラン(MTM
)を使用し、そして第二の構成成分における硬化剤とし
てDBTDA又はN−(β−アミノエチル)−γ〜ルア
ミノプロピルトリメトキシシランシランA)のどちらか
を使用して、例7〜9のアクリル系感圧接着剤を同じよ
うに改質した。先の例におけるように測定した剪断接着
強さの結果を第3表に示す。
第3表 劃13 14 第一の構成成分ではトリメチルメトキシシラン(TMM
S)を使用し、そして第二の構成成分における硬化剤と
してN−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン(シランA)を使って、例7〜9のア
クリル系感圧接着剤を同じように改質した。先の例にお
けるようにして測定した剪断接着強さ(Iインチ(2,
54cm)の重なり部)の結果を第4表に示す。
*アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
忽IL工り 第一の構成成分ではオクチルトリエトキシシラン(OT
ES)又はエチルポリシリケート40 (EPS)のど
ちらかを使用し、そして第二の構成成分における硬化剤
としてはDBTDAを使用して、例7〜9のアクリル系
感圧接着剤を同じように改質した。EPS(ポリジェト
キシシロキサンとしても知られる)は、ペトラーチ・シ
ステムズ社(Petrarch Systems)(米
国ペンシルベニア州ブリストル(Bristol))よ
り購入した製品であって、同社の言うところのシリカ含
有量は40〜42%であった。先の例のようにして測定
した剪断接着強さ(Iインチ(2,54c+e)の重な
り部)の結果を第5表に示す。
第 表 *アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
以上のように、本発明の全ての組成物は対照のアクリル
系感圧接着剤(比較例7)と比べて剪断接着強さに改善
がみられた。76 RES 9105アクリル系感圧接
着剤を使っての実験では、一定の硬化剤(例えばオクタ
ン酸第−スズ、テトラブチルチタネート、鉄ナフタネー
ト及びコバルトナツタネートのようなもの)は感圧接着
剤溶液をゲル化させる傾向があり、それゆえに本発明の
方法でこの特定の感圧接着剤と共に用いるのには適さな
いであろう、ということも分った。
夛!117〜20(比較例) スチレンブタジェンゴム系感圧接着剤溶液のDllRO
−TAK36−6045を、第6表に示されているアル
コキシ官能性ケイ素化合物を両方の感圧接着剤構成成分
に加えて先に概説した手順に従って改質し、試験を行っ
た。DURO−TAK 36−6045 (米国ニュー
シャーシー州プリンジウォーターのナショナル・スター
チ・アンド・ケミカル社(NationalStarc
h and Chemical Corp、)製)は、
トルエン、ヘプタン及びイソプロピルアルコールに溶解
した48%固形分の溶液であって、粘度が約5.500
cPであると説明されている。更に、比較例17の試料
は、未改質のスチレンブタジェンゴム系感圧接着剤を例
示するために調製した。剪断接着強さの測定結果(Iイ
ンチ(2,54cm)の重なり)を第6表に示す。
第6表 上記の表から分るように、スチレンブタジェンゴム系感
圧接着剤をアルコキシ官能性ケイ素化合物だけで改質す
ることによって、結合強さをわずかに上昇させることが
できる。ところが、この増加は、以下において詳説され
る本発明の感圧接着剤構成体についての増加よりもかな
り少ないということが分った。
l二% 例17〜20で使用したスチレンブタジェンゴム系感圧
接着剤を、第7表に示したように、第一の構成成分にn
−プロピルオルトシリケート(II−PO5)を混合し
、また第二の構成成分にDBTD^、鉄ナフタネート又
はオクタン酸スズ(第一スズ)を混合して改質した。剪
断接着強さの試験結果(Iインチ(2,5cm)の重な
り)を第7表に報告する。
*アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
例要セS工 第8表に示したように、第一の構成成分にエチルボリシ
リケー) 40 (EPS)を混合し、また第二の構成
成分にDBTDA 、鉄ナフタネート又はオクタン酸ス
ズ(第一スズ)を混合して、例17〜20で使用したス
チレンブタジェンゴム系感圧接着剤を改質した。剪断接
着強さの測定結果(Iインチ(2,54cm)の重なり
)を第8表に示す。
*アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
劃)L上履 例17〜20で使用したスチレンブタジェンゴム系感圧
接着剤を、第9表に示したように、第一の構成成分にメ
ヂルトリメトキシシラン(MTM)を混ぜ合わせ、また
第二の構成成分にDBTDA、鉄ナフタネート、オクタ
ン酸スズ(第一スズ)又はN−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(シランA)を
混ぜ合わせて改質した。第9表には剪断接着強さの試験
結果(重なり1インチ(2,54cm))も報告される
*アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
開田2 例17〜20で使用したスチレンブタジェンゴム系感圧
接着剤を、第10表に示したように、第一の構成成分に
トリメチルメトキシシラン(TMMS)を混ぜ合わせ、
また第二の構成成分にN−(β−アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン(シランA)を混ぜ
合わせて改質した。第1O表には剪断接着強さの試験結
果(重なり1インチ(2,54cm))も報告される。
*アルミニウム箔が引裂かれた。実際の剪断接着強さは
ここに示されているよりも大きい。
罰 例17〜20で使用したスチレンブタジェンゴム系感圧
接着剤を、第一の構成成分に2.0%のメチルトリメト
キシシラン0’ITM)を混合し、そして第二の構成成
分に0.5%のN−(β−アミノエチル)−r−アミノ
プロピルトリメトキシシラン(シランA)を混合して改
質した。改質した感圧接着剤構成成分を厚さ5ミル(I
27M)の鋼の箔へコーティングした(やはり1インチ
(2,54cm)の幅で)。
このコーティングした鋼箔を、(a)60°Cで100
%の相対湿度と、(b)室温で本質的に0%の相対湿度
とにさらし、そして比較のために、(c)周囲条件にさ
らして、相対湿度が接着性能に及ぼす影響を評価した。
第11表に示されている間保管した後に、構成成分を一
緒にして1時間押しつけ、そして1インチ(2,54c
m)の重なり部を使って剪断試験を行った。接着破壊及
び凝望破壊の割合を目視によって評価した。第11表に
はその結果も報告される。
第11表 〃  7日 接着破壊 171(I2,0)〃14日 
 80%接着破壊  12B(9,0)〃28日   
         127(8,9)7日  70%接
着破壊  281 (I9,8)14日 凝集破壊 2
85(20,0)〃28日            3
02(21,2)周囲条件 1時間  凝集破壊  2
95(20,7)第11表より、本発明の感圧接着剤を
コーティングした箔を高湿度にさらすと最終的な剪断接
着強さは低下するが、結合強さはなおかなり大きい、と
いうことが分る。更に、コーティングされた箔は保管条
件にかかわりなくタックを維持した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分( I )及び(II)を含んでなる第一の構
    成成分、すなわち、 ( I )感圧接着剤、 (II)次の(a)及び(b)からなる群、すなわち、(
    a)次の一般式、すなわち、 R′_gSi(OR)_4_−_g (この式中、R′は炭素原子数1〜10個の一価の炭化
    水素基であり、Rは炭素原子数1〜4個のアルキル基で
    あり、gは0〜3(0及び3を含む)の平均値を有する
    ことができる)を有する少なくとも1種のアルコキシシ
    ラン、及び、(b)上記アルコキシシラン(a)の部分
    加水分解縮合物からなる群より選択されるアルコキシ官
    能性ケイ素化合物、 を含んでなる構成成分を、次の成分(III)及び(IV)
    を含んでなる第二の構成成分、すなわち、(III)上記
    の感圧接着剤、 (IV)上記のアルコキシ官能性ケイ素化合物のための硬
    化剤、 を含んでなる構成成分と接触させることを包含している
    、感圧接着剤構成体(construction)を形
    成するための方法。 2、次の成分( I )及び(II)、すなわち、( I )感
    圧接着剤、 (II)この感圧接着剤100重量部につき約0.05〜
    25重量部の、次の(a)及び(b)からなる群、すな
    わち、(a)次の一般式、すなわち、 R′_gSi(OR)_4_−_g (この式中、R′は炭素原子数1〜10個の一価の炭化
    水素基であり、Rは炭素原子数1〜4個のアルキル基で
    あり、gは0〜3(0及び3を含む)の平均値を有する
    ことができる)を有する少なくとも1種のアルコキシシ
    ラン、及び、(b)上記アルコキシシラン(a)の部分
    加水分解縮合物からなる群より選択されるアルコキシ官
    能性ケイ素化合物、 を含んでなる組成物。 3、前記感圧接着剤が、天然ゴム、ブチルゴム、シリコ
    ーンゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ア
    クリロニトリルブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム
    、イソプレンゴム、イソプレンイソブチレンゴム、クロ
    ロプレンゴム、ポリビニルエーテルゴム、塩化ゴム又は
    ウレタンゴムを基礎材料とする感圧接着剤から選択され
    る、請求項2記載の組成物。 4、請求項1記載の方法により調製された感圧接着剤構
    成体。
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