JPH0266387A

JPH0266387A - 管押え

Info

Publication number: JPH0266387A
Application number: JP1178903A
Authority: JP
Inventors: Fred Freier; フレッド　フレイヤー
Original assignee: EGLI FISCHER AND CO AG
Current assignee: EGLI FISCHER AND CO AG
Priority date: 1988-07-18
Filing date: 1989-07-11
Publication date: 1990-03-06
Also published as: GR3003596T3; CA1330558C; EP0351524B1; NO892932D0; DK170881B1; EP0351524A1; ATE70899T1; JPH0541872B2; FI91438C; FI91438B; NO177327C; FI893464A; NO177327B; US4955574A; ES2028415T3; DE58900621D1; FI893464A0; DK351489A; NO892932L; DK351489D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、請求項１の前文に記載の管押えに関する。

（従来の技術）スイス特許筒６４３，３３８号には、ある程度の可撓性
を有しヒンジを介してクランプセグメントに取付けた連
結支柱を有する上述の種類の管押えが記載されている。

この管押えには、寸法の異なるパイプを導入する際、常
に、ロック機能の完璧な係合が自動的に行われるという
利点がある。

ロック開放のとき、２つのクランプセグメントの外方端
部および内方端部は、はぼ等寸法だけ相互に引離される
。さて、パイプを導入する場合、クランプセグメントの
間にパイプを導入できるよう外方端部の末端が相互に引
離される開放位置にヒンジで保持せるクランプセグメン
トを旋回しなければならない。これは、手操作で、ある
いは、パイプな外方端部に押圧することによって、場合
によっては同時に側方への湾曲を伴って、行うことがで
きるが、大きく、重く、取扱い難いパイプを導入する場
合は特に、困難である。更に、この公知の管押えによっ
て固定できるのは、径差の小さいパイプのみであり、従
って、多種類の管押えが必要となる。

更に、クランプセグメントを同じくヒンジを介して堅い
連結支柱に設置した管押えは、***公開筒３．０１４，
５７８号から公知である。クランプセグメントの固定部
材に向く内方端部には、管押えの閉鎖時、連結支柱に形
成した対応するロック部材と係合するロック部材が形成
されている。

（発明が解決しようとする課題）この公知の管押えの場合、クランプセグメントは開放位
置に保持されるが、各連結支柱が、パイプの全保持力を
受容しなければならず、連結支柱およびヒンジに大きい
力が生ずる。従って、管押えは、特に連結支柱およびヒ
ンジに作用する大きい力に耐えつるように設計しなけれ
ばならない。更に、側方力が大きい場合、パイプの確実
な包囲および双方のロック部材の確実な係止が保証され
ないという問題がある。

従って、本発明の目的は、構造が簡単であり、クランプ
セグメントが、開放位置に保持され、パイプの導入時に
自動的にロック可能位置に達し、上記位置から、ロック
部材の確実な係合が容易に行われる形式の管押えを提供
することにある。

（課題を解決するための手段）上記目的の達成のため、本発明に係る管押えは、請求項
１の特徴記載部分に開示の特徴を有する。また、管押え
の好ましい実施例は他の請求項の特徴を有している。

（作用および発明の効果）この構成によって、固定部材に対する内方端部の運動と
クランプセグメントの運動とが相互に関連される。パイ
プを管押え内に固定するために管押え内に圧入する場合
、内方端部のこの種の運動が誘起される。必然的に行わ
れるクランプセグメントの相互運動によって、閉鎖操作
中、例えば側方力を受けたパイプも管押え内で調心され
る。かくして、ロック部材を含む外方端部が正しく相互
に接近し、従って、端面ば同一高さに並置される。この
状態はロック可能位置に対応し、上記位置から僅かに移
動すればクランプセグメントを確実に係合させることが
できる。従って、本発明に係る管押えは、重く取扱い難
いパイプの取付にも特に適する。更に、同種の管押えに
よって、径差の可成り大きいパイプな確実に且つ狭い範
囲に一様に保持できる。

（実施例）図面を参照して以下に本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１，２図に示した管押えは、両側に連結支柱３を設け
たベースプレート２を含む固定部材（概ね１で示した）
を有する。ベースプレート２とは反対側の連結支柱３の
端部は、クランプセグメント４，４′に伸びており、か
くして、上記セグメントを内方端部５と外方端部６とに
分割する。

ベースプレー１〜２は、当接突起７および対向受け８（
これらの機能については、パイプの導入とともに以下に
説明する）を備えている。

連結支柱３は、板バネの態様に湾曲自在に構成され、支
柱端においては、ベースプレート２およびクランプセグ
メント４，４′に堅く結合している。それ故、クランプ
セグメント４゜４′は、連結支柱４の変形に対応して移
動できる。この場合、ベースプレート２に続く支柱部分
９は、強化されているので、細い構造にも拘らず屈曲ま
たは座屈することはない。更に、連結支柱３は、外方へ
湾曲した部分１０を有するので、クランプセグメント４
，４′は、開放位置では■字形をなし、従って、■字形
に拡開されたクランプセグメント４．４′の間にパイプ
を導入、設置できる。

各外方端部６は、ノコ歯状外側歯列および内側歯列を交
互に備えた２つの平行なロック片１１、１２：　１３．
１４へと伸びている。従って、対応する構造を有する対
向するロック片１１．１４゜１２、１３を公知の態様で
結合させてロック状態とすることができる。この場合、
外側歯列を備えたロック片１１．１３は、多様なパイプ
径に適合する係合範囲を保証するため、より長い歯列範
囲を有する。ロック片１１．１２．１３．１４の自由端
は、それぞれ、対応する斜切面１１′、　１２′１３′
、　１４′　を備えており、従って、協働するロック片
１１．１４：　１２．１３は、正しい重り合いを容易に
行うことができる。

内方端部５は、当接突起７に係合するフック１５を有す
るので、側方力が極度に大きい場合に連結支柱３の過負
荷が避けられる。更に、上記内方端部は、外方端部６よ
りも強（湾曲され、かつより堅く構成されているので、
導入バイブから負荷を受けた場合にのみ撓んで、パイプ
の輪郭に適合する。

内方端部５はホーク状に構成されているので、固定部材
１に設置した固定要素（例えば、ネジ、ｅｔｃ、　）を
外部から工具で操作できる。

第３図に、管押えにパイプ１６を導入する際の状態を示
した。管押えに矢印Ｐの方向へ圧入されるパイプ１６は
、固定部材１に向く力を端部５に加え、その結果、より
外方にあるクランプセグメント４，４′にモーメントが
作用する。さて、連結支柱３はクランプセグメント４，
４′に堅く結合されているので、曲げモーメントが、上
記クランプセグメントに導入され、上記クランプセグメ
ントを変形し、その結果、上記クランプセグメントは内
方へ、即ち、閉鎖方向へ湾曲する。かくして、連結支柱
３がクランプセグメント４，４′に連続する保持点が、
内方へ移動する。即ち、クランプセグメント４゜４′が
、旋回運動によってＶ字位置から直立し、ハサミ状運動
で相互に接近し、かくして、相互間にパイプ１６を漸次
的に把持する。この運動は、内方端部６のより強い湾曲
度およびより堅い構成によって支援される。

第３図に、側方力が補足的に作用してパイプ１６がクラ
ンプセグメント４に対して側方へずれた状態を示した。

この種の状態は、実際に１重く取扱い難いパイプ１６の
場合に生じ易い。しかしながら、固定部材１へ向く取付
力によって、クランプセグメント４は、上述の如く、直
立され、パイプ１６は側方力に抗して管押えの内部に導
入される。かくして、内方端部５は、パイプ１６によっ
て同一量だけ漸次的に押下げられ、その結果、ロック片
１１．１２．１３．１４は、同一高さにおいで、且つ騒
のストロークにおいて当接し、ロック可能状態が達成さ
れる。クランプセグメント４，４′の曲率半径は、囲む
べきパイプ１６の半径よりも小さいので、上記パイプは
、負荷常態で囲まれ、ロック片１１．１２：　１３．１
４の自由端は、パイプ１６に密着する。パイプ１６を管
押え内に更に僅かに圧入すると、ロックが確実に行われ
る。この場合、ロック片の対向対１１゜１４；　１２．
１３から２重に構成されたロック機構が、ロックの確実
性を助成し、パイプ１６が、クランプセグメント４，４
′のロック部材の係止後、まず、単にゆるく囲まれ、パ
イプの運動によってロック部材に負荷を加えても、ロッ
クが外れることはない。

第４図に、パイプ１６を挿入した状態の管押えを示した
。上端部６は、ロック片１１．１２．１３゜１４ととも
に、パイプ１６を囲むループを形成する。端部５および
連結支柱３の過大伸張を防止する対向受け８および当接
突起７は、パイプ１６に作用する過大の力に対する保護
に役立つ。

ベースプレート２から遠い側の対向受け８の端部は、囲
むべき最大パイプ１６の周面の形状を有する。

クランプセグメント４．４′が開放位置にある場合、連
結支柱３は、直線形状または任意の別の形状を取ること
もできる。更に、少なくとも端部範囲を固定部材または
クランプセグメントに結合したバネ鋼の板バネから連結
支柱を構成することも考えられる。

また本発明は管押えとしての利用について記載したが、
前辺外の線材等を固定支持する場合にも用いることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は、それぞれ、本発明に係る管押えの側面図
および平面図、第３図は、パイプを導入する際の第１．
２図の管押えの側面図、第４図は、パイプを導入した第
１．２図の管押えの側面図である９ ■・・・固定部材　　　　２・・・ベースプレート３・
・・連結支柱４．４′・・・クランプセグメント５・・・内方端部　　　　６・・・外方端部１１〜１４
・・・ロック片

Claims

【特許請求の範囲】１）基部に堅く固定されセグメント端部の間に作用する
変形自在の連結支柱によって、それぞれ、固定部材に一
体に設けてあって、固定部材とは反対側の外方端に、内
方端に対する力の作用によって係止させ得るロック部材
を有する２つのクランプセグメントを備えた管押えにお
いて、クランプセグメント（４、４′）が、前記セグメントに
堅く結合し閉鎖方向へ湾曲自在に構成した連結支柱（３
）によって、内方端部（５）が並び、かつ外方端部（６
）が相互に大きく離れた開放位置に保持され、前記クラ
ンプセグメントがロック可能位置を経てロック位置に移
行させうることを特徴とする管押え。２）連結支柱（３）が、クランプセグメント（４、４’
）の方向へ分岐していることを特徴とする請求項１記載
の管押え。３）連結支柱（３）が、少くとも部分的に、外方へ円弧
状に湾曲した形状を有することを特徴とする請求項１ま
たは２記載の管押え。４）連結支柱（３）が、弾性的に湾曲自在であり、好ま
しくは、板バネの形に構成されていることを特徴とする
請求項１〜３のいずれかに記載の管押え。５）連結支柱（３）の固定部材（１）に続く部分（９）
が、強化されていることを特徴とする請求項１〜４のい
ずれかに記載の管押え。６）クランプセグメント（４、４′）の外方端部（６）
が、縦方向に見て、交互に外側歯列および内側歯列を有
する相互に平行なロック片（１１、１２、１３、１４）
に分割されていることを特徴とする請求項１〜５のいず
れかに記載の管押え。７）各端部（６）には、多数の歯列を備えた２つのロッ
ク片（１１、１２、１３、１４）が設けてあり、外側歯
列が、内側歯列よりも多数の歯を有することを特徴とす
る請求項６記載の管押え。８）クランプセグメント（４、４′）の内方端部（５）
が、外方端部（６）よりも強く湾曲していることを特徴
とする請求項１〜７のいずれかに記載の管押え。９）クランプセグメント（４、４′）の最大曲率半径が
、囲むべき最小の管（１６）の半径よりも小さいことを
特徴とする請求項８記載の管押え。