JPH0263Y2 - - Google Patents

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JPH0263Y2
JPH0263Y2 JP15999985U JP15999985U JPH0263Y2 JP H0263 Y2 JPH0263 Y2 JP H0263Y2 JP 15999985 U JP15999985 U JP 15999985U JP 15999985 U JP15999985 U JP 15999985U JP H0263 Y2 JPH0263 Y2 JP H0263Y2
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case body
blade
meat
handle
opening
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JP15999985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、食用に供する肉質を軟化させるため
に肉中の筋肉又は繊維質を短かく切断する食肉用
筋切器に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の食肉用筋切器は、第4図及び第
5図に示すように、ケース体100の下面に下端
を鋭利端とした複数本の切断刃101aが形成さ
れた刃体101を垂下列設し、この切断刃101
aを挿通させる挿通案内孔102aが穿設された
抑止用板体102をケース体100の下方にばね
103によつて昇降可能に設け、抑止用板体10
2が降下状態で安定するように弾力的に支持し
て、ケース体100を押下げることにより切断刃
101aを食肉に突き通して食肉中の筋肉又は繊
維質を短かく切断するものであつた。
また、上記従来の食肉用筋切器は、ケース本体
100が分割状に形成されており、ケース体10
0の取付枠100aの内面所定箇所に付設された
突起104,104を刃体101の対応箇所に穿
設した孔105,105に嵌合させ、止めねじ1
06,106で分割されたケース体100を合致
締着することで刃体101がケース体100に固
定されていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来例の構造による
と、ケース体100を分割形成し、取付枠100
aの突起104,104に刃体101の孔10
5,105を嵌合させて係止した後、止めねじ1
06,106で分割されたケース体100を合致
締着していたので、刃体101の切断刃101a
が折曲したり或いは破損した場合には、その度に
止めねじ106,106を外してケース体100
を分解して刃体101を交換しなければならず、
この交換作業は非常に煩わしく手間がかかるとい
う問題点があつた。また、上記従来例は使用時に
肉と脂肪の破片が刃体101に付着したり、ケー
ス体100の内部に肉と脂肪の破片が入り込んだ
場合、ケース体100を分解して洗浄しなければ
ならず、洗浄作業するのに手間がかかるという問
題点があつた。
そこで、本考案は従来例の上記した問題点を解
決するためになされたものであつて、その目的と
するところは、刃体の交換作業が極めて容易で、
簡単に刃体を取出しケース体内部及び刃体を洗浄
可能な食肉用筋切器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案にあつて
は、ハンドルを開閉手段でケース体に対して開閉
可能に取付け、このケース体の中空開口部より刃
体ユニツトを挿脱可能に装着してなるものであ
る。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
ると、第1図乃至第3図において、1はハンドル
で、このハンドル1は合成樹脂等によつて一体に
成形され、その下部両端には取付部1a,1aが
連設され、この取付部1a,1aには取付孔1
b,1bが穿設されている。なお、ハンドル1は
分割して形成した半体を接着剤等により接着して
一体化してもよい。
2は、ケース体で、このケース体2は一半部ケ
ース体2aと他半部ケース体2bとで分割状に構
成され、これら一半部ケース体2a及び他半部ケ
ース体2bは同一形状をなし、これらは止めねじ
3,3によつて固着されている。4は、ケース体
2の上面から下面にかけて貫通した中空開口部
で、この中空開口部4には後述する刃物ユニツト
10が挿脱可能に装着され、ケース体2の内面に
はリブ5を複数突設し、ケース体2の剛性を高め
ると共に刃物ユニツト10の位置決めをしてい
る。また、ケース体2の上部両端には、切欠部
6,6を形成し、この切欠部6,6に前記取付部
1a,1aが収納される。一半部ケース体2a及
び他半部ケース体2bの一端には、各々対称的に
前記取付部1a,1aが収納される部分に孔7,
7が穿孔され、この孔7は円形部7a及び角形部
7bとから形成されている。そして、一半部ケー
ス体2a及び他半部ケース体2bの他端内面に
は、各々対称的に孔7,7に対向して突出形成さ
れた係止孔9,9が一体的に設けられている。更
に、8は係止ピンで、この係止ピン8は、軸方向
に直交する方向に前記孔7の角形部7bに挿通可
能な突起8aが形成されると共に、頭部には硬貨
又はドライバーの先端が入いる溝8bが形成され
ている。
而して、ハンドル1は、その取付部1a,1a
を切欠部6,6に収納し、係止ピン8,8を孔
7,7から挿入し、次いで係止ピン8,8が取付
部1a,1aの取付孔1b,1bを経て、係止孔
9,9に係止された後、係止ピン8,8を反時計
方向に回動することにより係止ピン8,8の突起
8a,8aが一半部ケース体2a及び他半部ケー
ス体2bの内面と係合して取付けられる。即ち、
ハンドル1は開閉手段としてのヒンジピンである
係止ピン8,8によつて開閉可能に取付けられる
ものである。
10は、刃物ユニツトで、この刃物ユニツト1
0には、2枚の刃体11,12が合成樹脂等の板
状の固定部13に埋設されて一体化されている。
刃体11,12には、その下端を鋭利端とする多
数の切断刃11a……,12a……が一体的に且
つ列状に垂設されている。なお、刃物ユニツト1
0は刃体11,12と二枚設けたが、一枚又は三
枚以上でもよく、また、一枚の刃体を有する刃物
ユニツトを複数枚重ねて装着して使用することで
もよく、この際、予め中空開口部の大きさが複数
枚用に設定されており、一枚で使用する場合、ス
ベーサ等を重合して使用すれば前記刃物ユニツト
が位置決めされる。
また、刃物ユニツト10は、係止段部10a,
10aが固定部13の両端に形成され、この係止
段部10a,10aが一半部ケース体2a、他半
部ケース体2bの内面に突設した係止突部14と
係合して下方向の抜けを防止している。また、刃
体ユニツト10の上面はハンドル1の底面によつ
て、側面はリブ5により位置決めされる。
一方、15,16は、ケース体2の底面に穿設
された孔17,17に係合されると共に案内杆1
8,18に対して昇降可能に設けられた昇降杆で
あり、この昇降杆15,16は案内杆18,18
との間に介挿されたスプリング19,19により
突出状態に保持されている。また、昇降杆15,
16の下端には刃体11,12に対応して、この
刃体11,12の切断刃11a,12aが挿通す
る挿通案内孔21,21が穿設された抑止用枠体
20が架設されており、この抑止用枠体20の底
面は食肉に対する衝接面となり、その底面の凹部
20aの形状は略台形状に形成して、使用時の安
定性を図つている。この凹部20aの形状は台形
以外に円弧状、逆V字形に形成してもよい。22
はケース体2の下部に装着される保護カバーであ
る。
而して、本考案に係る食肉用筋切器は、刃物ユ
ニツト10を交換する場合、先ず係止ピン7,7
のいずれか一方を外して、ハンドル1を他方の係
止ピン7を支点として開けることにより、容易に
刃物ユニツト10を取出し、交換した新規の刃物
ユニツト10を開口部4に挿着してハンドル1を
閉じて外した係止ピン7を取付けることにより行
なわれる。
上記の構成において、一半部ケース体2a及び
他半部ケース体2b、係止ピン7,7は同一形状
のため、互換性が良好であつて、金型製作に要す
るコストを大幅に低減することができる。
また、本考案に係る食肉用筋切器を使用するに
は、まな板上等に所定の大きさに切断された食肉
を載置し、ハンドル1を両手で把持して抑止用枠
体20を前記食肉上に当接させる。しかる後、ハ
ンドル1を強く押下げれば食肉に衝接している抑
止用枠体20が停止状態を保持している結果、そ
の押下げ力は昇降杆15,16をスプリング1
9,19に抗してケース体2に埋没するような力
として作用する。したがつて、昇降杆15,16
の埋没、即ち引込みに伴ない、刃体11,12の
切断刃11a……、12a……抑止用枠体20の
挿通案内孔21,21から相対的に突出し、食肉
に対する刺突がなされ、このような操作を繰返し
行なうことにより、きめの細かい切込み形成され
ると共に、筋肉又は繊維質が短かく切断されて軟
化処理が行なわれる。
更に、本考案に係る食肉用筋切器を洗浄するに
は、係止ピン7,7の両方又はいずれか一方を外
して、ハンドル1を開けて、刃物ユニツト10を
取出して、中空開口部4内に水等を流して肉や脂
肪の破片を取り去る。そして、取出した刃物ユニ
ツト10を洗浄することで容易に行なうことがで
きる。この際、昇降杆15,16もケース体2か
ら取外し可能に構成しておけば、一段と洗浄し易
くなる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばヒンジによりハンドルをケース
体の開口部に対して開閉可能に構成したが、これ
以外にケース体の上端にあり溝を形成し、このあ
り溝に係合して摺動する係合部をハンドルの下面
に形成しても、容易に開閉可能となる。この場
合、ケース体に係合部を形成し且つハンドルにあ
り溝を形成してもよい。また、ケース体に対して
刃物ユニツトをカセツトイジエクト型にしても容
易に刃物ユニツトの挿脱が可能である。
更に、ハンドルの形状は、上記実施例以外に弓
形状等でもよく、また強度の向上を図るために上
記実施例のハンドルに補強リブを一体に形成した
ものでもよい。
(考案の効果) 本考案に係る食肉用筋切器は以上の構成及び作
用からなるもので、ハンドルを開閉手段でケース
体に対して開閉可能に取付け、このケース体の中
空開口部より刃体ユニツトを挿脱可能に装着して
なるから、刃体の交換作業が極めて容易で、簡単
にケース体内部及び刃体を洗浄することができ、
常に清潔に保つことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る食肉用筋切器の一実施例
を示す分解斜視図、第2図は同実施例の部分断面
正面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4図
は従来の食肉用筋切器の一例を示す正面図、第5
図は同従来例の縦断面図である。 符号の説明、1……ハンドル、1a……取付
部、1b……取付孔、2……ケース体、2a……
一半部ケース体、2b……他半部ケース体、3…
…止めねじ、4……中空開口部、5……リブ、6
……切欠部、7……孔、8……係止ピン、8a…
…突起、9……係止孔、10……刃物ユニツト、
11,12……刃体、11a,12a……切断
刃、13……係止突部、15,16……昇降杆、
17……孔、18……案内杆、19……スプリン
グ、20……抑止用枠体、20a……凹部、21
……挿通案内孔、22……保護カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面にハンドルを開閉手段で開閉可能に取付
    け前記上面から下面に貫通する中空開口部が形
    成されたケース体と、このケース体の中空開口
    部に挿脱可能に装着され下端に鋭利な複数本の
    切断刃が形成された刃体ユニツトと、前記ケー
    ス体の下方にばねにて昇降可能に取付けられ前
    記刃体ユニツトの切断刃が挿通する挿通案内孔
    を穿設した抑止用枠体とを具備したことを特徴
    とする食肉用筋切器。 (2) 前記開閉手段がケース体に取外し可能に設け
    た一対のヒンジである実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の食肉用筋切器。
JP15999985U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0263Y2 (ja)

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JPS6268581U JPS6268581U (ja) 1987-04-28
JPH0263Y2 true JPH0263Y2 (ja) 1990-01-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38327E1 (en) 1995-07-17 2003-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake apparatus having an improved brake feel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38327E1 (en) 1995-07-17 2003-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake apparatus having an improved brake feel

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Publication number Publication date
JPS6268581U (ja) 1987-04-28

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