JPH026243Y2 - - Google Patents

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JPH026243Y2
JPH026243Y2 JP17362585U JP17362585U JPH026243Y2 JP H026243 Y2 JPH026243 Y2 JP H026243Y2 JP 17362585 U JP17362585 U JP 17362585U JP 17362585 U JP17362585 U JP 17362585U JP H026243 Y2 JPH026243 Y2 JP H026243Y2
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JP
Japan
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substrate
tongue piece
panel
holder
claw
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JP17362585U
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JPS6282408U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は例えばテレビ、ビデオ等において、
その本体のパネルに固定してリモコン等のワーク
を保持する合成樹脂製ホルダの前記パネルに対す
る固定装置に関する。
(従来の技術) この様なホルダの固定装置として、その基板
に、基板下面から突出してパネルに開設された取
付口の一方向の縁と、反対方向の縁を咬える向き
が違つた二つの爪を設け、両方の爪で取付口の対
向した縁を咬え、両方向に動けない様に固定する
装置は本出願人が提案した実公昭58−2886号公報
で公知である。
上記従来例では、一つの爪は基板の下面に突設
され、もう一つの爪は下面が基板の下面と同一面
をなす様に付勢された弾性片の下面に設けられて
いる。従つて、パネルに固定後、必要に応じ弾性
片を付勢に抗して起すことにより一方の爪を取付
口の縁から外すと、ホルダはパネルから簡単に取
外せる利点がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、そうするためには基板に対して弾性片
を設ける位置を、保持手段により保持されたワー
クが基板に載る積載領域の外にする必要がある。
つまり、弾性片を基板の積載領域内に設けると、
パネルからホルダを取外す場合は一旦ワークを保
持手段から取出し、それからでないと弾性片を付
勢に抗して起こすことができないからである。
従つて、ワークは弾性片の上方に浮かして保持
するか、弾性片上を避けて基板に積載しなければ
ならず、ワークの保持位置が制約される。そして
実際上、ワークを保持したホルダを本体のパネル
から外さねばならない必要性は無い場合も多く、
むしろ保持したワークを利用してホルダをより強
力にパネルに固定できる方がのぞましい場合もあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案はその様な用途に適したホルダの固定装
置を提供するものであつて、保持手段により保持
されたワークが基板に載る基板の積載領域にヒン
ジで基板に接続した舌片を形成し、上記舌片の下
面に爪の一方を設けると共に、前記基板と舌片の
間には、舌片の下面の爪を基板の下面よりも下に
突出させた状態に維持する係止装置を設けたこと
を特徴とする。
(作用) ホルダをパネルに固定するには、基板をパネル
上に置き、基板下面から突出した他方の爪でパネ
ルの取付口の一つの縁部を咬える。それから、ヒ
ンジで曲げて舌片の下面をパネル上に当て、その
下面の爪でパネルの取付口の反対側の縁部を咬え
る。この様に舌片を操作すると舌片と基板間に設
けた係止装置が作動し、舌片下面の爪は基板の下
面から下に突出した状態に維持される。その後、
保持手段でワークを基板上に保持するとワークは
舌片の上に載る。
(実施例) 図示の一実施例において、1はビデオ本体の裏
面に蝶着された開閉可能なリモコン取付板として
のパネル、2は上記パネル1に固定してワークと
してのリモコン3を保持する合成樹脂製のホルダ
を示す。
ホルダ2は下面でパネル1に接触する基板4
と、基板の一端から倒L形に起ち、自由端に下向
きの爪板5を備えた覆板6と、基板の他端から起
ち、上記爪板5を受入れて逆止状に保持する二股
の保持板7を有し、覆板6と保持板7がこの実施
例ではリモコンを抱く保持手段を構成し、この保
持手段により保持されたリモコンは基板4の上に
載る。
基板4の一端部にはほゞコ字形の切込み8′で
舌片8を形成する。この舌片8は肉薄なヒンジ9
によつて基板を連接し、その下面には基板の一端
に向く爪10が設けてある。又、基板の他端部下
面には上記他端に向いた固定の爪11が設けてあ
る。
そして、舌片を形成する基板4の切込み8′の
側面と、これに対向した舌片8の側面にはヒンジ
9を曲げて舌片8の下面を基板4の下面と同一面
にしたとき互いに噛合つて舌片が上向きに戻るの
を防止する突起12a,12bからなる係止装置
12が設けてある。尚、固定の爪11と舌片8の
幅は同じである。
ホルダをパネル1上に固定するには固定の爪1
1をパネルに開設した孔13に入れ、孔13の一
方向の縁部13aを咬えさせる。次に、成形状態
で基板から上向きに立つ舌片8をヒンジ9で第3
図の矢印方向に回す。これにより舌片8の側面の
突起12aと、基板の切込み8′の側面の突起1
2bは摺接してすれ違い、突起12bは12aに
上から接触して舌片8が上に戻るのを防止し、同
時に舌片の下面は基板の下面と同一面になり、舌
片下面の爪10は基板の下面よりも下に突出し、
前記孔13の縁部13aとは反対方向の孔13′
の縁部13bを咬える。この場合、孔13,1
3′の幅は爪10,11とほゞ同じなので基板は
孔の幅方向に動けないのは勿論、夫々爪10,1
1によつて孔の縁部13a,13bの方向にも動
けず、こうしてホルダはパネル上に固定される。
そして、基板上にリモコン3を載せ、覆板6の
自由端の爪板5を保持板7の股内に差込んでリモ
コン3を保持すると、リモコン3は舌片8の上に
も載るので、舌片8はリモコンの重量によつても
上に動けなくなる。
リモコンを使用する場合は覆板6と保持板7が
囲むスペースから引抜くか、或るいは爪5′と
7′の引掛りを外して覆板6を基板上に開いて取
出し、使用後はその逆に操作して基板(舌片)上
に保持すればよい。
又、どうしてもホルダをパネルから外す必要が
生じたときはリモコンをホルダから除き、それか
らドライバの刃先などで舌片をこじ起して突起1
2a,12bの引掛りを外し、爪10を孔の縁部
13bから離す。
この実施例ではリモコンがワークになつている
がこれに限らず、電線の束、その他何でもよい。
又、パネルの取付孔は13と13′の二つになつ
ているが、二つにする必要はなく、一連につなが
つた一つの孔でもよい。
(考案の効果) 本考案によれば基板上に制約を受けることなく
ワークを保持手段で保持できる。そして、保持し
たワークの重量を基板に設けた舌片に加え、基板
のパネルに対するより強固な固定に役立たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホルダの使用状態の一例の斜
視図、第2図はホルダの斜視図、第3図はホルダ
をパネルに固定する途中の状態の一部を断面にし
た側面図、第4図は固定状態の同様な側面図、第
5図は第4図の−線での拡大断面図、第6図
はワークを保持した状態の第3図と同様な側面図
で、図中、1はパネル、2はホルダ、3はワー
ク、4は基板、6と7は保持手段を構成する覆板
と保持板、8は舌片、9はヒンジ、10は舌片下
面に設けた爪、11は基板下面に設けた爪、12
は係止装置、13,13′はパネルの取付口、1
3aと13bは上記取付口の夫々反対向きの縁部
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 保持手段を支持した合成樹脂製ホルダの基板
    に、その下面から突出してパネルに開設された取
    付口の一方向の縁と、反対方向の縁を咬える向き
    が違つた二つの爪を設けた合成樹脂ホルダの固定
    装置において、 上記保持手段により保持されたワークが前記基
    板上に載る基板の積載領域にヒンジで基板に接続
    した舌片を形成し、上記舌片の下面に前記爪の一
    方を設けると共に、前記基板と舌片の間には、舌
    片の下面の爪を基板の下面よりも下に突出させた
    状態に維持する係止装置を設けたことを特徴とす
    る合成樹脂製ホルダの固定装置。
JP17362585U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH026243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17362585U JPH026243Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17362585U JPH026243Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6282408U JPS6282408U (ja) 1987-05-26
JPH026243Y2 true JPH026243Y2 (ja) 1990-02-15

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ID=31111262

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JP17362585U Expired JPH026243Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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WO2016039246A1 (ja) * 2014-09-09 2016-03-17 政宏 ▲高▼木 着脱式ウォッシャー

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Publication number Publication date
JPS6282408U (ja) 1987-05-26

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