JPH0261857B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0261857B2
JPH0261857B2 JP60154423A JP15442385A JPH0261857B2 JP H0261857 B2 JPH0261857 B2 JP H0261857B2 JP 60154423 A JP60154423 A JP 60154423A JP 15442385 A JP15442385 A JP 15442385A JP H0261857 B2 JPH0261857 B2 JP H0261857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
manufacturing
opening
lid
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60154423A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216830A (ja
Inventor
Shosuke Murai
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Individual
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Publication of JPS6216830A publication Critical patent/JPS6216830A/ja
Publication of JPH0261857B2 publication Critical patent/JPH0261857B2/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は床上排除口等に付設される排水口金の
製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、一端開口部の外周にフランジを備えた筒
状本体と、この本体の一端開口部内に螺合嵌着さ
れる蓋体とから構成される排水口金を製造する場
合は、筒状本体と蓋体の鋳型を夫々別々に作製
し、この各鋳型に溶融していた金属を流し込んで
筒状本体及び蓋体を製造していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが上記従来の製造方法では、筒状本体と
蓋体を成形するための鋳型を各別に製作すること
から、費用を要し、かつこの鋳型から取り出した
成形品を商品として仕上げるのに更に時間と費用
を要するといつた問題があつた。本発明はこのよ
うな点に鑑みて開発された発明であり、その目的
とする処は、短時間で簡単に、かつ製作費用が安
くて済む排水口金の製造方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は上記目的を有効に達するために
次のような構成にしてある。すなわち、一端開口
部の外周にフランジを備えた筒状本体と、該本体
の一端開口部内に嵌合される蓋体とからなる排水
口金の製造方法であつて、先ず板材を円形状に打
抜いて円板状素材を形成すると共に、この円板状
素材を有底筒状に絞り加工して筒状素材を形成
し、かつこの絞り加工時、筒状素材の一端開口部
外周にフランジを同時に形成すると共に、筒状素
材の中間部に、底部側内径が開口部側内径よりも
小さくなるよう段部を同時に形成し、然る後筒状
素材を段部で2分割して形成した構成である。
(作用) 例えばプレスによつて、板材から円板状素材を
形成すると共にこの素材を絞り加工して有底筒状
に形成する。この絞り加工と平行して有底筒状に
形成した素材の開口部側にフランジを、また底部
側が開口部側より内径が小さくなるように内側に
段部を形成し、この段部で有底筒状素材を切断す
る。この素材を切断することによつて排水口金を
構成する筒状本体とこの本体に嵌合螺着できる蓋
体とを基の板材から短時間で容易に形成すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の製造方法を図に基づいて具体的
に説明する。
第1図及び第2図に示すように、本発明に係る
製造方法によつて一端開口部1の外周にフランジ
2を備えた筒状本体3と、該本体3の一端開口部
1内に螺合嵌着される蓋体4とからなる排水口金
5が製造されるのであつて、この排水口金5を製
造する方法を順を追つて説明すると、先ず厚さ2
mm位の鋼板等の板材6をプレスで直径150mm位の
円形状に打抜いて円板状素材7を形成する。次に
この円板状素材7を絞り加工して直径100mm位の
有底円筒状の筒状素材8を形成する。この絞り加
工時に、上記筒状素材8の一端開口部1外周に7
〜8mm幅のフランジ2を同時に形成すると共に、
該筒状素材8の底部9近傍に、底部側内径(a)が開
口部側内径(b)よりも1〜2mm位小さい段部10を
形成する。このように形成した筒状素材8のフラ
ンジ2側内周壁11及び底部9から段部10まで
の外周壁12を螺刻してネジ山11a,12aを
夫々形成する。次にこの筒状素材8を段部10で
2分割に切断してフランジ2を備えた筒状本体3
と、該本体3に螺合嵌着できる蓋体4とを形成す
る。更に、この蓋体4の外周縁近傍の2箇所に孔
13を穿設すると共に、該蓋体4の内側から板片
14によつてこの孔13を封じ、蓋体4に凹部1
5を形成する。この凹部15に、係合する専用工
具或はドライバー等を挿入して回すことにより、
蓋体4を筒状本体3に容易に着脱できる。最後に
該筒状本体3と蓋体4とをクロームメツキによつ
て、もしくはそのまま仕上げる。このようにして
排水口金5は形成される。この製造方法によれば
排水口金5は1枚の板材から容易に、かつ短時間
で製造することができる。
また、第3図に示す排水口金5は、前記製造工
程中(第1照参照)、円板状素材7の打抜き時に、
該素材7の中心部に第3図に示すような多数の細
孔15を同時に形成し、この細孔15を形成した
円板状素材7を、前記実施例と同様フランジ2と
段部10を備えた筒状素材8に形成し、該素材8
を段部10で筒状本体3と蓋体4に2分割する。
このことによつて円筒状素材7に形成された前記
細孔16は蓋体4に形成されたことになる。この
実施例のように蓋体4に細孔16を形成する場合
でも、本発明に係る製造方法によれば、従来のよ
うに型をその都合形成することなく、前記のよう
に円板状素材7を板材加工と同時に切欠形成する
ことにより、容易に細孔の開いた蓋体4を形成す
ることができる。
尚既述実施例では蓋体4の筒状本体3への嵌合
をネジ山により行つているが、このネジ山に代え
て、Oリングを用いてもよい。この場合筒状素材
8の内周壁11及び蓋体4の外周壁12に、Oリ
ングが嵌合する環状凹溝を形成すればよい。
(発明の効果) 以上、上述のように本発明は、1枚の板材を打
抜いて円板状素材を形成すると共に、該素材を絞
り加工して筒状にし、この加工時に、底部側内径
が開口部側内径よりも小さくなるよう段部を形成
し、段部で筒状にした上記素材を2分割すること
によつて筒状本体と、蓋体とを形成できるように
した排水口金の製造方法であるので、従来の鋳型
による製造方法に比べ、短時間でかつ容易に排水
口金を製造することができる。また、種々の大き
さの排水口金を製造する場合でも、従来のように
その都度鋳型を製作することなく、種々設計変更
された大きさの口金に対し、迅速に対応すること
ができる。更に鋳型を必要としないので、一個当
たりの排水口金の製作コストも一段と低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る排水口金製造方法にて一
実施例の排水口金を形成する過程を示す説明図、
第2図は第1図に示す過程によつて製造された排
水口金の一部切欠斜視図、第3図は本発明に係る
排水口金製造方法によつて形成された排水口金の
一部切欠斜視図である。 1……開口部、2……フランジ、3……筒状本
体、4……蓋体、5……排水口金、6……板材、
7……円板状素材、8……筒状素材、9……底
部、10……段部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端開口部の外周にフランジを備えた筒状本
    体と、該本体の一端開口部内に嵌合される蓋体と
    からなる排水口金の製造方法であつて、先ず板材
    を円形状に打抜いて円板状素材を形成すると共
    に、この円板状素材を有底筒状に絞り加工して筒
    状素材を形成し、かつこの絞り加工時、筒状素材
    の一端開口部外周にフランジを同時に形成すると
    共に筒状素材の中間部に、底部側内径が開口部側
    内径よりも小さくなるよう段部を同時に形成し、
    然る後筒状素材を段部で2分割して、フランジを
    備えた筒状本体と蓋体とを形成することを特徴と
    する排水口金の製造方法。 2 円板状素材の打抜き時、中心部に多数の細孔
    を同時に形成することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の排水口金の製造方法。
JP60154423A 1985-07-12 1985-07-12 排水口金の製造方法 Granted JPS6216830A (ja)

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JP60154423A JPS6216830A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 排水口金の製造方法

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JP60154423A JPS6216830A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 排水口金の製造方法

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JPS6216830A JPS6216830A (ja) 1987-01-26
JPH0261857B2 true JPH0261857B2 (ja) 1990-12-21

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JPH0640615A (ja) * 1992-07-23 1994-02-15 Kobayashi Seisakusho:Kk ウエブスプライス装置

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JPS6216830A (ja) 1987-01-26

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