JPH0260896A - 事前に建造された建物の空中輸送方法 - Google Patents

事前に建造された建物の空中輸送方法

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JPH0260896A
JPH0260896A JP20203588A JP20203588A JPH0260896A JP H0260896 A JPH0260896 A JP H0260896A JP 20203588 A JP20203588 A JP 20203588A JP 20203588 A JP20203588 A JP 20203588A JP H0260896 A JPH0260896 A JP H0260896A
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JP
Japan
Prior art keywords
building
airship
tank
water
built
Prior art date
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Pending
Application number
JP20203588A
Other languages
English (en)
Inventor
Ivola Claude
クロード・イボラ
Francois Brondo-Patissier Jean
ジヤン・フランソワ・ブロンドー‐パテイシエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Phenol Engineering SA
Original Assignee
Phenol Engineering SA
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Publication date
Application filed by Phenol Engineering SA filed Critical Phenol Engineering SA
Priority to JP20203588A priority Critical patent/JPH0260896A/ja
Publication of JPH0260896A publication Critical patent/JPH0260896A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工場で事前に建造された住居用建物等の最終
設置場所までの空中輸送のための方法に関するものであ
る。「建物」という用語は、以下では、完全な建物ばか
りでなく、建造単位を形成する建物の一部も意味する。
よく具体的には、本発明は、建物のために単に支持要素
としての役割りばかりでなく、熱エネルギーの蓄積およ
び返Ra能をもつlまたは複数のタンクで構成される基
礎上に最終的に置かれる建物の輸送に関するものである
。なお、該または各タンクは、とくに太陽熱捕捉装置に
よって加熱することのできる蓄熱性の流体で満たされる
。この棹の建物ならびKその各種具体的な実施形態は、
本出願人名儀のフランス国特許出願第24651755
、第2524124号、および第2524125号に記
載されている。
さらに、住宅の製造工場から最終設置場所まで軽量住宅
を輸送するために 経済的且産業的な建造 目的地のいかんにか\わらず、通常の下部構造を一切必
要としない容易な輸送 その最終現場上での建物のきわめて迅速な設置 を可能にする飛行船を用いた住宅の輸送は、すでに考案
されている。
(フランス国公開特許出願第2132610号参照のこ
と) この種の建造方式および空路による輸送方式は、したが
って、過酷な気象条件に加えてアクセスが困難な山地に
建立する建物にとってとくに興味深いことは明らかであ
る。
このような建造および輸送方式で、最も微妙な作業は、
建物を手の最終設置場所に置く作業である。とくに、建
物の重′fkを考慮すれば、帰途の行程のために建物の
重量を飛行船のおもりとして役立つ一定の負荷によって
補償することなしに、飛行船からそれが運んできた建物
を分離させることはできない。この重大な問題は、引用
した先行文献の中ではまったく解決されていない。
本発明の1つの狙いは、すでに示したようなタンクによ
って構成される基礎上に置かれる場合に、該タンク上に
建物が置かれるまさにその瞬間に、該タンクが二次的な
役割りを果すように、建物の輸送のために用いられる飛
行船によって建物の設置の問題を解決することにある。
そのため、本発明は、基本的に、下に輸送すべき建物を
懸架する飛行船を利用して事前に建造された建物を空中
輸送するための方法において、該方法が、該建物が飛行
船によって、該建物の基礎として役立ちまた地上に設置
または建造され、かつあらかじめ水で満たされた少くと
も1つのタンク上に置かれること、および、建物をタン
ク上に置く瞬間に建物の質量にはソ匹敵する量の水がタ
ンクの中から採取されて、飛行船の帰路の荷重を構成す
るために飛行船の中または下KfRまれることを%徴と
する方法を目的とするものである。
このようにして、建物の質量は、建物を置く瞬間に、対
応する量の水と「交換される」ため、それによって、そ
の後、飛行船は、問題なくその出発点に向って帰還する
ことができる。こ\に提案された方法は、と\に扱われ
るような建物の場合、いずれにせよタンクは建造する必
要があるし、−方このタンクを満たす水は、現在の水路
網によって導かれる水かあるいは現場で集められた雨水
であるため、とくに経済的である。
いずれにせよ、本発明は、例として事前に建造された建
物を空中輸送するだめの方法を図示した添付の略図を参
照して行う1つの実施形態についての以下の説明によっ
てより良く理解されるであろうし、また他の特徴も明ら
かとなろう。たソし、この実施形態が本発明の範囲を限
定するものではない。
第1図に示すように、本発明の目的をなす方法は、居住
用建物などの建物1に関するものであり、該建物は、地
上3に建造された垂直軸をもつ円筒状のタンク2上に置
かれる。このタンク2は、建物lの基礎として役立つが
、該タンクは、さらに、太陽熱捕捉装置4によって加熱
できる熱蓄積用流体の容器として配設されており、した
がって該タンク2は、熱エネルギーの蓄積および返還機
能ももっている。
タンク2は、地上3に直接建造される。一方、建物lは
、遠方にある工場内で事前に建造され、工場からその最
終現場まで空路によって輸送される。建物1の航空輸送
は、第2図に示すような飛行船5によって行われる。
飛行船5は、ヘリウムで満たされた貯蔵庫をもつ本体6
、尾翼7、およびゴンドラ8、ならびに図には示されて
いないが推進用モーターで構成される。建物lを輸送す
る場合、この飛行船5にはさらにlまたは複数本のケー
ブル9が配設され、それに吊り綱11のついたラダーI
Oが懸架されており、建物1はこれらの吊り綱にひっか
けられる。
図には示されていない巻揚げ装置によって、ラダー10
を上下させることができる。建物1は、ゴンドラ8から
好便な距離に懸架されており、建物の輸送は、矢印12
に従って飛行船5を動かすことによって行われる。
飛行船5が建物1の最終現場の上に着くと、安定手段を
作動させて静止状態を維持する。さらに、第3図に示さ
れるように、案内用および保持用ケーブル13が飛行船
5の下におろされ、タンク2上に置かれた固定点14に
係留される。この方法の1つの基本的な特徴にもとづけ
ば、このタンク2は、あらかじめその質量がはy建物l
のそれに匹敵する量の水15で満たされている。
飛行船5が、タンク2の上の一定の高さで静止状態にと
どまると、巻揚げ装置を作動させて、第3図の矢印16
で示されるように、ラダー10゜したがって建物1が降
ろされる。これにより、建物lは、前記ケーブル13に
よって案内され、て降ろされ、タンク2上の適当に心合
わせされた位置に置される。
と\で建物1は、吊り綱11からはずされ、ラダーlO
は再び上に上げられ、飛行船5はタンク2の中に入れら
れた水15を取り出すために第4図に示されるよう釦建
物1の直接上にくるまでさらに低く下降する。水をくみ
出すためには、飛行船5から柔軟性のある導管17が巻
き戻されてタンク2と連結される。このタンク2の中に
入れられている水15は、矢印18で示すように管路1
7の中に吸い込まれ、このようにして取り出された水は
、飛行船5のバラス)19の中に収容される。
最後に、案内および保持用ケーブル13がタンク2から
はずされ、飛行船5は解放された状態になる。この時か
ら、飛行船5上では建物lの重量は、タンク2の中に貯
められていてバラスト19を満たした水15のそれに匹
敵する重量によって置き換えられる。したがって、飛行
船5け、困難な1〜に出発点に向って帰還することがで
きる。
次に、建物1は、該建物1とタンク2の間の連結を行う
ことによって完成する。
このような建物の輸送方法は、山地、沼湿地、小さな島
など、通常の地上および海上輸送手段ではアクセスが困
難な現場での建物の建立を可能にするものである。この
方法を用いるととくよって、また、例えば自然災害の現
地のように建物の再翅をきわめて短時間に行わなければ
ならない場合など、場所のいかんKか\わらず建物を産
業的に建造する必要のあるときにその建造を経済的に成
り立たせることを可能にするものである。
もちろん、この方法は、建物1およびタンク2の形態お
よび寸法のいかんにか\わらず適用することができる。
建物の寸法が犬きく、シたがってその重h1が大きい場
合でも、この方法が、並置された完全な建物全体を形成
するような事前に建造された建物の部分に適用できるこ
とは明らかである。最後に、この方法は、もちろん、通
常の住居、あるいは高山の避難所などの特殊な用途の建
物など、あらゆる目的の建物に適用できる。
本発明が、上に説明した事前に建造された建物の空中輸
送のためのこの方法の1つの使用形態【のみ限定される
ものでないことは明らかである。
逆に、本発明は、とくにあらゆる特殊な用途を含めて、
同じ原理にもとづくすべての変形例を包含するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の目的である方法を適用することKよ
って設置することのできる建物をきわめて図式的に示し
た見取り図である。 第2図は、輸送の過程で飛行船の下に懸架された建物を
示した図である。 第3図は、建物の最終現場上への設置を示した図である
。 第4図は、建物の設置後の飛行船による水の採取を示し
た図である。 1・・・建物、 2・・・タンク、 5・・・飛行船。 8・・・ゴンドラ、 9・・・ケーブル、  lO・・
・ラダー、  II・・・吊り綱、  13・・・案内
用および保持用ケーブル、  15・・・水、  19
・・・パラスト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下に輸送すべき建物(1)を懸架する飛行船(5)
    を利用して事前に建造された建物を空中輸送するための
    方法において、建物(1)が飛行船(5)によつて、該
    建物(1)の基礎として役立ちまた地上(3)に設置さ
    れまたは建造され、かつあらかじめ水(15)で満たさ
    れた少くとも1つのタンク(2)上に置かれること、お
    よび、建物(1)をタンク(2)上に置く瞬間に、建物
    (1)の質量にほゞ匹敵する量の水(15)が、タンク
    (2)の中から採取されて、飛行船(5)の帰路の荷重
    を構成するために飛行船の中または下に積まれることを
    特徴とする方法。 2、請求項1に記載の事前に建造された建物を空中輸送
    するための方法において、飛行船(5)が建物(1)の
    最終現場の上に着くと、案内用および保持用ケーブル(
    13)が飛行船(5)の下におろされあらかじめ水(1
    5)で満たされたタンク(2)上に置かれた固定点(1
    4)に係留されることを特徴とする方法。 3、請求項2に記載の事前に建造された建物を空中輸送
    するための方法において、飛行船(5)がタンク(2)
    上の一定の高さで静止状態にとどまつている間に、建物
    (1)が前記ケーブル(13)に案内されて下ろされて
    タンク(2)上に置かれること、および、次に飛行船(
    5)がタンク(2)の中に入れられた水(15)を採取
    するために、建物(1)のすぐ上に来るまでさらに低く
    下りることを特徴とする方法。 4、請求項1から3までのいずれか1に記載の事前に建
    造された建物を空中輸送するための方法において、タン
    ク(2)の中に入れられた水(15)が飛行船(5)か
    ら巻き戻された管路(17)の中に吸い込まれること、
    および、この採取された水が飛行船のバラスト(19)
    の中に収容されることを特徴とする方法。
JP20203588A 1988-08-15 1988-08-15 事前に建造された建物の空中輸送方法 Pending JPH0260896A (ja)

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