JPH0260889A

JPH0260889A - トレーラーユニット

Info

Publication number: JPH0260889A
Application number: JP1182385A
Authority: JP
Inventors: Robert Lohr; ロベルト　ロー
Original assignee: Lohr Industrie SA
Current assignee: Lohr Industrie SA
Priority date: 1988-07-13
Filing date: 1989-07-13
Publication date: 1990-03-01
Also published as: IT8921152A0; GB8916113D0; GB2223999B; EP0351342A1; DE68915877D1; BE1005557A5; US5040814A; ES2014762A6; GB2223999A; IT1230328B; CH680662A5; FR2634169A1; FR2634169B1; ATE106806T1; CA1327824C; DE68915877T2; EP0351342B1; DE3923000A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、駆動車を介して、取外し可能な車体を連接さ
せたトレーラ−ユニットに関するものである。

［従来の技術］牽引車１台及びセミトレーラ−１台からなる連接された
トレーラ−アセンブリは何種類も知られている。牽引車
は、その後部車体受け部位にセミトレーラとの連結装置
を備えている。この連結器は、−様にボルスタという名
称で知られている。

これら牽引車は、その技術的特徴とセミトレーラ−への
連結方式とによって１重要な特徴を呈している。この特
徴とは、これら牽引車がセミトレーラ−とのみ連結でき
、他の種類のトレーラーー切を排除することにある。

また、トレーラ−に連接された運搬車からなる何種類か
の道路用連結車両も知られている。運搬車はそのシャシ
の後部に、−様に連結フックの名称で知られる連結装置
を備えている。この場合、駆動・運搬車はシャシに支え
られた車体を備えたシャシ＝運転台アセンブリであり、
このシャシ上に連結フックを固定している。

トラックの用途がすでに広範に亘るにも拘らず、所有ト
ラック台数の採算性を高めようとする要請から運送業者
はさらに用途の多様化を図らざるをえなくなる。

こうして運送業者は、上記の特別の牽引車を他の特別な
用途１例えば乗用車の運搬用に当てることができること
を希望している。

この採算性を念頭に、また準備者の工場における設備の
変更加工及び据付に対応する不使用期間を節減するため
、裸のシャシに取り付けるよう特殊化した切離し可能な
構造をもつ取外し可能な車体が知られている。

乗用車運搬車の典型的な一例として、ロルフォ社が番号
５３９０２Ｂ／８２の下にイタリーで登録した特許に記
載されている取外し可能な荷台構造がある。

この先行発明を検討した結果、これは積荷を固定する形
で、なんらかの荷台シャシ上に従来の方法で固定する簡
単な構造に関わるに過ぎず、即ち。

例えば運搬車のシャシ上に、４個の切離し可能な連接部
を介して固定されたコンテナーがその例である。

［発明が解決しようとする課題］この荷台構造は主として、運搬車の機能になんら変更を
加えることなく、簡単なシャシ上に据付けてロックする
取外し可能なハウジングからなる。

この構造は、積荷を支えるに必要な装置以外に技術的装
置工夫をなんら含まず、運搬車にそれ自体が備える機能
性、独自性を完全に保存させる形で連結フックをシャシ
上に固定させている。製造上の便宜と車体交換の際の作
業の迅速性という理由から、運搬車には変更は加えられ
ない。

この車体の重量が嵩む為に、シャシ上への荷台の積替え
作業には、外部の荷役作業機械が必要となるが、この機
械はどこにでもあるというものではなく、荷降し作業場
でさえもそれを所有していない程である。

こうして、この種の荷台構造は、これをシャシに固定す
るための連結具以外には連結用機械部品を備えない。特
にこの構造は、連結フック用のサポートをもたず、連結
フックは、それが存在する場合はシャシのフレームサイ
ドメンバーに固定されるにとどまる。

本発明は、まさしく一つの荷台構造のそのシャシへの連
結、受け入れ、一体化の技術的可能性、従ってその商業
的用途の範囲を広げることによって、セミトレーラ−型
の牽引駆動車の利用価値を高めることを目的とするもの
である。

［課題を解決するための手段］このため、本発明は、駆動車と積載車体とに切離しが可
能なトレーラ−トラックに関わるものであり、その積載
車体の特徴は、長さ方向ロック装置を備える駆動車と取
外し可能な車体とからなり、駆動車のシャシがその連結
器の前方移動が可能なように工夫され、車体はその前部
に支承及び長尺ロック連接部及び２個の支持手段を備え
、その後部には固定＝心立て手段並びに取外し置かれた
車体を支える後部支持装置少なくとも一基を備え。

また下方には、取外し可能車体の本体に一体化した連結
フックサポート一個を備えることを特徴とするものであ
る。

運送業者の採算性の追究に応じての迅速な取外しの他に
も１次のような数多くの利点をもたらす。

・容易で瞬間的な切離しとセミトレーラ−牽引車への、
またその逆の迅速な変更加工、同じく運送用トラックに
おける荷台トレーラ−に迅速な変身が可能となる。

・事実上ユニットの一部をなす取外し可能な車体の自己
保持できる特性に結びつく種々な利点。

・運搬車を切り離した状態で荷積荷降が可能。

・熟練していない人、例えば運転者−人で、外部の荷役
機器を用いずに荷積荷降が可能。

・シャシ取付が簡単で安価。準備工場での駆動車の不使
用時間の短縮。

・全体が交換性をもつ。同じ車体をこの方法で準備した
すべての運搬車に取付けることができる。

・この交換作業を運送途上に行える。

もう一つの利点は、取外し可能車体のシャシ後部の特別
な形状のお陰で、後車軸の連結フックを後車軸に近づけ
ることができ、このことによって。

連結フックを介してトレーラ−の積載比から生ずるトル
クを減することができる。

［実施例］本発明は、乗用車運搬用トラックへの適用という枠内で
、添付図面を参考にしながら、これに制限されない例に
基づいて行う以後の叙述を読めば理解できよう。即ち、
全体の発明思想は、一つには、セミトレーラ−タイプの
牽引車を荷台構造物を設置するために適合させるまたは
改修することにあり、該牽引車は運搬車＝トレーラ−と
なりながら、同時にすぐに再び牽引車に早変りできると
いうものである。

更にまた。より一般的に本発明の全体構想は、取外し可
能な車体シャシを改修して、前部に支承・ロック機構と
トラックシャシとを有するトラックシャシ上に車体シャ
シを取り付けることにあり、この車体シャシはその後部
に補助支承域、心立て機構及びその下端には連結フック
が付く下方戻り装置を有するもので、構成は図３１〜３
４に示す通りである。

この取外し可能車体のシャシ後部は、一般に先端の曲が
った形状、例えばピストルの銃床のような形状を呈する
。

下方戻り装置は、その始まる部分に、シャシの後部を包
み込むための引込み部をなす曲面を備えることができる
。この引込み部は重直に下方を向いて終る前方への屈曲
によって補償される。

このように連結フックは、かなり後車軸に近接すること
になり、これにより、連結フックにより伝達されるトレ
ーラ−からくる積載比に基づく反力トルクをその分だけ
減少させる。

また、運搬用車体は、トラックのシャシに固定された場
合は支えられた状態を示し、また取り外された状態では
少なくとも３点で支えられて安定的に不動状態に置かれ
、簡単な連結操作で運搬車によって運ばれるばかりの状
態にある。

本発明はまた。その運搬車に固定される取外し可能な車
体にも関わる。

以下、駆動車、牽引車、運搬車・トレーラ−という言葉
を用いることにする。これらが次の意味をもつことを理
解しておく必要がある。

駆動車：これは一般的に、以下の特定車両全体の総称で
ある。

牽引車：これは駆動車の内、もっばらセミトレーラ−の
牽引のみを行う車を指す。

運搬車：これはトレーラ−牽引機能をもつ、もたないに
関わりなく、何らかの積荷を載せる駆動車のことである。

また、もちろん乗用車運送用トラックへの適用を考慮外
とはしない。

駆動車は、その末端の間をタイトラパースメンバー４で
連接した２本のフレームサイドメンバー２．３で構成さ
れるシャシ１をもつ。

工場からくるシャシは、その後部に例えばボルスタ５の
ような連結器を備えている。シャシはこうして、例えば
セミトレーラ−を牽引するため、牽引車に附属する。

牽引車は、種々な方法でボルスタ５を前方に移動させる
ことで準備を終る。

種々な方法には５例えばボルスタ５の本体を取外せるよ
うに固定した補助フレームサイドメンバーを連結するこ
とが含まれる。

次に、そのシャシの後部にはボルスタ５の位置とシャシ
の末端の間に一定の距離１１Ｄ”が保てるよう、充分大
幅に修正、適合化を加えなければならない。その場合、
このように互換性を保証するために１！！備した駆動車
のタイプ、商標如何は問わない。

この点を明確にするため、距離１１　ＤＩ＋を図６に示
した。

このように準備された牽引車は、次に運搬車とするため
の手直しを受ける。

この特性は、図１８〜２０に図示されており、ここでは
すべて取外し可能車体を受けるように手直しできる、ホ
イールベースの異なる種々な駆動車がみられる。

適当な長さにとったシャシの終端に、後述する自動心立
て装置の製作のために、心立て機構と協働するための水
平連結の後部渡し板７を固定する。

このように準備した駆動車シャシ８は、荷台構造、例え
ば特に乗用車運搬タイプの車体９を受けるためのもので
、こうして運搬車となる。

本発明の重要な特性の一つにより、この車体には、後部
下方で車体本体に固定した連結フック１１のサポート１
０が付く。

この連結フックの用途は、図２４〜３０に示すように、
トレーラ−１２との間に可動連結、例えば中心車軸式連
結、前部ラウンド式連結その他を達成することにある。

これはまた、取外された車体の後部を支える役割も果た
し、このことは、トレーラ−軸１３を介して行われる。

トレーラ−軸は、例えば大体その中間点に配置される支
え用の−乃至数個のフット１４をもち、これが車体を水
平位置で安定を保つため、連結フックサポートと共に後
部を支える役割を果たす。

取外し可能車体はその自己支持性を前部に対しては、引
込み式または取外し式で、不使用位置で折り畳める２本
のテレスコピック支柱１８．１９により支えられ、後部
ではこの特性を引張り捧フックによりトレーラ−軸を支
点とするそのサポートにより与えられる骨組１７を上に
取り付けたシャシベース１６で構成されるフレーム１５
からなり、トレーラ−軸自体は、フット１４によりその
支点を地面に置く。

折畳み式支柱の一例を図１５に揚げる。これらは例えば
軸２０上に旋回できるように取り付ける。

同様な後部の支えが、図２１．２２のような補助テレス
コピック支柱２本によって達成される。

これら支柱は、連結フックサポートの両側に、不使用位
置で例えば折畳みできるように取り付ける（図１７）。

取外し可能車体のシャシベース１６は下部サポート２３
をなし、これの両側で、２４．２５のような縦型のまた
は軽く傾斜した柱を付けて横に延長し、この柱２４，２
５により例えばシャシの下方では下部荷重面２６を支え
、上方では２７のような個別可動上方荷重面−面乃至数
面もしくは唯一の面を支える。

もちろん、その他の技術的解決も可能であり、上に例と
して用いられているボルスタは同等な他の装置で置き換
えることもできる。

上に示したように、取外し可能車体は、その全面で水平
位置に支えられる構造であり、従ってその運搬車からい
ずれかの場所１例えばそのトレーラ−の荷積荷降の場所
で取外せるもので、こうして運搬車を他の運送業務に振
り当てる間、いつでも荷積荷降ができるよう不動の位置
に待機する運送用ユニット車輌をなす。

取外し可能車体はその前部の下面に、従来キングボルト
と呼ばれてきた縦ピン２８をもち、この樅ピンの目的は
、適当に取り付けられたボルスタ５と協働して前方に横
ロック支点を設けることにあり、旋回機能はこの間後部
固定化により制止されている。

この縦ピンは、セミトレーラ−がその前下面にもつキン
グボルトと類似したものであり、このキングボルトの役
割は、走行による牽引から生じるすべての機械的力を伝
達することにある。

取外し可能車体の運搬車上への固定は以下のように補足
する。

フレームの平板な底面の後部は、自動心立て機構３０の
形をとる心立て＝固定手段と、連結フックのサポート１
０とを含む戻り機構２９により下方に延長される。この
自動心立て機構は、例えば埋込め方式で、水平連結渡し
板７と協働するものである。

以下に、固定＝心立て手段の二つの案を検討する。これ
らは、図７〜１６に揚げた自動心立て機構または構造３
０である。

第１の案は、心立てフィンガー式の簡単な機構である（
図７〜１０）。

この案によれば、後渡し板７は、その正中横断面の両側
に左開口部３１と右開口部３２をそれぞれ有し、それら
の中に、戻し機構２９と連結した支持台３５により支え
られる。二つの孔に対応する円錐形心立てフィンガー３
３．３４が嵌り込む。

一つの改良型では、開口部３１．３２にソケット（図示
されていない）を付けることができ、これに心立てフィ
ンガーが嵌り込む形をとる。

第２案は、収斂ラック式機構３６である。後渡し板７は
長方形を呈するか、または長方形の両面を持つ（図１１
〜１４）。

受入れ用雌型機構、すなわち渡し板７本体を迎え入れる
機構は、受入れ長方形区域３７をもち、これが取外し可
能車体の後部サポートの梁の戻し機構で構成される二個
の下部収斂ラック３９，４０と上部収斂ラック４１．４
２とによる収斂ボリューム３８の底面をなす。

この区域は側面で底板４３により制限され、その両端に
心立てフォーク４４．４５が付く。

各フォークは一般にＵ形の縦型心立て部品４６をもち、
この部品の各分岐膜の両端は溝底部で行う心立てのため
、対向する収斂ラック４７．４８を有する。

縦方向の固定の補足は、各Ｕ形部品の外面上に固定した
２本の側フィンガー４９．５０によって達成される。こ
のＵ形部品はこうして三叉タイプのフォークを構成する
。

これら側フィンガーの形態は、例えば収斂ラックの形で
のＵ形部品の両端のそれと同じもので。

自動心立てにおける渡し板の最小側面を受入れボリュー
ムの底部に押しやる。

運搬車への車体の組立・据付は、ロックを前方へのつめ
車力式で行うため僅かな空間が確保できるよう、遊撃を
残して行う。

本保護の一般化のため、以下に図３１〜３６を参考とし
ながらトラックシャシと連結する取外し可能車体のシャ
シ後部の種々な種類について述べていくことにする。

取外し可能車体のシャシベース１６の後部は、一般に先
曲がりの形状を呈し、より限定的にはピストルの銃床の
形、即ち、戻り機構２９により下方に縦に延長される板
の形をとる。後に更に詳述するこの技術的形状はいくつ
かの役割を果たす。

・これはその下部で、連結フックのサポートの役目を果
たす。

・トラックシャシに対する必要な間隙をつくり、このシ
ャシの端面の保護に役立つ。

・所謂バランス型トレーラ−の場合に必要な連結フック
の低位置がこれによって得られる。

・連結フックを心立てアセンブリに対して引込めること
ができる。

・連結フックはできる限り後車輪に近接した位置に置か
れ、このことにより積載比に基づくトルクを減少できる
。

戻り装置２９の最下端には連結フック１１のサポート１
０が付くが、図３３．３４が示すように、連結フックで
トラックに伝達されるトレーラ−の積載比に基づくトル
クを減少させるためには、このサポートをできる限り後
軸に近付けることが、必ずしも必要なくとも望ましい。

連結フックを、従ってシャシベース１６の後部の戻り装
置２９の下端を後車輪に近付けるためには、取外し可能
車体に曲面５１をもたせ、更に前方にできれば水平方向
にこれを延長し、次に下方に折り曲げ、この延長が縦の
終端分岐膜５２に繋がるようにする。この終端分岐枝は
戻り装置２９の始点５４の下方への位置に対して、後車
軸５３に向かって外れる。

この形状は、包括面５５をつくり出すことによってトラ
ックシャシ後端を包んでこれを保護し、こうして後車軸
５３から後部へとさらに延ばすことができる。

この形状はまた、トラックシャシ後部又はトラックシャ
シ上の近くに配置する適当な補助構造上に嵌り込む、選
択した横固定＝心立て装置ないし機構３ｏに保護され、
へこんだ場所を提供する。

取外し可能車体のシャシベース１６の後部のへこみ付ま
たはなしの一般的形状を記述した後、以下に、単に参考
として図３５．３６に依拠しながら種々な横固定＝心立
て手段と組み合わせたこれら形態の実施例二つを述べよ
う。

シャシベース１６の後部５６は、例えば傾斜面５７の形
をとることができ、その中央部に戻り機構２９がくる（
図３５）。

傾斜面５７は、その下面とその各末端に、例えばキノコ
状に作った部品５８．５９の心覚て＝保持部品をもつも
のとし、これらキノコ状部品は。

傾斜位置でトラックシャシの縦架材の後端に固定した心
覚て支持台６２を各端部にもつ一般にＶ形をした心覚て
部品６０．６１と協働する。心覚て支持台の傾斜は、傾
斜面５７のそれに等しい。

その他の可能な実施例は図３６に示した通りである。こ
れの一般的発明原理は上と同じである。

取外し可能シャシベース１６の後部は、２本の縦架材の
間に、スライダーフック式の心覚て部品６３をもち、こ
の部分がトラックシャシの後部に取り付けた心覚てフィ
ンガー６４と協働する。このフィンガー６４は、機械的
遊撃の２本の縦型制限ストッパを有する。

また、シャシベース１６の後部には支承側板６５が付き
、これがトラックシャシの縦架材の末端に予定される二
つの区域６６．６７上に支えられる。この実施例におい
ては、据付の便宜上、トラックシャシの縦架材の後端部
にそれぞれ下方に傾斜するラックを付ける。

各自、下方に傾斜ラックをもつ。

ここで、種々な実施例において、長さ方向クランプが、
取外し可能車体のシャシ及びトラックシャシの前端に配
置された特別装置によって行われることに留意する。

この装置は同時に、後部の負荷を除くために積荷に必要
な主要支承を提供する。全体の作業は。

図２１〜２６に示している。

取外し可能な車体は、駆動車を他の業務に解放するため
、無負荷または負荷状態で取外す。

車体の保持は前部では折畳み式支柱で行い、後部では、
フット１４を介して地面を突くトレーラ−軸に懸る連結
フックを通じての支点設置で達成する。車体はこうして
少なくとも３点で支えられながら安定均衡を保つ。

上述したように、もちろん車体後部の連結フックサポー
ト部位または他の部位に補助支柱２１゜２２を備えれば
、トレーラ−軸による保持なしで済ますことができる。

また、車体後部を種々な従来型支持手段で保持すること
も可能である。

ごれから、運送会社の典型的営業プログラムの運びと同
時に、図２１〜２６に沿って本発明によるトレーラ−ユ
ニットの種々な作動局面を見ていくことにする。

駆動車は先ず最初に、牽引車に変更した後セミトレーラ
−４８により、商品輸送業務に当てられるものとする（
図２１）。

目的地に着くと、牽引車からセミトレーラ５１（図２２
）を切り離し、単にそのボルスタをそのシャシ上に予定
されたある場所まで移動させるだけで今度は運搬車兼ト
レーラ−として用いることができる（図２３）。

このように適合した後、トラックは運搬用車体に近付き
、その下に潜り込んでこれと連結する。

待機中の運搬用車体は、積荷場所で荷積を行い、走行の
為トレーラ−に連接されて納入先に運ばれる（図２４）
。

駆動車は配置に着き、後退を行ってその背面を支柱とそ
の後部保持器で支えられる取外した車体に向ける。駆動
車は車体の下に潜り込み、これと連結する（図２５）。

接触すると、連結は迅速に次のようにして行われる。自
動心立て機構は、その受入れ構造に入ってくる渡し板７
を受入れる。同時に、キングボルトが、そこにある間隙
のお陰でボルスタのラッチに食い込む。これをロックす
れば終了する。

後部心覚て＝保持機構と前部の支承＝旋回点とが車体を
運搬兼トレーラ−となったトラックのシャシ上に完全に
固定し、トラックは支柱と後部型えが引っ込んだ後は、
こうして道路連結車輌を構成する走行アセンブリとなる
。

目的地に着くと、運搬車はそれまで連結していたトレー
ラ−・アセンブリ部分を上に述べた順と反対に、先ず取
外し可能車体から切り離し、折畳み式支柱を拡げ、後部
支承を設置し、安定した保持位置に車体を置いた後、こ
れから離れる。

ボルスタの切離し後、単なる前進動作だけで駆動車は完
全に解放される。その支柱とその後部支柱により支えら
れる車体は、荷降し場に放置することもできる。荷降作
業の間に、予定の適合化を経た運搬車は再び新たな輸送
業務に向けて牽引車に変身することができる。

駆動車のフル稼動は、こうして無駄時間を最小限に切り
詰めて達成できる。

荷積の最終局面で、アセンブリは図２４．２７゜２９に
示したような形態をとる。これで新たに適当に適応させ
た別な駆動車によって牽引される準備が整っている。

本発明は上に詳述した通りである。然し乍ら、もちろん
種々な簡単な変更、追加、直接的変形。

同等な手段による代替が本保護の枠内に含まれることは
いうまでもない。無論、本発明の範囲はこれこれの装置
又は特殊部品に限定されるものではない。本発明は特に
、ボルスタ・タイプの装置に限定されるものではなく、
これと同等なすべての装置に拡張できるものである。

［発明の効果］以」二述べたように本発明によれば、運送業者の採算性
の追究に応じての迅速な取外しの他にも、次のような数
多くの利点をもたらす。

・容易で瞬間的な切離しとセミトレーラ−牽弓車への、
またその逆の迅速な変更加工、同じく運送用トラックに
おける荷台トレーラ−に迅速な変身が可能となる。

・運搬車を切り離した状態で荷積荷降が可能６・熟練し
ていない人、例えば運転車−人で、外部の荷役機器を用
いずに荷積荷降が可能。

・この交換作業を運送途上に行える。

もう一つの利点は、取外し可能車体のシャシ後部の特別
な形状のお陰で、後車軸の連結フックを後車軸に近づけ
ることができ、このことによって、連結フックを介して
トレーラ−の積載比から生ずるトルクを減することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、積載状態の車体と連結されたトレーラ−とか
らなるトレーラ−ユニット（連結車輌の全体透視図）で
ある。第２図は、同じくトレーラ−ユニットの全体透視図であ
るが、ここでは手直しされた駆動車が設置された車体お
よび連結済みトレーラ−から切離されている。第３図は、取付は直前の状態で運搬車の上方に浮き上が
っている取外し可能車体がみえる、本発明によるトレー
ラ−ユニットの側面図。第４図は、取外し可能車体が運搬トレーラ−に固定され
た状態にある、本発明によるトレーラ−ユニットの側面
図。第５図は、本来のセミトレーラ−１つまりボルスタが後
部に来ている形態にある牽引車の側面図。第６図は、運搬車となるべく取外し可能車体受入れ状態
に手直し後の同じ駆動車の側面図である。第７図は、第１案に従い、その心立て渡し板を備えたシ
ャシ端部を示す略式透視図。第８図は、連結された自動心覚て機構の第７図に対応す
る平面図。第９，１０図は、第１案による後部自動心立て機構と引
張り捧フックサポートとを、それぞれ後面トレーラ−側
及び前面、運搬車側から見た透視図。第１１図は、第２案によるその心立て渡し板を備えたシ
ャシ先端部を示す略式透視図。第１２図は、連結された自動心覚て機構の第１１図に対
応する平面図。第１３．１４図は、第２・案による後部自動心立て機構
及び引張り捧フックサポートをそれぞれ後および前から
見た透視図。第１５図は、自己保持引込み式支柱が支え位置にあると
ころを示す透視図６第１６図は、車体に全面的自己保持特性を与えるため、
トレーラ−軸部位での後部自己保持支承を示す透視図。第１，７図は、車体に全面的自己保持特性を与える後部
のための補助支柱と引張り捧フックサポートとを示す透
視図６第１８〜２０図は、車体が運搬車に固定された状態をホ
イールベースの異なる種々な運搬車タイプについて示し
た側面図で、シングル運転台、ダブル運転台、長大型、
超長大型が示されている。第２１〜２６図は、本発明によるトレーラ−ユニットを
用いた連結車輌の側面図を以下の諸形態につき示したも
の。一セミトレーラーと牽引車を連接的に組み合わせた車輌
（図２１）一一方では牽引車、他方では自己支持式セミトレーラ−
を示す切り離した連接車輌（図２２）−運搬車として手
直しを受ける前と後の牽引車（図２３）一取外し可能車体とそのトレーラ−からなる乗用車を積
んだ連接車輌、貯蔵ヤードで待機中（図２４）一運搬車のトレーラ−が、自己支持位置にある取外し可
能車体下にあるところ。車体はそのトレーラに連結され
ている（図２５） −車体の運搬車のトレーラ−に据付られ、これに連結さ
れ、出発を待つ完結したトレーラ−ユニットをなしてい
る（図２６）第２７〜３０図は、異なるタイプの運搬車体への適用に
おける、取外された車体、次に設置された車体を示して
いる。一第２７．２８図は、半支持トレーラータイプの連結車
輌。一第２９．３０図は、前部ラウンドをもつトレーラ−の
連結車輌。第３１図は、第１案による取外し可能車体のシャシベー
スと、トラックシャシへの心立てロック手段の一般的技
術的形状の略式透視図である。第３２図は、第２案に基づく第３１図に対応する略式透
視図。第３３．３４図は、上記の１案の場合の後車軸に対する
連結フックの位置を示した、取外し可能車体の後部シャ
シの特別な形状を示す側面図。第３５．３６図は、二つの同等な案による車体シャシベ
ースとトラックシャシから派生する等価の技術的形状二
種の透視原理図である。５・・・ボルスタ、７・・・後部渡し板、８・・・駆動
車シャシ、９・・・車体、１０・・・サポート、１１・
・・フック、１４・・・フット、１６・・・シャシベー
ス、２９・・・戻り機構、３０・・・固定＝心立て装置
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動車と、駆動車により運搬され、外部荷役機器
を用いずに取外し可能な運搬車体に分割可能なトレーラ
ーユニットであって、トラックに連結できる連結器を備
える運搬車８と、取外し可能な車体から構成され、且つ
該車体がシャシベース１６と、水平状態に降し置かれた
状態で安定的に支えられる上部構造をもち、この状態で
運搬車は、簡単な連結操作により相互に連結される形で
該車体下に潜り込むことができ、該運搬車は長さ方向で
固定する連結器とシャシ前部に位置する支承とからなる
こと、及び取外し可能な車体が一方では該シャシベース
１６上の前部に、運搬車側連結装置と連結するための補
助連結器を有し、取外し可能車体９はまた、該シャシベ
ース１６の前部に取外され降し置かれた時に安定的位置
を保てる支承手段をもち、他方該シャシベース１６の後
部に、支承された状態で用いる固定＝後部心立て手段３
０及び降された状態で安定位置を保つために用いる少な
くとも一個の後部支持装置と該シャシベース１６後端へ
の戻り機構２９を持ち、該戻り機構は、その下端にその
本体に固定されたトレーラーとの連結を達成するための
連結フック１１のサポート１０を有することを特徴とす
るトラックで牽引されるトレーラーユニット。
（２）駆動車との長さ方向固定式連結器がセミトレーラ
ー上にあるボルスタ５と呼ばれる連結器である請求項１
記載のトレーラーユニット。
（３）降された安定位置における後部支持装置が、地上
でトレーラー軸下に位置する支承１４と協働する戻り機
構２９の連結フック１１のサポート１０である請求項１
記載のトレーラーユニット。
（４）運搬車のシャシ１の後端に位置する固定＝心立て
装置３０がトラックの車種如何に関らずボルスタ支点か
ら一定の長さ“Ｄ”の位置に取り付けられる渡し板７を
もつことを特徴とする請求項１に記載するトレーラーユ
ニット。
（５）車体後部の固定＝心立て手段３０が埋め込み装置
である請求項１に記載するトレーラーユニット。
（６）心立て機構が自動装置であることを特徴とする請
求項１乃至５記載のトレーラーユニット。
（７）シャシの後部渡し板７が自動心立て装置中に嵌り
込む請求項１記載のトレーラーユニット。
（８）自動心立て装置がシャシ後部の渡し板７を受け入
れるために工夫されたハウジングの形をとるように製作
される請求項１乃至７記載のトレーラーユニット。
（９）渡し板７がその両端部付近に二つの開口部３１、
３２を有すること、更に自動心立て装置が車体後面によ
り支えられるフィンガーであり、より詳しくは、車体後
部の戻り機構２９と一体化する支持台３５により支えら
れた円錐形心立てフィンガー３３、３４であり、該フィ
ンガーを後部渡し板７の該開口部に嵌め込む仕組である
ことを特徴とする請求項１乃至８記載のトレーラーユニ
ット。
（１０）自動心立て装置が、後部渡し板７と協働する収
斂ラック式機構であることを特徴とする請求項１乃至９
記載の。
（１１）渡し板７を受け入れるラック機構が、車体のサ
ポートのビームの後部戻り機構の二つの下部収斂ラック
３９、４０及び上部収斂ラック４１、４２によって形成
される収斂容積３６の底部をなす長方形区域３５をもち
、かつ該受け入れ区域がその両端に各心立てフォーク一
個を備える底板４３により区切られる、請求項１０記載
のトレーラーユニット。
（１２）各フォークに一般的にＵ形を呈する縦形心立て
部品４６が付き、且つその各分岐肢の両端が対向収斂ラ
ック４７、４８を構成すること、更に縦方向の固定が、
各Ｕ形部品の外辺上で三叉フォークをなすように一体化
した二本の横フィンガー４９、５０により達成される横
方向固定により補強されることをもって特徴づけられる
請求項１１記載のトレーラーユニット。
（１３）ボルスタ５を固定＝後部心立て装置と協働させ
て前部でのロック＝支承装置として用いることを特徴と
する請求項１乃至１２記載のトレーラーユニット。
（１４）取外し可能車体のシャシベース１６の後部に位
置する横固定＝心立て装置３０が傾斜面５７として製作
され、その中央部に戻り機構２９が付き、且つ該傾斜面
５７が下面及び各端にキノコ形５８、５９の形状をもつ
横心立て＝固定部品を有し、これら固定部品が一般的に
Ｖ形を呈する心立て部品６０、６１と協働し、Ｖ形心立
て部品の各両端にトラックシャシの長架材の後端に心立
て台６２を設けることを特徴とする請求項１乃至６記載
のトレーラーユニット。
（１５）取外し可能車体のシャシベース１６の後部が、
その二本の長架材間に、トラックシャシの後面に取り付
ける縦型ストッパ二個からなる一本の心立てフィンガー
６４と協働するスライダ＝フック式心立て部品６３を有
する請求項１又は６記載のトレーラーユニット。
（１６）シャシベース１６後部の戻り機構２９が、前方
への水平延長部と共に曲面５１をなし、次いでこれが下
方に折れ曲がり、その延長部が戻り機、構２９の始点５
４の位置に対し後車軸５３方向に外れた縦終端分岐肢５
２により下方へ延び、これにより包終面５５を形成しな
がらトラックシャシ後端を囲い込む形でこれを保護する
ことを特徴とする請求項１乃至１５記載のトレーラーユ
ニット。
（１７）前部支持装置が引込み形または取外し式のテレ
スコピック、折畳み式支柱１８、１９であることを特徴
とする請求項１乃至１６記載のトレーラーユニット。
（１８）後部支承が追加支柱２１、２２からなることを
特徴とする請求項１乃至１７記載のトレーラーユニット
。