JPH02606Y2 - - Google Patents

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JPH02606Y2
JPH02606Y2 JP12123185U JP12123185U JPH02606Y2 JP H02606 Y2 JPH02606 Y2 JP H02606Y2 JP 12123185 U JP12123185 U JP 12123185U JP 12123185 U JP12123185 U JP 12123185U JP H02606 Y2 JPH02606 Y2 JP H02606Y2
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pressure
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hot water
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は先止式給湯器、特に、この種形式の給
湯器の湯温調節装置に関するものであり、出湯量
が少ない場合においても適確に湯温調節できるよ
うにするものである。
(従来技術及びその問題点) 従来の先止式給湯器では、第5図の如く給湯用
の蛇口2を開放すると水圧応動ガス弁20の作用
によつて熱交換器21の下方のバーナが燃焼状態
となり、前記蛇口の開閉に応じて、自動的にバー
ナの燃焼が制御できる。又、バーナの燃焼能力を
一定とした場合には、蛇口2の開度によつて出湯
量が調節できることから、出湯湯温が調節でき、
出湯量が多い場合には低温の湯が、逆に、出湯量
が少ない場合には高温の湯が取り出せる。
ところが、この従来のものでは、熱交換器への
水入口側には、同図に示すような流量式のガバナ
10が挿入されていることから、出湯量の特に少
ない条件下での湯温が、出湯量の多い条件下にお
ける湯温とは不連続となり、少湯量での湯温調節
がやりにくい。
流量式のガバナ10では、ダイヤフラムを貫通
して水が一定以上流れたとき、下流側を一定圧力
に維持しようとするものであるから、例えば蛇口
を絞つたとき、その流量が動作水量以下の条件下
では、ガバナ機能を発揮せず、給水圧の変動に伴
なつて蛇口2の流量が変化するからであり、蛇口
2の開度全域において下流側の流路(水回路)が
定圧条件下に置かれないからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、熱交換器21の上流側
の水回路に二次側圧力を一定条件に規制する減圧
弁を挿入する形式の先止式給湯器において、少湯
量域での蛇口の開度調節による湯温調節をやり易
くするため、蛇口の開度全域において熱交換器以
下の下流側の水回路の圧力が一定となるようにす
ることをその技術的課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、減圧弁を、流れのない状態では
内部回路を遮断し、下流側開放状態では、前記内
部回路の圧力に応じて開度変化する応動弁を具備
する圧力式の減圧弁としたことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
熱交換器21以下の下流側の水回路には、いわ
ゆる、圧力式の減圧弁を介して給水される。この
減圧弁は蛇口を閉じた状態ではその内部回路が応
動弁によつて遮断状態にあり、蛇口開放状態で
は、内部回路の圧力に応じてこの回路内に挿入さ
れる応動弁の開度が変化し、二次側の圧力が一定
に減圧される。
従つて、蛇口が全閉の状態から、全開状態まで
の全域において熱交換器以下の水回路が設定圧力
に維持され、蛇口までの回路抵抗にかかわらず、
蛇口の開度変化に応じて出湯量が比例的に変化す
る。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
蛇口の開度全域において、出湯量はその開度変
化に応じて比例的に変化するから、湯温調節がや
り易い。
すなわち、出湯量が少ない場合にも、給水圧の
変動があつても蛇口の開度調節によつて出湯量が
多い場合と同様に湯温調節できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第4図に基づ
いて説明する。
図示実施例のものでは、圧力式の減圧弁1が熱
交換器21の上流側に挿入され、この熱交換器2
1の下流側に蛇口2が設けられる構成で、熱交換
器21の下方に設ける主バーナ3へのガス回路と
前記水回路とは水圧応動ガス弁20によつて関連
せしめられ、種火バーナ31を点火状態とする
と、蛇口2の開放により自動的に主バーナ3への
ガス回路が開放して主バーナ燃焼状態となり供給
される。
次に、減圧弁1は、減圧原理としては公知のも
のを採用し、応動弁4の下流側にダイヤフラム1
2からなる回路壁を設け、このダイヤフラムの外
側には大気に連通する空室13を設け、この空室
に設けた調節ネジ14とダイヤフラム12の中央
の当て板11とを対向させ、その間に二次圧設定
用のバネ15が介装されている。
このダイヤフラム12の動作に応動する応動弁
4はダイヤフラム12と同軸に設けた弁口の弁座
41に対接し、この応動弁4の弁軸42の下流端
は、フランジ部43となり、このフランジ部43
と弁口の外周間に介装した弱い補助バネ44によ
り、ダイヤフラム12の中央部と前記フランジ部
43とが対接するようになつている。
又、弁座41と対向するように、凹部45が形
成され、この凹部45に応動弁4に連設したピス
トン部46が摺動自在に嵌入し、このピストン部
46から弁軸42までの範囲を中空にし、弁軸4
2の側孔47,47及び中空部を介して前記凹部
45と応動弁4の下流側とを連通させている。従
つて、ピストン部46が凹部45内を摺動すると
きに、このピストン部46によつて凹部45が密
閉されることによる不都合が防止できる。
上記減圧弁の場合、蛇口2が開放されると、ダ
イヤフラム12と応動弁4との間の空室内圧力は
低下して、バネ15の付勢力により応動弁4が開
弁し、応動弁4の上流側から下流側に水が流れ
る。
入口側の圧力がこのダイヤフラム12に作用す
ると、バネ15及び補助バネ44とダイヤフラム
12に作用する圧力との関係から、応動弁4の開
度が所定のものとなり、下流側の圧力が一定に保
たれる。応動弁4の上流側の圧力に変動が生じた
場合には新しいバランス状態となり、同様に下流
側の圧力が一定となる。
蛇口2の開度が変化して、下流側の流量が極小
になつた場合にも、応動弁4の開度はそれに見合
つた開度となり、やはり、下流側の圧力は予め設
定された二次圧に一致するものとなる。従つて、
蛇口2を閉にした場合にも、ダイヤフラム12に
接する空室の圧力は、上記設定二次圧に一致した
ものとなる。
又、この実施例では、空室13側の大気側への
連通路を調節ネジ14のネジ嵌合部の間隙に設定
しているから、この部分の通過抵抗は大きく、ダ
イヤフラム12が損傷して水が漏れ出たとしても
大量に流出することはなく、極微量のものとな
り、器具設置部を汚損させる心配がない。
尚、空室13の外壁側に透孔16を設ける場
合、この透孔配設部の内面の凹所に吸水性ポリマ
ーゴムからなる栓17を遊嵌させておくと、上記
漏水が殆どなくなる。
ダイヤフラム12が破れて、この栓17に水が
侵入すると、この栓が膨潤して透孔16を閉塞す
るからである。
又、透孔16を、通気性を有するが通水性のな
い膜18で内面側から被覆密閉するようにしても
同様の効果が得られる。
次に、この実施例では、第4図に詳述するよう
に、空室13の外壁19の内面形状を、ダイヤフ
ラム12が外側にある程度変形した時の、このダ
イヤフラム12と当て板11とのなする断面外形
に略一致させてあるから、ダイヤフラム12の内
面側に異常な圧力が作用した場合においてもこの
ダイヤフラムが被損しにくいものとなる。
さらに、この実施例では、感温作動弁5を減圧
弁1の下流側に挿入したから、水温の変化によ
て、この感温作動弁の開度が変化する。
従つて、冬期等の水温の低い場合には、この感
温作動弁5によつて下流側への流量が制限される
こととなり、夏期におけると同様の蛇口の絞り
で、ほぼ同程度の温度の湯が得られることとな
る。
以上において、上記実施例のものでは、弁体4
はシール用のパツキンを介して弁座41に対接
し、水回路を遮断するようになつているが、この
遮断状態はラフなものでよく、パツキンのない金
属接触による回路遮断状態であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図、第3
図は空室13の外壁構造の変形例の説明図、第4
図は第1図の場合の外壁19と変形したダイヤフ
ラム12との関係を示す説明図、第5図は従来例
の説明図であり、図中、1……減圧弁、2……蛇
口、21……熱交換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器21の上流側の水回路に二次側圧力を
    一定条件に規制する減圧弁を挿入する形式の先止
    式給湯器において、減圧弁を、流れのない状態で
    は内部回路を遮断し、下流側開放状態では、前記
    内部回路の圧力に応じて開度変化する応動弁を具
    備する圧力式の減圧弁とした先止式給湯器。
JP12123185U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH02606Y2 (ja)

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JP12123185U JPH02606Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6229047U JPS6229047U (ja) 1987-02-21
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