JPH0257923A - 索道用搬器揺れ検出方法 - Google Patents

索道用搬器揺れ検出方法

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JPH0257923A
JPH0257923A JP20997088A JP20997088A JPH0257923A JP H0257923 A JPH0257923 A JP H0257923A JP 20997088 A JP20997088 A JP 20997088A JP 20997088 A JP20997088 A JP 20997088A JP H0257923 A JPH0257923 A JP H0257923A
Authority
JP
Japan
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displacement
cableway
sensor
signal
gondola
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20997088A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Yamagishi
山岸 順義
Masayuki Tsutsumi
堤 正之
Tomio Sato
富雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP20997088A priority Critical patent/JPH0257923A/ja
Publication of JPH0257923A publication Critical patent/JPH0257923A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は索道用搬器揺れ検出方法、特に横方向の揺れを
連続的に検出する方法に関する。
(従来技術) ロープウェイ等索道においては搬器が索条に一点支持で
垂下しているため、鉄道車両のように安定していない。
従って鉄道車両ならば停止中は揺れることはないが、索
道用搬器は停止中であっても風により揺れることがある
。このため運行中に揺れが大きくなると搬器の乗り心地
が悪くなるのみならず搬器が索条からはずれる危険があ
り、更に索条の支持鉄塔付近で揺れた場合は搬器が鉄塔
に接触する危険もある。
このような危険を防止するため従来は揺れの原因となる
風の風速を測定し、風速が規定以上例えば風速20 m
 / s以上となった場合には危険であると判断し警戒
していた。
第4図は従来の風速測定方法にかかる測定装置の構成図
である。
同図において1は風速測定装置であり、該風速測定装置
は2の支持鉄塔上等、観測が必要と考えられる箇所に配
置される。該風速測定装置1は風速計3を有し、該風速
計3の検出した風速情報は送信@4、アンテナ5を介し
無線手段によって、または伝送路6を介し有線手段によ
って中央管理室7へ送られる。中央管理室7ではアンテ
ナ8、受信機9を介してまたは伝送路6を介して送られ
た各風速計の示す風速を表示器10にて監視し、−カ所
でも風速が規定以上の箇所がある場合には危険であると
判断し、索道の運行を停止していた。
しかしながら上述した従来の測定方法では次のような欠
点があった。
即ち、風速計が設置されている箇所は支持鉄塔上等離散
しており、索条に沿って連続していない。
このため、風速計の設置していない点で局所的に風が吹
いてもこれは検出されず、危険が放置されていた。特に
索道が利用されるのは一般に山間部であり、このような
地形では局所的に突風が吹くことが多く、危険極まりな
かった。
一方、これとは逆に風速計のあるところのみに風が吹く
ことも多い、このような場合でも実際の危険性の大小に
かかわらず風速計の示す値が規定以上である以上は危険
であると判断せざるを得す、索道の運行を停止しなけれ
ばならない、このため運行効率が悪化し、不経済であっ
た。
(発明の目的) 本発明は上述したような従来の風速測定方法の問題を解
決するためになされたものであって、風速を測定するの
ではなく、搬器の揺れそのものを索条に沿って連続的に
検出することによって安全性を確保し、更に無用な運行
停止を避けることによって経済効率を高めることのでき
る索道用搬器揺れ検出方法を提供することを目的とする
(発明の概要) この目的を達成するため、本発明は以下のように構成す
る。
即ち、索道用搬器に横方向の揺れを検出するための変位
センサまたは角度センサを設置し、該センサの出力を利
用して横方向の揺れを索条に沿って連続的に検出するも
のである。
(実施例) 以下図示する実施例及び実験データに基づいて本発明の
詳細な説明する。
第1図(a)及び(b)は各々本発明に係る方法を実施
するための装置をロープウェイに適用した一実施例を示
す一部破断々面図及び計測回路のブロック図であり、本
実施例においては加速度センサを変位センサとして利用
する。
同図(a)において1はロープウェイのケーブルであっ
て滑車2.2に挟持されアーム3を介してゴンドラ4を
垂下する。ゴンドラ4中には揺動型安定台5上に加速度
センサ6を載置した筐体7を固定し、ゴンドラ4が動揺
しても前記加速度センサ6は水平を保つようにする。な
お、前記安定台5の下方に垂下するフィン8及び前記筐
体7中のオイル9は安定台の過剰な揺動を押さえるダン
パである。
ところで上記加速度センサ6及びこれによる変位測定回
路は同図(b)に示すように、ゴンドラ進行方向と水平
面内で直交する方向(Y軸方向)の加速度による振子1
0の変位を変位検出器11で検出し、これを中立位置に
補償するようサーボ信号をサーボ増幅器12を介してコ
イル13に与えるものである。当該信号が印加された加
速度に比例することからこれをまず増幅器14にて増幅
し、バイパスフィルタ15.2個の積分器16.17、
ローパスフィルタ18を介して帯域制限された変位信号
とし、これを増幅器19を介して取り出し、該信号にて
危険度を判断し、危険であれば警報を出し、運行停止す
る等の操作を行う。
上述の如き測定系を設置した搬器を走行させれば、搬器
の揺れに比例した信号が索条に沿って連続的に得られ、
危険な場合は必要な操作を行うことができる。
第2図はその一実測結果を示すものであって、(a)が
揺れのほとんどない場合のデータ、(b)が約7°の揺
れの場合のデータ、(c)が約9゜の揺れの場合のデー
タである。
同図からも明らかなように揺れの角度即ち変位に応じた
信号が検出される。従って前記揺れが規定以上であれば
危険であるとの判断が容易にできる。揺れの検出は定点
にて行うのではなく、索条に沿って連続的に行うのでロ
ープウェイの運行する全区間に渡って揺れが検出可能で
あり、安全性を確保することができる。。
以上本発明にかかる揺れ検出方法を説明したが、本発明
に使用する加速度センサは実施例に示したものに限定す
る必要はなく、測定対象の特性に合わせて適宜選択すれ
ばよい、また、加速度センサを載せる安定台は一般に大
型大重量になりやすいのでこれに代わってストラップダ
ウンタイプの加速度センサを用い、データ処理はマイク
ロプロセッサに任せるようにしてもよい。
更に、変位センサの代わりに角度センサを用いることも
考えられる。
第3図は加速度センサを角度センサとして利用した場合
の実施例にかかる計測回路のブロック図であり、第1図
(b)の2個の積分器16.17に代わって演算器20
を設けたものである。同図における動作は次の通りであ
る。
即ち、前述の加速度センサにおいて加速度の入力角度と
出力電圧の関係は正弦関数となる。このためセンサの電
圧感度をE、出力電圧をE″とすると傾斜角θは次式で
与えられる。
θ=E’/E 従って前記実施例における2階積分に代わって上記演算
を行うことによって、搬器の傾斜角度が求まる。この角
度が規定以上の場合には危険であるとの判断が容易にで
き、前記実施例と同様、安全性を確保することができる
本発明はローブウェイに限らず、スキー場等のリフトに
適用できることはいうまでもないが、更にまた鉄道車両
に応用することも可能である。
即ち、鉄道車両に横方向の揺れを検出するセンナを設置
することによって、揺れそのものから逆に揺れの原因と
なる線路の歪み等を検出することができる。
(発明の効果) 本発明に係る検出方法は以上説明したように構成し、動
作するものであるから、比較的簡単な測定系によって揺
れの原因となる風の風速あるいは線路の歪み等を測定す
ることに代わって搬器の揺れそのものを測定することを
可能とするので、真に危険な場合は運行停止して安全性
を確保し、また危険性の少ない場合には運行停止を避け
ることによって経済効率を高める上で著しい効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は各々本発明にかがる方法をロ
ーブウェイに適用した際のセンサ配置及び測定系ブロッ
クの一実施例を示す図、第2図(a)、(b)及び(c
)は各々第1図の測定系によって測定したデータの一例
を示す実験結果の図、第3図は加速度センサを角度セン
サとして利用した場合の実施例にかかる計測系ブロック
図の一実施例を示す図、第4図は従来の風速測定方法に
かかる測定系の構成図である。 1・・・・・・・・・ケーブル、   2・・・・・・
・・・滑車、3・・・・・・・・・アーム、   4・
・・・・・・・・ゴンドラ、5・・・・・・−・・揺動
型安定台、   6・・・・・・・・・加速度センサ、
    7・・・・・・・・・筐体、    8・・・
・・・・・・フィン、   9−・・・・・・・・オイ
ル、   10・・・・・・・・・振子、   11・
・・・・・・・・変位検出器、   12・・・・・・
・・・サーボ増幅器、   13・・・・・・・・・コ
イル、14.19・・・・・・・・・増幅器、   1
5・・・・・・・・・バイパスフィルタ、   16.
17・・・・・・・・・積分器、18・・・・・・・・
・ローパスフィルタ、20・・・・・・・・・ 演算器 特許出願人 東洋通信機株式会社 10SEc O託C 図面の浄書 (八) (b) 第 凶 第 第 牛 図 図 手続補正書(方式)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)索道用搬器に横方向の変位を検出する変位センサ
    を設置し、前記搬器が索条を移動する際に示す前記セン
    サの出力より搬器の横方向の揺れを索条に沿って連続的
    に検出する索道用搬器揺れ検出方法。
  2. (2)索道用搬器に横方向の角度を検出する角度センサ
    を設置し、前記搬器が索条を移動する際に示す前記セン
    サの出力より搬器の横方向の揺れを索条に沿って連続的
    に検出する索道用搬器揺れ検出方法。
JP20997088A 1988-08-24 1988-08-24 索道用搬器揺れ検出方法 Pending JPH0257923A (ja)

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