JPH0255949A - 超音波顕微鏡 - Google Patents

超音波顕微鏡

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JPH0255949A
JPH0255949A JP63206092A JP20609288A JPH0255949A JP H0255949 A JPH0255949 A JP H0255949A JP 63206092 A JP63206092 A JP 63206092A JP 20609288 A JP20609288 A JP 20609288A JP H0255949 A JPH0255949 A JP H0255949A
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image
memory
ultrasonic
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JP63206092A
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Junichi Ishibashi
石橋 純一
Masahiro Aoki
雅弘 青木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8993Three dimensional imaging systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
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    • G01S7/52025Details of receivers for pulse systems
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波顕微鏡に係り、特にBモード画像、C
モード画像、3次元画像等任意の画像を得ることのでき
る超音波顕微鏡に関する。
[従来の技術] 超音波ビームを微小スポットに集束し、これにより試料
を相対的に走査して得られる反射信号を処理して試料の
内部状態を観測する超音波顕微鏡が知られている。
第12図は、従来の超音波顕微鏡の構成例である。高周
波送信部101から発生される超高周波バースト波は、
サーキュレータ102を介して圧電トランスジューサ1
03に印加される。圧電トランスジューサ103では高
周波電気信号が超音波に変換され、これが音響レンズ1
04により集束性球面波に変換されて微小スポットとし
て集束し、その焦点面近傍に置かれた試料105に入射
される。音響レンズ104と試料105の間は、超音波
の減衰を防止するためのカプラー液体106で満たされ
る。試料105に入射された超音波パルスは1反射、透
過、散乱、吸収等の影響を受ける。試料105から反射
された超音波は。
再びカプラー液体106を伝搬し、音響レンズ104を
通り、圧電トランスジューサ103によって電気信号に
変換される。この受信信号はサキュレータ102を通っ
て高周波増幅器109により増幅される。増幅された信
号は、制御部108によりオン、オフ制御されるゲート
110により不要信号が除去され1.試料105からの
必要な反射信号のみが抽出されて検波部111に導かれ
る。検波部111では超高周波バースト信号が包結線検
波され1反射信号強度が求められる。こうして求められ
た反射信号はビデオ処理部112で信号処理が行われた
後1画像メモリ113に書き込まれる。以上の説明は、
試料105の一点情報のみについてである。2次元画像
情報を得るために、走査部107がある。この走査部1
07により、試料105を超音波パルスに対して相対的
に2次元走査して、各点の情報を同様にして画像メモリ
113に記録する。画像メモリ113の情報を読み出す
ことにより、モニタ114上に試料105の内部状態画
像を表示することができる。
この従来例により得られる画像は、いわゆるCモード(
またはCスコープ)画像である。即ち。
超音波パルスの投射方向を2軸とし、これに直交する二
軸をx、y軸として、走査部107によるx−y走査に
より得られる画像は、試料105のx−y面に平行な面
の2次元画像である。このモードでは、試料内部の深さ
の異なる位置の情報を得ることはできない。深さの異な
る位置の情報を得るためには、2方向の走査も加えて、
試料105と超音波パルスの集束位置の関係を変えた別
のCモード画像を得ることが必要になり、走査が複雑に
なる。
投射する超音波パルスに平行な面の断層″画像。
即ちBモード(またはBスコープ)画像を得るものとし
ては、従来より、超音波断層撮像装置が知られている。
しかしこの装置では、Cモード画像を得ることができず
、また3次元画像を得ることもできない。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように従来の超音波顕微鏡や断層撮像装置は、い
ずれも2次元画像情報を得るものであり。
3次元的構造の音響的性質を反映した画像情報を得るも
のは現在までのところ実現されていない。
例えば試料内部にある欠陥の3次元的分布や異質媒質の
形状等を観測するためには、一つの断層面ではなく、i
ic料の3次元的投影画像が容易に得られることが望ま
れる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、−回のx−y
走査と電気的信号処理の組合わせにより。
Bモード画像、Cモード画像はもとより、試料内部の任
意の傾斜面画像や3次元画像を得ることのできる超音波
顕微鏡を提供することをq的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による超音波顕微鏡は*  x −Yの2次元走
査による試料からの反射信号から、各(x、y、。
位置での2方向の複数点の情報を得るべく、超音波パル
ス送受手段の出力信号を時間的にサンプリングして抽出
する手段が設けられる。この手段により得られる各音響
情報信号は、それぞれA/D変換器によりディジタル信
号に変換され、X方向の所定の走査範囲についてA/D
変換器の出力がBモード画像情報として第1のメモリに
記録される。また第1のメモリに順次記録されるy方向
位置の異なる喪数のBモード画像情報が3次元画像情報
として記録される第2のメモリが設けられる。
そして第2のメモリの情報を読み出して画像処理する手
段、およびこれにより処理された所定の画像を表示する
表示装置を有する。
[作用] 本発明によれば、超音波パルスと試料間の相対的な走査
はx−yの2次元走査であるが、出力信号を時間的にサ
ンプリングする信号処理を組合わせることによって、試
料の深さ方向即ち2方向の複数点の音響情報が得られる
。即ち、−回の2次元的走査によって試料の3次元画像
情報を得ることができる。そしてこの3次元画像情報を
記録した第2のメモリの情報を加工することにより、B
モード画像、Cモード画像は勿論、試料内部の所定傾斜
面の画像や投影画像、3次元画像等を容易に表示するこ
とができる。
[実施例] 以下9本発明の詳細な説明する。
第1図は、一実施例の超音波顕微鏡の構成を示す。超音
波パルス送受手段は、所定の時間間隔で高電圧パルスを
発生する送信パルス部1.この送信パルス部1からの高
電圧パルスが印加されて超音波パルスを生成する圧電ト
ランスジューサ2゜およびこのトランスジューサ2から
の超音波パルスを微小スポットに集束するための音響レ
ンズ3により構成される。音響レンズ3からの超音波パ
ルスの焦点位置またはその近傍に観察すべき試料4が配
置される。試料4と音響レンズ3の間は。
水等のカプラー液体5で満たされる。x−y走査部8は
、試料4を、超音波パルスの投射方向(2方向)と直交
する二軸XrYがつくる平面(x−y平面)内で2次元
的に走査駆動するものである。同期回路7は、クロック
発生部6の出力クロックを、x−y走査部8からのX方
向走査用の同期信号(X信号)により取出して送信パル
ス部にトリガ信号を送る。これにより送信パルス部1は
、X方向走査に同期して高電圧パルスを発生するように
なっている。
試料4からの反射波は、再び音響レンズ3を通り、トラ
ンスジューサ2により電気信号に変換されてプリアンプ
9に入力される。プリアンプ9の出力信号は、これをサ
ンプリングして試料4の2方向の複数点の音響情報信号
を抽出する回路に導かれる。この実施例では、プリアン
プ9の出力に並列にn個ノアンブ10 (10−1,1
0−2,・・・1O−n)が接続され、これらのアンプ
1oの出力がそれぞれ、ゲート11 (11−1,11
−2,・・・1l−n)を通って再度アンプ12(12
−1゜12−2.・・・、l2−n)により増幅され、
ピーク検波部13 (13−1,13−2,・・・、l
3−n)に導がれるようになっている。n個併置された
ゲート11は、パルス制御部14により順次オン駆動さ
れる。パルス制御部14は、同期回路7によりx−y走
査に同期して、少しずつタイミングのずれたパルス幅一
定の制御パルスを発生するものであって、この制御パル
スによって、試料4がらの反射波から、試料4の2方向
の複数点の音響情報信号がサンプリングされることにな
る。なお深さ位置設定部15は、パルス制御部14がら
の制御パルスの発生開始のタイミング即ち、ゲート11
をオン駆動し始めるタイミングを外部的に設定するため
のものである。この深さ位置設定部15により、試料4
内のある深さ範囲の音響情報のみをデータとして取込む
ことを可能としている。ピーク検波部13は、こうして
サンプリングされた各深さ位置の反射信号を包絡線検波
すると共に、得られた音響情報信号のピーク値を検出し
これをホールドする機能を含む。ピーク検波部13には
同期回路7からのトリガ信号がピーク検波のリセット信
号として供給されている。即ち、X方向走査の各座標位
置毎に、受信された反射信号がサンプリングされホール
ドされるようになっている。
各ピーク検波部13の出力信号は、パルス制御部14に
より制御されるアナログ・スイッチ16により順次取出
されて1時系列信号として出力アンプ17に導かれる。
この出力アンプ17の出力は、やはりパルス制御部14
により制御されるA/D変換器18により順次ディジタ
ル信号に変換されて、第1のメモリ(Bモード・メモリ
)19に順次書き込まれる。このBモード・メモリ19
は、x−y走査部8およびパルス制御部14により制御
されてr  x−Y走査のy走査1ステップ毎に、X方
向iポイント、2方向nポイントのBモード画像を記録
する。そしてBモード・メモリ19のデータは、X走査
1ステツプ毎に第2のメモリ(3次元メモリ)20に転
送されて記録される、x走査がjポイントであるとする
と、3次元メモリ20には、試料4の1xiXjの3次
元画像データが記録されることになる。
画像処理部21およびコンピュータ22は、3次元メモ
リ20のデータを適宜取込んで処理し。
所望の画像構成を行なう。こうして構成された画像は、
CRTモニタ23上に可視化され表示されるようになっ
ている。
第2図は、このように構成された超音波顕微鏡の動作を
説明するためのタイミング図である。このタイミング図
を参照しながら、動作を次に説明する。走査開始時、第
1および第2のメモリ19゜20はクリアされ、x−X
走査が始まる。x−y走査部8からはこのとき、第2図
(a)(b)に示すような時間関係でX信号、y信号が
出力される。1からiまでのX信号により、試料4は超
音波源に対してX方向に走査が行われ、このX走査終了
後、y信号により試料4はy方向に1ステツプ移動して
再び同様のX走査が繰返し行われる。
第2図(c)以下は、X信号の時間軸を拡大して。
1回のX走査での信号処理の動作波形を示している。ま
ず、X信号とクロック発生部6からのクロック信号(第
2図(d))がX同期回路7に入り。
これによりX信号に同期した送信トリガ信号(第2図(
e))が送信パルス部1に入力される。これにより送信
パルス部1は高電圧パルスを発生し。
これが圧電トランスジューサ2を励振して超音波パルス
を発生させる。
試料4からの反射波は、トランスジューサ2で電気信号
に変換されて取出される(第2図(f))。第2図(f
)中、送信トリガに同期して得られる負パルスは送信も
れであり1反射波によるものではない。試料4からの反
射による受信信号は1図示のように送信パルスから所定
時間経過後に得られる。そこでパルス@御部14は。
送信トリガ信号より深さ位置設定部15により設定され
た時間t1遅れた時点から、第2図の(g l)、  
(g 2)、・・・、(gn)に示すように順次ゲート
制御信号を出す。これらのゲート制御信号により、n個
併置されたゲート11は順次オンとなり、受信信号がサ
ンプリングされることになる。
サンプリングされた受信信号はそれぞれ、第2図(h 
1)、  (h 2)、・・・に示すようにピーク検波
部13によりピーク強度が抽出されてホールドされる。
ピーク検波部13は、同期回路7から得られる送信トリ
ガによりリセットされる。ピーク検波部13の出力信号
は、アナログスイッチ16により、第2図(i)のよう
な時系列信号として取出されてA/D変換器18に入力
され、これが第2図(j)に示すタイミングでA/D変
換されてBモード・メモリ19に書き込まれる。こうし
て1回の超音波パルス投射により、2方向のnポイント
、即ち試料4のn個の異なる深さ位置の音響情報が得ら
れる。そしてx−1〜iの走査によるBモード画像がB
モード・メモリ19に順次書き込まれる。Bモード・メ
モリ19に記録されたBモード画像情報は、3次元メモ
リ20に転送されると消去される。同様の走査が、y−
1〜jのポイントについて行われ、各y座標でのBモー
ド画像が順次3次元メモリ20に転送されて、3次元画
像データとして記録される。
次にこうして記録された3次元データを加工して種々の
画像を得る例を、第3図を参照して説明する。第3図(
a)は、3次元メモリ20に取込まれたデータの仮想空
間配置を示す。このように[x、y、z]空間座標に対
応したアドレス[1゜J、N]の3次元データを配置す
ると1画像処理部21へのデータ転送の制御が容易にな
る。なお3次元メモリ20がこのようにxyz座標に対
応していな場合には、アドレステーブルをハードウェア
により作り、またはコンピュータ22と画像処理部21
の間のソフトウェア変換を行なえばよい。
まず、Bモード画像を得るには、x−X走査で得られる
第3図(b)のA面のデータを画像処理部21により取
込んでこれをCRTモニタ23に表示すればよい。この
場合には、アドレス[1゜J、Nl として。
1−1〜1 J−1〜jのいずれか N−1〜n を指定してデータを読み出す。なお、CRTモニタ23
上で濃淡のある平面画像を得るために1画像処理部21
がバッファ・メモリとして2次元画像メモリをもつこと
が好ましく、この2次元画像メモリにデータが転送され
ればCRTモニタ23に表示されるようにするとよい。
このBモード画像は、x−y走査が全て終了した後でな
くても。
可視化できる。即ち、あるy点のX走査終了後にコンピ
ュータ22と画像種処理部21で制御することにより、
直前に取込んだBモート画像を表示することは容易であ
る。Bモード画像としては通常第3図(b)に示すA面
のみ考えるか、B而についてのBモード画像も同様に表
示することが可能である。このときアドレス[1,J、
Nlは。
1−1〜iのいずれか J−1〜j N−1〜 n を指定すればよい。
Cモード画像は第3図(c)に示すように、ある深さ(
時間)のデータのみを用いればよいので。
アドレス[1,J、Nlは。
!−1〜1 J−1〜j N−1〜nのいずれか を指定してデータ取込みを行なえばよい。
第3図(d)のような、所定の傾斜面画像についても、
その傾斜面に対応するある数式に基づいてアドレス[1
,J、Nlを指定してデータを取込むことにより、容易
に表示することができる。
第3図(el ) 、  (e2 )に示すBモード画
像の投影画像は、それぞれA面、8面のBモード画像デ
ータを複数枚分加算処理することにより得られる。第3
図(f)のCモード画像の投影画像についても、同様で
ある。
第3図(g)に示すような、x、y、zいずれの軸にも
平行でない方向の投影画像を得るには。
座標変換を必要とする。例えば、投影面がzx平而面平
行とすると、3次元メモリ座標のX軸をα。
Z軸をβそれぞれ回転させて投影面座標に変換する処理
を加え、それ以外は先の例と同様に複数枚分の画像デー
タ値を加算することで1図のような任意角度の投影方向
の3次元的投影画像を表示することができる。
以上のようにしてこの実施例の超音波顕微鏡では、2次
元走査と受信信号のサンプリングによって3次元画像情
報を得、これを記録しておき1画像処理によってBモー
ド画像、Cモード画像はもとより、任意の傾斜面での切
断面画像や3次元的投影画像を表示することができる。
即ち従来にない超音波顕微鏡像を得ることができ1例え
ば試料内部の3次元的欠陥の分布の観測や試料内部の異
質媒質の形状の同定等に、有効に利用することができる
。従来の構成でも例えば、x−y走査を2方向位置を異
ならせて複数回繰返せば、原理的には3次元的画像情報
を集めることが可能である。
しかしこの実施例によれば、ただ−回のx−y走査のみ
であるから、走査が複雑になることもなく。
高速に3次元画像情報を得ることができる。
本発明の別の実施例を以下に説明する。
第4図は、第1図の実施例におけるパルス制御部14を
変形した実施例である。ここでは、パルス制御部を14
..142の二段に分けて、深さ位置設定部15により
受信信号の取込み開始までの時間(第2図の1.)を設
定して、この時間経過後にパルス制御部2、から22ヘ
クロツタの供給を開始するようにしている。同時に、二
段目のパルス制御部22には、n個のゲート11に対応
してn個のゲート位置・幅設定部41(41−1゜41
−2.・・・、4l−n)が設けられ、これにより各ゲ
ート制御信号の位置と幅を任意に設定できるようにして
いる。
具体的なゲート制御信号の位置および幅の組合わせ、言
替えればサンプリングの時間幅と間隔の組合わせのいく
つかの例を第5図(a)〜(d)に示す。第5図(a)
では、一つのゲート制御信号の立下りで次のゲート制御
信号が立上がるという関係を保ちながら、ゲート制御信
号幅は必要に応じて異ならせている。第5図(b)では
、第1のゲート制御信号の立下りと第2のゲート制御信
号の立上りの間に微小な時間差があり、第2のゲート制
御信号と第3のゲート制御信号との間は一部重なる。と
いうような配列の場合である。第5図(C)では、パル
ス幅は全て同じで、各信号間に一定の時間差Δtを設け
た例を示し、第5図(d)では、パルス幅はやはり全て
同じで各ゲート制御信号がΔtずつ重なる場合を示して
いる。
第5図(a)、(b)のようなゲート位置・幅の制御は
1例えば試料内部に点在する欠陥や異質媒質の位置が等
配置でなく、それらのデータを効果的に寄せ集めて取込
む必要がある場合に特に有用である。また、試料内部の
各部で音速が異なり。
超音波伝搬時間が異なる結果2画像構成した時に実距離
と画像上での距離の不一致が生じるような場合、実配置
に対応した歪みのない画像を得るためにも、有用である
なお、ゲート制御信号の位置・幅を変化させた場合、こ
れに対応してアナログ・スイッチやA/D変換器への制
御信号も同様にタイミングや幅を変えることが必要にな
る。
第6図は、第1図の実施例において、ゲート11とアン
プ12の間に可変減衰器51(51−1゜51−2.・
・・、5l−n)を設けた実施例である。これにより、
各経路での利得を調整することができる。例えば、試料
内部の深い位置からの反射波は一般に大きい減衰を示す
。この実施例によれば。
各経路の利得に差を付けることによって、深い部分から
の像に浅い部分からρそれと同様高いコントラストを与
える。といったことが可能になる。
なお、可変減衰器51の位置は第6図に限られず、アン
プ10からアナログ・スイッチ16までの間のどこに配
置してもよい。またアンプ自身が利得可変のものである
場合には、特にこの様な可変減衰器を挿入することなく
、同様の利得調整が可能である。
第7図は、第1図の実施例において、アンプ10とゲー
ト11の間にバンドパス・フィルタ71 (71−1,
71−2,・・・、7l−n)を設けた実施例である。
フィルタ71の周波数特性は例えば。
第8図に示すようにn個のゲート部について順次中心周
波数が高くなるように設定される。試料内部からの反射
信号を捕える場合、一般に深い位置のもの程高周波成分
の振幅の減衰が大きい。即ち深さ位置により、得られる
受信信号の周波数スペクトルが異なったものとなり、一
般に深いところでの方位分解能は低下する。上記のよう
にバンドパス・フィルタ71を設ければ、この様な深さ
による周波数スペクトルの変化を補償することができ、
結果として深いところでの方位分解能を浅いところと同
等に保つことができる。
また、バンドパス・フィルタに代わって、第9図或いは
第10図に示すような周波数特性をもつバイパス・フィ
ルタを組込むことによっても、同様の効果が得られる。
特に第10図のようにフィルタの減衰域を超音波トラン
スジューサの動作周波数近傍にとると1反射波周波数ス
ペクトルの補正に有効である。
なお以上に述べたフィルタの挿入箇所は、アンプ10と
ピーク検波部13の間であれば、どこでもよい。
第11図は、第1図の実施例のアナログ・スイッチを省
略し、A/D変換器18をn個用意して。
各ピーク検波部13の出力をこれらのA/D変換器18
で同時に並列にディジタル信号に変換するようにしたも
のである。この実施例によれば、各深さ位置の音響情報
信号を検出して記録する動作を極めて短時間に行うこと
ができ、高速性に優れた超音波顕微鏡を得ることが°で
きる。
その池水発明は9種々変形して実施することができる。
例えば第1図の実施例では、x−y走査は試料4を機械
的に駆動するように示しているが。
このx−y走査は相対的なものであるから、超音波源側
を駆動するように構成することもできる。
また、それ程分解能が要求されない場合には、圧電トラ
ンスジューサを複数個2次元的に配列したアレイを用い
、電気的にx−y走査を行なうことも可能であり、その
場合にも本発明は有効である。
更に実施例では、1隻数個併置したゲートを用いて超音
波送受手段の出力信号から深さの異なる位置の情報を得
ているが、他の回路構成を利用して受信信号を時間的に
サンプリン、グし、ピーク値をホールドして抽出するこ
とが可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、−回の2次元走査の
みで試料の3次元的画像を得ることのできる超音波顕微
鏡が実現でき、従来の超音波顕微鏡では困難であった試
料の各種構造解析を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例の超音波顕微鏡の構成を示
す図、第2図はその動作を説明するためのタイミング図
、第3図は同じくその各種画像表示モードを説明するた
めの図、第4図は、他の実施例のパルス制御部の構成を
示す図、第5図はその実施例によるゲート制御信号の例
を示す図、第6図は、可変減衰器を挿入した実施例を示
す図。 第7図は、バンドパス・フィルタを挿入した実施例を示
す図、第8図はそのバンドパス・フィルタの周波数特性
分布を示す図、第9図および第10図は、バンドパス・
フィルタに代わって用いられるバイパス・フィルタの周
波数特性分布を示す図。 第11図は、複数のA/D変換器を用いた実施例を示す
図、第12図は、従来の超音波顕微鏡の構成を示す図で
ある。 1・・・送信パルス部、2・・・圧電トランスジューサ
。 3・・・音響レンズ、4・・・試料、5・・・カプラー
液体。 6・・・クロック発生部、7・・・同期回路、8・・・
x−y走査部、9・・・プリアンプ、10.12・・・
アンプ。 11・・・ゲート、13・・・ピーク検波部、14・・
・パルス制御部、15・・・深さ位置設定部、16・・
・アナログ・スイッチ、17・・・出力アンプ、18・
・・A/D変換器、19・・・Bモード・メモリ(第1
のメモリ)、20・・・3次元メモリ(第2のメモリ)
21・・・画像処理部、22・・・コンピュータ。 23・・・CRTモニタ。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 ド (a) 第 経内 (C) 第 敗因 (b) 第110 第12 図 第7 図 第9 第8 第 10口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 微小スポットに集束する超音波パルスを試料に投射し、
    試料からの反射波を受信する超音波パルス送受手段と、 前記試料への超音波パルス投射方向をz軸とし、これと
    直交する二軸をx、y軸として、前記超音波パルスを試
    料に対して相対的にx−y平面内で走査する手段と、 前記超音波パルス送受手段の出力信号を所定の時間幅と
    間隔でサンプリングして、前記試料のz方向位置の異な
    る複数点の音響情報信号を抽出する手段と、 前記抽出手段により得られる各音響情報信号をそれぞれ
    ディジタル信号に変換するA/D変換器と、 x方向の所定の走査範囲についての前記A/D変換器の
    出力をBモード画像情報として記録する第1のメモリと
    、 前記第1のメモリから順次読み出される、y方向位置の
    異なる複数のBモード画像情報を3次元画像情報として
    記録する第2のメモリと、 前記第2のメモリの情報を読み出して所定の画像情報と
    して処理する画像処理手段と、 前記画像情報処理手段により処理された所定の画像を可
    視化する表示装置と、 を備えたことを特徴とする超音波顕微鏡。
JP63206092A 1988-08-19 1988-08-19 超音波顕微鏡 Pending JPH0255949A (ja)

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