JPH0255606A - 内部性状の優れた極厚鋼板の製造方法 - Google Patents

内部性状の優れた極厚鋼板の製造方法

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JPH0255606A
JPH0255606A JP20386888A JP20386888A JPH0255606A JP H0255606 A JPH0255606 A JP H0255606A JP 20386888 A JP20386888 A JP 20386888A JP 20386888 A JP20386888 A JP 20386888A JP H0255606 A JPH0255606 A JP H0255606A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被圧延材が連続鋳造法による鋳片である製品板
厚80鰭以上の極厚鋼板の圧延方法に関するものである
〔従来技術〕
従来、連続鋳造で得られる鋳片は、最終凝固位置が鋳片
中央部であるため、その鋳片中央部には連続鋳造特有の
中心偏析およびセンターポロシティが不可避である。特
にセンターポロシティは微小な空隙であり、圧延工程で
圧着されないと製品の出荷検査ではUST欠陥で不合格
となる。現在の連続鋳造法では鋳片厚300mm程度ま
で可能となっているが、センターポロシティを完全圧着
するためには、圧延工程での圧下を充分に加える必要が
ある。製品板厚80mm以上では連続鋳造法で得られる
鋳片では十分な圧下が不可能であり、UST欠陥のない
製品を製造することはできない。そのために従来技術で
の極厚鋼板の製造法では、特開昭62−151201号
公報および特公昭62−13083号公報に示されてい
るように、被圧延材は、鋼塊法による被圧延材を用いて
いる。
このような従来技術での課題は鋼塊法による製造原価は
連続鋳造法によるものと比較すると鋼材トン当り数千円
コスト高になり、コスト的に不利になる点があげられる
一方、連続鋳造法による鋳片を用いて極厚鋼板を製造す
る方法では特公昭62−54561号公報で開示してい
るように“厚板圧延機のミルライン入側に被圧延素材を
その肉厚の向きに圧下する鋳造プレスを配置してなる厚
板圧延設備”があり、連続鋳造法による鋳片において、
UST欠陥を考慮した場合鋳造プレスを用いないと極厚
鋼板の製造を不可能であることを示唆している。
このような鋳造プレス設備の課題は、ロールを有する圧
延設備に比べると具入な設備費用が必要であり、電力等
の用役コストも高い点があげられる。
上記の如き従来技術の課題を解決するために、設備投資
を必要としない手法として、特開昭61238404号
公報で示すように“表面と中心部に400℃以上の温度
差を設けた鋼材を形状比(長さ方向有効接触長さ(鰭)
/厚み(鰭)≧0.5で厚さ方向及び/又は中方向に圧
下を加えることを特徴とする鋼材の熱間加工方法”があ
る。か\る技術の課題は鋳造プレスの設備投資が不要で
あるというメリットのある反面に、“表面と中心部に4
00℃以上の温度差を設けた鋼材”という面で(1)連
続鋳造法で得られる鋳片の表面と中心部に400℃以上
の温度差を設けるために、鋳片の表面に水冷が必要とな
り、熱量原単位のロスが大きくなる。
(2)鋳片の表面が中心部に対して400℃以上も低い
状態で形状比0.5以上の大圧下するためには、圧延機
での圧延能力は、通常の圧延に比べて、数倍を要する。
そのため、圧延機の能力増強という大きな設備投資が必
要である。
一方、圧延工程でセンターポロシティを圧着させる技術
と異なり、連続鋳造工程で中心偏析・センターポロシテ
ィの発生を抑制する技術としては、特公昭59−168
62号公報で示すように“溶融金属の連続鋳造における
2次冷却帯に続く引抜工程において、一対若しくは複数
対の圧下ロールにより鋳片の液相線クレータ−先端と固
相線クレータ−先端との間を定常引抜過程で一対のロー
ル当りの圧下率が1.5%以下で定常引抜過程を連続的
に圧下することを特徴とする連続鋳造法”がある。
この従来技術の特徴は、完全凝固する前後でロールによ
る圧下を行い、クレータ−先端部において凝固界面のデ
ンドライト樹枝間に生じた濃化溶鋼が移動しないように
して中心偏析およびセンターポロシティの発生を抑制す
るところにある。が−る技術の課題は、中心偏析はある
程度軽減されても、センターポロシティの発生を全く抑
えることができない点にある。連続鋳造設備のロールは
、溶鋼静圧によるロール間のバルジングを抑えるため、
特に湾曲型連続鋳造設備ではロール径を最大でも400
〜500mm程度しかとれない。このように圧延工程で
のロールに比べ、連続鋳造設備では口−ルがかなり小型
なので、連続鋳造工程でセンターポロシティを完全に圧
着するだけの圧着能力がない。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明は連続鋳造法により極厚鋳片を製造する方法にお
いて、上記のような従来技術の課題、即ち、多額な設備
費やセンターポロシティ発生抑制の不十分さを解決する
ものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は上記の従来技術の課題を有利に解決するもので
あって以下の特徴よりなるものである。
即ち、 連続鋳造設備により鋳片を製造し、その後、該鋳片を粗
圧延工程で幅出し圧延を行い、さらに仕上圧延工程で製
品厚みまで圧延する極厚鋼板の製造方法において、 上記連続鋳造設備の定常引抜工程では鋳片の液相線クレ
ータ−先端と固相線クレータ−先端との間を圧下10.
5〜2. Ow /分の範囲で連続的に圧下し、 上記仕上圧延工程では圧延速度を200〜350鰭/s
ecの範囲で複数パス圧延することを特徴とし、更に、
上記仕上圧延工程でのパス圧延の全てを0.5以上の形
状比により鋳片厚さ方向に圧下を加えることを特徴とす
るものである。
以下、本発明の内容について具体的に説明する。
垂直部を有する湾曲形連続鋳造設備で鋳片を製造する際
鋳片が完全凝固する領域は一般に水平部ロール帯である
。第1図は上記鋳造設備において、鋳片の完全凝固する
前後の領域でのロール間隔を示す。第1図(a)は鋳片
の完全凝固する前後の領域を示す。実線の1.2は各々
本発明による軽圧下を加えたときの同相線および液相線
である。
点線3,4は各々軽圧下を加えないときの固相線および
液相線である。第1図(b)は鋳片の完全凝固する前後
のロール間隔の推移を示す。
本発明は液相終了点(A1)前より固相終了点(B1)
後まで、圧下量0.5〜2.0 +u /分の軽圧下を
加え、完全凝固領域前の溶鋼流動を完全に抑える。なお
、Ax、Bzは軽圧下を加えない場合で凝固収縮のみの
影響を考慮した軽圧下0.1〜0.2龍/分のときの液
相終了点、および固相終了点である。
上記の軽圧下条件で、圧下量が0.5 m /分未満で
あると、溶鋼流動を抑えることができず、中心偏析およ
びセンターポロシティが軽減されないので0.5 mm
 /分を下限とする。一方、圧下量が2.0mm1分を
越えた軽圧下を行うと、通常のロール径即ち300〜5
00 麿*φ程度の場合ロール剛性に対して圧下能力が
ないためにロール曲りが生じる。これにより鋳片幅方向
の溶鋼流動が生じ、中心偏析およびセンターポロシティ
が増加する。また、ロールの剛性を強くするためには分
割ロールで強度を増すことが望ましいが、か\る場合で
も2.OmmZ分を越えた軽圧下では特公昭59−16
862号公報で示すように内部割れが多発する。従って
、本発明による軽圧下の圧下量の上限を2.0m/分と
する。
連続鋳造工程では上記のように鋳片の内部割れが発生し
易く、このため、完全凝固領域の前で大圧下量がとれな
いので鋳片品質としては、中心偏析は抑えられるが、セ
ンターポロシティの消却は完全にできない。本発明の如
く鋳片の特定箇所に軽圧下を加える場合は軽圧下を加え
ない場合に比較してセンターポロシティの相当直径(約
3〜4msφ)はは\半減するが、それでも相当直径1
〜2龍φ程度のセンターポロシティが存在する。このよ
うなセンターポロシティは鋳片に圧延工程で大圧下を加
えないと、そのまま製品鋼板内部の欠陥として残り、具
体的にはLIST欠陥として不合格となる。
本発明はか\る欠点を無くすため、仕上圧延工程で次の
ような圧延を行うものである。
先ず、上記のようにして鋳片(例:鋳片厚300關程度
)を製造したのち、上記鋳片を直接、または加熱炉で加
熱してから粗圧延機に送り、こ\で圧延を行う。この粗
圧延機による圧延は主に幅出し圧延をするためであり複
数パス圧延を行い、被圧延材の厚みは製品板厚(例:1
00〜150 mm)の1、5〜2倍程度(例:200
〜250mm程度)とする。
その後、仕上げ圧延機で複数パス圧延で製品厚まで圧延
を行うわけであるが、本発明ではその際ロールの回転速
度を200〜350mm/secの範囲とする低速圧延
を行うのである。
即ち、上記圧延工程において、複数バス圧延を行うに従
い、センターポロシティが徐々に小さくなり、圧着する
までいたるのが最も望ましいことであるが、センターポ
ロシティが徐々に小さくなる際センターポロシティ回り
は圧延ロールからの荷重を受けて塑性変形を行う。この
塑性変形の進行は、圧延ロールの圧下能力に比例しまた
は圧延ロールの圧下能力が同じ場合、被圧延材とロール
との接触時間が大きいほど進行する。このように圧延ロ
ールの圧下能力を増強しないでセンターポロシティを効
率よ(小さくしながら圧着させるためには、被圧延材と
ロールとの接触時間を大きくする手法として低速圧延が
極めて有効である。
本発明はか\る低速圧延を行ってセンターポロシティを
許容範囲内に圧着するものであるが、その圧延ロールの
回転速度を上記のように特定したのは次の理由による。
即ち、 ロールの回転速度が200n / sec未満であると
、被圧延材とロールとの接触時間が多くなり、これによ
り、一般的な圧延ロールではロール自身に熱負荷による
ヒートクラック・肌荒れが生じやすくなるのでロールの
回転速度の下限を200 am / secとした。
また、仕上げ圧延機のロールの回転速度を350mm/
sec超にして圧延すると、形状比を多く(1m3程度
)とっても製品にUST欠陥が生じるので仕上げ圧延機
のロールの回転速度の上限を350nm/secとした
ものである。
このような低速圧延を行うためには、仕上げ圧延機のバ
ンクアップロール軸受は、一般的なモーボイル式油膜軸
受の場合、軸受の油膜形成が困難となって油膜焼付けが
生じるため、耐荷重性能のすぐれたころがり軸受が最も
よい。
次に、鋳片の内質状態を更に良好にするために上記の本
発明の方法に加えて、仕上圧延機により被圧延機に対し
て大圧下圧延を加えることが望ましい。
以下、大圧下圧延について説明する。
本発明では鋳造時軽圧下を加えた鋳片に、低速圧延の条
件のもとで大圧下を加えるのであるが、大圧下圧延の指
標として圧延形状比M4を制限する。
各パス毎の形状比M、は M j = Rd / hm M、:圧延形状比 1d :ロール投影接触長さ(11) hm:ロール間院内平均板厚(l−) R:ロール径(1m) h、:板厚(j=0.1,2.・・・)(ho  :圧
延面板厚) (h、:圧延後jパス後の板厚) j:圧延バス数 であって、この圧延形状比MJの全てが0.5未満であ
ると仕上げ圧延工程ではセンターポロシティが板厚の減
少に比例して小さくはなるが圧延回数を多くしても圧着
にいたらない。この現象は鋼材中心部に引張応力が作用
し圧縮応力が全く作用しないため、圧延回数を多くして
もセンターポロシティの圧着に及ばない。このため圧延
形状比Mjの下限を0.5とする。一方、圧延形状比の
上限は現状での連続鋳造法で製造可能な鋳片厚は300
〜350 龍程度、極厚鋼板の製品厚100〜200m
mを考慮すると3程度である。
連続鋳造法による鋳片で圧延前のセンターポロシティの
等価直径をd、、Kパス圧延後のセンターポロシティの
等価直径をdlとすると、dK/d0は、 f (Mj) :ボロシティ圧縮応力関数g (Vj 
) ;ポロシティ圧着速度影響係数j;1.・・・・・
・k である。ただしMj<0.5、Vj ≧0.5m/se
cのとき(2)式は dll/d、、#hk/h0       (3)とな
る。第2図は圧延前後のセンターポロシティ形状を示す
図である。第2図(a)は圧延前のセンターポロシティ
を示し、等偏置径d0、鋳片厚h0である。第2図(b
)はにバス圧延後のセンターポロシティを示し等偏置径
dkでδは、であって、低速圧延および大圧下圧延によ
って、ロールと被圧延材との接触する長さ、接触する時
間を大きくとったために生じる材質の塑性変形による圧
着進行度合を示すものである。
通常、圧延速度が0.5m/sec以上ではδ=0とな
り、(3)式に示すように圧延前後のセンターポロシテ
ィの等測置径比dk/d0は圧延前後の被圧延材の厚み
比り、/h、に等しいため、理論的にはセンターポロシ
ティの圧着による消失はできない。センターポロシティ
の圧着効果について(4)式の内容を説明する。
第3図は圧延形状比Mj とポロシティ圧縮応力関数f
(Mj)との関係を示す図であるが、両者は以下の式(
5)により関係づけられる。
f (Mj)= aMj2+ bMj+ c     
(5)以上の式より、ポロシティ圧縮応力関数f (M
j)は圧延形状比Mjの増加関数であり、1パスの圧下
が小さく、Mj < 0.4 a域では圧延形状比によ
るポロシティ圧縮効果は非常に小さく、 f (Mj) = 0 となる。
第4図は圧延速度Vj とポロシティ圧着速度影響係数
gm)との関係を示す図であるが、両者は式(6)によ
り関係づけられる。
g(Vj)=     +e        (6)M
j ポロシティ厚みは歪速度の減少に伴い縮少し、また、圧
着時間の増加に伴いポロシティ内面の接合が促進する。
即ち、ポロシティ圧着速度影響係数g(Vj)は圧延速
度Vj の減少関数として表わされる。また、この低速
効果g(Vj)は、大圧下効果f (M・)との相乗効
果としてポロシティ圧着を促進し、圧延形状比の小さい
領域では、低速効果は小さい。
第8図は形状比0.5の場合の圧延速度と残存ポロシテ
ィ厚さ比d、/d0の関係を示す。圧延速度0.35m
 /sec以下ではほぼ残存ポロシティ厚さdkは0と
なる。
なお、本発明のように低速仕上圧延を行う場合、通常仕
上圧延を行う従来例に比し、■パス当りの圧延形状比を
大きく取ることが出来るので、鋳造時好圧下、低速圧延
効果と相まって、優れた内部性状の厚鋼板を得る事が出
来る。
第5図(一般圧延:仕上圧延温度900℃)、第6図(
制御圧延:仕上圧延温度750℃)は圧延各パス間の板
厚と圧延形状比との関係を示すもので、従来圧延(圧延
速度2000mm/sec )に対して、低速圧延(圧
延速度300+m/sec )の場合、約0.1増の圧
延形状比を得ることが出来る事を示す。
一般圧延ではスラブ厚300鰭において、製品厚最大2
00mmの製造が可能である。第5図の圧延条件は次の
通りである。
制御圧延は海洋構造材料のように低温靭性を要求される
鋼板の製造において用いられ、圧延温度が低く大圧下圧
延に不利であるが、低速大圧下圧延によって製品厚10
0m5の内部性状の優れた鋼板を製造することが可能で
ある。第6図の圧延条件は次の通りである。
〔実施例〕
スラブ厚3001fiの鋳片を連続鋳造設備で引抜く工
程において、鋳片の液相線クレータ−先端と固相線クレ
ータ−先端との間を下記表に示す圧下里で軽圧下を連続
的に施し、次に)■圧延において、輻出し圧延を行い、
幅出し後、750℃の温度で下記表に示す圧延速度で仕
上圧延を行った。成品サイズは100畷m X2500
m5であった。
各資料の内部性状を第1図に示した。この図は本発明の
方法の連続鋳造時の軽圧下と仕上圧延時の低速圧延の組
合せによる相乗効果が、鋼板内のUST欠陥の低減に如
何に有効であるかを極めて明確に示している。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は連続鋳造時の軽圧下と仕上圧
延時の低速圧延の組合せにより、鋼板内のUST欠陥を
極めて効果的に低減せしめるものであるから、極厚鋼板
例えば80m−以上の鋼板でも連続鋳造鋳片より容易に
製造することができるので、その工業的価値は極めて高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による鋳片の完全3疑固領域前後の状態
図(a)とロール間隔を示す図(b)、第2図は圧延前
後のセンターポロシティを示す図で(a)は圧延前(b
)は圧延後のものを示し、第3図は圧延形状比(Mj)
とポロシティ圧縮応力関数f(Mj)との関係を示す図
、 第4図は圧延速度(Vj)とポロシティ圧着速度影響係
数g(Vj)との関係を示す図、 第5図は一般圧延(仕上げ圧延温度900℃)の場合の
各パス間の板厚と圧延形状比との関係を示す図、 第6図は制御圧延(仕上げ圧延温度750℃)の場合の
各パス間の板厚と圧延形状比との関係を示す図、 第7図は本発明と従来法との効果を示すUST欠陥個数
のヒストグラムであり、 第8図は圧延速度と残存ポロシティ厚比との関係を示す
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続鋳造設備により鋳片を製造し、その後、該鋳
    片を粗圧延工程で幅出し圧延を行い、さらに仕上げ圧延
    工程で製品厚みまで圧延する極厚鋼板の製造方法におい
    て、 上記連続鋳造設備の定常引抜工程では鋳片の液相線クレ
    ーター先端と固相線クレーター先端との間を圧下量0.
    5〜2.0mm/分の範囲で連続的に圧下し、 上記仕上げ圧延工程では圧延速度を200〜350mm
    /secの範囲で複数パス圧延することを特徴とする内
    部性状の優れた極厚鋼板の製造方法。
  2. (2)連続鋳造設備により鋳片を製造し、その後、該鋳
    片を粗圧延工程で幅出し圧延を行い、さらに仕上げ圧延
    工程で製品厚みまで圧延する極厚鋼板の製造方法におい
    て、 上記連続鋳造設備の定常引抜工程では鋳片の液相線クレ
    ーター先端と固相線クレーター先端との間を圧下量0.
    5〜2.0mm/分の範囲で連続的に圧下し、 上記仕上げ圧延工程では圧延速度を200〜350mm
    /secの範囲で複数パス圧延すると共に、パス圧延の
    全てを下記式に基づく圧延形状比0.5以上により鋳片
    厚さ方向に圧下を加えることを特徴とする内部性状の優
    れた極限鋼板の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、M_j:圧延形状比 ld:ロール投影接触長さ(mm) hm:ロール間隙内平均板厚(mm) R:ロール径(mm) h_j:板厚(j=0、1、2、・・・) (h_0:圧延前板厚) (h_j:圧延後jパス後の板厚) j:圧延パス数
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289438A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Kobe Steel Ltd 鋼材の製造方法
JP2008264852A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Kobe Steel Ltd 最終製品厚みDf[mm]が90以上である厚板製品向けの熱間圧延用連鋳スラブ鋳片
CN108941494A (zh) * 2018-09-25 2018-12-07 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 一种中厚板连铸坯的热送热装工艺

Cited By (4)

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