JPH025483A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH025483A
JPH025483A JP15357588A JP15357588A JPH025483A JP H025483 A JPH025483 A JP H025483A JP 15357588 A JP15357588 A JP 15357588A JP 15357588 A JP15357588 A JP 15357588A JP H025483 A JPH025483 A JP H025483A
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JP
Japan
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small
electrode
gate
electrodes
mosfet
Prior art date
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Pending
Application number
JP15357588A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsushita
松下 努
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に係り、特に瞬時に大電流が流れ
るような負荷を接続することのできる半導体装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、大電流用のパワーMOSFETとしてはnチャネ
ル形縦型DMOSFETが一般的に用いられており、例
えば電球の駆動回路にはこのようなnチャネル型パワー
MOSFETを用い、電球と直列接続して駆動すること
が多い、このような場合、電球は負荷としては単純な抵
抗であるが、その抵抗値はフィラメントの温度により大
幅に変化し、常温では極めて低抵抗であるのに対し、温
度が上昇すると抵抗値は大幅に上昇する。このため、電
球が冷えた状態で、このパワーMOSFETをオンにす
ると、当初大電流が流れ、フィラメントが熱せられて抵
抗値が上昇するにつれて、電流値は減少して電球の定格
電流値に落ち着く、この当初流れる大電流を突入電流と
いい、例えば、定格電流が6Aであるときに突入電流は
40Aにも達することがある。このため、数十lll5
eC程度の短時間ではあるが、大幅な過電流がこのパワ
ーMOSFETに流れ、接合温度の上昇を招く結果とな
り破壊に至ることがしばしばあった。
このような理由から、パワーMOS F ETを用いて
電球を駆動する場合は通常の負荷の場合と異なり、定格
電流よりも数倍も大電流容量の素子を使用する必要があ
り、コストの高騰は免れ得ないものであった。
そこで、いわゆる“ソフトスタート”方式とよばれる始
動方式が提案されており、この方式では、ドレイン電流
検出手段およびゲート電圧調整手段を設け、スイッチ投
入後フィラメントが加熱されて十分に抵抗値が上昇する
まで約101secの間、ドレイン電流の検出値に応じ
てゲート電圧を調整し、ドレイン電流を約2A程度に保
ち、抵抗値が十分に上昇した時点でMOSFETを完全
にオンするようにしている。
この方式では、突入電流を約2OAに抑えることができ
、結果として素子温度は約150℃以下に保たれる。従
って、この“ソフトスタート”方式を用いない場合の約
半分の電流容量の素子でよいことになり、チップ面積も
約半分にすることができる上、コスト的にも有利である
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような始動方式を用いる場合、ドレイ
ン電流検出手段、ゲート電圧調整手段等の付加機能が必
要であり、これを1チツプで実現するいわゆるスマート
パワーデバイスで構成しようとすると、極めて複雑なデ
バイス構造となる。このため、調整回路部分が多大な面
積を要する上、製造工程も複雑で製造に要する時間も長
くなるという問題があった。
このようにスマートパワーデバイスは、単に電球の点灯
用のみに用いる素子としては、実用的ではない、このた
め、より簡単で、チップ面積を大幅に増大させることの
ない電球始動装置の実現が望まれていた。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、素子破壊
防止機能を備え、瞬時に大電流が流れるような負荷を接
続することのできる半導体装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) そこで本発明では、パワーMOSFETのゲート電極を
複数の小電極に分割して複数の小FETに分割し、各小
電極間に抵抗を接続し、各FETのオン特性の時定数を
調整することにより、順次率FET毎にオンするように
し、MOSFET全体としてのオン特性を制御している
(作用) 上記構成により、冬季FETのゲート容量と各小電極間
に接続される抵抗とを調整して冬季FBTのオン特性の
時定数を調整し、順次オン状態となるようにし、−時に
大電流が流れるのを防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
このソフトスタート型MOSFETは、第1図および第
2図に示すように(第2図は、第1図のA−A断面図を
示す)縦型パワーMOSFETのゲート電極Gをコの字
状に重なるように例えば4つの小電、f!G1、G2、
G3、G4に分割し、各小電極の始端部を夫々抵抗R1
、R2、R3、R4を介して隣接小電極の始端部に接続
し、4つの小T”ET71〜小FETT4に分割して、
始動時刻を順次遅延させるようにしたことを特徴とする
もので、端部の小電極G1抵抗R1の端部は入力端子I
Nに接続されている。ここでは4つの小電極G1、G2
、G3、G4は夫々同一面積を有するものとする。また
他部については従来の縦型MOSFETと何等変わりな
い。
すなわち、このソフトスタート型MOSFETは、n→
形シリコン基板1およびこの表面に形成されたn−形エ
ピタキシャル層2とからなるドレイン領域りと、このn
−形エピタキシャル層2内に形成されたp膨拡散層から
なるP形チャネル領域3と、このp形拡散層内に形成さ
れたn+十形拡散層らなるn十形ソース領域4およびp
十形拡散層からなるチャネルコンタクト領域5と、n−
形エピタキシャル層2の表面にゲート絶縁M6を介して
形成されたポリシリコン層からなる4つの小電!E!G
1、G2、G3、G4 (ゲート電極7)および抵抗R
1、R2、R3、R4と、H+十形リコン基板1の裏面
全体に形成されたドレイン電極8とから構成されている
。9はソース電極、10は眉間絶縁膜である。そして、
第3図に示すように、電源(図示せず)端子にこのソフ
トスタート型MOSFETの抵抗R1を介してゲート電
極(小電極Gi )を接続すると共に、ドレイン電極8
を駆動すべき電球りの一端子に接続している。
Rsはリース抵抗である。
なお、このソフトスタート型MO8FETは、通常の縦
型MOSFETと同様にして形成することができるが、
ゲート電極は高濃度にドープされたポリシリコン層から
構成されるが、バターニングに際し、分割形状をなすよ
うにすると同時に抵抗を形成するようにすると共に、抵
抗を構成する領域はドーピング濃度を小さくし、高抵抗
となるようにすればよい。したがって、ゲート電極のバ
ターニングに際してのマスクを変更すると共に、ドーピ
ング工程を2工程に分けるのみで、他には何等付加工程
なし′に形成可能である。
次に、このソフトスタート型MOSFETの動作につい
て説明する。
まず、このソフトスタート型MOSFETはゲート電i
#lcをコの字状に重なるように4つの小電極G1、G
2、G3、G4に分割することによって形成される4つ
の小FETT1〜小FETT4は夫々固有のゲート容量
01〜C4をもっている。そして、第3図に等価回路を
示すように、入力端子INと冬季FETの各小電極との
間には、R1、R,1+42 、R1+R2十R3、R
1+R2+R3+R4の値の抵抗が夫々挿入されており
、前記各ゲート容ff1c1〜C4と合わせて、夫々異
なる時定数を持つ積分回路を構成している。
そして、今、時刻1=0において、入力端子電圧をVi
nとすると、その後の冬季FETの各小電極Gl 、G
2 、G3 、G4に印加されるゲート電圧V Gs1
〜VGS4の時間特性は第4図(a)に示すごとく、順
次遅れて立ち上がるようになっている。このなめ、小F
ETT1−小FETT2−小FETT3−小FETT4
の順にオンとなり、電流が流れ出す、この時の各小FE
TTl〜小FETT4に流れるドレイン電流IOは、第
4図(b)に夫々11〜I4で示すようになり、小FE
TTlのみ最初に小さな突入電流を示すピークがある。
しかしこのピークは、始端に形成された抵抗R1の効果
によりゲート電圧V Gslの立ち上がりが遅くなって
いるため、抵抗R1のない場合に比べて小さく抑えられ
ている。また、他の3つの小FETT2〜小FETT4
については、すでにドレイン電流■1によりフィラメン
トが加熱されているため、突入電流は順次小さくなって
いる。ここで、突入電流を制御する小FETT1は他に
比べて発熱量が多いので、一番外側に配置して、放熱し
やすくしている。また、小FETT1に突入電流が流れ
る時、他の小FETT2〜小FETT4のドレイン電流
I2〜工4の値は極めて小さいため、小FETT1〜小
FETT4のドレイン電流11〜■4の和I tota
lは大きなピークを持たず、いわゆるソフトスタートを
達成している。
このようにして、チップ面積の増大を招くことなく、小
形で製造の容易なソフトスタート型MOSFETを得る
ことができる。
また、上記実施例の変形例として、第5図に等価回路図
を示すように、縦型パワーMO8FETのゲートな極G
をn個の小型fffl G 1〜Gnに分割し、各小電
極の始端部を夫々抵抗R1〜Rnを介して隣接小を極の
始端部に接続し、n個の小FETH〜小FETTnに分
割して、始動時刻を順次遅延させるようにした上記実施
例のソフトスタート型MOSFETの構造に加え、小F
ET月のソース電極のみを、他のソース電極と分離して
形成し、抵抗R31を介してソース端子に接続してもよ
い。
このときのドレイン電流IQの時間特性は第6図に示す
ように、小FETT1の突入電流(ドレイン電流11)
はさらに低減されている。これは、抵抗Rs1が電流リ
ミッタとして作用することによる。
なお、この構造では、抵抗Rslの存在による電圧降下
分だけ定常動作時の小FETT1のドレイン電流11は
減少するが、このソフトスタート型MOSFET全体の
ドレイン電流I D total中に占める割合はわず
かであるため、特性への影響は少ない。
このように、最初に始動される小FETTlのソース電
極のみを、他のソース電極と分離して形成し、抵抗Rs
lを介してソース端子に接続することにより、さらに良
好なソフトスタート型MOSFETを得ることができる
なお、冬季FETのゲート容量は、その面積に比例する
ため、分割数nおよび分割面積比を変えることにより、
任意の値に設定することができる。
また、ゲート抵抗R1〜Rnの値は全く任意に設定する
ことができる。従って、MOSFET全体としてのドレ
イン電流の時間特性も冬季FETのゲート容量とゲート
抵抗R1〜Rnの値との2つのパラメータの組み合すせ
によって、負荷となる電球の特性に合わせたソフトスタ
ート特性を得、素子の発熱を最少限に抑えることができ
る。
また、予熱時間としては、10 n5ec程度が適当で
ある。一方、パワーMOSFETのゲート容量は、定格
10Aの素子で100OPF程度であるため、ゲート抵
抗R1〜Rnの値は夫々約10MΩ程度とするのが適当
である。さらにまた、このゲート抵抗R1〜Rnにはゲ
ート充放電電流しか流れないため、大きな電流容量は不
要である。従って、その面積は小さくてよく、チップ面
積を増大させることもない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、パワ、−M
OSFETのゲート電極を複数の小電極に分割して複数
の小FETに分割し、各小電極間に抵抗を接続するよう
にしているため、各FETのオン特性の時定数を調整す
ることにより、順次率FET毎にオンするようにし、M
OSFET全体としてのオン特性を制御し、構造が簡単
でチップ面積の小さいソフト・スタート式パワーMO3
PETを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の半導体装置を示す図、第2図は
、第1図に示した半導体装置のA−Aii面図、第3図
は同装置の等価回路図、第4図(a)および第4図(b
)は夫々同装置におけるゲート電圧およびドレイン電流
の時間特性を示す図、第5図は本発明実施例の半導体装
置の変形例を示す図、第6図は同装置のドレイン電流I
Oの時間特性図である。 1・・・n十形シリコン基板、2・・・n−形エピタキ
シャル層、D・・・ドレイン領域、3・・・p形チャネ
ル領域、4・・・n+十形−ス領域、5・・・チャネル
コンタクト領域、6・・・ゲート絶縁膜、8・・・ドレ
イン電極、9・・・ソース電極、10・・・層間絶縁膜
。 代理人弁理士・・・・・・三 好 保 男第1図 第2図 第4図(a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ゲート電極と、ゲート電極下に形成されるチャネル領域
    と、このチャネル領域の両側に位置するソースおよびド
    レイン領域と、ソース電極と、ドレイン電極とを備えた
    縦型パワーMOSFETにおいて、 前記ゲート電極は複数の小電極に分割され、各小電極間
    にはゲート抵抗が挿入されていることを特徴とする半導
    体装置。
JP15357588A 1988-06-23 1988-06-23 半導体装置 Pending JPH025483A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15357588A JPH025483A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 半導体装置

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JP15357588A JPH025483A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 半導体装置

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JPH025483A true JPH025483A (ja) 1990-01-10

Family

ID=15565489

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JP15357588A Pending JPH025483A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 半導体装置

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JP (1) JPH025483A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053851A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Meidensha Corp 電力変換装置における予備充電回路
US11830790B2 (en) 2021-03-22 2023-11-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053851A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Meidensha Corp 電力変換装置における予備充電回路
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