JPH025221A - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JPH025221A
JPH025221A JP63156196A JP15619688A JPH025221A JP H025221 A JPH025221 A JP H025221A JP 63156196 A JP63156196 A JP 63156196A JP 15619688 A JP15619688 A JP 15619688A JP H025221 A JPH025221 A JP H025221A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザビーム等の光ビーム源を用い、記録媒
体に対して情報データの記録、消去、および再生を行う
光記録再生装置に係り、特に、最適な記録条件で記録を
行うことのできる光記録再生装置に関するものである。
[従来の技術〕 光記録再生装置には、回転や直線運動等を行う記録媒体
に光ビームを照射するとともに、記録媒体から反射され
る光に応じて電気信号を発生する光ヘッドが設けられて
いる。
そして、情報データの記録、消去を行うときには、記録
媒体における情報データの単位記録領域に照射される光
ビームのエネルギー量を変化させる。すなわち、記録媒
体に照射される光の光量を増大させ、記録媒体上におけ
る微小部分を局所的に温度上昇させて、部分的にマーク
を形成することにより、情報データの記録、消去が行わ
れるようになっている。
また、記録された情報データの再生を行うときには、記
録媒体に形成されたマークの有無に応じて生じる記録媒
体からの反射光の変化を電気信号に変換することにより
、情報データの再生が行われるようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
記録媒体上に形成されるマークの大きさが大きすぎると
、情報データの再生時に、互いに隣接す゛るマークの影
♂による波形干渉を引き起こしやすくなる。この場合、
再生信号におけるジッタ量が増大したり、再生信号の振
幅が小さくなったりしがちになる。また、記録媒体上に
形成されるマークの大きさが、光ヘッドにより識別し得
る分解能よりも小さくなると、やはり再生信号の振幅が
小さくなり、正常な再生を行うことができなくなる。
一方、記録媒体上に形成されるマークの大きさは、記録
媒体における情報データの単位記録領域に照射される光
ビームのエネルギー量の大きさや、周囲の環境温度、お
よび、記録媒体における記録感度のばらつき等に影響さ
れて変動しやすい。
例えば、光ビームのエネルギー量が大きい場合や、周囲
の環境温度が高い場合などには、記録媒体上における、
光ビームの照射により局所的に温度上昇する微小部分の
温度が高くなり、形成されるマークの大きさが大きくな
る。また、記録媒体の記録感度が高い場合にも、やはり
、形成されるマークの大きさは大きくなる。
逆に、光ビームのエネルギー量が小さい場合や、周囲の
環境温度が低い場合などには、記録媒体上における、光
ビームの照射により局所的に温度上昇する微小部分の温
度はあまり高(ならず、形成されるマークの大きさは小
さくなる。また、記録媒体の記録感度が低い場合にも、
形成されるマークの大きさは小さ(なる。
このように、記録媒体上に形成されるマークの形状や大
きさは、周囲の環境温度や記録媒体の記録感度のばらつ
き等に応じて変動しやすく、したがって、安定なマーク
を形成することが困難であり、情報データの記録、消去
における信頬性の向上や、記録媒体に対する高密度な記
録が困難であるという問題点を有していた。
そこで、例えば特開昭61〜296529号公報に開示
されているように、記録媒体上の各トラックに書き込み
制御用の領域を設け、情報データの記録や消去を行うご
とに、試し記録、再生を行って、光ビームのエネルギー
量における最適記録条件を検出し、適正なマークが形成
されるようにしたものもQXされている。
しかし、記録媒体上の各トラックに書き込み制御用の領
域を設けると、相当量の記録領域に情報データを記録す
ることができなくなるため、記録媒体における実効デー
タ容量の大幅な低下を招くことになる。また、各トラッ
クに対して情報データの記録や消去を行うごとに最適記
録条件の検出を行っていると、情報データの記録や消去
に要する時間が長くかかり、情報データの処理速度が低
下するという問題を引き起こすことになる。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る光記録再生装置は、上記の課
題を解決するために、記録媒体に光ビームを照射すると
ともに、記録媒体から反射される光に応じて電気信号を
発生する光ヘッドを備え、記録媒体における情報データ
の単位記録領域に照射される光ビームのエネルギー量を
変化させて、記録媒体に部分的にマークを形成すること
により情報データの記録、消去を行う一方、記録媒体に
形成されたマークの有無に応じて情報データの再生を行
う光記録再生装置において、記録媒体における複数のト
ラックから成るブロックごとに、試し記録、再生を行っ
て、光ビームのエネルギー量における最適記録条件を検
出し、設定する最適記録条件検出設定手段を備えたこと
を特徴としている。
請求項第2項の発明に係る光記録再生装置は、上記の課
題を解決するために、記録媒体に光ビームを照射すると
ともに、記録媒体から反射される光に応じて電気信号を
発生する光ヘッドを備え、記録媒体における情報データ
の単位記録領域に照射される光ビームのエネルギー量を
変化させて、記録媒体に部分的にマークを形成すること
により情報データの記録、消去を行う一方、記録媒体に
形成されたマークの有無に応じて情報データの再生を行
う光記録再生装置において、記録媒体における複数のト
ラックから成るブロックごとに、試し記録、再生を行っ
て、光ビームのエネルギー量における最適記録条件を検
出し、設定する最適記録条件検出設定手段と、光ビーム
のエネルギー量における最適記録条件を変化させるおそ
れのある状態が発生したことを検出する状態検出手段と
、状態検出手段によって最適記録条件を変化させるおそ
れのある状態の発生が検出されたときには、その後、記
録媒体におけるそれぞれのブロックに対して最初に情報
データの記録、消去が行われるときに、上記最適記録条
件検出設定手段を制御して新たな最適記録条件の検出、
設定を行わせる制御手段とを備えたことを特徴としてい
る。
〔作 用] 請求項第1項の構成によれば、最適記録条件検出設定手
段によって、試し記録、再生が行われることにより、記
録媒体における情報データの単位記録領域に照射される
光ビームのエネルギー量の最適記録条件が検出、設定さ
れる。それゆえ、周囲の環境温度や記録媒体の記録感度
のばらつき等に係わらず、記録媒体上には、常に適正な
大きさのマークが形成される。
しかも、上記光ビームのエネルギー量における最適記録
条件は、記録媒体における複数のトラックから成るブロ
ックごとに検出され、設定されるため、各トラックごと
に書き込み制御用の領域を設ける必要がないので、記録
媒体の実効データ容■の低下を小さく抑えることができ
る。
また、同一のブロックに属するトラックに対して記録、
消去を行う場合には、各トラックごとに最適記録条件の
検出、設定が行われることがないので、情報データの記
録や消去に長時間を要することはなく、情報データの処
理速度が低下することはない。
請求項第2項の構成によれば、請求項第1項の発明に係
る光記録再生装置と同様、周囲の環境温度や記録媒体の
記録感度のばらつき等に係わらず、記録媒体上には、常
に適正な大きさのマークが形成され、しかも、記録媒体
の実効データ容量の低下を小さく抑えることができる。
また、同一のブロックに属するトラックに対して記録、
消去を行う場合には、各トラックごとに最適記録条件の
検出、設定が行われることがないうえ、さらに、状態検
出手段によって、例えば所定以上の時間の経過や、所定
以上の温度変化等、最適記録条件を変化させるおそれの
ある状態の発生が検出されたときには、その後、記録媒
体におけるそれぞれのブロックに対して最初に情報デー
タの記録、消去が行われるときに、制御手段の制御に基
づいて、最適記録条件検出設定手段が新たな最適記録条
件の検出、設定を行う。すなわち、最適記録条件を変化
させるおそれのある状態の発生が検出されないときには
、最適記録条件検出設定手段によって試し記録、再生が
行われることがない。それゆえ、−層、情報データの記
録や消去に要する時間を短くして、情報データの処理速
度を大きくすることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例として、光ビームの光量を変化させる
ことにより、記録媒体における情報データの単位記録領
域に照射される光ビームのエネルギー量を変化させて、
記録媒体に対する情報データの記録、消去を行う光記録
再生装置について、第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
記録媒体である光ディスク11には、例えば第2図に示
すように、同心円状、または螺旋状にプリグループが形
成されて成るトラック12・・・が複数設けられている
。これらのトラック12・・・は、それぞれ所定の数ご
とに群を成してブロック13・・・を構成し、合計でN
個のブロック13・・・が構成されている。
上記光ディスク11に対して、部分的にマークを形成す
ることにより情報データの記録、消去を行う一方、記録
媒体に形成されたマークの有無に応じて情報データの再
生を行う光記録再生装置21には、例えば第1図に示す
ように、光ヘッド22が設けられている。この光ヘッド
22は、光ビーム源としての半導体レーザを備え、光デ
ィスク11に光ビームを照射する発光部22aと、光デ
ィスク11から反射される光を受光し、例えば電圧の変
化等に変換された電気信号を発生する受光部22bとか
ら構成されている。
上記光ヘッド22には、半導体レーザを駆動するレーザ
駆動回路23が接続されている。このレーザ駆動回路2
3は、後述する擬似データ発生器26、またはディジタ
ル変調器27から送られる情報データに基づいて、光ヘ
ッド22から発せられる光ビームの光量を変化させるこ
とにより、光ディスク11における情報データの単位記
録領域に照射される光ビームのエネルギー量を変化させ
て、例えば情報データの論理値が1のときにだけ光ディ
スク11にマークを形成するようになっている。
レーザ駆動回路23には、記録時における光ビームの光
量が最適になるようにレーザ駆動回路23を制御する記
録光量制御部24が接続されている。レーザ駆動回路2
3には、また、マルチプレクサ25を介して、単一周期
のビット列を発生する擬似データ発生器26、および外
部装置より送られる情報データをディジタル変調するデ
ィジタル変調器27が接続されている。
一方、前記光ヘッド22は、受光部22bが光ディスク
11から反射される光に応じて発生する電気信号を増幅
する増幅器31に接続されている、この増幅器31は、
増幅器31から出力される信号を波形整形し、2値化し
て、ディジタル信号を出力する波形整形器32に接続さ
れている。波形整形器32は、波形整形器32から出力
される信号をディジタル復調するディジタル復調器33
に接続されている。
増幅器31は、また、再生信号の振幅の大きさを検出す
る振幅検出器34に接続され、振幅検出器34は、外部
装置から送られるコマンドに基づいて光記録再生装置1
Z21の動作を制御するプロセッサ35に接続されてい
る。このプロセッサ35は、光ディスク11におけるそ
れぞれのブロック13・・・ごとに試し記録、再生を行
って、光ビームのエネルギー量における最適記録条件を
検出し、設定する最適記録条件検出設定手段として作用
するとともに、後述する状態検出手段36によって最適
記録条件を変化させるおそれのある状態の発生が検出さ
れたときには、その後、光ディスク11におけるそれぞ
れのブロック13・・・に対して最初に情報データの記
録、消去が行われるときに、新たな最適記録条件の検出
、設定を行うように制御する制御手段として作用するよ
うになっている。
プロセッサ35には、さらに、光ビームのエネルギー量
における最適記録条件を変化させるおそれのある状態が
発生したことを検出する状態検出手段36が接続されて
いる。この状態検出手段36としては、例えば所定以上
の時間が経過したことを検出するタイマや、所定以上の
温度変化があったことを検出する温度検出装置等が用い
られる。
また、プロセッサ35は、前記記録光量制御部24に接
続され、記録光量を制御するための信号を出力するよう
になっている。プロセッサ35は、さらにマルチプレク
サ25にも接続され、擬似データ発生器26から送られ
る信号、またはディジタル変調器27から送られる信号
のうち、何れか一方を切り換えてレーザ駆動回路23に
送るための切り換え信号を出力するようになっている。
前記ディジタル変調器27、ディジタル復調器33、お
よびプロセッサ35は、共にインターフェース37に接
続され、外部装置との間で、記録、再生データやコマン
ドの送受信がなされるようになっている。
上記の構成において、光ディスク11に対する情報デー
タの記録、消去、および再生が行われるときに、光記録
再生装置21で行われる動作について、第3図に示すフ
ローチャートに基づき、以下に説明する。
まず、電源が投入された直後かどうかを判定しくSl)
、電源が投入された直後でなければ、S2に移行する。
S2では、光ディスク11が交換された直後かどうかを
判定し、交換直後でなければS3に移行する。S3では
、状態検出手段36によって、所定以上の時間が経過し
ているか、または所定以上の温度変化のあったことが検
出されたかどうかを判定し、検出されていなければ、S
4に移行する。
S4では、外部装置からインターフェース37を介して
記録、消去、または再生を指示するコマンドが受信され
たかどうかを判定し、コマンドが受信されていなけれは
、S2に戻る。また、コマンドが受信されていれば、S
5に移行してコマンドに応じた通常の記録、消去、また
は再生処理を行った後、S2に戻る。
一方、上記S1で電源が投入された直後であると判定さ
れたときや、S2で光ディスク11が交換された直後で
あると判定された直後であると判定されたときには、S
6に移行する。またS3で、状態検出手段36によって
、所定以上の時間が経過しているか、または所定以上の
温度変化のあったことが検出されたと判定されたとき、
すなわち、光ビームのエネルギー量における最適記録条
件を変化させるおそれのある状態が発生したと判定され
たときにも、S6に移行する。
S6では、上記S4と同様に、外部装置からインターフ
ェース37を介して記録、消去、または再生を指示する
コマンドが受信されたかどうかを判定し、コマンドが受
信されていなければ、受信されるまで36を繰り返す。
S6でコマンドが受信されたと判定されると37に移行
する。S7では、受信されたコマンドが、記録、または
消去を指示するコマンドであるかどうかを判定する。S
7で、受信されたコマンドが、記録、または消去を指示
するコマンドでないと判定されればS8に移行し、受信
されたコマンドに応じた通常の再生処理を行った後に、
S6に戻る。
また、S7で、受信されたコマンドが、記録、または消
去を指示するコマンドであると判定されると、S9に移
行する。
S9では、光ディスク11における記録、または消去を
行うトラック12が属するブロック13を確定し、その
ブロック13における古き込み制御領域に光ヘッド22
を移動させる。また、マルチプレクサ25を切り換えて
、擬似データ発生器26から出力されるデータがレーザ
駆動回路23に入力されるようにした後、記録光量制御
部24によって記録光量を変化させながら、書き込み制
御領域に試し記録、再生処理を行う(310)。
再生された信号は、振幅検出器34によって振幅が検出
され、この振幅が最大になる、すなわち記録状態が最適
になる最適記録光量を検出し、設定する(Sll)。な
お、ここで設定する値としては必ずしも最適記録光量そ
のものに限らず、あらかじめ設定されている最適記録光
量との差を求め、これを最適記録光量の補正星として設
定してもよい。
上記89〜Sllによって、最適記録条件を検出、設定
する最適記録条件決定処理が行われるようになっている
最適記録条件決定処理が完了すると、光ディスク11の
書き込み制御領域に試し記録されたデータを消去し、外
部装置からインターフェース37、およびディジタル変
調器27を介して送られる情報データがレーザ駆動回路
23に入力されるようにマルチプレクサ25を切り換え
、光ディスク11における情報データの記録、消去を行
うトラック12に光ヘッド22を移動させる。この光ヘ
ッド22の移動に際しては、書き込み制御領域と、記録
、消去を行うトラック12とは同一のブロック13内に
あり、近接しているので、光ヘッド22の移動に長時間
を要することはない。光ヘッド22が、記録、消去を行
うトラック12に移動すると、記録光量制御部24によ
り、上記検出、設定された最適記録光量に基づいて、光
ビームの光■が最適になるように制御されながら、通常
の記録、消去処理が行われる(S12)。記録、消去処
理が終わると32に戻り、以下、同様の動作を繰り返す
このように、記録時における光ビームの光量は、試し記
録、再生に基づく最適な光量になるように制御されるの
で、周囲の環境温度や記録媒体の記録感度のばらつき等
に係わらず、記録媒体上には、常に適正な大きさのマー
クが形成される。
しかも、上記最適な光ビームの光量は、光ディスク11
における複数のトラック12・・・がら成るブロック1
3・・・ごとに検出され、設定される。それゆえ、書き
込み制御用の領域は、それぞれのブロック13・・・ご
とに設けるだけでよいので、光ディスク11の実効デー
タ容量の低下は小さく抑えられる。そのうえ、検出され
た最適光量も、それぞれのブロック13・・・ごとに記
憶しておくだけでよいので、プロセッサ35の記憶容量
も小さくてすむ。
また、同一のブロック13に属するトラック12・・・
に対して記録、消去を行う場合に、各トラック12・・
・ごとに最適光量の検出、設定が行われることはない。
それゆえ、情報データの記録や消去に長時間を要するこ
とがなく、情報データの処理速度が低下することはない
さらに、状態検出手段36によって、例えば所定以上の
時間の経過や、所定以上の温度変化等、最適光量を変化
させるおそれのある状態の発生が検出されたときにだけ
、その後、光ディスク11におけるそれぞれのブロック
13・・・に対して最初に情報データの記録、消去が行
われるときに、新たな最適光量の検出、設定を行うので
、−層、情報データの記録や消去に要する時間を短くす
ることができる。
なお、本実施例においては、光ビームの記録光量を変化
させることにより、記録媒体における情報データの単位
記録領域に照射される光ビームのエネルギー量を変化さ
せる例について説明したが、これに限らず、例えば、光
ビームの記録光量での照射時間を変化させることにより
、記録媒体における情報データの単位記録領域に照射さ
れる光ビームのエネルギー量を変化させてもよい。
また、情報データの記録を行う記録媒体としては、同心
円状、または螺旋状にプリグループが形成されて成るト
ラックが複数設けられた光ディスクに限らず、例えば、
方形基板上に直線状のトラックが設けられた光カード等
でも同様の効果は得られる。
〔発明の効果] 請求項第1項の発明に係る光記録再生装置は、以上のよ
うに、記録媒体に光ビームを照射するとともに、記録媒
体から反射される光に応じて電気信号を発生する光ヘッ
ドを備え、記録媒体における情報データの単位記録領域
に照射される光ビームのエネルギー量を変化させて、記
録媒体に部分的にマークを形成することにより情報デー
タの記録、消去を行う一方、記録媒体に形成されたマー
クの有無に応じて情報データの再生を行う光記録再生装
置において、記録媒体における複数のトラックから成る
ブロックごとに、試し記録、再生を行って、光ビームの
エネルギー量における最適記録条件を検出し、設定する
最適記録条件検出設定手段を備えた構成である。
これにより、周囲の環境温度や記録媒体の記録感度のば
らつき等に係わらず、記録媒体上には、常に適正な大き
さのマークが形成される。
しかも、光ビームのエネルギー量における最適記録条件
は、記録媒体における複数のトラックから成るブロック
ごとに検出され、設定されるので、記録媒体の実効デー
タ容量の低下は小さく抑えられる。
さらに、同一のブロックに属するトラックに対して記録
を行う場合には、その都度、最適記録条件の検出、設定
が行われることはないので、情報データの記録や消去時
間を短くすることができ、情報データの処理速度を向上
させることができる。
したがって、記録媒体の実効データ容量、および情報デ
ータの処理速度を低下させることなく、しかも、記録条
件を最適化して安定なマークを形成し、情報データの記
録における信頼性の向上や、記録媒体に対する高密度な
記録を行うことができるという効果を奏する。
請求項第2項の発明に係る光記録再生装置は、以上のよ
うに、記録媒体に光ビームを照射するとともに、記録媒
体から反射される光に応じて電気信号を発生する光ヘッ
ドを備え、記録媒体における情報データの単位記録領域
に照射される光ビームのエネルギー量を変化させて、記
録媒体に部分的にマークを形成することにより情報デー
タの記録、消去を行う一方、記録媒体に形成されたマー
クの有無に応じて情報データの再生を行う光記録再生装
置において、記録媒体における複数のトラックから成る
ブロックごとに、試し記録、再生を行って、光ビームの
エネルギー量における最適記録条件を検出し、設定する
最適記録条件検出設定手段と、光ビームのエネルギー量
における最適記録条件を変化させるおそれのある状態が
発生したことを検出する状態検出手段と、状態検出手段
によって最適記録条件を変化させるおそれのある状態の
発生が検出されたときには、その後、記録媒体における
それぞれのブロックに対して最初に情報データの記録、
消去が行われるときに、上記最適記録条件検出設定手段
を制御して新たな最適記録条件の検出、設定を行わせる
制御手段とを備えた構成である。
これにより、請求項第1項の発明に係る光記録再生装置
と同様、記録媒体の実効データ容量を低下させることな
く、記録条件を最適化して安定なマークを形成し、情報
データの記録における信顛性の向上や、記録媒体に対す
る高密度な記録を行うことができるうえ、さらに、状態
検出手段によって最適記録条件を変化させるおそれのあ
る状態の発生が検出されないときには、制御手段の制御
に基づき、最適記録条件検出設定手段が試し記録、再生
を行うことがないので、情報データの記録や消去時間を
短くすることができ、情報データの処理速度を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は光記録再生装置の構成を示すブロック図
、第2図は光ディスクの構成を示す部分平面図、第3図
は光記録再生装置で行われる動作を示すフローチャート
である。 11は光ディスク(記録媒体)、12はトラック、13
はブロック、21は光記録再生装置、22は光ヘッド、
35はプロセッサ(最適記録条件検出設定手段、制御手
段)、36は状態検出手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体に光ビームを照射するとともに、記録媒体
    から反射される光に応じて電気信号を発生する光ヘッド
    を備え、記録媒体における情報データの単位記録領域に
    照射される光ビームのエネルギー量を変化させて、記録
    媒体に部分的にマークを形成することにより情報データ
    の記録、消去を行う一方、記録媒体に形成されたマーク
    の有無に応じて情報データの再生を行う光記録再生装置
    において、記録媒体における複数のトラックから成るブ
    ロックごとに、試し記録、再生を行って、光ビームのエ
    ネルギー量における最適記録条件を検出し、設定する最
    適記録条件検出設定手段を備えたことを特徴とする光記
    録再生装置。 2、記録媒体に光ビームを照射するとともに、記録媒体
    から反射される光に応じて電気信号を発生する光ヘッド
    を備え、記録媒体における情報データの単位記録領域に
    照射される光ビームのエネルギー量を変化させて、記録
    媒体に部分的にマークを形成することにより情報データ
    の記録、消去を行う一方、記録媒体に形成されたマーク
    の有無に応じて情報データの再生を行う光記録再生装置
    において、記録媒体における複数のトラックから成るブ
    ロックごとに、試し記録、再生を行って、光ビームのエ
    ネルギー量における最適記録条件を検出し、設定する最
    適記録条件検出設定手段と、光ビームのエネルギー量に
    おける最適記録条件を変化させるおそれのある状態が発
    生したことを検出する状態検出手段と、状態検出手段に
    よって最適記録条件を変化させるおそれのある状態の発
    生が検出されたときには、その後、記録媒体におけるそ
    れぞれのブロックに対して最初に情報データの記録、消
    去が行われるときに、上記最適記録条件検出設定手段を
    制御して新たな最適記録条件の検出、設定を行わせる制
    御手段とを備えたことを特徴とする光記録再生装置。
JP63156196A 1988-06-24 1988-06-24 光記録再生装置 Expired - Lifetime JP2826108B2 (ja)

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JPH025221A true JPH025221A (ja) 1990-01-10
JP2826108B2 JP2826108B2 (ja) 1998-11-18

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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