JPH02504390A - 殺菌薬組成物 - Google Patents

殺菌薬組成物

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JPH02504390A
JPH02504390A JP63506878A JP50687888A JPH02504390A JP H02504390 A JPH02504390 A JP H02504390A JP 63506878 A JP63506878 A JP 63506878A JP 50687888 A JP50687888 A JP 50687888A JP H02504390 A JPH02504390 A JP H02504390A
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コルスタッド,ロバート エー.
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エムディーティー コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 殺菌薬組成物 i豆皮i東 光−一笈:本発明は一般には殺菌薬組成物、詳細にはアニオン界面活性剤及びヨ ウ素組成物に関する。
させるために無生物面に適用する薬品である。防腐薬は顕**的病原体の発育を 防止あるいは阻止するために生きた組織に適用する薬品である。殺菌薬は消毒薬 と防腐薬の両方の性質を取り入れたものである。
医薬に於けるヨウ素の用途は少なくとも防腐薬として傷の治療に用いた1830 年にさかのぼる。今日でもヨウ素は尚一般に十分効果的な防腐薬として、適当に 希釈した化合物が用いられるのであるが、認識されている。またヨウ素は多くの 消毒薬に於ける有効成分である。
3種の古典的ヨウ素含有処方はヨード液(t)SP)強ヨード液(USP)及び ヨードチンキ(USP)である、ヨード液(USP)は水100ミリリットル( mffi)中ヨウ素1.8〜2.2グラム(g)及びヨウ化ナトリウム、(Na  I)2.1〜2.6gを各々含むことがわかっている0強ヨード液(USP) (例えばルゴール液)は水100mff1中ヨウ素4.5〜5.5g及びヨウ化 カリウム(XI)9.5〜10.5gを各々含む、ヨードチンキ(tJSP)I I剤は典型的には水とアルコールの100seQ溶液(50容量%)中ヨウ素1 .8〜2.2g及びNaI2.1〜2.6gを含む、これらの3種の製剤はすべ て防腐薬として有効であるが、毒性が強く臭いも悪い。
ヨウ素は良好な防腐薬であるが高濃度でかなりの欠点を有する。それは不快な臭 いがあり皮膚を黄褐色に着色しデンプン含有物質を青色に染め溶液では不安定で あり、動物組織を刺激あるいは腐食させることがある。
消毒薬としてヨウ素単独では胞子撲滅能に限界があり金属及び他の物質と化学的 に反応して腐食を生じさせることがある。
防腐薬としてヨウ素溶液の使用と関係する欠点のいくつかを克服するためにヨー ドフォアが開発された。ヨードフォアは一般にヨウ素と水中でヨウ素を遊離させ る非イオン又はカチオン界面活性剤との複合体と定義される。配合防腐系ヨード フォアで用いられる典型的な界面活性剤はポリビニルピロリドン、ポリエーテル グリコール類、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類、ポリアミド類及び ポリオキシアルキレン類である。
防腐薬ヨードフォアの具体例は“PvP−ヨード”又は“ポビドンヨード” ( パーデユーフレデリック(P urdue−F rederick)によるベタ ジン” (B etadine”) )である、ポビドンヨードは重合体ポリビ ニルピロリドンを含む、ポビドンヨードが水で希釈されるとき遊離ヨウ素が溶剤 に遊離する。
他のヨードフォアと同様にポビドンヨードは遊離ヨウ素が溶液中最大濃度になる 特定の希釈率(使用希釈度)を有する特異な特徴を有する0本開示で用いられる “遊離ヨウ素”は非イオン抗菌化合物12及びHOIの濃度である。L、ゲルシ ュンフェルト(G ershenfeld)等、防腐゛としてのヨウ素(旦剋」 」±カし匝巨2匹且)、アナルスニューヨーク アカデミーオブサイエンス(A nnals New York Academy of 5ciences)、 第53巻172〜182頁(1950年)。ヨードフォアを使用希釈度で用いる より少ない水で混合すると遊離ヨウ素の濃度が低下する結果となる。ポビドンヨ ードは到達最大遊離ヨウ素濃度25.6ppmを有し、この濃度はポビドンヨー ドの使用希釈度に於て到達し得る。S、ブロック(B 1ock) 、 17( 皇、 Fli  、 ijA 星(D 1sinfectionSterili zation、  and  Preservation)1 8 3〜19  6 頁、1983年。
“使用希釈度” (tJ 5e−dilution)は“使用の希釈度″(di lution of use)と混同してはならない0本開示で用いられる使用 の希釈度はどのような理由であっても個々の殺菌薬組成物が使用する希釈度又は 濃度を意味する。使用の希釈度は必ずしも遊離ヨウ素の最大濃度が提示する希釈 度である必要はない。
ヨードフォアは生きた組織に無害であり、ヨウ素含有溶液の刺すような臭いの特 徴が無い、ヨードフォアのこれらの特徴はヨウ素の強溶液(例えば前述の3種の uspg剤)に望ましいものである。R,ブラットas Surgical G ermicides)、 :J 、外科、産婦人科(Surgery、 Gyn eocology and 0bstetrics)第113巻699〜704 頁(1961年)。
ヨードフォアを用いて得られる利点はいくつかの欠点で多少相殺される。ヨード フォアは各々溶離ヨウ素の自己限界最大濃度を有し、遊離ヨウ素は有効な殺菌薬 ルス ニューヨーク アカデミ−オブ サイエンシーズ(Annals New  York Academy of 5ciences)、第53巻112〜1 82頁(1950年))であるが、ヨードフォアは前述のヨウ素溶液と比較した 場合治療領域を消毒するためにより多くの時間が必要とされる1例えばよく知ら れている消毒薬であるウニスコダイン2(Wescodyne ”)はその使用 希釈度に於て最大遊離ヨウ素濃度20ミリグラム/リツトル(mg/J)を有し 中程度の消毒薬基準を満たすために接触時間10分を必要とする(病気制御基準 について環境保護局/センター)。
10分の接触時間は忙しい医科及び歯科業務には長過ぎるといってよい、医科及 び歯科医院並びに救急室の条件は相継ぐ患者が同じワークステーションで治療さ れることを必要とする。ワークステーションは各患者の間に消毒されなければな らない、治療前、治療後の消毒は短縮された処理時間が有用となる場合のヨード フォアの別の一般用途である。
消毒の仕事は塩化ウンデコイリウムーヨウ素、塩化アシルコールアミノホルミル メチルピリジニウム及びヨウ素を用いて行なわれていた。塩化ウンデコイリウム ーヨウ素はカチオン界面活性剤とヨウ素の消毒作用の効力を有する。この薬剤も また治療前、治療後の消毒で使用される。
B」じ日E粒 本発明は、濃縮及び希釈された両方の形での殺菌薬組成物及び殺菌薬組成物の製 造及び使用方法を包含している。濃縮形での殺菌薬組成物は液体溶剤、液体溶剤 と混合したヨウ素及び液体溶剤とヨウ素の両方と混合したアニオン界面活性剤を 包含している。ヨウ素及びアニオン界面活性剤は殺菌薬組成物が水で個々の組成 物の使用の希釈度に希釈されるとき(即ち希釈した形)、得られた溶液中に遊離 ヨウ素がヨードフォア以上の濃度(例えば40mg/Ω)で存在するような量で 存在させる。非イオン界面活性剤もまた組成物に加えられてよい。好ましい実施 態様では、酸性化剤が組成物に加えられるので使用の希釈度に於て PH約6. 5に低下し、抗菌効果が約4週間延長される。好ましい液体溶剤はインプロパツ ールである1組成物は通常ヨウ素の溶解度を高めるためにヨウ化カリウム(KI )又はヨウ化ナトリウム(Na I )を含む、好ましくは第2のアニオン界面 活性剤が“泡立ち(beading)”や着色を減少させるために組成物に加え られる。
濃縮組成物はヨウ素(12)を液体溶剤に溶解して製造することができる。別の 容器で界面活性剤を別の液体溶剤に溶解して第2の溶液が生成される。アニオン 界面活性剤は第2の溶液に加えられる。ヨウ素の塩を第2の溶液に加えてもよい 。酸性化剤は第2の溶液に加えることができる。この2つの別の溶液を合わせ、 濃縮液を生成する。得られた濃縮液は使用するまで射光容器で貯蔵される。
使用時にこの得られた溶液は個々の量の水で個々の組成物の使用の希釈度に希釈 される。使用の希釈度は個々の使用者によって選択される。
図面の説明 図面は発明を配合するために使用することができる工程を略述するフローチャー トである。
e* Iwyz”tMtUa(7)nllrft1哩本発明の殺菌約組成物の濃 縮形はヨウ素と混合しだ液体温剤及びアニオン界面活性剤を包含する。殺菌薬組 成物が水で使用の希釈度に希釈されるとき遊離ヨウ素は溶液中ヨードフォアで得 られるより高い濃度、典型的には少なくとも約40mgIQで存在する。
液体溶剤はヨウ素が容易に可溶するものであるべきである。好ましい溶剤はアニ オン界面活性剤又はヨウ素と不利益に反応しないものであり、また理想的な溶剤 は顕微鏡的病原体に対するヨウ素の活性を高める。ヨウ素が可溶する溶剤はクロ ロホルム、二硫化炭素、四塩化炭素、ベンゼン、エタノール、イソプロパツール 、他のアルコール類、エーテル、グリセリン、プロピレングリコール及びその混 合液を包含し、水は存在させるか又は存在させない。
イソプロピルアルコール(イソプロパツール)は組成物に使用する理想的な溶剤 である。イソプロパツールはヨウ素と不利益に反応せず、比較的低価格で極めて 純粋な形で入手し得る。
エタノールはイソプロパツールと同じような性質を持つ組成物に使用するもう1 つの理想的な溶剤である。
ヨウ素は2種の化学形態で組成物t;通常存在し、その1つは純粋なヨウ素(1 2)である、純粋なヨウ素は純粋な水にごくわずかしか可溶しない(20°セン チグレード(C)に於て1:3450)が、可溶性ヨウ化物を含む水溶液(I− 、(水))及び種々の有機溶剤では自由に可溶する。従うて発明の好ましい組成 物はヨウ素の比較的水溶性の形態、通常ヨウ化ナトリウムあるいはヨウ化カリウ ムを含む、これらのヨウ素の比較的可溶性の塩を水溶液に加えると溶液中のヨウ 化物アニオンの存在が増加し、それによって希釈組成物中の遊離ヨウ素の濃度が 増大する。
溶液中の遊離ヨウ素は抗菌性であり1組成物を有効な殺菌剤にする。遊離ヨウ素 はタンパク質、核酸及び脂肪酸のN−H,S−H,フェノール及びC;C基に“ 付加反応”して微生物を死滅させると考えられる。理由がどのようなものであっ ても、組成物中の遊離ヨウ素の濃度が高いほど組成物は微生物を死滅させるため に速く作用する。
使用の希釈度は、組成物が用いられるヨウ素含有化合物水溶液の濃度である。ヨ ードフォアと異なり、本組成物は遊離ヨウ素の最大量が溶液で存在する“使用希 釈度”を持たない。
本発明はヨウ素と洗浄剤を組成物の使用の希釈度に水性希釈するとき、希釈され た組成物の遊離ヨウ素含有量がヨードフォアのそれより多い方法で混合する。し かしながら強ヨード液(tJsP)又はヨードチンキ(tJsP)と異なり本発 明は、硬い面を着色せず手に穏やかである。
アニオン性洗浄剤は好ましいアニオン界面活性剤である。アニオン性洗浄剤は一 般に油溶性である非極性の大きな炭化水素末端及び水溶性であるアニオン極性末 端を有する両親媒性清浄剤である。親水性極性末端は通常カルボン酸塩、硫酸塩 又はスルホン酸塩からなる。アニオン界面活性剤の典型的な具体例は、ラウリル 硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ドデカンス ルホン酸ナトリウム及び種々の硫酸ノニルフェノキシポリエチレンオキシ−エタ ノール誘導体である。
ラウリル硫酸ナトリウムと共に硫酸ノニルフェノキシポリエチレンオキシエタノ ールは本発明に於て好ましいアニオン性洗浄剤である。これらは効果的であり、 比較的安価であり、容易に入手でき、他のアニオン界面活性剤と配合した組成物 より良好に着色を抑える。商品名ポリステップ(Polystep) B −1 として販売されている硫酸ノニルフェノキシ(エチレンオキシ)、エタノールは 、少なくとも項目のものを着色することが示されているがまた理想的な結果をも たらす、ノニルフェノキシエタノールスルフェート1部に対してエチレンオキシ 2.6及び8部を有するノニルフェノキシポリエチレンエタノールスルフェート 組成もまた良好に作用する(即ち ノニルフェノキシ(エチレンオキシ)2エタ ノールスルフエート、ノニルフェノキシ(エチレンオキシ)6エタノールスルフ エート及びノニルフェノキシ(エチレンオキシ)、エタノールスルフェート)。
他の好ましいアニオン界面活性剤はラウリルエトキシ硫酸ナトリウムである1組 成物にアニオン界面活性剤としてラウリルエトキシ硫酸ナトリウムを使用すると 7ニオン界面活性剤としてノニルフェノキシ(エチレンオキシ)、エタノールス ルフェートを使用する組成物と極めて類似の特性を有する組成物が生じる。ラウ リルエトキシ硫酸ナトリウムは一般に硫酸アルキルエーテル基の界面活性剤の1 種として分類される。
組成物の好ましい実施態様はラウリル硫酸ナトリウムを含む、ラウリル硫酸ナト リウムは“泡立ち”、溶液が疎水面(例えば金属)上の滴や“抱”に集まる傾向 を減少させる。ラウリル硫酸ナトリウムは希釈した組成物が処理される面に広が る表面張力を低下させると考えられる。
溶剤は典型的には水であるが、希釈組成物を生成するために濃縮組成物に加えら れる0本発明の1実施態様では硬水(即ち、カルシウム及びマグネシウム塩を含 む水)を使用するニーとができる。水は不純物が組成物の作用を妨害しない限り ある種の不純物を含んでもよい、加えられる水の量は個々の実施態様の使用の希 釈度に依存する。実施態様の使用の希釈度は溶液中に存在する遊離ヨウ素の濃度 を決定するために当業者に用いられる常法で容易に決定することができる。
ヨウ素の水性希釈液はPH6以下でない限りは自己失活する。かかる失活を防止 するために酸性化剤を組成物に加えることができる0本発明に有用な酸性化剤は 溶液のpHを低下させる傾向があって、組成物の必要成分と不利益に反応しない 化学化合物である。理想的な酸性化剤は85%リン酸(Ha P O−(水)) である、他の有用な薬剤にはリン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムを包含する。
非イオン界面活性剤もまた組成物に加えることができる。有用な非イオン界面活 性剤の具体例はポリエチレングリコールモノラレ−ト、ポリエチレングリコール モノラウレート、やし油アルカノールアミド及びゃし脂肪酸アルカノールアミド を包含する。
非イオン又はアニオン界面活性剤又は組成物の他の成分を選択するには化学的又 は物理的不適合が起こらないことを確実にするために注意をはられねばならない (例えばカチオン界面活性剤とアニオン界面活性剤との混合)、選択及び処方の 十分確立された原則は1本発明の実施で十分に適用することができる。従って当 業者は本発明の処方に適合する成分を選択するのに難しさは経験しないであろう 。
更に次の実施例で発明を具体的に説明する。
X薯」Lよ 成       重量(g)  Iミ1−怪yヨ   ウ  素                    20            4.34インプロパツ ール(99%)    156,16   33.88ラウリル硫酸ナトリウム     4      0.87ノニルフエノキシ(エチ    8       1.74レンオキシ)、エタノール スルフェート 蒸留水    200  43.39 ヨウ化カリウム        12      2.60リン酸(85%)           60.80    13.18全量460.96 g  1 00% 実施例1の製剤は水1〜214部の典型的な使用の希釈度を有し、その希釈度に 於て遊離ヨウ素43mg/葛を得る。使用の希釈度に於てこの好ましい実施態様 は明るい色の硬い面を着色せず、手に穏やかである。
非イオン界面活性剤が実施例1の組成物に加えられるのであれば列挙した成分を 配合した後に加えるべきである。
ヌJL吐−1 実施例1の濃縮殺菌薬組成物1”/、mQを水213.5mQで希釈した。この 使用の希釈度(3:425)に於て、溶液中遊離ヨウ素約65 m g / Q が存在した。
ヌJL匠工a 使用の希釈度1 : 214に於ける実施例1の殺菌薬組”7X (Salrn onella cholerasius)に対する表面消毒薬としての有効性を 決定するために研究した。この研究は汚染されたシリンダーを組成物に5分間さ らして行なった。試験される各細菌種に対して60個の担体を3単位の消毒薬の 各々について試験した。操作はアソシエーションオブオフィシャルアナリティカ ルケミスッ(Association of 0fficial Analyt ical Chernists)に記載される通り用いた。S、アウレウス(a ureus)とS、コレラシラス(cholerasius)の両方の3個のバ ッチ全部に5分さらした60個のくり返しのうち60個に撲滅が得られた。P、 アエルギノーザ(7)の全3個のバッチに5分さらした60個のくり返しのうち 59個に撲滅が得られこれは95%の信頼度を表わす。
一般にアルコールあるいはアルコール−水混合液に溶解したヨウ素の濃縮液は非 イオン界面活性剤と適合し得るがアニオン界面活性剤によって沈殿を生成する。
非イオン界面活性剤を含むアルコールあるいはアルコール−水混合液に溶解した ヨウ素の濃縮液は蒸留水で希釈するとき安定であるが“硬”水(即ちカルシウム 及びマグネシウム塩が存在する水)で希釈した場合沈殿を生成する。
多くの安定な希釈液は濃縮ヨウ素溶液と濃縮界面活性剤(非イオン、アニオン、 又は両方の混合)を別々に硬水に加えることにより製造することができる0本発 明の濃縮及び希釈両形態に於て水性アルコールに溶解したヨウ素及びその塩の1 つ(例えばNaI又はKI)はアニオン界面活性剤、いくらかの非イオン界面活 性剤又は両種の混合と適合し得る。
xl」L土 成               4型止1ニエdll(連。
ヨ   ウ  素                    20              4.34インプロパツール(99%)    156.16    33.88ラウリル硫酸ナトリウム    4      0.87ラウリル エトキシ硫酸す    8      1.−74トリウム 蒸留水    200  43.39 ヨウ化カリウム        12      2.60リン酸(85%)           60.80    13.18全量460.96 g  1 00% 実施例5の製剤は水11八〜213.5部を使用する典型的な希釈度を有し、こ の希釈度に於て遊離ヨウ素64mg/Qを得る。
ヌW 第11ii!Iに示される通り、実施例1に開示される組成物は次の処方箋に従 って本発明に配合される。(1)ヨウ素を第1容器中暗所でイソプロパツール( 99%)に溶解する。他方、化合物を明るい所で混合してもよいが不透明あるい は射光容器を用いる。(2)第2容器中でラウリル硫酸ナトリウムを蒸留水に溶 解する。(3)ポリステップB−1(ノニルフェノキシ(エチレンオキシ)。
エタノールスルフェートを第2容器に含まれる蒸留水混合液に加える。(4)ヨ ウ化カリウムをこの第2容器に含まれる得られた混合液に加える。(5)次いで リン酸をこの得られた混合液に加える。最後に第2容器の混合液を第1容器のイ ソプロパノ−ルーヨウ素混合液と混合し、得られた溶液を射光(例えば黄色)ビ ンに貯蔵する。この生成した溶液は濃縮物1部に対して硬水214部の典型的な 使用の希釈度を有する本発明の濃縮形態である。
組成物は希釈した組成物を消毒されるべき面に適用し、5分たった後除去するこ とにより使用される。噴震適用、綿棒で塗る及び拭くことが組成物を綿に適用す る有効な手段の全てである。
本開示で用いられる“消毒”という用語は主観的な言葉である1表面又は物体は 当業者が毒性の微生物の全くない表面や物体を意図した目的に安全に使用される と見なすとき“消毒された”のである0例えば健康な歯科患者の口を検査するた めに用いられるプローブはたとえそれが切開心臓手術を受ける免疫無防備状態の 者についての使用には“消毒された”と見なされないとしても、この目的に対し て“消毒された”と考えることができる。
いずれにしてもこの用語はヨウ素組成物に関して以前殺菌薬、消毒薬又は防腐薬 として用いられたように本発明に関しても同じ意味で用いられる。
本組成物はまた動物組織を腐蝕させず微生物を死滅させるので防腐薬として用い ることができる。
本明細書に於ける特定の実施態様の詳細な言及は添付の請求の範囲の範囲を限定 するものではない。
Fig、  1 手続補正書 平成 2年 2月220 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 PCT/US88102669 2、発明の名称 殺菌薬組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 2300、)ランス チクノロシイ センター名称 エムディーティー コーポ レーション4、代理人 (1)別紙の通り、印書せる明細書及び請求の範囲の翻訳文名1通を提出致しま す。
国際調査報告

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヨウ素に対する液体溶剤、 該液体溶剤と混合したヨウ素及び 該液体溶剤と該ヨウ素と混合したアニオン界面活性剤を包含する殺菌薬組成物に おいて、 該ヨウ素と該アニオン界面活性剤を、殺菌薬組成物が水でその使用の希釈度に希 釈されるとき、遊離ヨウ素がヨードフォアより高い濃度で該希釈組成物中に存在 するような濃度で存在させる使用の希釈度を有する殺菌薬組成物。
  2. 2.ヨウ素に対する該液体溶剤がイソプロピルアルコールを包含している請求項 1記載の殺菌薬組成物。
  3. 3.該アニオン界面活性剤がノニルフェノキシポリエチレンオキシエタノールス ルフェートの誘導体を包含している請求項2記載の殺菌薬組成物。
  4. 4.ラウリル硫酸ナトリウムを含む請求項3記載の殺菌薬組成物。
  5. 5.該アニオン界面活性剤がノニルフェノキシ(エチレンオキシ)4エタノール スルフェートを包含している請求項4記載の殺菌薬組成物。
  6. 6.該組成物をpH約3〜6の範囲内に調整するのに有効な量で存在させる酸性 化剤を含む請求項5記載の殺菌薬組成物。
  7. 7.該酸性化剤がリン酸である請求項6記載の殺菌薬組成物。
  8. 8.ドデシル硫酸ナトリウムを含む請求項3記載の殺菌薬組成物。
  9. 9.非イオン界面活性剤を含む請求項7記載の殺菌薬組成物。
  10. 10.該アニオン界面活性剤がノニルフェノキシ(エチレンオキシ)2エタノー ルスルフェートである請求項3記載の殺菌薬組成物。
  11. 11.該アニオン界面活性剤がノニルフェノキシ(エチレンオキシ)3エタノー ルスルフェートである請求項3記載の殺菌薬組成物。
  12. 12.該アニオン界面活性剤がノニルフェノキシ(エチレンオキシ)3エタノー ルスルフェートである請求項3記載の殺菌薬組成物。
  13. 13.ヨウ素に対する該液体溶剤がエタノールを包含している請求項1記載の殺 菌薬組成物。
  14. 14.該アニオン界面活性剤がアルキルエーテル硫酸基を有するアニオン界面活 性剤を包含している請求項2記載の殺菌薬組成物。
  15. 15.該アニオン界面活性剤がラウリルエトキシ硫酸ナトリウムを包含している 請求項14記載の殺菌薬組成物。
  16. 16.ラウリル硫酸ナトリウムを含む請求項15記載の殺菌薬組成物。
  17. 17.該組成物をpH約3〜6の範囲に調整するのに有効な量で存在させる酸性 化剤を含む請求項6記載の殺菌薬組成物。
  18. 18.該酸性化剤がリン酸である請求項17記載の殺菌薬組成物。
  19. 19.イソプロパノール、該イソプロパノールと混合したヨウ素及び該イソプロ パノールと該ヨウ素と混合したノニルフエノキシ(エチレンオキシ)4エタノー ルスルフェートを包含し、該ヨウ素と該ノニルフェノキシ(エチレンオキシ)4 エタノールスルフェートが殺菌薬組成物を水で使用の希釈度に希釈したとき、遊 離ヨウ素が該希釈溶液中に少なくとも40mg/lの濃度で存在している使用の 希釈度を有する殺菌薬組成物。
  20. 20.酸性化剤を含む請求項19記載の殺菌薬組成物。
  21. 21.該酸性化剤がリン酸である請求項20記載の殺菌薬組成物。
  22. 22.ラウリル硫酸ナトリウムを含む請求項21記載の殺菌薬組成物。
  23. 23.ヨウ素、界面活性剤及び水を有する種類のヨウ素遊離殺菌薬組成物に於て 遊離ヨウ素が組成物中40mg/lの濃度で存在するように該界面活性剤を実質 的にアニオン性洗浄剤及びアニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の混合物か ら選択することを特徴とする組成物。
  24. 24.アニオン性洗浄剤がノニルフェノキシポリエチレン−オキシエタノールス ルフェートの誘導体を包含している請求項23の組成物。
  25. 25.遊離ヨウ素が少なくとも40mg/lの濃度で存在するヨウ素に対する液 体溶剤、アニオン界面活性剤、遊離ヨウ素及び水を包含している殺菌薬組成物を 表面に塗布し、該表面に接触した該殺菌薬組成物を該表面を十分消毒するまで維 持することを特徴とする表面の消毒方法。
  26. 26.第1容器でヨウ素を第1溶剤(第1溶剤中)に溶解し、 第2容器でアニオン界面活性剤を第2溶剤に溶解し、第2容器で水溶性ヨウ化物 を第2溶剤に溶解し、第1容器の内容物を第2容器の内容物と暗所で混合し合わ せた溶液を予め定量した量の水で希釈することを特徴とする殺菌薬組成物の製造 方法。
  27. 27.ヨウ素に対する液体溶剤、 該液体溶剤と混合したヨウ素、 該液体溶剤と該ヨウ素と混合したアニオン界面活性剤及び 該液体溶剤、該ヨウ素及び該アニオン界面活性剤と混合した水を包含し、 該液体溶剤、該ヨウ素及び該アニオン界面活性剤を遊離ヨウ素が組成物中少なく とも40mg/lの濃度で存在するような濃度で該水中に存在させる殺菌薬組成 物。
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