JPH02503751A - 狂犬病ウイルス細胞を特異的に認識するヒトモノクローナル抗体、それを産生する細胞、それを含有する処方物及びそれら全ての製造方法 - Google Patents

狂犬病ウイルス細胞を特異的に認識するヒトモノクローナル抗体、それを産生する細胞、それを含有する処方物及びそれら全ての製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 狂犬病ウィルス細胞を特異的に認識するヒトモノクローナル抗体、それを産生す る細胞、それを含有する処方物及びそれら全ての製造方法本発明はヒトモノクロ ーナル抗体、該抗体を産生するハイブリッド細胞系及びモノクローナル抗体の使 用に関する。
経組織に感染するウィルスからなる。通常は感染した動物に咬まれることにより 狂犬病にかかるが、感染した唾液で汚染された物による掻き傷や擦傷により発症 することもあり、まれには粘膜の浸透、ウィルスエアゾル剤を受けて又は感染し た組織の移植によって起ることもある。Harrison’s Pr1ncip les ofInternal Medicine、  第10版、  Pet erSdOrfら編。
罹患する割合は約15%であるが唾液中のウィルスの量と傷の場所や深さによっ て異なる。通常30〜70日間の潜伏期の後、狂犬病は人では必ず死に致る病気 を生じさせる。この疾患の第一相即ち興奮相は発熱、激しい震え、痙f性の全身 性の筋収縮及び、大声、明るい光若しくは接触によりしばしば突然発症する反弓 緊張を伴う間代性又は強直性痙翠によって特徴付けられる。この疾患の最も典型 的な特徴は、液体を飲み込もうとして最初に突然に起こる咽頭筋肉の全身性の激 しい、痛みを伴う痙寧であり、このために恐水病(hydrophobia)   (恐水)になる。飲み込むことを避けるために、患者は口からよだれを垂らす 。通常長時間の無呼吸を伴う全身性!!撃の後に死亡する。
この疾患の興奮段階を生き延びた患者は憂うつ、無感心、反射性の低下及び昏睡 を特徴とする全身性の弛緩性麻痺へと進行する。麻痺性の狂犬病を発症してから 通常は2〜3日後に死亡するが、数週間後に死亡することもある。
人の狂犬病感染の診断テストには時間がかかり、しかも確実ではない。従って、 多くの患者は狂犬病陽性の診断なしに抗狂犬病血清を投与されている。
この疾患の初期には、ヘモグロビン値及び慣例的な内液化学検査値は正常である が、視床下部機能障害、消化管出血のような異常が起こり、続いて他の合併症が 発症する。末梢白血球数は通常やや増加する(12,000〜17.000/  cj”)が、正常なこともあれば又は30. Goo/ cJまで上昇すること もある。
全てのウィルス感染と同様に、狂犬病の特異的な診断は、(1)感染した分泌物 [唾液、まれには脳を髄液(C8F)又は組織〈脳)]からのウィルスの単離、 ■急性感染の血清学的な証明、又は■感染した組織、例えば角膜の圧入塗抹、皮 膚生検又は脳中でのウィルス抗原の証明に依存している。
(FA)染色並びに、■ネグリ小体の組Il学的及び/又は電子顕微鏡検査に掛 ける。ウィルスを単離するためのマウスへの接線− 看による研究及びウィルス抗原の直接FA染色はかなり信頼性があり、感度も高 いが、患者が長く生存を続け、血清及びC8F中に高いレベルの中和抗体が存在 すると「自己滅菌」が起こり、これらのテストは陰性になることがある。狂犬病 抗原を証明するための皮膚生検、角膜圧入塗抹及び唾液のFA染色の使用は生存 中に狂犬病を診断する際の助けとなっている。
血清学的に、又は脳中のウィルスの証明によってこれらの所見の確認を試みるべ きである。上記のHarrison’s Pr1nciples of狂犬病感 染のもう1つの決定法は、狂犬病ウィルスの潜伏が疑われる動物を補えて、殺し 、その脳をFA法で調べることである。しかし、咬む疑いのある動物を見つけ又 は捕えることはいつも可能であるとは限らない。
従って、迅速で正確であり、しかも組織生検を必要としない狂犬病感染のための 検査が必要とされている。
狂犬病は人では必ず致死の疾患なので狂犬病の予防は非常に重要である。ワクチ ンによる暴露前(pre−eXpO3ure)免疫又は暴露後(postexp osure)の治療により狂犬病を制@することができすること;■抗狂犬病血 清を偽の周囲に滴下又は染込ませること:及び■抗狂犬病血清の非経口投与を含 めたワクチンの投与異種血清を投与された人では15〜45%)、抗ヒスタミン 剤の投与が必要となる。ヒト起源の抗狂犬病血清では、有害な副作用の発生率が 低いため、その使用が増加しつつある。しかし、ヒトの志願者から抗血清を集め ているためにその供給には限度がある。従って、再現性のある特異性と親和性を 有したヒト抗狂犬病抗体をin Vit「Oで大量生産できればかなりの前進と なろう。
この目標を達成するための良い方法は体細胞のハイブリッド形成である。従って 、1つの態様では、本発明はこのようなヒト抗狂犬病抗体の製造を目的とする。
にohler、G、及びHilstein、C,、Nature 256 :  496(1975)が初め彼らの研究ではマウス起源の形質細胞腫及びリンパ球 を使用した。この方法で製造したマウスの抗体は研究及び診断の目的使用されて いる。しかし、にohlerとHilsteinの泌駆的研究以来、同様な特異 性と再環性を有するヒト抗体はヒト免疫グロブリかになった。 1980年には 、2つのグループの研究者が別々に、にohlerとHilsteinの手法の ヒト細胞への応用を報告した。
[Cr0Ce、C,H,ら、 Nature 288:  488〜489(1 980) : 01sson、l−。
−ナル抗体の報告数よりはるかに少ないが、゛それ以来、数種の抗原に対するヒ トモノクローナル抗体の製造が文献に報告されている。
ヒトモノクローナル抗体製造の問題に対するアプローチのいくつかが開発されて きており、次のものを含んでいる:(I>  エプスタインバーウィルス(EB V)による正常ヒトリンパ球の形質転換。
(II)  とトリンパ球とマウスミニローマ細カサ融合。
(III)  ヒトリンパ球とマウス/ヒトへテロミエローマ細胞との融合。
(IV)ヒトリンパ球とヒトミエローマ又はリンパ芽球II!胞との融合。
(V)   (I)(7)方法と、(I[)、(I[[)又c;! crv>ノ &Nすれか1つの方法との組合わせ。
方vi(I)については、EBV−形質転換した細胞系は抗体産生において非常 に不安定であり、クローン化することがとても難しいという欠点がある。
方法(n)は、マウス/ヒトハイブリドーマはヒトの染色体を優先的に分離する 傾向にあり、そのため、持続的なヒト抗体産生において非常に不安定であるとい う欠点を有している。しかし、著者のなかには、サブクローニングを繰り返すこ とによって、安定なヒトモノクローナル抗体を分泌するマウス−ヒトハイブリド ーマを単離することが可能であると主張している人もいる(例えば、Cote、  R,L、ら、 Pr0C,88口、 ACad、 Sc i 、 USA堕:  2026〜2030(1983))。従って、方法(III)、(mV)(V )が多分今使用できる最良のものであろう。
狂犬病ウィルスに対するいくつかのマウスモノクローナル抗体が報告されテイル (例えば、Wiktor、T、J、及びにoprowski。
H,Proc、Natl、Acad、Sci、USA 75: 393B 〜3 942(1978)) 、 1 ツ(1)例では、EBVで形質転換した細胞系 が分泌するヒト抗体が記載されている。しかし、今までの所、狂犬病ウィルスに 対するヒトモノクローナル抗体を産生ずる安定なハイブリドーマは報告きれてい ない。
本発明は、 (a) Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウィルスと特異 的に結合し、 (b)前記ウィルスを中和する ヒトモノクローナル抗体を提供する。
本発明はまた、本発明のヒトモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞 系及びその子孫細陸(ProfJeny)も提供する。
このようなハイブリドーマ細胞系は、Rhabdoviridaeの狂犬病合す ることからなる方法で作製される。
本発明は更に、本発明のヒトモノクローナル抗体の製法も提供し、この方法は本 発明のハイブリドーマ細胞系胞系又はその子孫細胞を培養し、こうして産生され たモノクローナル抗体を回収することからなる。
Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウィルスを含有している かどうかを検出する方法にも係る。この検出方法は、検体を本発明モノクローナ ル抗体と接触させて抗体−抗原複合体が形成されているかどうかを検出すること からなる。
本発明のモノクローナル抗体を使用することによって、適当な暴露後プロトコー ルの一部として、このウィルスにさらされたイ固体内で狂犬病が臨床的に発従す るのを防ぐことができる。
クラみ この抗体はどの44の免疫グロブリンであってもよいがIqG又はIQMが好ま しい。狂犬病ウィルスの少なくとも3つの実験室株すなワチPitman−Ho ore、 CV S及びERAに共通なエピトープを認識し、且つウィルスが既 に細胞表面に結合している状態で少なくとも部分的にlB飽を感染から保護しう るモノクローナル抗体が得られる。
添付した図面中、 第1図はハイブリドーマ上清中の中和抗狂犬病ウィルス抗体の検出を示している 。A、8.0及びDは陰性対照を示し、すなわち、Aは新鮮な完全RPMI培地 であり:BはFD51]胞胞系からの廃培地であり:Dはヒトモノクローナル抗 破傷風毒素IQM抗体を産生ずるハイブリドーマからの上清である。また、E及 びFは陽性対照を示し、すなわちEは(1:10最II希釈でテストした)PB L供与者の血清であり;Fは(1:100@終希釈でテストした)市販の抗狂犬 病抗血清である。ハイブリドーマ上清は1:10の最終希釈でテストした。
第2図はハイブリドーマ208由来のクローンの上清中での中和抗狂犬病ウィル ス抗体の検出を示している。A−Fは上記のような対照を表わす。このクローン の上清は1:10最終希釈でテストした。3つのパネルをテストした。すなわち 、a:105個の感染性狂犬病ウィルス粒子と一緒に上清をインキュベートして 中和を評価した。b : 10”個の感染性狂犬病ウィルス粒子と一緒に。及び C:102個の感染性狂犬病ウィルス粒子と一緒に。
第3図は、正常細胞(3,4)又は狂犬病ウィルスに感染した細胞(1,2)で のクローン208/ 97が産生じた抗体(1,31又はポリクローナル抗ヌク レオカプシド抗血清(2,4)による免疫螢光研究を示している。免疫螢光テス トは新鮮なl l1l−(A )又は固定した細胞(B)で実施した。
第4図は、クローン208/ 97が産生じたモノクローナル抗狂犬病抗体及び 参67抗狂犬病血清の中和能を示している。Δ:クローン208/ 97が産生 した抗体(最終側10埒/d):■:1: 対ul!+7)抗血10.0051 .Ll、/M1゜第5図は、標的細胞に吸看させた狂犬病ウィルス粒子に対する クローン208/ 97が産生したモノクローナル抗体及び対照抗血清の抗ウィ ルス活性を示している。
■:クローン208/ 97が産生したモノクローナル抗体:ロ:対照のウマ抗 狂犬病血清。
本明細書中で使用しているように、「狂犬病ウィルス」という用語はWHOTe chnical Report 5eries Na709(7984)で定義 されているようなRhaMoviridaeの血清型1狂犬病群のウィルスを意 味するものであって、自然に発生する疾患の作用因子を表わすのに使用ぎれる[ 桁上(street)狂犬病ウィルス」と、実験至で培養した後に唾液腺組織に 対する感染力が消失した、ワクチン製造に使用する急速に増殖する株を表わすの に用いられる[固定(flxed)狂犬病ウィルス」の両者からなる。
請求するハイブリッド細胞系の特性化に関して、「永久」及び「安定」という用 語は、典型的には少なくとも約6ケ月の長期間に亘り生存可能なことを意味する 。本発明により、少なくとも25回の培養を通して特異的なモノクローナル抗体 を産生ずる能力を保持している安定で永久的なハイブリドーマ細胞系胞系が得ら れるようになる。
「モノクローナル抗体」という用語は、その集団が実質的に均質である抗体、す なわち抗体集団の個々が自然に発生する突然変異以外には同一である抗体から選 択された抗体を称する。
「抗体」という用語も又、無傷の分子及びその断片、例えば抗体に結合しうるF ab及びF(ab’)2を包含することも意味している。Fab及びF(ab’ )2 W!T片は抗体のFc断片を欠いており、楯l1(circulatio n)からより迅速に除去され、また無傷の抗体と比べ非特異的な組織結合能がよ り低いことがある。本発明モノクローナル抗体のFab 、 F(ab’>2及 び他の断片は、無傷の抗体と同様に、本発明方法による狂犬病ウィルス感染の検 出及び治療に使用しうろことが理解されよう。
「中和する」という用語は、抗体含有上清が標的細胞への感染性狂犬病ウィルス の感染能を阻止する能力を表わすのに使用する。
本発明のヒトモノクローナル抗体は、 (a) Rhabcloviridaeの狂犬病群の血清型1群のウィルスに特 異的に結合し、 (b)このウィルスを中和する。
使用して製造したハイブリドーマ細胞系から分泌される。静養であり且つ永続的 であって、これらの特性を示ざない1BIlaと融哺乳類起源の形質細胞腫(骨 髄m>又はリンパ芽球腫1[1胞系、例えばヒト起源のリンパ芽球腫細胞系を使 用しうる。好ましい令 タイプの細胞系はヒトヒポキサンチン−ホスフォリボシル−トランスフェラーゼ (HPPT)欠損及びウアバイン耐性のリンパ芽球腫細胞系である。このような 細胞系の1つが特に好ましい。このものは受託番号87061701で、198 8年2月19日にFuropean Co11ection of Anima l Ce1l Cuture(ECACC)、POrtOnoown、英国に寄 託された細胞計FD5である。
このHPRT欠損及びウアバイン耐性の突然変異1g!!系は、(Human  Ce1l Depository、カムチン。ニューシャーシー、米国から入手 した)ヒトB−リンパ芽球腫細胞系GH1500八由来のものであった。HPR T欠損突然変異株は、エチルメタンスルホネートで突然変異誘発した細胞集団を 20tts / dの8−7ザグアニンの存在下で選択して得た。このようにし て得た突然変異株をウアバイン耐性とするために、ウアバイン濃度を(io’M まで)高めた培地内でHPRT欠損系を培養した。FD5細胞はそれ自身少It  1〜7M1B/1υ−IIIl記/ロノ’/j I W %2 VL Vp  Ccc 山−だ。これらの細胞は懸濁液中で典型的なリンパ芽球層系として増殖 し、大きな細胞の塊を形成する。増殖培地は20%の熱不活性化牛脂児血清を補 ったR P M I 1640 (Now社)からなる。倍イルスに特異的に結 合する抗体を産生するヒト由来の細胞と融合させる。これらの抗体産生l胞はウ ィルスで形質転換されていても又はされていなくてもよいリンパ球である。エプ スタインバーウィルス(EBV)を形質転換に使用するのが好ましい。
Aく人 分離し、fi増殖細胞と融合させるのは典型的に8−リンパ球だヒト志願者から 入手する。この目的に、市販の狂犬病ワクチンを使用することも可能である。末 梢向りンバ球(PBL)を志願者から入手する。B−リンパ球又は少なくともB −細胞の多いPBL画分を一般的に得、所望に応じてライスルで形質転換する。
ハイブリッド形成前又は好適であれば形質転換前に、有糸***物質の存在下又は 非存在下で、活性又は不活性(ワクチン)狂犬病ウィルスのような血清型1群の 狂犬病ウィルスによりin VitrOでリンパ球を再刺激することもできる。
I\イブリッド形成後に、所望のモノクローナル抗体を分泌するものについて融 合産物をスクリーニングする。
どんな意味でも本発明を限定する意図はないが、本発明の抗体を産生ずるハイブ リッドを調製し、同定する好ましい戦略は下記の通りである。予め狂犬病ウィル スに対して免疫したヒト志願者に、不活性化し凍結乾燥した狂犬病ウィルス(P itsan−Hoore/Wistar PH/W 381503−3 M株) の懸濁液からなる市販の狂犬病ウィルスワクチン製剤(Rasilvax(商標 ) 、5clavo、イタリア)で追加免疫した。4日後に、この供与者から得 たPBL看性のB−細胞の多い画分の細胞をEBVで形質転換し、供給細胞とし て放射線照射した(3000Rad )マウスの腹膜細胞を使用してマイクロタ イターウェル当たり細Wj11000個の割合で培養する。
約15日後に、得られたリンパ芽球m胞細胞系からの上清を免疫グロブリンの産 生についてELISAで選別し、次にワクチンによって規定された抗原決定基に 結合して0る抗体の検出についてRa5ilvaxに対するELISAで選別す る。両アッセイで陽性であり、後者のアッセイで最も高い活性を示す上清を集め 、増ヤし、そして最後にHRPT欠損及びウアバイン耐性FD5細胞と融合させ る。アミノプテリン及びウアバインを含有する組織培養培地中でハイブリッドを 選択する。
下記実施例中で記載するように、上清をRaSi 1vax−ELISAで選別 する。このアッセイで最も高い活性を示すものをその感染性狂犬病ウィルス中和 能について処理する。供給細胞として照射マウスm*it+胞を含むウェル内で の限界希釈によって、所望の抗体を産生ずるウェルからの細胞をクローン化する 。所望の抗体を産生するクローンの子孫を、組織培養フラスコ中又は中空繊維組 織培養装置(例えば、ACLISySt−Jr、 、 EndOtrOniC8 ,CoonRapidS、ミネソタ)内の好適な培地中でin vitroで増 殖させるか又は免疫不全の実験動物内でin VitrOで増殖させる。
所望であれば、場合によっては硫安沈殿、イオン交換クロマトグラフィー、アフ ィニティークロマトグラフィー、高性能液体クロマトグラフィーの如き手法又は 当業者に公知の他の手法により、培地又は体液から抗体を分離してもよい。従っ て、好ましい戦術によって、次の特徴を有するヒトモノクローナル抗体を製造す ることができる: a)その集団が実質的に均質である: ハイブリッドである細胞により産生される:C)狂犬病ウィルスワクチンによっ て規定される抗原決定基に結合する: d)感染性の狂犬病ウィルスを中和し、ウィルスが標的細胞にもはや感染できな いようにさせる。
本発明のモノクローナル抗体は、狂犬病を発症する危険性のある固体において、 好適な暴露後プロトコールの一部として治療上の用途を見出している。これを傷 の周囲に滴下したり染込ませることもできるし、又はワクチンと共に非経口投与 することもできる。
本発明のモノクローナル抗体は、適当な量のモノクローナル抗体を医薬上許容し うる担体又は希釈剤と一緒に含有させることにより医薬組成物に処方することが できる。一般的に言うと、これらの担体及び希釈剤には食塩水及び緩衝媒質を含 有するアルコール性/水溶液、乳化液又は懸濁液を包含する。非経口用ベヒクル には塩化ナトリウム溶液、リンゲルテキストロース。
デキストロースと塩化ナトリウム、乳酸リンゲル液又は不揮発油を包含する。静 脈内投与用ベヒクルには液体及び栄養補充物。
電解質補充物1例えばリンゲルデキストロースをベースとするものなどを包含す る。保存料及び他の添加剤1例えば抗菌剤。
酸化防止剤、キレート化剤、不活性ガスなども含んでよい。−Hackli、1 980年ヲli照セヨ。
モノクローナル抗体の投与は、ヒト又は異種起源の狂犬病免疫グロブリンを用い て現在使用されている方法で行うのが好ましい、従って、動物に咬まれたイ固体 及び狂犬病を発症する危険性のあるイ固体の傷の周囲にモノクローナル抗体を滴 下するか又は染込ませることができる。また、それを筋肉内に単回投与すること もできる。これらの処置の後にワクチンの完全コースを行うことができる(WH OTechnical Report 5eries参照)。
モノクローナル抗体は典型的にはヒト起源の狂犬病免疫グロブリンについて現在 使用されている投与量(WHOTechnicalReport 5eries 参照)に相当する母を使用する。従って、本発明のモノクローナル抗体はヒト起 源の狂犬病免疫グロブリン20〜40国際単位(1,U、)に相当する0、4〜 1.6 ta/体重IKgの投与量で投与しうる。
本発明のモノクローナル抗体はイムノアッセイに使用するのに特に適しており、 イムノアッセイでは該抗体を液相中で使用することができ、又は固相担体と結合 させることができる。更に、これらのイムノアッセイ中のモノクローナル抗体を 種々の方法で検出できるよう標識しうる。
本発明のモノクローナル抗体が結合でき、且つ狂犬病ウィルスの存在の検出に使 用しうる多くの担体がある。良く知られている担体にはガラス、ポリスチレン、 ポリプロピレン、ポリエチレン、デキストラン、ナイロン、アミラーゼ、天然及 び修飾セルロース、ポリアクリルアミド、アガロース及び磁鉄鉱を包含する。本 発明の目的のためには、担体の性質はある程度可溶性であっても不溶性であって もよい。当業者はモノクローナル抗体を結合するための他の多くの好適な担体に 気付くであろうし、慣用的実験を使用してそれを確認することもできよう。
当業者に公知の多くの異なる種属及びIli識法がある。本発明に使用しうるタ イプの標識の具体例には、酵素、放射性同位元素、螢光化合物、化学ルミネッセ ンス化合物、バイオルミネッセンス化合物及び金属キレートを包含するがこれに 限定されるものではない。当業者はモノクローナル抗体に結合する好適な他の1 !#識を知っているであろうし、通常の実験を使用することによりそれを確認す ることもできよう。更に、当業者に一般的に知られているII法を使用してこれ らの標識をモノクローナル抗体に結合することができる。
本発明のモノクローナル抗体を検出可能に標識しうる方法の方法で基質と反応す るだろう。本発明のモノクローナル抗体を検出しうるように標識するために使用 しうる酵素の具体例にはリンゴ酸脱水素酵素、ブドウ球菌ヌクレアーゼ、Δ−■ −ステロイドイソメラーゼ、酵母アルコール脱水素酵素、α−グリセOリンII 脱脱水素酵素上トリオースリン酸イソメラーゼ西洋わさびペルオキシダーゼ、ア ルカリ性ホスファターゼ、アルバラキナーゼ。グルコースオキシダーゼ、β−ガ ラクトシダーゼ、リボヌクレアーゼ、ウレアーゼ、カタラーゼ、グルコース−■ −リンm脱水素酵素、グルコアミラーゼ及びアセチルコリンエステラーゼを包含 する。
本発明のモノクローナル抗体は放射性同位元素で標aすることもでき、これは次 いでガンマカウンター又はシンチレーションカウンターの使用といった方法で測 定しうる。本発明の目的に特に有益な同位元素は H,1,1,P、  S。
伝 Cr、  Cj!、  Go、  Co、  Fe及び75Seテある。
モノクローナル抗体は蛍光化合物で1g識することもできる。
蛍光標識したモノクローナル抗体を適当な波長の光にさらすと、の 染伜冒光によ・てその存在が検出される。最も一般的に使用されている蛍光si x化合物にはフルオレセインイソチオシアネート、ローダミン、フィコエリトリ ン、フィコシアニン、アロフィコシアニン、オフタアルデヒド(ophthal dehyde)及びフルオレサミンがある。
本発明のモノクローナル抗体を、  Eu又はランタニド系列の他の金属のよう な蛍光発光金属を使用して検出しうるように標1することもできる。これらの金 属はジエチレントリアミン五酢II (DTPA)又はエチレンジアミン四酢I f (EDTA)のような金属キレート基を使用して抗体分子に結合しうる。
本発明のモノクローナル抗体を化学ルミネッセンス化合物に結合させて検出しう るように標識することもできる。次いで、化学ルミネッセンスを付けたモノクロ ーナル抗体の存在を、化学反応の間に発止するルミネッセンスの存在を検出する ことにより測定する。特に有用な化学ルミネンセンス*i化合物の具体例は、ル ミノール、イソルミノール、テロマチックアクリジニウムエステル(thero matic acridiniu@ester) 、イミダゾール、アクリジニ ウム塩及びシュウ酸エステルである。
同様にバイオルミネッセンス化合物を使用して本発明のモノクローナル抗体を標 識することもできる。バイオルミネッセンスとは、触媒的な蛋白質が化学ルミネ ッセンス反応の効率を上昇させる生物学的な系で認められるタイプの化学ルミネ ッセンスである。バイオルミネッセンスモノクローナル抗体の存在はルミネッセ ンスの存在を検出することにより測定される。標識のために重要なバイオルミネ ッセンス化合物はルシフェリン。
ルシフIラーゼ及びエクオリン(aeQuorin)である。
本発明と結合させて使用すると感受性がより高くなりうるもう1つの手法は本発 明のモノクローナル抗体と低分子量ハプテンとの結合からなる。次に、ハブテン は第2反応によって特異的に検出されうる。例えば、この方法ではビオチン(ア ビジンと反応)又はジニトロフェニル、ピリドキサール及びフルオレサミン(特 異的な抗ハプテン抗体と反応)のようなハブテンを使用するのが一般的である。
本発明の目的のためには、本発明のモノクローナル抗体で検出される狂犬病ウィ ルスは午物学的体液中又は組織中に存在しうる。感染した動物又はヒトから得た もので、検出可能だが未知の量のウィルスを含有しているどんなサンプルも使用 できる。
通常サンプルは液体、例えば感染した動物の唾液、脳WM液。
血液、血清、尿など、又は固体もしくは半固体、例えば組織。
糞などである。
本発明のモノクローナル抗体はキットの製造に理想的に適している。このような キットは密封状態で受は入れるように区分されている担体手段と、1つ以上のバ イアル、チューブなどのような容器手段からなり、この容器手段の各々は使用す べきイムノアッセイの個々の要素からなっている。本発明の治療上の使用に適し た個々の要素を含む1つ以上の容器手段を有する区分きれた担体手段からなる同 様なキットを製造しうる。
キットの形態に使用又は取り入れうるイムノアッセイのタイプには多くのものが ある。本発明の抗体を使用しうるイムノアッセイのいくつかの典型的具体例は競 合アッセイ及びイムノメトリック又はサンドイッチイムノアッセイである。
[イムノメトリックアッセイ」又は[サンドイッチイムノアッセイ]という用語 は同時(SillultaneOLIS)サンドインチ、フォーワード(for ward)サンドイッチ及びリバース(reverse)サンドイッチイムノア ッセイを包含することを意味している。これれうるイムノアッセイの弛の変法及 び形態に有用でありうることを理解するだろう。これらは本発明の範囲に含むも のとする。
フォーワードサンドイッチイムノアッセイでは、先ず、サンプルを、狂犬病抗原 に対するモノクローナル抗体を含有する固相免疫吸着剤と共にインキュベートす る。サンプル中の抗原を固相中の固定化抗体と結合させるのに十分な時間の間イ ンキュベーションを続ける。1回目のインキュベーションの後に、インキュベー ション混合物から固相免疫吸着剤を分離し、これを洗浄して過剰の抗原とサンプ ル中に存在しうる例えば非特異的な結合蛋白質のような他の妨害勧賞とを除去す る。引き続き、固定化抗体に結合した狂犬病抗原を含有する固相免疫吸着剤を、 第2回目として、可溶性の標識抗体と共にインキュベーションする。第2回目の インキュベーションの後に、もう1度洗浄して固相免疫吸着剤から未結合の標識 抗体を除去し、及び、非特異的に結合している標識抗体を除去する。次に、固相 免疫吸着剤に結合している標識抗体を検出し、検出された標識抗体の量を初めの サンプル中に存在する抗原量の直接的な測定値として使用する。また、免疫吸着 剤複合体と結合していない標識抗体も検出しうるが、この場合、測定値はサンプ ル中に存在する抗原量と反比例する。フォーワードサンドイッチアッセイは、例 えば米国特許第3,867.517号:  4,012,294号及び4,37 6.110号明細書に記載されている。
フォーワードイムノメトリックアッセイの実施について、より詳細にはその方法 は次の通りである:(a)先ず、サンプルと固相に結合した抗体との混合物を形 成し、サンプル中の抗原を同相に結合している抗体に結合させるのに十分な時間 及び十分な条件下で混合物をインキュベートし: (b)段tli (a)の前記インキュベーションの後の混合物に検出しうるよ うに標識した抗体を加え、標識した抗体を固相免疫吸着剤に結合させるのに十分 な時間及び十分な条件下で新たに得られた混合物をインキュベートし;(C)段 階(b)のインキュベーション後の混合物から固相免疫吸着剤を分離し:並びに (d)固相免疫吸着剤に結合した標識抗体を検出するか又はそれと結合していな い抗体を検出する。
リバースサンドイッチアッセイでは、先ずサンプルを標識抗体とインキュベート し、その後、複数の固定化抗体を含有する固相免疫吸着剤をそれに加えて第2回 目のインキュベーションを実施する。第2回目のインキュベーション後に洗浄を 行うが、フォーワードサンドイッチアッセイの最初の洗浄段階は必要ではない。
リバースサンドイッチアッセイは、例えば米国特許第4、098.876号及び 第4,376.110号明細書に記載されている。
リバースイムノメトリックアッセイの実施について、より詳細にはこの方法は次 の通りである: (a)サンプル中の抗原を標識抗体と結合させるのに十分な時間及び十分な条件 下で、先ず、サンプルと可溶性の検出可能なall抗体との混合物を形成し: (il)段階(a)の前記インキュベーション後の混合物に固相結合抗体を加え 、標識抗体に結合した抗原を固相抗体と結合させるのに十分な時間及び十分な条 件下でインキゴベートし; (C)段階(b)のインキュベルジョン後の混合物から固相免疫吸着剤を分離し :並びに ((1)固相免疫吸着剤に結合している標識抗体を検出するが又はそれに結合し ていない標識抗体を検出する。
同時lサンドイッチアッセイでは、1つのインキュベーション段階で、サンプル と、複数の固定化抗体を有する免疫吸着剤と、標識した可溶性抗体とを同時にイ ンキュベーションする。
同時アッセイでは、1回のインキュベーションのみが必要であり、洗浄ステップ はない。同時アッセイの使用は非常に好ましい方法である。このタイプのアッセ イでは、操作の容易さ、均質性、再現性、アッセイの直線性及び高い精度が得ら れる。抗原を含有するサンプルと、固定化された抗体を有する固相免疫吸着剤と 、標識した可溶性抗体とを、固定化抗体及び可溶性抗体に抗原を結合させるのに 十分な時間及び十分な条件下でインキュベーションする。一般に、できる限り多 くの抗原が結合するのに十分なインキュベーション条件を使用するのが望ましい 。
何故ならば、このことにより標識抗体の固体相への結合が最大どなり、それによ り信号が増加するからである。時間及び温度の典型的な条件は45℃で2時間又 は37℃で12時間である。
標識抗体は溶液中にあり、一方、固定化抗体は固相担体に結合しているために、 抗原は典型的には固定化抗体よりも標識抗体により迅速に結合する。このために 、標識抗体は固定化抗体よりも低濃度で使用でき、また、標識抗体については高 い比活性を使用することが好ましいう例えば、標識抗体は約1〜50ng/アッ セイの濃度で使用し得、一方、固定化抗体は10〜500ng/アッセイ/抗体 の濃度をもち得る。放射標識した場合には、例えば、抗体は抗体1分子当たり1 個の放射性ヨウ素又は抗体1分子当たり2個以上の放射性ヨウ素を有する比活性 を有して多価抗原を含有するサンプルについて同時イムノメトリックアッセイを 実施するときには、その方法はより詳細には次の通りである: (a)サンプルと固相結合抗体と可溶性標識抗体との混合物を同時に形成し: 乞 (b)段階(a)で形成した混合物を、サンプル中の抗原7固定化抗体と標識抗 体との両者に結合させるのに十分な時間及び十分な条件下でインキュベーション し:(C)インキュベーション後のインキュベーション混合物から固相免疫吸着 剤を分離し: もちろん、サンプル中の抗原s度、サンプルの性質などを含む種々の因子に応じ て、標識及び固定化抗体の特定のIl!、インキュベーションの温度及び時間、 並びに他のアッセイ条件を変化させることができる。当業者は通常の実験を使用 して、各測定について有効で且つ最適なアッセイ条件を決定することができよう 。
インキュベーション後、インキュベーション混合物から固相免疫吸着剤を分離す る。例えば沈降及び遠心分離のような任意公知の分Ill法でこの分離を達成し うる。例えば標識が放射活性なγ線放出物質であるときにはシンチレーションカ ウンターで又は、例えばtgllが蛍光物質であるときには蛍光光度計で検出し うる。酵素標識の場合には、その酵素の基質と使用する比色法で検出しうる。
任意特別な状況についての慣用又は必要に応じて、洗浄、攪拌、振盪、濾過など の他のステップももちろん加えることができる。
これまで使用されてきた且つ本発明に使用できる多くの固相免疫吸着剤がある。
周知の免疫吸着剤には、ガラス、ポリスチレン、ポリプロピレン、デキストラン 、ナイロン及び他の材料から形成したビーズ;このような材料で形成した又は被 覆したチューブなどを包含する。固定化抗体は、アミド結合若しくはエステル結 合を介した共有結合のような手法又は吸着により固相免疫r!i着剤に共有結合 又は物理的に結合しうる。当業者は多くの他の好適な固相免疫吸着剤及びそれへ の抗体の固定化法を知っているであろうし、単に通常の実験を使用することによ りこれを確認す委ことができるであろう。
以下の実施例により、本発明の種々の態様を説明する。この実施例はどんな意味 でも本発明を限定することを意図したものではない。
叉−厘一■ 狂犬病ウィルスに対する抗体産生反応が強いことが分かっているワクチン接種し たヒト志願者にRa5ilvaxでブースター免疫ヘパリン処理した血液をCa ++−Mg0非含有のEarlesBalanced 5alt 5oluti on (EBSS)rl:I Ipニー希釈し、次に、市販のFicol l/  Hypaque(d−1,077、LyIIlphoprep、 Immno 、ピザ。イタリア)を使用して300X(+で40分間グラジェント遠心分離し た。20%の牛脂充血1(Flow、56℃で30分間熱不活性化した) 、  1mMのMEMピルビン酸ナトリウム(Gibco、ベイズレイ、スコツトラン ド)、MEM非必須アミノ酸(Gibco)、  100埒/dのペニシリン、   10Je/dのストレプトマイシン、  1.5p9/meのアンホテリシ ンB及び追加グルタミン(2mM )を補充した完全RPMI培地[RPM I   1640(Flow、 マ’yリ−>、 バージニア)]ニハフイーコート リンパ球を懸濁し、ヤギ抗ヒト免疫グロブリン抗血清(Cappel、マルバー ン、ペンシルバニア、 20+nHリン酸バツフア中20〜/d、5d/皿)で 予めコートしたプラスチックベトリ皿(100m+プラスチック皿、 Falc on 1005 、 Beeton Dickinson。
マウンテーンビュー、カリフォルニア)中、4℃で70分間インキュベーション した(5JEi! /皿)。
インキュベーションの終了時に、非接着細胞を含有する上清培地を吸引し、激し くピペッティングすることにより接着III胞を分離させた。B−リンパ球表面 の免疫グロブリンを検出する、と、非接着細胞ではB−細胞が油導しており、接 着細胞にはB−細胞が多いことが示された。EBV産生マーモセットit胞系3 95−8の上清と共に37℃で2時間インキュベーションすることにより、B− 18胞に冨む画分をEBVで形質転換した(Miller。
G、ら、笠、田ユ、佳鱈、銃二 並L 肚:383〜387(1972))。
この処理の終了時に、細胞洗浄し、完全RPMI培地に再懸濁し、96ウ工ル組 1/培養プレート(Falcon NQ3072)中103細胞/ウェルで5% CO2下37℃下塔7した。15日後に、IQELISA及びRa5ilvax −E L I S Aで培養プレートをアッセイした(下記)。この後者のアッ セイで強い陽性を示す抗体培養物をプールし、融合工程に充分な数のIB胞が得 られるまで組織培養フラスコ(Costar Ncr3050.ケンブリッヂ、 マサチューセッツ)内で増殖させた。これらのアッセイの結果を第1表に示す。
C0融合のプロトコール 前述のようにして得たEBV形質転換細胞培養物のプールからの細胞とHPRT 欠損及びウアバイン耐性のFD5細胞系からの細胞とが融合パートナ−であった 。この後者の細胞系は無視しうる量のIQGを分泌する。融合混合物は牛胎児血 清を含まない完全RPMI培地中に40%Wハのポリエチレングリコール(PE G)1500(Serva、ハイテルヘルク、西ドイツ)金含有した。
親18胞を血清を含まない完全RPMI培地中、室温で2回洗浄し、続いて再懸 濁し、円錐形の50d遠沈管(Falcon Nc2070)中、37℃に温め た血清を含まないRPMI中でEBV形質転換細胞:FD5細胞を1:1の比で 合わせた。
400gで10分11i!3!心分離して、培地を捨て、2dのPEGI合混合 物を1分間に亘り注意深く一滴ずつ加えた。その後、血清を含まない完全RPM I培地で混合物をゆっくりと希釈した。
細胞密度が5X10”FD5細胞/−となるように容器を調整した。照射された マウス腹膜細胞(5X 10’細胞/ウエル)を予め接種した96ウエルプレー トの各ウェルにこの懸濁液200蔗を接種した。次に、融合産物を含有するプレ ートを5%C02,37℃で24時間インキュベーションした。
次に、培地をヒポキサンチン(10’M ) 、アミノプテリン(4X 10’ M ) 、チミジン(1,6X 10−5M )及びウアバイン(10−6M  )を含有する完全RPMI培地に換えた。本明mi!中、この培地をHAT−0 培地と呼ぶ。この培養培地中では、FD5細胞はアミノプテリンの存在により死 滅し、EBV−形質転換細胞はウアバインの存在下で死滅するためにハイブリド ーマのみが生存しうる。
次に、5%G O2、37℃でプレートを更に5〜6週閤インキュベーションし た。この期間の間、3日毎に培養物に新鮮な培地を与えた。15イでにハイブリ ッドの増殖が眼で見られた。
この期間の10日1にウアバインを、30日1にアミノプテリンを培地から除去 し、6週間目からは完全RPMI培地を使用し始めた。
上記の期間の終了時には、狂犬病ウィルスで規定される抗原決定基に結合する抗 体の産生について培養物をRas i Ivax−ELISAによってテストし 、最終的には迅速な蛍光焦点阻害テスト(rapid fluorescent  focus 1nhibition test)  (RF P I T;ア ッセイの詳細については下記参照せよ)によりウィルス中和抗体の産生について 培養物をテストした。これらのアッセイの結果を第2表と第1図に示す。0,5 細胞/ウエルを入れる限界希釈により、ウィルス中和抗体アッセイで最も強い阻 害が測定された上清208を産生するハイブリッド細胞をクローン化した。
3週B後に、増殖陽性ウェルのパーセンテージを測定した。
Ra5i 1vax−ELISAでの測定により、IQの産生及び狂犬病ウィル スワクチンで規定された抗原決定基に結合する抗体の産生について増殖陽性ウェ ルをテストした。これらのアッセイの結果を第3表にまとめて示す。
最も強い抗原結合活性を示す上清を、RFFTTでの測定により感染性狂犬病ウ ィルスを中和する能力についてテストした。
結果を第2図に示す。この一連の実験では、上演(1:10最終希釈)tlo   (バネjLza)、10  (ハネ/L/ b )又ハ102(パネルC)個 の感染性狂犬病ウィルス粒子と共に37℃で″1時間インキュベーションした。
示されたように、抗原f**重量低い条件では完全又はほぼ完全な中和が観察で きた。
この特性をより詳しく特徴付けるためにクローン20B/ 97を更に増殖させ た。得られたデータのいくつかを第4表にまとめて示す。このクローンが産生す るモノクローナル抗体は狂犬病ウィルスの2つの異なる株(CVS及びERA) を中和し、従って共通のエピトープを認識することが示されたことは特筆すべき ことである。
免疫蛍光研究(第3図)は、クローン208/ 97が産生するモノクローナル 抗体が感染細胞のみを染色することを示した。
それらは新鮮な(膜の蛍光)細胞と固定したIR胞の両者に結合した。このこと は、中和抗体が狂犬病ウィルスのG蛋白質を認識することが予期されていたよう に(COX、 J、tLら、 Infect、Tm1un 、16: 743( 1977))、モノクローナル抗体が膜上に現われるウィルス抗原決定基を認識 することを示している。一方、感染細胞の細胞質中にのみ現われる抗原であるウ ィルスのヌクレオ力ブシIドに対するポリクローナル抗血清は感染した固定細胞 (細胞質の蛍光)にのみ結合した。
クローン208/ 97が産生した抗体の中和能を対照のウマ抗狂犬病血清のも のと比較した。結果を第4図に示す。示されているように、10R/idのモノ クローナル抗体は0.51.tl、のポリクローナル抗体製剤で得られたものと 同等の阻害を示す。
もう1つの実験では、ウィルスのインターナリゼーションを妨げる条件下(4℃ )で標的のニワトリ胚に関連した(CER)II飽飽上103個の感染性ウィル ス粒子を11iliJ吸看させた。インキュベーション時間の終了時に、細胞を 洗って未吸着のウィルスを除き、モノクローナル抗体208/ 97又はポリク ローナル抗血清を含む又は含まない新鮮な培地を細胞に加えた。
次に、ilmを37℃で1時間インキュベーションした。この時点で、抗体を含 有する培地を新鮮な培養培地に換え、標準条件下で11111を更に培養した。
結果を第5図に示す。示されているように、これらの条件下では抗血清は保護的 ではなかった。しかし、モノクローナル抗体は保護作用を示したままだった。こ れらの結果は、本発明のモノクローナル抗体は吸着したウィルスを介しての感染 から標的m胞を部分的に保護する力を有しているが、ポリクロ−チルな抗血清は そうjることができないために、本発朗のモノクローナル抗体の方が抗血清より 更に効果的であることを示唆している。
ハイブリドーマ208/ 97は1988年2月19日に受託番号第88021 901号としてECACCに寄託しである。
D、方 法 Oプリン(1g)抗体(20埒/ウエル、 Cappel)  100埒/ウエ ルで平底のマイクロタイタープレート(Falcon k39t2)をコートし た。4℃で一晩インキユベーションしたtlk 、Tween−200,05% 及び10+++HTris(ヒドロキシメチルアミノメタン)(N E N 。
ボストン、マサチューセッツ)を含有するpH8の洗浄用バッファ(WB)でプ レートを2回洗浄した。
次に、各ウェルに、1%B S A (Armour Pharmaceuti calCOo、カナキー、イリノイ)を含有するリン酸塩緩衝食塩水(PBS) を加え、未占有のプラスチック部分を飽和した。次に、プレートを空温で更に3 0分間インキュベーションした。その後、上記のようにプレートを洗浄した。テ スト用の上1i(100成)を各ウェルに加え、プレートを37℃で1時間イン キュベー0.05%(NEN)含有、pH7,4]で適当に希釈した、lルオキ シダーゼ結合F(ab’)2断片ヤギ抗ヒトTo(laA+IaG+ I Q  M : Cat)pel)又Ltウサキ抗ヒトI QM (μ1llW異性:D akOpattS、コペンハーゲン、デンマーク)  100JIjを各ウェル に加え、プレートを37℃で60分間上記のように更にインキュベーションした 。
次に200成のペルオキシダーゼ基質(NEN)を各ウェルに加えた。この基質 は0.2%の0−フェニレンジアミン(OPD)及び0.015%のH2O2を 含有する蒸留水からなる。5〜15分間反応させ、その後に4MHSO2を加え て発色を停止させま た。ウール内の発色の程度をプレートELISAリーダー上、492niで読み 取った。1g量を定量するために、ヒト1g標準(Miles 5cienti fic、ネーパービル、イリノイ)を加えてこの系を検量した。
2、 Ra5ilVaX−ELIS^ 50mM重炭酸バッファ (pH9,6)で希釈した50J4/ affのRa 5ilvax100JJ/ウエルで平底マイクロタイタープレートをコートした 。
4℃で一晩インキユベートした後、プレートをW巳で2回洗浄した。次に1%の BSAを有するPBSを各ウェルに加えて非占有プラスチック部分を飽和し、こ のプレートを空温で更に30分間インキュベーションした。その後、上記のよう にプレートを洗った。テスト用の上清(100gff )を各ウェルに加え、プ レートを37℃で60分間インキュベーションした後、上記のように洗4を各ウ ェルに加え、プレートを上記のように37℃で60分間更にインキュベーション した。
1o−ELISAについてと同様にペルオキシダーゼの基質を加え、発色させた 。
3、  蛍光IFの研究 狂犬病ウィルスに感染した又は感染していない細胞へのモノクローナル抗体20 8/ 97の結合を間接免疫蛍光を用いて研究した。8至のミグ0組$1空/ス ライド(Mi 1es)内の、5%の生新生児血清(NC8)を補充したイーグ ル最少必須培地(EMEM)中で、37℃、 5%C02で24時間CER[l 胞を増殖させた。次に、血清を含まないEMEMで細胞を3回洗った後、EME M 1%NC3で希釈したCVS [誘発(challenge)ウィルス株] 固定狂犬病ウィルスを用いて37℃で1時間細胞に感染させた。次に、接種物を 取り除き、細胞を血清を含まないEMEMで洗浄し、更に 100%の細胞を感 染させるのに十分な時間インキュベーションした。次に、細胞をPBSで3回洗 い、全て固定しないか又はアセトン中−20℃で5分間固定して使用した。直接 IF研究では、次に、PBSで1・40に希釈したフルオロレセインイソチオシ アネート(FITC)結合ウサギ抗狂犬病ウィルスヌクレオカプシドI L;J  G (Institut Pa5teurPrOdLICt ion、パリ、 フランス)で細胞をコートし、37℃(固定m胞)又は4℃(新鮮な細胞)で4 5分間インキュベーションした。間接IF研究では、先ず274F/meのモノ クローナル抗体208/ 97を含有するPBS 2%牛脂児血清(Fe2)と 共に細胞を37℃(固定細胞)又は4℃(新鮮な細胞)で45分間インキュベー ションした。次に、細胞を洗い、FITC結合ウサギつヒトI Q (Boeh rinoer、 vンハイム、FRG)の1:10希釈液と共に上記のように3 7℃又は4℃で更にインキュベーションした。
最後に、細胞をPBSで洗い、グリセロール中に固定し、蛍光顕微鏡下で観察し た。
4、 イルスの中和 直接免疫蛍光¥&(RFFIT)でウィルス中和抗体を測定した。指示した希釈 のハイブリドーマ又は対照の上清200成を種々の個数の感染性狂犬病ウィルス 粒子を含有するEMEM 1%FC8等量と共に37℃で1時間インキュベーシ ョンすることにより、ハイブリドーマ上清の中和効果を測定した。
狂犬病ウィルスはBHK〜21111中で増殖するSADウィルスのCvS又は ERA株であった。インキュベーションの終了時に、ミラ0組織空/スライド内 で増殖したCERIUMに各上清混合物を加えた。37℃で1時間後、接種物を 取り除き、単層物をEMEMで洗浄した。更に、対照培養物(ウィルスのみ)中 の細胞を100%感染させるのに十分な時間、37℃。5%CO2で細胞をイン キュベーションした。次に、30項に記載したようにFITC結合ウサギつ狂犬 病ウィルつヌクレオカプシドIOGを使って固定細胞上での直接IFで感染細胞 の割合を測定した。結果を、ウィルスのみで処理したIllに対する抗体/ウィ ルス混合物で処理した細胞培養物のパーセント蛍光阻害として表わす。
1組の実験の後に、ウィルス吸着後の中和を調べた。この場合には、4℃でii mインキュベーションすることによって、103個の感染性CvS狂犬病ウィル ス粒子をミラ0組11苗/スライド内で増殖させたCER細胞に吸着させた。次 に、細胞を血清を含まないEMEMで洗い、予め温めておいたEMEM1%FC 8のみ又は、モノクローナル抗体208/ 97若しくは国際的な基準の抗狂犬 病血清を含むEMEM 1%FC5と共に37℃で1時間インキュベーションL ノだ。次に、上記のように細胞を洗い、EMEM 5%NC3と共に37℃で7 2時間更にインキュベーションした。この後、前述のように感染した細胞数を測 定した。
5、染色体調製物 l5hiharaら、 Cancer Res、、22:  375〜379( 1962)に記載されている空気感染法を使って、20g/ 97ハイブリド一 マm胞の染色体調製物を作製した。
工  1 上  べ ω く 、り会 テL がL4−Q@市イiレス ル1−局★=ウマ元ン工九゛杓上味鳴     (1,U、/ml l甲野iI!否報告 一、−−、−=−−−−−P(T/E? 89100365国際調査報告 εP 8900365 SA    27757

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスに特 異的に結合し、 (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体。
  2. 2.前記抗体がIgM免疫グロブリンクテである請求項1に記載のヒトモノクロ ーナル抗体。
  3. 3.前記抗体がIgG免疫グロブリンクテスである請求項1に記載のヒトモノク ローナル抗体。
  4. 4.狂犬病ウイルス株Pitman−Mooreに特異的に結合し、並びに狂犬 病ウイルス株CVS及びERAを特異的に中和する請求項1に記載のヒトモノク ローナル抗体。
  5. 5.(a)Rhabdovirideeの狂犬病群の血清型1群のウイルスと特 異的に結合し、及び (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体を分泌するハイプリドーマ細胞系及びその子孫細胞。
  6. 6.ハイプリドーマ細胞系208/97(ECACC受託番号第8890219 01号)及びその子孫細胞。
  7. 7.(a)Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスと特 異的に結合し;及び (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体を分泌するハイプリドーマ細胞系の製造方法であって、 Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスに特異的に結合 する抗体を産生するヒト由来の細胞と永久増殖細胞とを融合することからなる方 法。
  8. 8.永久増殖細胞が細胞系FD5(ECACC受託番号第87061701号) の細胞である請求項7に記載の方法。
  9. 9.ヒト由来の抗体産生細胞がウイルスで形質転換されたヒトリンパ球である請 求項7に記載の方法。
  10. 10.ヒト由来の抗体産生細胞が形質転換していないヒトリンパ球である請求項 7に記載の方法。
  11. 11.融合する前、又はもし適切であれば形質転換する前に、Rhabdovi ridaeの狂犬病ウイルス群の血清型1群のウイルス及び/又は有糸***物質 を用いてリンパ球をinvitroで刺激激する請求項9又は10に記載の方法 。
  12. 12.(a)Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスに 特異的に結合し;及び (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体の製造方法であって、前記抗体を分泌するハイプリドー マ細胞系又はその子孫細胞を培養し並びに、このようにして製造したモノクロー ナル抗体を回収することからなる方法。
  13. 13.ハイプリドーマ細胞系が細胞系208/97(ECACC受託番号第88 021901号)である請求項12に記載の方法。
  14. 14.(a)Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスと 特異的に結合し;及び (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体と医薬上許容しうる担体又は希釈剤とからなる医薬組成 物。
  15. 15.細胞系FD5(ECACC受託番号第87061701号)。
  16. 16.検体がRhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスを 含有しているかどうかを検出する方法であって、(a)Rhabdovirid aeの狂犬病群の血清型1群のウイルスに特異的に結合し;及び (b)前記ウイルスを中和する ヒトモノクローナル抗体を検体と接触させること並びに、抗体−抗原複合体が形 成されているかどうかを検出することからなる方法。
  17. 17.狂犬病を発症する危険性の疑いのある人を治療する方法であって、 (a)Rhabdoviridaeの狂犬病群の血清型1群のウイルスに特異的 に結合し;及び (b)前記ウィルスを中和する ヒトモノクローナル抗体の有効量をその人に投与することからなる方法。
JP1504092A 1988-04-07 1989-04-05 狂犬病ウイルス細胞を特異的に認識するヒトモノクローナル抗体、それを産生する細胞、それを含有する処方物及びそれら全ての製造方法 Pending JPH02503751A (ja)

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