JPH02502945A - 楽器、その製造方法及びそのためのキー - Google Patents

楽器、その製造方法及びそのためのキー

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JPH02502945A
JPH02502945A JP63502452A JP50245288A JPH02502945A JP H02502945 A JPH02502945 A JP H02502945A JP 63502452 A JP63502452 A JP 63502452A JP 50245288 A JP50245288 A JP 50245288A JP H02502945 A JPH02502945 A JP H02502945A
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ダンプニー,イアン トレバー
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リオンズ クラリネット カンパニー リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、その °1 ° びそのためのキ一 本発明は楽器、この同種の楽器を製造する方法、及び上述のタイプの楽器のため のキーに関する。
演奏会規格の楽器は、通常、少なくとも一部は手作りであり、従りて、購入する のに高価である。特に、木管楽器は実際の手作業の量に関係している。
クラリネット本体をプラスチック材料から生産することはよ(知られている。一 つの公知のプロセスでは、本体は円錐形の中心主軸を用いて円筒形に鋳造され、 この中心主軸は十分小さな先細形状を達成するために、ある臨界時間に引き抜か れなければならない。特に、内面に於てアンダカットの特徴を鋳造によって形成 することは不可能であり、また、キーの取付は部に於ても同様であるので、その 結果、このプロセスでは、プラスチック本体は、木製のクラリネットと実質的に 同程度の手作業が必要となる。
他の公知のプロセスは、プラスチック本体の2つの分離した半部を鋳造し、続い てこれらの部分を接合して楽器を形成することを含有する(例えば、英国特許第 1188481号WEST、及び英国特許第636245号 RENOを参照せ よ)。しかし、もしこの本体の作製の後、これらの公知の楽器にキーが取り付け られると、相当な量の手作業がやはり必要となる。依然として、キーは取り付け るのに時間がかかり、厄介である。
英国特許第1131065号 PROLLは、2つの縦部分のプラスチック材料 から作製されたおもちゃのトランペットを開示している。バルブは作製している 間に該部分の間に押入される。しかし、完成した製品は、高音質ではなく、作製 プロセスが完了した後にはバルブは取り替えることができない。
本発明の目的は、手作業の量が実質的に減じられた方法で作製された、演奏会規 格の楽器を提供することとである。
本発明の他の目的は、取り付は及び取り替えが容易なキーを有する演奏会規格の 楽器を提供することである。
本発明は、多数の音程孔及び多数のキーを有する管状の本体を備えた楽器であう で、牛−が弾性変形によって本体に取り外し可能に取り付けられ、それぞれのキ ーが容易に速くそして正確に取り替えられ得ることを特徴とする楽器を提供する 。
弾性変形によって本体に取り外し可能に取り付けられたキーが提供されることに よって、これらのキーは、本体の作製に引き続いて本体に素早く容易に取り付け られる。故に、キーを取り付けるのに必要な時間はく従うて、この楽器の生産コ ストは)、実質的に低減される。
これらの牛−は、この楽器の本体の取付部に嵌合されて取り付けられるのが好ま しい。
本体は、好ましくは一体的に鋳造されたキーのための取付部と共に、プラスチッ ク材料によって2つの縦部分に鋳造されるのが好ましく、これらの部分はキーの 取り付けに先立ってそれらの接合面に沿って接続される。
本体を2つの縦部分に鋳造することは、楽器本体の内部の特徴を正確に鋳造し得 る。内部が属人となった音程孔は、それぞれの部分に完全に鋳造される。溝がそ れらの部分の一方又は両方の接合面に鋳造され、これらの部分が接合された時に アンダカット凹部が本体部に形成される。アンダカブト凹部は、鋳造によっては 直接に形成され得ない。
また、本発明は、上述のような楽器のためのキーであって、この楽器への取り付 けと取り外しが容易なように、少なくとも部分的に変形が可能であることを特徴 とする牛−を提供する。
このキーは、それぞれの音程孔の密閉のための取り外し可能なシールを有する音 程孔カバーを有するのが好ましい。
このようなキーは当該楽器に最初に取り付けるのに容易であり、必要なときに取 り替えるのが容易である。従って、キーを取り付ける時の多大な手作業の必要性 が回避される。
更に、本発明は、楽器の管状の本体を作製するステップと、続いてそれにキーを 取り付けるステップとを有する、上述のような楽器を作製する方法であって、キ ーが弾性変形によって本体に取り外し可能に取り付けられていることを特徴とす る方法を提供する。
本体は2つの縦部分に鋳造され、続いてこれらはそれらの接合面に沿って接合さ れるのが好ましい。
キーは、縦部分に鋳造された凹部に嵌合されて取り付けられるのが好ましい。
更に、本発明の特徴は、本発明の全ての態様の好ましい実施例の次の記述によっ て明らかになるであろう。
図に於て: 第1図は、本発明による楽器の本体部の上部縦部分の内部の平面図である; 第2図は、第1図の■−■線に沿った断面図:第3図は、キーが取り付けられた 第1図及び第2図の部分の外部の平面図である; 第4図は、第1図から第3図の上部部分に対応する下部縦部分の内部の平面図で ある: 第5図は第4図のV−V線に沿った断面図である;第6図は、第4図および第5 図の部分の外部の平面図である; 第7図は、互いに接合された、第1図及び第4図に示される上部及び下部縦部分 の、■−■線に沿った断面図である;第8図は第1キーの側面図である: 第9図(a)は第2キーの側面図である;第9図(b)は第9図(a)の第2キ ーの端面図である;第10図(a)は第3キーの側面図である;第10図(b) は第10図(a)の第3牛−の端面図である: 第10図(C)は第1O図(3)及び第1O図(b)の茅3のキーの平面図であ る; 第11図(8)は何れかのキーのカバーの断面図である;ml 1図(b)は第 11図(a)のキーカバーと共に用いるためのシールの断面図である; 第12図は本発明による楽器本体部の短い長さ部分の、キーが取り付けられる他 の手段を示す斜視図である;第13図(1)、(b)及び(C)は、第4のキー のそれぞれ平面図、側面図及び正面図である;第14図(a)及び(b)は゛、 第5のキーのそれぞれ正面図及び平面図である; 第15図(a)、(b)及び(C)は、第6キーのそれぞれ平面図、側面図及び 正面図である; 第16図(a)、(b)及び(C)は、第7キーのそれぞれ平面図、側面図及び 正面図である; 第17図は箪6牛−と第70牛−との連動動作を示す平面図である;及び 第18図は、第1図から第7図に示される本体部と共に用いるための吹口の部分 の斜視図である。
本発明によるクラリネットは、プラスチック材料から別々に鋳造される2つの縦 部分を備えた本体を有している。第1図から第3図は、実質的に半分の円柱形状 を有する上部縦部分10を示している。上部部分10は、外側の部分的円柱表面 11.内側の部分的円柱表面12、及び2つの接合面13を有している。内側表 面12は、断面に於て、上部部分1゜の長さの大部分に対して完全に同様であり 、上部部分10の一方の端部10′に同かって離れている。
音程孔15は上部部分lOに沿って一直線状に並び、両接合面130間の中程に 位置する。音程孔15は、この楽器が演奏されたときに必要な音程が得られるよ うに、予め決められた位置に、上部部分10に沿って配置されている。それぞれ の音程孔15は、内部表面12の近傍に円錐形の属人16を有し、これによって 音量が増加する。音程孔15及び属人また、上部部分10と共に、接合面13に おける外部表面11近傍に設けられた実質的にT形溝17が鋳造される。上部部 分lOのそれぞれのT形溝17は、後述する下部部分の同様なT形溝に対応して いる。対応するT形溝同士は結合して楽器内にT形の凹部を形成し、この凹部は 、後述するように、キーを嵌合されて取り付けられる状態で保持するのに適して いる。
第3図は溝17によって取り付けられた3つのキー80゜90.100を有する 上部部分lOの外部の平面図を示している。これらのキー80,90.100は 音程孔15を覆うように適合されており、以下に詳述されている。キー80及び 90は、外部表面11に位置するキー支持部21の廻りに回動可能であり、キー 支持部21も上部部分1oと共に一体的に鋳造される。
箪4図から第6図は、第1図から第3図に示した上部部分10に結合するための 下部縦部分4oを示している。下部部分40も、実質的に半円柱形状を有し、外 部の部分的円柱表面41、内部の部分的円柱表面42、及び2つの接合面43を 有している。内部表面42は、断面に於て、下部部分4゜の長さの大部分に対し 完全に同様であり、上部部分1oの内部表面12の一様さに対応している。内部 表面42は、下部部分40の端部40’ に向かって離れている。音程孔45は 下部部分40に沿って一直線状に並び、接合面43の間の中程に位置する。音程 孔45は、下部部分40の外部及び内部表面41及び42を越えて延びる管状の 突出部46に囲まれている。突出部46は、楽器により生じる音質を同上させ、 下部部分40と一体的に鋳造される。
上述したように、上部部分100T形溝に対応するT形溝47は、外部表面41 近傍の接合面43に位置する。この溝47も、下部部分40と共に一体的に鋳造 される。該溝47は、上部及び下部部分1O540が、それらの接合面13.4 3で結合された時に、上部部分10の溝17に直線状に整合するように接合面4 3に配置されている。下部部分4oは、また、調節可能あるいは固定の親指休止 部(図示せず)を有している。
第7図は、上部部分10及び下部部分40を有する楽器の本体部70の断面図を 示している。第1図及び第4図に示された■−■線の断面図を示している。これ らの部分10.40がそれらの接合面13,43に沿うで溶接されたときに、内 部表面12.42は本体部70に完全に円柱の穴を形成する。溝17.47は結 合して、嵌合されて取り付けられた状態でキーを保持するためのT形凹部77を 本体部70の側部に形成する。
第8図、第9図及びjl!10図は上述の本体部70と共に用いるのに適したキ ー80.90,100を示している。第8図に於て、キー80は本体部70の凹 部77によって保持された(第7図を見よ)弾性のある脚部81を有している。
脚部81は、弾性のある基部に対して押し付けられ、該凹部に内に嵌合されて取 り付けられる。また、キー80は回動基部82を有し、この回動基部82は、第 3図に示すキー支持部21に隣接し、その廻りに音程孔カバー83が回動する。
音程孔カバー83は、本体部70に押し付けられた時に音程孔15を覆って、閉 じるようにされている。音程孔カバー83は、ばね部84によって本体部70か ら離れるように強いられ、ばね部84は、音程孔を閉じる必要の無い時ばかりで はなく、はんの少しの努力で音程カバー83が本体部70の方へ押されるように 、本体部70から離れた位置に音程孔カバー83を保持するのに十分な弾性を供 給するように形作られている。ばね部84の長さは、一旦、脚部81が凹部に係 合されたら、キー80がキー支持部21から外れないようにされる。
箪9図(a)及び(b)は、第8図に示すそれと同様のキー90を示している。
キー90は、弾性のある2つのセットの脚部91を有し、それぞれ凹部77に嵌 合されて取り付けられるように(第7図を見よ)されている。第9図(b)は、 ばね部94の側面図を示し、ばね部94は、音程孔カバー93を、圧力が加えら れるまで必要な位置に保持する。
第10図(a)、 (b)及び<c>は異なるタイプのキー100を示しており 、このキー10oは部分10,40の端部10′及び40′に隣接する音程孔1 5を覆うために用いられる。キー100は楽器本体部に、合くぎ及び本体部の凹 部によって取り付けられる。脚部101は、凹部に嵌合されて取り付けられ、ば ね部104は音程孔を閉じる必要の無いときに音程孔カバー103が本体から離 れて支持されるように、合くぎに対して隣接している。合くぎ106を有する回 動部105が脚部101を越えて延びており、回動部105は、本体部70の縦 軸に実質的に平行な方向に、例えば引張り棒(図示せず)によって引っ張られた ときに、ばね部104の弾性のある基部に対して回動部105と音程孔カバー1 03を回動させる。このように、音程孔は、該音程孔から離れた位置から、引張 り棒の作用によって閉じられる。また、牛−100は、・2つのこのようなキー が、第10図(C)に示される反対の方向に位置するように形作られる。このよ うに反転したキーのばね部は、逆に引張り棒によって作動されるまで音程孔を閉 じるように合(ぎに隣接している。1以上のこのようなキーが1つの引張り棒に よって駆動され得る。
上述のキー80,90、Zooの全てはプラスチック材料で一体的に鋳造され得 る。フポリマの形のポリアセチルは、良好な弾性特性を有する適切な材料である 。それぞれのキーは、欠陥キーを単に取り除き、そして、新たなそれを適切なT 形の凹部に嵌合されて取り付けることにより、交換可能である。これは道具なし に手で行われ得る。
上述の実施例に示される凹部は、実質的にT形である。しかし、2つの非アンダ カットの溝の結合、又は1つのこのような溝とフラットな表面との結合により、 アンダカット凹部を生ずることを目的として、L形の凹部を用いて同じ結果を得 ることは同様に可能である。
+−80,90、Zooの更なる特徴は、それぞれの音程孔カバー83.93. 103が、゛第11図(a)に示されているような断面に形成され得ることであ る。それぞれのカバー113の内側は、該カバー113と一体的に鋳造された凹 部117となっており、カバー113は、東11図(b)に示されるように、シ ーリングパッド118を保持することに適合している。このようなシーリングパ ッドは、シリコンゴムで形成され得、凹部117と、僅かに円錐状のシーリング パッド118上に位置する小さな舌片119によって、カバ113の内面に、交 換可能に嵌合されて取り付けられる。このようなパッドは一般的に用いられる皮 革パッド(hide pad)より長い寿命を有し、交換するのに容易でかつ安 価である。
キーカバーの小さな配列のずれは、シーリングパッド118の弾性によって容易 に補償される。
キーはT形又はL形の凹部以外の手段によっても、本体に取り付けることができ 、他の取付部の例が、東12図に示されている。
第12図は、キーのための取付部121% 122.123を有する楽器本体部 120を示している。溝121は、本体部120に沿って縦方同に延び、キーの 脚部を保持する部分として盲凹部121’ を有している。溝121によって本 体部120に取り付けるのに適したキー130が、第13図に示されている。
共に作動する相補キー150°、160の1組が、突出部122及び溝123に よって本体部120に取り付けられている。突出部122及び溝123は、2つ の部分に作製された本体部120と共に一体的に鋳造される。キー150′の脚 部を保持するための穴122”は、キー150′の取付に先立って結合された2 つの部分の突出部122に形成されている。
第13図は、キー130をより詳細に示している。該キー130は、第12図の 溝121に保持されるのに適した脚部131を有している。一方の脚部131は 、凹部121”に保持されるのに適したつま先1311を有している。キー13 0は弾性のあるプラスチック材料でなり、溝121内で回動し得るように溝12 1に嵌合されて取り付けられ得る。音程孔カバーがキーにより覆われる音程孔か ら離れた位置にキー130を片寄らせるための、バイアス手段(図示せず)が備 えられている。
第14図は、第13図のキーと同様の特徴を有するキー140を示している。取 付手段が、脚部141が東12図に示されている溝121’ と同様の溝に嵌合 されて取り付けられるように、つま先141′ と共に備えられている点で、同 様である。
第15図及び第16図は、共に作動する2つのキー150.160を示している 。キー150は、東12図に示されている突出部122の穴122′に係合し得 る脚部151を有している。キー150は半球状の凹部152をその下側に有し 、この凹部152はキー160の上部における一部が球状となった部分162と 共に作動する。キー160の脚部161は、第12図に示される溝123に適合 し、キー160は、キー150によって適所に保持されている。キー150.1 60が互いに取り付けられた状態は、第17図に示されている。
バイアス手段(図示せず)はそれぞれの音程孔が覆われる位置に保持される。フ ィンガパッド163が押し下げられた時、部分的に球状部分162は、凹部15 2内でキー150を外すことなく回転する。このようにキー150によって覆わ れた音程孔は開けられる。フィンガパッド153が押し下げられた時、互いに係 合する舌片(図示せず)は、キー160をキー150と共に回転させ、両方のキ ー150,160によって閉じられた音程孔は開けられる。
すでに詳述した本体部は、演奏可能な楽器となるように吹口及びベルを保持し得 るものでなければならない。従来の木製のベル及び吹口が取り付けられるように 、従来の連結部が本体部に備えられている。ベル及び吹口もまた、プラスチック 材料から一体的に鋳造され得る。プラスチックの吹口の特徴は、適切な位置に嵌 合されて取り付けられたリードガード、及び吹口と一体的に鋳造され得る連結取 付部分とを有し得る。
0−リングのシールが、ベル、吹口及び本体部の間に備えられ得る。
吹口の特に有利な形状は、予め鋳造された2つの縦部分から作製されるそれであ る。このような部分の一方が、第18図に示されている。吹口180は接合面1 83を有し、これに沿うて、部分180は同様の部分に結合される。吹口を2つ の部分に作製する利点は、完成した楽器の音質を向上させる、なだらかな輪郭を 示す壁を有するように、中心穴184が鋳造されることである。
上述の楽器は、教育に適した高い品質の、丈夫な、高価でないクラリネットであ る。傷つき易い部分は容易に交換でき、完成した楽器は軽く、例えば8−10歳 の子供が演奏するのも容易である。キーの配列は、他のクラリネットへの転換に 、最小の労力のみを必要とするようにされている。
他の楽器が上述と同様な方法で構築し得ることが考察される。これに適した楽器 は、フルート、オーボエ、サキソフォーン、おそら(他の木管又は金管楽器であ る。また、交換可能な嵌合されて取り付けられたキーを、他の方法で作製された 楽器にも適用することは可能である。従来のように取り付けられたキーは、合成 材料の交換可能な嵌合されて取り付けられたシーリングパッドを保持するのに適 合することができ、あるいは、それに代えて、合成シーリングパッドは、キーの 外面と係合するシーリングパッドの弾性のある外側の周縁部を変更することなく 、存在するキーに取り付けられ得る。
上述の楽器の゛本体部は、第1図から第6図に示される2つの縦部分の鋳造によ って容易に作製され得、これらの縦部分は属人音程孔とキーを保持するための凹 部及び溝とを有する、全ての取付部及び内部の特徴を持って完成される。これら の部分は、例えば溶接によって接合面に沿って結合され得る。
プラスチック材料によって別々に鋳造されるキーは、本体部上の適切な位置に嵌 合されて取り付けられる。バイアス手段(例えば板ばね)は、いくつかのキーに は取り付けのために必要であり、そして、これは本体部にキーを嵌合させて取り 付ける前、又は取り付けている間に行われ得る。もちろん、本体部に取り付けら れる必要のあるキーは全てが同一ではなく、そして、本体部の適切な位置にキー を取り付けるように注意を払わなければならない。
吹口及びベルは本体部に取り付けられ、演奏可能な楽器を形成する。これは、キ ーを取り付ける前、又は後に行われ得る。吹口及び/又はベルは規格のデザイン のものであり得、又は上述のように2つの縦部分に作製され得る。もし望むなら 、吹口及びベルは縦部分と共に一体的に鋳造され得る。
〉−一 FIG、7゜ FIG、Da       FIG、13b、    FIG、Dc。
国際調査報告 国際調査報告 GB 8800195 SA  21322

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.多数の音程孔(15)と多数の演奏用キー(80,90,100,130, 140,150,160)とを有する管状本体(70,120)を備えた楽器で あって、それぞれのキー(80,90,100,130,140,150,16 0)が容易に、速く、且つ正確に交換され得るように、弾性変形によって該キー (80,90,100,130,140,150,160)が本体(70,12 0)に取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする楽器。
  2. 2.それぞれのキー(80,90,100,130,140,150,160) がプラスチック材料でなる請求項1に請求されている楽器。
  3. 3.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)がパチ ンと取り付けることにより、前記本体(70,120)に取り付けられている請 求項1又は2に請求されている楽器。
  4. 4.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)が少な くとも部分的に弾性変形が可能である請求項1から3の何れかに請求されている 楽器。
  5. 5.少なくとも1つのキー(80,90,100,120)が、それぞれの音程 孔(15)から離れろように片寄せられた音程カバー(83,93,103)を 有する、先行する請求項の何れかに請求されている楽器。
  6. 6.それぞれの音程カバー(83,93,103)が、それぞれの音程孔(15 )を密閉するための取り外し可能なシール(118)を保持する、請求項5に請 求されている楽器。
  7. 7.前記管状本体部(70,120)が、プラスチック材料から鋳造され、且つ 、それらの接合面(13,43)に沿って結合されている2つの縦部分(10, 40)を有する、先行する請求項の何れかに請求されている楽器。
  8. 8.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)を前記 本体部(70,120)に取り付けらる取付部(21,77,121,122, 123)が、前記縦部分(10,40)と共に一体的に鋳造されている、請求項 7に請求されている楽器。
  9. 9.前記取付部(21,77,121,122,123)が、前記接合面(13 ,43)内または近傍に位置する鋳造された溝(17,47)によって結合され た前記部分(10,40)上に形成されたアンダカット凹部(77)を有する、 請求項8に請求されている楽器。
  10. 10.前記取付部(21,77,121,122,123)は、本体部(70, 120)における縦部分(10)の少なくとも1つの外面(11)上に位置する 少なくとも1つの溝(121,123)を有する、請求項8又は9に請求きれて いる楽器。
  11. 11.前記取付部{(21,77,121,122,123)は、前記キー(8 0,90)の1つがその回りに回動可能な少なくとも1つのキー支持部(21) を有する、請求項8から10の何れかに請求されている楽器。
  12. 12.前記取付部(21,77,121,122,123)が、前記縦部分(1 0)の1つの前記外面(11)から突き出た少なくとも1つの合くぎを有する、 請求項8から11の何れかに請求されている楽器。
  13. 13.少なくとも1つのキー(100)が、前記合くぎに対して作用し、且つ、 該キー(100)を予め決められた位置に片寄せる板ばね(104)を有してい る、請求項12に請求されている楽器。
  14. 14.前記キー(100)が、開いた位置に片寄せられている、請求項13に請 求されている楽器。
  15. 15.前記接合面(13,43)が、前記管状本体部(70,120)のある1 つの直径の何れか一方の端部に位置している、請求項7から14の何れかに請求 されている楽器。
  16. 16.前記キー(100)の少なくとも1つが、引張り棒によって操作可能であ る、先行する請求項の何れかに請求されている楽器。
  17. 17.更に、本体(70,120)に取り外し可能に取り付けられた吹口及びベ ルを有する、先行する請求項の何れかに請求されている楽器。
  18. 18.前記吹口が、2つの縦部分(180)に鋳造され、続いて2つの接合面( 183)に沿って結合されている、請求項17に請求されている楽器。
  19. 19.前記楽器がクラリネットである、先行する請求項の何れかに請求されてい る楽器。
  20. 20.前記楽器がサクソフォーンである、請求項1から18の何れかに請求され ている楽器。
  21. 21.前記楽器がフルートである、請求項1から18の何れかに請求されている 楽器。
  22. 22.添付の図面に関連し、及び示されている、以上に実質的に記述されている 楽器。
  23. 23.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)は、 前記楽器への取り付け及び取り外しを容易にするために、少なくとも部分的に弾 性変形が可能であることを特徴とする、先行する請求項の何れかに請求されてい る楽器のためのキー。
  24. 24.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)が弾 性的に変形可能な脚部(81,91,101,131,141,151,161 )を有する、請求項23に請求されているキー。
  25. 25.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)がプ ラスチック材料から一体的に鋳造されている、請求項23又は24に請求されて いるキー。
  26. 26.それぞれの音程孔(15)を密閉するための取り外し可能なシール(11 8)を有する音程カバー(83,93,103)を備えた、請求項23から25 に請求されているキー。
  27. 27.前記シール(118)が前記音程カバー(83,93,103)に嵌合さ れて取り付けられている、請求項26に請求されていろキー。
  28. 28.前記シール(118)がシリコンゴムでなる、請求項26又は27に請求 項されているキー。
  29. 29.添付図面の第3図及び第8図から第17図に示されている実施例に関連し て、以上に実質的に記述されたキー。
  30. 30.前記楽器の前記管状本体部(70,120)を作製し、続いてキー(80 ,90,100,130,140,150,160)をそれに取り付けるステッ プを有する、請求項1から22の何れかに請求されている楽器を作製するための 方法であって、該キー(80,90,100,130,140,150,160 )が、弾性変形によって該本体部(70,120)に取り外し可能に取り付けら れることを特徴とする方法。
  31. 31.前記キー(80,90,100,130,140,150,160)が、 前記楽器の前記本体(70,120)に嵌合されて取り付けられる、請求項30 に請求されている方法。
  32. 32.前記本体部(70,120)が、プラスチック材料から2つの縦部分(1 0,40)を一体的に鋳造することと、その後に該部分(10,40)をその接 合面(13,43)に沿って結合することとによって作製される、請求項30又 は31に請求されている方法。
  33. 33.添付の図面に関連して、以上に実質的に記述されている方法。
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