JPH025019A - 模様付き眼鏡用レンズとその眼鏡用レンズを有する眼鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、レンズの表面に模様を施した眼鏡用レンズと
その眼鏡用レンズを有する眼鏡に関する。

（従来の技術とその問題点） 眼鏡用レンズの表面に模様を施すと視界が妨げられて実
用には適さない。このため、眼鏡のデザイン化は眼鏡フ
レームや眼鏡用レンズの形状を変化させるに止どまり、
眼鏡用レンズの表面に図柄などの模様を施すことは困難
視ｙれていた。眼鏡用レンズへのデザインとしてはレン
ズ自体に初めから均−或いは部分的に色付けした所謂サ
ングラスがあったに過ぎない。

本発明は、眼鏡用レンズを用いる人にとっては視界が妨
げられることのない模様付き眼鏡用レンズ及びそれを用
いた眼鏡の提供を目的とするもので′ある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、眼鏡用レンズ外側表面に模様を描き起し、そ
の模様が描かれた着色領域に、当該着色を除いた透視窓
を間隔を置いて多数形成した構成としたものである。

（作用） 模様を構成する着色が施された領域内に、当該着色従っ
て模様の一部を取り除いた多数の透視窓を形成すること
によって、使用者はその透視窓を通して外景をみること
ができ、視野は妨げられない。

他方、眼鏡使用者以外の者にとってｌ±、当該眼鏡用レ
ンズに施された模様が認められ、使用者の目はその模様
によって妨げられて１、見ることができない。

（実施例） 以下、本発明を実施の一例を示す図面に基づいて説明す
る。

第１図に於て、図中の符合１０は眼鏡、１２はそのフレ
ーム、１４はそのツルで１６は眼鏡用レンズである。

図示の眼鏡用レンズ１６は左右の眼鏡用レンズを一体に
成形したものであるが、左右の眼鏡用レンズが分離され
た普通タイプのものでもよい。眼鏡用レンズ形状は任意
である。

又、眼鏡用レンズ１６１士ガラスやプラスチック等普通
に用いられる材質のもので、眼鏡用として使用できる程
度に透明であればよい。従って、そのレンズは光を弱め
るための色付かされている色ガラス等であってもよい。

第２図に於て、図中の符合２０は眼鏡用レンズ１６の内
側を向いた内側表面を、符合２２は眼鏡用レンズ１６の
外側を向いた外側表面を示している。眼鏡用レンズ１６
の内側表面２０と外側表面２２どの間隔即ちレンズの厚
みは大きくても小さくてもよい。

第２図及び第３図に於て、図柄等の着色された模様１８
は、適当な印刷手段等によって眼鏡用レンズ１６の外側
表面２２に施こす。しかし、そこに施された模様１８着
色領域内には、透視窓としての小円２６が適当な間隔を
おいて多数形成されている。

これら小円２６によって囲まれた外側表面２２、即ち小
円２６の内部は、模様１８を構成する着色、例えば顔料
や塗料等が取り除かれた状態となっている。即、着色さ
れる前の眼鏡用レンズの表面状態（空白）となっている
。従って、模様１８は、正確には、これらの小円２６と
小円２６との相互の間の領域の外側表面２２に施された
状態となっており、小円模様１８は多数キセ纜によって
例えばハチの巣状に分断された状態となっている。そし
て、これらの小円２６と小円２６との相πの間の領域は
模様（顔料や塗料１８）の着色によって不透明となって
いる。

これらの小円２６は、例えば、黒っは°い線で描いた円
でもよいし、単に模様従って着色を抜いた形で形成して
もよい。

又、線書きによる小円２６の場合には、模様１８の着色
領域を越えて、眼鏡用レンズ１６の全面にわたって形成
してもよい。

更に又、実施例の透視窓は小円２６としているが、その
形は卵形等の楕円形でも、或いは六角形等の多角形であ
ってももよい。

尚、２つの色を分ける境界線２８は、できるだけ上記透
視窓部ち実施例では小円２６の円弧の一部を利用し、こ
れが利用できない小円２６と小円２６との間での色分け
の境界線２８は、小円２６と小円２６とを結ぶ最短距離
とするのが望ましい。

又、第３図中の符合２４は、一定の間隔をおいて連続的
に配設された一部の透視窓（小円２６）を示している。

このように、本発明では、眼鏡用レンズ１６の外側表面
２２に適当な間隔、例えば、一定間隔で透視窓としての
小円２６を多数配設し、この小円２６と小円２６との間
の領域に、不透明な模様１８を施した構成とした。

これによって、眼鏡用レンズ或いはこれを用いた眼鏡を
外から見る人は、光の反射によってその模様１８が見え
るが、その強い反射によって小円２６を通して、眼鏡を
掛けている人の目を見ることができない。

しかも、眼鏡から約１．５ｍ＠れると外から見ている人
は、小円２６が模様１８にすっかり混ざり合ってしまう
ため、個々の小円２６をそれと認識することができない
。

他方眼鏡を掛けている人は、模様１８に邪魔されること
なく、小円２６を通して、外界を見ることができる。こ
の場合、多数の小円２６を一定の間隔で均等に形成して
おく程、小円２６の形状はホヤけて、外景は一体的に視
認される。

（発明の効果） 以」−のように本発明によれば、眼鏡用レンズ表面に間
隔をおいて多数の透視窓を設け、これらの透視窓の間を
着色することによって模様を施こすと、眼鏡用レンズ或
いはこのレンズを用いた眼鏡を掛けている人は視界が妨
げられることなく眼鏡用レンズを通して外を見ることが
できるが、他の人から見ると、眼鏡用レンズ表面に施さ
れた模様が認められるだけで、その模様の存在によって
眼鏡使用者の視線を見ることができない。

又、本発明によればどのような模様をも眼鏡用レンズに
施すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は眼鏡の正面側斜視図 第２図は第１図Ａ−Ａの一部断面図、 第３図は第１図Ｂ−Ｈの一部拡大図である。 ０・・・眼鏡 ４・・・ツル ８・・・模様 ２・・・外側表面 ８・・・境界線 １２・・・眼鏡フレーム １６・・・眼鏡用レンズ ２０・・・内側表面 窓 ２６・・・透視孔（小円）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、レンズの外側表面に模様を描き起し、その模様が描
   かれた着色領域に、当該模様の着色を除いた多数の透視
   窓を一定の間隔を置いて形成することによって、レンズ
   を内側から見る人は、透視窓を通してレンズの外を見る
   ことができ、レンズを外側から見る人は、レンズの表面
   に施された模様を見ることができることを特徴とする模
   様付き眼鏡用レンズ。２、前記透視窓は小円である特許
   請求の範囲第１項記載の模様付き眼鏡用レンズ。 ３、前記模様は不透明である特許請求の範囲第１項記載
   の模様付き眼鏡用レンズ。 ４、前記模様は不透明である特許請求の範囲第２項記載
   の模様付き眼鏡用レンズ。 ５、少なくとも１つの眼鏡用レンズの外側表面に模様を
   描き起し、その模様が描かれた着色領域に、当該模様が
   除かれた多数の透視窓を一定の間隔を置いて形成するこ
   とによって、眼鏡を掛けている人は視界が妨げられるこ
   となく眼鏡用レンズを通して外を見ることができ、他の
   人には、眼鏡用レンズの表面に施された模様が認められ
   ることを特徴とする模様付き眼鏡用レンズを有する眼鏡
   。 ６、前記透視窓は小円である特許請求の範囲第５項記載
   の模様付き眼鏡用レンズを有する眼鏡。 ７、前記模様は不透明である特許請求の範囲第５項記載
   の模様付き眼鏡用レンズを有する眼鏡。 ８、前記模様は不透明である特許請求の範囲第６項記載
   の模様付き眼鏡用レンズを有する眼鏡。