JPH0249303Y2 - - Google Patents

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JPH0249303Y2
JPH0249303Y2 JP1984001160U JP116084U JPH0249303Y2 JP H0249303 Y2 JPH0249303 Y2 JP H0249303Y2 JP 1984001160 U JP1984001160 U JP 1984001160U JP 116084 U JP116084 U JP 116084U JP H0249303 Y2 JPH0249303 Y2 JP H0249303Y2
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JP
Japan
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sides
corner
mounting board
elastic strip
fixing member
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JP1984001160U
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JPS60112535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建築物の壁面、あるいは、柱体の出
隅部分の構成に使用する出隅部材に関するもので
ある。
従来、この種の出隅部分はコーナービートを取
付けることによつて仕上げていたが、コーナービ
ートはアンカーの埋設によつて固定するので施工
が面倒であるばかりか、角部に物品が当つた際、
物品が破損したり、壁面等の角部が欠けて補修を
要することが多いし、また、身体が衝突した際に
は怪我をしやすい欠点があつた。
この考案は壁面や柱体の出隅部分の構成を簡単
に行えるようにすると共に、出隅部分に緩衝性を
付与して物品の破損や出隅部分の欠け、怪我を未
然に防ぐことを主目的とするものである。そし
て、その主たる構成とするところは、出隅部材を
固定部材と弾性条体とより構成し、固定部材には
取付基板を設けると共に、該取付基板の両端に当
付辺と仕切辺とを各々形成する。前記仕切辺の間
に軟質合成樹脂よりなる弾性条体を溶着したもの
である。従つて、出隅部分の構成や施工が簡便に
行えると共に、物品の破損や出隅部分の欠け、怪
我を未然に防ぐ等の効果が得られるものである。
次にこの考案の実施例を図面について説明する
と、出隅部材Aは、固定部材1と、該固定部材1
に成形時一体化される弾性条体2とから構成され
ている。前記固定部材1は硬質合成樹脂より構成
され、その長手方向に取付基板3を設けると共
に、取付基板3の両端には、出隅部分に当接する
当付辺4,4を形成してある。また、前記取付基
板3には、当付辺4,4と略直角方向に仕切辺
5,5を各々形成してある。また、当付辺4,4
には所定間隔を設けてモルタル13等の侵入を容
易にする貫通孔6,6を穿設してある。弾性条体
2は、軟質合成樹脂より構成され、その外側に角
部7を形成すると共に、他の外周に仕切辺5,5
と成形時溶着一体化する側辺8,8と、取着基板
3に溶着一体化する底部10を形成せしめてあ
る。また、前記弾性条体2には緩衝用の空洞とな
る中空部9を貫通せしめてある。符号13は仕上
げ用モルタルを示し、14は壁面や柱体の躯体、
15は前記モルタル13に代えて用いる石膏ボー
ド等の化粧板を示したものである。
この考案は上述の如き構成からなり、この出隅
部材Aは、第3図に例示するように壁面や柱体の
躯体14の出隅部分に固定部材1の当付辺4,4
を当付け、これをモルタルで押さえて仮固定せし
める。そして、出隅部材Aの仕切辺5,5を境と
してモルタルを塗つて仕上げる。なお、第4図に
示す如く、化粧板15,15を張着する場合は、
化粧板15,15の端部を仕切辺5,5に突き合
わせて仕上げればよい。
この考案は上述の如きものであつて、壁面や柱
体の出隅部分の構成がきわめて容易に行えるばか
りか、出隅部分が緩衝性を有するから、物品が当
つた際、物品の破損は勿論のこと、出隅部分の欠
けを未然に防ぎ、また、身体が衝突しても怪我を
することがない。
更に、固定部材の取付基板に当付辺を形成せし
めたので、壁面や柱体の躯体等に安定して当接で
き、施工が容易となると共に、取付基板と当付辺
によつて固定部材を補強する効果がある。また、
前記当付辺と各々直角に各仕切辺を設け、仕切辺
間に弾性条体を一体的に設けたので、美しい仕上
がりと共に、容易に破損したり、物品や身体が当
つても、物品の破損や角部の欠け、怪我等が生じ
ない効果がある。更に、出隅部分のモルタル仕上
げが容易で、モルタルと仕切辺との分れ目が美し
い仕上がりとなる効果がある。また、各仕切辺の
高さ寸法を適宜設定する事によつて、モルタルの
塗着層の増減及び化粧板等の場合は、その厚さを
適宜調整できると云う実利的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は出隅部材の斜面図、第2図は弾性条体
の斜面図、第3図この考案を施工した場合の横断
平面図、第4図は化粧板を使用した他の実施例の
横断平面図である。符号Aは出隅部材、1は固定
部材、2は弾性条体、3は取付基板、4は当付
辺、5は仕切辺、7は角部、8は側辺、9は中空
部、13はモルタル、14は躯体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物のコーナー壁面及び柱体の出隅部分に装
    着する出隅部材に於いて、前記出隅部材Aは、固
    定部材1と、該固定部材1に一体化される弾性条
    体2とから構成され、該固定部材1は硬質合成樹
    脂より成形されると共に、長手方向に取付基板3
    を形成し、該取付基板3の両端には、出隅部分に
    当接する当付辺4,4を形成し、且つ該取付基板
    3には、該当付辺4,4と略直角方向に仕切辺
    5,5を各形成し、前記当付辺4,4には、所定
    間隔を設けてモルタル13等の浸入を容易とする
    数個の貫通孔6,6…を穿設し、前記弾性条体2
    は軟質合成樹脂を以て長手方向に成形され、その
    外側に角部7を形成すると共に、他の外周に該仕
    切辺5,5と一体化する側辺8,8を形成し、且
    つ該取付基板3と接合する底部10を一体に形成
    し、前記弾性条体2には、長手方向に緩衝用の中
    空部9を貫通したことを特徴とする出隅部材。
JP116084U 1984-01-09 1984-01-09 出隅部材 Granted JPS60112535U (ja)

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JP116084U JPS60112535U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 出隅部材

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JP116084U JPS60112535U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 出隅部材

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JPS60112535U JPS60112535U (ja) 1985-07-30
JPH0249303Y2 true JPH0249303Y2 (ja) 1990-12-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003213890A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Nichiha Corp 出隅部施工構造及び出隅部施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041691U (ja) * 1973-08-15 1975-04-26

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